JP2003221079A - 保温容器 - Google Patents
保温容器Info
- Publication number
- JP2003221079A JP2003221079A JP2002016310A JP2002016310A JP2003221079A JP 2003221079 A JP2003221079 A JP 2003221079A JP 2002016310 A JP2002016310 A JP 2002016310A JP 2002016310 A JP2002016310 A JP 2002016310A JP 2003221079 A JP2003221079 A JP 2003221079A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat insulating
- container
- heat
- urethane
- styrofoam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Packages (AREA)
- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】発泡スチロールを基材とした保温容器にウレタ
ンコーティングをすることで、軽量で耐磨耗性、防水性
の高い保温性に優れた保温容器。 【解決手段】発泡スチロール１の表面をアクリル系エマ
ルジョンを塗布してさらに含浸シートを含浸して下地層
を形成しさらにウレタン樹脂を塗布して乾燥し固化した
ことを特徴とする。
ンコーティングをすることで、軽量で耐磨耗性、防水性
の高い保温性に優れた保温容器。 【解決手段】発泡スチロール１の表面をアクリル系エマ
ルジョンを塗布してさらに含浸シートを含浸して下地層
を形成しさらにウレタン樹脂を塗布して乾燥し固化した
ことを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】本発明は、保温容器、例えば
介護用の食事を運搬するための宅配用保温容器に関する
ものである。
介護用の食事を運搬するための宅配用保温容器に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来は、断熱された状態で食品を搬送す
る場合は、中空のプラスチック製容器にウレタンフォー
ムを注入した容器か、もしくは発泡スチロール製の容器
が使用されていた。即ち、食器に入ったご飯、味噌汁、
オカズ等を前述のプラスチック容器もしくは発泡スチロ
ール容器にて、密閉された状態で保温されて搬送されて
いる。発泡スチロール、ウレタンフォームは内部に空気
を大量に含んでいるために、保温容器、断熱容器の材料
としては、広く使用されている。
る場合は、中空のプラスチック製容器にウレタンフォー
ムを注入した容器か、もしくは発泡スチロール製の容器
が使用されていた。即ち、食器に入ったご飯、味噌汁、
オカズ等を前述のプラスチック容器もしくは発泡スチロ
ール容器にて、密閉された状態で保温されて搬送されて
いる。発泡スチロール、ウレタンフォームは内部に空気
を大量に含んでいるために、保温容器、断熱容器の材料
としては、広く使用されている。
【０００３】
【発明が解決をしようとする課題】解決しようとする問
題点は、中空プラスチック容器は保温性、洗浄性には優
れているが、金型代の負担が大きい。また、発泡スチロ
ール製保温容器は、成型も容易で安価であり、軽量であ
るが洗浄に不向きである。また、発泡スチロールを厚く
すれば、保温効果は増すが、搬送効率が問題になる。
題点は、中空プラスチック容器は保温性、洗浄性には優
れているが、金型代の負担が大きい。また、発泡スチロ
ール製保温容器は、成型も容易で安価であり、軽量であ
るが洗浄に不向きである。また、発泡スチロールを厚く
すれば、保温効果は増すが、搬送効率が問題になる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、発泡スチロール表面の加工方法は表面に合成樹脂系
エマルジョン、例えばアクリル系を塗布することによ
り、発泡スチロール表面の溶かすことを解決した。そし
て、含浸シート、例えば不織布とアクリル系エマルジョ
ンを含浸させて下地層を形成するで発泡スチロールの強
度を増すことができる。さらに下地層の上に合成樹脂樹
脂、例えばウレタン樹脂等をコーティングすることで密
着性の高い、耐衝撃性、耐候性などに優れた保温用コー
ティング層で被膜することを特徴とする。
に、発泡スチロール表面の加工方法は表面に合成樹脂系
エマルジョン、例えばアクリル系を塗布することによ
り、発泡スチロール表面の溶かすことを解決した。そし
て、含浸シート、例えば不織布とアクリル系エマルジョ
ンを含浸させて下地層を形成するで発泡スチロールの強
度を増すことができる。さらに下地層の上に合成樹脂樹
脂、例えばウレタン樹脂等をコーティングすることで密
着性の高い、耐衝撃性、耐候性などに優れた保温用コー
ティング層で被膜することを特徴とする。
【０００５】さらに、最表面の合成樹脂に顔料を加える
ことで、装飾目的の色調と艶が得られることを特徴とし
た手法である。
ことで、装飾目的の色調と艶が得られることを特徴とし
た手法である。
【０００６】また、コートティングされたウレタン樹脂
の上にシリコン樹脂をコーティングすることで食器等が
保持され易くなり、搬送中の振動音や食器の保護にもな
ることを特徴とする。
の上にシリコン樹脂をコーティングすることで食器等が
保持され易くなり、搬送中の振動音や食器の保護にもな
ることを特徴とする。
【０００７】
【実施例】図１から図5は本発明の発泡スチロールの表
面のコーティング方法を説明する図である。図１は成型
された所定の形状の発泡スチロールの母材であり、この
母材１の表面２には、アクリル系エマルジョン3を塗布
した状態図２にして、図３はさらにその上に不織布4を
含浸状態にし、これを下地層とする。なお、必要に応じ
てアクリル系エマルジョンと不織布の組み合わせは数層
にすることも可能である。
面のコーティング方法を説明する図である。図１は成型
された所定の形状の発泡スチロールの母材であり、この
母材１の表面２には、アクリル系エマルジョン3を塗布
した状態図２にして、図３はさらにその上に不織布4を
含浸状態にし、これを下地層とする。なお、必要に応じ
てアクリル系エマルジョンと不織布の組み合わせは数層
にすることも可能である。
【０００８】さて、この状態でアクリル系エマルジョン
が乾燥させ下地剤5が形成される。この状態ではアクリ
ル系エマルジョンが硬化することで発泡スチロールとの
密着が保持され、さらに不織布4を含浸することで下地
層は剛性を有して、発泡スチロールを曲げても折れにく
くなり、割れなども発生しない。
が乾燥させ下地剤5が形成される。この状態ではアクリ
ル系エマルジョンが硬化することで発泡スチロールとの
密着が保持され、さらに不織布4を含浸することで下地
層は剛性を有して、発泡スチロールを曲げても折れにく
くなり、割れなども発生しない。
【０００９】さらに、強度が必要とする場合はアクリル
系エマルジョンと不織布の組み合わせからなる下地層を
2層3層にすることで強度を増すことが可能となる。
系エマルジョンと不織布の組み合わせからなる下地層を
2層3層にすることで強度を増すことが可能となる。
【００１０】さらに、この下地層の上に装飾と衝撃緩和
を目的でウレタン樹脂を塗装することで、発泡スチロー
ル表面が外観上は艶のある滑らかなウレタン被膜をコー
ティングした状態図５になる。また、ウレタンの特性で
ある耐衝撃性が加味される。
を目的でウレタン樹脂を塗装することで、発泡スチロー
ル表面が外観上は艶のある滑らかなウレタン被膜をコー
ティングした状態図５になる。また、ウレタンの特性で
ある耐衝撃性が加味される。
【００１１】さらに、ウレタンコーティング皮膜の上に
シリコン樹脂をコートティングすることで保温容器と食
器の保持力を向上させることで、食器の保護と搬送中の
音の発生を抑制できる。
シリコン樹脂をコートティングすることで保温容器と食
器の保持力を向上させることで、食器の保護と搬送中の
音の発生を抑制できる。
【００１２】
【発明の効果】本発明に関する発泡スチロール製の保温
容器で以下の効果が期待できる。 (1) 下地層は硬化すると発泡スチロールと強固に密着
する。また不織布を含浸することで、柔軟性が向上して
割れなどの発生を防げる。さらに表面をウレタン樹脂を
コーティングすることで、保温効果も向上する。
容器で以下の効果が期待できる。 (1) 下地層は硬化すると発泡スチロールと強固に密着
する。また不織布を含浸することで、柔軟性が向上して
割れなどの発生を防げる。さらに表面をウレタン樹脂を
コーティングすることで、保温効果も向上する。
【００１３】(2) 表面はウレタン樹脂の特性である耐
衝撃性、耐摩耗性の向上と自由な色調に装飾できる。さ
らに、水洗などの作業工程時にも、表面に傷が付きにく
く、防水性に優れている。
衝撃性、耐摩耗性の向上と自由な色調に装飾できる。さ
らに、水洗などの作業工程時にも、表面に傷が付きにく
く、防水性に優れている。
【００１４】(3) 内部は発泡スチロールのため軽く、
表面は柔軟性の高いウレタン被膜であるために軽量で積
み込み、搬送時に負荷を軽減できる。
表面は柔軟性の高いウレタン被膜であるために軽量で積
み込み、搬送時に負荷を軽減できる。
【図1】成型した発泡スチロール製保温容器の斜視図で
ある。
ある。
【図2】アクリル性エマルジョンを塗布した状態を示す
断面図である。
断面図である。
【図3】布織布を含浸した状態を示す断面図である。
【図4】ウレタンコーティングを塗布した状態を示す断
面図である。
面図である。
【図5】シリコンコーティングを塗布した状態を示す断
面図である。
面図である。
１ 発泡スチロール
2 アクリル性エマルジョン
3 布織布
4 ウレタン層
5 シリコン層
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Ｆターム(参考） 3E062 AA01 AB14 AC08 JA07 JB23
JC08 JD04 JD08
3E067 AA04 AA05 AA11 AB01 AC03
BA05A BB25A BB26A BC06A
CA18 FA01 FC01 GA11 GD03
GD10
4B002 AA21 BA22 CA31
4F074 AA32 CA31 CA51 CE01 CE16
CE64 CE98 DA19 DA34
Claims (2)
- 【請求項１】 発泡スチロールを基材とした食品の温度
を保つためこの容器の内外壁をウレタンコーティングさ
れた保温効果の高いことを特徴とする宅配用保温容器。 - 【請求項２】 前記コーティングされた保温容器の食器
保持部分をシリコーンでコーティングすることで、食器
の保持を向上させたことを特徴とする宅配用保温容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002016310A JP2003221079A (ja) | 2002-01-25 | 2002-01-25 | 保温容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002016310A JP2003221079A (ja) | 2002-01-25 | 2002-01-25 | 保温容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003221079A true JP2003221079A (ja) | 2003-08-05 |
Family
ID=27742725
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002016310A Pending JP2003221079A (ja) | 2002-01-25 | 2002-01-25 | 保温容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003221079A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009504443A (ja) * | 2005-08-12 | 2009-02-05 | ホォン ロ，ウォン | 装飾用立体パネル |
| CN102197963A (zh) * | 2011-05-24 | 2011-09-28 | 梁胜光 | 一种暖瓶 |
-
2002
- 2002-01-25 JP JP2002016310A patent/JP2003221079A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009504443A (ja) * | 2005-08-12 | 2009-02-05 | ホォン ロ，ウォン | 装飾用立体パネル |
| CN102197963A (zh) * | 2011-05-24 | 2011-09-28 | 梁胜光 | 一种暖瓶 |
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