JP2003220404A - 熱鋼片搬送台車 - Google Patents

熱鋼片搬送台車

Info

Publication number
JP2003220404A
JP2003220404A JP2002014835A JP2002014835A JP2003220404A JP 2003220404 A JP2003220404 A JP 2003220404A JP 2002014835 A JP2002014835 A JP 2002014835A JP 2002014835 A JP2002014835 A JP 2002014835A JP 2003220404 A JP2003220404 A JP 2003220404A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot
hot steel
roller
steel piece
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002014835A
Other languages
English (en)
Inventor
Sueta Igata
末多 井形
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Nippon Steel Plant Designing Corp
Original Assignee
Nittetsu Plant Designing Corp
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nittetsu Plant Designing Corp, Nippon Steel Corp filed Critical Nittetsu Plant Designing Corp
Priority to JP2002014835A priority Critical patent/JP2003220404A/ja
Publication of JP2003220404A publication Critical patent/JP2003220404A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 構造がシンプルで、メンテナンスが容易で且
つ非常時の対策が容易にできる、保熱炉を備えた熱鋼片
搬送台車の提供。 【解決手段】 台車に断熱材を内張した保熱炉6が載置
されている、高温の熱鋼片7を保温しながら搬送する熱
鋼片搬送台車1において、保熱炉6内に間隔をおいて設
けられた複数の搬送用ローラ11の間で上下動可能に複
数の昇降スキッド17が配置され、各昇降スキッド17
が共通の昇降スキッド用フレーム15に立設され、昇降
スキッド用フレーム15が偏心ローラ18に上下動可能
に支持されている熱鋼片搬送台車。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製鉄業において、
連続鋳造機で鋳造された高温の熱鋼片を保温しながら搬
送する熱鋼片搬送台車に関する。
【0002】
【従来の技術】連続鋳造された熱鋼片の温度降下を防ぐ
ために熱鋼片を保温しながら熱片搬送台車で圧延ライン
に搬送することが、例えば特開昭62−124012号
公報で知られている。
【0003】図3は前記公報に記載された従来の熱片搬
送台車を示し、(a)は正面図、(b)は搬送用ローラ
に熱鋼片を載せた状態を示す側面図、(c)は昇降スキ
ッドに熱鋼片を載せた状態を示す側面図である。熱鋼片
搬送台車は、台車車輪装置31の上部に台車フレーム3
2が配設され、台車フレーム32の上面に、型鋼と鋼板
にて形成しかつ内面に断熱材を内張した保熱炉33を載
置して構成されている。更に台車フレーム32の上面に
は駆動装置と歯車装置が伝動軸34で連結されて配設さ
れているとともに昇降スキッド35が立設されている。
この昇降スキッドは伝動軸34を介して歯車装置と連結
されている。
【0004】連続鋳造機より抽出され、保熱炉33内の
ハースローラ36によって所定の位置に搬送された熱鋼
片37を駆動装置、歯車装置および伝動軸34で構成す
る昇降装置より、昇降スキッド35のハースローラ36
上面に昇降させ、ハースローラ36上の熱鋼片37を昇
降スキッド35上に積載することにより、熱鋼片37は
昇降スキッド35により点接触にて支承され、熱鋼片3
7の下面の冷却は減少する。このように熱鋼片37がハ
ースローラ36の線接触による冷却から、昇降スキッド
35の点接触による支承に移行されるため、熱鋼片37
の過冷は減少し、熱鋼片37の下面の過冷による湾曲が
防止できるというものである。
【0005】また、熱鋼片37をハースローラ36から
完全に上部に保持する状態で、ハースローラを低速回転
させることで、ハースローラ36の偏熱を防止し、ハー
スローラの湾曲を防止できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報記載の従来の熱鋼片搬送台車は、昇降スキッド昇降装
置の構造が複雑であるため、高価なものとなるだけでな
く、メンテナンス性も悪いという問題があった。
【0007】そこで、本発明は、構造がシンプルで、メ
ンテナンスが容易で且つ非常時の対策として、上部カバ
ーを取り外して、スラブを取出す作業が容易にできる、
保熱炉を備えた熱鋼片搬送台車を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、台車に断熱材
を内張した保熱炉が載置されている、高温の熱鋼片を保
温しながら搬送する熱鋼片搬送台車において、保熱炉内
に間隔をおいて設けられた複数の搬送用ローラの間で上
下動可能に複数の昇降スキッドが配置され、各昇降スキ
ッドが共通の昇降スキッド用フレームに立設され、昇降
スキッド用フレームが偏心ローラに上下動可能に支持さ
れていることを特徴とする。
【0009】前記構成において、昇降スキッド用フレー
ムが偏心ローラに昇降スキッド用フレームの下部に設け
たローラを介して支持され、偏心ローラがリフト量の1
/2の分偏心させる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1(a)は本発明の熱鋼片搬送
台車の平面図、(b)は同正面図、図2(a)は搬送用
ローラに熱鋼片を載せた状態を示す側面図、(b)は昇
降スキッドに熱鋼片を載せた状態を示す側面図である。
【0011】図1および図2において、熱鋼片搬送台車
1の台車フレーム2には走行車輪3が設けられ、走行車
輪3は走行車輪駆動モータ4により駆動され、熱鋼片搬
送台車1はレール5上を走行する。
【0012】台車フレーム2の上面には、下部保温カバ
ー6aと上部保温カバー6bからなり、内面に断熱材を
内張した保熱炉6が載置されている。保熱炉6の端部に
は、熱鋼片7を出し入れする、扉8を備えた熱鋼片7の
装入口9と取り出し口10が設けられている。
【0013】保熱炉6内には複数の搬送用ローラ11が
間隔をおいて配置されており、搬送用ローラ11は保熱
炉6の外部に配置された搬送用ローラ駆動モータ12に
より駆動され、搬送用ローラ11上の熱鋼片7を搬送す
る。
【0014】台車フレーム2の下部に固定された反力受
けフレーム13には、各搬送用ローラ11の間に配置さ
れるポスト14が立設された、各ポスト14に共通の矩
形の昇降スキッド用フレーム15がガイド16を介して
上下動可能に設けられている。ポスト14の上部には熱
鋼片7を支持する昇降スキッド17が設けられている。
昇降スキッド17の表面は熱鋼片7を点接触で支持する
ために突起17aが形成されている。
【0015】昇降スキッド用フレーム15は、反力受け
フレーム13に設けた偏心ローラ18に昇降スキッド用
フレーム15の下部に設けたローラ19を介して支持さ
れている。偏心ローラ18は、リフト量の1/2の分偏
心させればよい。偏心ローラ18は偏心ローラ駆動モー
タ20により駆動され、偏心ローラ18の回転により昇
降スキッド用フレーム15が上下動して昇降スキッド1
7が上下動し、熱鋼片7を搬送用ローラ11から上昇あ
るいは搬送用ローラ11の上に下降させる。
【0016】次ぎに、本発明の熱鋼片搬送台車の操作に
ついて説明する。
【0017】連続鋳造機で鋳造されて切断された熱鋼片
7は、扉8を開けて装入口9から搬送用ローラ11によ
り保熱炉6内に装入した後、扉8を閉める。次いで、搬
送用ローラ11による冷却を防止するために、偏心ロー
ラ18を偏心ローラ駆動モータ20により駆動して偏心
ローラ18を回転させて昇降スキッド用フレーム15を
上昇させ、図2(a)の状態から図2(b)に示す状態
に昇降スキッド17が上昇し、熱鋼片7を搬送用ローラ
11から上昇させて昇降スキッド17の突起17aで点
接触させて熱鋼片7の冷却を抑える。
【0018】その後、昇降スキッド17を下降させて熱
鋼片7を搬送用ローラ11上に降ろし、扉8を開け、搬
送用ローラ11を駆動させて取り出し口10より取り出
す。
【0019】本発明は、各昇降スキッド17が設けられ
たひとつの昇降スキッド用フレーム15を台車の下部に
配置された偏心ローラ18を回転させるだけで昇降させ
る構造なので、シンプルな構造となる。
【0020】
【発明の効果】本発明の熱鋼片搬送台車によれば、構造
がシンプルなので、メンテナンスが容易で且つ非常時の
対策が容易にできる安価な熱鋼片搬送台車となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱鋼片搬送台車を示し、(a)は本発
明の熱鋼片搬送台車の平面図、(b)は同正面図であ
る。
【図2】(a)は搬送用ローラに熱鋼片を載せた状態を
示す側面図、(b)は昇降スキッドに熱鋼片を載せた状
態を示す側面図である。
【図3】(a)は正面図、(b)は搬送用ローラに熱鋼
片を載せた状態を示す側面図、(c)は昇降スキッドに
熱鋼片を載せた状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1:熱鋼片搬送台車 2:台車フレーム 3:走行車輪
4:走行車輪駆動モータ 5:レ−ル 6:保熱炉
6a:下部保温カバー 6b:上部保温カバー 7:熱鋼片 8:扉 9:装入口 10:取り出し口
11:搬送用ローラ 12:搬送用ローラ駆動モータ 13:反力受けフレー
ム 14:ポスト 15:昇降スキッド用フレーム 1
6:ガイド 17:昇降スキッド 17a:突起18:
偏心ローラ 19:ローラ 20:偏心ローラ駆動モー
タ 31:台車車輪装置 32:台車フレーム 33:
保熱炉 34:伝動軸 35:昇降スキッド 36:ハ
ースローラ 37:熱鋼片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台車に断熱材を内張した保熱炉が載置さ
    れている、高温の熱鋼片を保温しながら搬送する熱鋼片
    搬送台車において、 保熱炉内に間隔をおいて設けられた複数の搬送用ローラ
    の間で上下動可能に複数の昇降スキッドが配置され、各
    昇降スキッドが共通の昇降スキッド用フレームに立設さ
    れ、昇降スキッド用フレームが偏心ローラに上下動可能
    に支持されていることを特徴とする熱鋼片搬送台車。
  2. 【請求項2】 昇降スキッド用フレームが偏心ローラに
    昇降スキッド用フレームの下部に設けたローラを介して
    支持され、偏心ローラがリフト量の1/2の分偏心して
    いることを特徴とする請求項1記載の熱鋼片搬送台車。
JP2002014835A 2002-01-23 2002-01-23 熱鋼片搬送台車 Withdrawn JP2003220404A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002014835A JP2003220404A (ja) 2002-01-23 2002-01-23 熱鋼片搬送台車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002014835A JP2003220404A (ja) 2002-01-23 2002-01-23 熱鋼片搬送台車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003220404A true JP2003220404A (ja) 2003-08-05

Family

ID=27742652

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002014835A Withdrawn JP2003220404A (ja) 2002-01-23 2002-01-23 熱鋼片搬送台車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003220404A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007045591A (ja) * 2005-08-11 2007-02-22 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 支持架台
JP2011169018A (ja) * 2010-02-18 2011-09-01 Hosen Kiki Seibi Kk レール置き台
CN106914593A (zh) * 2017-04-19 2017-07-04 中冶华天南京工程技术有限公司 用于铸坯热送***的移动式保温***及方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007045591A (ja) * 2005-08-11 2007-02-22 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 支持架台
JP2011169018A (ja) * 2010-02-18 2011-09-01 Hosen Kiki Seibi Kk レール置き台
CN106914593A (zh) * 2017-04-19 2017-07-04 中冶华天南京工程技术有限公司 用于铸坯热送***的移动式保温***及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPWO2010122900A1 (ja) 取鍋搬送台車
JP2003220404A (ja) 熱鋼片搬送台車
JP3207460B2 (ja) 溶融スラグ容器を用いた廃棄物を原料とする硬質骨材の製造方法及び装置
JP5008344B2 (ja) 鋳枠搬送装置
JP2009285689A (ja) 鍋蓋搬送装置
JPH1085821A (ja) 鋼片搬送装置
CN212244718U (zh) 一种包盖的开合机构
JP3679441B2 (ja) 熱処理される連続鋳造鋳片の冷却装置
JPS5919017A (ja) 鋼片移載装置
JPS6233716A (ja) 被熱物の出入装置
JP2002316204A (ja) 棒線材の圧延方法及び移動式ピンチロール装置
JPH0336602B2 (ja)
CN214776061U (zh) 铁水转运小车
JP3950277B2 (ja) 連続鋳造された鋳片の冷却装置
JPH06298483A (ja) 搬送装置
CN213317571U (zh) 一种压铸机用出料输送装置
JP4502300B2 (ja) 移動システム
JPH0327683Y2 (ja)
JP2024062752A (ja) 注湯済み鋳型抜き出し装置および注湯済み鋳型抜き出し方法
US5645418A (en) Pusher furnace drop-out conveyor
JPH0238915Y2 (ja)
JPH0437898Y2 (ja)
JPH0470552B2 (ja)
JP2601535Y2 (ja) 熱処理装置
JPS6040577Y2 (ja) 加熱炉のスケ−ル除去装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050405