JP2003217936A - コイル部品 - Google Patents

コイル部品

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JP2003217936A JP2002012515A JP2002012515A JP2003217936A JP 2003217936 A JP2003217936 A JP 2003217936A JP 2002012515 A JP2002012515 A JP 2002012515A JP 2002012515 A JP2002012515 A JP 2002012515A JP 2003217936 A JP2003217936 A JP 2003217936A
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洋行 濱本
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Hidetoshi Hiwatari
英敏 樋渡
Tomokazu Kitagawa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低背化を図るために上面部や下面部を薄くし
ても、磁気飽和が生じにくく、信頼性を向上したコイル
部品を提供することを目的としている。 【解決手段】 外装部3は、コイル部2を内包する内包
厚寸法(W)をコイル部2の貫通孔1の直径よりも小さ
くし、コイル部2の上方部分に対応する外装部3の上面
部11と、コイル部2の下方部分に対応する外装部3の
下面部12と、コイル部2の高さ部分に対応する外装部
3の中間部13とにおいて、上面部11の密度および下
面部12の密度を中間部13の密度よりも大きくした構
成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種民生機器等に
用いるコイル部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来のコイル部品について図面を
参照しながら説明する。
【0003】図9は従来のコイル部品の斜視図、図10
は同断面図、図11は同製造工程の一部を示す断面図で
ある。
【0004】図9〜図11に示すように、従来のコイル
部品は、貫通孔51を有するコイル部52と、このコイ
ル部52を内包した磁性体からなる外装部53と、コイ
ル部52に接続するとともに、外装部53から突出した
端子54とを備え、外装部53は、コイル部52を被覆
するように磁性粉末55を加圧成形して成形した構成で
ある。
【0005】外装部53には、全体に渡って一定の成形
圧力が加わっており、外装部53の密度も全体に渡って
略等しいものであった。なお、59は金型である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
低背化を図ろうとすると、外装部53に加圧する成形圧
力を高め、外装部53を全体に渡って凝縮させる必要が
ある。
【0007】しかし、外装部53の凝縮に応じて低背化
はされるものの、外装部53の上面部や下面部が薄くな
り、コイル部52の貫通孔内を通過する磁束が外装部5
3の上面部や下面部を通過する際、磁気飽和を生じ易く
なって信頼性が劣化するという問題点を有していた。
【0008】本発明は上記問題点を解決するために、低
背化を図るために上面部や下面部を薄くしても、磁気飽
和が生じにくい、信頼性を向上したコイル部品を提供す
ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、以下の構成を有する。
【0010】本発明の請求項1記載の発明は、特に、外
装部は、磁性粉末を含有した圧粉磁芯であって、コイル
部の上方部分に対応する上面部と、前記コイル部の下方
部分に対応する下面部と、前記コイル部の高さ部分に対
応する中間部とを有し、前記コイル部を内包する内包厚
寸法を前記コイル部の前記貫通孔の直径よりも小さくす
るとともに、前記上面部の密度および前記下面部の密度
を前記中間部の密度よりも大きくした構成である。
【0011】上記構成により、コイル部を内包する内包
厚寸法(コイル部と外装部の表面との距離)をコイル部
の貫通孔の直径よりも小さくなるまで、コイル部の上方
部分に対応する外装部の上面部とコイル部の下方部分に
対応する外装部の下面部とを薄く形成して全体として低
背化を図っても、上面部の密度および下面部の密度を中
間部の密度よりも大きくしているので、上面部および下
面部において磁気飽和の発生を抑制することができる。
【0012】すなわち、コイル部の貫通孔の内部は、外
装部の中間部に相当するが、この中間部の密度よりも外
装部の上面部および下面部の密度の方が大きいので、貫
通孔の内部を通過する磁束が、貫通孔の直径よりも小さ
い上面部および下面部を通過しても、上面部および下面
部では中間部よりも密度が大きい分だけ透磁率を大きく
することができ、上面部および下面部において磁気飽和
を発生させずに、低背化を図ることができるものであ
る。
【0013】本発明の請求項2記載の発明は、特に、中
間部は、コイル部の貫通孔内に対応する内側中間部と、
コイル部の外周面の外側部分に対応する外側中間部とを
有し、外側中間部の密度を内側中間部の密度よりも大き
くした構成である。
【0014】上記構成により、外側中間部は内側中間部
よりも密度が大きい分だけ透磁率を大きくすることがで
き、外側中間部において磁気飽和を発生させずに横方向
の寸法を低減し、実装時における省スペース化を図るこ
とができる。
【0015】本発明の請求項3記載の発明は、特に、外
装部は、上面部の密度および下面部の密度を5.0〜
6.0g/cm3とし、中間部の密度を前記上面部およ
び前記下面部の密度の85%〜98%の密度とした構成
である。
【0016】上記構成により、コイル部への応力を必要
以上に与えず、コイル部の破壊を抑制しつつ、内部応力
等に起因した外装部自体の破壊を抑制できる。また、磁
気飽和の発生も抑制し、小型化を図ることができる。
【0017】本発明の請求項4記載の発明は、特に、コ
イル部は、平角線を巻回したエッジワイズ巻線とし、隣
接する平角線間に外装部を非形成するように、隣接する
前記平角線を密着した構成である。
【0018】上記構成により、コイル部は、エッジワイ
ズ巻線としているので、占積率を向上するとともに、大
電流に対応させることができる。特に、隣接する平角線
を密着しているので、平角線間に外装部が形成されてお
らず、平角線を周回する磁束の発生を抑制して、損失を
低減できる。
【0019】本発明の請求項5記載の発明は、特に、外
装部は、熱硬化性樹脂を含有した結合剤と磁性粉末とを
前記熱硬化性樹脂が完全硬化しない非加熱状態で混合す
るとともに加圧成形した圧粉体を、コイル部を被覆する
ように再加圧成形するとともに前記熱硬化性樹脂が完全
硬化するように加熱して成形した構成である。
【0020】上記構成により、一般的に加圧成形には金
型を用いるが、圧粉体が固形物となるので、金型とコイ
ル部との間で圧粉体の量が再加圧成形時に変動しにく
く、外装部の被覆厚さがコイル部の周囲全体に渡って均
一になり易く、特性バラツキを抑制できるとともに、圧
粉体自体によってコイル部を支持できるのでコイル部の
位置決めが的確になり外装部の不良成形を防止できる。
【0021】本発明の請求項6記載の発明は、特に、熱
硬化性樹脂は、高硬度樹脂成分と弾性樹脂成分とを有す
るシリコン樹脂とした構成である。
【0022】熱硬化性樹脂として、高硬度樹脂成分と弾
性樹脂成分とを有するシリコン樹脂を用いているので、
硬度と脆さのバランスの取れた強度を有する外装部を形
成でき、外装部の不良を減少させることができる。
【0023】本発明の請求項7記載の発明は、特に、圧
粉体には、再加圧成形する際に前記圧粉体の形状がくず
れる硬度の弱硬度部を設けるとともに、前記圧粉体を2
個成形し、前記圧粉体の前記弱硬度部が前記コイル部を
被覆するように前記圧粉体を再加圧成形した構成であ
る。
【0024】上記構成により、圧粉体には再加圧成形す
る際に圧粉体の形状がくずれる硬度の弱硬度部を設け
て、この弱硬度部がコイル部を被覆するように圧粉体を
再加圧成形しているので、コイル部を的確に被覆するこ
とができ、圧粉体とコイル部との間を隙間なく充填する
こともでき、磁気ギャップを減少させて磁気効率を向上
することができる。
【0025】本発明の請求項8記載の発明は、特に、圧
粉体には再加圧成形する際に前記圧粉体の形状がくずれ
ない硬度の強硬度部と前記再加圧成形する際に前記圧粉
体の形状がくずれる硬度の弱硬度部とを設け、外装部は
少なくとも一方の前記圧粉体の前記強硬度部がコイル部
の一面を支持するとともに、前記弱硬度部が前記コイル
部の他面を被覆するように前記圧粉体を再加圧成形し、
かつ熱硬化性樹脂が熱硬化するように加熱成形して成形
した構成である。
【0026】上記構成により、圧粉体の強硬度部はコイ
ル部の一面を強固に支持するので、再加圧成形時にコイ
ル部の位置ずれが生じにくく、コイル部の位置決めが的
確にできるとともに、圧粉体の弱硬度部はその形をくず
しながらコイル部の他面を容易に被覆することができ、
外装部の被覆厚さをコイル部の周囲全体に渡って均一に
させやすく、特性バラツキを抑制できる。
【0027】また、形のくずれた圧粉体の弱硬度部はコ
イル部を的確に被覆することになるので、コイル部と圧
粉体との間に隙間なく圧粉体を充填することもでき、磁
気ギャップを減少させて磁気効率を向上することができ
る。
【0028】本発明の請求項9記載の発明は、特に、圧
粉体の形状は背面部に中脚部と外脚部とを有した断面E
字形状にし、前記背面部を強硬度部にするとともに、前
記中脚部および前記外脚部を弱硬度部にした構成であ
る。
【0029】上記構成により、より一層、圧粉体の強硬
度部に対して位置ずれが生じにくく、コイル部の他面を
容易に被覆することができ、特性バラツキを抑制でき
る。
【0030】本発明の請求項10記載の発明は、特に、
一方の圧粉体および他方の圧粉体は強硬度部の背面部が
コイル部の一面を支持するようにして、再加圧成形した
構成である。
【0031】上記構成により、より一層、圧粉体の強硬
度部に対して位置ずれが生じにくく、コイル部の端面を
容易に被覆することができ、特性バラツキを抑制でき
る。
【0032】本発明の請求項11記載の発明は、特に、
一方の圧粉体は強硬度部の背面部がコイル部の一面を支
持するようにし、他方の圧粉体はコイル部の貫通孔に中
脚部を挿入するようにして、再加圧成形した構成であ
る。
【0033】上記構成により、より一層、圧粉体の強硬
度部に対して位置ずれが生じにくく、コイル部の他面を
容易に被覆することができ、特性バラツキを抑制でき
る。
【0034】本発明の請求項12記載の発明は、特に、
2つの圧粉体の中脚部および外脚部の先端に微小凹凸部
を設けるとともに、2つの前記圧粉体の前記中脚部およ
び前記外脚部が互いに対向するようにして、再加圧成形
した構成である。
【0035】上記構成により、より一層、圧粉体の強硬
度部に対して位置ずれが生じにくく、コイル部の他面を
容易に被覆することができ、特性バラツキを抑制でき
る。
【0036】本発明の請求項13記載の発明は、特に、
圧粉体の背面部に分割用の分割溝を設けた構成である。
【0037】上記構成により、再加圧成形の際に、分割
溝によって、圧粉体が分割されるので、コイル部の他面
を容易に被覆することができ、特性バラツキを抑制でき
る。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態にお
けるコイル部品について図面を参照しながら説明する。
【0039】図1は本発明の一実施の形態におけるコイ
ル部品の断面図、図2は同斜視図、図3は同製造工程の
一部を示す図、図4は同要部である圧粉体の斜視図、図
5は同要部である端子を接続したコイル部の斜視図、図
6は同要部である端子形成前の斜視図である。
【0040】図1〜図6に示すように、本発明の一実施
の形態におけるコイル部品は、高さ2〜5mmで10m
m角形状の大きさであって、貫通孔1を有したコイル部
2と、このコイル部2を内包した外装部3と、コイル部
2に接続するとともに、外装部3から突出した端子4と
を備えている。
【0041】また、外装部3は、磁性粉末を含有した圧
粉磁芯(ダストコア)であって、高硬度樹脂成分と弾性
樹脂成分とを有するシリコン樹脂である熱硬化性樹脂を
含有した結合剤と磁性粉末とを熱硬化性樹脂が完全硬化
しない非加熱状態で混合するとともに0.5〜2.0t
/cm2で加圧成形した圧粉体5を、コイル部2を被覆
するように3.0〜5.0t/cm2で再加圧成形する
とともに熱硬化性樹脂が完全硬化するように100〜1
80℃で加熱して形成している。
【0042】この圧粉磁芯(ダストコア)は、磁性粉末
として、熱処理を施した軟磁性合金粉末を用い、この平
均粒径を1μm〜100μmとし、この組成を、1wt
%≦成分A≦7wt%(成分Aは、シリコン(Si)、
アルミニウム(Al)、チタン(Ti)、マグネシウム
(Mg)の内、少なくとも1つを含む)、2wt%≦ク
ロム(Cr)≦8wt%、0.05wt%≦酸素(O)
≦0.6wt%、0.01wt%≦マンガン(Mn)≦
0.2wt%、0.005wt%≦カーボン(C)≦
0.2wt%、そして残部を鉄(Fe)としている(成
分Aの替わりに、2wt%≦ニッケル(Ni)≦15w
t%としてもよい)。
【0043】さらに、圧粉体5は2個用いており、この
圧粉体5には再加圧成形する際に圧粉体5の形状がくず
れない硬度の強硬度部と再加圧成形する際に圧粉体5の
形状がくずれる硬度の弱硬度部とを設け、圧粉体5の形
状を背面部6に中脚部7と外脚部8とを有した断面E字
形状のポット型にし、背面部6を強硬度部にするととも
に、中脚部7と外脚部8を弱硬度部にしている。この弱
硬度部および強硬度部は、圧粉体の密度を小さくした部
分(弱硬度部)と密度を大きくした部分(強硬度部)と
により形成している。弱硬度部は数kg/cm2の加圧
により形状がくずれる硬度にしている。
【0044】ここで、圧粉体5の形状がくずれる硬度と
は、磁性粉末の粒子サイズでくずれることであり、圧粉
体5の形状がくずれない硬度の強硬度部において、ブロ
ック的(団塊になって)にくずれた状態は、磁性粉末の
粒子サイズでくずれてないので、くずれる硬度の範囲に
は含まないものとしている。
【0045】そして、外装部3は一方の圧粉体5および
他方の圧粉体5の両方の圧粉体5の強硬度部がコイル部
2の一面(上下面)を互いに支持するとともに、弱硬度
部がコイル部2の他面(外周面および貫通孔1の内壁
面)を被覆するように圧粉体を再加圧成形し、かつ熱硬
化性樹脂が完全硬化するように加熱したものである。
【0046】このとき、外装部3は、コイル部2を内包
する内包厚寸法(W)をコイル部2の貫通孔1の直径よ
りも小さくし、コイル部2の上方部分に対応する外装部
3の上面部11と、コイル部2の下方部分に対応する外
装部3の下面部12と、コイル部2の高さ部分に対応す
る外装部3の中間部13とにおいて、上面部11の密度
および下面部12の密度を中間部13の密度よりも大き
くしている。
【0047】特に、中間部13は、コイル部2の貫通孔
1内に対応する内側中間部15と、コイル部2の外周面
の外側部分に対応する外側中間部14とにおいて、外側
中間部14の密度を内側中間部15の密度よりも大きく
している。
【0048】これらの密度については、上面部11の密
度および下面部12の密度を5.0〜6.0g/cm3
とし、中間部13の密度をその85%〜98%の密度と
している。
【0049】上記コイル部品の製造方法では、コイル部
2を磁性体からなる外装部3で内包する外装部形成工程
と、コイル部2に接続するとともに、外装部3から突出
した端子4とを形成する端子形成工程とを設けている。
【0050】外装部形成工程では、まず、高硬度樹脂成
分と弾性樹脂成分とを有するシリコン樹脂である熱硬化
性樹脂を含有した結合剤と磁性粉末とを熱硬化性樹脂が
完全硬化しないように非加熱状態で混合するとともに加
圧成形して2個の圧粉体5を成形する工程を設けてい
る。
【0051】このとき、圧粉体5は、その形状を背面部
6に中脚部7と外脚部8とを有した断面E字形状のポッ
ト型にし、さらに、背面部6は再加圧成形する際に圧粉
体5の形状がくずれない硬度の強硬度部にするととも
に、中脚部および外脚部は再加圧成形する際に圧粉体の
形状がくずれる硬度の弱硬度部にしている。
【0052】次に、2個の圧粉体5の強硬度部がコイル
部2の一面(上下面)を互いに支持するとともに、弱硬
度部がコイル部2の他面(外周面および貫通孔1の内壁
面)を被覆するように圧粉体5を再加圧成形し、かつ熱
硬化性樹脂が完全硬化するように加熱成形して外装部3
を成形する工程を設けている。
【0053】このとき、2個の圧粉体5の背面部6がコ
イル部2を支持しつつ、2つの金型9が圧粉体5の弱硬
度部の中脚部7と外磁脚8を押圧して、圧粉体5の弱硬
度部をくずしつつコイル部2の他面(外周面および貫通
孔1の内壁面)を被覆させて加圧している。
【0054】特に、この場合では、コイル部2の他面
(貫通孔1の内壁面)に対向した圧粉体5の背面部6
(強硬度部)が、コイル部2の貫通孔11の中にブロッ
ク的に埋没するとともに、端子4に対向した圧粉体5の
背面部6(強硬度部)が、端子4に向かってブロック的
に埋設しつつ、圧粉体5の中脚部7(弱硬度部)および
外脚部8(弱硬度部)がくずれて、コイル部2の他面
(外周面および貫通孔1の内壁面)を被覆している。
【0055】また、この外装部形成工程では、コイル部
2を内包する内包厚寸法(W)をコイル部2の貫通孔1
の直径よりも小さくするとともに、コイル部2の上方部
分に対応する外装部3の上面部11の密度およびコイル
部2の下方部分に対応する外装部3の下面部12の密度
をコイル部2の高さ部分に対応する外装部の中間部13
の密度よりも大きくする工程を設けている。
【0056】さらに、中間部13には、コイル部2の貫
通孔1内に対応する内側中間部15と、コイル部2の外
周面の外側部分に対応する外側中間部14とを設け、外
側中間部14の密度を内側中間部15の密度よりも大き
くする工程も設けている。
【0057】そして、外装部3は、上面部11の密度お
よび下面部12の密度を5.0〜6.0g/cm3
し、中間部13の密度をその85%〜98%の密度とな
るようにしている。
【0058】上記構成および方法により、コイル部2を
内包する内包厚寸法(W)(コイル部2と外装部3の表
面との距離)をコイル部2の貫通孔1の直径よりも小さ
くなるまで、コイル部2の上方部分に対応する外装部3
の上面部11とコイル部2の下方部分に対応する外装部
3の下面部12とを薄く形成して全体として低背化を図
っても、上面部11の密度および下面部12の密度を中
間部13の密度よりも大きくしているので、上面部11
および下面部12において磁気飽和の発生を抑制するこ
とができる。
【0059】すなわち、コイル部2の貫通孔1の内部
は、外装部3の中間部13に相当するが、この中間部1
3の密度よりも外装部3の上面部11および下面部12
の密度の方が大きいので、貫通孔1の内部を通過する磁
束が、貫通孔1の直径よりも小さい上面部11および下
面部12を通過しても、上面部11および下面部12で
は中間部13よりも密度が大きい分だけ透磁率を大きく
することができ、上面部11および下面部12において
磁気飽和を発生させずに、低背化を図ることができるも
のである。
【0060】このとき、中間部13は、コイル部2の貫
通孔1に対応する内側中間部15と、コイル部2の外周
面の外側部分に対応する外側中間部14とを有し、外側
中間部14の密度を内側中間部15の密度よりも大きく
しているので、外側中間部14は内側中間部15よりも
密度が大きい分だけ透磁率を大きくすることができ、外
側中間部14において磁気飽和を発生させずに横方向の
寸法を低減し、実装時における省スペース化を図ること
ができる。
【0061】特に、外装部3は、上面部11の密度およ
び下面部12の密度を5.0〜6.0g/cm3とし、
中間部13の密度をその密度の85%〜95%の密度と
しているので、コイル部2への応力を必要以上に与え
ず、コイル部2の破壊を抑制しつつ、内部応力等に起因
した外装部3自体の破壊を制御できる。また、磁気飽和
の発生も抑制し、小型化を図ることができる。
【0062】この外装部3は、圧粉磁芯であって、その
材質を特有の組成にしているので、直流重畳特性に有利
であり(鉄(Fe)成分の割合が多いため)、しかも、
鉄(Fe)の成分の含有による錆びの発生を抑制し(ク
ロム(Cr)成分の含有により)、100kHz以上の
高周波領域での損失を抑制でき(クロム(Cr)≦8w
t%のため)、磁気特性を損ねることなく、かつ耐食性
に優れた複合磁性材料を実現できる。
【0063】また、一般的に加圧成形には通常金型を用
いて成形するが、圧粉体5が固形物となるので、金型9
とコイル部2との間で圧粉体5の量が再加圧成形時に変
動しにくく、外装部3の被覆厚さがコイル部2の周囲全
体に渡って均一になりやすく、インダクタンス値および
インダクタンス値の直流重畳時の飽和特性および磁気損
失等の特性バラツキを抑制できるとともに、圧粉体5自
体によってコイル部2を支持できるのでコイル部2の位
置決めが的確になり外装部3の不良成形を防止できる。
このとき、圧粉体5には、磁性粉末と熱硬化性樹脂を含
有した結合剤とを混合加圧するが、熱硬化性樹脂とし
て、高硬度樹脂成分と弾性樹脂成分とを有するシリコン
樹脂を用いているので、硬度と脆さのバランスの取れた
強度を有する外装部を形成でき、外装部3の不良を減少
させることができる。
【0064】さらに、圧粉体5は再加圧成形してコイル
部2を被覆するので、コイル部2を的確に被覆すること
ができ、圧粉体5とコイル部2との間を隙間なく充填す
ることもでき、磁気ギャップを減少させて磁気効率を向
上することができる。
【0065】特に、圧粉体5の強硬度部はコイル部2の
一面を強固に支持するので、再加圧成形時にコイル部2
の位置ずれが生じにくく、圧粉体5の弱硬度部がその形
をくずしながらコイル部2の他面を容易に被覆すること
ができ、外装部3の被覆厚さをコイル部2の周囲全体に
渡って均一にさせやすく、特性バラツキを抑制できる。
【0066】そして、圧粉体5の形状は背面部6に中脚
部7と外脚部8とを有したE字形状にし、背面部6を強
硬度部にするとともに、中脚部7および外脚部8を弱硬
度部にしているので、より一層、圧粉体5の強硬度部に
対して位置ずれが生じにくく、コイル部2の他面を容易
に被覆することができ、特性バラツキを抑制できる。
【0067】このように本発明の実施の形態によれば、
外装部3の被覆厚さがコイル部2の周囲全体に渡って均
一になりやすく、特性バラツキを抑制できるだけでな
く、外装部3の上面部11および下面部12では中間部
13よりも密度が大きい分だけ透磁率を大きくすること
ができ、上面部11および下面部12において磁気飽和
を発生させずに、低背化を図ることができるものであ
る。
【0068】なお、本発明の実施の形態では、圧粉体5
の形状をE字形状にしたが、本発明の趣旨を逸脱しない
範囲において、中脚部7の長さを外脚部8の長さよりも
長くしたり、短くしたり、それ以外の形状でもよい。特
に、背面部6に中脚部7のみを形成したT字形状や外脚
部8のみを形成したコ字形状は略E字形状とみなしてい
る。
【0069】また、コイル部2と圧粉体5との位置関係
も、2個の圧粉体5の強硬度部がコイル部2の一面を支
持しなくても、少なくとも一方の圧粉体5の強硬度部が
コイル部2の一面を支持するようになっていればよい。
このとき、E字形状の圧粉体5の強硬度部の密度を弱硬
度部の密度よりも大きくしてもよい。
【0070】さらに、コイル部2は、丸線の他に、平角
線を巻回したエッジワイズ巻線としてもよく、この場
合、占積率を向上するとともに、大電流に対応させるこ
とができ、特に、隣接する平角線間に外装部3を非形成
するように、隣接する平角線を密着すれば、平角線間に
外装部3が形成されず、平角線を周回する磁束の発生を
抑制して、損失を低減できる。
【0071】他の例としては、図7、図8に示すよう
に、一方の圧粉体5は強硬度部の背面部6がコイル部2
の一面を支持するようにし、他方の圧粉体5はコイル部
2の貫通孔1に中脚部7を挿入するようにして、再加圧
成形したり、2つの圧粉体5の中脚部7および外脚部8
の先端に微小凹凸部10を設けるとともに、2つの圧粉
体5の中脚部7および外脚部8が互いに対向するように
して、再加圧成形したり、圧粉体5の背面部6に分割用
の分割溝を設けて、再加圧成形したりしてもよく、とも
に、より一層、コイル部2の他面を容易に被覆すること
ができ、特性バラツキを抑制できる。
【0072】この際、本発明の実施の形態では、再加圧
成形前、または再加圧成形中において、圧粉体5の強硬
度部がコイル部2の一面を支持しているが、再加圧成形
後においても、圧粉体の強硬度部がコイル部2の一面を
支持するようにすることが望ましい。
【0073】
【発明の効果】以上のように本発明は、コイル部を内包
する内包厚寸法(コイル部と外装部の表面との距離)を
コイル部の貫通孔の直径よりも小さくなるまで、コイル
部の上方部分に対応する外装部の上面部とコイル部の下
方部分に対応する外装部の下面部とを薄く形成して全体
として低背化を図っても、上面部の密度および下面部の
密度を中間部の密度よりも大きくしているので、上面部
および下面部において磁気飽和の発生を抑制することが
できる。
【0074】すなわち、コイル部の貫通孔の内部は、外
装部の中間部に相当するが、この中間部の密度よりも外
装部の上面部および下面部の密度の方が大きいので、貫
通孔の内部を通過する磁束が、貫通孔の直径よりも小さ
い上面部および下面部を通過しても、上面部および下面
部では中間部よりも密度が大きい分だけ透磁率を大きく
することができ、上面部および下面部において磁気飽和
を発生させずに、低背化を図ったコイル部品を提供する
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるコイル部の断面
【図2】同斜視図
【図3】同製造工程の一部を示す図
【図4】同要部である圧粉体の斜視図
【図5】同要部である端子を接続したコイル部の斜視図
【図6】同要部である端子形成前の斜視図
【図7】本発明の一実施の形態における他の製造工程の
一部を示す図
【図8】本発明の一実施の形態におけるさらに他のコイ
ル部品の製造工程の一部を示す図
【図9】従来のコイル部品の斜視図
【図10】同断面図
【図11】同製造工程の一部を示す断面図
【符号の説明】
1 貫通孔 2 コイル部 3 外装部 4 端子 5 圧粉体 6 背面部 7 中脚部 8 外脚部 9 金型 10 微小凹凸部 11 上面部 12 下面部 13 中間部 14 外側中間部 15 内側中間部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今西 恒次 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 樋渡 英敏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 北川 智一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5E043 AB04 FA04 5E070 AA01 CA01

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貫通孔を有したコイル部と、前記コイル
    部を内包した外装部と、前記コイル部に接続するととも
    に前記外装部から突出した端子とを備え、前記外装部は
    磁性粉末を含有した圧粉磁芯であって、前記コイル部の
    上方部分に対応する上面部と、前記コイル部の下方部分
    に対応する下面部と、前記コイル部の高さ部分に対応す
    る中間部とを有し、前記コイル部を内包する内包厚寸法
    を前記コイル部の前記貫通孔の直径よりも小さくすると
    ともに前記上面部の密度および前記下面部の密度を前記
    中間部の密度よりも大きくしたコイル部品。
  2. 【請求項2】 中間部は、コイル部の貫通孔内に対応す
    る内側中間部と、前記コイル部の外周面の外側部分に対
    応する外側中間部とを有し、前記外側中間部の密度を前
    記内側中間部の密度よりも大きくした請求項1記載のコ
    イル部品。
  3. 【請求項3】 外装部は、上面部の密度および下面部の
    密度を5.0〜6.0g/cm3とし、中間部の密度を
    前記上面部および前記下面部の密度の85%〜98%の
    密度とした請求項1記載のコイル部品。
  4. 【請求項4】 コイル部は、平角線を巻回したエッジワ
    イズ巻線とし、隣接する前記平角線間に外装部を非形成
    するように、隣接する前記平角線を密着した請求項1記
    載のコイル部品。
  5. 【請求項5】 外装部は、熱硬化性樹脂を含有した結合
    剤と磁性粉末とを前記熱硬化性樹脂が完全硬化しない非
    加熱状態で混合するとともに加圧成形した圧粉体を、コ
    イル部を被覆するように再加圧成形するとともに前記熱
    硬化性樹脂が完全硬化するように加熱して成形した請求
    項1記載のコイル部品。
  6. 【請求項6】 熱硬化性樹脂は、高硬度樹脂成分と弾性
    樹脂成分とを有するシリコン樹脂とした請求項5記載の
    コイル部品。
  7. 【請求項7】 圧粉体は、再加圧成形する際に前記圧粉
    体の形状がくずれる硬度の弱硬度部を設けるとともに、
    前記圧粉体を2個成形し、前記圧粉体の前記弱硬度部が
    前記コイル部を被覆するように前記圧粉体を再加圧成形
    した請求項5記載のコイル部品。
  8. 【請求項8】 圧粉体は、再加圧成形する際に前記圧粉
    体の形状がくずれない硬度の強硬度部と前記再加圧成形
    する際に前記圧粉体の形状がくずれる硬度の弱硬度部と
    を設け、外装部は少なくとも一方の前記圧粉体の前記強
    硬度部がコイル部の一面を支持するとともに、前記弱硬
    度部が前記コイル部の他面を被覆するように前記圧粉体
    を再加圧成形し、かつ熱硬化性樹脂が熱硬化するように
    加熱成形して成形した請求項7記載のコイル部品。
  9. 【請求項9】 圧粉体の形状は、背面部に中脚部と外脚
    部とを有した断面E字形状にし、前記背面部を強硬度部
    にするとともに、前記中脚部および前記外脚部を弱硬度
    部にした請求項8記載のコイル部品。
  10. 【請求項10】 一方の圧粉体および他方の前記圧粉体
    は強硬度部の背面部がコイル部の一面を支持するように
    して、再加圧成形した請求項9記載のコイル部品。
  11. 【請求項11】 一方の圧粉体は強硬度部の背面部がコ
    イル部の一面を支持するようにし、他方の前記圧粉体は
    前記コイル部の貫通孔に中脚部を挿入するようにして、
    再加圧成形した請求項9記載のコイル部品。
  12. 【請求項12】 2つの圧粉体の中脚部および外脚部の
    先端に微小凹凸部を設けるとともに、2つの前記圧粉体
    の前記中脚部および前記外脚部が互いに対向するように
    して、再加圧成形した請求項9記載のコイル部品。
  13. 【請求項13】 圧粉体の背面部に分割用の分割溝を設
    けた請求項9記載のコイル部品。
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