JP2003217761A - 中継コネクタ - Google Patents
中継コネクタInfo
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Abstract
コストが安価な中継コネクタを提供する。 【解決手段】 一対のヘッダーコネクタ3は、中継コネ
クタ1のフード2の中央部に対向して表面実装される。
各ヘッダーコネクタは、インシュレータ3Aと、これに
保持される複数対のばね状のコンタクト3Bとから構成
される。対向する一対のヘッダーコネクタの各コンタク
トの端子部3Cの間に、半田ボール4を付着させてリフ
ローし、各コンタクトを接続する。この際、各コンタク
トの端子部は、表裏両側のフードの中央部の内側に形成
された各突出段部2Jにより支持される。
Description
ネクタ等と他方のケーブルコネクタ等とを接続するため
に使用する中継コネクタに関する。
の第1の中継コネクタについて図8を参照して説明す
る。
ブルコネクタ32に、2つのヘッダーコネクタ33,3
4とプリント基板35を使用して接続する。各ヘッダー
コネクタ33,34には、2つの端子33A,34Aが
設けられ、プリント基板35には、回路パターン35A
が設けられる。ヘッダーコネクタ33の各端子33Aと
ヘッダーコネクタ34の各端子34Aは、それぞれ回路
パターン35Aに接続される。ケーブルコネクタ31を
ヘッダーコネクタ33に矢印方向に嵌合し、ケーブルコ
ネクタ32も同様にヘッダーコネクタ34に嵌合する。
このような方法により、ケーブルコネクタ31とケーブ
ルコネクタ32とを中継接続する。
新案登録第2556789号公報に記載されたコネクタ
用ハウジングについて図9を参照して説明する。
リント基板41の両側に重畳される弾性板42,43
と、各弾性板42,43と外側に重畳される蓋体44,
45と、プリント基板41に接続される一方側のコネク
タ46及び他方側のコネクタ47,48とから構成され
る。一方側のケーブルコネクタ(図示せず)は、コネク
タ46に接続され、他方側の2つのケーブルコネクタ
(図示せず)は、それぞれコネクタ47,48に接続さ
れる。
口44Aと弾性体42に形成される開口42Aから挿入
されてプリント基板41に接続される。コネクタ47,
48は、蓋体45に形成される開口45Aと弾性体43
に形成される開口43Aから挿入されてプリント基板4
1に接続される。プリント基板41、弾性板42,43
及び蓋体44,45は、4本のねじ49により一体に固
定される。
中継コネクタは、構造が複雑で、部品点数が多く、ま
た、コストが高価である。
中継コネクタの欠点を改良し、構造が簡単で、部品点数
が少なく、しかも、コストが安価な中継コネクタを提供
しようとするものである。
決するため、次の手段を採用する。
収容し保持するフードとを有し、前記各コネクタは、イ
ンシュレータと、前記インシュレータに保持されるコン
タクトとから構成され、前記フードは、前記各コネクタ
に対して嵌合離脱する他の各コネクタが挿入排出するた
めのガイド溝を有し、前記各コネクタのコンタクトの端
子部同士は、直接又は間接に接続され、前記フードは、
前記各端子部同士が対向する状態で、前記各端子部を保
持固定する手段を有する中継コネクタ。
が半田であり、かつ、前記各端子部を保持固定する前記
フードが有する手段が段部である前記1記載の中継コネ
クタ。
がプリント基板及び半田であり、かつ、前記各端子部を
保持固定する前記フードが有する手段が前記プリント基
板である前記1記載の中継コネクタ。
に一対の結合用部材をかけ渡すように固定する前記3記
載の中継コネクタ。
が結合用コンタクトであり、かつ、前記各端子部を保持
固定する前記フードが有する手段が貫通孔及び前記結合
用コンタクトであり、前記結合用コンタクトは弾力性を
有するフォーク部と圧入部とから構成され、前記フォー
ク部が前記端子部同士を圧接し、前記圧入部が前記貫通
孔に圧入される前記1記載の中継コネクタ。
れ、前記他の各コネクタに突起が形成され、前記板ばね
部が前記突起に係合することにより、前記他の各コネク
タが前記中継コネクタから離脱することが防止される前
記1記載の中継コネクタ。
継コネクタについて説明する。
図1〜図3を参照して説明する。図1は、中継コネクタ
1に一方のケーブルコネクタ11が嵌合する前の状態を
示す斜視図である。
三面図である。中継コネクタ1は、2枚合せのフード2
と、フード2の中央部の両側に設置される各ヘッダーコ
ネクタ3とから構成される。フード2は、中央部2A
と、上部2Bと、下部2Cとから略横H字形状に構成さ
れる。フード2の上部2B及び下部2Cの前面及び背面
の右側には、各ケーブルコネクタ11をロックするため
に、切り込みにより板ばね部2Dが形成される。また、
2枚合せのフード2の上面及び下面の左側及び右側に
は、略コ字形状の板ばね2Eと突起2Fとが対向して形
成され、各板ばね2Eと各突起2Fとが係合することに
より、2枚合せのフード2は相互に固定される。更に、
フード2の上部2B及び下部2Cの各内側に、ケーブル
コネクタ11を挿入排出するためにガイド溝2G,2H
が形成され、また、ケーブルコネクタ11が上下表裏逆
向きに挿入されることを防止するために、逆挿入防止キ
ー(突起)2Iが形成される。
ように、フード2の中央部2Aに対向して表面実装され
る。各ヘッダーコネクタ3は、インシュレータ3Aと、
インシュレータ3Aに保持される複数対のばね状のコン
タクト3Bとから構成される。各コンタクト3Bは、ガ
ルウィング状に形成される。対向する一対のヘッダーコ
ネクタ3の各コンタクト3Bの端子部3Cの間に、半田
ボール4を付着させてリフローし、各コンタクト3Bを
接続する。この際、各コンタクト3Bの端子部3Cは、
表裏両側のフード2の中央部2Aの内側に形成された各
突出段部2Jにより支持される。
の接続は、半田ボール4の代りに、糸半田、リボン半田
又はクリーム半田でも行うことができる。また、リフロ
ー方法としては、リフロー炉、パルスヒート、光ビーム
及び半田ごてを挙げることができる。
すると、図1の状態において、一方のケーブルコネクタ
11を中継コネクタ1の右側に矢印方向に挿入すると、
同ケーブルコネクタ11は右側のヘッダーコネクタ3と
嵌合し、各板ばね部2Dの先端がケーブルコネクタ11
の上部及び下部に形成された各突起11Bに係合する。
したがって、ケーブルコネクタ11は、矢印方向と逆方
向に無用には離脱しない。なお、ケーブルコネクタ11
のインシュレータ11Aには、ケーブル11Cが取り付
けられる。
継コネクタ1の左側に挿入すると、同ケーブルコネクタ
11は左側のヘッダーコネクタ3と嵌合する。この結
果、一方のケーブルコネクタ11は、中継コネクタ1に
おける右側のヘッダーコネクタ3、半田ボール4及び左
側のヘッダーコネクタ3を経て、他方のケーブルコネク
タ11と接続する。
図4を参照して説明する。ただし、第2実施の形態例以
下の説明は、第1実施の形態例と相違する点のみについ
て行い、同様の点については省略する。
における半田ボール4に代えてプリント基板5を採用す
る。プリント基板5の両面には、それぞれ複数対のラン
ド5Aが設けられ、両面の各ランド5Aはプリント基板
5に開けられたスルーホール5Bを通して電気的に接続
されている。左右両側のヘッダーコネクタ3の各コンタ
クト3Bの端子部3Cは、各ランド5Aに半田付けされ
る。プリント基板5は、フード2に保持固定される。
図5を参照して説明する。
における半田ボール4に代えて結合用コンタクト6を採
用する。結合用コンタクト6は、弾力性を有するフォー
ク部6Aと、圧入部6Bとから略U字形状に構成され
る。表裏両側のフード2の中央部2Aの内側には、突出
部2Kが形成され、フード2の両外面から各突出部2K
までにわたって貫通孔2Lが開けられる。左右両側のヘ
ッダーコネクタ3の各コンタクト3Bの端子部3Cが突
き合わされた状態で、各結合用コンタクト6を各貫通孔
2Lに圧入すると、各コンタクト3Bの端子部3Cは各
フォーク部6Aにより圧接されて接続する。
図6を参照して説明する。
(図4)における左右両側のヘッダーコネクタ3の相対
的位置関係を安定して保持するために、結合用部材7を
採用する。結合用部材7は、平板から構成される。左右
両側のヘッダーコネクタ3の間に一対の結合用部材7を
プリント基板5の長さ方向の両側において、かけ渡すよ
うに固定する。固定は、各ヘッダーコネクタ3のインシ
ュレータ3Aに形成された各圧入部3Dに各結合用部材
7の左右両側を圧入することにより行われる。
図7を参照して説明する。
(図2)におけるフード2の各板ばね部2Dが改造され
る。すなわち、フード2の上部2B及び下部2Cの前面
及び背面の右端から内方に向かって、各ケーブルコネク
タ11をロックするために、板ばね部2Mが片持はり状
に形成される。各ケーブルコネクタ11が各ヘッダーコ
ネクタ3に嵌合すると、各板ばね部2Mの先端2Nは各
ケーブルコネクタ11の各突起11Bに係合する。
によれば、次の効果が奏される。
収容保持される一対のコネクタと、一対のコネクタを接
続する手段とから構成されるので、構造が簡単である。
を簡便に行うことができる。
であるため、コストが安価である。
ーブルコネクタの嵌合前の斜視図である。
図、(b)は底面図、(c)は側面図を、それぞれ示
す。
部の断面図である。
部の断面図である。
ける2つのヘッダーコネクタが結合用部材により結合さ
れた状態の平面図である。
つのケーブルコネクタとが嵌合した状態の断面図であ
る。
(a)は斜視図、(b)は背面図、(c)は平面図、
(d)は断面図、(e)は正面図を、それぞれ示す。
Claims (6)
- 【請求項1】 一対のコネクタと、前記各コネクタを収
容し保持するフードとを有し、 前記各コネクタは、インシュレータと、前記インシュレ
ータに保持されるコンタクトとから構成され、 前記フードは、前記各コネクタに対して嵌合離脱する他
の各コネクタが挿入排出するためのガイド溝を有し、 前記各コネクタのコンタクトの端子部同士は、直接又は
間接に接続され、 前記フードは、前記各端子部同士が対向する状態で、前
記各端子部を保持固定する手段を有することを特徴とす
る中継コネクタ。 - 【請求項2】 前記端子部同士を間接に接続する手段が
半田であり、かつ、前記各端子部を保持固定する前記フ
ードが有する手段が段部であることを特徴とする請求項
1記載の中継コネクタ。 - 【請求項3】 前記端子部同士を間接に接続する手段が
プリント基板及び半田であり、かつ、前記各端子部を保
持固定する前記フードが有する手段が前記プリント基板
であることを特徴とする請求項1記載の中継コネクタ。 - 【請求項4】 前記各コネクタのインシュレータの間に
一対の結合用部材をかけ渡すように固定することを特徴
とする請求項3記載の中継コネクタ。 - 【請求項5】 前記端子部同士を直接に接続する手段が
結合用コンタクトであり、かつ、前記各端子部を保持固
定する前記フードが有する手段が貫通孔及び前記結合用
コンタクトであり、前記結合用コンタクトは弾力性を有
するフォーク部と圧入部とから構成され、前記フォーク
部が前記端子部同士を圧接し、前記圧入部が前記貫通孔
に圧入されることを特徴とする請求項1記載の中継コネ
クタ。 - 【請求項6】 前記フードに板ばね部が一体に形成さ
れ、前記他の各コネクタに突起が形成され、前記板ばね
部が前記突起に係合することにより、前記他の各コネク
タが前記中継コネクタから離脱することが防止されるこ
とを特徴とする請求項1記載の中継コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002008293A JP3559968B2 (ja) | 2002-01-17 | 2002-01-17 | 中継コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2003217761A true JP2003217761A (ja) | 2003-07-31 |
JP3559968B2 JP3559968B2 (ja) | 2004-09-02 |
Family
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107103982A (zh) * | 2012-09-10 | 2017-08-29 | 霍尼韦尔国际公司 | 用于传感器的磁芯 |
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2002
- 2002-01-17 JP JP2002008293A patent/JP3559968B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN107103982B (zh) * | 2012-09-10 | 2019-09-17 | 霍尼韦尔国际公司 | 用于传感器的磁芯 |
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