JP2003215971A - 定着装置及びこれを備える画像形成装置 - Google Patents

定着装置及びこれを備える画像形成装置

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JP2003215971A
JP2003215971A JP2002010329A JP2002010329A JP2003215971A JP 2003215971 A JP2003215971 A JP 2003215971A JP 2002010329 A JP2002010329 A JP 2002010329A JP 2002010329 A JP2002010329 A JP 2002010329A JP 2003215971 A JP2003215971 A JP 2003215971A
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fixing
temperature
roller
oil
fixing device
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Kohei Koshida
越田  耕平
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の小型化やコストの低減化を図りつつ、
所望の光沢度の定着画像を得ることができると共に、ウ
ォーミングアップ時間の短縮化、厚紙等の記録材の定着
処理時や複数枚の記録材の連続定着処理時における定着
性の向上を図ることができる定着装置及びこれを備える
画像形成装置を提供する。 【解決手段】 オイル塗布ローラ40を加熱するオイル
塗布ローラヒータ49と、オイル塗布ローラ40の温度
を検知するサーミスタ48と、サーミスタ48によって
検知された温度に基づきオイル塗布ローラ40の定着ロ
ーラ4aとの接触部が所定の設定温度となるようオイル
塗布ローラヒータ49の駆動を制御する制御手段47
と、所定の定着条件に関する定着状態を検知する動作モ
ード検知手段7とを備え、制御手段47は、動作モード
検知手段7によって検知された定着状態に対応して設定
温度を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、未定着像を担持す
る記録材を、互いに圧接回転する定着体及び加圧体によ
って狭持搬送することにより、上記未定着像を上記記録
材に定着させる定着装置及びこれを備える画像形成装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置に備えられる定着装
置としては、少なくとも一方を所定の温度にて加熱され
互いに圧接回転する定着体及び加圧体として一対のロー
ラ等を有し、この一対のローラ等の間に、トナーからな
る未定着像を担持する記録材を通紙しながら加熱及び加
圧することにより、上記未定着像を上記記録材に定着さ
せる定着装置が知られている。
【0003】かかる定着装置にあっては、定着の際、例
えば上記一対のローラのうちの一方である定着体たる定
着ローラに未定着トナーがオフセットしないように、定
着ローラ表面に離型剤としてシリコーン等のオイルを供
給することが行われている。
【0004】特に、フルカラーの画像形成においては、
記録材の表面に何層にもトナー像が重ねられた状態で記
録材がローラ対間を通過することとなるため、定着ロー
ラへのトナーのオフセットが生じやすく、画像欠陥を防
止するためにローラ等にオイルを供給するオイル塗布機
能が非常に重要である。
【0005】オイルを定着ローラ等に供給する方式とし
ては、オイルを含浸させたフェルトやウェブ等を定着ロ
ーラに当接させるもの、オイルを表面に担持するローラ
状部材であるオイル塗布ローラを定着ローラに当接させ
るもの等が提案されている。
【0006】定着ローラの耐久性やオイル塗布の安定性
等を考慮すると、オイル塗布ローラを用いることが望ま
しい。
【0007】図9は従来におけるオイル塗布ローラを用
いた定着装置の一例を示したものである。
【0008】図9に示すように、塗布部材たるオイル塗
布ローラ40を用いた場合、オイル塗布ローラ40上の
離型剤たるオイルは、オイル塗布ローラ40とこれに接
触配設される規制手段たるオイル塗布ブレード44との
間を通過することにより所望の一定量に規制されて最適
量のオイル膜厚とされた後、オイル塗布ローラ40と定
着体たる定着ローラ4aとの接触部で定着ローラ4aに
塗布される。こうして、定着ローラ4aには所定量のオ
イルが塗布されることとなる。
【0009】しかし、オイルを定着ローラ4a表面に塗
布することによっても、記録材上の未定着像を形成する
現像剤が定着ローラ4a表面へ転移するオフセット現象
の発生を完全に防止することはできず、定着ローラ4a
表面に転移した現像剤は定着ローラ4a表面に徐々に堆
積してしまう。
【0010】その結果、上述のように定着ローラ4aに
堆積した現像剤によって定着ローラ4aの離型層は劣化
され、定着ローラ4aの寿命は短くなる。
【0011】そこで、従来では、オフセット現象によっ
て定着ローラ4aに付着した現像剤を除去するために、
定着ローラ4a表面にクリーニング部材を接触させるこ
とによって定着ローラ4aの付着現像剤を除去するクリ
ーニング手段9が設けられている。
【0012】更に定着ローラへの堆積現像剤の量が多い
場合には、オイル塗布ローラ40にも現像剤がオフセッ
トしてくることから、オイル塗布ローラ40のための除
去手段たるクリーニングブレードが設けられている。
【0013】更に、定着装置立ち上げ時の定着性の確保
やオイル粘度変化によって生じる画像光沢変化を防止す
るため、オイルを加熱するオイル加熱機能として、オイ
ルパンPに面上にオイルヒータH1を配置している。
【0014】画像光沢を高めるためには定着温度を高く
したり、定着速度を遅くしたりして、現像剤への熱量を
増大させる。又、オイル塗布量が少ないほど画像の光沢
は高くなる。
【0015】一方、熱ローラ定着方式の定着装置では、
記録材や現像剤を加熱する際に、熱容量の大きな定着ロ
ーラを加熱する必要があるため、省エネ面で不利である
とともに、プリント時に定着装置を暖めるのに時間がか
かりウォーミングアップ時間が長くなってしまうという
問題があった。
【0016】又、複数の転写紙等を連続してローラ対間
に通紙した場合、ローラ対から転写紙に奪われる熱量が
大きいため、ローラ対の表面温度が下がり、定着性が著
しく低下するといった問題があった。
【0017】特に、複数の厚紙を連続してローラ対間に
通紙する場合は、ローラ対から転写紙に奪われる熱量も
非常に大きく、プロセススピードのダウンや紙間の距離
の増加によって定着性を確保するといった手法がとられ
ていた。
【0018】上述した問題を解決するため、従来では、
図10に示すように外部加熱ローラ8を定着ローラ4a
表層に当接させる外部加熱機能により、ウォーミングア
ップ時間短縮や、連続画像形成モード時の定着ローラ4
aの温度降下等に対応している。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図11
に示すようにオイル塗布ローラ40とオイル塗布ブレー
ド44との接触力が低い場合、オイル溜まりAができて
しまい、定着ニップに転写紙Mが侵入したときの衝撃が
オイル塗布ローラ40とオイル塗布ブレード44の当接
部まで伝わり、図12に示すように溜まったオイルが抜
け出して長手方向に筋A1を形成し、これが定着ニップ
まで流れ、図13に示すように転写紙Mに筋A2が入っ
たような画像不良を生じてしまう。又、オイルパン近傍
にオイルヒータを設けた場合は、オイルパンに入ったオ
イル全体の温度を調整するため、保温するための熱量や
放熱による損失も多く、全体の熱量が大きくかかってし
まっていた。
【0020】又、定着温度の増加、定着速度の低下によ
り定着画像の光沢をコントロールするだけでは、定着画
像の光沢を十分に向上させることは非常に困難であっ
た。
【0021】更に、オイル塗布機能、外部加熱機能、オ
イル加熱機能をそれぞれ設けた場合、装置全体の大型化
や、コストがかかるといった問題があった。
【0022】そこで、本発明は、装置の小型化やコスト
の低減化を図りつつ、所望の光沢度の定着画像を得るこ
とができると共に、ウォーミングアップ時間の短縮化、
厚紙等の記録材の定着処理時や複数枚の記録材の連続定
着処理時における定着性の向上を図ることができる定着
装置及びこれを備える画像形成装置の提供を目的とす
る。
【0023】
【課題を解決するための手段】本出願によれば、上記目
的は、互いに圧接回転する定着体及び加圧体を備え、未
定着像を担持する記録材を上記定着体及び上記加圧体に
よって挟持搬送しながら加熱及び加圧することにより上
記未定着像を上記記録材に定着させて定着画像とする定
着装置であって、上記定着体又は上記加圧体の周方向に
おける所定位置で上記定着体又は上記加圧体に接触して
配設され表面で離型剤を保持し回転しながら上記定着体
又は上記加圧体に塗布する塗布部材と、該塗布部材に離
型剤を供給する供給手段と、上記塗布部材に保持される
離型剤量を所定量に規制する規制手段とを備える定着装
置において、塗布部材を加熱する加熱手段と、該塗布部
材の温度を検知する温度検知手段と、該温度検知手段に
よって検知された温度に基づき上記塗布部材の定着体又
は加圧体との接触部が所定の設定温度となるよう上記加
熱手段の駆動を制御する制御手段と、所定の定着条件に
関する定着状態を検知する状態検知手段とを備え、上記
制御手段は、該状態検知手段によって検知された定着状
態に対応して設定温度を変更するようになっているとい
う第一の発明によって達成される。
【0024】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明において、状態検知手段は、定着条件に関する定着
状態として記録材の種類を検知する紙種検知手段を有す
るという第二の発明によっても達成される。
【0025】更に、本出願によれば、上記目的は、第一
の発明又は第二の発明において、状態検知手段は、定着
条件に関する定着状態として操作部等で選択された所望
の設定情報における定着画像の光沢度の情報を検知する
光沢検知手段を有するという第三の発明によっても達成
される。
【0026】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明乃至第三の発明のいずれかにおいて、塗布部材はロ
ーラ状に形成されているという第四の発明によっても達
成される。
【0027】更に、本出願によれば、上記目的は、第一
の発明乃至第四の発明のいずれかにおいて、塗布部材
は、除去手段によって該塗布部材上の現像剤が除去され
るようになっているという第五の発明によっても達成さ
れる。
【0028】又、本出願によれば、上記目的は、第五の
発明において、除去手段は、塗布部材に対する現像剤除
去位置が、塗布部材の回転方向で、該塗布部材と定着体
又は加圧体との接触位置より下流側、且つ、供給手段に
よる上記塗布部材に対する離型剤供給位置より上流側に
位置するという第六の発明によっても達成される。
【0029】更に、本出願によれば、上記目的は、第一
の発明乃至第六の発明のいずれかにおいて、供給手段
は、離型剤を貯留する貯留手段からの離型剤が塗布部材
に供給されるようになっているという第七の発明によっ
ても達成される。
【0030】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明乃至第七の発明のいずれかにおいて、定着体又は加
圧体、供給手段、規制手段は、塗布部材の回転方向で、
定着体又は加圧体と上記塗布部材との接触位置、供給手
段による上記塗布部材に対する離型剤供給位置、規制手
段による上記塗布部材に対する離型剤規制位置の順とな
るよう設けられているという第八の発明によっても達成
される。
【0031】更に、本出願によれば、上記目的は、第一
の発明乃至第八の発明のいずれかにおいて、温度検知手
段は、定着体又は加圧体の軸線方向における非通紙領域
に対応する塗布部材の領域の温度を検知するようになっ
ているという第九の発明によっても達成される。
【0032】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明乃至第九の発明のいずれかにおいて、温度検知手段
は、塗布部材に対する温度検知位置が、塗布部材の回転
方向で、該塗布部材と定着体又は加圧体との接触位置よ
り下流側、且つ、規制手段による上記塗布部材に対する
離型剤規制位置より上流側に位置するという第十の発明
によっても達成される。
【0033】更に、本出願によれば、上記目的は、一連
の画像形成プロセスによって画像を記録材に記録する画
像形成装置であって、第一の発明乃至第十の発明のいず
れかの定着装置を備えるという第十一の発明によっても
達成される。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を具
体化した実施形態について説明する。
【0035】先ず、図1を参照して本実施形態にかかる
画像形成装置の一例たる複写機の概略構成について説明
する。
【0036】この複写機は、走査光学系を有するリーダ
ー部1で読み取った画像情報を光電変換して画像形成部
2に転送し、給紙部3によって給送された記録材たる転
写紙に画像形成部2において画像形成が行われる。
【0037】画像形成後の転写紙は、定着装置4に搬送
され熱及び圧力を印加されて転写画像が定着される。
【0038】尚、一連の電子写真プロセス工程について
は公知であるので詳細説明は省略する。
【0039】次に、図2に基づき定着装置4について詳
細に説明する。
【0040】定着装置4は、図2に示すように、定着体
たる定着ローラ4aと、加圧体たる加圧ローラ4bと、
塗布部材たるオイル塗布ローラ40と、供給手段たる第
三汲み上げローラ41と、規制手段たるオイル塗布ブレ
ード44と、加熱手段たるオイル塗布ローラヒータ49
と、温度検知手段たるサーミスタ48と、制御手段47
と、状態検知手段たる動作モード検知手段7とを備えて
いる。
【0041】定着ローラ4a及び加圧ローラ4bは、ア
ルミ製の芯金の上にシリコンゴムを被覆して形成されて
おり、互いに圧接してニップを形成し、このニップ部に
て記録材を挟持搬送しながら上記記録材上の未定着像の
定着処理を施すようになっている。
【0042】又、定着ローラ4aの芯金の内側には加熱
源であるハロゲンヒータ45aが配置され、定着ローラ
4aのシリコンゴムの表層に接触しているサーミスタ
(図示せず)より定着ローラ4a表面の温度が検知され
る。
【0043】複写機本体に設けられたコントローラ部
(図示せず)は、各サーミスタの温度と予め設定されて
いる設定温度を比較し、この設定温度より低ければ各ハ
ロゲンヒータ45aを点燈し、高ければ点燈しないよう
に制御することにより、定着ローラ4a温度を一定に保
つようになっている。
【0044】定着装置4にあっては、シリコンオイル等
の離型剤を貯留する貯留手段たるオイルパンP内のオイ
ルに第一汲み上げローラ43の一部が浸漬されており、
第二汲み上げローラ42は第一汲み上げローラ43に隣
接して回転している。
【0045】又、供給手段たる第三汲み上げローラ41
は第二汲み上げローラ42及びオイル塗布ローラ40に
隣接している。
【0046】本実施形態では、上述のように、オイルパ
ンPにオイルを貯留し、第一汲み上げローラ43、第二
汲み上げローラ42、第三汲み上げローラ41を配置す
ることによって、継続的にオイルパンPからオイル塗布
ローラ41にオイルを供給できるようになっている。
【0047】第一汲み上げローラ43によって汲み上げ
られたオイルは、第二汲み上げローラ42とのギャップ
部によってオイルの通過量がある程度まで規制される。
【0048】通常、これらの汲み上げローラ間は、所定
のギャップ(0.1mm〜0.3mm程度)を有してお
り、このギャップによってオイルの通過量が決定され、
ここを通過したシリコンオイルが第三汲み上げローラ4
1と第二汲み上げローラ42とのニップ部へと汲み上げ
られる。
【0049】ここで、第二汲み上げローラ42は表面に
深さ0.1程度の溝が形成されており、その溝にたまっ
たオイルを第三汲み上げローラ41に受け渡している。
【0050】第三汲み上げローラ41はオイル塗布ロー
ラ40に若干侵入するように接しており、表層がシリコ
ンゴムであるオイル塗布ローラ40を傷つけないよう
に、第三汲み上げローラ41の表面は表面粗さが小さく
なっている。
【0051】次に、第三汲み上げローラ41からオイル
塗布ローラ40に転移したオイルはオイル塗布ローラ4
0周上を規制手段たるオイル塗布ブレード44へと運ば
れる。
【0052】オイル塗布ローラ41上のオイルは、オイ
ル塗布ブレード44との接触部分を通過することによ
り、その通過量が所望の量に規制され、最適量のオイル
膜厚とされ、その後、オイル塗布ローラ41と定着ロー
ラ4aとのニップ部にて定着ローラ4a上に塗布され
る。
【0053】オイル塗布ローラ40は上記のように表層
をシリコンゴムでその内側を金属円筒芯金で構成されて
おり、該金属円筒芯金の内部にはオイル塗布ローラ40
を加熱するオイル塗布ローラヒータ49が内蔵されてい
る。
【0054】図2に示すように、オイル塗布ローラ40
の外周に沿って、定着ローラ4a、第三汲み上げローラ
41、オイル塗布ブレード44の順序でこれらが配置さ
れていればよい。又、供給手段としては図5に示すよう
なオイル供給ポンプ41a等でもよい。
【0055】又、図2に示すようにクリーニングブレー
ド46が配置されており、クリーニングブレード46
は、オイル塗布ローラ40へ流れてきたオフセットトナ
ーをかきとる役目を果たす。
【0056】図6はクリーニングブレード46の配置を
示したものである。
【0057】クリーニングブレード46は、図6に示す
ように、オイル塗布ローラ40に対するオイル除去位置
が、オイル塗布ローラ40の回転方向で、オイル塗布ロ
ーラ40と定着ローラ4aとの接触位置より下流側、且
つ、第三汲み上げローラ41によるオイル塗布ローラ4
0に対するオイル供給位置より上流側の領域R1内に位
置することが望ましい。
【0058】更に、オイル塗布ローラ40にはサーミス
タ48が接触配置され、サーミスタ48がオイル塗布ロ
ーラ40の温度を検知して制御手段47へその情報を発
信する。
【0059】ここで、サーミスタ48を図7に示すよう
に定着ローラ4aを通過する転写紙Mのスラスト領域R
2の外側領域(非通紙領域)に対応するオイル塗布ロー
ラ40の領域に設ければ、転写紙Mへサーミスタ48の
当接による画像へのオイル筋は発生しない。
【0060】この他、図8に示すようにサーミスタ48
は、オイル塗布ローラ40に対する温度検知位置が、オ
イル塗布ローラ40の回転方向で、オイル塗布ローラ4
0と定着ローラ4aとの接触位置より下流側、且つ、オ
イル塗布ブレード44によるオイル塗布ローラ40に対
するオイル規制位置より上流側の領域R3に位置するこ
とが望ましい。これにより、オイル塗布ブレード44に
よって、サーミスタ48の当接跡が均されるため、画像
へのオイル筋は発生しない。
【0061】制御手段47は、図3に示すようにあらか
じめ操作部をはじめとする動作モード検知手段7から紙
種検知手段たる紙種検知7aや光沢検知手段たるグロス
検知7bの設定値を認識した後、それに対応したオイル
塗布ローラ40の所定温調温度を設定しており、設定温
度に対して一定になるようにオイル塗布ローラヒータ4
9を制御している。
【0062】ここで、紙種検知7aとは操作部等のユー
ザ設定によるユーザ設定値や、紙厚センサー等の紙種検
知手段からの情報を認識する検知手段を意味しており、
グロス検知7bとは操作部等のユーザ設定によるユーザ
設定値を認識する検知手段を意味している。
【0063】制御手段47による制御の一例について説
明すると、紙種が最厚口の場合、オイル塗布ローラ40
の温調温度を高く設定し、表層のシリコンゴムを熱膨張
させる。
【0064】こうした場合、オイル塗布ブレード44と
オイル塗布ローラ40との接触圧が増大し、塗布量が減
少するため、図11で示したオイル溜まりAがなくなる
ため、最厚口の紙の定着ニップ侵入ショックによる画像
不良を回避することができる。
【0065】更に、定着ローラ4aへの加熱効果も増大
するため、最厚紙モードによる定着性にも効果がある。
【0066】尚、この場合、オイル塗布ローラ40の温
調温度は定着ローラ4aの温調温度よりも高く設定して
ある。
【0067】逆に、薄紙の場合はオイル塗布ローラ40
の温調温度を低く設定し、転写紙が定着ローラ4aに巻
きつかないよう所望のオイル量を塗布する。
【0068】又、グロス検知7bにより、高グロス画像
を得る場合も温調温度を高く設定する。
【0069】一般にグロス(光沢)を高めるためには、
オイルの塗布量を減らすことと、トナーに対して多くの
エネルギを加えることが挙げられる。前者の達成のため
には、オイル規制量を減少させたり、オイルの粘性を低
下させる手法がある。
【0070】後者の達成のためには、定着温度を高めた
り、定着速度を遅めたり、定着ローラ対の加圧力を高め
たりする手法がある。
【0071】即ち、高グロス画像を得る場合には、温調
温度を高温にすれば、上記したようにオイル塗布ブレー
ド44とオイル塗布ローラ40との接触圧が増大し、規
制力が働くため塗布量が減少する。
【0072】又、オイルを高温に熱することから、オイ
ル自体の粘性が低下し、結果として塗布量も低下する。
【0073】更に、オイル塗布ローラ40から定着ロー
ラ4aへの熱の供給も大きくなるため、トナーへのエネ
ルギ供給も大きくなる。
【0074】このように、オイル塗布量やエネルギの観
点からも高グロスを引き出すが可能となるため、グロス
のコントロールも可能となる。
【0075】図4はこうした温調温度設定の一例であ
り、紙種が厚いほど、又、グロスが高いほどオイル塗布
ローラ40の温調温度が高くなっていることがわかる。
【0076】特開平11−24482はオイル塗布ロー
ラの外周に加熱手段を配置することによって、オイル塗
布ローラに塗布と加熱の両方の機能をもたせ、ウォーミ
ングアップ時間を短縮するとともに、省スペース化も実
現している。
【0077】又、特開平10−78725の実施形態で
は、オイル塗布ローラの内部にヒータを有し、オイル塗
布ローラに塗布と加熱の両方の機能をもたせている。
【0078】しかし、本発明では、状態検知手段からの
情報を元にオイル塗布ローラの温調温度を調整する制御
手段を有し、熱量とオイル塗布量の両方のコントロール
を考慮に入れている点で異なる。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本出願にかかる第
一の発明によれば、加熱手段が塗布部材を加熱し、温度
検知手段が該塗布部材の温度を検知し、状態検知手段が
所定の定着条件に関する定着状態を検知し、制御手段が
上記温度検知手段によって検知された温度に基づき上記
塗布部材の定着体又は加圧体との接触部が所定の設定温
度となるよう上記加熱手段の駆動を制御すると共に上記
状態検知手段によって検知された定着状態に対応して設
定温度を変更するようになっているので、装置の小型化
やコストの低減化を図りつつ、所望の光沢度の定着画像
を得ることができると共に、ウォーミングアップ時間の
短縮化、厚紙等の記録材の定着処理時や複数枚の記録材
の連続定着処理時における定着性の向上を図ることがで
きる。
【0080】又、本出願にかかる第二の発明によれば、
加熱手段が塗布部材を加熱し、温度検知手段が該塗布部
材の温度を検知し、状態検知手段の紙種検知手段が定着
条件に関する定着状態として記録材の種類を検知し、制
御手段が上記温度検知手段によって検知された温度に基
づき上記塗布部材の定着体又は加圧体との接触部が所定
の設定温度となるよう上記加熱手段の駆動を制御すると
共に上記状態検知手段によって検知された定着状態に対
応して設定温度を変更するようになっているので、装置
の小型化やコストの低減化を図りつつ、所望の光沢度の
定着画像を得ることができると共に、ウォーミングアッ
プ時間の短縮化、厚紙等の記録材の定着処理時や複数枚
の記録材の連続定着処理時における定着性の向上を図る
ことができる。
【0081】更に、本出願にかかる第三の発明によれ
ば、加熱手段が塗布部材を加熱し、温度検知手段が該塗
布部材の温度を検知し、状態検知手段の光沢検知手段が
定着条件に関する定着状態として操作部等で選択された
所望の設定情報における定着画像の光沢度の情報を検知
し、制御手段が上記温度検知手段によって検知された温
度に基づき上記塗布部材の定着体又は加圧体との接触部
が所定の設定温度となるよう上記加熱手段の駆動を制御
すると共に上記状態検知手段によって検知された定着状
態に対応して設定温度を変更するようになっているの
で、装置の小型化やコストの低減化を図りつつ、所望の
光沢度の定着画像を得ることができると共に、ウォーミ
ングアップ時間の短縮化、厚紙等の記録材の定着処理時
や複数枚の記録材の連続定着処理時における定着性の向
上を図ることができる。
【0082】又、本出願にかかる第四の発明によれば、
加熱手段がローラ状の塗布部材を加熱し、温度検知手段
が該塗布部材の温度を検知し、状態検知手段が所定の定
着条件に関する定着状態を検知し、制御手段が上記温度
検知手段によって検知された温度に基づき上記塗布部材
の定着体又は加圧体との接触部が所定の設定温度となる
よう上記加熱手段の駆動を制御すると共に上記状態検知
手段によって検知された定着状態に対応して設定温度を
変更するようになっているので、装置の小型化やコスト
の低減化を図りつつ、所望の光沢度の定着画像を得るこ
とができると共に、塗布部材を周方向に均一に加熱で
き、ウォーミングアップ時間の短縮化、厚紙等の記録材
の定着処理時や複数枚の記録材の連続定着処理時におけ
る定着性の向上を図ることができる。
【0083】更に、本出願にかかる第五の発明によれ
ば、除去手段によって塗布部材上の現像剤が除去され、
加熱手段が上記塗布部材を加熱し、温度検知手段が該塗
布部材の温度を検知し、状態検知手段が所定の定着条件
に関する定着状態を検知し、制御手段が上記温度検知手
段によって検知された温度に基づき上記塗布部材の定着
体又は加圧体との接触部が所定の設定温度となるよう上
記加熱手段の駆動を制御すると共に上記状態検知手段に
よって検知された定着状態に対応して設定温度を変更す
るようになっているので、装置の小型化やコストの低減
化を図りつつ、オイルスジ等の画像不良を防止し、所望
の光沢度の定着画像を得ることができると共に、ウォー
ミングアップ時間の短縮化、厚紙等の記録材の定着処理
時や複数枚の記録材の連続定着処理時における定着性の
向上を図ることができる。
【0084】又、本出願にかかる第六の発明によれば、
加熱手段が上記塗布部材を加熱し、温度検知手段が該塗
布部材の温度を検知し、状態検知手段が所定の定着条件
に関する定着状態を検知し、制御手段が上記温度検知手
段によって検知された温度に基づき上記塗布部材の定着
体又は加圧体との接触部が所定の設定温度となるよう上
記加熱手段の駆動を制御すると共に上記状態検知手段に
よって検知された定着状態に対応して設定温度を変更す
るようになっていると共に、塗布部材に対する除去手段
の現像剤除去位置の適正化がはかられているので、装置
の小型化やコストの低減化を図りつつ、所望の光沢度の
定着画像を得ることができると共に、ウォーミングアッ
プ時間の短縮化、厚紙等の記録材の定着処理時や複数枚
の記録材の連続定着処理時における定着性の向上を図る
ことができる。
【0085】更に、本出願にかかる第七の発明によれ
ば、貯留手段からの離型剤が塗布部材に供給され、加熱
手段が塗布部材を加熱し、温度検知手段が該塗布部材の
温度を検知し、状態検知手段が所定の定着条件に関する
定着状態を検知し、制御手段が上記温度検知手段によっ
て検知された温度に基づき上記塗布部材の定着体又は加
圧体との接触部が所定の設定温度となるよう上記加熱手
段の駆動を制御すると共に上記状態検知手段によって検
知された定着状態に対応して設定温度を変更するように
なっているので、装置の小型化やコストの低減化を図り
つつ、所望の光沢度の定着画像を得ることができると共
に、ウォーミングアップ時間の短縮化、貯留手段から塗
布部材へ離型剤を長時間継続的に供給し、厚紙等の記録
材の定着処理時や複数枚の記録材の連続定着処理時にお
ける定着性の向上を図ることができる。
【0086】又、本出願にかかる第八の発明によれば、
加熱手段が塗布部材を加熱し、温度検知手段が該塗布部
材の温度を検知し、状態検知手段が所定の定着条件に関
する定着状態を検知し、制御手段が上記温度検知手段に
よって検知された温度に基づき上記塗布部材の定着体又
は加圧体との接触部が所定の設定温度となるよう上記加
熱手段の駆動を制御すると共に上記状態検知手段によっ
て検知された定着状態に対応して設定温度を変更するよ
うになっていると共に、定着体又は加圧体と上記塗布部
材との接触位置、供給手段による上記塗布部材に対する
離型剤供給位置、規制手段による上記塗布部材に対する
離型剤規制位置の適正化が図られているので、装置の小
型化やコストの低減化を図りつつ、より効果的に、所望
の光沢度の定着画像を得ることができると共に、ウォー
ミングアップ時間の短縮化、厚紙等の記録材の定着処理
時や複数枚の記録材の連続定着処理時における定着性の
向上を図ることができる。
【0087】更に、本出願にかかる第九の発明によれ
ば、加熱手段が塗布部材を加熱し、温度検知手段が定着
体又は加圧体の軸線方向における非通紙領域に対応する
上記塗布部材の領域の温度を検知し、状態検知手段が所
定の定着条件に関する定着状態を検知し、制御手段が上
記温度検知手段によって検知された温度に基づき上記塗
布部材の定着体又は加圧体との接触部が所定の設定温度
となるよう上記加熱手段の駆動を制御すると共に上記状
態検知手段によって検知された定着状態に対応して設定
温度を変更するようになっているので、装置の小型化や
コストの低減化を図りつつ、オイルスジ等の画像不良を
防止し、所望の光沢度の定着画像を得ることができると
共に、ウォーミングアップ時間の短縮化、厚紙等の記録
材の定着処理時や複数枚の記録材の連続定着処理時にお
ける定着性の向上を図ることができる。
【0088】又、本出願にかかる第十の発明によれば、
加熱手段が塗布部材を加熱し、温度検知手段が該塗布部
材の温度を検知し、状態検知手段が所定の定着条件に関
する定着状態を検知し、制御手段が上記温度検知手段に
よって検知された温度に基づき上記塗布部材の定着体又
は加圧体との接触部が所定の設定温度となるよう上記加
熱手段の駆動を制御すると共に上記状態検知手段によっ
て検知された定着状態に対応して設定温度を変更するよ
うになっていると共に、塗布部材に対する温度検知手段
の温度検知位置の適正化が図られているので、装置の小
型化やコストの低減化を図りつつ、オイルスジ等の画像
不良を防止し、所望の光沢度の定着画像を得ることがで
きると共に、ウォーミングアップ時間の短縮化、厚紙等
の記録材の定着処理時や複数枚の記録材の連続定着処理
時における定着性の向上を図ることができる。
【0089】更に、本出願にかかる第十一の発明によれ
ば、加熱手段が塗布部材を加熱し、温度検知手段が該塗
布部材の温度を検知し、状態検知手段が所定の定着条件
に関する定着状態を検知し、制御手段が上記温度検知手
段によって検知された温度に基づき上記塗布部材の定着
体又は加圧体との接触部が所定の設定温度となるよう上
記加熱手段の駆動を制御すると共に上記状態検知手段に
よって検知された定着状態に対応して設定温度を変更す
るようになっているので、装置の小型化やコストの低減
化を図りつつ、所望の光沢度の定着画像を得ることがで
きると共に、ウォーミングアップ時間の短縮化、厚紙等
の記録材の定着処理時や複数枚の記録材の連続定着処理
時における定着性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる画像形成装置の概略
構成を示す模式的断面図である。
【図2】図1の画像形成装置に備えられた定着装置の概
略構成を示す模式的断面図である。
【図3】本発明の実施形態における状態検知手段及び制
御手段を説明するための図である。
【図4】本発明の第一の実施形態における塗布部材の温
調温度の一例を説明するための図である。
【図5】本発明の実施形態における供給手段の他の一例
を説明するための図である。
【図6】本発明の実施形態における塗布部材に対する除
去手段の離型剤除去位置を説明するための図である。
【図7】本発明の実施形態における塗布部材に対する温
度検知手段の温度検知位置を説明するための図である。
【図8】本発明の実施形態における塗布部材に対する温
度検知手段の温度検知位置を説明するための図である。
【図9】従来の定着装置の概略構成を示す模式的断面図
である。
【図10】従来における定着装置の他の一例の概略構成
を示す模式的断面図である。
【図11】図9に示す定着装置の問題点を説明するため
の図である。
【図12】図9に示す定着装置の問題点を説明するため
の図である。
【図13】図9に示す定着装置の問題点を説明するため
の図である。
【符号の説明】
4 定着装置 4a 定着ローラ(定着体) 4b 加圧ローラ(加圧体) 7 動作モード検知手段(状態検知手段) 7a紙種検知(紙種検知手段) 7b グロス検知(光沢検知手段) 40 オイル塗布ローラ(塗布部材) 41 第三汲み上げローラ(供給手段) 41a オイル供給ポンプ(供給手段) 44 オイル塗布ブレード(規制手段) 46 クリーニングブレード(除去手段) 47 制御手段 48 サーミスタ(温度検知手段) 49 オイル塗布ローラヒータ(加熱手段) M 転写紙(記録材) P オイルパン(貯留手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 3/00 H05B 3/00 310E 335 335 Fターム(参考) 2H027 DA12 DA50 DC02 EA12 EB04 EC06 EC20 EF09 GA01 2H033 AA01 AA16 BA32 BA43 BA44 BA45 BA46 BB01 CA07 CA16 CA30 3K058 AA02 AA61 AA95 BA18 CA12 CA22 CA61 CB02 DA00 DA02 GA06 4F040 AA05 AB08 BA14 CB03 CB33

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに圧接回転する定着体及び加圧体を
    備え、未定着像を担持する記録材を上記定着体及び上記
    加圧体によって挟持搬送しながら加熱及び加圧すること
    により上記未定着像を上記記録材に定着させて定着画像
    とする定着装置であって、上記定着体又は上記加圧体の
    周方向における所定位置で上記定着体又は上記加圧体に
    接触して配設され表面で離型剤を保持し回転しながら上
    記定着体又は上記加圧体に塗布する塗布部材と、該塗布
    部材に離型剤を供給する供給手段と、上記塗布部材に保
    持される離型剤量を所定量に規制する規制手段とを備え
    る定着装置において、塗布部材を加熱する加熱手段と、
    該塗布部材の温度を検知する温度検知手段と、該温度検
    知手段によって検知された温度に基づき上記塗布部材の
    定着体又は加圧体との接触部が所定の設定温度となるよ
    う上記加熱手段の駆動を制御する制御手段と、所定の定
    着条件に関する定着状態を検知する状態検知手段とを備
    え、上記制御手段は、該状態検知手段によって検知され
    た定着状態に対応して設定温度を変更するようになって
    いることを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 状態検知手段は、定着条件に関する定着
    状態として記録材の種類を検知する紙種検知手段を有す
    ることとする請求項1に記載の定着装置。
  3. 【請求項3】 状態検知手段は、定着条件に関する定着
    状態として操作部等で選択された所望の設定情報におけ
    る定着画像の光沢度の情報を検知する光沢検知手段を有
    することとする請求項1又は請求項2に記載の定着装
    置。
  4. 【請求項4】 塗布部材はローラ状に形成されているこ
    ととする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の
    定着装置。
  5. 【請求項5】 塗布部材は、除去手段によって該塗布部
    材上の現像剤が除去されるようになっていることとする
    請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の定着装
    置。
  6. 【請求項6】 除去手段は、塗布部材に対する現像剤除
    去位置が、塗布部材の回転方向で、該塗布部材と定着体
    又は加圧体との接触位置より下流側、且つ、供給手段に
    よる上記塗布部材に対する離型剤供給位置より上流側に
    位置することとする請求項5に記載の定着装置。
  7. 【請求項7】 供給手段は、離型剤を貯留する貯留手段
    からの離型剤が塗布部材に供給されるようになっている
    こととする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載
    の定着装置。
  8. 【請求項8】 定着体又は加圧体、供給手段、規制手段
    は、塗布部材の回転方向で、定着体又は加圧体と上記塗
    布部材との接触位置、供給手段による上記塗布部材に対
    する離型剤供給位置、規制手段による上記塗布部材に対
    する離型剤規制位置の順となるよう設けられていること
    とする請求項1乃至請求項7に記載の定着装置。
  9. 【請求項9】 温度検知手段は、定着体又は加圧体の軸
    線方向における非通紙領域に対応する塗布部材の領域の
    温度を検知するようになっていることとする請求項1乃
    至請求項8のいずれか一項に記載の定着装置。
  10. 【請求項10】 温度検知手段は、塗布部材に対する温
    度検知位置が、塗布部材の回転方向で、該塗布部材と定
    着体又は加圧体との接触位置より下流側、且つ、規制手
    段による上記塗布部材に対する離型剤規制位置より上流
    側に位置することとする請求項1乃至請求項9のいずれ
    か一項に記載の定着装置。
  11. 【請求項11】 一連の画像形成プロセスによって画像
    を記録材に記録する画像形成装置であって、請求項1乃
    至請求項10のいずれか一項に記載の定着装置を備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8355659B2 (en) 2009-01-21 2013-01-15 Sharp Kabushiki Kaisha Fixing device and image forming apparatus having same
JP2014077889A (ja) * 2012-10-10 2014-05-01 Fuji Xerox Co Ltd 定着装置及び画像形成装置

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