JP2003215893A - 画像形成装置およびプロセスカートリッジ - Google Patents

画像形成装置およびプロセスカートリッジ

Info

Publication number
JP2003215893A
JP2003215893A JP2002011274A JP2002011274A JP2003215893A JP 2003215893 A JP2003215893 A JP 2003215893A JP 2002011274 A JP2002011274 A JP 2002011274A JP 2002011274 A JP2002011274 A JP 2002011274A JP 2003215893 A JP2003215893 A JP 2003215893A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developer
image
toner
bias
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002011274A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Namiki
貴之 並木
Satoshi Inami
聡 居波
Seiichi Shinohara
聖一 篠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2002011274A priority Critical patent/JP2003215893A/ja
Publication of JP2003215893A publication Critical patent/JP2003215893A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Developing For Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナー切れ間際に増加する反転カブリを抑制
し、初期から長期にわたって良好な出力画像を得る。 【解決手段】 トナーの極性と逆極性の粒子を外添した
トナーを使用し、トナー残量検知手段によってトナー残
量が所定量以下であることを検知すると、所望の極性と
逆極性に帯電したトナーが非画像形成時に現像剤容器内
から排出するように帯電および現像バイアスの設定を変
更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を用
いて記録紙上に画像を形成する画像形成装置及びプロセ
スカートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来例を図に則して説明する。
【0003】図18はプロセスカートリッジとプロセス
カートリッジを用いた画像形成装置の一例を示す概略断
面図である。プロセスカートリッジは図示矢印A方向に
回転する被帯電体である感光体ドラム1と、この感光体
ドラム1を一様帯電する帯電装置2と、感光体ドラム1
上に露光装置3によって形成された静電潜像を現像剤5
(以下『トナー』と称する。)によって可視画像に現像
する現像装置10と、可視画像の転写後に感光体ドラム
1上に残留するトナーを除去するクリーニング装置7と
が収納されている。また、画像形成装置本体には感光体
ドラム1上に形成されたトナー像を記録紙上に転写する
転写装置9と、記録紙Pに定着する定着装置8を備えて
いる。
【0004】現像装置10は現像剤容器内に収容された
トナー5を担持、搬送する現像ローラ11と、現像ロー
ラ11に担持されたトナー5の層を均一な厚みに規制す
る現像ブレード12を含む。
【0005】次に代表的な例として負帯電トナー5を負
帯電感光体ドラム1に反転現像する場合の動作について
説明する。
【0006】現像ローラ11と感光体ドラム1とは、そ
れぞれ近接する部分が同一方向に移動する方向に回転す
る。現像ローラ11上のトナー5は、現像ブレード12
で均一な層に規制され、同時に摩擦帯電により所望の電
荷が与えられる。
【0007】一方、帯電装置2によって表面を所望の電
位に一様に帯電された感光体ドラム1は露光装置3によ
って画像部のみに露光されることにより電荷を除かれ、
画像部は露光電位まで下げられて感光体ドラム1上に井
戸型ポテンシャルの潜像を形成する。感光体ドラム1が
回転して潜像が現像ローラ11に接近すると、バイアス
電圧を印加した現像ローラ11と感光体ドラム1との間
に形成された電界に従ってトナー5が現像ローラ11か
ら感光体ドラム1に付着し、潜像がトナー像として現像
される。この現像動作における感光体ドラム1と現像ロ
ーラ11の電位状態を図2に示す。
【0008】上記のような現像を行う場合では、現像剤
容器内のトナー5が少量になってくると、現像ローラ1
1に付着すべきトナー量が減少し、やがて出力画像の黒
く塗りつぶされるべき部分にトナーが付着せずに、白い
まま、あるいは薄く印刷されるようになる。(以下『白
抜け画像』と称する。)ところが通常は、一度白抜け画
像が発生した時点でも図3のように現像剤容器13内に
は残り数十枚から数百枚の印字が可能な量のトナーが残
っている。
【0009】そこでプロセスカートリッジの形式をとる
ことにより、ユーザーが画像形成装置からプロセスカー
トリッジを取り出し、振ることで現像ローラ近傍にトナ
ーをよせ集め、再び画像形成装置に装着して画像形成を
行うことで、トナーを無駄なく最後まで使いきれるとい
う利点がある。
【0010】更に近年では、現像剤容器内の現像剤の残
量を検知し白抜け画像が発生する前にユーザーに対して
“トナーLOW”の表示を示し、カートリッジを振る、
あるいは交換することを促す機構も多数提案されてい
る。
【0011】これにより、不良画像がなくトナーを使い
切るまで良好な出力画像が得られるようになった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のような現像装置では、現像剤容器中には所望の極
性を持つトナーだけでなく逆極性の電荷を持つトナーが
存在する。この逆極性のトナーは感光体ドラム1の表面
電位の非画像部に付着し、背景部のカブリとして画像品
質を劣化させるということがあった。
【0013】これに対して、感光体ドラム1の表面電位
と現像バイアスを近くして逆極性トナーにかかる電界を
小さくし、逆極性トナーの付着量を少なくする等の方法
がとられている。
【0014】また、特開平05−24985号公報では
現像剤容器内にトナーが十分に充填されているときから
非画像形成時に逆極性トナーを少しずつ排出するという
ものが提案されている。
【0015】しかし、逆極性に帯電したトナーでも現像
剤容器内で攪拌されるうちに再び正規の極性に帯電する
ものも少なくない。このため、特開平05−24985
号公報のような方法では現像剤容器から排出しなくても
良いトナーまで排出してしまう可能性があるため、トナ
ーを無駄なく効率よく使用するという経済性の面から改
善の余地がある。
【0016】さらに、近年ではトナー中にトナーと逆極
性をもつ粒子を外添することによって、トナーに安定し
て正規の極性の電荷を付与すると共に、逆極性トナーの
発生を長期にわたって抑制し、良好な出力画像を得るこ
とができている。
【0017】ところが、白抜け画像が発生した後、ある
いは“トナーLOW”の表示が点灯後は図4のように出
力画像上のカブリ量が急激に増加するという現象が生じ
た。これは、所望の極性と逆極性に帯電したトナーによ
るものと考えられる。
【0018】更に述べると、この現象はトナーに外添さ
れた逆極性粒子の量と関係していると考えられる。
【0019】例として、負帯電トナーに正極性を持つチ
タン酸ストロンチウムが外添されている場合を述べる。
チタン酸ストロンチウムのような正極性をもつ材料は、
図5のように白地部に飛びやすい。一般に多く出力され
るテキスト画像などは白地部が多いので図6のように初
期は多量に現像されやすい。その後は現像剤容器中のト
ナー中に含まれているチタン酸ストロンチウム量が減っ
ていくため、現像量も減っていく。
【0020】従って、白抜け画像が発生した後、あるい
はトナーLOW点灯時は現像剤容器中のチタン酸ストロ
ンチウムが非常に少なくなっている。このため現像剤容
器内に残っているトナーの極性が不安定になり、逆極性
のトナーの占める割合も増加する。特に、白抜け画像発
生後などにプロセスカートリッジを振ったときはトナー
同士の摺擦により逆極性トナーが急激に多くなるためと
考えられる。
【0021】そこで、トナーを使い切るまで良好な出力
画像を得るという観点から更に改善/改良が望まれる。
【0022】そこで、本発明はこれらの課題を顧みたも
のであり、本発明に係わる第1の目的は、像担持体を一
様に帯電する帯電手段と、帯電極性が逆極性の粒子が外
添された現像剤と、前記現像剤を保持・搬送し像担持体
上の潜像を現像する現像剤担持体にバイアスを印加する
バイアス印加手段と、前記現像剤の残量を検知する現像
剤残量検知手段と、前記現像剤担持体および帯電手段に
印加するバイアスを制御するバイアス制御手段と、を有
する画像形成装置において、前記現像剤は帯電極性が前
記現像剤と逆極性の粒子が外添された現像剤であり、前
記現像剤残量検知手段は現像剤の残量が所望量以下にな
ったことを検知する手段であり、前記印加バイアス制御
手段は前記現像剤残量検知手段により現像剤の残量が所
定量以下になったことが検知されると、非画像形成時に
印加する現像および帯電バイアスの設定を変更する手段
であることを特徴とする画像形成装置を提供することに
より、現像剤を使い切るまでカブリのない良好な出力画
像を得るところにある。
【0023】第2の目的は、前記現像剤に外添される帯
電極性が前記現像剤と逆極性の粒子が、チタン酸ストロ
ンチウムであることを特徴とする前記第1項に記載の画
像形成装置を提供することにより、現像剤を使い切るま
でカブリのない良好な出力画像を得るところにある。
【0024】第3の目的は、前記現像剤残量検知手段に
より現像剤の残量が所定量以下になったことを検知した
以降の非画像形成時に印加するバイアスの設定は、正極
に帯電した現像剤を現像剤担持体から像担持体に移動さ
せる設定であることを特徴とする前記第1または2項に
記載の画像形成装置を提供することにより、現像剤を使
い切るまでカブリのない良好な出力画像を得るところに
ある。
【0025】第4の目的は、非画像形成時に正極に帯電
した現像剤を現像剤担持体から像担持体に移動させるバ
イアスの設定は、像担持体の帯電電位と、現像剤担持体
に印加されているバイアスの直流成分との電位差が画像
形成時よりも大きく設定されていることを特徴とする前
記第1乃至3項いずれかに記載の画像形成装置を提供す
ることにより、現像剤を使い切るまでカブリのない良好
な出力画像を得るところにある。
【0026】第5の目的は、非画像形成時に正極に帯電
した現像剤を現像剤担持体から像担持体に移動させるバ
イアスの設定は、像担持体に印加されているバイアスの
交流成分のピーク間電圧が画像形成時よりも大きく設定
されていることを特徴とする前記第1乃至3項いずれか
に記載の画像形成装置を提供することにより、現像剤を
使い切るまでカブリのない良好な出力画像を得るところ
にある。
【0027】第6の目的は、非画像形成時に正極に帯電
した現像剤を現像剤担持体から像担持体に移動させるバ
イアスの設定は、像担持体に印加されているバイアスの
交流成分のデューティー比が画像形成時と異なることを
特徴とする前記第1乃至3項いずれかに記載の画像形成
装置を提供することにより、現像剤を使い切るまでカブ
リのない良好な出力画像を得るところにある。
【0028】第7の目的は、少なくとも帯電極性が現像
剤と逆極性の粒子が外添された現像剤と、前記現像剤を
保持・搬送し像担持体上の潜像を現像する現像剤担持体
とを一体としたプロセスカートリッジを前記第1乃至6
項いずれかに記載の画像形成装置に着脱自在としたこと
を特徴とする画像形成装置を提供することにより、現像
剤を使い切るまでカブリのない良好な出力画像を得ると
ころにある。
【0029】第8の目的は、少なくとも帯電極性が現像
剤と逆極性の粒子が外添された現像剤と、前記現像剤を
保持・搬送し像担持体上の潜像を現像する現像剤担持体
とを一体とし、前記第1乃至7項いずれかに記載の画像
形成装置に着脱自在としたことを特徴とするプロセスカ
ートリッジを提供することにより、現像剤を使い切るま
でカブリのない良好な出力画像を得るところにある。
【0030】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる第1の発
明は、像担持体を一様に帯電する帯電手段と、帯電極性
が逆極性の粒子が外添された現像剤と、前記現像剤を保
持・搬送し像担持体上の潜像を現像する現像剤担持体に
バイアスを印加するバイアス印加手段と、前記現像剤の
残量を検知する現像剤残量検知手段と、前記現像剤担持
体および帯電手段に印加するバイアスを制御するバイア
ス制御手段と、を有する画像形成装置において、前記現
像剤は帯電極性が前記現像剤と逆極性の粒子が外添され
た現像剤であり、前記現像剤残量検知手段は現像剤の残
量が所望量以下になったことを検知する手段であり、前
記印加バイアス制御手段は前記現像剤残量検知手段によ
り現像剤の残量が所定量以下になったことが検知される
と、非画像形成時に印加する現像および帯電バイアスの
設定を変更する手段である画像形成装置であることを特
徴とする。
【0031】上記構成により、現像剤を使い切るまでカ
ブリのない良好な出力画像が得られる。
【0032】第2の発明は、前記現像剤に外添される帯
電極性が前記現像剤と逆極性の粒子が、チタン酸ストロ
ンチウムである前記第1項に記載の画像形成装置である
ことを特徴とする。
【0033】上記構成により、現像剤を使い切るまでカ
ブリのない良好な出力画像が得られる。
【0034】第3の発明は、前記現像剤残量検知手段に
より現像剤の残量が所定量以下になったことを検知した
以降の非画像形成時に印加するバイアスの設定は、正極
に帯電した現像剤を現像剤担持体から像担持体に移動さ
せる設定である前記第1または2項に記載の画像形成装
置であることを特徴とする。
【0035】上記構成により、現像剤を使い切るまでカ
ブリのない良好な出力画像が得られる。
【0036】第4の発明は、非画像形成時に正極に帯電
した現像剤を現像剤担持体から像担持体に移動させるバ
イアスの設定は、像担持体の帯電電位と、現像剤担持体
に印加されているバイアスの直流成分との電位差が画像
形成時よりも大きく設定されている前記第1乃至3項い
ずれかに記載の画像形成装置であることを特徴とする。
【0037】上記構成により、現像剤を使い切るまでカ
ブリのない良好な出力画像が得られる。
【0038】第5の発明は、非画像形成時に正極に帯電
した現像剤を現像剤担持体から像担持体に移動させるバ
イアスの設定は、像担持体に印加されているバイアスの
交流成分のピーク間電圧が画像形成時よりも大きく設定
されている前記第1乃至3項いずれかに記載の画像形成
装置であることを特徴とする。
【0039】上記構成により、現像剤を使い切るまでカ
ブリのない良好な出力画像が得られる。
【0040】第6の発明は、非画像形成時に正極に帯電
した現像剤を現像剤担持体から像担持体に移動させるバ
イアスの設定は、像担持体に印加されているバイアスの
交流成分のデューティー比が画像形成時と異なる前記第
1乃至3項いずれかに記載の画像形成装置であることを
特徴とする。
【0041】上記構成により、現像剤を使い切るまでカ
ブリのない良好な出力画像が得られる。
【0042】第7の発明は、少なくとも帯電極性が現像
剤と逆極性の粒子が外添された現像剤と、前記現像剤を
保持・搬送し像担持体上の潜像を現像する現像剤担持体
とを一体としたプロセスカートリッジを前記第1乃至6
項いずれかに記載の画像形成装置に着脱自在とした画像
形成装置であることを特徴とする。
【0043】上記構成により、現像剤を使い切るまでカ
ブリのない良好な出力画像が得られる。
【0044】第8の発明は、少なくとも帯電極性が現像
剤と逆極性の粒子が外添された現像剤と、前記現像剤を
保持・搬送し像担持体上の潜像を現像する現像剤担持体
とを一体とし、前記第1乃至7項いずれかに記載の画像
形成装置に着脱自在としたプロセスカートリッジである
ことを特徴とする。
【0045】上記構成により、現像剤を使い切るまでカ
ブリのない良好な出力画像が得られる。
【0046】
【発明の実施の形態】(第1の実施例)実施例1につい
て図に基づいて説明する。
【0047】図7はプロセスカートリッジを使用した画
像形成装置全体の断面図である。
【0048】同図において、プロセスカートリッジは像
担持体である感光ドラム1、感光ドラム1を一様に帯電
するための帯電手段である帯電ローラ2、露光装置3に
より感光ドラム上に形成された静電潜像をトナー5によ
り顕像化するための現像装置10、トナーの残量を検知
する残量検知装置6、そして転写後に感光ドラム1上に
わずかに残ったトナーを掻き取り、次回の画像形成に供
するためのクリーニング装置7であるクリーニングブレ
ードを備えている。画像形成装置本体には感光ドラム1
から転写材Pにトナーを転写させるための転写装置9で
ある転写ローラ、転写材Pに転写されたトナーを定着さ
せる定着装置8を備えている。
【0049】また、トナー5は、負帯電性の高抵抗絶縁
性トナーであり、平均粒径5.8μmの微粒子トナーを
使用する。この微粒子トナーは、バインダー樹脂100
重量部に対し、磁性体を100重量部、負帯電性の荷電
制御剤を1重量部配合して、これらを混合し、溶融混
練、粉砕し、平均粒径が5.8μmの分級品とする。さ
らに分級品100重量部に対して、疎水性シリカ微粉体
を1.5重量部、および外添剤として正極性を持つチタ
ン酸ストロンチウムを0.6重量部、乾式混合して製造
した。
【0050】本実施例の場合、上記構成の画像形成装置
において、負帯電された感光ドラム上に反転現像を行
う。
【0051】感光ドラム1上は帯電ローラ2により帯電
電位VD=−650Vに一様に帯電され、露光装置3に
より感光ドラム1上のマイナス電荷を除去することによ
って画像情報に基づいた静電潜像が形成される。本実施
例では静電潜像が形成された部分の感光ドラム1の表面
電位VLはVL=−150Vである。
【0052】一方、現像剤容器内のトナーは回転する現
像スリーブ11に保持・搬送されるとともに現像ブレー
ド12によって所望の厚さに規制される。このとき同時
にトナー5には摩擦帯電によって−15μC/gの電荷
が付与される。そして、電荷を付与されたトナー5が、
現像ローラ11と感光ドラム1間の電界によって感光ド
ラム1上に移動することにより静電潜像が反転現像され
る。
【0053】本実施例の感光ドラム1および現像ローラ
11の電位状態を図8に示す。本実施例では、現像ロー
ラ11にDCバイアスVdc=−500Vのと、ピーク
間電圧Vpp=1600V、周波数f=2600Hzの
ACバイアスを重畳印加している。
【0054】次に本実施例のトナー残量検知装置6につ
いて図9を用いて説明する。
【0055】現像剤残量検出部材は、図9に示すように
現像剤容器13内に水平方向に架張された状態で設けら
れたアンテナ状の電極とされ、現像ローラ11との間に
電源よりAC電圧が印加される。現像剤残量検知装置、
即ち、現像剤残量検知回路28が装置本体に設けられて
おり、この検知回路の静電容量検出回路32にて求めら
れた電極と現像ローラ11との間の静電容量と、静電容
量検出回路33にて求められた比較用コンデンサ31の
静電容量とがコンパレータ34にて比較される。コンパ
レータ34にて比較された両静電容量の差分がゼロ以下
となった場合には、現像剤残量が所定値以下となったと
判断される。従って、比較用コンデンサ31の容量を調
整することにより、検知するトナー残量を任意に設定す
ることができる。
【0056】本実施例について、更に詳細に説明する。
【0057】図9に示すような構成の現像剤容器13に
おいて、現像剤5の初期充填量は250gとした。
【0058】現像剤5の残量検知用アンテナは現像ロー
ラ−アンテナ間の距離が設計値L=10mm、とした。
この場合の現像ローラ−アンテナ間における現像剤容器
内のトナー残量に対する現像ローラ−アンテナ間の静電
容量の関係を図10のグラフに示す。
【0059】仮に検知するトナー残量が35gの場合、
図10のグラフに書かれた線Z上の静電容量値を比較用
コンデンサ値とすればよい。トナーの残量が35gのと
きの静電容量CはC=10pFである。
【0060】本実施例では、トナー残量が30g未満に
なると白抜け画像が発生してしまうため、トナーの残量
が35gになったときにコンパレータにて比較された両
静電容量の差分がゼロ以下となるように現像ローラ−ア
ンテナ間の距離L=10mm、比較用コンデンサの静電
容量C0をC0=10pFとした。
【0061】次に図1を用いて動作について説明する。
【0062】トナー残量検出手段によりトナーの残量を
検出する(ステップ1)。
【0063】残量が所定量以下と検出されるとバイアス
制御部分15に信号が入る(ステップ2)。
【0064】すると、非画像形成時に逆極性トナーが現
像剤容器内から排出されるように印加バイアスのモード
が切り替わる(ステップ3)。
【0065】印加バイアスのモードが切り替わり後、ト
ナー切れまで印字動作を続行する(ステップ4)。
【0066】本実施例ではトナーLOW検出後で図11
のように非画像形成時に現像バイアスのDC成分をバッ
クコントラストVbackが大きくなるようにバイアス
制御手段によって変更し、逆極性トナーを現像剤容器中
から排出する。トナーLOW検出後の非画像形成時のV
back値がVback=350Vとなるようにした。
【0067】次に、上述のような画像形成装置を使用し
て、出力画像のカブリ量を評価した。
【0068】なお、比較のために本実施例を導入してい
ない従来の画像形成装置についても同様にしてカブリ量
の評価を行った。
【0069】評価方法:A4サイズ紙に印字率4%の印
字耐久をしていき、500枚ごとにべた白画像のサンプ
ルを3枚出力する。図12のようにサンプル内の5点で
の反射率を反射率計により測定し5点の平均値(A)を
求め、通紙していない基準白紙の反射率(B)との差
(B−A)をカブリ量とする。単位は%で表記する。
【0070】印字耐久はプロセスカートリッジ内のトナ
ー残量が印字不可能になるまで行う。トナーLOW表示
が点灯したら画像形成装置から一旦プロセスカートリッ
ジを取り出し、振った後に再度挿入し、引き続き耐久を
行う。
【0071】評価結果を図13に示す。
【0072】従来の画像形成装置の場合は、“トナーL
OW”検出後のカブリ量が2.8%であるのに対して、
本実施例で示した画像形成装置では、“トナーLOW”
検出後もカブリ量は1.4%であり、問題ないレベルに
なっている。
【0073】このように、トナーの残量が白抜け画像が
発生する間際であることを検知した以降は現像バイアス
の設定を変更し、逆極性のトナーを現像剤容器内から排
出することによって、トナーがなくなるまでカブリがな
く、さらに経済的に良好な出力画像を得ることができ
る。
【0074】(第2の実施例)本実施例の特徴は、“ト
ナーLOW”検出後は非画像形成時に現像ローラに印加
されるACバイアスのVppを利用して逆極性トナーが
排出されるところにある。
【0075】本実施例で使用する画像形成装置について
図に基づいて説明する。
【0076】図14は本実施例のプロセスカートリッジ
の一例を示す概略断面図であり、実施例1と同様にプロ
セスカートリッジ内には、被帯電体である感光体ドラム
1と、この感光体ドラム1を一様帯電する帯電装置2
と、感光体ドラム1上に形成された静電潜像を可視画像
に現像する現像装置10と、可視画像の転写後に感光体
ドラム1上に残留するトナーを除去するクリーニング装
置7とが収納されている。
【0077】現像装置10は現像容器内に収容された現
像剤5と現像剤5の残量を検知する現像剤残量検知手段
6と現像剤5を担持、搬送する現像ローラ11と、現像
ローラ11に担持された現像剤5の層を均一な厚みに規
制する現像ブレード12を含む。
【0078】更に、プロセスカートリッジには現像剤5
の使用状況を記憶する不揮発性記憶手段50(以下『メ
モリ』と称する)が備えられている。
【0079】画像形成装置本体には実施例1と同様に転
写装置9、定着装置8、およびバイアス制御手段15が
備えられている。
【0080】また、トナーの残量はピクセルカウントに
より検知する。
【0081】ピクセルカウントは次式のようにビデオ信
号の黒画素数からトナーの消費量(T)に換算し、プロ
セスカートリッジが未使用状態でのトナー量(M)との
差によりトナーの残量(R)として検出する。
【0082】印字する度にビデオ信号の黒画素数をメモ
リに加算更新することによりトナーの残量を検知する。
【0083】
【数1】
【0084】本実施例ではトナーの残量が35gと算出
された時点を“トナーLOW”とし、“トナーLOW”
検出以降で非画像形成時に印加する現像バイアスの設定
を切り替えるようにした。
【0085】次に、“トナーLOW”検出の後における
バイアスの設定を図15に示す。
【0086】本実施例では、非画像形成時に現像ACバ
イアスを印加し、かつ、そのVppが画像形成時のVp
pよりも大きくなるように設定した。具体的には、画像
形成時はVpp=1600Vに対して、非画像形成時は
Vpp=1800Vである。
【0087】これは次のような性質を利用している。
【0088】図16に示すように、現像ACバイアスの
Vppを高くすることによってカブリの原因となる逆極
性トナーが多く排出できる。従って、トナーLOW検知
後は非画像形成時に現像ACバイアスのVppを大きく
することで、画像形成に影響することなく逆極性トナー
を現像剤容器から排出することができる。
【0089】次に、上述したバイアス設定を用いた画像
形成装置を用いて実施例1と同様にカブリ量の評価を行
った。
【0090】その結果、トナーLOW検出後でもカブリ
量は1.6%であり、実施例1と同様に問題ないカブリ
量のレベルであった。
【0091】このように、トナーの残量が白抜け画像が
発生する間際であることを検知した以降は現像バイアス
の設定を変更し、逆極性のトナーを現像剤容器内から排
出することによって、トナーがなくなるまでカブリがな
く、さらに経済的に良好な出力画像を得ることができ
る。
【0092】(第3の実施例)本実施例の特徴は、“ト
ナーLOW”検出後は非画像形成時に、現像ローラ11
に印加されるACバイアスのduty比を利用して逆極
性トナーが排出されるところにある。
【0093】本実施例で使用する画像形成装置は前述の
実施例2と同様のものであり、トナーの残量検知はピク
セルカウントにより行う。
【0094】次に、本実施例のトナーLOW検知後の帯
電と現像バイアス設定を図17に示す。トナーLOW検
知後は非画像形成時に逆極性トナーが感光ドラム1に付
着するように現像ACバイアスのduty比をつけ、現
像剤容器内の逆極性トナーの量を少なくするものであ
る。
【0095】ここで、本実施例の現像ACバイアスのd
uty比について更に詳しく説明する。
【0096】図17中の第1ピーク電圧の時間T1と第
2ピーク電圧の時間T2の比T1/(T1+T2)をd
uty比と呼ぶ。本実施例で用いるduty比は、図1
7に示すようにduty比65.0%である。ピーク間
電圧VppはVpp=1600V、周波数f=2000
Hzで、第1ピーク電圧V1=−1060V、第2ピー
ク電圧V2=+540Vである。直流成分は、Vdc=
−500Vである。
【0097】このとき、正帯電のトナーは、第2ピーク
電圧V2と暗部電位VDの差|V2−VD|=1190
Vによって、現像スリーブから感光ドラム1方向へ飛翔
する。
【0098】本実施例では、トナーLOW検出後は非画
像形成時に正帯電トナーが現像スリーブから感光ドラム
へ飛翔しやすいようにduty比を設定することよっ
て、効率よく正帯電のトナーを現像剤容器内から排出で
きる。
【0099】次に、上述したバイアス設定を用いた画像
形成装置を用いて実施例1と同様にカブリ量の評価を行
った。
【0100】その結果、トナーLOW検出後でもカブリ
量は1.2%であり、前述の実施例と同様に問題ないカ
ブリ量になった。
【0101】このように、トナーの残量が白抜け画像が
発生する間際であることを検知した以降は現像バイアス
の設定を変更し、逆極性のトナーを現像剤容器13内か
ら排出することによって、トナーがなくなるまでカブリ
がなく、さらに経済的に良好な出力画像を得ることがで
きる。
【0102】当然のことながら、上記実施例1〜3で述
べてきた現像バイアスのDC成分やAC成分の周波数や
duty比の変更を組み合わせることによっても、現像
剤容器内から逆極性トナーを排出することが可能であ
り、カブリ量を低減する効果が十分に得られる。
【0103】
【発明の効果】以上の実施例で説明してきたように、本
発明にかかわる第1の発明によれば、像担持体を一様に
帯電する帯電手段と、帯電極性が逆極性の粒子が外添さ
れた現像剤と、前記現像剤を保持・搬送し像担持体上の
潜像を現像する現像剤担持体にバイアスを印加するバイ
アス印加手段と、前記現像剤の残量を検知する現像剤残
量検知手段と、前記現像剤担持体および帯電手段に印加
するバイアスを制御するバイアス制御手段と、を有する
画像形成装置において、前記現像剤は帯電極性が前記現
像剤と逆極性の粒子が外添された現像剤であり、前記現
像剤残量検知手段は現像剤の残量が所望量以下になった
ことを検知する手段であり、前記印加バイアス制御手段
は前記現像剤残量検知手段により現像剤の残量が所定量
以下になったことが検知されると、非画像形成時に印加
する現像および帯電バイアスの設定を変更する手段であ
ることを特徴とする画像形成装置により、現像剤を無駄
に消費することなく、現像剤を使い切るまでカブリのな
い良好な出力画像が得られる。
【0104】第2の発明によれば、前記現像剤に外添さ
れる帯電極性が前記現像剤と逆極性の粒子が、チタン酸
ストロンチウムであることを特徴とする前記第1項に記
載の画像形成装置により、現像剤を無駄に消費すること
なく、現像剤を使い切るまでカブリのない良好な出力画
像が得られる。
【0105】第3の発明によれば、前記現像剤残量検知
手段により現像剤の残量が所定量以下になったことを検
知した以降の非画像形成時に印加するバイアスの設定
は、正極に帯電した現像剤を現像剤担持体から像担持体
に移動させる設定であることを特徴とする前記第1項ま
たは第2項に記載の画像形成装置により、現像剤を無駄
に消費することなく、現像剤を使い切るまでカブリのな
い良好な出力画像が得られる。
【0106】第4の発明によれば、非画像形成時に正極
に帯電した現像剤を現像剤担持体から像担持体に移動さ
せるバイアスの設定は、像担持体の帯電電位と、現像剤
担持体に印加されているバイアスの直流成分との電位差
が画像形成時よりも大きく設定されていることを特徴と
する前記第1項乃至第3項いずれかに記載の画像形成装
置により、現像剤を無駄に消費することなく、現像剤を
使い切るまでカブリのない良好な出力画像が得られる。
【0107】第5の発明によれば、非画像形成時に正極
に帯電した現像剤を現像剤担持体から像担持体に移動さ
せるバイアスの設定は、像担持体に印加されているバイ
アスの交流成分のピーク間電圧が画像形成時よりも大き
く設定されていることを特徴とする前記第1項から第3
項に記載の画像形成装置により、現像剤を無駄に消費す
ることなく、現像剤を使い切るまでカブリのない良好な
出力画像が得られる。
【0108】第6の発明によれば、非画像形成時に正極
に帯電した現像剤を現像剤担持体から像担持体に移動さ
せるバイアスの設定は、像担持体に印加されているバイ
アスの交流成分のデューティー比が画像形成時と異なる
ことを特徴とする前記第1項から第3項に記載の画像形
成装置により、現像剤を無駄に消費することなく、現像
剤を使い切るまでカブリのない良好な出力画像が得られ
る。
【0109】第7の発明によれば、少なくとも帯電極性
が現像剤と逆極性の粒子が外添された現像剤と、前記現
像剤を保持・搬送し像担持体上の潜像を現像する現像剤
担持体とを一体としたプロセスカートリッジを前記第1
項から第6項に記載の画像形成装置に着脱自在としたこ
とを特徴とする画像形成装置により、現像剤を無駄に消
費することなく、現像剤を使い切るまでカブリのない良
好な出力画像が得られる。
【0110】第8の発明によれば、少なくとも帯電極性
が現像剤と逆極性の粒子が外添された現像剤と、前記現
像剤を保持・搬送し像担持体上の潜像を現像する現像剤
担持体とを一体とし、前記第1項から第6項に記載の画
像形成装置に着脱自在としたことを特徴とするプロセス
カートリッジにより、現像剤を無駄に消費することな
く、現像剤を使い切るまでカブリのない良好な出力画像
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の特徴を示す流れ図
【図2】 現像時の電位設定を示す図
【図3】 白抜け画像発生時のトナー残の状態を示す図
【図4】 従来の画像形成装置を用いた場合のカブリ量
推移を示す図
【図5】 正帯電トナーが白地部に現像される様子を示
す図
【図6】 チタン酸ストロンチウムの現像量の推移を示
す図
【図7】 実施例1で使用する画像形成装置を示す図
【図8】 実施例1の画像形成時のバイアスを示す図
【図9】 実施例1で使用するトナー残量検知手段を示
す図
【図10】 実施例1で使用するトナー残量検知手段の
動作を示す図
【図11】 実施例1で使用するトナーLOW検知後の
バイアス設定を示す図
【図12】 カブリ量の測定ヶ所を示す図
【図13】 実施例1の評価結果を示す図
【図14】 実施例2のプロセスカートリッジを示す図
【図15】 実施例2で使用するトナーLOW検知後の
バイアス設定を示す図
【図16】 現像Vppとカブリ量の関係を示す図
【図17】 実施例3で使用するトナーLOW検知後の
バイアス設定を示す図
【図18】 従来の画像形成装置を示す図
【符号の説明】
1 感光ドラム 2 帯電装置 3 露光装置 5 現像剤(トナー) 6 現像剤残量検知手段 7 クリーニング装置 71 クリーニングブレード 72 廃トナー容器 8 定着装置 9 転写装置 10 現像装置 11 現像ローラ 12 現像ブレード 13 現像剤容器 15 バイアス制御手段 50 不揮発性記憶手段(メモリ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠原 聖一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H005 AA08 CB07 CB08 DA03 2H027 DD02 EA05 EC06 EC15 EC18 EC20 EF07 EF12 2H073 AA03 BA04 BA07 BA09 BA13 BA22 BA43 CA02 2H077 AD06 AD13 AD17 AD36 AD37 BA09 CA19 DA15 DA42 DA58 DB08 EA14 EA24

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤と、像担持体を一様に帯電する帯
    電手段と、前記現像剤を保持・搬送し像担持体上の潜像
    を現像する現像剤担持体にバイアスを印加するバイアス
    印加手段と、前記現像剤の残量を検知する現像剤残量検
    知手段と、前記現像剤担持体および帯電手段に印加する
    バイアスを制御するバイアス制御手段と、を有する画像
    形成装置において、 前記現像剤は帯電極性が前記現像剤と逆極性の粒子が外
    添された現像剤であり、前記現像剤残量検知手段は現像
    剤の残量が所定量以下になったことを検知する手段であ
    り、前記バイアス制御手段は前記現像剤残量検知手段に
    より現像剤の残量が所定量以下になったことを検知する
    と、非画像形成時に印加する現像および帯電バイアスの
    設定を変更する手段であることを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記現像剤に外添される帯電極性が前記
    現像剤と逆極性の粒子は、 チタン酸ストロンチウムであることを特徴とする請求項
    1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記現像剤残量検知手段により現像剤の
    残量が所定量以下になったことを検知した以降の非画像
    形成時に印加するバイアスの設定は、 所望の極性と逆極性に帯電した現像剤を現像剤担持体か
    ら像担持体に移動させる設定であることを特徴とする請
    求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 非画像形成時に、所望の極性と逆極性に
    帯電した現像剤を現像剤担持体から像担持体に移動させ
    るバイアスの設定は、 像担持体の帯電電位と、現像剤担持体に印加されている
    バイアスの直流成分との電位差が画像形成時よりも大き
    く設定されていることを特徴とする請求項1乃至3いず
    れかに記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 非画像形成時に、所望の極性と逆極性に
    帯電した現像剤を現像剤担持体から像担持体に移動させ
    るバイアスの設定は、 像担持体に印加されているバイアスの交流成分のピーク
    間電圧が画像形成時よりも大きく設定されていることを
    特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】 非画像形成時に、所望の極性と逆極性に
    帯電した現像剤を現像剤担持体から像担持体に移動させ
    るバイアスの設定は、 像担持体に印加されているバイアスの交流成分のデュー
    ティー比が画像形成時と異なることを特徴とする請求項
    1乃至3いずれかに記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 少なくとも帯電極性が現像剤と逆極性の
    粒子が外添された現像剤と、前記現像剤を保持・搬送し
    像担持体上の潜像を現像する現像剤担持体とを一体とし
    たプロセスカートリッジを請求項1乃至6いずれかに記
    載の画像形成装置に着脱自在としたことを特徴とする画
    像形成装置。
  8. 【請求項8】 少なくとも帯電極性が現像剤と逆極性の
    粒子が外添された現像剤と、前記現像剤を保持・搬送し
    像担持体上の潜像を現像する現像剤担持体とを一体と
    し、請求項1乃至7いずれかに記載の画像形成装置に着
    脱自在としたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
JP2002011274A 2002-01-21 2002-01-21 画像形成装置およびプロセスカートリッジ Withdrawn JP2003215893A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002011274A JP2003215893A (ja) 2002-01-21 2002-01-21 画像形成装置およびプロセスカートリッジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002011274A JP2003215893A (ja) 2002-01-21 2002-01-21 画像形成装置およびプロセスカートリッジ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003215893A true JP2003215893A (ja) 2003-07-30

Family

ID=27648787

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002011274A Withdrawn JP2003215893A (ja) 2002-01-21 2002-01-21 画像形成装置およびプロセスカートリッジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003215893A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007108673A (ja) * 2005-09-16 2007-04-26 Konica Minolta Business Technologies Inc 現像装置および画像形成装置
JP2007148122A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2008225390A (ja) * 2007-03-15 2008-09-25 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2009186653A (ja) * 2008-02-05 2009-08-20 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2014081513A (ja) * 2012-10-17 2014-05-08 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置
US9158231B2 (en) 2012-04-13 2015-10-13 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having process condition control
JP2016161618A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 キヤノン株式会社 画像形成装置およびこれに用いられるプロセスカートリッジ
JP2020148840A (ja) * 2019-03-11 2020-09-17 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2020148839A (ja) * 2019-03-11 2020-09-17 キヤノン株式会社 画像形成装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007108673A (ja) * 2005-09-16 2007-04-26 Konica Minolta Business Technologies Inc 現像装置および画像形成装置
JP2007148122A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2008225390A (ja) * 2007-03-15 2008-09-25 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2009186653A (ja) * 2008-02-05 2009-08-20 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
US9158231B2 (en) 2012-04-13 2015-10-13 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having process condition control
JP2014081513A (ja) * 2012-10-17 2014-05-08 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置
JP2016161618A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 キヤノン株式会社 画像形成装置およびこれに用いられるプロセスカートリッジ
JP2020148840A (ja) * 2019-03-11 2020-09-17 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2020148839A (ja) * 2019-03-11 2020-09-17 キヤノン株式会社 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008191188A (ja) 画像形成装置
JP2003215893A (ja) 画像形成装置およびプロセスカートリッジ
JPH09288426A (ja) 画像形成装置
JP5539061B2 (ja) 画像形成装置
JP5053733B2 (ja) 画像形成装置
JP2000081772A (ja) 画像形成装置
JP4469453B2 (ja) 現像装置および画像記録装置
JP2003280335A (ja) 画像形成装置
JP3382483B2 (ja) 画像形成装置
JP2011027931A (ja) 画像形成装置
JP4973649B2 (ja) 画像形成装置
JPH08114977A (ja) 現像方法及び装置
JP2000147889A (ja) 画像形成装置及びトナー補給判断方法
JP2005049574A (ja) 現像装置、画像形成装置、プロセスカートリッジ
JP2986872B2 (ja) 現像剤寿命検知装置
JP4332271B2 (ja) 現像装置及びこの現像装置を備える画像形成装置
JP2009134134A (ja) 画像形成装置
US9110405B2 (en) Image forming apparatus having a developer install mode
JP2005031385A (ja) 現像装置及びこれを用いた画像形成装置
JP2000321833A (ja) 画像形成装置
JP6016601B2 (ja) 画像形成装置及び現像剤規制部材の電気抵抗回復方法
JP2003215894A (ja) 現像装置
JP2013015671A (ja) 画像形成装置
JPS63239474A (ja) 画像形成装置
JPS63269180A (ja) 現像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050405