JP2003215588A - 反射型液晶表示装置 - Google Patents

反射型液晶表示装置

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JP2003215588A
JP2003215588A JP2002017521A JP2002017521A JP2003215588A JP 2003215588 A JP2003215588 A JP 2003215588A JP 2002017521 A JP2002017521 A JP 2002017521A JP 2002017521 A JP2002017521 A JP 2002017521A JP 2003215588 A JP2003215588 A JP 2003215588A
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Hisao Kondo
久雄 近藤
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Kyocera Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光利用効率の高いフロントライトを実現して高
輝度の反射型液晶表示装置を提供する。 【解決手段】反射型液晶表示パネル8上にフロントライ
ト21を配設した液晶表示装置20であり、フロントラ
イト21は導光板22と点状光源5と導光ロッド23と
から成る。導光ロッド23によれば、面23bに光路変
換手段24を設けている。この光路変換手段24は光反
射部24aと平坦部24bを交互に連続的に形成してい
る。そして、導光ロッド23に対し光散乱性粒子26を
分散している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフロントライトを設
けた反射型液晶表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯情報端末(PDA)、携帯電
話等のディスプレイに液晶表示装置が使用されている。
そして、低消費電力化、屋外での適用性が求められてお
り、これに応じて反射型液晶表示装置の要求が強くなっ
ている。
【0003】しかしながら、この反射型液晶表示装置は
夜間等における外光がほとんどない環境下においては、
表示画面の認識がむずかしくなるという課題がある。
【0004】この課題を解消するために、反射型液晶表
示パネルの表示画面上にフロントライトを配し、そこか
らの光を反射型液晶表示パネルに入射させ、その反射光
をフロントライトを通過させることで画像認識する技術
が提案されている。
【0005】このような反射型液晶表示装置を図11〜
図13により説明する。図11はフロントライト1の斜
視図、図12はフロントライト1を配設した反射型液晶
表示装置2の概略断面図であり、図13はフロントライ
ト1の光路を示す平面図である。
【0006】フロントライト1は矩形状の導光板3と、
導光板3の一端面3aに設けた導光ロッド4と、導光ロ
ッド4の両端に設けたLEDなどからなる点状光源5と
から構成される。また、導光ロッド4の長手端面には、
その短辺方向に沿って溝6を複数個形成し、さらに導光
板3の外面、すなわち反射型液晶表示パネルとの配設面
とは反対側の面上にも、導光ロッド4の長手方向に沿っ
て溝7を直線状に複数個設けている。そして、図12に
示されるように、かかるフロントライト1を反射型液晶
表示パネル8の上に配置している。反射型液晶表示パネ
ル8は、従来周知の構成であり、主要部分を説明する
に、9は反射膜、10はカラーフィルタ、11はオーバ
ーコート層、12は透明電極パターン、13は液晶、1
4は偏光板である。
【0007】この反射型液晶表示装置2によれば、2個
の点状光源5の照射光が導光ロッド4の両端より入り伝
播しながら溝6にて反射され、導光板3内に入射され
る。そして、導光板3の溝7により反射され、反射型液
晶表示パネル8に入射される。そして、反射型液晶表示
パネル8に入射された光は偏光板14、液晶13、透明
電極パターン12、オーバーコート層11、カラーフィ
ルタ10などを通して反射膜9により反射され、その反
射光が再びカラーフィルタ10、オーバーコート層1
1、透明電極パターン12、液晶13、偏光板14を通
過し、さらにフロントライト1を通して画像情報として
認識される。
【0008】一方、フロントライト1以外に、同様な構
成の照明装置が提案されており、この装置によれば、点
状光源と、平板状の透明基板と、棒状の導光体とを組合
せている(特開2000−11723号公報参照)。
【0009】このような構成の液晶表示装置を図14に
より説明する。同図は液晶表示装置15の斜視図であ
る。
【0010】点状光源16からの点状光を棒状導光体1
7によって線状光に変換し、その線状光を平板状の透明
基板18へ導入することで、発光面全域にわたって輝度
が均一な照明装置が得られ、そして、液晶表示パネル1
9に対し、その表示領域において輝度が均一になる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記フ
ロントライト1を配設した反射型液晶表示装置2によれ
ば、そのフロントライト1において、図13に示すよう
に、点状光源5から出射された光は、導光ロッド4の一
面に形成された溝6で反射し、対向する面から出射して
導光板3の一端面3aに進行するように構成されている
が、点状光源5よりほぼ正面方向に出射した光は、その
まま導光ロッドの長手方向にそって入光端面4aに対向
する他の端面4bから抜け、そして、対向する点状光源
5にて散乱されて外部に漏れ、照明光としては有効には
利用されないという課題があった。
【0012】また、特開2000−11723号公報に
て提案されている液晶表示装置15においても同様な理
由により、点状光源から出射された光の一部は有効に利
用されない。
【0013】したがって本発明は叙上に鑑みて完成され
たものであり、その目的は点状光源と導光ロッドで構成
される光源部での光の漏れを減少させ、光利用効率の高
いフロントライトを実現し、これによって輝度を高めた
反射型液晶表示装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の反射型液晶表示
装置は、反射型液晶表示パネル上にフロントライトを配
設し、このフロントライトが導光板と、該導光板の端面
側に配した点状光源とを備え、さらにこの点状光源の照
射光を導光板に向けて線状光に変換せしめる導光ロッド
を導光板端面に配し、そして、前記導光ロッドの導光板
端面と反対側の面に、前記線状光の輝度を高めるべく光
路変換手段を設け、かつ前記導光ロッド内に光散乱性粒
子を分散したことを特徴とする。本発明の他の反射型液
晶表示装置は、前記光路変換手段が導光ロッドの短辺方
向に沿って形成した溝であることを特徴とする。
【0015】本発明のさらに他の反射型液晶表示装置
は、前記光路変換手段がプリズムアレイであることを特
徴とする。
【0016】また、本発明の反射型液晶表示装置は、前
記光路変換手段の表面に光反射性部材を形成したことを
特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る反射型液晶表
示装置を添付図面に基づいて説明する。図1は反射型液
晶表示装置20の概略断面図、図2は反射型液晶表示装
置20に使用するフロントライト21の斜視図、図3は
フロントライト21の光路を示す平面図、図4はフロン
トライト21を配設した反射型液晶表示装置20の概略
断面図である。なお、図11〜図13に示すフロントラ
イト1を配設した反射型液晶表示装置2と同一部材には
同一符号を付す。
【0018】図1に示すように、反射型液晶表示パネル
8上にフロントライト21を配設している。このフロン
トライト21は矩形状の導光板22と、導光板22の端
面側に配したLEDなどからなる点状光源5とを備え、
さらにこの点状光源5の照射光を導光板22に向けて線
状光に変換せしめる導光ロッド23を導光板22の端面
22aにそって配している。本例によれば、導光ロッド
23の両端に点状光源5を配している。
【0019】また、導光ロッド23において、導光板2
2の端面22aと向き合う端面23aに対し、その反対
側の面23bに、前記線状光の輝度を高めるべく光路変
換手段24を設けている。
【0020】この光路変換手段24によれば、導光ロッ
ド23の長手端面には、その短辺方向に沿って溝を複数
個形成し、これら溝からなる光反射部24aと平坦部2
4bを交互に連続的に形成したものである。
【0021】そして、本発明によれば、かかる光路変換
手段24を備えた導光ロッド23に対し、さらにその構
成材(たとえばアクリル樹脂など)に光散乱性粒子26
(たとえばシリカなど)を分散したことが特徴である。
【0022】上記構成の反射型液晶表示装置20によれ
ば、導光ロッド23に光路変換手段24を形成し、そし
て、導光ロッド23に光散乱性粒子26を分散したこと
で、点状光源5の照射光は、導光ロッド23のほぼ正面
方向に出射して導光ロッド23の端面23cに入射した
光についても、導光ロッド23内に分散混入された光散
乱性粒子26によって散乱され、これによって、その散
乱光が導光板22へ出射されたり、あるいは光散乱性粒
子26にて散乱された光の一部は光路変換手段24で反
射されて導光板22へ出射され、このように散乱した光
を効率的に導光板22内に導くことができた。
【0023】本発明の反射型液晶表示装置20において
は、好適には図2と図3に示す如く、光路変換手段24
の表面に光反射性部材27を形成するとよい。このよう
な光反射性部材27は、金属材や誘電体材などからなる
膜をスパッタリング法や蒸着法などの薄膜形成手段にて
被着し、これにより、この光路変換手段24からの光の
漏れを無くすことができる。
【0024】この金属膜としては、Al,Ag,AP
(AgとPdの合金)、APC(AgとPdとCuの合
金)、ACA(AgとCuとAuの合金)等がある。ま
た、金属膜の信頼性を確保するために、金属膜と導光ロ
ッドの間にはSiO2等のアンダーコート層を形成した
り、あるいは金属膜の上にSiO2等のトップコート層
を形成してもよい。
【0025】すなわち、金属膜と導光ロッドの間にSi
2等のアンダーコート層が無い場合には、高温高湿放
置試験や高温放置試験等において膜剥がれが発生するこ
とを確認しており、金属膜の密着性を向上させて、耐久
性を高めるために、SiO2等のアンダーコート層を形
成している。
【0026】また、金属膜の上にSiO2等のトップコ
ート層が無いと、高温高湿放置試験や高温放置試験等に
おいて金属膜の腐食が発生することを確認している。よ
って、金属膜の反射率低下を経てフロントライトの輝度
低下にいたる場合がある。とくにAg系の金属膜は腐食
しやすいことから、SiO2等のトップコート層が必要
となる。このように金属膜の腐食性を向上させるため
に、SiO2等のトップコート層を形成するとよい。
【0027】さらに好適には、導光ロッド23の導光板
22に対向する端面23aと端面23cとの双方を除く他
の面を、光路変換手段24も含めて光反射性部材27を
形成するとよく、これにより、導光板22内へ高効率に
光入射される。
【0028】前述した導光板22や導光ロッド23を構
成する材料としては、光線を効率良く通過させることの
できる物質であればよく、たとえば透明性および加工性
に優れたアクリル樹脂が適している。その他に、ポリカ
ーボネート樹脂、ノルボルネン系樹脂、塩化ビニル樹脂
等の各種熱可塑性の透明樹脂がある。もしくは各種ガラ
ス材料等の無機透明材料がある。
【0029】さらに導光ロッド23に混入させる光散乱
性粒子26としては、たとえばシリカやアルミナ、チタ
ニア、ジルコニア、酸化カルシウム等の無機系粒子があ
る。もしくはアクリル樹脂やポリカーボネート樹脂等の
有機系粒子でもよい。そして、これら無機系粒子や有機
系樹脂を1種もしくは2種以上用いればよい。
【0030】また、光散乱性粒子26の平均粒径は、好
適には0.1〜50μm、最適には1〜40μmにする
とよく、これによって光散乱性粒子による光の散乱が好
適となり、光を効率的に導光板22内に導くことができ
るという点でよい。粒径が小さすぎると光の散乱が不十
分となって導光板内への光の入射効率が悪くなり、逆に
粒径が大きすぎると光の散乱が大きくなりすぎて、フロ
ントライトの輝度が低下する場合がある。
【0031】また、導光ロッド23の構成材と光散乱性
粒子26の双方の屈折率を規定するのが望ましい。
【0032】とくに導光ロッド23の構成材の屈折率と
光散乱性粒子26の屈折率について、その屈折率差の絶
対値を0.01〜0.2の範囲内にするとよく、この範
囲内であれば、反射型液晶表示装置の輝度を高めること
ができる。
【0033】かかる屈折率差の絶対値が0・01未満に
なると、散乱効果が不十分となり、安定的に有効な輝度
アップが見られず、一方、屈折率差の絶対値が0.2を
超えると、散乱効果が強過ぎて、輝度の低下をまねく場
合がある。
【0034】たとえば、アクリル樹脂からなる導光ロッ
ド23にシリカからなる光散乱性粒子26を分散した場
合、アクリル樹脂の屈折率は1.49であり、シリカの
屈折率は1.46であり、その差は0.03である。
【0035】その他にアクリル樹脂からなる導光ロッド
23にポリカーボネート樹脂からなる光散乱性粒子26
を分散した場合、アクリル樹脂の屈折率は1.49であ
り、ポリカーボネート樹脂の屈折率は1.58であり、
その差は0.09である。
【0036】さらにまた、本発明者が繰り返し行なった
実験によれば、光散乱性粒子を含んだ導光ロッドのヘイ
ズ値を5〜40%の範囲内にするとよく、この範囲内で
あれば、反射型液晶表示装置の輝度を高めることができ
た。
【0037】ヘイズ値が5%未満であれば、光散乱効果
が不十分となり、輝度を有効に高めることがむずかしく
なる場合がある。一方、ヘイズ値が40%を超えると、
散乱効果が強くなり過ぎ、これによって輝度が低下する
場合がある。
【0038】ヘイズ値は、拡散透過率を全光線透過率で
割ったもので表される。ヘイズ(%)=(拡散透過率/
全光線透過率)×100 なお、このヘイズ値が大きいほど散乱性が大きいことを
表す。
【0039】ヘイズ値の測定は図5に示すようなヘイズ
メーターを使用する。同図に示すように、光源から出た
光線は測定用の試料(導光ロッド)を通過し、入力開口
より積分球に入る。積分球に入射された光は、つやのな
い白色コーティングされた積分球内部で一様に拡散さ
れ、検出器(リングセンサ)によって測定される。全光
線透過率は出口開口を閉じて測定された値であり、拡散
透過率は出口開口を開いて測定された値である。
【0040】また、図2に示すフロントライト21のよ
うに、導光板22の外面上に形成する溝25について
は、導光ロッド23から遠ざかるにしたがって密になる
ように形成するのが望ましい。その結果、図4に示す如
く、導光板22より出射される光量が光源部からの距離
によらず一定となり、表示領域全体にて均一な輝度が得
られる。
【0041】さらにまた、導光板22の反射型液晶表示
パネル8との配設面22bと、反射型液晶表示パネル8
の偏光板14の表面には、反射防止処理を行うのが望ま
しい。その結果、導光板22の液晶パネルとの配設面2
2bと偏光板14の表面における反射光を抑えることが
でき、反射型液晶表示装置のコントラストを飛躍的に向
上させることができる。
【0042】つぎに本発明の他の反射型液晶表示装置を
図6と図7に示す。図6は反射型液晶表示装置20に使
用するフロントライト28の斜視図、図7はフロントラ
イト28の光路を示す平面図である。
【0043】前述したフロントライト21によれば、そ
の導光ロッド23の横断面積は、両端に配した点状光源
5の間にて同じにしているが、これに代えて、フロント
ライト28においては、導光ロッド23の横断面積を、
その中央部に向けて漸次小さくなるように楔型に形成し
ている。
【0044】このような構成にしたことで、点状光源5
よりほぼ正面方向に出射して導光ロッド23の端面23
cに入射した光のうち、多くの光を光路変換手段24に
て、さらには光路変換手段24と光反射性部材27との
組合せ構造にて、より効果的に導光板22へ光出射させ
ることができる。
【0045】以下、この点をさらに図8と図9により詳
しく述べる。図8に示す光路変換手段24は、断面形状
ほぼ三角形の溝部24aと、その溝部24aに隣接する平
坦部24bとで形成され、その溝部24aを構成する2辺
は、点状光源5に近い側の辺が長く、点状光源5から遠
い側の辺が短く形成される。点状光源5から光出射さ
れ、一端面23cから導光ロッド23内に入射して光路
変換手段24で反射する光のうち、溝部24aで反射す
る光は、溝部24aを形成する斜面によって一端面23a
にほぼ垂直に進行しやすく、平面部24bで反射する光
と比較して一端面23aを通過して導光板22内へ進行
する光の量が多くなる。したがって、平坦部24bの幅
に対する溝部24aの幅の比率は、導光ロッド23の一
端面23cから遠ざかるに従って徐々に大きくなるよう
に設定されている。
【0046】具体的には、図8に示す光路変換手段24
の場合は、溝部24aの幅と平坦部24bの幅を加算した
幅を一定にして、溝部24aの幅が点状光源5から離れ
るに従って徐々に大きくなるように設定している。
【0047】一方、図9に示す光路変換手段24'の場
合は、溝部24a'の幅は一定にして、隣接する溝部24
a'の間隔、すなわち平坦部24b'を点状光源5から離れ
るに従って徐々に狭くなるように設定している。これら
の構成により、一端面23aへ放射される光の量は全体
において均一となる。
【0048】さらに、導光ロッド23に形成される光路
変換手段の他の構成を図10により説明する。
【0049】同図に示す光路変換手段24''は、導光ロ
ッド23の一端面23aに対して略平行な平坦部24b''
とその平坦部に対して傾斜面をもつ傾斜部24a''が、
交互に配置されて階段状に形成されたプリズムアレイで
ある。
【0050】そして、点状光源5から光出射され、一端
面23cから導光ロッド23内に入射して、光路変換手
段24''で反射する光のうち、傾斜部24a''で反射す
る光は、その斜面によって一端面23aにほぼ垂直に進
行しやすく、平坦部24b''で反射する光と比較して一
端面23aを通過して導光板22内へ進行する光の量が
多くなる。したがって、平坦部24b''の幅に対する傾
斜部24a''の幅の比率は、導光ロッド23の一端面2
3cから遠ざかるにしたがって漸次大きくなるように設
定するとよい。
【0051】具体的には、図10に示す如く、傾斜部2
4a''の幅と平坦部24b''の幅を加算した幅を一定にし
て、傾斜部24a''の幅が点状光源5から離れるにした
がって漸次大きくなるように(傾斜部24a''の幅を大
きく、平坦部24b''の幅を小さくするように)設定す
るとよい。このような構成でもって、一端面23aへ放
射される光の量は全体において均一となる。
【0052】
【発明の効果】以上のとおり、本発明の反射型液晶表示
装置によれば、反射型液晶表示パネル上にフロントライ
トを配設し、このフロントライトが導光板と、導光板の
端面側に配した点状光源とを備え、さらにこの点状光源
の照射光を導光板に向けて線状光に変換せしめる導光ロ
ッドを導光板端面に配し、そして、導光ロッドの導光板
端面と反対側の面に、線状光の輝度を高めるべく光路変
換手段を設け、かつ導光ロッド内に光散乱性粒子を分散
したことで、点状光源と導光ロッドで構成される光源部
での光の漏れを減少させ、光利用効率の高いフロントラ
イトを実現し、これによって輝度を高めた反射型液晶表
示装置が提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の反射型液晶表示装置の概略断面図であ
る。
【図2】本発明の反射型液晶表示装置に使用するフロン
トライトの斜視図である。
【図3】本発明の反射型液晶表示装置に使用するフロン
トライトの光路を示す平面図である。
【図4】本発明の反射型液晶表示装置の概略断面図であ
る。
【図5】ヘイズ値を測定するヘイズメーターの説明図で
ある。
【図6】本発明の反射型液晶表示装置に用いる他のフロ
ントライトの斜視図である。
【図7】本発明の反射型液晶表示装置に用いる他のフロ
ントライトの光路を示す平面図である。
【図8】本発明に係るフロントライトに用いる導光ロッ
ドの光路変換手段の構成を示す平面図である。
【図9】本発明に係るフロントライトに用いる他の導光
ロッドの光路変換手段の構成を示す平面図である。
【図10】本発明に係るフロントライトに用いるさらに
他の導光ロッドの光路変換手段の構成を示す平面図であ
る。
【図11】従来の反射型液晶表示装置に使用するフロン
トライトの斜視図である。
【図12】従来の反射型液晶表示装置の概略断面図であ
る。
【図13】従来の反射型液晶表示装置に使用するフロン
トライトの光路を示す平面図である。
【図14】従来の液晶表示装置の斜視図である。
【符号の説明】
5・・・点状光源 8・・・反射型液晶表示パネル 20・・・反射型液晶表示装置 21・・・フロントライト 22・・・導光板 23・・・導光ロッド 24・・・光路変換手段 26・・・光散乱性粒子 27・・・光反射性部材
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02F 1/1335 520 G02F 1/1335 520 // F21Y 101:02 F21Y 101:02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】反射型液晶表示パネル上にフロントライト
    を配設し、このフロントライトが導光板と、該導光板の
    端面側に配した点状光源とを備え、さらにこの点状光源
    の照射光を導光板に向けて線状光に変換せしめる導光ロ
    ッドを導光板端面に配した反射型液晶表示装置であっ
    て、前記導光ロッドの導光板端面と反対側の面に、前記
    線状光の輝度を高めるべく光路変換手段を設け、かつ前
    記導光ロッド内に光散乱性粒子を分散したことを特徴と
    する反射型液晶表示装置。
  2. 【請求項2】前記光路変換手段が導光ロッドの短辺方向
    に沿って形成した溝であることを特徴とする請求項1記
    載の反射型液晶表示装置。
  3. 【請求項3】前記光路変換手段がプリズムアレイである
    ことを特徴とする請求項1記載の反射型液晶表示装置。
  4. 【請求項4】前記光路変換手段の表面に光反射性部材を
    形成したことを特徴とする請求項1、2又は3記載の反
    射型液晶表示装置。
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