JP2003214747A - 冷凍車 - Google Patents

冷凍車

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JP2003214747A
JP2003214747A JP2002014602A JP2002014602A JP2003214747A JP 2003214747 A JP2003214747 A JP 2003214747A JP 2002014602 A JP2002014602 A JP 2002014602A JP 2002014602 A JP2002014602 A JP 2002014602A JP 2003214747 A JP2003214747 A JP 2003214747A
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Kenichi Hayamizu
健一 速水
Hideto Yokose
秀人 横瀬
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Shinmaywa Industries Ltd
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Shin Meiva Industry Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2700/00Means for sensing or measuring; Sensors therefor
    • F25D2700/02Sensors detecting door opening

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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】開閉扉の開放時における保冷庫内の空気と外気
との入れ替えを抑制し、保冷庫内の被冷凍物の品質悪化
を防止することができる冷凍車を提供する。 【解決手段】保冷庫に、被冷凍物を搬出入する際に開放
する開閉扉と、この開閉扉の開放を検知する扉開放検知
センサ51と、冷凍運転時にエバポレータに対する保冷
庫内での空気の熱交換を促進するエバポレータ用ファン
24bとを備え、エバポレータ用ファンを、冷凍運転時
に上記扉開放検知センサにより開閉扉の開放を検知して
いるときに、制御装置5によって停止させるように制御
する。また、エバポレータ用ファンを所定時間の間のみ
停止させる手動式のエバポレータ用ファン停止スイッチ
52を設ける。更に、車速センサ53による車両走行状態
検出時にエバポレータ用ファンの停止を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載された
保冷庫の内部を冷却する冷凍装置が備えられた冷凍車に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、冷凍車としては、例えば、圧縮
機、コンデンサ、減圧手段およびエバポレータを順次冷
媒配管により接続してなる冷凍システムの冷凍装置を備
え、車両に搭載された保冷庫内に上記エバポレータを臨
ませて該保冷庫内を冷却するようになされたものが知ら
れている。そして、上記冷凍装置では、エンジン(図示
せず)にて駆動される圧縮機から吐出された冷媒ガス
が、コンデンサにより液化した後、減圧手段(膨張弁)
からエバポレータに送られて、そのエバポレータでガス
化した後、圧縮機に戻されるようになっている。この場
合、エバポレータは、冷凍運転時に保冷庫内の空気を吸
い込んでエバポレータにおいて熱交換した後にその熱交
換された空気を保冷庫内に吹き出すファンを備えてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、冷凍
車に対し、輸送する物品によっては、保冷庫内を超低温
化(−150℃〜−50℃)の状態にしたいという要求
がある。
【0004】その場合、上述の冷凍装置を備えた冷凍車
では、輸送時は保冷庫内が気密状態に保たれて超低温化
が達成されるものの、複数の搬出入場所において保冷庫
内に被冷凍物を順次搬出入する際などに開閉扉を開放す
ると、庫内温度が著しく上昇することになる。これは、
エバポレータによって熱交換される庫内空気が開閉扉の
開放により外気と混在するためであり、これを積極的に
行うファンによって庫内空気と外気との入れ替えが促進
されるからであると考えられる。
【0005】このような傾向は夏期において顕著とな
り、開閉扉の開放によって庫内空気と外気との入れ替え
が促進されると、保冷庫内の被冷凍物の品質を悪化させ
ることになる。
【0006】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、開閉扉の開放時にお
ける庫内空気と外気との入れ替えを抑制し、保冷庫内の
被冷凍物の品質悪化を防止することができる冷凍車を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係わる発明が講じた解決手段は、車両に
搭載された保冷庫と、この保冷庫内に臨ませたエバポレ
ータを有し、保冷庫内を冷却する冷凍装置とを備えた冷
凍車を前提とする。そして、上記保冷庫に、被冷凍物を
搬出入する際に開放する開閉扉と、この開閉扉の開放を
検知する扉開放検知センサと、冷凍運転時にエバポレー
タに対する保冷庫内での空気の熱交換を促進するファン
とを備え、上記ファンを、冷凍運転時に上記扉開放検知
センサにより開閉扉の開放を検知しているときに、停止
させるようにしている。
【0008】この特定事項により、複数の搬出入場所に
おいて保冷庫内に被冷凍物を順次搬出入する際などに開
閉扉を開放すると、この開閉扉の開放を扉開放検知セン
サが検知し、この扉開放検知センサが検知している間、
つまり開閉扉が開放している間、ファンが停止すること
になる。これによって、開閉扉の開放時に庫内空気と外
気との混在が可及的に抑制されて、庫内空気と外気との
入れ替えが最小限に止められることになり、夏期におい
ても保冷庫内の温度上昇が効果的に防止され、保冷庫内
の被冷凍物の品質を円滑に保つことが可能となる。
【0009】また、請求項2に係わる発明が講じた解決
手段は、ファンを所定時間の間のみ停止させるファン停
止手段を設ける構成としたものである。
【0010】この特定事項により、扉開放検知センサの
故障などによって開閉扉の開放を検知することができな
いときに、ファン停止手段でもってファンを所定時間の
間のみ停止させることで、その所定時間(ファン停止時
間)の間に開閉扉を開放して被冷凍物の搬出入が庫内空
気と外気との入れ替えを最小限に止めつつ円滑に行え、
信頼性の向上を図ることが可能となる。
【0011】更に、請求項3に係わる発明が講じた解決
手段は、車両が走行状態であることを検出する車両走行
状態検出手段を備え、この車両走行状態検出手段からの
検出信号を受け、車両走行状態でのファンの停止を防止
するようにしている。
【0012】この特定事項により、扉開放検知センサの
故障などによって車両が走行中であるにもかかわらず開
閉扉の閉塞を検知することができないとき、つまり車両
走行中に開閉扉が開放していると扉開放検知センサが誤
検知したときに、ファンが停止してしまうことが防止さ
れる。このため、車両走行状態検出手段からの検出信号
によって車両が走行中であると判断されたときには、扉
開放検知センサが誤検知した場合でもファンが停止する
ことはなく、保冷庫内の温度が効果的に保持され、保冷
庫内の被冷凍物の品質を良好に保つことが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0014】図1は、本発明の実施形態に係る冷凍車の
概略構成を示している。
【0015】図1において、1は冷凍車であって、この
冷凍車1は、冷凍装置2を備え、車両3に搭載された保
冷庫4の内部を冷却するように構成されている。この保
冷庫4の後面には、左右に開放する観音開きタイプの開
閉扉41,41が設けられ、開閉扉41の開放時には保
冷庫4内への被冷凍物の搬出入が行われるようになって
いる。
【0016】図2に示すように、上記冷凍装置2は、冷
媒を圧縮する圧縮機21と、この圧縮機21により圧縮
された冷媒を凝縮するコンデンサユニット22と、この
コンデンサユニット22により凝縮された冷媒を減圧す
る減圧ユニット23と、この減圧ユニット23により減
圧された冷媒を蒸発させるエバポレータユニット24
(蒸発器)とを冷媒配管25により順次接続してなり、
冷凍車1の保冷庫4内に上記エバポレータユニット24
を臨ませて該保冷庫4内を冷却するようになされてい
る。
【0017】上記圧縮機21は、図示しないエンジンの
出力軸に対しベルト11を介して補機(図示せず)と共
に駆動するオイルポンプ12からのオイルの吐出容量に
よって駆動される。この圧縮機21は、図1に示すよう
に、保冷庫4の下面に取り付けられたパワーユニットボ
ックス20内に収容されている。
【0018】上記コンデンサユニット22は、パワーユ
ニットボックス20よりも前側の保冷庫4下面に取り付
けられている。このコンデンサユニット22は、コンデ
ンサ22aとコンデンサ用ファン22bとを備えてい
る。そして、圧縮機21により圧縮された冷媒は、コン
デンサ22aにおいてコンデンサ用ファン22bにより
送られてくる空気に対し放熱して凝縮される。
【0019】上記減圧ユニット23は、2組の熱交換ユ
ニット26,27と、冷媒を減圧する減圧手段23a
(例えばキャピラリチューブ)とを備えている。上記2
組の熱交換ユニット26,27は、コンデンサユニット
22に対し冷媒配管25を介して直列に接続されてい
る。上流側に位置する熱交換ユニット26は、コンデン
サユニット22により凝縮された冷媒をガス状冷媒と液
状冷媒とに気液分離する気液分離器26aと、この気液
分離器26aにより分離されたガス状冷媒を減圧する減
圧手段26b(例えばキャピラリチューブ)と、この減
圧手段26bにより減圧されたガス状冷媒と上記気液分
離器26aにより分離された液状冷媒とを熱交換させる
熱交換器26cとを備えている。また、下流側に位置す
る熱交換ユニット27は、上記上流側の熱交換ユニット
26の熱交換機26cにより熱交換された液状冷媒をガ
ス状冷媒と液状冷媒とに再度気液分離する気液分離器2
7aと、この気液分離器27aにより分離されたガス状
冷媒を減圧する減圧手段27b(例えばキャピラリチュ
ーブ)と、この減圧手段27bにより減圧されたガス状
冷媒と上記気液分離器27aにより分離された液状冷媒
とを熱交換させる熱交換器27cとを備えている。この
場合、熱交換器26c,27cとしては、シェル・アン
ド・チューブ型やシェル・アンド・コイル型などが適用
される。
【0020】エバポレータユニット24は、保冷庫4内
の前壁上端部に取り付けられている。このエバポレータ
ユニット24は、フィン・アンド・コイル型のエバポレ
ータ24aと、このエバポレータ24aに設けられたフ
ァンとしてのエバポレータ用ファン24bとを備えてい
る。また、上記減圧ユニット23の下流側熱交換ユニッ
ト27の熱交換器27cに一端が接続された冷媒配管2
5の他端は、エバポレータ24aのコイルの入口側に接
続されている一方、エバポレータ24aのコイルの出口
側には、圧縮機21の吸入口側に一端が接続された冷媒
配管25の他端が接続されている。更に、エバポレータ
ユニット24の下面には、保冷庫4内の空気をエバポレ
ータ24aに対し吸い込むダクト(図示せず)が設けら
れている。そして、上記減圧ユニット23の下流側熱交
換ユニット27の熱交換器27cにより熱交換された液
状冷媒は、エバポレータ24aにおいてエバポレータ用
ファン24bによりダクトから吸い込まれてきた保冷庫
4内の空気との熱交換によってその空気の熱を吸熱して
蒸発し、圧縮機21に完全なガス状冷媒となって戻され
るようになっている。このように、エバポレータ24a
で吸収した保冷庫4内の空気の熱を熱交換器26c,2
7cおよびコンデンサ22aにより保冷庫4外の空気に
放熱するようになっており、エバポレータ24aとの熱
交換により熱が吸収された保冷庫4内の空気を保冷庫4
内に吹き出すことで、保冷庫4内の温度を超低温化(例
えば−40゜C以下)させることができるようにしてい
る。また、エバポレータ用ファン24bは、冷凍装置2
の冷凍運転時にエバポレータ24aに対する保冷庫4内
での空気の熱交換を促進させる機能を有している。
【0021】更に、上記保冷庫4下面には、冷媒タンク
29が設けられている。この冷媒タンク29は、供給管
29aを介して冷媒配管25に接続され、冷媒配管25
内を流通する冷媒を補充するようになされている。この
場合、供給管29aは、冷媒配管内に冷媒を円滑に補充
できるように、例えば冷媒の圧力が最も低くなる減圧ユ
ニット23の減圧手段23aとエバポレータ24aのコ
イルの入口側との間の冷媒配管25に対し接続されてい
る。
【0022】また、上記冷凍装置2には、圧縮機21と
コンデンサ22との間の冷媒配管25と、減圧ユニット
23の減圧手段23aとエバポレータ24aのコイルの
入口側との間の冷媒配管25とをダイレクトに連結する
バイパス配管28が設けられている。このバイパス配管
28には、該バイパス配管28を開閉する電磁弁28a
が設けられている。そして、上記電磁弁28aの開放時
には、圧縮機21により圧縮された高温の冷媒をエバポ
レータ24aのコイル内にダイレクトに送給してエバポ
レータ24aを加温することで、エバポレータ24aの
コイルやフィンに付着した霜を除霜するデフロスト運転
が行われるようになっている。このデフロスト運転は、
冷凍装置2を制御する制御装置5によって、その開始タ
イミングおよび終了タイミングが制御される。制御装置
5は、中央演算処理装置(CPU)、読み取り専用メモ
リ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、入
出力ポート(I/O)、出力回路などを備え、上記パワ
ーユニットボックス20よりも後側の保冷庫4下面に取
り付けられている。
【0023】そして、保冷庫4には、図3にも示すよう
に、開閉扉41の開放を検知する扉開放検知センサ51
(図1にも表れる)が設けられている。この扉開放検知
センサ51は、リミットスイッチよりなり、開閉扉41
の閉塞時にOFF状態に、開放時にON状態に切り換わ
るようになっている。そして、開閉扉41の開放時、扉
開放検知センサ51により開閉扉41の開放が検知され
ると、上記制御装置5にON信号が出力される。上記制
御装置5では、冷凍運転時に上記扉開放検知センサ51
によって開閉扉41の開放を検知しているとき、つまり
扉開放検知センサ51によって開閉扉41の開放を検知
している間、上記エバポレータ用ファン24bの運転を
停止させるように制御している。
【0024】また、上記車両3の運転席(図示せず)に
は、エバポレータ用ファン24bを所定時間の間のみ停
止させるファン停止手段としてのエバポレータ用ファン
停止スイッチ52(図3に表れる)が設けられている。
このエバポレータ用ファン停止スイッチ52は、手動式
のものであって、扉開放検知センサ51の故障などによ
り開閉扉41の開放が検知不能となったときに、運転者
などによってON操作されると、エバポレータ用ファン
24bを所定時間、例えば作業者が開閉扉41を開放し
て被冷凍物の搬出入作業に要する時間の平均値が経過す
るまでの間、エバポレータ用ファン24bを停止させ、
所定時間経過した後にOFF状態に自動復帰してエバポ
レータ用ファン24bを作動させるように構成されてい
る。
【0025】更に、冷凍車1(車両)が走行状態である
ことを検出する車両走行状態検出手段としての車速セン
サ53を備えている。この車速センサ53は制御装置5
に接続されており、制御装置5は、車速センサ53から
の検出信号を受けると、扉開放検知センサ51からの信
号に係わらず、エバポレータ用ファン24bに対し運転
指令信号を出力し続けるように構成されている。
【0026】図1に示すように、冷凍車1の運転席には
コントロールユニット6が設けられ、このコントロール
ユニット6によって、冷凍装置の冷凍能力つまり保冷庫
4内の冷凍温度を設定できるようになっている。
【0027】したがって、上記実施形態では、複数の搬
出入場所において保冷庫4内に被冷凍物を順次搬出入す
る際などに開閉扉41を開放すると、この開閉扉41の
開放を扉開放検知センサ51が検知し、この扉開放検知
センサ51が検知している間、つまり開閉扉41が開放
している間、制御装置5によりエバポレータ用ファン2
4bの運転を停止させるようにしている。これによっ
て、開閉扉41の開放時に保冷庫4内の空気と外気との
混在が可及的に抑制されて、保冷庫4内の空気と外気と
の入れ替えが最小限に止められることになり、夏期にお
いても保冷庫4内の温度上昇が効果的に防止され、保冷
庫4内の被冷凍物の品質を円滑に保つことができる。
【0028】また、運転者などによるエバポレータ用フ
ァン停止スイッチ52のON操作によって、エバポレー
タ用ファン24bが所定時間経過するまでの間のみ自動
的に停止するようになっているので、扉開放検知センサ
51の故障などによって開閉扉41の開放を検知するこ
とができないときに、エバポレータ用ファン停止スイッ
チ52でもってエバポレータ用ファン24bを停止させ
ている所定時間の間に開閉扉41を開放して被冷凍物の
搬出入が庫内空気と外気との入れ替えを最小限に止めつ
つ円滑に行え、信頼性の向上を図ることができる。
【0029】更に、制御装置5は、車速センサ53から
の検出信号を受けると、扉開放検知センサ51からの信
号に係わらず、エバポレータ用ファン24bに対し運転
指令信号を出力し続けるので、扉開放検知センサ51の
故障などによって冷凍車1が走行中であるにもかかわら
ず開閉扉41の閉塞を検知することができないとき、つ
まり冷凍車走行中に開閉扉41が開放していると扉開放
検知センサ51が誤検知したときに、エバポレータ用フ
ァン24bが停止してしまうことが防止される。このた
め、車速センサ53からの検出信号によって冷凍車1が
走行中であると判断されたときには、扉開放検知センサ
51が誤検知した場合でもエバポレータ用ファン24b
が停止することはなく、保冷庫4内の温度が効果的に保
持され、保冷庫4内の被冷凍物の品質を良好に保つこと
ができる。
【0030】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、その他種々の変形例を包含している。
例えば、上記実施形態では、扉開放検知センサ51をリ
ミットスイッチにより構成したが、近接センサや光セン
サなどによって扉開放検知センサが構成されていてもよ
く、また、冷凍装置の他のセンサを流用して開閉扉の開
放が検知されるようにしてもよいのはもちろんである。
【0031】
【発明の効果】以上の如く、本発明の請求項1に係わる
冷凍車によれば、複数の搬出入場所において保冷庫内に
被冷凍物を順次搬出入する際などに開閉扉を開放する
と、この開閉扉の開放を扉開放検知センサにより検知し
ている間、ファンを停止させることで、開閉扉の開放時
に庫内空気と外気との混在を可及的に抑制し、庫内空気
と外気との入れ替えを最小限に止めて、夏期においても
保冷庫内の温度上昇を効果的に防止し、保冷庫内の被冷
凍物の品質を円滑に保つことができる。
【0032】また、本発明の請求項2に係わる冷凍車に
よれば、ファンを所定時間の間のみ停止させるファン停
止手段を設けることで、扉開放検知センサの故障などに
よって開閉扉の開放を検知することができないときに、
ファン停止手段でもってファンを停止させる所定時間の
間に開閉扉を開放して被冷凍物の搬出入を円滑に行え、
信頼性の向上を図ることができる。
【0033】更に、本発明の請求項3に係わる冷凍車に
よれば、車両走行状態でのファンの停止を防止すること
で、車両走行中に扉開放検知センサの誤検知によるファ
ン停止を防止し、保冷庫内の温度を効果的に保持して、
保冷庫内の被冷凍物の品質を良好に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る冷凍装置を備えた冷凍
車の概略構成を示す斜視図である。
【図2】冷凍装置の冷媒循環系統を示す冷媒回路図であ
る。
【図3】エバポレータ用ファンの制御を説明するブロッ
ク構成図である。
【符号の説明】
1 冷凍車 2 冷凍装置 24a エバポレータ 24b エバポレータ用ファン(ファン) 4 保冷庫 41 開閉扉 51 扉開放検知センサ 52 エバポレータ用ファン停止スイッチ(フ
ァン停止手段) 53 車速センサ(車両走行状態検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3L045 AA02 BA02 CA02 DA02 EA01 LA09 MA00 NA15 NA16 PA02 PA04 PA05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載された保冷庫と、この保冷庫
    内に臨ませたエバポレータを有し、保冷庫内を冷却する
    冷凍装置とを備えた冷凍車において、 上記保冷庫は、被冷凍物を搬出入する際に開放する開閉
    扉と、この開閉扉の開放を検知する扉開放検知センサ
    と、冷凍運転時にエバポレータに対する保冷庫内での空
    気の熱交換を促進するファンとを備え、 上記ファンは、冷凍運転時に上記扉開放検知センサによ
    って開閉扉の開放を検知しているときに、停止するよう
    になっていることを特徴とする冷凍車。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の冷凍車において、 ファンを所定時間の間のみ停止させるファン停止手段を
    備えていることを特徴とする冷凍車。
  3. 【請求項3】 上記請求項1または請求項2に記載の冷
    凍車において、 車両が走行状態であることを検出する車両走行状態検出
    手段を備えており、 この車両走行状態検出手段からの検出信号を受け、車両
    走行状態でのファンの停止が防止されるようになってい
    ることを特徴とする冷凍車。
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