JP2003213762A - トイレ装置 - Google Patents

トイレ装置

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JP2003213762A JP2002018066A JP2002018066A JP2003213762A JP 2003213762 A JP2003213762 A JP 2003213762A JP 2002018066 A JP2002018066 A JP 2002018066A JP 2002018066 A JP2002018066 A JP 2002018066A JP 2003213762 A JP2003213762 A JP 2003213762A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 常に脱臭装置の吹出し口から排気が円滑に行
なわれるようにしたトイレ装置を提供する。 【解決手段】 便器1上の後部に設け、人体から排出さ
れた汚物の臭いが吸引される吸込み口9および清浄化さ
れた空気が排気される吹出し口10を有する本体ケース
2と、前記本体ケース内に設け、前記吸込み口と吹出し
口を連結した風洞11と、前記風洞の経路に設け、空気
とともに通過する前記臭いを清浄化する脱臭剤3および
前記吸い込み口から空気とともに臭いを吸引し、清浄化
された空気を吹出し口から排気する送風機4とを備え、
前記吹出し口10は前記本体ケース2の後部の裏側に形
成した段部15に少なくとも上向きに開口してなるトイ
レ装置である。吹出し口は用便者の衣服等で塞がれない
ようにして所定の排気量を確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、便器上の後部に設
け、人体から排出された汚物の臭いを吸込み口から空気
とともに吸引して清浄化した後に空気を吹出し口からト
イレ室に排気するトイレ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種従来のトイレ装置における脱臭装
置は、特開平6−193120号公報に記載されてお
り、要部を横方向に断面して上から見た図7に示して説
明する。便器70の後部に横方向に本体ケース71を設
けている。本体ケース71は底面に便器70の中に臨む
吸込み口72と、左右の一方の側面に吹出し口73をそ
れぞれ開口し、吸込み口72と吹出し口73の間を風洞
74で連結している。
【0003】風洞74の経路には、脱臭剤75と送風機
76が配置され、かつ送風機76はファン77とファン
の中央のモータ78を、その径方向面を縦にした垂直方
向にして設けている。そして、便器70に排出された人
体からの汚物の臭いは、送風機76の回転により空気と
ともに矢印で示すように吸込み口72から吸引され、脱
臭剤75を通過して清浄化され、送風機76を経て本体
ケース71の側面に開口する吹出し口73からトイレ室
に排気されるのである。
【0004】なお、図中の79は便器70上の便座で、
また風洞80に設けた電気ヒータ81、送風機82は、
温水を噴射して洗浄した人体の局部を乾かす乾燥装置を
構成するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
本体ケース71の外側面に吹出し口73が開口している
ため、用便の際に便座79に腰掛けた用便者の衣服の一
部で吹出し口73が塞がれたり、またトイレ室が狭いた
めに室壁に吹出し口73が接近してしまう等で排気が円
滑に行なわれなく所定の排気量が確保されなくなり、結
果的に脱臭効率の低下を余儀なくされる危険があった。
【0006】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
であり、常に脱臭装置の吹出し口から排気が円滑に行な
われるようにしたトイレ装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の請求項1に記載の発明は、便器上の後部に設
け、人体から排出された汚物の臭いが吸引される吸込み
口および清浄化された空気が排気される吹出し口を有す
る本体ケースと、前記本体ケース内に設け、前記吸込み
口と吹出し口を連結した風洞と、前記風洞の経路に設
け、空気とともに通過する前記臭いを清浄化する脱臭剤
および前記吸い込み口から空気とともに臭いを吸引し、
清浄化された空気を吹出し口から排気する送風機とを備
え、前記吹出し口は開いた便座蓋の後における前記本体
ケース上面に少なくとも上向きに開口してなるトイレ装
置である。
【0008】上記手段によれば、便器上の便座に着座し
た用便者の衣服は、開いて直立している便座蓋に当って
それ以上、後方へずれて吹出し口を塞ぐようなことは起
こり得なく、また狭いトイレ室であっても周囲の壁に吹
出し口が接近する配置にもならなく、また本体ケースの
後方にロータンクを配置している形態であっても吹出し
口を塞ぐようなことは起こり得ないから、脱臭剤で清浄
化された空気が吹出し口から所定量、排気される作用を
有する。
【0009】すなわち、便器に排出された人体からの汚
物の臭いは、送風機の回転により空気とともに吸込み口
から吸引され、脱臭剤を通過して清浄化され、送風機を
経て開いた便座蓋の後における本体ケースの上面に開口
する吹出し口から効率よくトイレ室に排気される。
【0010】請求項2に記載の発明は、便器上の後部に
設け、人体から排出された汚物の臭いが吸引される吸込
み口および清浄化された空気が排気される吹出し口を有
する本体ケースと、前記本体ケース内に設け、前記吸込
み口と吹出し口を連結した風洞と、前記風洞の経路に設
け、空気とともに通過する前記臭いを清浄化する脱臭剤
および前記吸い込み口から空気とともに臭いを吸引し、
清浄化された空気を吹出し口から排気する送風機とを備
え、前記吹出し口は前記本体ケースの後部の裏側に形成
した段部に少なくとも上向きに開口してなるトイレ装置
である。
【0011】上記手段によれば、便器上の便座に着座し
た用便者の衣服は、本体ケースの高い後部に当ってそれ
以上、後部の裏側へずれて段部に上向きに開口する吹出
し口を塞ぐようなことは起こり得なく、また狭いトイレ
室であっても周囲の壁に吹出し口が接近する配置にもな
らなく、また本体ケースの後方にロータンクを配置して
いる形態であっても吹出し口を塞ぐようなことは起こり
得ないから、脱臭剤で清浄化された空気が吹出し口から
所定量、排気される作用を有する。
【0012】すなわち、便器に排出された人体からの汚
物の臭いは、送風機の回転により空気とともに吸込み口
から吸引され、脱臭剤を通過して清浄化され、送風機を
経て本体ケースの後部の裏側に形成した段部に少なくと
も上向きに開口する吹出し口から効率よくトイレ室に排
気される。
【0013】請求項3に記載の発明は、脱臭剤と送風機
を、風洞の経路に本体ケースの前部より後部に向けて脱
臭剤、送風機の順に略水平方向に配列するとともに、前
記送風機のファンおよびファン中央に位置するモータ
を、その径方向面が略水平になるようにして設けている
トイレ装置で、本体ケース内における脱臭装置を構成す
る脱臭剤、送風機の高さスペースを低く抑えられる作用
を有する。
【0014】請求項4に記載の発明は、脱臭剤を、その
高さが送風機の高さ以上としてなるトイレ装置で、脱臭
剤は送風機との高さの差分だけ大きくしても臭いを含む
空気の通過する風路を確保できる作用を有する。
【0015】請求項5に記載の発明は、吸込み口と脱臭
剤の間に配置し、かつ本体ケース外より着脱可能なフィ
ルターを設けているトイレ装置で、フィルターにより埃
を捕捉して脱臭剤には埃が付着しないようにして目詰ま
りを防止でき、かつフィルターを本体ケースより取り外
して掃除できる作用を有する。
【0016】請求項6に記載の発明は、風洞を、流通す
る空気が脱臭剤を水平方向に通過した後に方向転換し、
送風機のファンおよびファン中央に位置するモータに垂
直に流入するように構成してなるトイレ装置で、送風機
に高さの低い薄型のシロッコファンを用いることが可能
になる作用を有する。
【0017】請求項7に記載の発明は、送風機と本体ケ
ースの底面との間に隙間を設けてなるトイレ装置で、本
体ケースに上向きに開口した吹出し口から誤って汚水等
が流入したとしても隙間に溜まり送風機が汚水に浸から
ないようにできる作用を有する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明のトイレ装置につき、
図面に従い説明する。
【0019】(実施の形態1)図1は本発明のトイレ装
置の要部を切り欠いて示す上面断面図で、図2はトイレ
装置の要部を切り欠いて示す右側断面図で、図3は同装
置の脱臭剤の着脱を示す断面図で、図4は同装置の着脱
構造を示す断面図で、図5は同装置の送風機を示す斜視
図で、図6(a)は同装置の脱臭剤の構造を示す側面図
で、図6(b)は同装置のフィルターの構造を示す側面
図である。
【0020】便器1は、後部上面にトイレ装置の本体ケ
ース2を着脱自在に取付けている。前記本体ケース2
は、横長の底板2aと蓋である山形状のカバー2bとで
構成し、図1において示すように右側に脱臭装置を構成
する脱臭剤3と送風機4を、左側に乾燥装置を構成する
電気を熱源とする加熱ヒータ5と送風機6を、そして更
に中央と左後方に亘り温水で人体の局部を洗浄するノズ
ル7を含む局部洗浄装置8をそれぞれ内装している。
【0021】そして、本体ケース2は、底板2aの前部
に人体から便器1に排出された汚物の臭いが吸引される
吸込み口9を設け、かつ脱臭剤3で清浄化された空気が
排気される吹出し口10を有している。前記脱臭剤3
は、高さ方向である厚さを送風機4の高さ以上に設定し
て、その厚くなった差分Hを風路として活用して脱臭能
力の向上を図っている。
【0022】前記脱臭剤3と送風機4は、前記本体ケー
ス2内に設け、前記吸込み口9と吹出し口10を連結し
た風洞11の経路に沿って本体ケース2の前部より後部
にかけて脱臭剤3、送風機4の順番で略水平方向に配列
するとともに、前記送風機4のファン12およびファン
の中央に位置するモータ13を、その径方向面が略水平
である横になるように設けて、脱臭装置全体の高さ方向
の厚さを低く抑えるようにしている。
【0023】従って、この実施形態では薄型のシロッコ
ファンを送風機4として採用することが可能となり、更
に風洞11は、流通する空気が図2の矢印で示すように
脱臭剤3を水平方向に通過した後に方向転換し、送風機
4のファン12およびファン中央に位置するモータ13
に垂直に流入するように構成している。
【0024】前記吹出し口10は、用便をするために回
転させて垂直に開いた便座蓋14が当接して自立する本
体ケース2の後部の裏側に形成した一段と低い段部15
に上面から後面に亘って少なくとも上向きに複数個を開
口して構成している。従って、前記吹出し口10は開い
た便座蓋14の後における前記本体ケース2の後部上面
に少なくとも上向きに開口した構成にしている。
【0025】フィルター16は、図6(b)に示すよう
に横長の枠体16aに網16bを貼りつけて構成し、脱
臭剤3に埃が付着しないように吸込み口9より流入した
空気の全てが通過するように脱臭剤3の前面に対向して
平行に配置している。そして、短期間毎に掃除をする必
要があるため、本体ケース2のカバー2bの側面開口よ
り引出し式で着脱自在に取付けられるように、前記側面
開口を気密に閉蓋する鍔16c付きの取っ手16dおよ
び弾性力でカバー22内で係合する係合片16eを設け
た構成にしてある。
【0026】隙間17は、送風機4の底面と本体ケース
2の底板2aの間に形成して、本体ケース2に上向きに
開口した吹出し口10から誤って汚水等が流入したとし
ても隙間17に溜まり送風機4が汚水等に浸からないよ
うにするものである。左右一対のレール18、19は、
図4に示すように便器1の上面に設けた基板20と本体
ケース2の底板2aとに、上下方向へは互いに係止し、
前後方向には摺動可能に係合して設け、便器1上に着脱
可能に設けた本体ケース2を便器上の前後方向に引出し
自在にして脱臭剤3の交換を可能ならしめている。
【0027】すなわち、脱臭剤3は本体ケース2の底板
2aに設けた開口部21より出し入れして交換するた
め、開口部21を蓋するカバー22に、左右両側に設け
た細い弾性体の支持片23に挟持して着脱自在に取付け
ている。そして、カバー22は、開口部21を気密に蓋
するため、長手方向の中央部に弾性力をもって変形する
舌片24を設け、この舌片24を開口部21に着脱自在
に係止させている。
【0028】なお、図中25は便座蓋14と同様に後端
を中心に後側へ回動可能に便器1上に配置した便座、2
6は局部洗浄装置8に給水する給水ホースで、脱臭剤3
を交換するため図3のように本体ケース2を便器1から
外して底板2aを交換者に向けられるように長さに余裕
と柔軟さをもつフレキシブルな耐圧ホースを使用してい
る。27は用便後の便器1内の汚物を排水するための水
を貯水しているタンク(一般にロータンクという)で、
使用する毎に自動的に補給され一定量を常に貯水してい
る。
【0029】上記実施の形態において、トイレ装置の使
用を説明すると、用便者は便座蓋14を垂直に開いて便
座25に着座して用便を行う。この時に用便者の着座に
より送風機4が回転して便器1内の周囲に空気の吸引作
用が生じ、空気は吸込み口9から吸引されてフィルター
16で埃が除去され、更に脱臭剤3を通過して汚物の臭
いが吸収されて清浄化される。そして、清浄化された空
気は送風機4を経て吹出し口10から上向きに吐出さ
れ、開いている便座蓋14とタンク27の間に存在する
空間に排出されるのである。
【0030】一方、用便者は局部洗浄装置8を動作させ
て局部を温水で洗浄するとともに、洗浄後の局部を乾燥
装置である送風機6と加熱ヒータ5により吸引した空気
を温風化して局部に吹き付け乾燥させ、汚物はタンク2
7より水を便器1に流して排水するものである。この
間、便座25に用便者が着座しており、上記した脱臭作
用は続けられるのである。
【0031】以上のように本実施の形態では、吹出し口
10は開いた便座蓋14の後における本体ケース2の上
面に少なくとも上向きに開口しているので、便器1上の
便座25に着座した用便者の衣服は、開いて直立してい
る便座蓋14に当ってそれ以上、後方へずれて吹出し口
10を塞ぐようなことは起こり得なく、また狭いトイレ
室であっても周囲の壁に吹出し口10が接近する配置に
もならなく、また本体ケース2の後方にタンク27を配
置している形態であっても吹出し口10を塞ぐようなこ
とは起こり得ないから、脱臭剤3で清浄化された空気が
吹出し口10から円滑に排気でき、常に所定の排気量が
確保され脱臭効率を向上できる。
【0032】また本実施の形態では、吹出し口10は本
体ケース2の後部の裏側に形成した段部15に少なくと
も上向きに開口しているので、便器1上の便座25に着
座した用便者の衣服は、便座蓋14の存在に関係なく本
体ケース2の高い後部に当ってそれ以上、後部の裏側へ
ずれて段部15に上向きに開口する吹出し口10を塞ぐ
ようなことは抑制され、また狭いトイレ室であっても周
囲の壁に吹出し口10が接近する配置にもならなく、ま
た本体ケース2の後方にタンク27を配置している形態
であっても吹出し口10を塞ぐようなことは起こり得な
いから、脱臭剤3で清浄化された空気が吹出し口から円
滑に排気でき、常に所定の排気量が確保され脱臭効率を
向上できる。
【0033】更に本実施の形態では、脱臭剤3と送風機
4は、風洞11の経路に本体ケース2の前部より後部に
向けて脱臭剤3、送風機4の順に略水平方向に配列する
とともに、前記送風機4のファン12およびファン中央
に位置するモータ13を、その径方向面が略水平方向で
ある横になるようにして設けているので、本体ケース2
内における脱臭装置を構成する脱臭剤3、送風機4の高
さスペースをできるだけ低く抑えることができ、装置を
コンパクトにできる。
【0034】更に本実施の形態では、脱臭剤3の高さ
を、送風機4の高さ以上にしているので、脱臭剤3は送
風機4より高い分(差分H)だけ大きくしても臭いを含
む空気の通過する風路を確保でき、脱臭剤の能力を簡単
な構成で向上させることができる。
【0035】更に本実施の形態では、吸込み口9と脱臭
剤3の間に配置し、かつ本体ケース2の外より着脱可能
なフィルター16を設けているので、フィルター16に
より脱臭剤3を通過する前に空気中の埃を捕捉して脱臭
剤3の目詰まりを防止でき、脱臭剤3の本来の能力を長
く維持できるとともに、フィルター16の掃除も本体ケ
ース2の外側面より取り外して容易にできる。
【0036】更に本実施の形態では、風洞11は流通す
る空気が脱臭剤3を水平方向に通過した後に方向転換
し、送風機4のファン12およびファン中央に位置する
モータ13に垂直に流入するように構成しているので、
送風機4に高さの低い薄型のシロッコファンを用いるこ
とができ、装置全体のコンパクト化に繋げることができ
る。
【0037】更に本実施の形態では、送風機4と本体ケ
ース2の底板2aとの間に隙間17を設け、本体ケース
2に上向きに開口した吹出し口10から誤って汚水等が
流入したとしても前記隙間17に溜まるようにしている
ので、直接に送風機4が汚水等に浸からないようにで
き、送風機を安全に護ることができる。
【0038】なお、上記実施の形態では脱臭剤3を、本
体ケース2の底板2aの開口部21より出し入れ交換す
るため、開口部21を蓋するカバー22を利用して設け
たが、脱臭剤取付け専用のカバーと一体に脱臭剤を設け
て、前記脱臭剤取付け専用のカバーを前記開口部の蓋と
して兼用するようにしても良い。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明のトイレ装置は、便
器上の便座に着座した用便者の衣服の一部、または本体
ケースの後方にロータンクを配置している形態であって
も吹出し口を塞ぐようなことは起こり得なく、更には狭
いトイレ室であっても周囲の壁に排気が影響を受けるこ
となく、脱臭剤で清浄化された空気を吹出し口から円滑
に排気でき、脱臭効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるトイレ装置の要
部を切り欠いて示す上面断面図
【図2】同実施の形態1におけるトイレ装置の要部を切
り欠いて示す右側断面図
【図3】同実施の形態1におけるトイレ装置の脱臭剤の
着脱を示す断面図
【図4】同実施の形態1におけるトイレ装置の着脱構造
を示す断面図
【図5】同実施の形態1におけるトイレ装置の送風機を
示す斜視図
【図6】(a)同実施の形態1におけるトイレ装置の脱
臭剤の構造を示す側面図 (b)同実施の形態1におけるトイレ装置のフィルター
の構造を示す側面図
【図7】従来のトイレ装置における脱臭装置部分を示す
横断面図
【符号の説明】
1 便器 2 本体ケース 2a 底板(底面) 3 脱臭剤 4 送風機 9 吸込み口 10 吹出し口 11 風洞 12 ファン 13 モータ 14 便座蓋 15 段部 16 フィルター 17 隙間 H 差分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古閑 良一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2D038 BB18 BB23 BC01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便器上の後部に設け、人体から排出され
    た汚物の臭いが吸引される吸込み口および清浄化された
    空気が排気される吹出し口を有する本体ケースと、前記
    本体ケース内に設け、前記吸込み口と吹出し口を連結し
    た風洞と、前記風洞の経路に設け、空気とともに通過す
    る前記臭いを清浄化する脱臭剤および前記吸い込み口か
    ら空気とともに臭いを吸引し、清浄化された空気を吹出
    し口から排気する送風機とを備え、前記吹出し口は開い
    た便座蓋の後における前記本体ケース上面に少なくとも
    上向きに開口してなるトイレ装置。
  2. 【請求項2】 便器上の後部に設け、人体から排出され
    た汚物の臭いが吸引される吸込み口および清浄化された
    空気が排気される吹出し口を有する本体ケースと、前記
    本体ケース内に設け、前記吸込み口と吹出し口を連結し
    た風洞と、前記風洞の経路に設け、空気とともに通過す
    る前記臭いを清浄化する脱臭剤および前記吸い込み口か
    ら空気とともに臭いを吸引し、清浄化された空気を吹出
    し口から排気する送風機とを備え、前記吹出し口は前記
    本体ケースの後部の裏側に形成した段部に少なくとも上
    向きに開口してなるトイレ装置。
  3. 【請求項3】 脱臭剤と送風機は、風洞の経路に本体ケ
    ースの前部より後部に向けて脱臭剤、送風機の順に略水
    平方向に配列するとともに、前記送風機のファンおよび
    ファン中央に位置するモータを、その径方向面が略水平
    になるようにして設けてなる請求項1または請求項2に
    記載のトイレ装置。
  4. 【請求項4】 脱臭剤は、その高さを送風機の高さ以上
    としてなる請求項1〜請求項3のいずれかに記載のトイ
    レ装置。
  5. 【請求項5】 吸込み口と脱臭剤の間に配置し、かつ本
    体ケース外より着脱可能なフィルターを設けてなる請求
    項1〜請求項4のいずれかに記載のトイレ装置。
  6. 【請求項6】 風洞は、流通する空気が脱臭剤を水平方
    向に通過した後に方向転換し、送風機のファンおよびフ
    ァン中央に位置するモータに垂直に流入するように構成
    してなる請求項1〜請求項5のいずれかに記載のトイレ
    装置。
  7. 【請求項7】 送風機は本体ケースの底面との間に隙間
    を設けてなる請求項1〜請求項6のいずれかに記載のト
    イレ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012188896A (ja) * 2011-03-14 2012-10-04 Panasonic Corp 衛生洗浄装置
JP2019166279A (ja) * 2018-03-26 2019-10-03 Toto株式会社 便座装置
JP7446149B2 (ja) 2020-04-23 2024-03-08 株式会社Lixil 脱臭装置および便器装置

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