JP2003210516A - パンティライナー - Google Patents

パンティライナー

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JP2003210516A
JP2003210516A JP2002015787A JP2002015787A JP2003210516A JP 2003210516 A JP2003210516 A JP 2003210516A JP 2002015787 A JP2002015787 A JP 2002015787A JP 2002015787 A JP2002015787 A JP 2002015787A JP 2003210516 A JP2003210516 A JP 2003210516A
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JP
Japan
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panty liner
recesses
perforations
liner according
panty
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Application number
JP2002015787A
Other languages
English (en)
Inventor
Nagisa Murao
なぎさ 村尾
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Cresia KK
Original Assignee
Cresia KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】パンティへの漏れや型崩れ、吸収性、着用者へ
の不快感、ムレ、かぶれ、ドライ感等の問題点を解決し
たパンティライナーを提供する。 【解決手段】液透過性不織布からなる表面シート、吸収
体及び液撥水性不織布からなる裏面シートの構成を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパンティライナーに
関するもので、従来のパンティライナーを大幅に改善し
たものである。
【0002】
【従来の技術】主として、女性特有の月経周期間の分泌
物(以下おりものという)を対象物とした、薄型の吸収
物品であるパンティライナーが市販されている。通常お
りものの***量は、0.3〜2gと少ないため、現行市
販品は薄さをセールスポイントにしており、吸収体もそ
れに見合った吸収能力に設計され、おりものの量の多い
人や汗をかく夏場等は、パンティへの漏れや型崩れ、ム
レ、かぶれ、吸収性、ドライ感等の不具合が生じてい
た。また、おりものは尿、経血とは違い、ゲル状態の場
合が多く、現行市販品では表面シート上にゲル状物が残
り、着用者の不快感を増長させていた。製品の構成は、
通常の生理用ナプキン等の吸収性物品と同様に、液透過
性表面シートと吸収体(但し、フラッフ化したパルプ等
を用いた吸収体ではなく、不織布とかティシュ等のシー
ト状)及び液不透過性裏面シートからなっており、ポリ
オレフィン系の裏面シートには通気性シートが使用され
ているが、ムレ、かぶれの問題は完全に解決されていな
い。
【0003】
【発明が解決すべき課題】上記に記載されている漏れ、
型崩れ、ムレ、かぶれ、吸収性、ドライ感等不快感の種
々の問題点を解決するため本発明者等は鋭意検討を続け
た結果以下に説明するような上記の問題点を解決したも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は液透過性不織布
からなる表面シート、吸収体及び液撥水性不織布からな
る裏面シートで構成されることを特徴とするパンティラ
イナーに関する。本発明では裏面シートに液撥水性不織
布を使用しているため、通気性に優れ、ムレ、かぶれ等
の予防効果を高めている。また本発明の吸収体はフラッ
フ化したパルプ等のセルロース繊維単独またはこのセル
ロース繊維とポリエチレン、ポリプロピレン等の熱融着
繊維との混合物である。この混合物を使用することで、
吸収体の保型性がより強化され、ヨレ、ズレ等の型崩れ
を防ぐ。さらに本発明は表面シート側からドット状等の
穿孔ないしは凹部を施すことに関する。この穿孔ないし
は凹部は吸収力を高め、特におりものの多い場合やゲル
状物が、穿孔ないしは凹部内に収まり、表面シート側の
ドライ状態を保ち、着用者の不快感を軽減できる。また
本発明はドット等の穿孔ないしは凹部がエンボス加工も
しくは穿孔加工で形成されている。
【0005】また本発明はパンティライナー製品の長手
方向端部から夫々その長手方向全長の各1/3の部分で
は、穿孔ないし凹部の厚さ方向の深さを製品全厚の最大
1/3とし、穿孔ないし凹部の数および大きさは残りの
全長中央部分1/3における穿孔ないしは凹部の数およ
び大きさより少なくかつ小さくすることに関する。さら
に本発明は穿孔ないしは凹部に高分子吸収剤や消臭剤を
添加することに関する。また本発明は上記の消臭剤とし
てフラボン系を用いる。また本発明は表面シートには、
柔軟効果を高める保湿剤やローション等が塗工され、よ
り着用感は良好である。さらに本発明は吸収時の濡れ面
積を低減することができる。さらに本発明は吸液時の型
崩れを防止することができる。
【0006】
【作用】上記のようにすることにより、従来の問題点で
あった漏れ、型崩れ、ムレ、かぶれ、吸収性、ドライ感
等の問題点をすべて解決することができた。
【0007】
【実施例】以下に本発明を実施例によって説明するが、
本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
【0008】本発明品と従来品について、吸収時の濡れ
面積比較と型崩れについて比較試験を行った。 (1)吸収時の濡れ面積比較(生理食塩水1mlを吸収
させた時の吸収体の濡れ面積) (2)型崩れ(生理食塩水1ml吸収させた後、下着に
取り付け10回手で、左右にもんだ時の型崩れするまで
のもみ回数) 注)1/10は、10回もんで1回目で型崩れしたこと
を意味する。
【0009】
【発明の効果】・セルロース繊維からなる吸収体の液体
吸収能力と吸収体の穿孔ないしは凹部によるピンポイン
ト吸収で、吸収量及び吸収速度がアップし、おりものの
量が多くても漏れない。 ・吸収体にセルロース繊維と熱融着繊維の混合物を使用
した場合は、吸収体の保型性がより強化され、ヨレ、ズ
レ等の型崩れしない。 ・吸収体表面に穿孔ないしは凹部が設けられているた
め、おりもののゲル状物も穿孔ないしは凹部内に収ま
り、ドライ感を保ち着用者の不快感を軽減させる。 ・穿孔ないしは凹部が長手方向両端部分1/3で浅く、
径も小さく且つ数も少ないため、肌にあたる吸収体の柔
軟性が損なわれない。 ・裏面シートに液撥水性不織布を使用しているため、通
気性に優れ、ムレ、かぶれ等の予防効果が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるパンティライナーの一実施例の
平面図
【図2】 本発明によるパンティライナーの一実施例の
部分断面図
【図3】 図1のA−A断面図
【図4】 従来品のパンティライナーの部分断面図
【図5】 図4のC−C断面図
【図6】 図2のB−B断面図
【符号の説明】
1…パンティライナー 2…パンティライナーの表面シート側から裏面シート側
に設けた穿孔ないしは凹部の内、ライナーを長手方向に
三等分した中央部分の穿孔ないしは凹部 3…パンティライナーの表面シート側から裏面シート側
に設けた穿孔ないしは凹部の内、ライナーを長手方向に
三等分した両端部側の穿孔ないしは凹部 4…パンティライナーの表面シート 4’…従来品パンティライナーの表面シート 5…パンティライナーの裏面シート 5’…従来品パンティライナーの裏面シート 6…パンティライナーの吸収体 6’…従来品パンティライナーの吸収体 7…吸収体中の高分子吸収体ポリマー 8…吸収体中の消臭剤 9…吸収体を構成するセルロース系繊維

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液透過性不織布からなる表面シート、吸収
    体及び液撥水性不織布からなる裏面シートで構成される
    ことを特徴とするパンティライナー。
  2. 【請求項2】吸収体がフラッフ化したパルプ等のセルロ
    ース繊維単独または該セルロース繊維とポリエチレン、
    ポリプロピレン等の熱融着繊維との混合物である請求項
    1記載のパンティライナー。
  3. 【請求項3】表面シート側からドット状等の穿孔ないし
    は凹部を施した請求項1または2記載のパンティライナ
    ー。
  4. 【請求項4】ドット等の穿孔ないしは凹部がエンボス加
    工もしくは穿孔加工で形成されている請求項3記載のパ
    ンティライナー。
  5. 【請求項5】パンティライナー製品の長手方向端部から
    夫々その長手方向全長の各1/3の部分では、穿孔ない
    しは凹部の厚さ方向の深さを該製品全厚の最大1/3と
    し、穿孔ないしは凹部の数および大きさは残りの全長中
    央部分1/3における穿孔ないしは凹部の数および大き
    さより少なくかつ小さくする請求項1から4までのいず
    れか1項記載のパンティライナー。
  6. 【請求項6】吸収体内に高分子吸収剤および/または消
    臭剤を添加する請求項3から5までのずれか1項記載の
    パンティライナー。
  7. 【請求項7】消臭剤としてフラボン系を用いる請求項6
    記載のパンティライナー。
  8. 【請求項8】表面シートには、柔軟効果を高める保湿剤
    および/またはローション等が塗工されている請求項1
    から7までのいずれか1項記載のパンティライナー。
  9. 【請求項9】吸収時の濡れ面積を低減する請求項1から
    8までのいずれか1項記載のパンティライナー。
  10. 【請求項10】吸液時の型崩れを防止する請求項1から
    8までのいずれか1項記載のパンティライナー。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008245959A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Nippon Paper Crecia Co Ltd 吸収性物品
JP2015061657A (ja) * 2010-02-11 2015-04-02 ザ プロクター アンド ギャンブルカンパニー 流体処理ゾーンを備える吸収性物品

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