JP2003208064A - 画像形成装置、プログラム及びコンピュータシステム - Google Patents

画像形成装置、プログラム及びコンピュータシステム

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JP2003208064A
JP2003208064A JP2002009080A JP2002009080A JP2003208064A JP 2003208064 A JP2003208064 A JP 2003208064A JP 2002009080 A JP2002009080 A JP 2002009080A JP 2002009080 A JP2002009080 A JP 2002009080A JP 2003208064 A JP2003208064 A JP 2003208064A
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toner
toner container
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image forming
developing device
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Hiroshi Tanaka
博 田中
Keiichi Taguchi
恵一 田口
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナー収容体の交換の際のヒューマン・エラ
ーを防止するため、トナー収容体が交換される際に、ユ
ーザーに対して十分なトナー収容体の交換に関する情報
を表示する。 【解決手段】 本発明の画像形成装置は、複数のトナー
収容体を着脱可能な画像形成装置であって、該トナー収
容体の交換に関する情報を表示する表示装置を備え、装
着されている該トナー収容体に関する情報を検知し、該
複数のトナー収容体のうちから交換の対象となる該トナ
ー収容体が特定される際に、該表示装置は、該交換の対
象となるトナー収容体を特定するための情報を、該検知
結果に基づいて優先されるものから表示することを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、複写機
およびファクシミリ装置などの画像形成装置に関し、特
に複数の現像器を備え、これら現像器を択一的に用いて
トナー像を形成する画像形成装置、この画像形成装置に
所定の機能を実行させるプログラム及びこの画像形成装
置を備えたコンピュータシステムに関する。
【0002】
【背景技術】紙、布、フィルム等の各種の媒体に画像を
形成する画像形成装置として、プリンタ、複写機、ファ
クシミリ等の各種の装置が知られている。これらの画像
形成装置では、装置のメンテナンスを容易なものとする
ため、トナー(又はトナーと現像手段)をトナー収容体
に収めて交換可能とする方式が広く採用されている。そ
して、このような方式の画像形成装置がフルカラー画像
を形成するものであれば、複数のトナー収容体が装置本
体に装着されることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】装置が印刷動作を続け
ると、トナー収容体のトナーが消費されるので、トナー
収容体のトナー量が減少し、トナー収容体を交換する必
要がある。一方、装置には複数のトナー収容体が装着さ
れているので、ユーザーは、装着されている複数のトナ
ー収容体のうちから、交換すべきトナー収容体を特定し
なければならない。
【0004】しかし、交換動作を行う際に、トナーの残
量の少ないトナー収容体を交換すべきところ、ユーザー
が間違って他のトナー収容体を交換してしまうことがあ
る。特に、トナー収容体の交換に先だって、装置本体に
接続されたコンピュータのディスプレイ上や装置本体の
コントロールパネル上で交換指示を行うような装置で
は、ユーザーが最初の交換指示や交換作業を間違うと、
トナー収容体の交換が正しく行われない場合もある。
【0005】そこで、本発明は、このようなヒューマン
・エラーを防止するため、トナー収容体が交換される際
に、ユーザーに対して十分なトナー収容体の交換に関す
る情報を表示することができる画像形成装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の主たる発明は、複数のトナー収容体を着脱可能な画像
形成装置であって、該トナー収容体の交換に関する情報
を表示する表示装置を備え、装着されている該トナー収
容体に関する情報を検知し、該複数のトナー収容体のう
ちから交換の対象となる該トナー収容体が特定される際
に、該表示装置は、該交換の対象となるトナー収容体を
特定するための情報を、該検知結果に基づいて優先され
るものから表示することを特徴とする。
【0007】本発明の他の特徴については、本明細書及
び添付図面の記載により明らかにする。
【0008】
【発明の実施の形態】===開示の概要=== 本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも、以下
の事項が明らかとなる。
【0009】複数のトナー収容体を着脱可能な画像形成
装置であって、該トナー収容体の交換に関する情報を表
示する表示装置を備え、装着されている該トナー収容体
に関する情報を検知し、該複数のトナー収容体のうちか
ら交換の対象となる該トナー収容体が特定される際に、
該表示装置は、該交換の対象となるトナー収容体を特定
するための情報を、該検知結果に基づいて優先されるも
のから表示することを特徴とする画像形成装置。
【0010】このような画像形成装置によれば、トナー
収容体が交換される際に、ユーザーによるトナー収容体
の交換作業の間違いが軽減するように、トナー収容体の
交換に関する情報を表示することができる。
【0011】また、かかる画像形成装置において、前記
トナー収容体は、該トナー収容体に関する情報を記憶し
たメモリを搭載しており、該メモリからの情報を読み込
み、該トナー収容体に関する情報を検知することが望ま
しい。
【0012】このような画像形成装置によれば、トナー
収容体からトナー収容体に関する情報を検知することが
できる。
【0013】また、かかる画像形成装置において、前記
トナー収容体に関する情報とは、トナー収容体のトナー
の量に関する情報であることが望ましい。
【0014】このような画像形成装置によれば、交換を
することが望ましいトナー収容体の交換を促すことがで
きる。
【0015】また、かかる画像形成装置において、前記
トナー収容体に関する情報とは、トナー収容体のトナー
の使用量に関する情報であることが好ましい。
【0016】このような画像形成装置によれば、トナー
収容体のトナーの残量を検知することができる。
【0017】また、かかる画像形成装置において、前記
表示装置は、前記トナー収容体を特定するための情報を
一行ずつ表示するものであり、該表示装置は、前記交換
の対象となるトナー収容体を特定するための情報を、優
先されるものから順に変更して表示することが望まし
い。
【0018】このような画像形成装置によれば、間違っ
たトナー収容体が特定されることを防ぐことができる。
【0019】また、かかる画像形成装置において、前記
表示装置は、前記トナー収容体を特定するための情報を
複数行表示するものであり、該表示装置は、前記交換の
対象となるトナー収容体を特定するための情報を、優先
されるものから順に並べて表示することが望ましい。
【0020】このような画像形成装置によれば、トナー
収容体の特定が行いやすくなる。
【0021】また、かかる画像形成装置において、前記
装着されているトナー収容体に関する情報とは、前記ト
ナー収容体の装着の間違いに関する情報であり、該トナ
ー収容体の装着の間違いに関する情報に基づいて、該ト
ナー収容体の装着に間違いがあるときは、装着を間違え
たトナー収容体を特定するための情報を優先して表示す
ることが望ましい。
【0022】このような画像形成装置によれば、最終的
に装着されるトナー収容体が正しくなるように交換を促
すことができる。
【0023】また、かかる画像形成装置において、前記
トナー収容体は、現像手段を一体的に備えることが望ま
しい。
【0024】このような画像形成装置によれば、トナー
収容体と現像手段とを一体的に交換可能となる。
【0025】また、複数のトナー収容体を着脱可能な画
像形成装置であって、該トナー収容体の交換に関する情
報を表示する表示装置を備え、該トナー収容体は、該ト
ナー収容体のトナー量に関する情報を記憶したメモリを
搭載しており、該メモリから読込んだトナー量に関する
情報と、該トナー収容体のトナーの使用量とから、該ト
ナー収容体のトナー量を検知し、前記表示装置は、前記
トナー収容体を特定するための情報を一行ずつ表示する
ものであり、該複数のトナー収容体のうちから交換の対
象となる該トナー収容体が特定される際に、該表示装置
は、交換の対象となる該トナー収容体を特定するための
情報を、検知されたトナー量に基づいて優先されるもの
から順に一行ずつ表示することを特徴とする画像形成装
置。
【0026】このような画像形成装置によれば、トナー
収容体の交換を行う際に、ユーザーによるトナー収容体
の交換作業の間違いが軽減するように、トナー収容体の
交換に関する情報を表示することができる。
【0027】また、複数のトナー収容体を着脱可能な画
像形成装置に、装着されている該トナー収容体に関する
情報を検知する機能と、該トナー収容体の交換に関する
情報を表示する機能と、該複数のトナー収容体のうちか
ら交換の対象となる該トナー収容体が特定される際に、
該交換の対象となるトナー収容体を特定するための情報
を、該検知結果に基づいて優先されるものから表示する
機能とを実行させるプログラム。
【0028】このようなプログラムによれば、トナー収
容体の交換作業の間違いが軽減するように画像形成装置
を制御することができる。
【0029】また、コンピュータ本体と、該コンピュー
タ本体に接続可能な画像形成装置とを備えたコンピュー
タシステムであって、該画像形成装置は、該トナー収容
体の交換に関する情報を表示する表示装置を備え、装着
されている該トナー収容体に関する情報を検知し、該複
数のトナー収容体のうちから交換の対象となる該トナー
収容体が特定される際に、該表示装置は、該交換の対象
となるトナー収容体を特定するための情報を、該検知結
果に基づいて優先されるものから表示することを特徴と
するコンピュータシステム。
【0030】このようなコンピュータシステムによれ
ば、トナー収容体の交換作業の間違いが軽減するような
システムを提供することができる。
【0031】===画像形成装置(レーザビームプリン
タ)の概要=== <画像形成装置の構成について>図1を参照しつつ、画
像形成装置としてレーザビームプリンタ1を例にとっ
て、その概要について説明する。図1は、レーザビーム
プリンタ1を構成する主要構成要素を示した図である。
なお、図1には、矢印にて上下方向を示しており、例え
ば、給紙トレイ82は、レーザビームプリンタ1の下部
に配置されており、定着装置7は、レーザビームプリン
タ1の上部に配置されている。
【0032】本実施の形態に係るレーザビームプリンタ
1は、図1に示すように、感光体21の回転方向(図中
の矢印)に沿って、感光体ユニット2、露光装置3、現
像装置4、中間転写装置6を有し、さらに、定着装置
7、給紙装置8、表示装置9、及び、コントローラ10
0を有している。
【0033】感光体ユニット2は、感光体21、帯電装
置23及びクリーニング装置を有する。感光体21は、
潜像を担持する潜像担持体である。感光体21は、円筒
状の導電性基材とその外周面に形成された感光層を有
し、中心軸を中心に回転可能であり、本実施の形態にお
いては、図1中の矢印で示すように時計回りに回転す
る。帯電装置23は、感光体21を帯電するための装置
である。クリーニング装置25は、クリーニングブレー
ドによって、一次転写位置を経過した感光体21の表面
に付着しているトナーを書き落とすためのものである。
なお、感光体ユニット2の感光体21、帯電装置23及
びクリーニング装置25は、一体的に形成し、レーザプ
リンタ1に対して着脱可能としても良い。
【0034】露光装置3は、レーザを照射することによ
って帯電された感光体21上に潜像を形成する装置であ
る。この露光装置3は、半導体レーザ、ポリゴンミラ
ー、F−θレンズ等を有しており(不図示)、パーソナ
ルコンピュータ、ワードプロセッサ等の不図示のホスト
装置から入力された画像信号に基づいて、変調されたレ
ーザを帯電された感光体21上に照射する。なお、帯電
された感光体21上にレーザが照射されることにより、
感光体21上に潜像が形成される。
【0035】現像装置4は、感光体21上に形成された
潜像をイエロー(Y)トナー、マゼンタ(M)トナー、
シアン(C)トナー、及び、ブラック(K)トナーを用
いて現像するための装置である。この現像装置4は、ロ
ータリー41と本体側コネクタとを有する。
【0036】ロータリー41は、4つの現像器50a〜
d(後述)を着脱可能に保持し、不図示のモータによっ
て回転軸43を中心に回転する。全ての現像器50a〜
dがロータリー41に装着されると、現像器50a〜d
は、回転軸43を中心として放射状に配置される。そし
て、現像器50を装着した回転体がモータによって回転
することによって、各現像器50a〜dは選択的に感光
体21に対向することができる。また、後述するよう
に、現像器50を装着した回転体が回転することによっ
て、現像器を取外し位置(又は取付け位置)に位置決め
することができる。
【0037】本体側コネクタ45は、現像器に搭載した
EEPROM等の不揮発性メモリ(後述)と電気的に接
続するために本体側に設けられたコネクタであり、各現
像器に対して共通に使用される。本体側コネクタ45
は、不図示の駆動手段によって、現像器50に対して近
接方向又は離間方向に移動可能である。本体側コネクタ
と現像器側コネクタとの接続に関しては、後述する。
【0038】現像器50には、ブラック(K)トナーを
収容したブラック現像器50a、マゼンタ(M)トナー
を収容したマゼンタ現像器50b、シアン(C)トナー
を収容したシアン現像器50c、及び、イエロー(Y)
トナーを収容したイエロー現像器50dを有している。
また、各現像器50a〜dは、メモリと現像器側コネク
タとを有する。メモリは、EEPROM等の不揮発性メ
モリであって、色情報やトナー残量情報等の各種情報を
記憶する。現像器側コネクタと本体側コネクタとの接続
に関しては、後述する。これら4つの現像器は、ロータ
リー41の回転軸43を中心として回転可能な構成にな
っており、感光体21が1回転する毎に選択的に感光体
21に対向する。感光体21に対向した現像器50は、
それぞれ収容するトナーにて感光体21上に形成された
潜像を現像する。なお、各現像器の着脱については後述
する。
【0039】中間転写装置6は、一次転写装置61と、
中間転写体63と、二次転写装置65とを有する。一次
転写装置61は、感光体21に形成された単色トナー像
を中間転写体63に転写するための装置である。中間転
写体63は、エンドレスのベルトであり、感光体21と
同じ周速度にて回転駆動される。二次転写装置65は、
中間転写体63上に形成されたフルカラートナー像を
紙、フィルム、布等の記録媒体に転写するための装置で
ある。二次転写装置65は、転写動作を行う最、中間転
写体63に押圧されるとともに、二次転写電圧が印加さ
れる。
【0040】定着装置7は、中間転写装置6によって記
録媒体上に転写されたフルカラートナー像を紙等の媒体
に融着させて永久像とするための装置である。
【0041】給紙装置8は、給紙トレイ82と、給紙ロ
ーラ84と、レジローラ86とを有している。給紙トレ
イ82は紙、布、フィルム等の各種の記録媒体を収容し
ており、給紙装置8は、給紙トレイ82から給紙ローラ
84及びレジローラ86を介して、二次転写装置65へ
記録媒体を搬送する。
【0042】表示装置9は、ユーザーへの報知手段をな
す液晶パネルを有する。
【0043】コントローラ100は、図2に示すように
メインコントローラ110と、ユニットコントローラ1
20とを有する。メインコントローラ110は、画像信
号が入力され、この画像信号に基づいて指令信号を出力
する。ユニットコントローラ120は、メインコントロ
ーラからの指令信号に応じて、前記各装置を制御して、
画像を形成する。なお、図2の詳細については、後述す
る。
【0044】<画像形成装置の動作について>次に、こ
のように構成されたレーザビームプリンタ1の動作につ
いて、他の構成要素にも言及しつつ説明する。
【0045】まず、不図示のホスト装置からの画像信号
がレーザビームプリンタ1に入力されると、感光体2
1、各現像装置に設けられたトナー坦持体としての現像
ローラ、及び、中間転写体63が回転する。感光体21
は、回転しながら、帯電位置において帯電装置23によ
り順次帯電される。
【0046】感光体21の帯電された領域は、感光体2
1の回転に伴って露光位置に至り、露光装置3によっ
て、第1色目、例えばイエローY、の画像情報に応じた
潜像が該領域に形成される。また、現像装置4は、イエ
ロー(Y)トナーを収容したイエロー現像器50dを、
感光体21に対向した現像位置に位置させる。
【0047】感光体21上に形成された潜像は、感光体
21の回転に伴って現像位置に至り、イエロー現像器5
0dによってイエロートナーで現像される。これによ
り、感光体21上にイエロートナー像が形成される。
【0048】感光体21上に形成されたイエロートナー
像は、感光体21の回転に伴って一次転写位置に至り、
一次転写装置61によって、中間転写体63に転写され
る。この際、一次転写装置61には、トナーの帯電極性
とは逆の極性の一次転写電圧が印加される。なお、この
間、二次転写装置65は、中間転写体63から離間して
いる。
【0049】上記の処理が、第2色目、第3色目、及
び、第4色目について繰り返して実行されることによ
り、各画像信号に対応した4色のトナー像が、中間転写
体63に重なり合って転写される。これにより、中間転
写体63上にはフルカラートナー像が形成される。
【0050】中間転写体63上に形成されたフルカラー
トナー像は、中間転写体63の回動に伴って二次転写位
置に至り、二次転写装置65によって記録媒体に転写さ
れる。なお、記録媒体は、給紙トレイ82から、給紙ロ
ーラ84、レジローラ86を介して二次転写装置65へ
搬送される。また、転写動作を行う際、二次転写装置6
5は中間転写体63に押圧されるとともに二次転写電圧
が印加される。
【0051】記録媒体に転写されたフルカラートナー像
は、定着装置7によって加熱加圧されて記録媒体に融着
される。
【0052】なお、感光体21は、帯電装置23ととも
感光体ユニット2としてユニット化されており、この感
光体ユニット2はレーザビームプリンタ1本体に対して
着脱可能である。また、ブラック現像器50a、マゼン
タ現像器50b、シアン現像器50c、及び、イエロー
現像器50dは、レーザビームプリンタ1本体に対して
それぞれ着脱可能である。
【0053】===現像器の概要=== 次に、図3を参照しつつ、現像器の概要について説明す
る。図3は、現像器の主要構成要素を示した断面図であ
る。なお、図1同様、図3にも、矢印にて上下方向を示
しており、例えば、現像ローラ510の中心軸は、感光
体21の回転軸よりも下方にある。また、図1では、イ
エロー現像器50dが感光体21と対向する現像位置に
位置している状態にて示されている。
【0054】現像装置50には、ブラック(K)トナー
を収容したブラック現像器50a、マゼンタ(M)トナ
ーを収容したマゼンタ現像器50b、シアン(C)トナ
ーを収容したシアン現像器50c、及び、イエロー
(Y)トナーを収容したイエロー現像器50dが設けら
れているが、各現像装置の構成は同様であるので、以
下、イエロー現像器50dについて説明する。
【0055】イエロー現像器50dは、現像剤坦持体と
しての現像ローラ510、シール部材520、トナー収
容部530、フレーム540、トナー供給部材としての
トナー供給ローラ550、層厚規制部材としての規制ブ
レード560、規制ブレードを付勢するためのブレード
裏部材570を有している。
【0056】トナー坦持体としての現像ローラ510
は、トナーTを坦持して感光体21と対向する現像位置
に搬送する。この現像ローラ510は、アルミニウム、
ステンレス、鉄等により製造されており、必要に応じ
て、ニッケルメッキ、クロムメッキ等が施されている。
また、現像ローラ510は、中心軸を中心として回転可
能であり、図3に示すように、感光体21の回転方向
(図3において時計方向)と逆の方向(図3において反
時計方向)に回転する。その中心軸は、感光体21の回
転軸よりも下方にある。また、図3に示すように、イエ
ロー現像器50dが感光体21と対向している状態で
は、現像ローラ510と感光体21との間には空隙が存
在する。すなわち、イエロー現像器50dは、感光体2
1上に形成された潜像を非接触状態で現像する。なお、
感光体21上に形成された潜像を現像する際には、現像
ローラ510と感光体10との間に交番電界が形成され
る。
【0057】シール部材520は、イエロー現像器50
d内のトナーTが器外に漏れることを防止するととも
に、現像位置を通過した現像ローラ510上のトナーT
を、掻き落とすことなく現像器内に回収する。このシー
ル部材520は、ポリエチレンフィルム等からなるシー
ルである。シール部材520は、シール支持板金522
によって支持されており、シール支持板金522を介し
てフレーム540に取付けられている。また、シール部
材520の現像ローラ510側とは逆側には、モルトプ
レーン等からなるシール付勢部材524が設けられてお
り、シール部材520は、シール付勢部材524の弾性
力によって、現像ローラ510に押しつけられている。
なお、シール部材520が現像ローラ510に当接する
当接位置は、現像ローラ510の中心軸よりも上方であ
る。
【0058】トナー収容部530は、トナーTを収容す
る部分であり、フレーム540の一部により構成されて
いる。本実施の形態では、ロータリー41の回転に伴っ
て各現像装置(ブラック現像器50a、マゼンタ現像器
50b、シアン現像器50c、イエロー現像器50d)
が回転し、これにより各現像装置内のトナーTが攪拌さ
れるため、トナー収容部530には攪拌部材を設けてい
ない。一方、トナー収容部590に収容されたトナーT
を攪拌するための攪拌部材を設けてもよい。
【0059】トナー供給ローラ550は、トナー収容部
530に収容されたトナーTを現像ローラ510に供給
する。このトナー供給ローラ550は、ポリウレタンフ
ォーム等からなり、弾性変形された状態で現像ローラ5
10に当接している。トナー供給ローラ550は、トナ
ー収容部530の下部に配置されており、トナー収容部
530に収容されたトナーTは、該トナー収容部530
の下部にてトナー供給部材530によって現像ローラ5
10に供給される。トナー供給ローラ550は、中心軸
を中心として回転可能であり、その中心軸は、現像ロー
ラ510の回転中心軸よりも下方にある。また、トナー
供給ローラ550は、現像ローラ510の回転方向(図
3において反時計方向)と逆の方向(図3において時計
方向)に回転する。なお、トナー供給ローラ550は、
トナー収容部530に収容されたトナーTを現像ローラ
510に供給する機能を有するとともに、現像後に現像
ローラ510に残存しているトナーを、現像ローラ51
0から剥ぎ取る機能をも有している。
【0060】層厚規制部材としての規制ブレード560
は、現像ローラ510に坦持されたトナーTの層厚を規
制し、また、現像ローラ510に坦持されたトナーTに
電荷を付与する。この規制ブレード560は、ゴム部5
60aと、ゴム支持部560bとを有している。ゴム部
560aは、シリコンゴム、ウレタンゴム等からなり、
ゴム支持部560bは、リン青銅、ステンレス等のバネ
性を有する薄板である。ゴム部560aは、ゴム支持部
560bに支持されており、ゴム支持部560bは、そ
の一端部が一対のブレード支持板金562に挟まれて支
持された状態で、ブレード支持板金562を介してフレ
ーム540に取付けられている。また、規制ブレード5
60の現像ローラ510側とは逆側には、モルトプレー
ン等からなるブレード裏部材570が設けられている。
【0061】ここで、ゴム支持部560bの撓みによる
弾性力によって、ゴム部560aが現像ローラ510に
押しつけられている。また、ブレード裏部材570は、
ゴム支持部560bとフレーム540との間にトナーが
入り込むことを防止して、ゴム支持部560bの撓みに
よる弾性力を安定させるとともに、ゴム部560aの真
裏からゴム部560aを現像ローラ510の方向へ付勢
することによって、ゴム部560aを現像ローラ510
に押しつけている。したがって、ブレード裏部材570
は、ゴム部560aの現像ローラ510への均一当接性
を向上させている。
【0062】規制ブレード560の、ブレード支持板金
562に支持されている側とは逆側の端、すなわち、先
端は、現像ローラ510に接触しておらず、該先端から
所定距離だけ離れた部分が、現像ローラ510に幅を持
って接触している。すなわち、規制ブレード560は、
現像ローラ510にエッジにて当接しておらず、腹当た
りにて当接している。また、規制ブレード560は、そ
の先端が現像ローラ510の回転方向の上流側に向くよ
うに配置されており、いわゆるカウンタ当接している。
なお、規制ブレード560が現像ローラ510に当接す
る当接位置は、現像ローラ510の中心軸よりも下方で
あり、かつ、トナー供給ローラ550の中心軸よりも下
方である。
【0063】フレーム540は、一体成型された複数の
フレーム(上フレーム、下フレーム等)を接合して製造
されたものであり、下部に開口部を有している。この開
口部には、現像ローラ510がその一部が露出した状態
で配置されている。
【0064】このように構成されたイエロー現像器50
dにおいて、トナー供給ローラ550がトナー収容部5
90に収容されているトナーTを現像ローラ510に供
給する。現像ローラ510に供給されたトナーTは、現
像ローラ510の回転に伴って、規制ブレード560の
当接位置に至り、該当接位置を通過する際に、層厚が規
制されるとともに、電荷が付与される。層厚が規制され
た現像ローラ510上のトナーTは、現像ローラ510
のさらなる回転によって、感光体21に対向する現像位
置に至り、該現像位置にて交番電界下で感光体21上に
形成された潜像の現像に供される。現像ローラ510の
さらなる回転によって現像位置を通過した現像ローラ5
10上のトナーTは、シール部材520を通過して、該
シール部材520によって掻き落とされることなく現像
装置内に回収される。
【0065】また、各現像器50a〜dには、この現像
器に収容されているトナーの色情報や、トナーの消費量
などの当該現像器に関する情報がデータとして記憶され
たシリアルEEPROM等の不揮発性記憶メモリ(以
下、現像器側メモリという)を備えている。この現像器
側メモリは、現像器の一方端側面に設けられた現像器側
コネクタ55(図5)と後述する本体側コネクタ45と
が必要に応じて嵌合したときに、コントローラ100の
ユニットコントローラ120と電気的に接続される。
【0066】===現像装置の概要=== 次に、図1、図4を参照しつつ現像装置4の概要につい
て説明する。
【0067】現像装置4は、その中心に位置する回転軸
43を有する。回転軸43は、プリンタ10の筐体をな
す2枚のフレーム側板(図示せず)の間に架け渡され
て、その両端部が支持されている。この回転軸43に
は、現像器を着脱可能に保持するためのロータリー41
が固定されている。
【0068】ロータリー41は、回転軸43を中心とし
て周方向に90°間隔で4つの保持部を備えている。前
述した4色の現像器50a〜dがロータリー41の保持
部に装着されると、現像器50a〜dも90°間隔で配
置される。
【0069】また、不図示のパルスモータが、クラッチ
を介して回転軸43に接続されている。このパルスモー
タの駆動により、ロータリー41を回転させ、上記4つ
の現象器50a〜dを所定の位置に位置決めできる。
【0070】図4は、回動する現像装置4の3つの停止
位置を示した図であり、図4(a)は、ロータリー41
の回転方向の基準位置となるホームポジション位置(以
下「HP位置」という)、図4(b)は、ブラック現像
器50aのメモリと本体側メモリとが対向するコネクタ
着脱位置、図4(c)は、ブラック現像器50aの取出
位置、をそれぞれ示している。ここで、図4(b)およ
び図4(c)において、コネクタ着脱位置と現像器取出
位置とはブラック現像器50aを対象として示したが、
ロータリー41を90°づつ回転させると、各現像装置
のコネクタ着脱位置と現像器取出位置となる。このと
き、本体側コネクタ45の接続対象となる現像器がコネ
クタ着脱位置に位置すると、この現像器に対し画像形成
動作時の回転方向(図4では反時計方向)下流側に隣接
する現像器が、感光体20と対向する現像位置に配置さ
れる。
【0071】図4(a)に示すように、現像装置4の回
転軸43の一方端側には、HP位置を検出するためのH
P検出部47が設けられている。このHP検出部47
は、回転軸43の一方端に固着された信号生成用の円盤
471と、発光部、受光部を備えたフォト・インタラプ
ター等からなるHPセンサ473とで構成されている。
円盤471の周縁部は、HPセンサ473の発光部と受
光部との間に位置するように配置され、円盤471に形
成されたスリット部がHPセンサ473の検出位置に移
動してくると、HPセンサ473からの出力信号が
「L」から「H」に変化する。そして、この信号レベル
の変化とパルスモータのパルス数に基づきロータリー4
1のHP位置を検出し、このHP位置を基準として、各
現像器をコネクタ着脱位置(現像位置)、及び、現像器
取出位置に位置決めすることができるように構成されて
いる。
【0072】図4(b)は、前記HP位置から所定のパ
ルス数分だけ、前記パルスモータを回転したブラック現
像器50aのコネクタ着脱位置であり、このコネクタ着
脱位置で、ロータリーに装着されたブラック現像器50
aの現像器側コネクタ55aと、装置本体側に設けられ
た本体側コネクタ45とが対向する。
【0073】本体側コネクタ45は、ブラック現像器5
0aのコネクタ55aと嵌合されるため、図5に示すよ
うに対向する現像器(50a)に対して接離移動可能に
構成されており、必要に応じて現像装置に近づく方向に
移動してブラック現像器50aのコネクタ55aと嵌合
する。これによって、ブラック現像装置51に取付けら
れた現像装置側メモリ580aが制御ユニット100の
ユニットコントローラ102と電気的に接続され、それ
らの間でデータ転送が行われる。
【0074】このブラック現像器50aに対するコネク
タ着脱位置は、マゼンタ現像器50bの現像位置(現像
ローラ510と感光体21とが対向する位置)となる。
また、パルスモータがロータリー41を90°反時計方
向に回転すると、イエロー現像器50dのコネクタ着脱
位置、及び、ブラック現像器50aの現像位置となり、
ロータリー41を90°回転する毎に順次各現像装置の
コネクタ着脱位置、及び現像位置となる。
【0075】図4(c)に示すように、前記回転軸43
を支持しプリンタ1の筐体をなす2枚のフレーム側板の
一方には、1つの現像装置が通過可能な取出専用口49
3が設けられている。この取出専用口493は、ロータ
リー41を回転させて、現像器ごとにそれぞれ設定され
た現像器取出位置に停止させた際に、図4(c)に示す
ように、該当する現像器(ここでは、ブラック現像器5
0a)のみを、回転軸43の軸方向と平行な方向に引き
出すことが可能な位置に形成されている。また、取出専
用口493は、現像器の外形より僅かに大きく形成さ
れ、現像器取出位置では、この取出専用口493を通し
て回転軸43の軸方向と平行な方向に新しい現像器を進
入させ、ロータリー41に現像器を装着することができ
る。そして、現像器が現像器取出位置以外に位置する間
は、その現像器の取出しはフレーム側板によって規制さ
れている。
【0076】なお、不図示のロック機構が、ロータリー
41を上記した現像位置、取出専用位置、及びコネクタ
着脱位置で確実に位置決め固定するために、設けられて
いる。
【0077】===コントローラの概要=== 次に、コントローラ100の構成について図2を参照し
つつ説明する。コントローラ100は、メインコントロ
ーラ110と、ユニットコントローラ120とを有して
いる。
【0078】メインコントローラ110は、CPU11
1、インターフェイス112、及び、画像メモリ113
とを有する。インターフェイス112は、ホスト装置
(不図示)と接続されており、ホスト装置から画像信号
が入力される。画像メモリ113は、ホスト装置から入
力された画像信号を記憶するため記憶手段である。メイ
ンコントローラ110は、ホスト装置から入力された画
像信号に基づいて印字信号を作成し、ユニットコントロ
ーラ120に印字信号を出力する。
【0079】ユニットコントローラ120は、CPU1
21、各装置の制御回路、シリアルインターフェイス
(I/F)122、シリアルEEPROM123、及
び、入出力ポート124等を有する。各装置の制御回路
は、本体の各装置(感光体ユニット2、露光装置3、現
像装置4、中間転写装置6、定着装置7、給紙装置8、
表示装置9)とそれぞれ電気的に接続されている。そし
て、ユニットコントローラ120は、各装置が備えるセ
ンサからの信号を受信することによって、各装置の状態
を検出しつつ、メインコントローラ110から入力され
る信号に基づいて、各装置を制御する。
【0080】また、ユニットコントローラ120が備え
るCPU121は、シリアルインターフェイス(I/
F)122を介して電子カウンタに用いるシリアルEE
PROM等の不揮発性記憶素子(以下、本体側メモリと
する)123に接続されている。この本体側メモリ12
3には、装置制御のために必要となるデータが記憶され
ている。またCPU121には、本体側メモリ123の
みならず、各現像器50a〜dに設けられた現像器側メ
モリ580a〜dにもシリアルインターフェイス122
を介して接続されており、本体側メモリ123及び現像
器側メモリ580a〜dとの間でデータ転送可能となる
とともに、入出力ポート124を介して各現像器側メモ
リ580a〜dにチップセレクト信号CSを入力可能と
なっている。さらに、このCPU121は入出力ポート
124を介してHP検出器47とも接続されている。
【0081】===現像器に関する情報の検知=== 以下、現像器に関する情報の検知動作について説明す
る。ここでは、ブラック現像器50aのトナー量の検知
動作について説明するが、他の現像器であっても同様で
あり、他の現像器に関する情報(例えば、トナーの色、
装着の間違い等)の検知動作についても同様である。
【0082】ブラック現像器50aのトナー量の検知動
作は、例えば、ブラック現像器50aの装着動作終了後
に行われる。装着動作の終了は、例えば、ユーザーがプ
リンタの外装カバーを閉じることによって遮断されてい
た電力が供給されたときを合図とする。外装カバーの閉
止後、ロータリー41をモータによって回転することに
より、取出専用位置にあるブラック現像器50aはコネ
クタ着脱位置に位置決めされる。その後、本体側コネク
タ45をブラック現像器50aに向けて近接させる。
【0083】新しいブラック現像器50aがロータリー
に装着されていれば、本体側コネクタ45の近接動作に
よって、本体側コネクタ45と現像器側コネクタ55と
を嵌合し、現像器側メモリ580が本体側と電気的に接
続され、ブラック現像器50aの現像器側メモリに記憶
されている情報が読込可能となる。なお、ブラック現像
器50aがロータリーに未装着であれば、本体側コネク
タの近接動作を行っても、本体側コネクタ45と嵌合す
る現像器側コネクタがないので、現像器側メモリからの
応答を得られない。
【0084】ブラック現像器50aの現像器側メモリ
は、ブラック現像器50aに収容されているトナーの量
に関する情報を1〜2バイトのデータで記憶している。
したがって、ブラック現像器50aの現像器側メモリ5
80に記憶されている情報を読込むことによって、ブラ
ック現像器50aのトナー量を検知することができる。
この場合、本体側コネクタ45は、現像器のトナー量を
検知する検知器としての機能も有することになる。な
お、現像器側メモリに記憶するトナーの量に関する情報
は、トナーの残量に関する情報であっても良いし、トナ
ーの使用量に関する情報であっても良い。また、現像器
側メモリは、トナーの量に関する情報だけでなく、トナ
ーの色情報などのブラック現像器50aに関する情報も
記憶している。
【0085】ブラック現像器50aの現像器側メモリか
ら読み込んだ情報は、ユニットコントローラ120の本
体側メモリ123に記憶される。ユニットコントローラ
120の本体側メモリ123には、現像器のトナー量の
状況を2〜4バイトのデータで記憶しておくための4つ
の記憶領域が設定されている。この4つの記憶領域は、
ロータリー41における装着位置情報に対応付けされて
いる。ここでは、例えば、第1記憶領域にはブラック現
像器50a、第2記憶領域にはマゼンタ現像器50b、
第3記憶領域にはシアン現像器50c、第4記憶領域に
はイエロー現像器50dのトナー量の状況を示すデータ
がそれぞれ記憶されている。そして、プリンタ本体側メ
モリ123の記憶領域のデータを読み取ることによっ
て、たとえプリンタ本体側のユニットコントローラ12
0が各現像器50に備えられた現像器側メモリ580と
常時通信できない構造であっても、各現像器のトナー量
を検知することができる。
【0086】なお、上記の説明では、装着動作終了後に
現像器のトナー量の検知動作を行ったが、これに限られ
るものではない。例えば、主電源がOFFになった場合
や、いずれかの現像器が取出専用位置にあるときに主電
源がOFFになった場合等に、上記の検知動作を行って
も良い。
【0087】また、現像器のトナー量の検知は、現像器
側メモリに記憶されたトナー量に関する情報を読込むだ
けでなく、当該現像器の使用量や当該現像器の印刷枚数
等を計測することによっても検知することができる。つ
まり、現像器側メモリから読込んだトナー量に関する情
報から、計測した現像器の使用量分のトナー量を差し引
けば、現像器のトナー量を検知することができる。この
場合、現像器の使用量や印刷枚数等を計測する手段(例
えば、ユニットコントローラ120)は、現像器のトナ
ー量を検知する検知器としての機能も有することにな
る。なお、このように検知した現像器のトナー量の情報
は、所定のタイミングで、又は、現像器の交換の際に、
現像器側メモリに書込まれる。
【0088】===現像器の交換動作=== 次に、上記のように構成された画像形成装置における現
像器の交換動作について説明する。ここでは、ブラック
現像器50aを交換する場合を例示し、図6を参照しつ
つ説明するが、その他の色の現像器を交換する場合につ
いても同様である。なお、図6は、現像器の交換動作の
フロー図を示している。
【0089】プリンタ1は、最初は指示待ち状態にある
(S101)。ブラック現像器50aの交換は、ユーザ
ー等がこの装置が備える入力手段やこの装置に接続され
たホスト装置等から入力される交換指示によって実行さ
れる(S102)。
【0090】交換指示が出されると、表示装置9上に、
交換の対象となる現像器を選択するための画面が表示さ
れる。この表示方法については、後述する。
【0091】ユーザーは、表示装置等に表示された現像
器の選択画面によって、交換する対象の現像器を特定す
る(S103)。なお、本実施形態では、ブラック現像
器が特定されるものとする。
【0092】特定されたブラック現像器50aは、ロー
タリー41の回転により、取出し可能となる取出専用位
置に移動されて位置決めされる(S104)。その後、
このプリンタ1が備える表示装置9や、この装置に接続
されたホスト装置等によって、ブラック現像器50aが
交換可能であることを報知する(S105)。この報知
を確認したユーザーが、プリンタ1の外装カバーを開く
と、このカバーに連動し、高圧側の電力供給ラインが遮
断され、ユーザーによるブラック現像器50aの交換が
可能となる。ユーザーは、取出専用口493の奥に配置
されているブラック現像器50aを、この取出専用口4
93を通してロータリー41から引き出し、新たなブラ
ック現像器を取付ける(S106)。ユーザーが外装カ
バーを閉じることによって(S107)、遮断されてい
た高圧側の電力が供給され、プリンタ1はプリント可能
な状態に復帰するための処理を実行する。
【0093】次に、ロータリー41のブラック現像器5
0aのトナー量等に関する情報の検知動作が開始され
る。すなわち、ユニットコントローラ120はパルスモ
ータを駆動してロータリー41を回転させ、装着された
ブラック現像器50aをコネクタ着脱位置に移動し(S
108)、本体側コネクタを現像器側コネクタの方向に
近接させる(S109)。
【0094】ユーザーによる交換動作(S107)の際
にブラック現像器50aがロータリー41に装着されて
いれば、本体側コネクタの近接動作によって本体側コネ
クタと現像器側コネクタとが嵌合するので、ブラック現
像器50aのトナー量等のブラック現像器50aに関す
る情報が現像器側メモリから得られる(S110)。そ
して、ブラック現像器50aから読込んだ情報は、ユニ
ットコントローラ120の本体側メモリ123に書込ま
れて記憶される(S111)。そして、表示装置は、ユ
ーザーに対して交換が完了した旨を表示する。
【0095】なお、ユニットコントローラ120の本体
側メモリ123に記憶されたデータは、その後の現像器
のトナー量の検知に用いることも可能である。
【0096】===交換する現像器を特定するための画
面表示=== 図7は、図6のS101〜S105における画面表示の
説明図である。図7において、9は、液晶パネルを有す
る表示装置である。
【0097】表示装置9は、ある現像器(ここでは、ブ
ラック現像器50aとする)のトナーの残量が少なくな
ったとき、指示待ち状態(S101)において、その旨
を表示し、ユーザーに現像器の交換を促す。ただし、指
示待ち状態での表示装置の表示内容は、『ブラックトナ
ーが少なくなりました』に限られるものではない。『印
刷可能です』や『ブラックトナーがなくなりました』や
他の表示内容であっても良い。
【0098】ユーザーは、トナーを交換するための意思
表示として、交換指示を与える(S102)。交換指示
を与える方法としては、プリンタが備える入力手段(タ
ッチパネルやボタン等)やホスト装置等のディスプレイ
上での操作(表示されたボタンをクリック等)によって
行われる。
【0099】交換指示が与えられると、表示装置9は、
トナーの量の少ない現像器を優先させて表示する。現像
器50a〜dのトナー量は、前述の通り、現像器側メモ
リからの情報に基づいて、又は、現像器側メモリからの
情報と現像器の使用量等の計測結果とに基づいて、検知
されている。なお、本実施形態では、ブラック、シア
ン、イエロー、マゼンタの順に、トナーの量が少ないも
のとする。
【0100】本実施形態では、表示装置9は、1行しか
表示できないので、最初に、トナー量の一番少ないブラ
ック現像器を特定するための情報として、『ブラックト
ナーを交換しますか?』との表示を行う。ただし、現像
器を特定するための情報は、この表示に限られるもので
はなく、他の表示であっても良い。
【0101】ブラック現像器の特定(S103)は、ユ
ーザーがプリンタに備えられた入力手段である『決定』
ボタンを押すことによって行われる。ただし、交換の対
象となる現像器の特定は、プリンタに備えられた『決
定』ボタンを押すことに限られるものではない。例え
ば、プリンタに備えられた他の入力手段によって決定し
ても良いし、表示装置上に表示されたボタンをクリック
することによって決定しても良いし、その他の適当な手
段でも良い。
【0102】他の現像器を選択するとき(S103)
は、ユーザーがプリンタに備えられた入力手段である
『下』ボタンを押すことによって行われる。本実施形態
では、ブラック、シアン、イエロー、マゼンタの順にト
ナーの量が少ないものと検知されているので、『下』ボ
タンを押すごとに、トナー量の少ない現像器が優先され
て表示装置9に表示される。ただし、交換の対象となる
現像器の選択は、プリンタに備えられた『下』ボタンを
押すことに限られるものではない。例えば、プリンタに
備えられた『右』ボタンを押しても良いし、プリンタに
備えられた他の入力手段によってでも良いし、表示装置
上に表示されたボタンをクリックすることによって決定
しても良いし、その他の適当な手段でも良い。
【0103】現像器が特定されると、ロータリー41が
回転し、特定された現像器が取出し専用位置に移動する
(S104)。ユーザーがロータリー41の回転中(特
定された現像器が取出し専用位置に移動する途中)にカ
バーを開くと、現像器の交換が正しく行われなくなる。
そこで、ロータリー41が回転中の間は、『ロータリー
移動中です』との表示を行う。ただし、ロータリー41
の回転中の表示は、これに限られるものではない。例え
ば、『しばらくお待ち下さい』や『交換準備中です』等
でも良いし、ロータリー41の動きを動画として表示し
ても良いし、他の適当な表示でも良い。
【0104】ロータリー41の移動が終了した後(特定
された現像器が取出し専用位置に位置決めされた後)、
ユーザーに交換作業を促すため、『カバーを開けて交換
してください』との表示を行う(S105)。ただし、
交換作業を促すための表示は、これに限られるものでは
ない。
【0105】本実施形態では、最初にトナー量の一番少
ないブラック現像器を特定するための情報を表示するの
で、ユーザーの意図と異なる現像器が交換されることを
防ぐことができる。
【0106】また、本実施形態では、トナー量の少ない
ものを優先して現像器を特定するための情報が表示装置
に表示されるので、ユーザーに対し、交換することが望
ましい現像器の交換を促すことができる。また、表示装
置が1行しか表示できないので、間違った現像器が交換
されることを防ぐことができる。
【0107】また、本実施形態では、ロータリーが移動
中である旨の表示を行うので、また、ロータリーの移動
が終了した後に交換作業を促す表示を行うので、ロータ
リーの移動中にカバーが開かれることを防ぐことがで
き、ユーザーが交換作業を間違うことを防ぐことができ
る。
【0108】なお、上述した実施形態において、画像形
成装置のコントローラの説明をしたが、このようなコン
トローラを制御するコンピュータプログラムが、画像形
成装置のメモリに取り込まれている。そして、このコン
ピュータプログラムを実行することにより、上述した実
施形態における画像形成装置の動作を達成している。
【0109】さらに、上述した実施形態に係る現像装
置、コンピュータ本体、このコンピュータ本体に接続可
能なCRT等の表示装置、及びこれらに接続可能なマウ
スやキーボード等の入力装置を備えたコンピュータシス
テムも実現可能であり、このようにして実現されたコン
ピュータシステムは、システム全体として従来システム
よりも優れたシステムとなる。
【0110】===その他の実施の形態=== 以上、一実施形態に基づき、本発明に係る画像形成装置
等を説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容
易にするためのものであり、本発明を限定して解釈する
ためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱するこ
となく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等
価物が含まれることは言うまでもない。特に、以下に述
べる実施形態であっても、本発明に係る画像形成装置に
含まれるものである。
【0111】<表示装置の表示範囲について>前述の実
施形態においては、表示装置9は、1行しか表示できな
かった。しかし、これに限られるものではなく、表示装
置9が2以上の複数行を表示可能であっても良い。
【0112】図8は、表示装置9が多数行を表示可能な
場合における、現像器の選択画面の説明図である。同図
において、91は、交換する現像器を選択するためのカ
ーソルである。
【0113】表示装置9は、すべてのトナーに関する情
報を同時に表示している。ここで、交換の対象となる現
像器を特定するための情報(例えば、『ブラック』等)
は、検知されたトナーの量に基づいて順に並べて表示さ
れている。また、図に示すように、ユーザーが交換すべ
き現像器の選択を誤らないようにするため、表示装置9
が、現像器のトナーの量に関する情報を適宜表示するよ
うにしても良い。
【0114】カーソル91は、プリンタに備えられた入
力手段やホスト装置に接続されたディスプレイ上での操
作によって、上下方向に移動可能である。カーソル91
の位置を移動させることにより、交換の対象となる現像
器の選択が行われる。そして、例えば、『ブラック』の
横にカーソル91がある状態で、プリンタに備えられた
入力手段である『決定』ボタンが押されると、交換の対
象としてブラック現像器が特定される。
【0115】本実施形態では、現像器を特定するための
情報がトナー量の少ないものを優先させて表示装置に表
示されるので、ユーザーに対し、交換することが望まし
い現像器の交換を促すことができる。
【0116】また、本実施形態では、現像器を特定する
ための情報が複数表示されるので、ユーザーが交換すべ
き現像器の選択を行う際に、操作がより行いやすくな
る。
【0117】また、本実施形態では、交換の対象となる
現像器を特定するための情報と共に、トナー量に関する
情報も表示しているので、ユーザーが現像器の交換を誤
ることを軽減することができる。
【0118】<表示装置について>前述の実施形態で
は、プリンタに備えられた表示装置9に、現像器の交換
に関する情報を表示していた。しかし、これに限られる
ものではない。例えば、ホスト装置に接続された表示装
置であるディスプレイ上で、同様な表示を行っても良
い。
【0119】このようにすれば、プリンタの表示装置9
を省略できるか、又は、プリンタの表示装置9を安価な
ものや小型のものにすることができるので、プリンタの
コストダウンや小型化を図ることができる。
【0120】また、ホスト装置に接続されるディスプレ
イは、プリンタに表示装置を設けたときの当該表示装置
の表示範囲よりも、多くの情報を表示することが可能で
あるので、ユーザーのミスを軽減させることができる。
【0121】<交換作業を間違えたとき>前述の実施形
態では、現像器の交換作業の間違いを軽減させるような
表示について述べた。しかし、それでも現像器の交換作
業の間違いは起こり得る。一方、たとえ現像器の交換作
業を間違えたとしても、最終的に装着される現像器が正
しくなるようになれば良い。そこで、本実施形態では、
ユーザーが現像器の交換作業を間違えた場合でも、最終
的に装着される現像器が正しくなるようにユーザーに報
知する表示を行う。すなわち、本実施形態では、ユーザ
ーが現像器の交換を指示したとき、間違って装着された
現像器があるならば、表示装置9が間違って装着された
現像器を表示することとしている。
【0122】前述の通り、図6のS110において、新
たに装着された現像器に関する情報を得ることができ
る。この現像器に関する情報には、現像器のトナーの色
に関する情報が含まれている。そして、現像器のトナー
の色に関する情報を得ることができれば、現像器が間違
って装着されているか否かを検知することができる。
【0123】現像器の装着の間違いに関する検知結果
は、ユニットコントローラ120の本体側メモリ123
に記憶される。ユニットコントローラ120の本体側メ
モリ123には、現像器の装着の間違い状況を1Bit
の「1」または「0」のデータで記憶しておくための4
つの領域が設定されている。ここで、「1」は、現像器
が間違って装着されている事象を示すデータであり、
「0」は、現像器が正しく装着されている事象を示すデ
ータである。なお、この4つの記憶領域は、ロータリー
41における装着位置情報に対応付けられている。
【0124】その後、ユーザーがプリンタに対して現像
器の交換を指示したとき(S102)、本体側メモリに
記憶された情報に応じて、間違って装着された現像器が
あるか否かの判断が行われる。現像器の装着に間違いが
ないときは、表示装置9は、前述の実施形態のようにト
ナー量の少ないものを優先させて、現像器を特定するた
めの情報を表示する。一方、現像器の装着に間違いがあ
るときは、表示装置9は、トナー量の少ない現像器を特
定するための情報を表示する前に、間違っている現像器
を特定するための表示を行う。例えば、イエロー現像器
が間違って装着されているときは、たとえブラック現像
器のトナーがなくなっていたとしても、表示装置9はイ
エロー現像器の交換を促す表示を最初に行う。
【0125】本実施形態によれば、間違って装着された
現像器の交換をユーザーに報知するので、最終的に装着
される現像器が正しくなるようにすることができる。
【0126】なお、本実施形態において、間違って現像
器が装着された後、プリンタが印刷可能であっても良い
し、表示装置9がユーザーに対して交換指示(S10
2)を促す表示をしても良い。また、表示装置9は、間
違って装着された現像器の交換指示を促す表示のみ、ま
たは、交換を実行するための表示のみをしても良い。す
なわち、ロータリー41に間違って装着された現像器が
あると検知された場合は、表示装置9は、ロータリー4
1に正しく装着された現像器の情報を表示しなくても良
い。
【0127】<現像器について>前述の実施形態におい
ては、ロータリーへ着脱するものは、トナー収容部と現
像ローラ等の現像手段とを一体的に備えた現像器であっ
たが、これに限られるものではない。つまり、トナー収
容体と現像手段が別体の場合は、トナー収容体のみの着
脱であっても良い。
【0128】<その他の構成について>前述の実施形態
においては、ロータリーに4つの現像器が装着可能であ
ったが、これに限られるものではない。例えば、ロータ
リーが4つ以上の現像器を装着可能であっても良い。
【0129】また、前述の実施形態においては、プリン
タが現像器を回転させるロータリーを有していたが、ロ
ータリー型のプリンタに限られるものではない。
【0130】また、前述した実施形態においては、画像
形成装置として中間転写型のフルカラーレーザビームプ
リンタを例にとって説明したが、本発明は、これに限ら
れるものではない。例えば、中間転写型以外のフルカラ
ーレーザビームプリンタ、モノクロレーザプリンタ、複
写機、ファクシミリ等、各種の画像形成装置に適用可能
である。
【0131】
【発明の効果】本発明によれば、トナー収容体が交換さ
れる際に、ユーザーによるトナー収容体の交換作業の間
違いが軽減するように、トナー収容体の交換に関する情
報を表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】レーザビームプリンタ1を構成する主要構成要
素を示した図である。
【図2】図1の画像形成装置のコントローラを示した図
である。
【図3】現像器の主要構成要素を示した断面図である。
【図4】ロータリーの概略と停止位置を示す図である。
【図5】現像器と本体とのコネクタ接続構造を示す図で
ある。
【図6】現像器の交換動作を示す図である。
【図7】表示装置の表示の説明図である。
【図8】他の実施形態における表示装置の表示の説明図
である。
【符号の説明】
1 レーザビームプリンタ 2 感光体ユニット 3 露光装置 4 現像装置 6 中間転写装置 7 定着装置 8 給紙装置 9 表示装置 21 感光体 23 帯電装置 25 クリーニング装置 41 ロータリー(回転体) 43 回転軸 45 本体側コネクタ 47 HP検出器 49 規制部材 50 現像器(トナー収容体) 55 現像器側コネクタ 61 一次転写装置 63 中間転写体 65 二次転写装置 82 給紙トレイ 84 給紙ローラ 86 レジローラ 471 円盤 473 HPセンサ 491 側板 493 取出口 510 現像ローラ 520 シール部材 530 トナー収容部 540 フレーム 550 トナー供給ローラ 560 規制ブレード 570 ブレード裏部材 580 メモリ 100 コントローラ 110 メインコントローラ 111 CPU 112 インターフェイス 113 画像メモリ 120 ユニットコントローラ 121 CPU 122 シリアルI/F 123 シリアルEEPROM 124 入出力ポート T トナー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP03 AP04 AQ06 AS02 CQ24 CQ34 CQ40 2H027 DA45 DD02 DD05 DE02 DE07 DE10 EF17 GA05 GA23 GA32 GA47 GB03 GB14 HA18 HB02 HB06 HB13 2H030 AD16 BB02 BB24 BB38 2H077 AA34 AB01 AB13 AC04 AD06 AD13 AD16 AD36 CA12 DA15 DA24 DA67 DA78 DB10 DB21 DB25 EA16 FA14 FA22 GA13

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のトナー収容体を着脱可能な画像形
    成装置であって、 該トナー収容体の交換に関する情報を表示する表示装置
    を備え、 装着されている該トナー収容体に関する情報を検知し、 該複数のトナー収容体のうちから交換の対象となる該ト
    ナー収容体が特定される際に、該表示装置は、該交換の
    対象となるトナー収容体を特定するための情報を、該検
    知結果に基づいて優先されるものから表示することを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、 前記トナー収容体は、該トナー収容体に関する情報を記
    憶したメモリを搭載しており、 該メモリからの情報を読み込み、該トナー収容体に関す
    る情報を検知することを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の画像形成装置
    において、 前記トナー収容体に関する情報とは、トナー収容体のト
    ナーの量に関する情報であることを特徴とする画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の画像形成装置におい
    て、 前記トナー収容体に関する情報とは、トナー収容体のト
    ナーの使用量に関する情報であることを特徴とする画像
    形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の画像形
    成装置において、 前記表示装置は、前記トナー収容体を特定するための情
    報を一行ずつ表示するものであり、 該表示装置は、前記交換の対象となるトナー収容体を特
    定するための情報を、優先されるものから順に変更して
    表示することを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4のいずれかに記載の画像形
    成装置において、 前記表示装置は、前記トナー収容体を特定するための情
    報を複数行表示するものであり、 該表示装置は、前記交換の対象となるトナー収容体を特
    定するための情報を、優先されるものから順に並べて表
    示することを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の画像形
    成装置において、 前記装着されているトナー収容体に関する情報とは、前
    記トナー収容体の装着の間違いに関する情報であり、 該トナー収容体の装着の間違いに関する情報に基づい
    て、該トナー収容体の装着に間違いがあるときは、装着
    を間違えたトナー収容体を特定するための情報を優先し
    て表示することを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載の画像形
    成装置において、 前記トナー収容体は、現像手段を一体的に備えることを
    特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 複数のトナー収容体を着脱可能な画像形
    成装置であって、 該トナー収容体の交換に関する情報を表示する表示装置
    を備え、 該トナー収容体は、該トナー収容体のトナー量に関する
    情報を記憶したメモリを搭載しており、 該メモリから読込んだトナー量に関する情報と、該トナ
    ー収容体のトナーの使用量とから、該トナー収容体のト
    ナー量を検知し、 前記表示装置は、前記トナー収容体を特定するための情
    報を一行ずつ表示するものであり、 該複数のトナー収容体のうちから交換の対象となる該ト
    ナー収容体が特定される際に、該表示装置は、交換の対
    象となる該トナー収容体を特定するための情報を、検知
    されたトナー量に基づいて優先されるものから順に一行
    ずつ表示することを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 複数のトナー収容体を着脱可能な画像
    形成装置に、 装着されている該トナー収容体に関する情報を検知する
    機能と、 該トナー収容体の交換に関する情報を表示する機能と、 該複数のトナー収容体のうちから交換の対象となる該ト
    ナー収容体が特定される際に、該交換の対象となるトナ
    ー収容体を特定するための情報を、該検知結果に基づい
    て優先されるものから表示する機能とを実行させるプロ
    グラム。
  11. 【請求項11】 コンピュータ本体と、該コンピュータ
    本体に接続可能な画像形成装置とを備えたコンピュータ
    システムであって、 該画像形成装置は、該トナー収容体の交換に関する情報
    を表示する表示装置を備え、 装着されている該トナー収容体に関する情報を検知し、 該複数のトナー収容体のうちから交換の対象となる該ト
    ナー収容体が特定される際に、該表示装置は、該交換の
    対象となるトナー収容体を特定するための情報を、該検
    知結果に基づいて優先されるものから表示することを特
    徴とするコンピュータシステム。
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