JP2003207249A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2003207249A
JP2003207249A JP2002009429A JP2002009429A JP2003207249A JP 2003207249 A JP2003207249 A JP 2003207249A JP 2002009429 A JP2002009429 A JP 2002009429A JP 2002009429 A JP2002009429 A JP 2002009429A JP 2003207249 A JP2003207249 A JP 2003207249A
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cooler
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refrigerator according
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Shinjiro Asakura
新二郎 朝倉
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Fujitsu General Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の冷却器を有する冷蔵庫において、各温
度帯室の独立、且つ、繊細な温度制御を可能とする冷却
器を備えた冷蔵庫を提供する。 【解決手段】 冷蔵室7および野菜室8用の第一冷却器
10に、並列に配設した冷却器10’を配置するととも
に、冷凍室9用の第二冷却器11にも、並列に配設した
冷却器11’を配置しており、A流路に示すように、圧
縮機16から吐出された冷媒が、凝縮器15→第一キャ
ピラリチューブ18→第一冷却器10および第一開閉弁
25によって開閉される冷却器10’→アキュムレータ
17を通り前記圧縮機16に戻る、或いはB回路に示す
ように、前記圧縮機16から吐出された冷媒が、凝縮器
15→第二キャピラリチューブ19→第二冷却器11お
よび第二開閉弁26によって開閉される冷却器11’→
アキュムレータ17を通り前記圧縮機16に戻るという
並列の冷凍サイクルを構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷蔵庫に係わり、よ
り詳細には、複数の冷却器を有する冷蔵庫において、各
貯蔵室の温度を繊細に温度制御するための冷却器の構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の冷蔵庫は、例えば図9で示すよう
に、外箱2と内箱3と発泡断熱材4とからなる断熱箱体
1の内部を断熱仕切体5、6により冷蔵室7と、野菜室
8と、冷凍室9とに区画するとともに、前記野菜室8の
後方に組み付けられる前記冷蔵室7および野菜室8用の
第一冷却器10および第一送風機20が配置され、ま
た、前記冷凍室9の後方に組み付けられる第二冷却器1
1および第二送風機21が配置されており、前記両冷却
器10、11間を連結パイプ12で連結していた。
【0003】また、前記両冷却器10、11は、所定間
隔で横方向に積層された多数のフイン23と、この同フ
イン23に直交させた複数の伝熱管24からなってお
り、前記両冷却器10、11の上方に冷気強制循環用の
前記各送風機20、21を設ける一方、下方に各除霜ヒ
ータ13、14を配設し、前記両冷却器10、11に着
霜した霜を溶かすようにしていた。
【0004】また、各庫内温度を各庫内に付設されてい
る温度センサ(図示せず)により検知し、検知した温度
が所定の冷却温度より高くなると、前記圧縮機16や前
記各送風機20、21を制御し、検知した側の庫内を冷
却するようになっていた。
【0005】図10は、その冷凍サイクルであり、図1
0のA流路に示すように、圧縮機16から吐出された冷
媒が、凝縮器15→第一キャピラリチューブ18→第一
冷却器10→第二冷却器11→アキュムレータ17を通
り前記圧縮機16に戻る、或いはB回路に示すように、
前記圧縮機16から吐出された冷媒が、凝縮器15→第
二キャピラリチューブ19→第二冷却器11→アキュム
レータ17を通り前記圧縮機16に戻るという冷凍サイ
クルを構成している。ここで、AとBの回路の切換えは
切換弁22によって行われ、同切換弁22を交互に切換
えて、前記第一冷却器10で前記冷蔵室7と前記野菜室
8を冷却し、前記第二冷却器11で前記冷凍室9のみを
冷却していた。
【0006】しかしながら、昨今の冷蔵庫の機能拡充
(急冷凍、新温度帯室、温度切替室、高湿度室等)によ
り、更なる独立、且つ、繊細な温度制御が求められるよ
うになってきており、その技術開発が急がれていた。ま
た、比容積の大きいハイドロカーボン系等の可燃性冷媒
使用時は、液冷媒の圧縮機16流入が起こり易くなる恐
れや、可燃性冷媒のため除霜温度を下げることが必須課
題となっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記の問題点に鑑み、複数の冷却器を有する冷蔵庫におい
て、各温度帯室の独立、且つ、繊細な温度制御を可能と
する冷却器を備えた冷蔵庫を提供することを目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するため、外箱と内箱間に発泡断熱材を充填してな
る断熱箱体の内部を複数の断熱仕切体によって上下に区
画し、上方の貯蔵室の後方に第一冷却器および第一送風
機と、下方の貯蔵室の後方に第二冷却器および第二送風
機と、両冷却器間を結合する連結パイプと、前記各冷却
器の下部に除霜ヒータを配設するとともに、圧縮機、凝
縮器、キャピラリチューブ、前記第一冷却器および前記
第二冷却器が冷媒管によって順次連結されて冷媒回路を
構成し、前記各冷却器への冷媒の供給を切換弁で切換え
て制御してなる冷蔵庫において、少なくとも一つの冷却
器室内に、複数の並列に配設した冷却器を設けた構成と
なっている。
【0009】前記並列に配設した冷却器を、低温に設定
された貯蔵室に配置した構成となっている。
【0010】前記並列に配設した冷却器を、高温に設定
された貯蔵室に配置した構成となっている。
【0011】前記並列に配設した冷却器を、低温に設定
された貯蔵室と高温に設定された貯蔵室にそれぞれ配置
し、低温に設定された貯蔵室と高温に設定された貯蔵室
にそれぞれ並列に配置した各冷却器間の接続を、並列回
路にした構成となっている。
【0012】前記並列に配設した冷却器の冷媒が分流す
る分流路の少なくとも一方に、冷媒の流れを開閉する開
閉弁を設けた構成となっている。
【0013】前記並列に配設した冷却器の冷媒が合流す
る合流路の少なくとも一方に、冷媒の流れを開閉する開
閉弁を設けた構成となっている。
【0014】前記並列に配設した冷却器の各冷却器同士
間に、熱伝導手段を設けた構成となっている。
【0015】前記並列に配設した冷却器同士を、一体に
形成し、単一の冷却器とした構成となっている。
【0016】前記並列に配設した冷却器の各冷却器同士
間に、容量差を設けた構成となっている。
【0017】前記並列に配設した冷却器の各冷却器同士
を、前後に配置した構成となっている。
【0018】前記並列に配設した冷却器の大容量に設定
された冷却器を、庫内側に配置した構成となっている。
【0019】前記並列に配設した冷却器同士を一体に形
成し、大容量に設定された冷却器を両側に配置し、小容
量に設定された冷却器を中央に配置した構成となってい
る。
【0020】前記並列に配設した冷却器を、低温に設定
された貯蔵室と高温に設定された貯蔵室にそれぞれ配置
し、低温に設定された貯蔵室と高温に設定された貯蔵室
にそれぞれ並列に配置した各冷却器間の接続を、直列回
路にした構成となっている。
【0021】前記各貯蔵室に配設された冷却器の下流に
位置する冷却器内で、冷媒が完全に気化するように、冷
媒充填量を予め設定した構成となっている。
【0022】前記各貯蔵室に配設された冷却器の下流に
位置する冷却器内で、冷媒が完全に気化するように、前
記圧縮機の周波数を予め設定した構成となっている。
【0023】前記各貯蔵室に配設された冷却器の最も下
流に位置する冷却器の前で、冷媒が完全に気化するよう
に、冷媒充填量または前記圧縮機の周波数を予め設定し
た構成となっている。
【0024】前記並列に配設した冷却器を、それぞれ同
温度帯の貯蔵室専用のものとした構成となっている。
【0025】前記並列に配設した冷却器に、それぞれ送
風機を設けた構成となっている。
【0026】前記並列に配設した冷却器に、それぞれ除
霜手段を設けた構成となっている。
【0027】前記並列に配設した冷却器の一方が、冷却
運転時、他方の冷却器が冷却運転後の場合、他方の冷却
器を設定時間または設定温度になるまで除霜運転させた
構成となっている。
【0028】前記並列に配設した冷却器の一方が、除霜
運転時、その冷却器専用の送風機も運転させた構成とな
っている。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に基づいた実施例として説明する。図1は本発明
による冷蔵庫本体の側断面図(A)と、冷却器の構造を
示す正面図(B)であり、図2乃至図4および図6乃至
図8は本発明の各実施例の冷蔵庫の冷凍サイクルを示す
構成図であり、図5は本発明の各実施例の冷蔵庫の冷却
器の応用例を示す要部拡大斜視図である。なお、従来と
同じ部分の符号は同一とする。
【0030】図において、図1は冷蔵庫本体の概略構成
を示したもので、1は鋼板製の外箱2と、合成樹脂製の
内箱3と、発泡断熱材4等からなる断熱箱体で、その内
部は二つの断熱仕切体5、6により、上から順に冷蔵室
7と、野菜室8と、冷凍室9とに区画されている。
【0031】前記野菜室8の後方に組付けられる前記冷
蔵室7および野菜室8用の第一冷却器10および第一送
風機20が配置され、また、前記冷凍室9の後方に組み
付けられる第二冷却器11および第二送風機21が配置
されており、前記両冷却器10、11間を連結パイプ1
2で連結している。
【0032】また、前記両冷却器10、11は、所定間
隔で横方向に積層された多数のフイン23と、この同フ
イン23に直交させた複数の伝熱管24からなってお
り、前記両冷却器10、11の上方に冷気強制循環用の
前記各送風機20、21を設ける一方、下方に各除霜ヒ
ータ13、14を配設し、前記両冷却器10、11に着
霜した霜を溶かすようにしている。
【0033】また、各庫内温度を各庫内に付設されてい
る温度センサ(図示せず)により検知し、検知した温度
が所定の冷却温度より高くなると、前記圧縮機16や前
記各送風機20、21を制御し、検知した側の庫内を冷
却するようになっている。
【0034】そして、本発明の第一の実施例は、前記冷
蔵室7および野菜室8用の第一冷却器10に、並列に配
設した冷却器10’を配置するとともに、前記冷凍室9
用の第二冷却器11にも、並列に配設した冷却器11’
を配置し、それぞれ並列に配置した各冷却器10、1
0’と11、11’間の接続を、並列回路とすることに
より、各室7、8および9の繊細な温度制御を行うもの
である。
【0035】そして、図2は、その冷凍サイクルであ
り、図2のA流路に示すように、圧縮機16から吐出さ
れた冷媒が、凝縮器15→第一キャピラリチューブ18
→第一冷却器10および第一開閉弁25によって開閉さ
れる冷却器10’→アキュムレータ17を通り前記圧縮
機16に戻る、或いはB回路に示すように、前記圧縮機
16から吐出された冷媒が、凝縮器15→第二キャピラ
リチューブ19→第二冷却器11および第二開閉弁26
によって開閉される冷却器11’→アキュムレータ17
を通り前記圧縮機16に戻るという並列の冷凍サイクル
を構成している。ここで、AとBの回路の切換えは切換
弁22によって行われ、同切換弁22を交互に切換え
て、前記第一冷却器10、10’で前記冷蔵室7と前記
野菜室8を冷却し、前記第二冷却器11、11’で前記
冷凍室9のみを冷却している。
【0036】また、少なくとも一つの冷却器室内のどち
らかに、例えば、第二の実施例を図3に示すように、低
温に設定された前記冷凍室9の後方の第二冷却器11と
並列に冷却器11’を配設するか、もしくは、第三の実
施例を図4に示すように、高温に設定された前記野菜室
8の後方の第一冷却器10と並列に冷却器10’を配設
してもよい。
【0037】そして、図3に示したように、前記並列に
配設した冷却器10、10’もしくは11、11’の冷
媒が分流する分流路の一方に(図においては11’
側)、冷媒の流れを開閉する開閉弁25、26(図にお
いては第二開閉弁26)を設けるか、もしくは、図4に
示したように、前記並列に配設した冷却器10、10’
もしくは11、11’の冷媒が合流する合流路の一方に
(図においては10’側)、冷媒の流れを開閉する開閉
弁25、26(図においては第一開閉弁25)を設けて
いる。
【0038】前記野菜室8の後方もしくは前記冷凍室9
の後方に並列に配設した冷却器10、10’もしくは1
1、11’を配置し、冷媒の流れを制御する前記切換弁
22および前記開閉弁25、26をそれぞれ切換えおよ
び開閉することにより、前記並列に配設した冷却器1
0、10’もしくは11、11’を配置した部屋の繊細
な温度制御が可能となる。
【0039】図5(A)に示すように、前記並列に配置
した冷却器10、10’もしくは11、11’(図にお
いては10、10’)の各冷却器10、10’もしくは
11、11’同士間に、フイン23等の熱伝導手段を設
けることにより、起動時の負荷の軽減および蒸発面積の
拡大を図ることができる。
【0040】また、前記並列に配置した冷却器10、1
0’もしくは11、11’を一体に形成し(図において
は10、10’)、単一の冷却器組27とすることによ
り、部品点数を削減することができる。
【0041】第四の実施例を図6に示すように、前記並
列に配置した冷却器10、10’もしくは11、11’
の各冷却器10、10’もしくは11、11’同士間
に、フインの密度や伝熱管ターン数等の容量差を設ける
ことにより、繊細な温度制御を行う範囲を広げることが
可能となる。
【0042】また、第五の実施例を図7に示すように、
前記並列に配設した冷却器10、10’もしくは11、
11’の各冷却器10、10’もしくは11、11’同
士を前後に配置し、大容量に設定された冷却器側(図で
は11)を、図7の矢印a方向である庫内側に配置し、
小容量に設定された冷却器側(図では11’)を、断熱
壁側に配置することにより、断熱壁を経ての熱の侵入に
よる損失を防ぐことができるようになる。
【0043】また、図5(B)に示すように、前記並列
に配置した冷却器10、10’もしくは11、11’を
一体に形成し(図においては10、10’)、大容量に
設定された冷却器(図では10)を両側に配置し、小容
量に設定された冷却器(図では10’)を中央に配置し
た構成とし、回路の切換えによる冷却器の急激な温度変
化に対応するようにしてもよい。
【0044】また、図8に第六の実施例の冷凍サイクル
を示す。図8のA流路に示すように、圧縮機16から吐
出された冷媒が、凝縮器15→第一キャピラリチューブ
18→第一冷却器10→第二冷却器11→アキュムレー
タ17を通り前記圧縮機16に戻る、或いはB回路に示
すように、前記圧縮機16から吐出された冷媒が、凝縮
器15→第一キャピラリチューブ18’→第一冷却器1
0’→第二冷却器11’→アキュムレータ17を通り前
記圧縮機16に戻るという冷凍サイクルを構成すること
により、前記開閉弁25、26による開閉を無くし、簡
単な制御とすることができ、上記同様の効果をねらった
ものである。なお、本実施例を既に述べた各実施例に応
用してもよい。(図示せず)
【0045】図2または図6に示すように、前記各室
7、8および9に配設された冷却器10、10’および
11、11’の下流に位置する第二冷却器11、11’
内で、冷媒が完全に気化するように、冷媒の充填量を予
め設定するか、もしくは前記圧縮機16の周波数で回転
数を制御するように予め設定することにより、構造を簡
単にすることができ、また、比容積の大きいハイドロカ
ーボン系等の可燃性冷媒使用時は、液冷媒の圧縮機16
流入を防止することができる。
【0046】また、前記各室7、8および9に配設され
た冷却器10、10’および11、11’の下流に位置
する第二冷却器11、11’の前で、冷媒が完全に気化
するように、冷媒の充填量を予め設定するか、もしくは
前記圧縮機16の周波数で回転数を制御するように予め
設定することにより、前記圧縮機16を運転中でも前記
第二冷却器11、11’の一方の除霜を行うことができ
るようになり、冷却性能がを向上する。
【0047】また、前記並列に配置した冷却器10、1
0’もしくは11、11’を、それぞれ同温度帯の前記
各室7、8もしくは9専用のものとしたことにより、従
来の切替えのためのダンパをなくし、前記並列に配置し
た冷却器10、10’もしくは11、11’への冷媒の
流れを制御する前記切換弁22および前記開閉弁25、
26のそれぞれ切換えおよび開閉により、前記各室7、
8もしくは9を独立させた温度制御を行うことができ
る。
【0048】更に、図1(B)に示すように、前記並列
に配置した冷却器10、10’および11、11’に、
それぞれ送風機20、20’および21、21’を設け
ることにより、更により繊細な温度制御を行うことが可
能となる。
【0049】また、前記並列に配置した冷却器10、1
0’および11、11’に、それぞれ除霜ヒータ13、
13’および14、14’等の除霜手段を設けることに
より、より繊細な温度制御を行うことが可能となり、ま
た、比容積の大きいハイドロカーボン系等の可燃性冷媒
使用時は、必須課題である除霜温度を下げることが可能
となる。
【0050】また、前記並列に配置した冷却器10、1
0’もしくは11、11’の一方が冷却運転時、他方の
冷却器11、11’もしくは10、10’が冷却運転後
の場合、他方の冷却器11、11’もしくは10、1
0’を設定時間または設定温度になるまで除霜運転させ
ることにより、除霜効率を高めている。
【0051】また、前記並列に配置した冷却器10、1
0’もしくは11、11’の一方が除霜運転時、その冷
却器専用の送風機20、20’もしくは21、21’も
運転させることにより、必要に応じて前記各室7、8お
よび9を加湿することができる。
【0052】なお、上記実施例では、前記冷蔵室7、前
記野菜室8、前記冷凍室9を有する冷蔵庫としたが、本
願はこれに限定されず上記に加えて、使用者が用途に応
じて室温(庫内温度)を冷凍と冷凍以外の温度帯に切り
替え可能とした切り替え室を設けたものでもよい。(図
示せず) また、上記実施例では、前記野菜室8の後方に第一冷却
器10を配置したが、前記冷蔵室7の後方に第一冷却器
10を配置してもよい。(図示せず)
【0053】上記構成において、前記野菜室8の後方も
しくは前記冷凍室9の後方に複数の並列に配設した冷却
器10、10’もしくは11、11’を配置し、冷媒の
流れを制御する前記切換弁22および前記開閉弁25、
26をそれぞれ切換えおよび開閉することにより、冷蔵
庫の機能拡充(急冷凍、新温度帯室、温度切替室、高湿
度室等)に伴う前記各室7、8および9の繊細な温度制
御が可能となる。また、比容積の大きいハイドロカーボ
ン系等の可燃性冷媒使用時は、液冷媒の圧縮機16流入
を防止し、除霜温度を下げることが可能となる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の冷却器を有する冷蔵庫において、各温度帯室の独
立、且つ、繊細な温度制御を可能とする冷却器を備えた
冷蔵庫となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による冷蔵庫本体の側断面図(A)と、
冷却器の構造を示す正面図(B)である。
【図2】本発明の第一の実施例の冷蔵庫の冷凍サイクル
を示す構成図である。
【図3】本発明の第二の実施例の冷蔵庫の冷凍サイクル
を示す構成図である。
【図4】本発明の第三の実施例の冷蔵庫の冷凍サイクル
を示す構成図である。
【図5】本発明の各実施例の冷蔵庫の冷却器の応用例を
示す要部拡大斜視図である。
【図6】本発明の第四の実施例の冷蔵庫の冷凍サイクル
を示す構成図である。
【図7】本発明の第五の実施例の冷蔵庫の冷凍サイクル
を示す構成図である。
【図8】本発明の第六の実施例の冷蔵庫の冷凍サイクル
を示す構成図である。
【図9】従来例による冷蔵庫本体の側断面図(A)と、
冷却器の構造を示す正面図(B)である。
【図10】従来例の冷蔵庫の冷凍サイクルを示す構成図
である。
【符号の説明】
1 断熱箱体 2 外箱 3 内箱 4 発泡断熱材 5、6 断熱仕切体 7 冷蔵室 8 野菜室 9 冷凍室 10、10' 第一冷却器 11、11' 第二冷却器 12 連結パイプ 13、13' 第一除霜ヒータ 14、14' 第二除霜ヒータ 15 凝縮器 16 圧縮機 17 アキュムレータ 18、18' 第一キャピラリチューブ 19 第二キャピラリチューブ 20、20' 第一送風機 21、21' 第二送風機 22 切換弁 23 フイン 24 伝熱管 25 第一開閉弁 26 第二開閉弁 27 冷却器組

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外箱と内箱間に発泡断熱材を充填してな
    る断熱箱体の内部を複数の断熱仕切体によって上下に区
    画し、上方の貯蔵室の後方に第一冷却器および第一送風
    機と、下方の貯蔵室の後方に第二冷却器および第二送風
    機と、両冷却器間を結合する連結パイプと、前記各冷却
    器の下部に除霜ヒータを配設するとともに、圧縮機、凝
    縮器、キャピラリチューブ、前記第一冷却器および前記
    第二冷却器が冷媒管によって順次連結されて冷媒回路を
    構成し、前記各冷却器への冷媒の供給を切換弁で切換え
    て制御してなる冷蔵庫において、 少なくとも一つの冷却器室内に、複数の並列に配設した
    冷却器を設けてなることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 前記並列に配設した冷却器を、低温に設
    定された貯蔵室に配置してなることを特徴とする請求項
    1記載の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 前記並列に配設した冷却器を、高温に設
    定された貯蔵室に配置してなることを特徴とする請求項
    1記載の冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 前記並列に配設した冷却器を、低温に設
    定された貯蔵室と高温に設定された貯蔵室にそれぞれ配
    置し、低温に設定された貯蔵室と高温に設定された貯蔵
    室にそれぞれ並列に配置した各冷却器間の接続を、並列
    回路にしてなることを特徴とする請求項1記載の冷蔵
    庫。
  5. 【請求項5】 前記並列に配設した冷却器の冷媒が分流
    する分流路の少なくとも一方に、冷媒の流れを開閉する
    開閉弁を設けてなることを特徴とする請求項1乃至請求
    項4記載の冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 前記並列に配設した冷却器の冷媒が合流
    する合流路の少なくとも一方に、冷媒の流れを開閉する
    開閉弁を設けてなることを特徴とする請求項1乃至請求
    項4記載の冷蔵庫。
  7. 【請求項7】 前記並列に配設した冷却器の各冷却器同
    士間に、熱伝導手段を設けてなることを特徴とする請求
    項1乃至請求項4記載の冷蔵庫。
  8. 【請求項8】 前記並列に配設した冷却器同士を、一体
    に形成し、単一の冷却器としてなることを特徴とする請
    求項1乃至請求項4記載の冷蔵庫。
  9. 【請求項9】 前記並列に配設した冷却器の各冷却器同
    士間に、容量差を設けてなることを特徴とする請求項1
    乃至請求項4記載の冷蔵庫。
  10. 【請求項10】 前記並列に配設した冷却器の各冷却器
    同士を、前後に配置してなることを特徴とする請求項9
    記載の冷蔵庫。
  11. 【請求項11】 前記並列に配設した冷却器の大容量に
    設定された冷却器を、庫内側に配置してなることを特徴
    とする請求項10記載の冷蔵庫。
  12. 【請求項12】 前記並列に配設した冷却器同士を一体
    に形成し、大容量に設定された冷却器を両側に配置し、
    小容量に設定された冷却器を中央に配置してなることを
    特徴とする請求項9記載の冷蔵庫。
  13. 【請求項13】 前記並列に配設した冷却器を、低温に
    設定された貯蔵室と高温に設定された貯蔵室にそれぞれ
    配置し、低温に設定された貯蔵室と高温に設定された貯
    蔵室にそれぞれ並列に配置した各冷却器間の接続を、直
    列回路にしてなることを特徴とする請求項1記載の冷蔵
    庫。
  14. 【請求項14】 前記各貯蔵室に配設された冷却器の下
    流に位置する冷却器内で、冷媒が完全に気化するよう
    に、冷媒充填量を予め設定してなることを特徴とする請
    求項1記載の冷蔵庫。
  15. 【請求項15】 前記各貯蔵室に配設された冷却器の下
    流に位置する冷却器内で、冷媒が完全に気化するよう
    に、前記圧縮機の周波数を予め設定してなることを特徴
    とする請求項1記載の冷蔵庫。
  16. 【請求項16】 前記各貯蔵室に配設された冷却器の最
    も下流に位置する冷却器の前で、冷媒が完全に気化する
    ように、冷媒充填量または前記圧縮機の周波数を予め設
    定してなることを特徴とする請求項14または15記載
    の冷蔵庫。
  17. 【請求項17】 前記並列に配設した冷却器を、それぞ
    れ同温度帯の貯蔵室専用のものとしたことを特徴とする
    請求項1乃至請求項4記載の冷蔵庫。
  18. 【請求項18】 前記並列に配設した冷却器に、それぞ
    れ送風機を設けてなることを特徴とする請求項1乃至請
    求項4記載の冷蔵庫。
  19. 【請求項19】 前記並列に配設した冷却器に、それぞ
    れ除霜手段を設けてなることを特徴とする請求項1乃至
    請求項4記載の冷蔵庫。
  20. 【請求項20】 前記並列に配設した冷却器の一方が、
    冷却運転時、他方の冷却器が冷却運転後の場合、他方の
    冷却器を設定時間または設定温度になるまで除霜運転さ
    せたことを特徴とする請求項19記載の冷蔵庫。
  21. 【請求項21】 前記並列に配設した冷却器の一方が、
    除霜運転時、その冷却器専用の送風機も運転させたこと
    を特徴とする請求項18乃至請求項20記載の冷蔵庫。
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