JP2003203722A - 電気コネクタ用プラグ及びその組み立て方法 - Google Patents

電気コネクタ用プラグ及びその組み立て方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組み立て作業が簡単且つ確実にできる電気コ
ネクタ用プラグ及びその組み立て方法を提供する。 【解決手段】 ハウジング34は、コンタクト30が係
止された後、キャップ36が被さる前に、電線32にノ
イズフィルター35を挿入可能とする挿入空間71を有
し、キャップ36は、ノイズフルター35の抜け方向に
対する壁面75を有する電気コネクタ用プラグとする。
そして、(1)ハウジング34のプラグ部分31aにコ
ンタクト30を係止する工程と、(2)コンタクト30
に結線され、ハウジング34内にある電線32に対して
ノイズフィルター35を挿入する工程と、(3)ハウジ
ング34に対してキャップ36を被せ、ノイズフィルタ
ー35の抜け方向に壁面72を形成する工程の順に電気
コネクタ用プラグを組み立てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンタクトに結線
された電線にノイズフィルターを挿入した状態の接続部
分をハウジングとキャップ内に収容した電気コネクタ用
プラグ及びその組み立て方法に関し、特に、コンタクト
とノイズフィルターのハウジング内の位置決めが簡単且
つ確実にできる電気コネクタ用プラグ及びその組み立て
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電気コネクタは、エアバッグシ
ステムの電気コネクタに好適に用いられる。エアバッグ
システムは、車両の運転室内の隠れた区画部分に取り付
けられたエアバッグ組立体と、電気式又は電子式制御シ
ステムと、を備えている。この制御システムは、ワイヤ
ーハーネスによってエアバッグ組立体に接続され、該ワ
イヤーハーネスは、エアバッグ組立体及び制御システム
を別個に取り付けた後に、これらを電気的に接続する容
易な方法を許容すべく典型的なプラグ及びソケットによ
る電気コネクタが設けられている。
【0003】図13に、従来の代表的なエアバッグシス
テムの電気的概略図を示す。図13において、制御シス
テム100は、図示しないエアバッグ組立体にて、エア
バッグを展開するためのガス発生器に通電して着火する
着火装置であるスクイブ101と、電線102を通じて
接続している。この接続は、ソケット104と、プラグ
105からなる電気コネクタ103によってなされてい
る。例えば、米国特許第5、275、575号又は日本
特許第2647336号には、エアバッグシステムに適
用される電気コネクタの具体例が開示されている。
【0004】ここで、電気コネクタ103においては、
ソケット104に対して、短絡インサート107が、ス
クイブ101に連なる一対の電線の間を短絡可能に取り
付けれている。プラグ105に対して、フェライトビー
ズ106が、コンタクト108に至る電線102に挿入
状態で配設されている。短絡インサート107は、製造
中に漏洩する電荷及び誤接続によりエアバッグ組立体が
作動されることがないように安全装置として設けられる
ものであって、短絡位置と非短絡位置とに切替が可能に
構成されている。そして、フェライトビーズ106は、
車両に構築されたエアバッグシステムにおいて、電線や
車内の各種電子機器、ラジオや携帯電話など、外部から
の種々の電磁波によってノイズ電流がスクイブ101に
流れ、誤爆が発生してしまうことを防止するノイズフィ
ルターの機能を果たすものである。
【0005】プラグ105は、コンタクト108とフェ
ライトビーズ106とを、ハウジング109とキャップ
110内に収容して構成されている。このプラグ105
の組み立てに際して、コンタクト108と電線102と
をL字状に結線し、結線された電線102の一対にフェ
ライトビーズ106を挿入して、接続部分を形成する。
つぎに、コンタクト108とフェライトビーズ106戸
を有する接続部分をハウジング109内に収容して位置
決めする。それから、ハウジング109にキャップ11
0を被せてプラグ105が形成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ハウジ
ング109に対して、接続部分のコンタクト108及び
フェライトビーズ106の両方の位置決めを同時に行う
ことになる。このとき、コンタクト108からフェライ
トビーズ106までの距離を所定に保ちつつ、位置決め
を行うため、ハウジング109への接続部分のコンタク
ト108及びフェライトビーズ106の装着作業が難し
くなるという問題点があった。
【0007】本発明は、上記実情に鑑みてなされ、組み
立て作業が簡単且つ確実にできる電気コネクタ用プラグ
及びその組み立て方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する電気
コネクタ用プラグは、コンタクトと電線とを結線し、前
記電線にノイズフィルターを挿入して形成され接続部分
と、前記コンタクトが係止されるプラグ部分が突設さ
れ、前記ノイズフィルターを収容するハウジングと、前
記ハウジングに被さるキャップとを備える。前記ハウジ
ングは、前記コンタクトが係止された後、前記キャップ
が被さる前に、前記電線に前記ノイズフィルターを挿入
可能とする挿入空間を有する構成にする。また、前記キ
ャップは、前記ノイズフルターの抜け方向に対する壁面
を有する構成にする。
【0009】上記課題を解決する電気コネクタ用プラグ
の組み立て方法は、上記構成の電気コネクタ用プラグに
対して、(1)前記ハウジングの前記プラグ部分に前記
コンタクトを係止する工程と、(2)前記コンタクトに
結線され、ハウジング内にある前記電線に対して前記ノ
イズフィルターを挿入する工程と、(3)前記ハウジン
グに対して前記キャップを被せ、前記ノイズフィルター
の抜け方向に壁面を形成する工程と、を有する。
【0010】以上述べた電気コネクタ用プラグ及びその
組み立て方法によると、ハウジングのプラグ部分にコン
タクトを係止し、コンタクトに結線された電線にノイズ
フィルターを挿入すると、ノイズフィルターがハウジン
グの所定位置となる。電線に対してノイズフィルターを
挿入することと、ノイズフィルターをハウジング内での
位置決めすることが同時にできる。そして、このハウジ
ングにキャップを被せると、ノイズフィルターの抜け方
向に壁面が形成され、ノイズフィルターが所定位置で固
定される。
【0011】前記構成の電気コネクタ用プラグにおい
て、前記ハウジングの前記挿入空間に、前記ノイズフィ
ルターの抜け止め手段が設けられているものが好まし
い。ノイズフィルターをハウジングに挿入した状態が抜
け止め手段により、保持されるので、キャップを被せる
までに、ノイズフィルターが位置ずれしない。
【0012】前記構成の電気コネクタ用プラグにおい
て、前記ノイズフィルターの挿入側前面が縮径形状にな
っているものが好ましい。ノイズフィルターをハウジン
グの挿入空間へ挿入する際に、縮径形状から先に挿入さ
れるので、挿入空間へ挿入し易くなる。
【0013】前記構成の電気コネクタ用プラグにおい
て、前記ハウジングの前記挿入空間に、前記ノイズフィ
ルターの側面に当たるリブが設けられているものが好ま
しい。ハウジングの挿入空間へノイズフィルターが挿入
された後、リブがノイズフィルターに当たるため、挿入
空間内でノイズフィルターが移動せず、ノイズフィルタ
ーのガタつきによる異音発生がなくなる。
【0014】上記課題を解決する他の電気コネクタ用プ
ラグは、コンタクトと電線とを結線し、前記電線にノイ
ズフィルターを挿入した接続部分と、前記コンタクトが
係止されるプラグ部分が突設され、前記ノイズフィルタ
ーを収容するハウジングと、前記ハウジングに被さるキ
ャップとを備える。前記キャップは、前記コンタクトの
仮係止部分を有し、前記ハウジングに被さる前に、前記
電線に前記ノイズフィルターを挿入可能とする挿入空間
を有する構成にする。また、前記ハウジングは、前記プ
ラグ部分に前記コンタクトを係止すると、前記ノイズフ
ルターの抜け方向に対する壁面が構成されるようにす
る。
【0015】上記課題を解決する他の電気コネクタ用プ
ラグの組み立て方法は、上記構成の他の電気コネクタ用
プラグに対して、(1)前記キャップに前記コンタクト
を仮係止する工程と、(2)前記コンタクトに結線さ
れ、前記キャップ側にある前記電線に前記ノイズフィル
ターを挿入する工程と、(3)前記ハウジングに対し
て、前記接続部分が止められた前記キャップを被せ、前
記ハウジングの前記プラグ部分に前記コンタクトを係止
させるとともに、前記ノイズフィルターの抜け止め方向
に対する壁面を形成する工程と、を有する。
【0016】以上述べた他の電気コネクタ用プラグ及び
その組み立て方法によると、キャップにコンタクトを仮
係止し、コンタクトに結線された電線にノイズフィルタ
ーを挿入すると、ノイズフィルターがキャップに対して
所定位置となる。そして、このキャップをハウジングに
被せると、コンタクトがプラグ部分に係止されるととも
に、ノイズフィルターの抜け方向に壁面が形成され、ノ
イズフィルターが所定位置で固定される。このように、
電線に対してノイズフィルターを挿入することと、ノイ
ズフィルターを位置決めすることとが同時にできる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図3は、本発明の第1実施形態に係
る電気コネクタ用プラグの断面図である。図1及び図2
は、その組み立て手順を示す工程図である。図6は、プ
ラグとソケットとからなる電気コネクタの斜視図であ
る。
【0018】図6において、電気コネクタ1は、短絡イ
ンサート4を保持するソケット2と、掛け止め部材5を
保持するプラグ3とからなる。図6のプラグ3の断面が
図3に示される。図3において、プラグ3は、電気的接
続部分38を下側部分としてのハウジング34内に収容
し、ハウジング34に上側部分としてのキャップ36を
被せて構成される。以下の説明から明らかになるよう
に、プラグ3は、電線及び電気端子を除いて、適当な非
導電性のプラスチック材料で成形される。
【0019】電気的接続部分38は、筒状の端子部分と
してのコンタクト30と、コンタクト30に結線部33
で結合された導体としての電線32と、電線32に挿入
されたノイズフィルターとしてのフェライトビーズ35
とからなる。
【0020】二つのコンタクト30は一対の雌型電気端
子を形成する。雌型電気端子を形成する筒状の端子部分
から延長され、略L字状に向きを変え、二つの電線32
の一端を接続するための結線部33を有する。これらの
電線32は、絶縁外装の線である。該線の一端の絶縁外
装は、結線部33に電気的且つ機械的に取り付けるため
に、剥ぎ取られる。これらの電線32は、任意の従来方
法、通常、電線32の裸端部の周りに結線部33の一部
を圧着することによりコンタクト30に取り付けられ
る。
【0021】コンタクト30に結線された電線32の一
対は、後述するハウジング34とキャップ36との間に
収容されたノイズフィルターとしてのフェライトビーズ
35を通って進む。図1に示されるように、電線32
は、フェライトビーズ35を通すために、有限な長さに
カットされている。フェライトビーズ35は、断面が長
円形の柱体であって、平行で円筒状の二つの貫通穴が貫
通している。この二つの貫通穴に電線32が通される。
このフェライトビードは、高い透磁率を有するフェライ
トで形成され、電気回路のコイルと同じ働きをする。コ
イルと同様に高周波数の電波(ノイズ)をカットするこ
とにより、エアバッグの誤動作が生じないようにする。
一対の並走する電線32は、ハウジング34及びキャッ
プ36の後端から、外方に導出される。
【0022】ハウジング34は、一対のコンタクト30
を係止するプラグ部分31を本体から突設する形状とな
っている。キャップ36は、ハウジング34に被さった
状態で係止される。また、ハウジング34とキャップ3
6とはタブ部37により折り返し可能に連結されてい
る。
【0023】このハウジング34とキャップ36の詳細
が、図4及び図5に示される。図4は、ハウジングとキ
ャップとが展開された状態の上面図であり、図5は、図
4の5−5線断面図である。
【0024】図5において、ハウジング34は略四角筒
のプラグ部分31を下方に突出させている。このプラグ
部分31に、コンタクト30が挿入される収容部31a
が形成されている。また、収容部31aに、コンタクト
30を係止するためのコンタクトロック31bが設けら
れている。このプラグ部分31の両側面の外方に、一対
の円弧状の弾性脚部41が配置されている(図6参
照)。この弾性脚部41は、下方に伸長して、半径方向
外方向に膨出する掛け止め部42を支持する(図6参
照)。この掛け止め部42は、プラグ3をソケット2に
適切に係合させたとき、係止溝15内に入り得るような
寸法及び配置とされている(図6参照)。
【0025】図4及び図5に示すように、ハウジング3
4には、電線32の延在方向からフェライトビーズ35
を挿入可能とする挿入空間71が設けられている。この
挿入空間71は、底面71aと両側面71bと先端当た
り面71cとで区画されている。該挿入部71の上面と
電線32の延在方向の側面が開放されている。
【0026】また、挿入空間71の底面71aには、フ
ェライトビーズ35の後端に対する抜け止め手段として
のリブ72が一体に設けられている。このリブ72は、
挿入方向に傾斜し、抜け止め方向に当たり面を有する断
面にすることが好ましく、またフェライトビーズ35の
後端に沿うように底面71aの左右に延在していること
が好ましい。
【0027】また、挿入部の両側面71b,71bに
は、フェライトビーズ35の側面に当たるリブ73,7
3が一体に設けられている。このリブ73,73の間の
間隔は、フェライトビーズ35の幅より僅かに小さくな
っており、フェライトビーズ35の側面にリブ73,7
3が当たり、フェライトビーズ35のガタつきを抑え
る。
【0028】また、挿入部の両側面71b,71bの入
口側は、開口を広げるような傾斜面71dとなってい
る。また、図1に示すように、フェライトビーズ35の
前端と後端は、面取り又はアール加工により縮径形状に
なっている。フェライトビーズ35を挿入するとき、前
後の向きに関係なく、挿入側前面が必ず縮径形状とな
る。
【0029】キャップ36は、タブ部37で折り返す
と、ハウジング34に被さる。キャップ36の両側面に
は、ハウジング34の突起部34aに対するロック部3
6aが設けられている(図6参照)。このキャップ部3
6は、フェライトビーズ35の後端に対する壁面75を
有する。この壁面75は、電線32の抜け出しを許容
し、フェライトビーズ35の後端の一部に当たる背の低
い第1壁面75aと、フェライトビーズ35の後端の両
側の全面に当たる背の高い第2壁面75bとからなる。
【0030】また、キャップ36の底面には、フェライ
トビーズ35の上部分が嵌まる収納部36bが窪み状に
設けられている。この収納部36bの一部は、凹字状に
スリットが切り込まれることにより、弾性片36cとな
っている。該弾性片36cの上側には、リブ36dが一
体に設けられている。このリブ36dは、フェライトビ
ーズ35の上部分に当たり、フェライトビーズ35のガ
タつきを抑える。
【0031】図3に示すように、掛け止め部材5は、キ
ャップ36とハウジング34の貫通穴に差し込まれ、キ
ャップ36から浮き上がった第1掛け止め位置となる。
この掛け止め部材5は、プラグ3をソケット2に装着す
ると、キャップ36の上面まで下がる第2掛け止め位置
となる。この第2掛け止め位置になると、掛け止め部材
5は、プラグ3のソケット2からの離脱を阻止するとと
もに、ソケット2の短絡インサート4を短絡位置から非
短絡位置に移行させるという機能を果たす。この掛け止
め部材5を保持するために、プラグ3及び接続部分38
は略L字状となっている。そして、このように略L字状
であるために、接続部分38のコンタクト30のハウジ
ング34に対する位置決め方向(図面の上下方向)と、
接続部分38のフェライトビーズ35のハウジング34
に対する位置決め方向(図面の左右方向)とが異なるも
のになる。
【0032】このような構造を有するプラグ3の組み立
て手順を図1及び図2により説明する。図1は、通電部
分のハウジングへの組み立て手順を示し、図2は、ハウ
ジングに対してキャップを被せて組み立てる手順を示
す。
【0033】まず、図1(a)のように、コンタクト3
0と端部を有する電線32とが結線部33で結合された
状態のものが、ハウジング34のプラグ部分31内の収
容部31aに挿入される。この収納部31aは略L字状
の窪みになっており、収納部31aでコンタクト30の
位置が決まる。これにより、ハウジング34内での電線
32の向きが平行に揃う。また、収納部31a内のコン
タクトロック31bにコンタクト30の弾性片が係合す
ることにより、コンタクト30はハウジング34内で係
止される(図5参照)。
【0034】つぎに、図1(b)のように、平行に揃っ
た一対の電線32の端部を、フェライトビーズ35の二
つの貫通穴に通す。そして、ハウジング34の挿入空間
71に向けて、フェライトビーズ35を押し込む。フェ
ライトビーズ35の端部の面取りと、挿入空間71の入
口の傾斜面とにより、挿入空間71に容易に案内され
る。フェライトビーズ35は、挿入空間71の底面に設
けられた抜け止め用のリブ72に乗り上げて、更に挿入
される。ある程度挿入されると、挿入空間71の側面に
設けられたリブ73により、フェライトビーズ35の側
面が挟まれる。
【0035】図1(c)のように、ハウジング34の挿
入空間71の先端にフェライトビーズ35が当たると、
フェライトビーズ35は挿入空間71の底面のリブ72
を乗り越える。すると、該リブ72は、フェライトビー
ズ35の挿入空間71からの抜け止め機能を果たす。ま
た、挿入空間71の側面のリブ73がフェライトビーズ
35の両側面を挟むように当たるので、挿入空間71内
のフェライトビーズ35がガタつかない。
【0036】つぎに、タブ57でつながっているキャッ
プ36をハウジング34に向けて旋回させ、ハウジング
34にキャップ36を被せた状態にして係止する。図2
(d)に示すように、ハウジング34の突起部34a
が、キャップ36のロック部36aに係止される。この
状態では、キャップ36の壁面75が、フェライトビー
ズ35を通過した一対の電線32が通る空間を残して、
フェライトビーズ35の後端を覆う。そのため、ハウジ
ング34内のフェライトビーズ35が抜けないように固
定される。また、キャップ36の弾性片36cの内側の
リブ36dが、フェライトビーズ35の上面を押圧す
る。そのため、フェライトビーズ35が挿入空間71内
で更にガタつくこともない。そして、ハウジング34と
キャップ36に設けられ、L字状が向かい合わせとなっ
た貫通部に、掛け止め部材5を通す。すると、図2
(e)のような組み立てが完了したプラグ3となる。
【0037】以上説明したように、ハウジング34は、
コンタクト30が係止された後、キャップ36が被さる
前に、電線32にフェライトビーズ35を挿入可能とす
る挿入空間71を有し、キャップ36は、フェライトビ
ーズ35の抜け方向に対する壁面75を有する構成のプ
ラグとし、(1)ハウジング34のプラグ部分31にコ
ンタクト30を係止する工程と、(2)コンタクト30
に結線され、ハウジング34内にある電線32に対して
ノイズフィルター35を挿入する工程と、(3)ハウジ
ング34に対してキャップ36を被せ、ノイズフィルタ
ー35の抜け方向に壁面75を形成する工程という手順
で、プラグが組上がるようにした。
【0038】そのため、ハウジング34にコンタクト3
0を係止し、ノイズフィルター35を電線32に通し
て、ハウジング34の挿入空間71まで押し込むという
動作だけで、接続部分38をハウジング34内の所定位
置とすることができ、プラグの組み立てを簡単且つ確実
に行うことができる。ハウジング34に対してプラグ部
分31が直交するように突設され、全体が略L字状であ
るため、コンタクト30の位置決め方向と、ノイズフィ
ルター35の位置決め方向とが直交している。しかし、
この組み立て手順であると、コンタクト30の位置決め
をしたあと、電線32にノイズフィルター35を挿入す
ると、ノイズフィルター35の位置決めができるため、
両方の位置決めが干渉しあうことがない。特に、自動車
のエアバッグシステムに用いられるスクイブ用の電気コ
ネクタでは、プラグの上記した組み立てがエアバッグシ
ステムを完成させるときに行われため、コンタクト30
とノイズフィルター35の位置決めが簡単且つ確実にで
きる構造のプラグが有利である。
【0039】また、ハウジング34の挿入空間71に、
ノイズフィルター35の抜け止め手段としてのリブ72
が設けられているため、一旦挿入空間71に押し込んだ
ノイズフィルター35が抜け出ることがなく、次のキャ
ップ36を被せるときに、ノイズフィルター35が抜け
出して当たるという不具合が生じることがなくなる。
【0040】また、ノイズフィルター35の挿入側前面
が面取りなどの縮径形状になっているため、ノイズフィ
ルター35をハウジング34の挿入空間71に挿入する
ときに、押し込み易くなる。
【0041】また、ハウジング34の挿入空間71に、
ノイズフィルター35の側面に当たるリブ73が設けら
れているため、ノイズフィルター35をハウジング34
の挿入空間71内でガタつくことがない。そのため、自
動車のように振動による異音の発生を極力抑えることが
求められるスクイブ用電気コネクタに適している。
【0042】以上説明した実施形態は、以下のように変
更して実施することができる。 (a)コンタクト30と電線32がL字状に結線された
ものへの適用に限らず、例えばコンタクト30と電線3
2とが直線状に結線された場合のプラグであっても、ノ
イズフィルター35を電線に挿入した状態でハウジング
34内に収納する場合には、適用可能である。また、掛
け止め部材5を使用しないプラグであっても、ノイズフ
ィルター35を電線に挿入した状態でハウジング34内
に収納する場合には、適用可能である。
【0043】(b)コンタクト30は、筒状の雌型に限
らず、例えばピン状の雄型であってもよい。また、ノイ
ズフィルター35は、フェライトビーズに限らず、フェ
ライト以外の高透磁率の材料を用いるものであってもよ
い。また、ノイズフィルター35は、電気回路のコイル
と同様の働きで、高周波数の電波をカットするものであ
ればよい。
【0044】つぎに、図7により、本発明の第2実施形
態を説明する。接続部分38の最初の係止位置が、ハウ
ジング81ではなく、キャップ82となったのが、第1
実施形態と異なる。また、ハウジング81とキャップ8
2は、タグで連結されることなく、独立されたものとし
て形成されている。以下、異なる部分以外の構造は、第
1実施形態と同じである。
【0045】キャップ82には、コンタクト30を所定
位置に仮に固定する仮係止部83が設けられている。こ
の仮係止部83は例えば押し込み係止部で形成される。
二つのコンタクト30が並列状態でキャップ82の所定
位置で仮係止される。この仮係止位置にあるコンタクト
30は、ハウジング81のプラグ部分84の収納部84
aに対応するように、キャップ81に仮係止される。
【0046】また、キャップ82には、電線32に通さ
れるフェライトビーズ35を電線32の向きに挿入可能
とする挿入空間85が設けられている。この挿入空間8
5の内側には、挿入後のフェライトビーズ35の抜け止
め用のリブ、挿入後のフェライトビーズ35のガタつき
を止めるリブのいずれか又は両方を設けることが望まし
い。
【0047】また、ハウジング81は、挿入空間85に
挿入されるフェライトビーズ35の後端が対向する壁面
86を有している。この壁面86は、フェライトビーズ
35の収納部87の後壁として設けられ、電線32を抜
き出せる最小限の空間86aを持っている。
【0048】上述した第2実施形態のプラグ3の組み立
て手順を説明する。まず、キャップ82に、コンタクト
30に電線32が結線されたものの二つを仮係止する。
つぎに、二本の電線32にフェライトビーズ35を差し
込み、フェライトビーズ35をキャップ82の挿入空間
85の端まで押し込む。
【0049】つぎに、フェライトビーズ35を含む接続
部分38が固定されたキャップ82をハウジング81に
向けて押し込む。コンタクト30は収納部84aに入っ
て係止され、同時にフェライトビーズ35が収容部87
内に入り、壁面86で抜け出し方向が塞がれる。
【0050】以上のように、キャップ82は、コンタク
ト30の仮係止部分83を有し、ハウジング81に被さ
る前に、電線32にノイズフィルター35を挿入可能と
する挿入空間85を有し、ハウジング81は、プラグ部
分84にコンタクト30を係止すると、ノイズフルター
35の抜け方向に対する壁面86が形成されるようにし
たプラグとし、(1)キャップ82にコンタクト30を
仮係止する工程と、(2)コンタクト30に結線され、
キャップ82側にある電線32にノイズフィルター35
を挿入する工程と、(3)ハウジング81に対して、接
続部分38が止められたキャップ82を被せ、ハウジン
グ81のプラグ部分84にコンタクト30を係止させる
とともに、ノイズフィルター35の抜け止め方法に対す
る壁面86を形成する工程との順により、プラグを組み
立てるようにした。
【0051】そのため、キャップ82にコンタクト30
を仮係止し、ノイズフィルター35を電線32に通し
て、キャップ82の挿入空間85まで押し込むという動
作だけで、接続部分38をキャップ82内の所定位置と
することができ、プラグの組み立てを簡単且つ確実に行
うことができる。
【0052】さらに、第1実施形態及び第2実施形態の
プラグが適用されるスクイブ用電気コネクタ1の構成を
説明する。
【0053】前述したプラグ2には、ソケット2に対す
る掛け止め部材5が使用される。この掛け止め部材5
は、プラグ3に対して第1位置で掛け止めされ、プラグ
3をソケット2に装着すると、第1位置から第2位置ま
で移動可能である。この第2位置になると、ソケット3
の短絡インサート5を短絡状態から非短絡状態にすると
ともに、プラグ3のソケット2からの離脱を阻止する機
能を果たす。図8に示すように、掛け止め部材5は、天
井部又は押圧部50と、該押圧部50の幅方向両側から
下方に延在する一対の第1脚部51と、該第1脚部51
の両側に位置する規制部52と、押圧部50の長さ方向
の端から一列になって下方に延在する一対の第2脚部5
3と、を備えている。また、第1脚部51は、下から順
に第1掛け止め部54と、第2掛け止め部55を備え
る。第1掛け止め部54は、外側に小さく突出する形状
であり、第2掛け止め部55は、外側に大きく突出する
形状となっている。第1脚部51の第1掛け止め部又は
小突出部54は先端に段部54aを形成している。
【0054】図10に示されるように、プラグ3の弾性
脚部41の開口60の下端に段部61が形成されてい
る。掛け止め部材5は、プラグ3に差し込まれた状態で
は、第1脚部51の段部54aが弾性脚部41の段部6
1に突き当たり、第1の掛け止め位置で掛け止めされた
状態になる。このとき、掛け止め部材5の第2の掛け止
め部又は大突出部55は、開口60から外側に突き出て
作動可能に状態になっている。弾性脚部41の下端内側
に、径方向内側にえぐられた掛け止め溝62が形成され
ている。この掛け止め溝62には、第1の掛け止め位置
から移動してきた掛け止め部材5の第1掛け止め部54
の外側への突出部が掛け止めされ、掛け止め部材5は第
2の掛け止め位置となる。この第2の掛け止め位置に於
ける掛け止めの程度は、掛け止め部材5をプラグ3から
引き上げることにより、第1の掛け止め位置へ戻すこと
ができる程度となっている。
【0055】図8に示され5ように、第1脚部51の両
側の規制部52は、第1脚部51の弾性変形を阻害しな
いようなスリット56を介して位置し、下方になる程厚
みが薄くなるように形成されている。図10の点線部分
に示されるように、該規制部52は、プラグ3の弾性脚
部41の厚肉部分63の内側とプラグ部分31の外側の
間に位置している。掛け止め部材5が、図示のように第
1掛け止め位置即ち、プラグ3から天井部50が離れた
状態では、弾性脚部41の掛け止め部42の内側への変
形はこの規制部52によって規制されることはない。図
11の点線で最も良く図示されるように、掛け止め部材
5が第2掛け止め位置即ち、天井部50が凹所45に収
納される位置まで移動すると、規制部52は厚肉部63
の内側張出部63aに対面する位置まで下がっている。
これにより、掛け止め部42が係止溝15から外れよう
とすると、内側張出部63aが規制部52に当たって、
掛け止め部42は外れない。ただし、普通の状態では、
規制部52は、プラグ部分31や弾性脚部41の厚肉部
分63との間に隙間がある。そのため、掛け止め部5の
第1掛け止め位置から第2掛け止め位置へのスムーズな
挿入移動が確保される。
【0056】図8に示されるように、第2脚部53は、
最も下方まで延在する板となっている。掛け止め部材5
が、第1掛け止め位置から第2掛け止め位置まで押し込
まれると、短絡クリップ24の折り曲げ部分まで進出
し、ピン13から当接部27を退避させ、ピン13に対
する電気的短絡を解除するように働く(図9参照)。こ
の短絡インサート4は、ソケット2にプラグ3が機械的
且つ電気的に係合する迄、ソケット2の接点を短絡状態
にする。
【0057】ソケット2は、開口部11を形成する円筒
状の本体10を備えるものとして図6及び図9に示して
ある。開口部11を形成する本体10は、着火装置のハ
ウジング等のような関係する構造体内に直接、内蔵させ
ることが出来る。更に、該開口部11は、分離した別個
の要素として形成し、関係する構造体に追加することが
出来る。何れの場合でも、開口部11を形成する本体1
0は、底部壁12で終端となり、該底部壁12からは、
金属製で導電性の一対の雄型のコネクタであるピン13
が伸長する。これら2本のピン13は、任意の従来の方
法でエアバッグ着火装置(図示せず)のそれぞれの導線
に接続され、該ピン13を介して電気エネルギを着火装
置に付与する。
【0058】開口部11の入口には、傾斜面14が形成
され、開口部11の内側には、円周方向に連続する係止
溝15が形成されている。傾斜面14は、図10に最も
良く示されるように、プラグ3の弾性脚部41の掛け止
め部42を受け止め、中心に向かう変形モーメントを生
じさせる働きと、掛け止め部材5の第2の掛け止め部5
5を受け止め、中心に向かう変形モーメントを生じさせ
る働きをする。係止溝15は、プラグ3の掛け止め部4
2を受け入れ、係合状態を維持する働きと、掛け止め部
材5の第2掛け止め部55を受け入れ、第2の掛け止め
位置に切り換わる働きをする。
【0059】図9に示されるように、開口部11の入口
の一か所に半円状の凹所16が設けられる。この凹所1
6は、短絡インサート4をソケッ11内に配置したと
き、該短絡インサート4の方向を設定する働きをする。
短絡インサート4は、開口部11内に受け入れられ、プ
ラグ3がソケット2に係合し、プラグ3の掛け止め部材
5が第2の掛け止め位置にならないとき、その間に電気
的接続状態を実現し得るようにすることにより、雄型の
コンタクト13を短絡させる働きをする。
【0060】図9に示すように、該短絡インサート4
は、開口部11内にきつく受け入れられるような寸法と
した、円柱状の成形プラスチック製の本体21を備えて
いる。本体21の上面の側面には、凹所16内に受け入
れ得られるような配置及び寸法とした短く、下方に伸長
する半円柱状の突出部22が設けられている。該突出部
22は、短絡インサート4を開口部11に対して適正に
方向決めする働きをする。更に、該本体21は、雄型の
コンタクトであるピン13がそこを通って伸長する、中
央に配置された上面と両側面に開放する開口部23を備
えている。
【0061】短絡クリップ24は、短絡インサート4の
本体21内に保持されている。該短絡クリップ24は、
ばね鋼のような弾性的な導電性材料で形成される。この
短絡クリップ24の一部は、両方のピン13に当接する
方向に向けて偏向され、その間に電気的な短絡回路を形
成する。
【0062】以上説明したソケット2とプラグ3からな
る電気コネクタ1の接続動作を図10及び図11により
説明する。図10のように、短絡インサート4は、ソケ
ット2の開口部11内に予め嵌入され、ピン13の電気
的短絡を行っている。プラグ3に対して掛け止め部材5
が第1位置即ち第1掛け止め部54が段部61に当たる
状態で予め掛け止めされている。プラグ3がソケット2
から分離された状態で、掛け止め部材5をプラグ3に対
して押しても、掛け止め部材5は下がらない。そのた
め、掛け止め部材5の天井部50は、プラグ3の凹所4
5から浮き上がったままであり、その状態を目視で確認
できる。
【0062】プラグ3の側3を手で持ち、弾性脚部41
の下端の平行部をソケット2の開口部11内に挿入した
状態が図10に明瞭に示される。弾性脚部41の掛け止
め部42が開口部11の入口の傾斜面14に当たって停
止している。この状態から、例えば親指を使って、掛け
止め部材5の天井部50を押すと、弾性脚部41に内側
に向かうモーメントM1が作用する。すると、弾性脚部
41と第1脚部51を内側に曲げ、弾性脚部41の掛け
止め部42が係止溝15内に嵌まる。このとき、掛け止
め部材5の規制部52は上方にあって、弾性脚部41の
変形を規制しない。
【0064】弾性脚部41の掛け止め部42が係止溝1
5内に嵌まると、その時点で掛け止め部材5の第2掛け
止め部55がソケット11の入口の傾斜面14と干渉し
ており、第1脚部51に内側に向かうモーメントM2が
作用しており、既に第1脚部51の第1掛け止め部54
は弾性脚部41の段部61から離れている。そのため、
掛け止め部材5の天井部50を押す動作が引き続いて作
用し、掛け止め部材5が更に下がる。
【0065】図11に示すように、第1脚部51の第2
掛け止め部55が係止溝15内に収まり、第1脚部51
の第1掛け止め部54が掛け止め溝62に掛け止めされ
る第2の掛け止め位置となる。また、掛け止め部材5の
規制部52が、厚肉部分63の内側張出部63aに対面
する位置(係止溝15と掛け止め部42が係合する部分
の近く)まで下がり、掛け止め部42が係止溝15から
外れようとする動きを規制し、プラグ3はソケット2か
ら外れなくなる。この第2の掛け止め位置では、掛け止
め部材5の天井部50がプラグ3の凹所45内に沈み込
み、ソケット2とプラグ3との機械的係合が完全に終了
したことが目視で確認できる。また、掛け止め部材5の
第2脚部53の先端は、短絡クリップ24の途中のステ
ップ状の折り曲げ部を延ばし、その結果、短絡グリップ
24がピン13の側面から離れ、ピン13の短絡状態が
解除され、電気的嵌合も完全に終了する。
【0066】このように、掛け止め部材5を押すという
一回の動作によって、ソケット2にプラグ3の機械的係
合と電気的嵌合が完全に終了する。ソケット2にプラグ
3の機械的係合が完了すると、掛け止め部材5を第2の
掛け止め位置から第1の掛け止め位置に戻さない限り、
プラグ3をソケット2から取り外すことは不可能であ
る。
【0067】図12は、掛け止め部材5の他の実施形態
を示す図である。掛け止め部材5は、プラグ3がソケッ
ト2に装着されると、短絡インサート4を非短絡位置ま
で退避させるとともに、ソケット2と係合するように移
動可能となるものとなっている。さらに、この掛け止め
部材5がソケット2と係合すると、ソケット2とプラグ
3との分離が阻止されるようになっている。
【0068】掛け止め部材5の途中は、ハウジング34
の係止凸部90に係止され、第1の掛け止め位置を保っ
ている。掛け止め部材5の下方に係止溝15に対する掛
け止め部91が膨出状態で設けられている。掛け止め部
91の裏側には、窪み部92が形成されている。この窪
み部92は、対向する第1脚部51の間に挟まれるよう
に位置したブラグ部分31とに設けられた凸部93と、
掛け止め部52が係止溝15と係合している状態になる
とに、係止可能な位置となるような配置に設けられてい
る。
【0069】図12のように、ソケット2にプラグ3を
当てて、掛け止め部材5の押圧部50を押すと、掛け止
め部材5の掛け止め部91が傾斜面14に当たって、縮
径し、係止凸部90から掛け止め部材5が外れ、掛け止
め部材5はソケット2に向かって進入していく。掛け止
め部材5の掛け止め部91が係止溝15に嵌まると、ソ
ケット2に対するプラグ3の装着が完了する。この装着
と同時に、図10の掛け止め部材5と同様に短絡インサ
ート4を非短絡位置まで退避させる。また、電線を引き
上げるなどにより、プラグ3のハウジング34が持ち上
げられると、凸部93が窪み部92に当たり、掛け止め
部91の縮径が制限され、プラグ3のソケット2からの
分離が阻止される。
【0070】図10又は図11のいずれの掛け止め部材
を用いる場合も、プラグ3がソケット2に装着され、掛
け止め部材5が沈んだ状態では、短絡インサート4を非
短絡位置まで退避させるとともに、ソケット2とプラグ
3との分離を阻止する。
【0070】このようなソ1ット2とプラグ3とからな
る電気コネクタ1は、図13に示すエアバッグシステム
の制御システムに電気的に結合されなければならないエ
アバッグ着火装置(スクイブと称される場合もある)の
一部として備えられている。着火装置は、その2本の導
線を介して十分な電気エネルギが付与されたときに燃焼
する火工装置である。この着火装置の燃焼により、ガス
発生材料が着火され、その結果、エアバッグが展開す
る。
【0072】なお、この電気コネクタ用プラグ3は、特
に、車両の搭乗者を拘束するエアバッグシステムに適用
するのに適しているが、より広汎な適用が可能であり、
多くの異なる環境及び各種の目的に適用することが出来
る。
【0073】
【発明の効果】本発明の電気コネクタ用プラグ及びその
組み立て方法によると、電線に対するノイズフィルター
の挿入と、ノイズフィルターのハウジング又はキャップ
への位置決めとが同時にでき、ハウジングにキャップを
被せると、ノイズフィルターが固定されるので、ノイズ
フィルターの組み込みが簡単且つ確実に行われるという
効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のプラグの組み立て手順の前半を
示す工程図である。
【図2】第1実施形態のプラグの組み立て手順の後半を
示す工程図である。
【図3】掛け止め部材を備えたプラグの断面図である。
【図4】ハウジングとキャップの展開状態の上面図であ
る。
【図5】図4の5−5線の断面図である。
【図6】第1実施形態のプラグがソケットに装着される
前の状態を示す斜視図である。
【図7】第2実施形態のプラグの組み立て前の状態を示
す断面図である。
【図8】プラグに適用される掛け止め部材の斜視図であ
る。
【図9】第1実施形態及び第2実施形態のプラグに対す
るソケット及びその短絡インサートの斜視図である。
【図10】掛け止め部材を用いた第1実施形態及び第2
実施形態のプラグのソケットへの装着前を示す断面図で
ある。
【図11】掛け止め部材を用いた第1実施形態及び第2
実施形態のプラグのソケットへの装着後を示す断面図で
ある。
【図12】他の掛け止め部材を用いた第1実施形態及び
第2実施形態のプラグのソケットへの装着前を示す断面
図である。
【図13】エアバッグシステムに用いられる電気コネク
タ1の全体的な構成を示す模式図である。
【符号の説明】
1 電気コネクタ 2 ソケット 3 プラグ 30 コンタクト 31 プラグ部分 32 電線 33 結線部 34 ハウジング 35 フェライトビーズ(ノイズフィルター) 36 キャップ 37 タブ部 38 接続部分 71 挿入空間 72 抜け止め用のリブ 73 ガタつき阻止用のリブ 75 壁面

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンタクトと電線とを結線し、前記電線
    にノイズフィルターを挿入して形成され接続部分と、 前記コンタクトが係止されるプラグ部分が突設され、前
    記ノイズフィルターを収容するハウジングと、 前記ハウジングに被さるキャップとを備え、 前記ハウジングは、前記コンタクトが係止された後、前
    記キャップが被さる前に、前記電線に前記ノイズフィル
    ターを挿入可能とする挿入空間を有し、 前記キャップは、前記ノイズフルターの抜け方向に対す
    る壁面を有する構成にした、電気コネクタ用プラグ。
  2. 【請求項2】 前記ハウジングの前記挿入空間に、前記
    ノイズフィルターの抜け止め手段が設けられている請求
    項1に記載の電気コネクタ用プラグ。
  3. 【請求項3】 前記ノイズフィルターの挿入側前面が縮
    径形状になっている請求項1に記載の電気コネクタ用プ
    ラグ。
  4. 【請求項4】 前記ハウジングの前記挿入空間に、前記
    ノイズフィルターの側面に当たるリブが設けられている
    請求項1に記載の電気コネクタ用プラグ。
  5. 【請求項5】 コンタクトと電線とを結線し、前記電線
    にノイズフィルターを挿入した接続部分と、前記コンタ
    クトが係止されるプラグ部分が突設され、前記ノイズフ
    ィルターを収容するハウジングと、前記ハウジングに被
    さるキャップとを備えてなる電気コネクタ用プラグの組
    み立て方法であって、(1)前記ハウジングの前記プラ
    グ部分に前記コンタクトを係止する工程と、(2)前記
    コンタクトに結線され、ハウジング内にある前記電線に
    対して前記ノイズフィルターを挿入する工程と、(3)
    前記ハウジングに対して前記キャップを被せ、前記ノイ
    ズフィルターの抜け方向に壁面を形成する工程と、を有
    する電気コネクタ用プラグの組み立て方法。
  6. 【請求項6】 コンタクトと電線とを結線し、前記電線
    にノイズフィルターを挿入した接続部分と、 前記コンタクトが係止されるプラグ部分が突設され、前
    記ノイズフィルターを収容するハウジングと、 前記ハウジングに被さるキャップとを備え、 前記キャップは、前記コンタクトの仮係止部分を有し、
    前記ハウジングに被さる前に、前記電線に前記ノイズフ
    ィルターを挿入可能とする挿入空間を有し、 前記ハウジングは、前記プラグ部分に前記コンタクトを
    係止すると、前記ノイズフルターの抜け方向に対する壁
    面が構成されるようにした、電気コネクタ用プラグ。
  7. 【請求項7】 コンタクトと電線とを結線し、前記電線
    にノイズフィルターを挿入した接続部分と、前記コンタ
    クトが係止されるプラグ部分が突設され、前記ノイズフ
    ィルターを収容するハウジングと、前記ハウジングに被
    さるキャップとを備えた電気コネクタ用プラグの組み立
    て方法であって、(1)前記キャップに前記コンタクト
    を仮係止する工程と、(2)前記コンタクトに結線さ
    れ、前記キャップ側にある前記電線に前記ノイズフィル
    ターを挿入する工程と、(3)前記ハウジングに対し
    て、前記接続部分が止められた前記キャップを被せ、前
    記ハウジングの前記プラグ部分に前記コンタクトを係止
    させるとともに、前記ノイズフィルターの抜け止め方向
    に対する壁面を形成する工程と、を有する電気コネクタ
    用プラグの組み立て方法。
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