JP2003201883A - スロットル開度センサー - Google Patents

スロットル開度センサー

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JP2003201883A
JP2003201883A JP2002000442A JP2002000442A JP2003201883A JP 2003201883 A JP2003201883 A JP 2003201883A JP 2002000442 A JP2002000442 A JP 2002000442A JP 2002000442 A JP2002000442 A JP 2002000442A JP 2003201883 A JP2003201883 A JP 2003201883A
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rotor
casing
opening sensor
hole
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武夫 呉
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D11/00Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated
    • F02D11/06Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance
    • F02D11/10Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type
    • F02D11/106Detection of demand or actuation

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型、中型の自動二輪車への搭載性の優れた
スロットル開度センサーを提供するとともにスロットル
開度センサーを含むスロットルボデーの製造コストの低
減を図る。 【構成】 ケーシング5は、その一端面5A側に、ロー
タ6の長手軸心線B−Bに直交する方向Cにのびる単一
の取付け鍔部5Bと取付け鍔部5Bを貫通する単一の取
付け孔5Cが穿設される。又、ケーシング5の一端面5
Aには、ロータ6の長手軸心線B−Bに同芯にガイド筒
部5Dが突出して形成され、その外周にシールリング7
が配置される。ケーシング5の一端面5Aをスロットル
ボデー1上に配置するとともにガイド筒部5Dを、スロ
ットルバルブ4を取着するスロットル軸3と同芯に形成
される筒部ガイド孔1C内に挿入配置し、取付け鍔部5
Bの取付け孔5Cを介してケーシング5はスロットルボ
デー1に螺着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スロットルボデーに取
りつけられ、スロットルバルブと連動してポテンショメ
ーターが回転し、スロットルバルブの開度に比例した電
圧信号を出力するスロットル開度センサーに関するもの
で、かかる開度センサーは、燃料噴射装置における空気
量を制御するスロットルバルブの開度の検出あるいは、
機関へ供給する混合気の量及び濃度を調整する気化器の
スロットルバルブの開度の検出に用いられる。
【0002】
【従来の技術】従来のスロットル開度センサーの一例が
図3,図4に示される。図3はスロットル開度センサー
がスロットルボデーに取着された状態における側面図。
図4は図3のA−A線における要部縦断面図である。図
により説明すると、10は内部を吸気路11が貫通して
穿設されたスロットルボデーであり、吸気路11内には
スロットル軸12が横断して配置されるとともに該スロ
ットル軸はスロットルボデー10のスロットル軸孔10
Aに回転自在に支承され、又前記吸気路11はスロット
ル軸12に取着されたバタフライ型のスロットルバルブ
13によって開閉される。前記スロットル軸12は吸気
路11を横断してスロットルボデー10に穿設されたス
ロットル軸孔10Aに回転自在に支承されるもので、図
において左方のスロットル軸孔10Aaはスロットルボ
デー10の左端面10B上にスロットル軸孔10Aaよ
り大径をなすガイド孔10Cを介して開口する。図3の
スロットルボデー13は吸気路11を閉塞した状態であ
り、スロットルバルブ13が図3において時計方向に回
転することによって吸気路11が開放される。Sはスロ
ットル開度センサーで以下よりなる。14は、内部にロ
ータ15、ロータ15に固定されたブラシ(図示せ
ず)、固定部材に設けられ、ブラシが摺動接触する抵抗
体(図示せず)等を収納配置するケーシングであり、ケ
ーシング14の平坦状をなす図4において左側の一側面
14A側には、ロータ15の長手軸心線B−Bに直交す
る一側C及び他側Dに向けて一対の一側取付け鍔部14
B、他側取付け鍔部14Cが一体形成され、それぞれの
取付け鍔部14B,14Cには取付け孔14Dが貫通し
て穿設される。又、ケーシング14の一側面14Aに
は、ロータ15の長手軸心線B−Bと同芯にガイド筒部
14Eが側方Eにわずかに突出して形成されるもので、
ガイド筒部14Eの先端14Fからロータ15を回転自
在に支承するロータ支持孔14Gに向けて逃げ孔14H
が穿設される。すなわちロータ支持孔14Gは逃げ孔1
4Hを介してガイド筒部14Eの先端14Fに開口す
る。更に、ケーシング14の一側面14Aには、ガイド
筒部14Eの外側方に位置する環状のシールリング溝1
4Jが凹設される。
【0003】そして、スロットル開度センサーSは次の
如くスロットルボデー10に組みつけられる。スロット
ル開度センサーSは、スロットルボデー10の左端面1
0B上に配置される。これによると、ケーシング14の
一側面14Aがスロットルボデー10の左端面10Bに
当接配置され、一側取付け鍔部14Bの取付け孔14D
がスロットルボデー10の左端面10Bに開口する一側
ネジ孔10Cに臨んで配置され、他側取付け鍔部14C
の取付け孔14Dが左端面10Bに開口する他側ネジ孔
10Dに臨んで配置され、ガイド筒部14Eがスロット
ルボデー10のガイド孔10C内に挿入配置され、更
に、スロットル軸12の左端に形成した平取り部12A
がロータ15に穿設されて一側Eに向かって開口する平
取り溝15A内に挿入配置される。そして、かかる状態
において、一側取付け鍔部14B、他側取付け鍔部14
Cの各取付け孔14D内にビス16を挿入し、このビス
16を一側ネジ孔10C、他側ネジ孔10Dに向けて螺
着し、これによってスロットル開度センサーSがスロッ
トルボデー10上に螺着固定され、一方スロットル軸1
2とスロットル開度センサーSには、平取り部12A、
平取り溝15Aをもって同期的に回転するよう連結され
る。以上によると、スロットル軸12の回転によってス
ロットルバルブ13が吸気路11を開閉すると、スロッ
トル軸12の回転が平取り部12から平取り溝15Aを
介してロータ15に伝達され、ロータ15に固定された
ブラシが固定部材に設けられた抵抗体上を前記回転に応
じて摺動し、これによってスロットル開度センサーSは
スロットル軸12の回転に応じた電圧信号を外部に向け
て出力するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来のスロット
ル開度センサーによると、スロットル開度センサーS
は、一側取付け鍔部14B、他側取付け鍔部14Cを介
してスロットルボデー10に組みつけられるもので、こ
のように一対の取付け鍔部14B,14Cを有すること
は、スロットル開度センサーS自体を小型化することが
できず、特に自動二輪車の小型、中型の排気量車(例え
ば90cc、120cc、250cc等)へのスロットルボデ
ーへの搭載性が阻害されて好ましいものでない。このよ
うに、一対の取付け鍔部14B,14Cを備える必要が
あるのは、スロットル開度センサーSをスロットルボデ
ー10上に配置した際、スロットル開度センサーSの倒
れを確実に抑止する手段を備えないことによる。図4に
示されるガイド筒部14Eは単に側方への位置決めの為
の機能を有するもので、ガイド筒部14Eがスロットル
ボデー10のガイド孔10C内に挿入されたとしても、
スロットル開度センサーSの長手軸心方向B−Bの倒れ
を抑止する手段となり得ない。又、上記一対の取付け鍔
部14B,14Cを備えることは、スロットルボデー1
0に2ヶのネジ孔10C,10Dを設ける必要があるこ
と。2本のビス16を用意する必要があること。及び2
回のビス締め作業を行なう必要があること。から部品点
数の増加、組みつけ工数の増加、につながりスロットル
ボデーの製造コストの低減を阻害するものである。又、
スロットルボデー10にあっては、取付け鍔部14B,
14Cに対向する支持部10E,10Fのボスを設ける
必要があり、これによるとスロットルボデー10の重量
増加につながること。及び肉厚部分が増えることによっ
てスロットルボデー10の射出成型時において鋳巣の発
生につながり、好ましいものでない。特に取付け鍔部に
対向する支持部10E,10Fがスロットル軸孔10A
の近傍に形成されるので、前記鋳巣の発生は、外部から
スロットル軸孔10A内への空気の進入につながり好ま
しいものでない。更にスロットル軸孔10Aと大気との
気密及びスロットル開度センサーSの内部と大気との気
密は、ケーシング14の一側面14Aに設けたシールリ
ング溝14J内に配置される環状の弾性材料(例えばゴ
ム)よりなるOリング、角リング等のシールリング17
によって行なわれるもので、これによるとスロットル軸
孔10Aの外周には、シールリング溝14Jの外側の溝
径Fより充分に大なる直径Gを有する環状のシール用ボ
ス10Gを形成する必要があり、これによると、前記と
同様にスロットルボデー10の重量増加とスロットルボ
デー10の射出成型時における鋳巣の発生につながり好
ましいものでない。
【0005】本発明になるスロットル開度センサーは上
記不具合に鑑み成されたもので、小型、中型の自動二輪
車用のスロットルボデーへの搭載性が優れた小型化され
たスロットル開度センサーを提供すること。及びスロッ
トル開度センサーをスロットルボデーへ組みつける際、
その部品点数、組みつけ工数を低減し、スロットル開度
センサーを含むスロットルボデーを安価に提供するこ
と。更に、スロットル開度センサーが取りつけられるス
ロットルボデーのシール用ボスを小径化でき、スロット
ルボデーの軽量化を図るとともにスロットルボデーの射
出成型時において、特にシール用ボス部の鋳巣の発生を
抑止することのできるスロットル開度センサーを含むス
ロットルボデーを提供すること。を目的とする。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本発明になるスロットル開
度センサーは前記目的達成の為に、スロットルバルブの
変位に連動して回転するロータに固定されたブラシを抵
抗体上で摺動し、スロットルバルブの開度に比例した電
圧信号を出力するスロットル開度センサーにおいて、ロ
ータ、ブラシを収納するケーシングは、その一端面側
に、ロータの長手軸心線に直交する方向に向かってのび
る単一の取付け鍔部を有するとともに該取付け鍔部にロ
ータの長手軸心線に沿う単一の取付け孔が穿設され、
又、ケーシングの一端面には、ロータの長手軸心線に同
芯に円筒状のガイド筒部が側方に向かって突出して形成
されるとともに該ガイド筒部の外周に環状のシールリン
グが配置され、前記ケーシングの一端面をスロットルボ
デー上に配置するとともにガイド筒部を、スロットルバ
ルブを取着するスロットル軸と同芯に形成される筒状ガ
イド孔内に挿入配置し、取付け鍔部の取付け孔を介して
ケーシングをスロットルボデーに螺着したことを第1の
特徴とする。
【0007】又、本発明は前記第1の特徴に加え、前記
ロータはケーシングのロータ支持孔内に回転自在に摺動
配置されるとともにロータの外周とロータ支持孔の内周
との間に環状の第2シールリングを配置したことを第2
の特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の第1の特徴によると、ガイド筒部をス
ロットルボデーの筒部ガイド孔内に挿入するとともにガ
イド筒部と筒部ガイド孔との間にシールリングが弾性的
に配置されることによってスロットル開度センサーのス
ロットルボデーに対する倒れを抑止できるので、単一の
取付け鍔部に設けられた取付け孔を介して単一のビスに
てスロットル開度センサーをスロットルボデーへ確実に
取りつけることができる。又、ガイド筒部と筒部ガイド
孔との間にシールリングが配置されるのでスロットル軸
孔と大気との気密及び大気とスロットル開度センサー内
部との気密が保持でき、このときスロットル軸孔の外周
に形成されるシール用ボスの直径を小型化できる。
【0009】又、本発明の第2の特徴によると、ロータ
の外周とロータ支持孔の内周との間に第2シールリング
が配置されたので、スロットル軸孔及び筒部ガイド孔内
に摺動による摩耗粉が発生しても、この摩耗粉がケーシ
ング内のブラシ、抵抗体に付着することがない。
【0010】
【実施例】以下、本発明になるスロットル開度センサー
の一実施例について、図1,図2により説明する。図1
は、スロットルボデーにスロットル開度センサーが取り
つけられた状態における側面図、図2は図1のJ−J線
における要部縦断面図、である。1は内部を吸気路2が
貫通して穿設されたスロットルボデーであり、吸気路2
内にはスロットル軸3が横断して配置されるとともに該
スロットル軸はスロットルボデー1のスロットル軸孔1
Aに回転自在に支承され、又前記吸気路2はスロットル
軸3に取着されたバタフライ型のスロットルバルブ4に
よって開閉される。又、図2における左方のスロットル
軸孔1Aaはスロットルボデー1の左端面1B上に筒部
ガイド孔1Cをもって開口するもので、この筒部ガイド
孔1Cの直径はスロットル軸孔1Aaより大径に形成さ
れる。図1のスロットルバルブ4は吸気路2を閉塞した
状態であり、スロットルバルブ4が図1において、時計
方向に回転することによって吸気路2が開放される。S
はスロットル開度センサーで以下よりなる。5は、内部
にロータ6、ロータ6に固定されたブラシ(図示せ
ず)、固定部材に設けられ、ブラシが摺動接触する抵抗
体(図示せず)等を収納配置するケーシングである。ケ
ーシング5の平坦状をなす図2において右側の一側面5
A側には、ロータ6の長手軸心線B−Bに直交する一側
Cに向けて取付け鍔部5Bが一体形成されるもので、こ
の取付け鍔部5Bには前記長手軸心線B−Bに沿う取付
け孔5Cが穿設される。又、ケーシング5の一側面5A
には、ロータ6の長手軸心線B−Bと同芯にガイド筒部
5Dが図2において右方の側方Eに向けて突出して形成
される。そして、ガイド筒部5Dの外周には環状のリン
グ溝5Eが穿設され、このリング溝5Eには弾性材料
(例えばゴム材料)よりなるOリング、角リング、リッ
プシール等よりなるシールリング7が配置される。つま
り、このガイド筒部5Dの長手軸心方向B−Bにおける
長さLは、前記リング溝5Eが穿設されたことにより従
来のガイド筒部14Eの長さより長く形成されることに
なる。又、ガイド筒部5Dの先端5Eからケーシング5
内に向けてロータ支持孔5Fが穿設されるもので、ロー
タ6はこのロータ支持孔5Fに回転自在に支承される。
そして、スロットル開度センサーSは次の如くスロット
ルボデー1に組みつけられる。スロットル開度センサー
Sは、スロットルボデー1の左端面1B上に配置され
る。これによると、ケーシング5の一側面5Aがスロッ
トルボデー1の左端面1Bに当接配置され、取付け鍔部
5Bの取付け孔5Cがスロットルボデー1の左端面1B
に開口するネジ孔1Dに臨んで配置され、ガイド筒部5
Dがスロットルボデー1の筒部ガイド孔1C内に挿入配
置され、更に、スロットル軸3の左端に形成した平取り
部3Aがロータ6に穿設されて一側Eに向かって開口す
る平取り溝6A内に挿入配置される。そして、かかる状
態において、取付け鍔部5B、取付け孔5C内にビス1
6を挿入し、このビス16をネジ孔1Dに向けて螺着
し、これによってスロットル開度センサーSがスロット
ルボデー1上に螺着固定され、一方スロットル軸3とス
ロットル開度センサーSには、平取り部3A、ロータ6
の平取り溝6Aをもって同期的に回転するよう連結され
る。以上によると、スロットル軸3の回転によってスロ
ットルバルブ4が吸気路2を開閉すると、スロットル軸
3の回転が平取り部3Aから平取り溝6Aを介してロー
タ6に伝達され、ロータ6に固定されたブラシが固定部
材に設けられた抵抗体上を前記回転に応じて摺動し、こ
れによってスロットル開度センサーSはスロットル軸3
の回転に応じた電圧信号を外部に向けて出力するもので
ある。
【0011】以上よりなるスロットル開度センサーSに
よると、ケーシング5のガイド筒部5Dにシールリング
7を配置することによってガイド筒部5Dの長さLを従
来のものに比較して長く形成するもので、これによると
ガイド筒部5Dを筒部ガイド孔1C内に挿入配置した
際、ケーシング5自体の倒れを完全に抑止できる。(い
いかえると自主性を高めることができる)従って、単一
のビス16によってケーシング5をスロットルボデー1
に螺着した際においても、ケーシング5を確実に且つ倒
れることなくスロットルボデー1に組みつけることがで
きる。このようにケーシング5の単一の取付け鍔部5B
をもってスロットルボデー1にスロットル開度センサー
Sを取りつけたことによると、ケーシング5の小型化に
より、スロットル開度センサーSを小型化できたもので
あり、これによってスロットル開度センサーSを備える
スロットルボデーをコンパクトにまとめることができ、
特に小型、中型の二輪車への搭載性を大きく向上できた
ものである。又、取付け鍔部5Bが単一に形成されるこ
とはこれに対応するスロットルボデー1の支持部1Gも
また1ヶ所でよいもので、これによるとスロットルボデ
ー1の重量の軽減を達成できるとともにスロットルボデ
ー1を射出成型する際において鋳巣の発生を低減でき
る。又、ケーシング5は単一のビス16によってスロッ
トルボデー1に螺着されるもので、これによるとビス1
6及びネジ孔1Dが単一でよく、且つネジ締め作業を1
回でよいことから部品点数、組みつけ工数を削減でき、
特にその製造コストを低減できる。
【0012】又、スロットル軸孔1Aと大気との気密及
びスロットル開度センサーSのケーシング5の内部と大
気との気密はガイド筒部5Dと筒部ガイド孔1Cとの間
に配置されたシールリング7によって行なわれるもの
で、これによると左方のスロットル軸孔1Aaを囲繞す
るボス部1Eの外径Kは筒部ガイド孔1Cの直径よりわ
ずかに大径であればよい。以上によるとスロットルボデ
ー1を鋳造によって形成する際、ボス部1Eにおける鋳
巣の発生を抑止でき、これによって大気から特にスロッ
トル軸孔1Aaに空気が進入することを抑止できる。
【0013】更に、本発明のスロットル開度センサーS
によると、ケーシング5に形成されるロータ支持孔5F
の内周5Faとロータ6の外周6Bとの間にOリング、
リングシール等の第2シールリング8が配置されるもの
で、これによるとスロットル軸3とスロットル軸孔1A
aとの間に摺動時において発生する摩耗粉、あるいは筒
部ガイド孔1Cの係止段部1Fにおいて発生する摩耗粉
が、それらの間隙を介してケーシング5の内方へ進入す
ることがなく、長期に渡って正確な電圧信号を安定して
出力できる。尚、ロータ6の平取り溝6Aは袋孔である
ので平取り溝6Aの内方よりケーシング5内に摩耗粉が
進入することはない。
【0014】
【発明の効果】以上の如く、本発明になるスロットル開
度センサーによると、ケーシングは、単一の取付け孔が
穿設された単一の取付け鍔部と、一端面より側方に突出
し、ロータの長手軸心線に同芯に形成される円筒状のガ
イド筒部と、ガイド筒部の外周に配置される環状のシー
ルリングと、を備え、前記取付け鍔部がスロットルボデ
ー上に配置されるとともにガイド筒部がスロットルボデ
ーの筒部ガイド孔内に挿入配置され、かかる状態におい
て取付け鍔部が単一のビスによってスロットルボデーに
螺着されて取りつけられるもので、これによると、スロ
ットル開度センサーを含むスロットルボデーを小型化で
き、特に小型、中型の二輪車への搭載性を向上できる。
又ケーシングの取付け鍔部を単一にできたことによりス
ロットルボデーの支持部の肉厚を減少でき、これによっ
てスロットルボデーの射出成型時における鋳巣の発生を
抑止できる。又、スロットル開度センサーのスロットル
ボデーへの取りつけは単一のビスをもって螺着すること
ができ、これによって取りつけの為の部品点数及びビス
締め作業が単一化され、その製造コストを低減できる。
又、大気とスロットル軸孔との気密、大気とケーシング
内部との気密はガイド筒部の外周に配置されるシールリ
ングによって行なわれるもので、ガイド筒部の外周にシ
ールリングを配置したことによるとスロットル軸受の外
周のボス部の径を小径化でき、これによってスロットル
ボデーの射出成型時におけるボス部の鋳巣の発生を抑止
できるとともにスロットルボデーの重量軽減を達成でき
る。更に、ロータとロータ支持孔との間に第2シールリ
ングを配置したことによると、スロットル軸孔とスロッ
トル軸との間に発生する摩耗粉及び筒部ガイド孔内にお
ける摺動部に発生する摩耗粉がケーシング内部へ進入す
ることが抑止され、スロットル開度センサーからの出力
信号を長期に渡って安定して出力できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるスロットル開度センサーがスロッ
トルボデーに取りつけられた状態における側面図。
【図2】図1のJ−J線における要部縦断面図。
【図3】従来のスロットル開度センサーがスロットルボ
デーに取りつけられた状態における側面図。
【図4】図3のA−A線における要部縦断面図。
【符号の説明】
1 スロットルボデー 1C 筒部ガイド孔 3 スロットル軸 5 ケーシング 5A ケーシングの一端面 5B 取付け鍔部 5C 取付け孔 5D ガイド筒部 5F ロータ支持孔 6 ロータ 6B ロータの外周 7 シールリング 8 第2シールリング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スロットルバルブの変位に連動して回転
    するロータに固定されたブラシを抵抗体上で摺動し、ス
    ロットルバルブの開度に比例した電圧信号を出力するス
    ロットル開度センサーにおいて、ロータ6、ブラシを収
    納するケーシング5は、その一端面5A側に、ロータ6
    の長手軸心線B−Bに直交する方向Cに向かってのびる
    単一の取付け鍔部5Bを有するとともに該取付け鍔部に
    ロータ6の長手軸心線B−Bに沿う単一の取付け孔5C
    が穿設され、又、ケーシング5の一端面5Aには、ロー
    タ6の長手軸心線B−Bに同芯に円筒状のガイド筒部5
    Dが側方Eに向かって突出して形成されるとともに該ガ
    イド筒部5Dの外周に環状のシールリング7が配置さ
    れ、前記ケーシングの一端面5Aをスロットルボデー1
    上に配置するとともにガイド筒部5Dを、スロットルバ
    ルブ1を取着するスロットル軸3と同芯に形成される筒
    状ガイド孔1C内に挿入配置し、取付け鍔部5Bの取付
    け孔5Cを介してケーシング5をスロットルボデー1に
    螺着してなるスロットル開度センサー。
  2. 【請求項2】 前記ロータはケーシング5のロータ支持
    孔5F内に回転自在に摺動配置されるとともにロータ6
    の外周6Bとロータ支持孔5Fの内周5Faとの間に環
    状の第2シールリング8を配置したことを特徴とする請
    求項1記載のスロットル開度センサー。
JP2002000442A 2002-01-07 2002-01-07 スロットル開度センサー Pending JP2003201883A (ja)

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