JP2003200757A - 車両用表示装置 - Google Patents

車両用表示装置

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JP2003200757A
JP2003200757A JP2002000633A JP2002000633A JP2003200757A JP 2003200757 A JP2003200757 A JP 2003200757A JP 2002000633 A JP2002000633 A JP 2002000633A JP 2002000633 A JP2002000633 A JP 2002000633A JP 2003200757 A JP2003200757 A JP 2003200757A
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liquid crystal
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Tsuyoshi Suzuki
強 鈴木
Masashi Hamamoto
正志 濱本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記憶容量の小さな車載記憶手段を用いて多種
の表示面情報を選択表示できる車両用表示装置を提供す
る。 【解決手段】 車両用表示装置であるコンビネーション
メータ1の液晶パネル2の表示仕様を設定するための多
数の表示面情報を記憶した第2の記憶手段6dを含むコ
ンビネーションメータ端末6を自動車50外部に設置
し、このコンビネーションメータ端末6を液晶パネル2
を駆動する液晶制御装置3と無線通信手段7により交信
接続させ、第2の記憶手段6dから選択された表示面情
報を車載の液晶制御装置3に送信させ、車載された第1
の記憶手段3aに記憶させると共に液晶パネル2に表示
させる構成とした。これにより、自動車50に搭載され
た記憶容量の小さな第1の記憶手段3aを用いて多種の
表示面情報を選択表示できるコンビネーションメータ1
を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等に採用す
るに適した車両用表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用表示装置としては、たとえ
ば、自動車に装備される、スピードメータ、タコメー
タ、燃料計、水温計およびギヤのシフトインジケータ等
の複数の表示項目が形成されたコンビネーションメータ
がある。自動車運転中において、運転者はコンビネーシ
ョンメータを視認することで自動車の作動状態を認識す
るため、運転者がコンビネーションメータを視認する頻
度は高い。さらには同乗者が視認することも視認可能で
ある。このため、特に、乗用車のユーザにとって、コン
ビネーションメータのデザインは、車体の外観デザイン
と同じくらいの重要性を持っており、他人との差別化を
図るために、コンビネーションメータの仕様を個人的な
仕様に設定したいという要望が強い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記コンビ
ネーションメータは、通常、自動車の車種やグレード毎
に標準仕様が設定されており、自動車ユーザが自分の好
みで自由に選定することは困難である。
【0004】この対策として、コンビネーションメータ
の仕様を多種類設定することも考えられるが、コストが
増大してしまう。また、ユーザの個人的な要望は千差万
別であるので、ユーザが自分の要望に100%合致した
ものを入手することは依然として困難である。
【0005】一方、特公昭64−647号公報に開示さ
れる車両用表示装置においては、表示手段としてCRT
表示装置を用い、その画面上に表示される表示面情報を
運転者が自由に変更できるようにしている。しかし、こ
の場合も、車載表示制御装置内に搭載される記憶装置の
記憶容量は限られるため、表示項目、たとえば各種計器
等の表示デザインの種類は少なく、主に配列を変更でき
るだけである。ここで、各種計器等の表示デザインまで
も自由に変更可能とするためには、大容量の記憶装置が
必要となり、それを車両に搭載するのはコスト上および
搭載スペース上困難である。
【0006】本発明は、以上のようなことを考慮してな
されたものであり、記憶容量の小さな車載記憶手段を用
いて多種の表示面情報を選択表示できる車両用表示装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
する為、以下の技術的手段を採用する。
【0008】本発明の請求項1に記載の車両用表示装置
は、複数の表示項目の状態を定める表示面情報の表示を
行なう表示器と、この表示器の表示制御を行なう制御手
段とを備えた車両用表示装置であって、車両側に表示器
の表示面情報を選択する表示設定装置と、表示面情報を
記憶する第1の記憶手段とを設け、制御手段は、表示設
定装置の操作に応じて、車両外部に設けられて多数の表
示面情報を記憶した第2の記憶手段から選択された表示
面情報を送信させ、この表示面情報を第1の記憶手段に
記憶させると共に表示器に表示させる構成とした。これ
により、車載の第1の記憶手段の記憶容量を小さく、小
型化することと、車両外部に設けられる第2の記憶手段
を用いて多数の表示面情報の中から必要、もしくは好み
のものを種々選択できることの両立が可能になる。
【0009】本発明の請求項2に記載の車両用表示装置
は、表示面情報とは、表示器に表示される表示項目、表
示デザインおよび表示位置である構成とした。これによ
り、車両のユーザは、車両用表示装置の表示仕様を自分
の好みに合った仕様に容易に設定することができる。
【0010】請求項3に記載の車両用表示装置は、制御
手段と第2の記憶手段との間の表示面情報の伝達には、
無線通信手段、有線通信手段、あるいは記憶媒体が用い
られる構成とした。これにより、車両のユーザに選択さ
れた表示面情報を容易に確実に伝達することができる。
この場合、請求項5に記載の車両用表示装置のように、
記憶媒体として搬送可能な媒体を用いれば、無線あるい
は有線通信手段の作動状態如何を問わず、任意に車両用
表示装置の表示仕様を自分の好みに合った仕様に容易に
設定することができる。
【0011】請求項4に記載の車両用表示装置は、表示
器は、回動内機により指針を回動させて表示する指針計
器を有し、この指針計器を含む表示面の表示面内容を変
更するる構成とした。これにより、既存の指針計器を用
いつつも、ユーザが車両用表示装置の仕様を自分の好み
に合った仕様に容易に設定することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明による車両用表示装
置を自動車用コンビネーションメータに適用した場合を
例に図面に基づいて説明する。
【0013】(第1の実施形態)図1は、本発明の第1
の実施形態による車両用表示装置であるコンビネーショ
ンメータ1の断面図であり、図2のI−I線断面図であ
る。図2は、本発明の第1の実施形態による車両用表示
装置であるコンビネーションメータ1の正面図である。
【0014】コンビネーションメータ1は、自動車の運
転席前方に、運転者が容易に視認できるような位置に配
置されている。コンビネーションメータ1は、図1に示
すように、各種情報を表示して運転者に視認させるため
の表示器として液晶パネル2を備えている。液晶パネル
2はケース13に保持されており、ケース13内には、
液晶パネル2を駆動する制御手段をなす液晶制御装置3
が収容されている。
【0015】液晶パネル2の表示面2a上には、図2に
示すように、複数の表示項目として、速度計21、タコ
メータ22、燃料計23、水温計24の各計器、および
自動車に何らかの異常が発生した場合、それを運転者に
知らせるための警告表示部25が映像表示されて形成さ
れている。そして、液晶パネル2の表面2aの各計器部
21〜24と警告表示部25以外の部分は背景部26と
なっている。また、自動車に何も異常が発生していない
状態の時は、警告表示部25には何も表示されず、背景
部26と一体化している。
【0016】次に、本発明の第1の実施形態によるコン
ビネーションメータ1の電気回路について説明する。
【0017】図3は、本発明の第1の実施形態によるコ
ンビネーションメータ1の電気回路を模式的に示したも
のである。
【0018】液晶パネル2を駆動する液晶制御装置(制
御手段)3は、液晶パネル2の表示画面構成を決定する
表示面情報を記憶する第1の記憶手段3aを接続すると
共に、イグニッションスイッチ8を介してバッテリ9の
+極側に接続している。この第1の記憶手段3aは、液
晶制御装置3をなすマイクロコンピュータチップに内蔵
されるメモリでもよい。また、液晶制御装置3には、車
速センサ41、回転センサ42、燃料センサ43、水温
センサ44が接続されており、各センサ41〜44の出
力信号に基づき液晶制御装置3が液晶パネル2を駆動し
て、各計器部21〜24を映像表示し、さらに必要があ
れば警告表示部25に異常内容を表示する。
【0019】一方、コンビネーションメータ1を搭載し
ている自動車50の外部、たとえば、自動車メーカの営
業所、自動車販売店等には、自動車50のユーザがコン
ビネーションメータ1の仕様を自分の好みに合った仕様
に設定するための、表示面情報を多種類記憶する第2の
記憶手段6dを含むコンビネーションメータ端末6が設
置されている。そして、液晶制御装置3は、コンビネー
ションメータ端末6とは、電波等による無線通信手段7
により交信可能となっている。
【0020】また、自動車50のユーザが、液晶制御装
置3をコンビネーションメータ端末6に接続させて、コ
ンビネーションメータ1の表示仕様を自分の好みに合っ
た仕様に設定する作業を行なうための表示設定装置をな
す操作部5が、液晶制御装置3に接続されている。この
操作部5は、設定作業を行なうための、たとえばキーボ
ード(図示せず)およびディスプレー(図示せず)を備
えている。
【0021】ここで、コンビネーションメータ1の仕
様、つまり表示面情報とは、液晶パネル2の表示面2a
に表示される映像全般の仕様であり、概略は以下のとお
りである。
【0022】(1)液晶パネル2上への表示項目、つま
り、各計器21〜24および警告表示部25の内で表示
されるもの。
【0023】(2)(1)の表示項目、すなわち各計器
21〜24および警告表示部25の表示デザイン。これ
は、たとえば目盛の形状や色、数字や文字の字体や色、
指示範囲、指針表示またはデジタル表示、指針の場合そ
の形状や色、背景部26の色や模様等。
【0024】(3)表示位置、すなわち各計器21〜2
4および警告表示部25の配置。
【0025】なお、コンビネーションメータ1は、工場
出荷時においては、標準仕様に設定されており、その状
態でもコンビネーションメータ1として十分機能を果た
すことができる。
【0026】次に、本発明の第1の実施形態によるコン
ビネーションメータ1において、自動車50のユーザが
コンビネーションメータ1の仕様を自分の好みに合った
仕様に設定する場合の設定方法について説明する。この
設定作業は、自動車50上で行なわれる。
【0027】図4には、コンビネーションメータ1の表
示仕様を設定するためのプログラムを表すフローチャー
トを示す。このプログラムは、コンビネーションメータ
端末6内に内蔵されており、自動車50のユーザが操作
部5を操作することにより、液晶制御装置3を無線通信
手段7を介してコンビネーションメータ端末6に接続す
ると起動する。
【0028】先ず、操作部5を操作して、液晶制御装置
3を無線通信手段7を介してコンビネーションメータ端
末6に交信接続すると共に、コンビネーションメータ1
の表示仕様設定プログラムを起動させる。なお、この操
作は、安全確保上車両停止状態、たとえばイグニッショ
ンスイッチ8がACCポジション(アクセサリーポジシ
ョン)にある時にのみ実施可能である。また、液晶制御
装置3がコンビネーションメータ端末6に交信接続した
こと、およびコンビネーションメータ1の表示仕様設定
プログラムが起動したことは、操作部5のディスプレー
上の表示により確認できる。
【0029】次に、ステップS101により、コンビネ
ーションメータ1において表示させたい表示項目、すな
わち表示させる計器の種類および異常警告表示させる項
目等を選択する。
【0030】次に、ステップS102により、ステップ
S101にて選択した各表示項目について、その表示デ
ザインを選択する。ここで、表示デザインとは、たとえ
ば計器の目盛の形状や色、数字や文字の字体や色、指示
範囲、指針表示またはデジタル表示、指針の場合その形
状や色、等である。さらに、ステップ102により、背
景部26の色や模様等も選択する。
【0031】次に、ステップS103により、ステップ
S101にて選択した各表示項目の配置を決定する。
【0032】なお、ステップS101〜S103の作業
中は、液晶パネル2の表示面2a上に、各ステップ毎の
選択肢やサンプル等が表示され、それらを見ながら選択
することができる。
【0033】次に、ステップS104により、以上の作
業で決定されたコンビネーションメータ1の表示仕様が
表示されるので、これを見て確認する。
【0034】次に、ステップS105により、修正また
は変更するかどうかを選択する。修正または変更が必要
な場合は、ステップS106により修正または変更作業
を行い、再度、ステップS104に戻る。修正(変更)
不要の場合は、ステップS104において表示された仕
様が、それ以降のコンビネーションメータ1の表示仕様
となり表示面2aに表示される。
【0035】ここで、コンビネーションメータ端末6
は、上述したように、コンビネーションメータ1の表示
仕様(表示面情報)に関する膨大な情報を記憶すると共
に、複数の自動車50から同時に交信接続された場合で
もそれぞれのコンビネーションメータ1の表示仕様設定
作業に対応させるために大容量となっているので、自動
車50に搭載することは困難である。
【0036】以上説明した、本発明の第1の実施形態に
よるコンビネーションメータ1は、コンビネーションメ
ータ1の表示仕様、つまり表示器である液晶パネル2の
表示仕様である表示面情報を記憶するための第1の記憶
手段3aを自動車50に搭載すると共に、コンビネーシ
ョンメータ1の表示仕様を設定するための多数の表示面
情報を記憶した第2の記憶手段6dを含む自動車50外
部に設置されるコンビネーションメータ端末6を備え、
このコンビネーションメータ端末6を液晶パネル2を駆
動する液晶制御装置3と無線通信手段7により交信接続
させ、第2の記憶手段6dから選択された表示面情報を
車載の液晶制御装置3に送信させ、第1の記憶手段3a
に記憶させると共に液晶パネル2に表示させる構成とし
た。これにより、自動車50に搭載された記憶容量の小
さな第1の記憶手段3aを用いて多種の表示面情報を選
択表示できるコンビネーションメータ1を提供できる。
【0037】また、自動車50内の液晶制御装置3を無
線通信手段7により自動車50外部に設置されたコンビ
ネーションメータ端末6に交信接続するので、無線通信
手段7が使用可能な場所であれば自動車50がどこにあ
ってもコンビネーションメータ1の仕様を設定すること
ができる。
【0038】以上説明した、本発明の第1の実施形態に
よるコンビネーションメータ1においては、液晶制御装
置3を自動車50外部に設置されたコンビネーションメ
ータ端末6に接続するための通信手段として、無線通信
手段7を用いたが、有線、すなわちワイヤーハーネスを
用いてもよい。具体的には、自動車50を、コンビネー
ションメータ端末6の近くに移動させて、専用のワイヤ
ーハーネス(図示せず)を用いて液晶制御装置3とコン
ビネーションメータ端末6とを接続してもよい。これに
より、電気的ノイズの影響を受け難くすることができ、
コンビネーションメータ1の仕様設定作業を確実に行な
うことができる。
【0039】また、本発明の第1の実施形態によるコン
ビネーションメータ1においては、コンビネーションメ
ータ端末6の設置場所として自動車メーカの営業所、自
動車販売店等を挙げたが、他の場所、たとえば、ガソリ
ンスタンド、コンビニエンスストア等であってもよい。
【0040】(第2の実施形態)図5に、本発明の第2
の実施形態による車両用表示装置であるコンビネーショ
ンメータ1の電気回路構成の模式図を示す。
【0041】第2の実施形態によるコンビネーションメ
ータ1においては、車両に搭載される第1の記憶手段3
aとしてコンビネーションメータチェンジャ66を自動
車50内に設置している。
【0042】コンビネーションメータチェンジャ66
は、自動車50内に搭載され、液晶制御装置3とはワイ
ヤーハーネスにより接続されている。コンビネーション
メータチェンジャ66の機能は、第1の実施形態におけ
るコンビネーションメータ端末6と略同一であるが、自
動車50内に搭載可能とするために記憶容量が小さくな
っている。つまり、図4中におけるステップS102の
表示デザイン選択時における選択肢の種類、たとえば、
計器の目盛、数字や文字、指針等の形状、色等の種類が
少なくなっている。
【0043】第2の実施形態によるコンビネーションメ
ータ1において、自動車50のユーザがコンビネーショ
ンメータ1の表示仕様を自分の好みに合った仕様に設定
する場合の設定方法は、上述の第1の実施形態の場合と
同様である。
【0044】第2の実施形態によるコンビネーションメ
ータ1においては、自動車50内に第1の記憶手段とし
てコンビネーションメータチェンジャ66を搭載してい
るので、無線通信手段7による通信状態が混雑している
ような場合等無線通信手段7の利用が困難な場合におい
ても、コンビネーションメータチェンジャ66内の表示
面情報を使用して自動車50のユーザがコンビネーショ
ンメータ1の仕様を自分の好みに合った仕様に容易に設
定することができる。
【0045】(第3の実施形態)図6に、本発明の第3
の実施形態による車両用表示装置であるコンビネーショ
ンメータ1の電気回路構成の模式図を示す。
【0046】第3の実施形態によるコンビネーションメ
ータ1においては、自動車50内の液晶制御装置3を自
動車50外部に設置されたコンビネーションメータ端末
6に接続させる通信手段として、第1の実施形態におけ
る無線通信手段7の替わりに搬送可能な記憶媒体である
MD(ミニディスク)10を用いている。そのため、図
6に示すように、コンビネーションメータ1の表示仕様
設定作業を行なうための操作部5は、は、MD10のデ
ータ読込みおよび書込みを行なうMDドライブ5aを備
えると共に、コンビネーションメータ端末6にも、MD
10のデータ読込みおよび書込みを行なうMDドライブ
6aを備えている。すなわち、コンビネーションメータ
1の表示仕様設定に必要なデータは、MD10を介して
液晶制御装置3に取込まれる。
【0047】次に、本発明の第3の実施形態によるコン
ビネーションメータ1において、自動車50のユーザが
コンビネーションメータ1の表示仕様を自分の好みに合
った仕様に設定する場合の設定方法について説明する。
【0048】この場合、自動車50のユーザは、コンビ
ネーションメータ端末6がある場所へ行って作業するこ
とになる。
【0049】先ず、コンビネーションメータ端末6の表
示仕様設定プログラムを起動させる。
【0050】次に、上述の本発明の第1の実施形態によ
るコンビネーションメータ1における場合と同様、図4
に示すフローチャートに沿ってコンビネーションメータ
端末6のキーボード(図示せず)を操作して、自分の好
みに合った表示仕様を決定する。この時、ユーザは、コ
ンビネーションメータ端末6が備えるディスプレー6b
を見ながらコンビネーションメータ端末6のキーボード
6cを操作する。
【0051】自分の好みに合った表示仕様を決定したら
MDドライブ6aにMD10を挿入し、決定した表示仕
様のデータをMD10に書込む。
【0052】次に、決定した表示仕様のデータが書込ま
れたMD10を自動車50の操作部5のMDドライブ5
aに挿入し、このデータを読み込ませる。続いて操作部
5により所定のキー操作を行なうと、決定した表示仕様
のデータ(表示面情報)が液晶制御装置3に取込まれ、
液晶パネル2に表示されて、設定作業が完了する。
【0053】なお、本発明の第3の実施形態によるコン
ビネーションメータ1において、予め自分の好みに合っ
た表示仕様を複数種類設定し、それらのデータをMD1
0に記憶させておけば、必要に応じていつでも、またど
こででもコンビネーションメータ1の表示仕様を予め記
憶させておいた他の仕様に切替えることができる。
【0054】また、本発明の第3の実施形態によるコン
ビネーションメータ1においては、搬送可能な記憶媒体
としてMD(ミニディスク)10を使用しているが、他
の記憶媒体、たとえばフロッピィディスク、ICメモリ
等を用いてもよい。
【0055】(第4の実施形態)図7に、本発明の第4
の実施形態による車両用表示装置であるコンビネーショ
ンメータ1の断面図を示す。
【0056】第4の実施形態によるコンビネーションメ
ータ1においては、上述の第1の実施形態〜第3の実施
形態によるコンビネーションメータ1に対して、速度計
21を、回動内機であるムーブメント11により指針1
2を回動させる指針計器として構成した。
【0057】図7に示すように、ケース13内に、車速
センサ41からの信号に応じてシャフト11aを回動さ
せる回動内機であるムーブメント11を取付け、シャフ
ト11aの先端に指針12を固定している。シャフト1
1aは、液晶パネル2に設けられた貫通孔2bを通して
液晶パネル2の表示面2a側に突出している。
【0058】このため、第4の実施形態によるコンビネ
ーションメータ1においては、液晶パネル2の表示面2
a上における速度計21の位置、指針12の仕様、つま
り形状、色等は既に設定されている。言換えると、自動
車50のユーザがこれらを変更することはできない。し
たがって、第4の実施形態によるコンビネーションメー
タ1において、自動車50のユーザがコンビネーション
メータ1の仕様を自分の好みに合った仕様に容易に設定
する場合は、速度計21の位置および指針12の仕様
(形状、色等)以外の項目を決定することになる。
【0059】なお、第4の実施形態においては、速度計
21にムーブメント11を適用したが、他の計器、たと
えば回転計22、燃料計23、水温計24等にムーブメ
ント11を用いてもよい。また、一つの計器だけでな
く、複数の計器にムーブメントを用いてもよい。
【0060】以上説明した、本発明の第1の実施形態〜
第4の実施形態によるコンビネーションメータ1におい
ては、液晶パネル2上に表示される複数の表示項目の例
として、各計器21〜24および警告表示部25を示し
たが、それら以外の項目、たとえば自動車50の走行中
における瞬間燃費、車外気温、タイヤ空気圧力等を表示
させてもよい。また、何らかの異常発生により警告表示
部25に警告を表示する場合に同時に警報音を発生する
ようにしてもよい。
【0061】また、本発明の一実施形態によるコンビネ
ーションメータ1においては、表示器として液晶パネル
20を採用しているが、他の表示器、たとえばEL(電
界発光)ディスプレー、CRT等を用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態によるコンビネーショ
ンメータ1の断面図であり、図2のI−I線断面図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施形態によるコンビネーショ
ンメータ1の正面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態によるコンビネーショ
ンメータ1の電気回路構成図である。
【図4】本発明の第1の実施形態によるコンビネーショ
ンメータ1の表示仕様を設定するためのプログラムを表
すフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施形態によるコンビネーショ
ンメータ1の電気回路構成図である。
【図6】本発明の第3の実施形態によるコンビネーショ
ンメータ1の電気回路構成図である。
【図7】本発明の第4の実施形態によるコンビネーショ
ンメータ1の断面図である。
【符号の説明】
1 コンビネーションメータ(車両用表示装置) 2 液晶パネル(表示器) 2a 表示面 3 液晶制御装置(制御手段) 3a 第1の記憶手段 5 操作部(表示設定装置) 5a MDドライブ 6 コンビネーションメータ端末 6a MDドライブ 6d 第2の記憶手段 7 無線通信手段 10 MD(記憶媒体) 11 ムーブメント(回動内機) 12 指針 21 速度計(表示項目) 22 回転計(表示項目) 23 燃料計(表示項目) 24 水温計(表示項目) 25 警告表示部(表示項目) 26 背景部 50 自動車 66 コンビネーションメータチェンジャ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D044 BA03 BA26 BA27 BB01 BD02 BD13 5G435 AA18 BB12 LL17

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の表示項目の状態を定める表示面情
    報の表示を行なう表示器と、 この表示器の表示制御を行なう制御手段とを備えた車両
    用表示装置であって、 車両側に前記表示器の前記表示面情報を選択する表示設
    定装置と、前記表示面情報を記憶する第1の記憶手段と
    を設け、 前記制御手段は、前記表示設定装置の操作に応じて、車
    両外部に設けられて多数の表示面情報を記憶した第2の
    記憶手段から選択された表示面情報を送信させ、この表
    示面情報を前記第1の記憶手段に記憶させると共に前記
    表示器に表示させることを特徴とする車両用表示装置。
  2. 【請求項2】 前記表示面情報とは、前記表示器に表示
    される表示項目、表示デザインおよび表示位置であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段と前記第2の記憶手段との
    間の前記表示面情報の伝達には、無線通信手段、有線通
    信手段、あるいは記憶媒体が用いられることを特徴とす
    る請求項1または請求項2に記載の車両用表示装置。
  4. 【請求項4】 前記表示器は、回動内機により指針を回
    動させて表示する指針計器を有し、この指針計器を含む
    表示面の表示面内容を変更することを特徴とする請求項
    1ないし請求項3のいずれかに記載の車両用表示装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶媒体は搬送可能な媒体であるこ
    とを特徴とする請求項3に記載の車両用表示装置。
JP2002000633A 2002-01-07 2002-01-07 車両用表示装置 Pending JP2003200757A (ja)

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