JP2003199390A - ベクトル制御インバータ装置 - Google Patents
ベクトル制御インバータ装置Info
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Abstract
に対しても正弦波電流を供給し、正確な回転位置を推定
すること。 【解決手段】 誘起電圧生成手段24は、モータ2の誘
起電圧に関する誘起電圧データを記憶しており、その誘
起電圧データと角周波数ωおよび回転位置θとに基づい
て誘起電圧Ed、Eqを生成する。出力電圧決定手段2
7は、誘起電圧Ed、Eqと電流偏差ΔId、ΔIqを
比例積分演算して得た電圧Xd、Xqとを加算して出力
電圧Vd、Vqを生成する。誘起電圧推定手段28は、
モータ定数、電流Id、Iq、出力電圧Vd、Vqおよ
び角周波数ωに基づいて、誘起電圧誤差ΔEds、ΔE
qsを演算し、角周波数決定手段29は、その誘起電圧
誤差ΔEds、ΔEqsから角周波数ωを決定する。
Description
電流を磁界と平行なd軸電流とこれに直交するq軸電流
とに分離してそれぞれ独立に制御するベクトル制御イン
バータ装置に関する。
行なd軸成分であるIdとこれに直交するq軸成分であ
るIqとに分離し、これら電流IdとIqをそれぞれ独
立に制御するものである。このベクトル制御は、その制
御性の良さから誘導電動機だけでなく、回転子に永久磁
石を有する永久磁石モータにも使用されている。
ス方式のベクトル制御インバータ装置の電気的構成を機
能ブロックにより示している。このインバータ装置1
は、永久磁石モータ(以下モータと称す)2の電流を制
御する電流制御手段3と、モータ2の回転子の角周波数
(回転速度)ωおよび回転位置θを推定する回転位置推
定手段4とから構成されている。
5、6により検出されたモータ2の巻線電流Iu、Iv
は、三相/二相変換器7およびベクトル回転器8により
dq座標軸(回転座標軸)上の電流Id、Iqに変換さ
れ、減算器9、10によりそれぞれ指令電流Idr、I
qrとの偏差ΔId、ΔIqが求められる。そして、こ
れら偏差ΔId、ΔIqをそれぞれ比例積分器11、1
2に入力することにより出力電圧Vd、Vqが得られ
る。得られた出力電圧Vd、Vqは、座標変換器13に
より固定子座標上の電圧量に変換され、さらに空間ベク
トルなどの手法によるPWM形成器14を介してパルス
幅変調信号としてPWMインバータ回路15に与えられ
る。これにより、指令電流Idr、Iqrに応じた電流
がモータ2に供給される。
3で用いられる回転子の回転位置θは、かつてはモータ
2にエンコーダなどの回転位置センサを配置することに
より直接的に検出していたが、近年ではモータ電流など
から推定するいわゆるセンサレス方式が用いられてい
る。すなわち、回転位置推定手段4において、誘起電圧
推定手段16には予めモータ定数としてインダクタンス
Ld、Lqおよび抵抗Rが記憶されているとともに、上
述した電流Id、Iq、出力電圧Vd、Vqおよび推定
した角周波数ωが入力されるようになっている。誘起電
圧推定手段16は、次の(1)式および(2)式により
誘起電圧の推定値Eds、Eqsを演算する。なお、式
の中で用いられているpは微分演算子である。
ds、Eqsから例えば次の(3)式により角周波数ω
を推定する。ここで、G1はモータ2の誘起電圧定数の
逆数、G2はゲイン定数である。推定された角周波数ω
は積分器18により積分され、以て回転位置θが得られ
る。
Eqsに基づいて角周波数ωが得られるとともに推定誘
起電圧Edsがゼロとなるように制御されるので、回転
位置θがモータ2の実際の回転位置と一致する作用があ
る。なお、以上説明した各処理は、DSPなどの高速プ
ロセッサにより周期的に処理されている。
ストルクを利用してモータ効率を高めるために、回転子
鉄心19内に永久磁石20を配置する図8に示すような
回転子構造を採用する場合がある。この場合、モータ2
が回転中に発生する誘起電圧は、5次、7次、…などの
高調波を多く含んだ波形となる。図3に示す誘起電圧波
形は、上記回転子構造を持つモータ2についての計算結
果であり、大きな高調波成分(5次と7次)が重畳して
いることが分かる。
制御ループに変動を与える要因となる。このようなモー
タ2に対し、図7に示した従来構成のインバータ装置1
を用いた場合でも、プロセッサによる処理周期が短く、
比例積分器11、12のゲイン(以下、電流ゲインと称
す)が十分に高ければ、モータ電流は指令電流に追従す
るように制御されて正弦波形となる。
は、PWMインバータ回路15のスイッチング損失を低
減する必要からPWMによる電磁騒音が問題とならない
範囲内でPWM周波数を下げることが望ましく、このた
めPWM周期に同期している上記処理周期が長くなって
しまう。処理周期が長くなると、電流制御ループに制御
遅れが生じて位相余裕が低下するため、安定化のために
上記電流ゲインを下げる必要が生じる。
262084号公報や特開平2−197295号公報に
記載されている電流検出手段すなわち電流検出抵抗をイ
ンバータ装置内に配置しその両端電圧に基づいてモータ
電流を得る検出方法を採用する場合には、パワー系のグ
ランドと信号系のグランドとが共通となることから上記
両端電圧にノイズが混入する虞があり、やはり電流ゲイ
ンを下げることが望ましい。
流制御ループは誘起電圧の高調波成分に対抗してモータ
電流を指令電流に追従させることができなくなり、モー
タ電流が歪んでしまう。図9は、電流ゲインが低い場合
の(a)出力電圧Vd、Vq、(b)モータ電流Iu、
Id、Iq、(c)発生トルクTのシミュレーション結
果を示している。横軸は回転位置(電気角)である。誘
起電圧の高調波成分により電流Id、Iqが変動する
が、電流ゲインが低いためにその変動が出力電圧Vd、
Vqに反映されず、出力電圧Vd、Vqはほとんど変化
しない。このため、誘起電圧に高調波成分が存在するに
もかかわらず出力電圧Vuが正弦波形のままとなり、モ
ータ電流Iuは高調波成分の影響を受けて歪んでしま
う。その結果、次の(4)式で計算される発生トルクT
も変動が大きくなるという問題があった。
ンサレス方式における回転位置の推定にも悪影響を及ぼ
す。すなわち、上記(1)式および(2)式において、
出力電圧Vd、Vqは一定であるにもかかわらずモータ
電流Id、Iqが変動するため、推定誘起電圧Eds、
Eqsが変動してしまう。その結果、推定演算する角周
波数ωや回転位置θにも影響が及び、インバータ装置1
全体が不安定(振動的)になり、運転可能な周波数範囲
が狭くなる。特に、低周波数且つ高負荷での運転が難し
くなる。
回転位置θに対し出力周波数に近い(つまり5次高調波
を減衰可能な)遮断周波数を持つローパスフィルタを付
加することも考えられるが、これにより応答性が低下
し、急激な負荷変動や急加減速に対応できなくなるとい
う新たな問題が生じてしまう。
で、その第1の目的は、誘起電圧に高調波成分を含む永
久磁石モータに対しても正弦波電流を供給可能なベクト
ル制御インバータ装置を提供することにあり、その第2
の目的は、誘起電圧に高調波成分を含む永久磁石モータ
に対してもセンサレスで正確な回転位置を推定可能なベ
クトル制御インバータ装置を提供することにある。
るため、請求項1に記載したベクトル制御インバータ装
置は、回転子に永久磁石を設けてなる永久磁石モータの
電流を磁界と平行なd軸電流とこれに直交するq軸電流
とに分離してそれぞれ独立に制御するベクトル制御イン
バータ装置において、前記永久磁石モータの誘起電圧の
少なくとも高調波成分に対応して準備された誘起電圧デ
ータと前記回転子の角周波数および回転位置とに基づい
て、前記永久磁石モータのd軸誘起電圧とq軸誘起電圧
とを生成する誘起電圧生成手段と、前記d軸電流の偏差
に応じて定まる電圧および前記q軸電流の偏差に応じて
定まる電圧に対しそれぞれ前記誘起電圧生成手段により
生成されたd軸誘起電圧およびq軸誘起電圧を加算して
d軸出力電圧およびq軸出力電圧を決定する出力電圧決
定手段とを備えていることを特徴とする。
成するd軸誘起電圧とq軸誘起電圧には永久磁石モータ
の誘起電圧に対応した高調波成分が含まれ、そのd軸誘
起電圧とq軸誘起電圧はd軸出力電圧およびq軸出力電
圧として永久磁石モータに印加される。その結果、当該
ベクトル制御インバータ装置の出力電圧に含まれる高調
波成分と永久磁石モータの誘起電圧の高調波成分とが相
殺され、永久磁石モータの誘起電圧の高調波成分に起因
する電流変動が低減してモータ電流が正弦波形となる。
これにより発生トルクの変動や騒音が低減する。また、
d軸出力電圧およびq軸出力電圧には、それぞれd軸電
流の偏差に応じて定まる電圧およびq軸電流の偏差に応
じて定まる電圧が加算されているので、電流偏差をゼロ
にするような電流フィードバック制御が行われる。
て永久磁石モータの高調波成分を含む誘起電圧をフィー
ドフォワードする点に特徴を有しており、二相の電圧に
対して誘起電圧を生成することに替えて、請求項2に記
載したように三相の電圧に対して誘起電圧を生成する構
成としても良い。
請求項3に記載したベクトル制御インバータ装置は、前
記d軸電流の偏差に応じて定まる電圧およびd軸電流と
q軸電流に基づいて、少なくとも前記永久磁石モータの
d軸の誘起電圧誤差を求める誘起電圧推定手段と、少な
くとも前記d軸誘起電圧誤差に基づいて前記回転子の角
周波数および回転位置を決定する角周波数・位置決定手
段とを備えていることを特徴とする。
て定まる電圧すなわちd軸出力電圧のうちのd軸誘起電
圧以外の電圧は、d軸電流およびq軸電流を決定する電
流形成成分として作用する。そして、d軸出力電圧を生
成する上で加算される上記d軸電流の偏差に応じて定ま
る電圧と、d軸電流およびq軸電流に基づいて演算され
るd軸の電流形成電圧との差分は、d軸の誘起電圧誤差
となる。このd軸の誘起電圧誤差は回転位置のずれに応
じた値であって、しかも誘起電圧の高調波成分の影響が
除かれているため、これに基づいて回転子の角周波数を
正確に決定でき、さらに角周波数を積分して正確な回転
位置を得ることができる。
起電圧誤差に基づいて回転子の角周波数および回転位置
を決定するように構成しても良い(請求項4)。この場
合、q軸誘起電圧誤差は角周波数のずれに応じた値とな
る。
の第1の実施形態について図1ないし図4を参照しなが
ら説明する。図1は、ベクトル制御インバータ装置の電
気的構成を機能ブロックにより示すもので、図7と同一
構成部分には同一符号を付して示している。センサレス
方式のインバータ装置21は、永久磁石モータ2の電流
を制御する電流制御手段22と、モータ2の回転子の角
周波数(回転速度)ωおよび回転位置θを推定する回転
位置推定手段23とから構成されている。
段5、6とPWMインバータ回路15とを除いた各機能
は、メモリに記憶された制御プログラムに従ってDSP
などの高速プロセッサにより実行されるようになってい
る。その制御周期は、PWM周期に等しく設定されてい
る。また、インバータ装置21が駆動するモータ2は、
リラクタンストルクを発生できるように、回転子鉄心1
9内に永久磁石20を埋め込んだ図8に示すような回転
子構造を有している。
成手段24は、メモリなどにモータ2の誘起電圧に関す
る誘起電圧データを記憶しており、その誘起電圧データ
と回転位置推定手段23から入力した角周波数ωおよび
回転位置θとに基づいてd軸の誘起電圧Edとq軸の誘
起電圧Eqを生成するようになっている。
r、Iqrから電流Id、Iqを減算して偏差ΔId、
ΔIqを求め、比例積分器11、12は、それぞれ偏差
ΔId、ΔIqを比例積分演算して電流形成電圧である
電圧Xd、Xq(電流偏差に応じて定まる電圧に相当)
を出力するようになっている。また、加算器25は、誘
起電圧Edと電圧Xdとを加算して出力電圧Vdを求
め、加算器26は、誘起電圧Eqと電圧Xqとを加算し
て出力電圧Vqを求めるようになっている。これら出力
電圧Vd、Vqは座標変換器13に与えられる。ここ
で、減算器9、10、比例積分器11、12および加算
器25、26により出力電圧決定手段27が構成されて
いる。
誘起電圧推定手段28は、メモリなどにモータ定数であ
るインダクタンスLd、Lqおよび抵抗Rを記憶してお
り、これらモータ定数、電流Id、Iq、出力電圧V
d、Vqおよび推定された角周波数ωに基づいて、d軸
の誘起電圧誤差ΔEdsとq軸の誘起電圧誤差ΔEqs
とを演算するようになっている。そして、角周波数決定
手段29は、これら誘起電圧誤差ΔEds、ΔEqsか
ら角周波数ωを決定し、積分器18は決定された角周波
数ωを積分して回転位置θを得てベクトル回転器6と座
標変換器13に供給するようになっている。これら角周
波数決定手段29と積分器18とが、本発明でいう角周
波数・位置決定手段に相当する。
定手段23の作用について図2ないし図4も参照しなが
ら説明する。 (1)電流制御手段22の作用について 図8に示す回転子構造を有するモータ2の誘起電圧E
u、Ev、Ewは、基本波成分に加え5次、7次、…な
どの高調波成分を含んでいる。この誘起電圧Eu、E
v、Ewは、次の(5)式に示すように基本波成分と主
要な高調波成分(5次、7次)とを重ね合わせることに
より表すことができる。ここで、係数E1、E5、E7
は各次数成分の電圧振幅であって試験により得ることが
できる。
(6)式に従って三相/二相変換し、さらに(7)式に
従って回転座標変換することにより、(8)式、(9)
式で示すdq座標軸上の誘起電圧Ed、Eqが得られ
る。ここで、K0は基本波の誘起電圧定数、K1、K2
はそれぞれd軸上、q軸上の高調波成分の誘起電圧定数
であって、これらK0、K1、K2は誘起電圧データに
相当する。
行った計算結果を示している。縦軸は電圧、横軸は回転
位置(電気角)θであって、(8)式、(9)式にも示
されるように誘起電圧Ed、Eqは基本波の6倍の周波
数で脈動する。上述した誘起電圧定数K1、K2は、そ
れぞれ図2に示す誘起電圧Ed、Eqの振幅を角周波数
ωで除した値である。誘起電圧生成手段24は、回転位
置推定手段23から入力した角周波数ωおよび回転位置
θを入力し、(8)式、(9)式を用いて誘起電圧E
d、Eqを算出する。
圧、電流、トルクの計算結果を示している。ここで、
(a)にはPWM成分を除いたu相の出力電圧Vu、誘
起電圧生成手段24が出力する誘起電圧Ed、Eqおよ
び出力電圧決定手段27が出力する出力電圧Vd、Vq
が示され、(b)にはモータ2に流れる電流Iuおよび
ベクトル回転機8が出力する電流Id、Iqが示され、
(c)には(4)式に従って計算される発生トルクTが
示されている。横軸は回転位置(電気角)θである。な
お、この計算では、リラクタンストルクを有効に利用し
て最大のトルクを得るために、電流Id(指令電流Id
r)を負の所定値に設定している。
d、Vqは、それぞれ電流偏差ΔId、ΔIqにより定
まる電圧Xd、Xqに対しさらに誘起電圧Ed、Eqが
加算された値となる。従って、出力電圧Vd、Vqには
モータ2の誘起電圧とほぼ同じ電圧が含まれることにな
り、両者の誘起電圧は相殺される。その結果、出力電圧
Vd、Vqのうち上記電圧Xd、Xqのみが電流形成成
分として作用し、モータ電流Iu、Iv、Iwは誘起電
圧に影響されることなく正弦波形となる。そして、回転
座標変換して得られる電流Id、Iqは一定となり、以
て電流フィードバックループから誘起電圧の高調波に起
因する変動を排除できる。これにより、電流Id、Iq
に基づいて計算されるトルクTについても、従来構成に
おけるトルクTを示す図9(c)と比べ変動が顕著に小
さくなる。
ベクトル図である。(a)、(b)は、それぞれ本実施
形態のインバータ装置21、従来構成のインバータ装置
1を用いてモータ2を駆動した場合を示している。誘起
電圧ベクトルE(Ed、Eq)は、その高調波成分によ
りq軸を中心として振幅と位相が変動する。(a)に示
す本実施形態の場合には、出力電圧ベクトルV(Vd、
Vq)は誘起電圧ベクトルE(Ed、Eq)を含む電圧
であるため、電流形成電圧ベクトルX(Xd、Xq)お
よび電流ベクトルI(Id、Iq)がほぼ一定となる。
これに対し、(b)に示す従来構成の場合には、出力電
圧ベクトルV(Vd、Vq)はほぼ一定であるため、電
流形成電圧ベクトルX(Xd、Xq)および電流ベクト
ルI(Id、Iq)が変動してしまう。
て 誘起電圧推定手段28は、次の(10)式および(1
1)式により誘起電圧誤差ΔEds、ΔEqsを演算す
る。式の中で用いられているpは微分演算子である。
は、実際のモータ2の角周波数および回転位置と回転位
置推定手段23で求めた角周波数ωおよび回転位置θと
の差を意味している。特に、誘起電圧誤差ΔEdsは回
転位置θのずれ、誘起電圧誤差ΔEqsは誘起電圧の大
きさつまり角周波数ωのずれに対応している。また、上
述したように電圧Xd、Xqおよび電流Id、Iqはモ
ータ誘起電圧の高調波成分の影響を受けないため、(1
0)式および(11)式により得られる誘起電圧誤差Δ
Eds、ΔEqsもモータ誘起電圧の高調波成分の影響
を受けない。
Eds、ΔEqsを用いて例えば次の(12)式により
角周波数ωを推定する。ここで、Ga、Gbはゲイン定
数である。さらに、得られた角周波数ωを積分器18で
積分することにより回転位置θが得られる。
qsがゼロになるように角周波数ωが決定され、誘起電
圧生成手段24から出力される誘起電圧Eqがモータ2
のq軸の誘起電圧と一致するように作用する。また、誘
起電圧誤差ΔEdsによって角周波数ωを介して回転位
置θが調整されることにから、誘起電圧生成手段24か
ら出力される誘起電圧Edがモータ2のd軸の誘起電圧
と一致するように作用する。その結果、モータ2の角周
波数および回転位置が、それぞれ角周波数ωおよび回転
位置θとして求まる。
に設けた誘起電圧生成手段24は、駆動対象モータ2の
誘起電圧に対応した誘起電圧データを記憶しており、モ
ータ2の回転駆動時にその誘起電圧データと角周波数ω
および回転位置θとに基づいてモータ2の誘起電圧E
d、Eqを生成する。この誘起電圧Ed、Eqは出力電
圧Vd、Vqとしてモータ2に印加されるので、出力電
圧Vd、Vqに含まれる誘起電圧Ed、Eqの高調波成
分と実際のモータ2の誘起電圧の高調波成分とが相殺さ
れ、モータ2の誘起電圧の高調波成分に起因する電流変
動が低減する。これにより、モータ電流Iu、Iv、I
wが正弦波形となり、発生トルクの変動および騒音を低
減できる。また、出力電圧Vd、Vqには、それぞれ電
流偏差に応じて定まる電圧Xd、Xqが加算されている
ので、電流偏差をゼロにするような電流フィードバック
制御も併せて行われる。
起電圧の高調波成分の影響を受けない電圧Xd、Xqと
電流Id、Iqおよび角周波数ωとを用いて誘起電圧誤
差ΔEds、ΔEqsを演算するので、その誘起電圧誤
差ΔEds、ΔEqsを用いて推定される角周波数ωと
回転位置θは変動のない正確な値となり、推定誤差に伴
うモータ効率の低下を防止できる。
は、誘起電圧に大きな高調波成分が含まれるモータ、例
えばモータ2に示すように回転子鉄心19に永久磁石2
0を埋め込んでリラクタンストルクを発生させる高効率
モータを駆動するのに好適となる。また、誘起電圧の高
調波成分に影響を受けないため、ローパスフィルタを付
加する必要がなく、応答性を高められる。
実施形態について図5を参照しながら説明する。図5
は、ベクトル制御インバータ装置の電流制御手段の電気
的構成を機能ブロックにより示すもので、図1と同一構
成部分には同一符号を付して示している。図示しない回
転位置推定手段は、第1の実施形態における回転位置推
定手段23と同一構成である。
は、誘起電圧生成手段32がモータ2の三相の誘起電圧
データを記憶しており、その誘起電圧データと回転位置
推定手段23から入力した角周波数ωおよび回転位置θ
とに基づいてuvw各相の誘起電圧Eu、Ev、Ewを
生成するようになっている。
Xd、Xqは、座標変換器13により回転座標上の電圧
量に変換され、さらに二相/三相変換器33により三相
の電圧Xu、Xv、Xwに変換される。加算器34、3
5、36は、それぞれ誘起電圧Eu、Ev、Ewと電圧
Xu、Xv、Xwとを加算して出力電圧Vu、Vv、V
wを求めるようになっている。これら減算器9、10、
比例積分器11、12、座標変換器13、二相/三相変
換器33および加算器34、35、36により出力電圧
決定手段37が構成されている。出力電圧Vu、Vv、
Vwは、三角波比較などの手法によるPWM形成器38
を介してパルス幅変調信号としてPWMインバータ回路
15に与えられる。
に基づく演算により三相の誘起電圧Eu、Ev、Ewを
生成している。ここで、K1、K2、K3は、それぞれ
モータ2を回転させて得た(5)式の係数E1、E5、
E7を角周波数ωで除算した値である。
v、Ewを生成する点において二相の誘起電圧Ed、E
qを生成する第1の実施形態と異なるが、その作用およ
び効果は第1の実施形態と同様となり、モータ2に正弦
波形の電流を供給することができる。
実施形態について図6を参照しながら説明する。図6
は、ベクトル制御インバータ装置の電気的構成を機能ブ
ロックにより示すもので、図1と同一構成部分には同一
符号を付して示している。このインバータ装置39は、
第1の実施形態で説明したインバータ装置21に対し、
速度制御ループを付加した構成と回転位置推定手段40
の構成とを異にしている。回転位置推定手段40は、第
1の実施形態の回転位置推定手段23に対し簡略化され
た構成となっている。
り指令角周波数ω0 と推定角周波数ωとの偏差Δωが演
算され、その偏差Δωは比例積分器42およびdq分配
器43に入力され、指令電流Idr、Iqrが決定され
るようになっている。
44は、上述した(10)式によりd軸の誘起電圧誤差
ΔEdsを演算する。角周波数決定手段45は、この誘
起電圧誤差ΔEdsを用いて次の(14)式による比例
積分演算により角周波数ωを推定する。ここで、Gx、
Gyはそれぞれ比例ゲイン、積分ゲインである。さら
に、得られた角周波数ωを積分することにより回転位置
θを得られる。
数ωを介して回転位置θが調整されることから、誘起電
圧生成手段24が出力する誘起電圧Edがモータ2のd
軸の誘起電圧と一致するように作用する。その結果、モ
ータ2の角周波数および回転位置が、それぞれ角周波数
ωおよび回転位置θとして求められる。本実施形態によ
っても、誘起電圧誤差ΔEdsにはモータ2の誘起電圧
の高調波成分が含まれていないので、角周波数ωおよび
回転位置θを正確に推定でき、第1の実施形態と同様の
効果を得ることができる。
した各実施形態に限定されるものではなく、以下のよう
な変形あるいは拡大が可能である。各実施形態では、回
転位置推定手段23、40を設けることにより回転位置
センサレスで回転位置θを得るように構成したが、レゾ
ルバやエンコーダなどの回転位置センサを用いて回転位
置θを得る場合であっても電流制御手段22、31の構
成、作用、効果は変わらない。各実施形態では誘起電圧
生成手段24、32を電流制御手段22、31の一部と
して説明したが、これら誘起電圧生成手段24、32を
回転位置推定手段23、40の一部と考えても良い。第
1、第2の各実施形態に対しても速度制御ループを付加
しても良い。
を低減するため、例えば角周波数ω、回転位置θ、電流
Id、Iq、電圧Xd、Xqなどに対して処理周期に近
い遮断周波数を持つローパスフィルタを付加しても良
い。このローパスフィルタの付加は、本願発明の主旨に
反するものではない。モータ2の温度を検出するモータ
温度検出器を設け、誘起電圧生成手段24、32の演算
定数を温度補正すると良い。例えば、永久磁石20の磁
束密度温度係数に従って、検出温度が高くなれば(8)
式、(9)式のK0、K1、K2を小さくする。これに
より、より正確な誘起電圧を生成できる。誘起電圧生成
手段24、32は、誘起電圧の基本波成分と高調波成分
とを生成しているが、誘起電圧の高調波成分のみ或いは
トルク変動に影響の大きい特定次数の高調波成分のみを
生成するようにしても良い。
のベクトル制御インバータ装置は、永久磁石モータの誘
起電圧を生成する誘起電圧生成手段と、電流の偏差に応
じて定まる電圧に対し前記誘起電圧生成手段により生成
された誘起電圧を加算して出力電圧を決定する出力電圧
決定手段とを備えているので、出力電圧に含まれる高調
波成分と永久磁石モータの誘起電圧の高調波成分とが相
殺され、高調波成分に起因する電流変動が低減してモー
タ電流が正弦波形となり、発生トルクの変動や騒音が低
減する。
にd軸電流およびq軸電流に基づいて、少なくとも永久
磁石モータのd軸の誘起電圧誤差を求める誘起電圧推定
手段と、少なくともそのd軸誘起電圧誤差に基づいて回
転子の角周波数および回転位置を決定する角周波数・位
置決定手段とを備えているので、回転位置センサを用い
ることなく正確な回転位置を推定でき、推定誤差に伴う
モータ効率の低下を防止できる。
インバータ装置の電気的構成を機能ブロックにより示す
図
す図
を示す図
す図
インバータ装置の電流制御手段の電気的構成を機能ブロ
ックにより示す図
インバータ装置、24、32は誘起電圧生成手段、2
7、37は出力電圧決定手段、28、44は誘起電圧推
定手段、29、45は角周波数決定手段である。
Claims (4)
- 【請求項1】 回転子に永久磁石を設けてなる永久磁石
モータの電流を磁界と平行なd軸電流とこれに直交する
q軸電流とに分離してそれぞれ独立に制御するベクトル
制御インバータ装置において、 前記永久磁石モータの誘起電圧の少なくとも高調波成分
に対応して準備された誘起電圧データと前記回転子の角
周波数および回転位置とに基づいて、前記永久磁石モー
タのd軸誘起電圧とq軸誘起電圧とを生成する誘起電圧
生成手段と、 前記d軸電流の偏差に応じて定まる電圧および前記q軸
電流の偏差に応じて定まる電圧に対しそれぞれ前記誘起
電圧生成手段により生成されたd軸誘起電圧およびq軸
誘起電圧を加算してd軸出力電圧およびq軸出力電圧を
決定する出力電圧決定手段とを備えていることを特徴と
するベクトル制御インバータ装置。 - 【請求項2】 回転子に永久磁石を設けてなる三相の永
久磁石モータの電流を磁界と平行なd軸電流とこれに直
交するq軸電流とに分離してそれぞれ独立に制御するベ
クトル制御インバータ装置において、 前記永久磁石モータの誘起電圧の少なくとも高調波成分
に対応して準備された誘起電圧データと前記回転子の角
周波数および回転位置とに基づいて、前記永久磁石モー
タの三相の誘起電圧を生成する誘起電圧生成手段と、 前記d軸電流の偏差に応じて定まる電圧および前記q軸
電流の偏差に応じて定まる電圧を三相変換して得られる
各相の電圧に対しそれぞれ前記誘起電圧生成手段により
生成された三相の誘起電圧を加算して三相の出力電圧を
決定する出力電圧決定手段とを備えていることを特徴と
するベクトル制御インバータ装置。 - 【請求項3】 前記d軸電流の偏差に応じて定まる電圧
およびd軸電流とq軸電流に基づいて少なくとも前記永
久磁石モータのd軸の誘起電圧誤差を求める誘起電圧推
定手段と、 少なくとも前記d軸誘起電圧誤差に基づいて前記回転子
の角周波数および回転位置を決定する角周波数・位置決
定手段とを備えていることを特徴とする請求項1または
2記載のベクトル制御インバータ装置。 - 【請求項4】 前記誘起電圧推定手段は、前記d軸誘起
電圧誤差に加えて、前記q軸電流の偏差に応じて定まる
電圧およびd軸電流とq軸電流に基づいてq軸誘起電圧
誤差を求めるように構成され、 前記角周波数・位置決定手段は、前記d軸誘起電圧誤差
と前記q軸誘起電圧誤差とに基づいて前記回転子の角周
波数および回転位置を決定するように構成されているこ
とを特徴とする請求項3記載のベクトル制御インバータ
装置。
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