JP2003199295A - 水中機器用モータ - Google Patents

水中機器用モータ

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JP2003199295A
JP2003199295A JP2001393369A JP2001393369A JP2003199295A JP 2003199295 A JP2003199295 A JP 2003199295A JP 2001393369 A JP2001393369 A JP 2001393369A JP 2001393369 A JP2001393369 A JP 2001393369A JP 2003199295 A JP2003199295 A JP 2003199295A
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JP2001393369A
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Naoki Minami
南  直樹
Masahiko Watanabe
正彦 渡辺
Koji Kobayashi
孝司 小林
Shigeki Morinaga
茂樹 森永
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】モータ制御装置を有する水中機器用モータから
の発熱を耐圧容器を介して効率の良く放熱することによ
り、小形化を実現することにある。 【解決手段】水中機器用の耐圧容器1にモータ取付け部
1aをモータ2の固定子20とモータフレーム7との間
に配置し、モータフレーム7を耐圧容器1のモータ取付
け部1aに密着させて固定し、且つ、モータ制御装置部
50が有するパワースイッチング素子31a、31b、
31cをモータフレーム7に直接、接触させて固定し、
モータ2およびパワースイッチング素子31a、31
b、31cの放熱手段したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水中機器用の駆動
源モータに係り、特に駆動源モータ及び該モータ制御装
置内のパワースイッチング素子を効率良く冷却するのに
好適な水中機器用モータおよびモータ制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】モータを駆動源とする水中機器、特に無
人水中探査機のような流線型水中機器においては、該水
中機器の径を小にし、内容積を狭くしているため、モー
タ制御装置が持つパワースイッチング素子の発熱による
熱上昇により、パワースイッチング素子自体を破壊に至
らしめる危険性がある。また、無人水中探査機の機能高
度化のため大型化し、パワースイッチング素子自体の大
容量化と共に、冷却用ヒートシンクが大型化していた。
このことを解決した冷却用ヒートシンクの取付け方法と
して特開平8−169397号公報等の技術がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特開平8−16939
7号公報のパワースイッチング素子の冷却方式として
は、冷却用ヒートシンクにパワースイッチング素子を搭
載し、その冷却用ヒートシンクを水中機器の耐圧容器の
内壁に密着させるように実装したものである。このよう
にすることにより、パワースイッチング素子より発生し
た熱は、ヒートシンクを介して該ヒートシンクと密着し
外水と直接に接する耐圧容器より放熱されるようにした
ものである。
【0004】一方、水中機器内に配置するモータ制御装
置を固定するのに、耐圧容器内壁にモータ取付け部を設
けなければならない場合は、モータと耐圧容器との接触
面積が減少するため、モータからの熱伝達効率が悪くな
り、冷却性能が低下するという問題がある。
【0005】特開平4−67758号公報記載の技術が
ある。これは、モータケース内にパワースイッチング素
子等を配設したものであり、大容量には適用できなかっ
た。また、特開平7−139492号公報記載の技術が
ある。モータケーシング内にモータ,駆動ユニツト等を
収納し、前記モータケーシングそのものを外水に接触さ
せるものであり,耐圧容器内に収納するものとしては不
適切であった。本発明は、上述した従来の問題を解消す
るためになされたものであり、その目的とするところ
は、モータおよびパワースイッチング素子等から発生す
る熱の放熱流路を確保し、モータフレーム(冷却用ヒー
トシンク兼用)を介して耐圧容器外に効率良く放熱でき
る小形化したモータ並びにモータ制御装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る水中機器用モータの構成は、水中機器
の耐圧容器内に配置されるモータ及びモータ制御装置の
パワースイッチング素子等から発生する熱を、モータの
フレームを兼ねた冷却用ヒートシンクより耐圧容器を介
して放熱するようにしたものである。つまり、前記モー
タ及びモータ制御装置部内のパワースイッチング素子を
前記モータフレーム(冷却用ヒートシンク兼用)に接触
させて配置し、更に、前記冷却用ヒートシンクを水中機
器の外水と接触する耐圧容器と直接的に接触するよう取
付けるようにしたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】〔実施の形態 1〕図1乃至図4
を参照して、本発明の一実施形態に係るモータ並びパワ
ースイッチング素子等を説明する。図1は、本発明の一
実施形態に係るモータ並びにパワー部等を配設した水中
機器の説明図、図2は、本発明の一実施形態に係るモー
タ並びにパワー部等を配設した水中機器における断面
図、図3は、図2の水中機器のA―A‘矢視図、図4
は、本発明の一実施形態に係るパワースイッチング素子
を含むモータ制御装置部の説明図である。
【0008】図1において、耐圧容器1は半球状ドーム
で頭部を形成し、該半球状ドームに連続して円筒状に形
成され、尾部を平面部で形成し、全体として半円筒形状
の外殻容器を形成する。また、前記頭部の形状を流体抵
抗の少ない形状とし全体として流線形状外殻とすること
も差し支えない。
【0009】耐圧容器1は、その中に、頭部には例え
ば、水中監視部1Aが配設され、尾部には前記耐圧容器
1を水中で高速に走行させる水中作業機械部、例えば、
推進部6が配設されている。前記耐圧容器1内において
は、前記水中監視部1Aと推進部6の間に、前記推進部
6を駆動する駆動モータ2及び該モータ2に電力を供給
するパワースイッチング素子を中心に構成されているパ
ワ−部3並び該パワ−部3に対して演算機能を有する制
御回路部4、前記パワ−部3に電力を供給する電力源5
等が収納されている。
【0010】図1においては、本実施形態では、水中で
の独立動作を可能とするため電池5を電力源として、モ
ータ2及びパワー部3並びに制御回路部4への電力を供
給する構成となっている。なお、耐圧容器1の頭部方向
を単に頭部方向、耐圧容器1の尾部方向を単に尾部方向
という。
【0011】モータ2は、電力源5に接続されているパ
ワー部3から電力供給が行われ、回転磁界をつくり、軸
出力を発生する。前記パワー部3は、パワースイッチン
グ素子を中心に、該パワースイッチング素子の電流を検
出する検出器等の周辺機器から構成されている。前記周
辺機器からの信号に応じて、パワー部3に対する演算機
能を有する制御回路部4がモータ2の回転を制御するこ
とにより、推進部6が駆動され所望の水中機能が発揮で
きるようになっている。
【0012】図2において、モータ2は、動力を出力す
る出力軸30と、該出力軸30と一体化した回転子21
と、該回転子21と対向するように配置され、電源から
電力を受け回転磁界を発生させる固定子20と、該固定
子20を保持し、且つ当該固定子20及び前記回転子2
1を内蔵するモータフレーム7等から成っている。該モ
ータフレーム7は、平板の中央部に山形状部を有する横
フレーム(出力軸30に直角な方向のフレーム)7b
1、7b2、該横フレーム7b1、7b2の周縁部で結合
し、周方向に設けられた頭部方向が拡大された円筒状の
縦フレーム(出力軸30に平行な方向のフレーム)7a
とからなり、全体として有底円筒形から成っている。な
お、横フレーム7b1は耐圧容器1の頭部側、横フレー
ム7b2は耐圧容器1の尾部側のモータフレームとす
る。
【0013】出力軸30は、モータフレーム7の横フレ
ーム7b1の内側で接触し、モータフレーム7の横フレ
ーム7b2で貫通している。さらに、前記出力軸30の
前記横フレーム7b1との接触部分及び前記横フレーム
b2との貫通部分の近傍において、前記横フレーム7b
1、横フレーム7b2に、該モータフレーム7b1、7b
2、の内側方向で、且つ周方向に突設する突設部(符号
なし)が設けられている。該突設部と出力軸30との間
にはラジアル軸受R1、R2がそれぞれ配設され、前記出
力軸30は前記ラジアル軸受R1、R2により回転可能に
軸承されるように構成されている。したがって、出力軸
30及びこれと一体化した回転子21とは、尾部の推進
部6を高速回転するようになっている。なお、出力軸3
0の方向を軸方向という。
【0014】さらに、耐圧容器1に、該耐圧容器1とモ
ータ2の円筒状の周方向縦フレーム7aとを結合させる
モータ取付け部1aが設けられている。該モータ取付け
部1aは、横フレーム7b1の縦方向の長さと縦フレー
ム7aの縦方向における長さの和のほぼ中央位置部に配
置されている。したがって、モータ2の機械的バランス
を良くし、且つモータ2の冷却効率を向上させることが
できる。さらに、縦フレーム7aは、それぞれ前記モー
タ2の取付け部1aを中心として、頭部側の図示左部と
尾部側の図示右部ではその巾に広狭が設けられている。
【0015】図3に示すように、前記縦フレーム7aの
広巾部の縦方向には、ネジ穴50a1、50a2、50a
3………が設けられ、該ネジ穴50a1、50a2、50
a3、50a4……に取付けネジ33a1、33a2……が
螺入され、縦フレーム7aがモータ取付け部1aに取付
けられている。また、横フレーム7b1の周縁部において
は、前記ネジ穴50a1と50a2との間、50a2と5
0a3の間、……には、図示しないネジ穴を設け、長尺
の取付けネジ33c1、33c2、33c3……により、
前記横フレーム7b1が前記モータ取付け部1aに固着
されている。
【0016】図2、3に示すように、モータフレーム7
はモータ2の放熱用ヒートシンクを兼ねるものであり、
前記モータ2の縦フレーム7aの広狭部は、それぞれの
端面において、モータ取付け部1aと接するようになっ
ている。前記縦フレーム7aの広巾部における横方向の
端面は、前記モータ取付け部1aの縦方向の端面と当接
し、該縦フレーム7aの狭巾部における縦方向の端面
は、前記モータ取付け部1aの横方向の端面と当接する
ようになっている。
【0017】このようにして、モータフレーム7は耐圧
容器1の周方向に配置したモータ取付け部1aに密着し
ており、該モータ取付け部1aは外部水と接している耐
圧容器1と一体的に構成されているので、モータ2の発
熱が効果的に放熱されるようになっている。
【0018】図4を参照して、パワ−部3及び制御回路
部4を説明する。図4は、図1に示された水中機器にお
けるパワ−部及び制御回路部の説明図であり、図1と同
一符号の部材は同一機能、同一仕様の部材を示してい
る。ここで、パワ−部3及び制御回路部4を併せてモー
タ制御装置部50ということにする。
【0019】図4において、モータ制御装置部50は、
水中にて作業をする負荷6を駆動するモータ2に駆動電
力を供給するパワー部3と、該パワー部3を制御する制
御回路部4と、該制御回路部4にモータ2の電流値を入
力させる電流センサ42とからなっている。なお、電力
源5は前記パワー部3に電力を供給している。
【0020】モータ2は、ブラシレスモータであり、負
荷6、例えば推進機と連結され、パワー部3から交流電
力(後述)が供給されると回転を開始し、例えば推進機
6を回転させる。前記パワー部3は、パワースイッチン
グ素子31a、31b、31cが各々1相分を示すイン
バータ回路であり、各々が2個のパワースイッチング素
子D1、D2,D3、D4,D5、D6で構成され、使用され
ているパワー半導体は制御回路部4の消費パワーを押さ
えるため、電圧駆動型のIGBTが用いられている。
【0021】制御回路部4は、パワー部3よりモータ2
へ供給される交流電流を電流検出器42により取込み、
所定の電流が流れるよう制御し、制御回路42によりゲ
ートドライバ41を介してパワースイッチング素子31
a、31b、31cを制御するものである。すなわち、
電力源5(内蔵電池)からパワースイッチング素子31
a、31b、31cに直流電源電圧が印加される。
【0022】この直流電源電圧が印加されることによ
り、詳細な図示を省略するが、発振回路、PWM信号形
成回路、ロジック回路等が動作し3相のスイッチング信
号を形成する。該3相のスイッチング信号に応じてゲー
トドライバ41がパワースイッチング素子31a、31
b、31cを順番にオン、オフし、これによりモータ2
の固定子20に電流が流れ、回転子21が回転する。
【0023】このとき、モータ制御装置部50において
発熱があり、図2、3に示すように、モータフレーム7
は前記モータ制御装置部50の放熱用ヒートシンクを兼
ねるものである。したがって、モータフレーム7の円板
状横フレーム7b1の外表面には、前記モータ制御装置
部50が当接して取付けられ、取付けネジ33b1、3
3b2で螺着されている。さらに、モータフレーム7
は、耐圧容器1の周方向に配置したモータ取付け部1a
に密着しており、該取付け部1aは外部水と接している
耐圧容器1と一体的に構成されているので、モータ制御
装置部50の発熱は、モータフレーム7に伝熱し、該モ
ータフレーム7からモータ取付け部1aを介して耐圧容
器1から効果的に放熱することができるようになってい
る。
【0024】本実施の形態では、前記の如く、電源とし
て内蔵電池を用いているが、外部より交流電源を給電さ
れた場合には、コンバータ(交流/直流変換器)用のパ
ワースイッチング素子等を実装することも可能である。
【0025】上記構成の水中機器用モータ2及びモータ
制御装置部50からの放熱作用を説明する。内蔵電池5
により、パワー部3に直流電力が供給され、該パワー部
3で3相交流電力に変換され、モータ2の固定子20に
供給される。該固定子20には3相回転磁界を生じ、回
転子21との間に回転トルクを生じる。該回転子21は
モータ2の出力軸30と一体化しており、該出力軸30
はモータ2のモータフレーム7との間にラジアル軸受R
1、R2が配設され軸承されている。したがって、前記出
力軸30は前記回転子21と共に回転し、作業機械部6
を駆動する。このとき、モータ2の固定子20及び回転
子21並びにモータ制御装置部50に熱が発生する。
【0026】固定子20の発熱は、該固定子20が固着
されているモータフレーム7の縦フレーム7aに伝導
し、次いで、前記縦フレーム7aからモータ取付け部1
aに伝導される。さらに、前記モータ取付け部1aから
該モータ取付け部1aと一体化している圧力容器1を介
して外水に放熱される。
【0027】回転子21の発熱は、出力軸30を通じて
モータフレーム7に伝熱し、該モータフレーム7から前
記モータ取付け部1aを介して圧力容器1から外水に放
熱される。また、回転子21の発熱の一部は、前記モー
タフレーム7内の空間を介して固定子20に伝熱し、前
記モータフレーム7、前記モータ取付け部1a、圧力容
器1から放熱される。さらに、回転子21の発熱の一部
は、前記モータフレーム7内の空間を介して前記モータ
フレーム7自身に伝熱し、該モータ取付け部1a、圧力
容器1から放熱される。
【0028】モータ制御装置部50の発熱は、該モータ
制御装置部50が螺着され、且つ密着されている横モー
タフレーム7b1に伝熱し、該横モータフレーム7b1に
結合されている縦モータフレーム7aに伝熱し、前記モ
ータ取付け部1aを介して圧力容器1から放熱される。
【0029】このようにして、モータ2およびパワー部
3,制御回路部4からなるモータ制御装置部50の発生
熱の放熱流路を確保し、モータフレーム(冷却用ヒート
シンク兼用)を介して耐圧容器外に効率良く放熱するこ
とができる。
【0030】次に、図5を参照して、本発明に係る水中
機器用モータの一実施形態の変形例を説明する。図5
は、本発明に係る水中機器用モータの一実施形態におけ
る変形例の説明図である。図5において、図1、2の部
材と同一仕様、同一機能を有するものは、同一符号を用
いて説明する。
【0031】図5において、本変形例は、図2の[実施
形態 1]と殆ど同様であるが、耐圧容器1とモータ2
を密着させて固定するためのモータ取付け部1aを、頭
部方向に延設した点が相違する。この相違点を中心に説
明する。前記モータ取付け部1aは、頭部方向に長く伸
ばされることにより、モータフレーム7の縦フレーム7
aと耐圧容器1との接触面積を増やすように配設した構
造である。図4で説明したパワースイッチング素子31
a、31b、31cなどの回路構成は、図2の[実施形
態 1]と同一である。
【0032】本変形例によれば、モータ2とパワー部
3、制御回路部4で構成するモータ制御装置部50で発
生する熱を放熱する外水と接触する耐圧容器1のモータ
取付け部1aの接触面積の増大が図れ、効率良い放熱が
可能になるという効果がある。
【0033】さらに、本発明における実施形態の他の変
形例を、図6を参照して説明する。図6は、本発明に係
る水中機器用モータの一実施形態における他の変形例の
説明図である。図6において、図1、2の部材と同一仕
様、同一機能を有するものは、同一符号を用いて説明す
る。
【0034】図6において、モータ2と耐圧容器1との
軸方向の隙間部分を熱伝導材34により埋め込み、熱的
接触を大とする構造にしたものである。その他の各パワ
ースイッチング素子の配置方法や固定方法は、上述の実
施の形態と同一である。
【0035】本変形例によれば、耐圧容器1とモータ2
のモータフレーム7との隙間に熱伝導体34を埋め込む
ことにより、耐圧容器1とモータ2のモータフレーム7
との伝熱接触面積が大となり、モータ制御装置50およ
びモータ2で発生した熱を効率的に耐圧容器1内へ放熱
できるという効果がある。
【0036】さらに、本発明における実施形態のさらに
他の変形例を、図7を参照して説明する。図7は、本発
明に係る水中機器用モータの一実施形態におけるさらに
他の変形例の説明図である。なお、図7において、図
1、2の部材と同一仕様、同一機能を有するものは、同
一符号を用いて説明する。
【0037】図7において、モータ2とモータ取付け部
1aは図2と同一とし、パワー部3は、各相に3分割し
てパワー部3a、3b、3cのように配置した構造にし
たものである。その他の機器の固定方法は、上述の実施
の形態と同一である。本変形例によれば、パワー部3で
発生した熱を分散させることができ、冷却用ヒートシン
ク(モータフレーム7)により、効率的に耐圧容器1内
への放熱ができるという効果がある。
【0038】また、モータ取付け部1aを耐圧容器1の
内側全周に配設したことにより、モータ2から電気出力
配線通路が確保するためのスペースが確保できないこと
から、前記モータ取付け部1aを全周に連続した形状と
せず、該モータ取付け部1aに切欠き部35を有する構
造とし、このその切欠き部35を電気配線用通路として
利用する構成としている。
【0039】なお、本変形例の説明では、モータ取付け
部1aの一部に切欠き部35を有する構造としている
が、該切欠き部35を複数有する構造としても差し支え
ない。また、これまで上述した他の実施形態、変形例に
おいても、同様にモータ取付け部1aの一部に切欠き部
35を有する構造としても勿論差し支えないことはいう
までもない。
【0040】
【発明の効果】以上、説明した如く、本発明の構成によ
れば、水中機器用モータおよび同モータのモータ制御装
置におけるパワースイッチング素子等の冷却性能と機械
的バランスを保ちつつ、効率良い放熱が可能になるた
め、水中機器用モータおよびモータ制御装置を小形化で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るモータ並びにパワー
部等を配設した水中機器の説明図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るモータ並びにパワー
部等を配設した水中機器における断面図である。
【図3】図2の水中機器のA―A‘矢視図である。
【図4】本発明の一実施形態に係るパワースイッチング
素子を含むモータ制御装置部の説明図である。
【図5】本発明に係る水中機器用モータの一実施形態に
おける変形例の説明図である。
【図6】本発明に係る水中機器用モータの一実施形態に
おける他の変形例の説明図である。
【図7】本発明に係る水中機器用モータの一実施形態に
おけるさらに他の変形例の説明図である。
【符号の説明】
1…耐圧容器、1a…モータ取付け部、2…水中機器用
モータ、3…パワー部、4…制御回路部、6…水中機
械、7…モータフレーム、7a…縦モータフレーム、7
b1、7b2…横モータフレーム、20…固定子、21…
回転子、30…出力軸、31a、31b、31c…パワ
ースイッチング素子、33a1、33a2…、33b1、
33b2…、33c1、33c2、33c2…取付けネジ、
34…熱伝導材、35…切欠き部、50…制御装置部、
50a1、50a2、50a3…ネジ穴
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 9/22 H02K 11/00 X (72)発明者 小林 孝司 千葉県習志野市東習志野七丁目1番1号 株式会社日立製作所産業機器グループ内 (72)発明者 森永 茂樹 千葉県習志野市東習志野七丁目1番1号 株式会社日立製作所産業機器グループ内 Fターム(参考) 5H605 AA01 BB06 BB10 CC01 CC02 CC03 CC10 DD09 DD12 DD13 DD17 EA06 EA15 GG04 5H609 BB03 BB14 BB19 BB23 PP02 PP05 PP06 PP08 PP16 QQ04 QQ19 RR63 5H611 AA09 BB06 BB08 TT02 UA04 UB01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水中機器の耐圧容器内に、回転子、固定
    子、モータフレームなどが収納された水中機器用モータ
    において、 前記耐圧容器にモータ取付け部を設け、該モータの取付
    け部にヒートシンクを兼ねた前記モータフレームを密着
    させて固定すると共に、該モータフレームに前記モータ
    を回転制御するパワースイッチング素子を含むモータ制
    御装置部を密着させて固定し、前記耐圧容器及び前記モ
    ータフレームを前記モータ及び前記モータ制御装置部の
    放熱手段としたことを特徴とする水中機器用モータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の水中機器用モータにお
    いて、 前記モータ取付け部は、前記モータ軸方向のモータフレ
    ームの中央位置部に配設されていることを特徴とする水
    中機器用モータ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の水中機器用モータにお
    いて、 前記モータ取付け部は、前記モータ固定子の軸方向に延
    設されていることを特徴とする水中機器。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の水中機器用モータにお
    いて、 前記モータフレームと前記耐圧容器の間に、熱伝導材が
    配設されていることを特徴とする水中機器。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4に記載の水中機器用モー
    タにおいて、 前記パワースイッチング素子は分割され、前記モータフ
    レームに密着させて固定されていることを特徴とする水
    中機器モータ。
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