JP2003199144A - リソース制御システム、リソース制御方法、及びこれらに用いて好適な基地局及び移動局 - Google Patents

リソース制御システム、リソース制御方法、及びこれらに用いて好適な基地局及び移動局

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JP2003199144A JP2001390489A JP2001390489A JP2003199144A JP 2003199144 A JP2003199144 A JP 2003199144A JP 2001390489 A JP2001390489 A JP 2001390489A JP 2001390489 A JP2001390489 A JP 2001390489A JP 2003199144 A JP2003199144 A JP 2003199144A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自セルと周辺セルのリソース制御との協調を
図ることによって、システム全体を考慮したQosの向
上やリソースの有効利用が可能とする。 【解決手段】 本発明は、第1の基地局及び第2の基地
局と移動局との間のパケット通信に使用されるリソース
を制御するリソース制御システムであって、第1の基地
局は、移動局との間のパケット通信に対して移動局との
間で通信されるパケットのQosが確保されているか否
か、又は移動局との間で通信されるパケットに対して必
要な前記リソースが確保されているか否かを判断する判
断手段32、33と、Qosが確保されていないと判断
された場合、及び必要なリソースが確保されていないと
判断された場合に、第2の基地局に対してリソースの使
用を抑制するように要求する第2の基地局I/F手段4
5とを具備し、第2の基地局は、第1の基地局からの要
求に応じて、移動局との間のパケット通信に対するリソ
ースの使用を抑制するリソース使用抑制手段34を具備
することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パケット移動通信
におけるリソース制御システム、リソース制御方法、及
びこれらに用いて好適な基地局及び移動局に関する。
【0002】
【従来の技術】CDMA(Code Division
Multiple Access)を用いたパケット
移動通信において、上り方向の無線チャネル容量は、基
地局の最大受信電力によって決まり、下り方向の無線チ
ャネル容量は、基地局の最大送信電力によって決まる。
また、CDMAを用いたパケット移動通信において、送
信電力制御(Transmission Power
Control:TPC)を行う場合には、基地局又は
移動局の受ける干渉量に応じて、基地局の受信電力(上
り方向)又は基地局の送信電力(下り方向)が決められ
る。
【0003】しかしながら、上述のような従来のパケッ
ト移動通信では、基地局又は移動局の受ける干渉量が大
きくなると、基地局の受信電力(上り方向)の合計が基
地局の最大受信電力を超え、基地局の送信電力(下り方
向)の合計が基地局の最大送信電力を超える可能性が高
くなるため、基地局と移動局との間で、パケットの送信
失敗又は送信不可といった現象が生じ、パケット廃棄又
はパケット送信遅延が生じるという問題点があった。
【0004】かかる問題点を解決するために、従来のパ
ケット移動通信において、Qos(Quality o
f Service)制御を行う技術が知られている。
かかる従来のQos制御を行うパケット移動通信では、
個々の基地局が、他セルからの干渉量と自セルのリソー
ス量(割当可能な無線チャネル数等)と自セルのトラヒ
ック優先度とに応じて、リソース制御を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
Qos制御を行うパケット移動通信では、個々の基地局
や基地局によって、他セルからの干渉量や自セルのリソ
ース量や自セルのトラヒック優先度のみに応じたリソー
ス制御が行われており、他セルにおけるリソース制御と
の協調を図っていないため、パケット移動通信システム
全体を考慮したQosの向上やリソースの有効利用がで
きないという問題点があった。
【0006】例えば、図1に示すように、セル1に、リ
アルタイムユーザA乃至Dが集中し、隣のセル2に、非
リアルタイムユーザG及びHが集中した場合で、セル1
における下り方向のトラヒックが輻輳状態にある場合を
考えると、各移動局10乃至10は、受ける干渉量
が大きいため、基地局30に対して高レベルの送信電
力(下り方向)を要求する。
【0007】その結果、セル1の基地局30は、自セ
ル1の利用可能なリソースを、リアルタイムユーザ(例
えばA乃至C)に優先して割り当てても、一部のリアル
タイムユーザ(例えばD)のパケット(リアルタイムパ
ケット)を送信することができず、セル1において、パ
ケット送信遅延許容時間を超えることによるパケット廃
棄が生じる場合がある。
【0008】一方、隣のセル2では、リアルタイムユー
ザFの数が少ないため、セル2の基地局30は、自セ
ル2内のリアルタイムユーザFのパケットを送信した後
であっても、割当可能なリソースに余裕があるため、基
地局30の最大送信電力になるまで、非リアルタイム
ユーザG及びHのパケット(非リアルタイムパケット)
を送信することができる。
【0009】このように、一方のセル1では、リアルタ
イムパケットを送信することができず、他方のセル2で
は、リアルタイムパケットを送信した後に、非リアルタ
イムパケットをも送信することができるような場合、パ
ケット移動通信システムのサービスエリア全体を考慮し
たQosの満足度やリソースの効率の低下につながると
いう問題点があった。
【0010】特に、セル半径の小さいマイクロセルや第
4世代移動通信用のセルにおいては、移動局の分布が、
各サービスエリアにおいて不均一の場合が多く、上述の
問題点が顕著となる。
【0011】そこで、本発明は、以上の点に鑑みてなさ
れたもので、自セルのリソース制御と周辺セルのリソー
ス制御との協調を図ることによって、パケット移動通信
システム全体を考慮したQosの向上やリソースの有効
利用を可能とするリソース制御装置、リソース制御方
法、及びこれらに用いて好適な基地局及び移動局を提供
することを目的とする。
【0012】具体的には、特定のセルの基地局が、干渉
の影響を受け易い周辺セル内の基地局に対して、非リア
ルタイムパケット、優先度の低いパケット又はQosに
余裕のあるリアルタイムパケットによるリソースの使用
を一時的に抑制することで、上述の特定のセルにおい
て、周辺セルからの干渉を減らし、リアルタイムパケッ
トの送信遅延許容時間を超えることによるパケット廃棄
やリアルタイムパケットの送信失敗によるパケット廃棄
が低減し、Qos満足度及びシステムキャパシティの向
上が図ることが可能なリソース制御装置、リソース制御
方法、及びこれらに用いて好適な基地局及び移動局を提
供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係るリソース制
御システム及びリソース制御方法は、第1の基地局と第
2の基地局と移動局とを具備するパケット移動通信環境
において、前記第1の基地局及び前記第2の基地局と前
記移動局との間のパケット通信に使用されるリソースを
制御するものであって、前記第1の基地局が、前記移動
局との間で通信されるパケットのQosが確保されてい
るか否か、又は前記移動局との間で通信されるパケット
に対して必要な前記リソースが確保されているか否かを
判断する判断手段と、前記パケットのQosが確保され
ていないと判断された場合、及び前記パケットに対して
必要なリソースが確保されていないと判断された場合
に、前記第2の基地局に対して前記リソースの使用を抑
制するように要求する第2の基地局I/F手段とを具備
し、前記第2の基地局が、前記第1の基地局からの要求
に応じて、前記移動局との間のパケット通信に対する前
記リソースの使用を抑制するリソース使用抑制手段を具
備することを特徴とするものである。
【0014】上述のリソース制御システム及びリソース
制御方法によれば、第2の基地局のリソース使用抑制手
段が、第1の基地局からの要求に応じて、第2の基地局
と移動局との間のパケット通信に対するリソースの使用
を抑制するため、各基地局が、自律的にリソースを制御
することができ、基地局統制局を設ける必要がなくな
り、効率的なリソース制御が可能となる。また、上述の
リソース制御システム及びリソース制御方法によれば、
自セルのリソース制御と周辺セルのリソース制御との協
調を図ることができるため、パケット移動通信システム
全体を考慮したQosの向上やリソースの有効利用が可
能となる。
【0015】上述のリソース制御システム及びリソース
制御方法において、前記第1の基地局が、前記パケット
のQosが確保されていないと判断された場合、及び前
記パケットに対して必要なリソースが確保されていない
と判断された場合に、前記移動局に対して前記第2の基
地局に係る情報を要求する第2の基地局情報要求手段を
具備し、前記第2の基地局I/F手段が、受信した前記
第2の基地局に係る情報に応じて、前記第2の基地局に
対して前記リソースの使用を抑制するように要求し、前
記移動局が、前記第1の基地局からの要求に応じて、干
渉レベルの高い前記第2の基地局に係る情報を前記第1
の基地局に送信する第2の基地局情報送信手段を具備が
好ましい。
【0016】また、上述のリソース制御システム及びリ
ソース制御方法において、前記判断手段が、前記移動局
との間で通信されるパケットのトラヒックタイプを認識
し、該トラヒックタイプごとに予め定められた所定の閾
値と前記パケットのQosとを比較することによって、
前記パケットのQosが確保されているか否かを判断す
ることが好ましい。
【0017】また、上述のリソース制御システム及びリ
ソース制御方法において、前記判断手段が、DSCPに
よって前記パケットのトラヒックタイプを認識すること
が好ましい。
【0018】また、上述のリソース制御システム及びリ
ソース制御方法において、前記移動局が、前記第1の基
地局宛ての上りパケットのトラヒックタイプを認識し、
該トラヒックタイプごとに予め定められた所定の閾値と
前記パケットのQosとを比較することによって、前記
上りパケットのQosが確保されているか否かを判断す
る上りパケット判断手段と、前記上りパケットのQos
が確保されていないと判断された場合、その旨を前記第
1の基地局に通知する通知手段とを具備し、前記第1の
基地局の前記第2の基地局I/F手段が、受信した前記
移動局からの通知に応じて、前記第2の基地局に対して
前記リソースの使用を抑制するように要求することが好
ましい。
【0019】また、上述のリソース制御システム及びリ
ソース制御方法において、前記パケットのQosとし
て、当該パケットのバッファ滞留時間、遅延ジッタ、エ
ラーレート又は伝送速度の少なくとも一つを用いること
が好ましい。
【0020】また、上述のリソース制御システム及びリ
ソース制御方法において、前記第2の基地局I/F手段
が、前記パケットのQosが確保されたことを検出した
場合に、前記第2の基地局に対して前記リソースの使用
の抑制を解除するように要求し、前記第2の基地局が、
前記第1の基地局からの解除要求に応じて、前記移動局
との間のパケット通信に対する前記リソースの使用の抑
制を解除するリソース使用抑制解除手段を具備すること
が好ましい。
【0021】
【発明の実施の形態】(実施形態1に係るリソース制御
システムの構成)本発明の実施形態1に係るリソース制
御システムの構成について図を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係るリソース制御システムの全体
構成を示す図である。
【0022】本実施形態に係るリソース制御システム
は、「下り方向のリソース(無線チャネル)制御」を行
うものであり、図1に示すように、複数のセル1乃至6
に設けられた複数の基地局30乃至30と、セル1
乃至5に在圏し各セル1乃至6の基地局30乃至30
との間で無線リンクを確立する複数の移動局10
至10とによって構成されている。
【0023】図1に示すように、本実施形態に係るリソ
ース制御システムは、第1の基地局30と第2の基地
局30と移動局10とを具備するパケット移動通信
環境において、第1の基地局30及び第2の基地局3
と移動局10との間のパケット通信に使用される
リソース(無線チャネル)を制御するリソース制御シス
テムである。
【0024】図1において、セル1に、移動局10
至10を使用するリアルタイムユーザA乃至Dと、移
動局10を使用する非リアルタイムユーザEが位置
し、セル2に、移動局10を使用するリアルタイムユ
ーザFと、移動局10及び10を使用する非リアル
タイムユーザG及びHが位置する。ここで、移動局10
乃至10と10は、音声通話等のリアルタイム通
信用端末であり、移動局10と10及び10は、
データ通話等の非リアルタイム通信用端末である。
【0025】また、本実施形態に係るリソース制御シス
テムにおいて、図1に示すように、セル1の基地局30
が、あるタイミングで、リアルタイムユーザA乃至D
宛てのパケット(リアルタイムパケット)を同時に送信
すると、セル1の基地局30 の送信電力が、基地局3
の最大送信電力を超えるため、割当可能なリソース
が不足して、リアルタイムユーザD宛てのパケットを送
信することができなくなる。
【0026】しかし、セル2の基地局30が、リソー
ス使用抑制要求(リソース割当制御要求)を受けると、
非リアルタイムユーザG及びH宛てのパケット(非リア
ルタイムパケット)の送信を一時停止するため、セル2
からセル1への干渉の影響が低減され、セル1の基地局
30によるリアルタイムユーザA乃至D宛ての送信電
力が少なくなり、セル1の基地局30が、リアルタイ
ムユーザD宛てのパケットを送信することが可能とな
る。
【0027】図2に、基地局30の機能ブロック図を示
す。基地局30は、下り情報受信部31と、識別回路3
2と、Qosモニタリング回路33と、自局内優先制御
回路34と、問い合わせ回路35と、信号多重回路36
と、符号化回路37と、変調回路38と、サーキュレー
タ39と、無線アンテナ39と、復調回路40と、復
号回路41と、信号分離回路42と、上り情報送信部4
3と、周辺基地局リスト取得回路44と、周辺基地局I
/F回路45とを具備している。
【0028】本実施形態において、識別回路32及びQ
osモニタリング回路33が、移動局10との間で通信
されるパケットのQosが確保されているか否か、又は
移動局10との間で通信されるパケットに対して必要な
前記リソースが確保されているか否かを判断する判断手
段を構成する。また、周辺基地局I/F回路45が、パ
ケットのQosが確保されていないと判断された場合、
及びパケットに対して必要なリソースが確保されていな
いと判断された場合に、第2の基地局(周辺基地局3
0)に対してリソースの使用を抑制するように要求する
第2の基地局I/F手段を構成する。
【0029】また、自局内優先制御回路34が、第1の
基地局(周辺基地局30)からの要求に応じて、移動局
10との間のパケット通信に対するリソースの使用を抑
制するリソース使用抑制手段と、第1の基地局(周辺基
地局30)からの解除要求に応じて、移動局10との間
のパケット通信に対するリソースの使用の抑制を解除す
るリソース使用抑制解除手段を構成する。
【0030】下り情報受信部31は、識別回路32に接
続されており、上位ネットワーク(交換局や無線通信制
御局等)からの下りパケット(下り情報)を受信し、受
信した下りパケットを識別回路32に転送するものであ
る。
【0031】識別回路32は、下り情報受信部31とQ
osモニタリング回路33と自局内優先制御回路34と
に接続されており、下り情報受信部31からの下りパケ
ットのトラヒックタイプ及び該トラヒックタイプに関連
付けられたQos要求を識別する。そして、識別回路3
2は、下り情報受信部31からの下りパケット及び識別
したトラヒックタイプを自局内優先制御回路34に送信
し、識別したQos要求をQosモニタリング回路33
に送信する。
【0032】本実施形態において、パケットのトラヒッ
クタイプは、「DiffservCode Point
(DSCP)」によって識別されるものとする。Dif
fservは、IPネットワーク内のルータの標準実装
になりつつあるインターネットにおけるQos制御方式
である(http://www.ietf.org/htm
l.charters/diffserv−charte
rs.html参照)。IPパケットのヘッダフィール
ドに「DiffServフィールド」があり、そのうち
の6ビットが、当該パケットの「DSCP」を示す。
【0033】ただし、本発明は、これに限定されるもの
ではなく、無線リソース予約時にトラヒックタイプを申
告する方法やその他の方法によって、パケットのトラヒ
ックタイプを決定してもよい。
【0034】図3及図4を用いて、本実施形態で用いら
れるパケットのトラヒックタイプ及びQos要求につい
て説明する。
【0035】本実施形態で用いられるパケットのトラヒ
ックタイプとして、図3に示すように、「EF(Exp
edited Forwarding)タイプ」、「A
F(Assured Forwarding)タイプ」
及び「BE(Best Effort)タイプ」の3種
類が定義されている。そして、「AFタイプ」は、図4
に示すように、優先度(パケット伝送速度やバッファ長
等)に応じた4種類のクラス(クラス1乃至4)に分か
れ、4種類のクラスはそれぞれ廃棄優先度に応じた3種
類のレベル(レベル1乃至3)に分かれる。
【0036】「EFタイプ」のパケットの「DSCP」
は「101110」であり、「AFタイプ」のパケット
の「DSCP」は「XXXYY0」であり、「BEタイ
プ」のパケットの「DSCP」は「000000」であ
る。
【0037】また、「AFタイプ/クラス1/レベル1」
のパケットの「DSCP」は「001010」であり、
「AFタイプ/クラス1/レベル2」のパケットの「DS
CP」は「001100」であり、「AFタイプ/クラ
ス1/レベル3」のパケットの「DSCP」は「001
110」である。
【0038】また、「AFタイプ/クラス2/レベル1」
のパケットの「DSCP」は「010010」であり、
「AFタイプ/クラス2/レベル2」のパケットの「DS
CP」は「010100」であり、「AFタイプ/クラ
ス2/レベル3」のパケットの「DSCP」は「010
110」である。
【0039】また、「AFタイプ/クラス3/レベル1」
のパケットの「DSCP」は「011010」であり、
「AFタイプ/クラス3/レベル2」のパケットの「DS
CP」は「011100」であり、「AFタイプ/クラ
ス3/レベル3」のパケットの「DSCP」は「011
110」である。
【0040】さらに、「AFタイプ/クラス4/レベル
1」のパケットの「DSCP」は「100010」であ
り、「AFタイプ/クラス4/レベル2」のパケットの
「DSCP」は「100100」であり、「AFタイプ
/クラス4/レベル3」のパケットの「DSCP」は「1
00110」である。
【0041】「EFタイプ」は、最も高品質な最優先ク
ラスのパケットを定義し、「AFタイプ」は、「EFタ
イプ」の次に優先されるクラスのパケットを定義し、
「BEタイプ」は、ベストエフォート型のパケットを定
義する。
【0042】以下、「AFタイプ/クラス1/レベル1乃
至3」を総称して「AF1タイプ」と呼び、「AFタイ
プ/クラス2/レベル1乃至3」を総称して「AF2タイ
プ」と呼び、「AFタイプ/クラス3/レベル1乃至3」
を総称して「AF3タイプ」と呼び、「AFタイプ/ク
ラス4/レベル1乃至3」を総称して「AF4タイプ」
と呼ぶこととする。
【0043】本実施形態では、「EFタイプ」及び「A
F4タイプ」のパケットを「リアルタイム型」のパケッ
ト(リアルタイムパケット)と定義し、その他のトラヒ
ックタイプのパケットを「非リアルタイム型」のパケッ
ト(非リアルタイムパケット)と定義する。
【0044】また、本実施形態では、パケットの送信許
容遅延時間を示す「Qos要求」は、「EFタイプ」の
パケットについて「100ms」と設定され、「AF4
タイプ」のパケットについて「200ms」と設定さ
れ、その他のパケットについては設定されていない。
【0045】本実施形態では、「DSCP」と「トラヒ
ックタイプ」とを一対一に関連付けたが、ユーザの希望
によって、一つの「DSCP」を異なる「トラヒックタ
イプ」に関連付ける構成としてもよい。
【0046】例えば、ビデオフォンの映像の画質として
「高」「中」「低」の3ランクを取り得る場合、それぞ
れのランクを「AF4タイプ」「AF3タイプ」「AF
2タイプ」に関連付ける。そして、上述の3ランクの画
質が存在することを、予めユーザに知らせておき、ユー
ザに選択させることが可能である。ここで、ユーザによ
る選択があった場合は、その選択に応じて当該パケット
の「DSCP」と「トラヒックタイプ」との関連付けを
行い、ユーザによる選択がなかった場合は、例えば、デ
フォルトで、当該パケットの「DSCP」と「AF4タ
イプ」とを関連付ける。
【0047】Qosモニタリング回路33は、識別回路
32と自局内優先制御回路34と問い合わせ回路35と
周辺基地局I/F回路45とに接続されており、自局内
優先制御回路34のパケット送信用バッファ(パケット
送信用待ち行列)内の下りパケットの「Qos(本実施
形態では、バッファ滞留時間)」をモニタリングして、
下りパケットのQosが確保されているか否かについて
判断するものである。Qosモニタリング回路33は、
所定のトラヒックタイプの下りパケット(例えば、リア
ルタイムパケットや優先度の高いパケット)のQosの
みをモニタリングしてもよい。また、Qosモニタリン
グ回路33は、全ての下りパケットのうち、Qosを満
足していない下りパケットの割合を求めることもでき
る。また、Qosモニタリング回路33は、下りパケッ
トの遅延ジッタ、エラーレート(PER)又は伝送速度
をモニタリングしてもよい。
【0048】具体的には、Qosモニタリング回路33
は、下りパケットのバッファ滞留時間が、所定の閾値
(図3における「Qos要求(許容遅延時間)」の値)
を超えた場合、当該下りパケットのQosが確保されて
いないと判断し、自局内優先制御回路34に対してその
旨を通知する。その後も、下りパケットのバッファ滞留
時間が、所定の閾値(図3における「Qos要求(許容
遅延時間)」の値)を超えている場合、Qosモニタリ
ング回路33は、問い合わせ回路35に対してその旨を
通知する。
【0049】ここで、Qosモニタリング回路33は、
下りパケットが、自局内優先制御回路34内の所定のパ
ケット送信用バッファに蓄積された時刻と、自局内優先
制御回路34内の所定のパケット送信用バッファから出
力された時刻とから、上述の下りパケットのバッファ滞
留時間を計測する。また、Qosモニタリング回路33
は、所定の閾値として、識別回路32から受信したQo
s要求の値を用いる。
【0050】また、Qosモニタリング回路33は、当
該下りパケットのQosが確保されたことを検知した場
合に、その旨を周辺基地局I/F回路45に通知する。
【0051】自局内優先制御回路34は、識別回路32
とQosモニタリング回路33と信号多重回路36と周
辺基地局リスト取得回路44と周辺基地局I/F回路4
5とに接続されており、トラヒックタイプごとのパケッ
ト送信用バッファを具備している。
【0052】自局内優先制御回路34は、識別回路32
からのトラヒックタイプに応じて、識別回路32からの
下りパケットを所定のパケット送信用バッファに蓄積す
る。その際、自局内優先制御回路34は、下りパケット
を蓄積した時刻を記憶する。
【0053】また、自局内優先制御回路34は、トラヒ
ックタイプごとの優先度に応じて、各パケット送信用バ
ッファから下りパケットを取り出して信号多重回路36
に送信する。
【0054】また、自局内優先制御回路34は、Qos
モニタリング回路33及び周辺基地局リスト取得回路4
4からの通知に応じてリソース制御を行う。例えば、自
局内優先制御回路34は、Qosモニタリング回路33
及び周辺基地局リスト取得回路44からの通知に応じ
て、自セル内の非リアルタイムパケット、優先度の低い
パケット又はQosに余裕のあるリアルタイムパケット
を送信するためのリソースの使用を一時的に抑制する。
【0055】また、自局内優先制御回路34は、周辺基
地局I/F回路45からのリソース割当制御要求の緊急
度に応じて、リソース制御を行う。例えば、自局内優先
制御回路34は、周辺基地局I/F回路45からのリソ
ース割当制御要求の緊急度に応じて、自セル内の非リア
ルタイムパケット、優先度の低いパケット又はQosに
余裕のあるリアルタイムパケットを送信するためのリソ
ースの使用を一時的に抑制する。
【0056】上述のリソース割当制御要求の一例を図5
に示す。例えば、図5に示すように、自局内優先制御回
路34は、緊急度「小」のリソース割当制御要求を受信
した場合、「BEタイプ」のパケットの送信を一時停止
し、緊急度「中」のリソース割当制御要求を受信した場
合、「BEタイプ」「AF1タイプ」「AF2タイプ」
「AF3タイプ」のパケット(非リアルタイムパケッ
ト)の送信を一時停止し、緊急度「大」のリソース割当
制御要求を受信した場合、「BEタイプ」「AF1タイ
プ」「AF2タイプ」「AF3タイプ」「AF4タイ
プ」のパケット(非リアルタイムパケット及び時間的に
余裕のあるリアルタイムパケット)の送信を一時停止す
る。
【0057】また、自局内優先制御回路34は、上述の
場合において、非リアルタイムパケットのうち、移動局
の位置等によって所要送信電力の大きいパケットから順
に、リソースの使用の抑制を行うことができ、送信を一
時停止するパケットの数を少なくしながら、リソースの
使用の抑制を行うことができる。
【0058】さらに、自局内優先制御回路34は、周辺
基地局I/F回路45からのリソース割当制御解除要求
に応じて、自セル内の非リアルタイムパケット、優先度
の低いパケット又はQosに余裕のあるリアルタイムパ
ケットの送信の一時停止を解除する。
【0059】問い合わせ回路35は、Qosモニタリン
グ回路33と信号多重回路36とに接続されており、Q
osモニタリング回路33からの通知(下りパケットの
Qosが確保されていない旨の通知)に応じて、信号多
重回路36を介して、当該下りパケットの送信先である
移動局10に対して、干渉を受け易い周辺基地局30
(周辺基地局リスト)を問い合わせるものである。
【0060】信号多重回路36は、自局内優先制御回路
34と問い合わせ回路35と符号化回路37とに接続さ
れており、自局内優先制御回路34からの下りパケット
及び問い合わせ回路35からの問い合わせを多重化して
符号化回路37に送信するものである。
【0061】符号化回路37は、信号多重回路36と変
調回路38とに接続されており、信号多重回路36から
の多重化信号を符号化して変調回路38に送信するもの
である。
【0062】変調回路38は、符号化回路37とサーキ
ュレータ39とに接続されており、符号化回路37から
の符号化信号を変調してサーキュレータ39に送信する
ものである。
【0063】サーキュレータ39は、変調回路38と無
線アンテナ39と復調回路40とに接続されており、
変調回路38から無線アンテナ39への下り変調信号
の送信処理と、無線アンテナ39から復調回路40へ
の上り変調信号の受信処理とを切り替えるものである。
【0064】復調回路40は、サーキュレータ39と復
号回路41とに接続されており、サーキュレータ39か
らの上り変調信号を復調して復号回路41に送信するも
のである。
【0065】復号回路41は、復調回路40と信号分離
回路42とに接続されており、復調回路40からの符号
化信号を復号して信号分離回路42に送信するものであ
る。
【0066】信号分離回路42は、復号回路41と上り
情報送信部43と周辺基地局リスト取得部44とに接続
されており、復号回路41からの復号信号を分離して、
上りパケット及び周辺基地局リストを抽出し、抽出した
上りパケットを上り情報送信部43に送信し、周辺基地
局リストを周辺基地局リスト取得部44に送信するもの
である。
【0067】上り情報送信部43は、信号分離回路42
に接続されており、信号分離回路42からの上りパケッ
トを上位ネットワークに送信するものである。
【0068】周辺基地局リスト取得部44は、自局内優
先制御回路34と信号分離回路42と周辺基地局I/F
回路45とに接続されており、信号分離回路42からの
周辺基地局リストを受信した旨を、自局内優先制御回路
34に通知する。また、周辺基地局リスト取得部44
は、信号分離回路42からの周辺基地局リストを周辺基
地局I/F回路45に送信する。
【0069】周辺基地局I/F回路45は、Qosモニ
タリング回路33と自局内優先制御回路34と周辺基地
局リスト取得部44とに接続されており、Qosモニタ
リング回路33からの通知に応じて、周辺基地局リスト
取得部44からの周辺基地局リストを用いて、一定周期
(例えば、1フレーム間隔や複数フレーム間隔)で又は
随時に、周辺基地局30に対してリソース割当制御要求
及びリソース割当制御解除要求を送信する。
【0070】周辺基地局I/F回路45は、Qosモニ
タリング回路33から下りパケットのQosが確保され
ていない旨の通知を受信した場合、「Qosが確保され
ていない下りパケットの割合(Qos不満足ユーザの割
合)」に応じて、リソース割当制御要求を送信する周辺
基地局の数及び緊急度を決定する。
【0071】具体的には、図5に示すように、周辺基地
局I/F回路45は、「Qos不満足ユーザの割合」が
「1/3以下」の場合、緊急度「小」のリソース割当制
御要求を1つの周辺基地局30に送信し、「Qos不満
足ユーザの割合」が「1/3〜2/3」の場合、緊急度
「中」のリソース割当制御要求を2つの周辺基地局30
に送信し、「Qos不満足ユーザの割合」が「2/3以
上」の場合、緊急度「大」のリソース割当制御要求を3
つの周辺基地局30に送信する。ここで、リソース割当
制御要求を送信する周辺基地局30は、周辺基地局リス
トに記載された順に選ばれる。
【0072】また、周辺基地局I/F回路45は、Qo
sモニタリング回路33から下りパケットのQosが確
保されるようになった旨の通知を受信した場合、リソー
ス割当制御解除要求を、所定の周辺基地局30に送信す
る。
【0073】また、周辺基地局I/F回路45は、周辺
基地局30からのリソース割当制御要求及びリソース割
当制御解除要求を、自局内優先制御回路34に送信す
る。
【0074】一定周期でリソース割当制御要求及びリソ
ース割当制御解除要求の送信が行われる場合、周辺基地
局I/F回路45は、当該一定の周期で、周辺基地局3
0に対して、リソース割当制御要求及びリソース割当制
御解除要求の有無をチェックする。
【0075】図6に、リアルタイム通信用の移動局10
の機能ブロック図を示す。移動局10は、サーキュレー
タ11と、無線アンテナ11と、復号回路12と、復
調回路13と、信号分離回路14と、下り情報出力部1
5と、Qosモニタリング回路16と、周辺基地局サー
チ回路17と、上り情報入力部18と、信号多重回路1
9と、符号化回路20と、変調回路21とを具備してい
る。
【0076】本実施形態において、周辺基地局サーチ回
路17が、第1の基地局(基地局30)からの要求に応
じて、干渉レベルの高い第2の基地局に係る情報(周辺
基地局リスト)を第1の基地局(基地局30)に送信す
る第2の基地局情報送信手段を構成する。
【0077】サーキュレータ11は、無線アンテナ11
と変調回路21と復調回路12とに接続されており、
変調回路21から無線アンテナ11への上り変調信号
の送信処理と、無線アンテナ11から復調回路12へ
の下り変調信号の受信処理とを切り替えるものである。
【0078】復調回路12は、サーキュレータ11と復
号回路13とに接続されており、サーキュレータ11か
らの下り変調信号を復調して復号回路13に送信するも
のである。
【0079】復号回路13は、復調回路12と信号分離
回路14とに接続されており、復調回路12からの符号
化信号を復号して信号分離回路14に送信するものであ
る。
【0080】信号分離回路14は、復号回路13と下り
情報出力部15とQosモニタリング回路16と周辺基
地局サーチ回路17とに接続されており、復号回路13
からの復号信号を分離して、下りパケット及び問い合わ
せを抽出し、抽出した下りパケットを下り情報出力部1
5に送信し、抽出した問い合わせを周辺基地局サーチ回
路17に送信するものである。
【0081】下り情報出力部15は、信号分離回路14
に接続されており、信号分離回路14からの下りパケッ
トを出力するものである。下り情報出力部15は、例え
ば、移動局のディスプレイ画面やスピーカ等で構成され
る。
【0082】Qosモニタリング回路16は、信号分離
回路14と周辺基地局サーチ回路17とに接続されてお
り、一定時間間隔で、信号分離回路14に送信された下
りパケットについて「Qos(本実施形態では、パケッ
トの遅延ジッタ、エラーレート(PER)、伝送速度の
うち、少なくとも一つ)」をモニタリングして、当該下
りパケットのQosが確保されているか否かについて判
断するものである。Qosモニタリング回路33は、所
定のトラヒックタイプの下りパケット(例えば、リアル
タイムパケットや優先度の高いパケット)のQosのみ
をモニタリングしてもよい。また、Qosモニタリング
回路33は、下りパケットのバッファ滞留時間をモニタ
リングしてもよい。
【0083】また、Qosモニタリング回路16は、信
号分離回路14に送信された下りパケットのQosが確
保されていないと判断した場合、その旨を周辺基地局サ
ーチ回路17に通知する。
【0084】周辺基地局サーチ回路17は、信号分離回
路14とQosモニタリング回路16と信号多重回路1
9とに接続されており、信号分離回路14からの問い合
わせ又はQosモニタリング回路16からの通知(下り
パケットのQosが確保されていない旨の通知)に応じ
て、周辺基地局30の制御信号(例えば、CPICH)
の受信信号レベルを計測し、上述の受信信号レベルの大
きい順に周辺基地局30を並べた周辺基地局リストを作
成し、下りパケットのQosが確保されていない旨の通
知と共に、信号多重回路19に送信するものである。
【0085】上り情報入力部18は、信号多重回路19
に接続されており、移動局10のユーザにデータ(音声
情報含む)を入力させる入力インタフェースであり、入
力されたデータに基づいて上りパケットを生成して信号
多重回路19に送信するものである。上り情報入力部1
8は、上りパケットを生成する際に、データ内容に応じ
て、パケットヘッダ内のDSCP(トラヒックタイプ)
を設定する。
【0086】信号多重回路19は、周辺基地局サーチ回
路17と上り情報入力部18とに接続されており、周辺
基地局サーチ回路17からの通知及び周辺基地局リスト
と、上り情報入力部18からの上りパケットを多重化し
て符号化回路20に送信するものである。
【0087】符号化回路20は、信号多重回路19と変
調回路21とに接続されており、信号多重回路19から
の多重化信号を符号化して変調回路21に送信するもの
である。
【0088】変調回路21は、符号化回路20とサーキ
ュレータ11とに接続されており、符号化回路20から
の符号化信号を変調してサーキュレータ11に送信する
ものである。
【0089】(本実施形態に係るリソース制御システム
の動作)本実施形態に係るリソース制御システムの動作
について、図を参照にして説明する。図7は、本実施形
態に係るリソース制御システムにおいて、移動局10
が、下りパケットのQosをモニタリングする場合の動
作を示すタイムチャート図である。また、図8は、本実
施形態に係るリソース制御システムにおいて、基地局3
0が、下りパケットのQosをモニタリングする場合の
動作を示すタイムチャート図である。
【0090】第1に、本実施形態に係るリソース制御シ
ステムにおいて、移動局10が、下りパケットのQos
をモニタリングする場合の動作について説明する。
【0091】図7に示すように、ステップ701におい
て、移動局10のQosモニタリング回路16が、一定
時間間隔で、信号分離回路14に送信された下りパケッ
トについて「Qos(本実施形態では、パケットの遅延
ジッタ、エラーレート(PER)、伝送速度のうち、少
なくとも一つ)」をモニタリングする。
【0092】ステップ702において、Qosモニタリ
ング回路16が、信号分離回路14に送信された下りパ
ケットのQosが確保されているか否かについて判断す
る。当該下りパケットのQosが確保されていると判断
した場合、本動作はステップ701に戻り、当該下りパ
ケットのQosが確保されていないと判断した場合、本
動作はステップ703に進む。
【0093】ステップ703において、Qosモニタリ
ング回路16が、下りパケットのQosが確保されてい
ない旨を周辺基地局サーチ回路17に通知する。そし
て、周辺基地局サーチ回路17が、周辺基地局30の制
御信号(例えば、CPICH)の受信信号レベルを計測
すること(図1の)によって、周辺基地局リストを作
成する。
【0094】ステップ704において、周辺基地局サー
チ回路17が、信号多重化回路19と符号化回路20と
変調回路21とサーキュレータ11と無線アンテナ11
とを介して、下りパケットのQosが確保されていな
い旨の通知及び周辺基地局リストを送信する(図1の
)。
【0095】ステップ705において、基地局30の自
局内優先制御回路34が、周辺基地局リスト取得部44
からの周辺基地局リストを受信した旨の通知に応じて、
リソース制御を行う、具体的には、自セル内の非リアル
タイムパケット、優先度の低いパケット又はQosに余
裕のあるリアルタイムパケットを送信するためのリソー
スの使用を一時的に抑制する。
【0096】ステップ706において、自局内優先制御
回路34が、再度、周辺基地局リスト取得部44から周
辺基地局リストを受信した場合、又は周辺基地局リスト
取得部44を介して移動局10からの「下りパケットの
Qosが確保されていない」との通知を受信した場合、
周辺基地局I/F回路45が、所定の周辺基地局30に
対して、リソース割当制御要求を送信する(図1の
)。
【0097】ステップ707において、周辺基地局30
の自局内優先制御回路34が、周辺基地局I/F回路4
5を介して受信したリソース割当制御要求(特に、緊急
度)に応じて、リソース割当制御を行う。
【0098】第2に、本実施形態に係るリソース制御シ
ステムにおいて、基地局30が、下りパケットのQos
をモニタリングする場合の動作について説明する。
【0099】図8に示すように、ステップ801におい
て、基地局30のQosモニタリング回路33が、自局
内優先制御回路34のパケット送信用バッファ内の下り
パケットの「Qos(本実施形態では、バッファ滞留時
間)」をモニタリングする。
【0100】ステップ802において、Qosモニタリ
ング回路33が、下りパケットのQosが確保されてい
るか否か、すなわち下りパケットのバッファ滞留時間が
所定の閾値(「図3のQos要求」)を超えるか否かに
ついて判断する。下りパケットのQosが確保されてい
ると判断した場合、本動作はステップ801に戻り、下
りパケットのQosが確保されていないと判断した場
合、本動作はステップ803に進む。
【0101】ステップ803において、自局内優先制御
回路34が、自セル内の非リアルタイムパケット、優先
度の低いパケット又はQosに余裕のあるリアルタイム
パケットを送信するためのリソースの使用を一時的に抑
制する。
【0102】ステップ804において、Qosモニタリ
ング回路33が、下りパケットのQosが確保されてい
るか否か、すなわち下りパケットのバッファ滞留時間が
所定の閾値(「図3のQos要求」)を超えるか否かに
ついて判断する。下りパケットのQosが確保されてい
ると判断した場合、本動作はステップ801に戻り、下
りパケットのQosが確保されていないと判断した場
合、本動作はステップ805に進む。
【0103】ステップ805において、問い合わせ回路
35が、Qosモニタリング回路33からの通知に応じ
て、信号多重回路36と符号化回路37と変調回路38
とサーキュレータ39と無線アンテナ39とを介し
て、当該下りパケットの送信先である移動局10に対し
て、干渉を受け易い周辺基地局30を問い合わせる。
【0104】ステップ806において、移動局10の周
辺基地局サーチ回路17が、無線アンテナ11とサー
キュレータ11と復調回路12と復号回路13と信号分
離回路14とを介して受信した問い合わせに応じて、上
述のように、周辺基地局リストを作成する。
【0105】ステップ807において、周辺基地局サー
チ回路17が、信号多重回路19と符号化回路20と変
調回路21とサーキュレータ11と無線アンテナ11
とを介して、周辺基地局リストを送信する。
【0106】ステップ808において、周辺基地局I/
F回路45が、所定の周辺基地局30に対して、リソー
ス割当制御要求を送信する。
【0107】ステップ809において、周辺基地局30
の自局内優先制御回路34が、周辺基地局I/F回路4
5を介して受信したリソース割当制御要求(特に、緊急
度)に応じて、リソース制御を行う。
【0108】(本実施形態に係るリソース制御システム
の作用・効果)本実施形態に係るリソース制御システム
によれば、自局優先制御回路34が、周辺基地局30か
らの要求に応じて、基地局30と移動局10との間のパ
ケット通信に対するリソースの使用を抑制するため、各
基地局が、自律的にリソースを制御することができ、基
地局統制局を設ける必要がなくなり、効率的なリソース
制御が可能となる。また、本実施形態に係るリソース制
御システムによれば、自セル1のリソース制御と周辺セ
ル2のリソース制御との協調を図ることができるため、
パケット移動通信システム全体を考慮したQosの向上
やリソースの有効利用が可能となる。
【0109】(実施形態2に係るリソース制御システム
の構成)本発明の実施形態2に係るリソース制御システ
ムの構成について図を参照しながら説明する。本実施形
態に係るリソース制御システムは、「上り方向のリソー
ス(無線チャネル)制御」を行うものである。以下、実
施形態1に係るリソース制御システムの構成と相違する
点についてのみ説明することとする。
【0110】本実施形態に係るリソース制御システム
は、基地局30において、識別回路32と問い合わせ回
路35と周辺基地局リスト取得部44とを具備していな
い点と、Qosモニタリング回路51と自局内優先制御
回路52と周辺基地局I/F回路53の機能及び配置と
に関して、実施形態1に係るリソース制御システムと異
なっている。
【0111】また、本実施形態に係るリソース制御シス
テムは、移動局10において、周辺基地局サーチ回路1
7を具備していない点と、送信制御回路61を具備して
いる点と、Qosモニタリング回路62の機能及び配置
とに関して、実施形態1に係るリソース制御システムと
異なっている。
【0112】本実施形態において、移動局10のQos
モニタリング回路62が、第1の基地局(基地局30)
宛ての上りパケットのトラヒックタイプを認識し、該ト
ラヒックタイプごとに予め定められた所定の閾値と該上
りパケットのQosとを比較することによって、該上り
パケットのQosが確保されているか否かについて判断
する上りパケット判断手段と、該上りパケットのQos
が確保されていないと判断された場合、その旨を第1の
基地局(基地局30)に通知する通知手段とを構成す
る。
【0113】Qosモニタリング回路51は、信号分離
回路42と自局内優先制御回路52とに接続されてお
り、信号多重化回路36において「Qos(本実施形態
では、上りパケットの遅延ジッタ、エラーレート、伝送
速度のうち、少なくとも一つ)」をモニタリングして、
上りパケットのQosが確保されているか否か、又は、
新たな上りパケットに対して必要なリソースが確保され
ているか否かについて判断するものである。
【0114】また、Qosモニタリング回路51は、信
号分離回路42を介して受信した移動局10からの予約
信号に応じて、当該予約信号に対応する上りパケットに
対して必要なリソースが確保されているか否かを判断し
た結果を、自局内優先制御回路52に通知する。
【0115】また、Qosモニタリング回路51は、上
りパケットのQosが確保されていない旨、及び新たな
上りパケットに対して必要なリソースが確保されていな
い旨を検知した場合、その旨を自局内優先制御回路52
に通知する。また、Qosモニタリング回路51は、
「移動局10において上りパケットのQosが確保され
ていない旨の通知」を信号分離回路42を介して受信し
た場合、その旨を自局内優先制御回路52に通知する。
【0116】自局内優先制御回路52は、信号多重回路
36とQosモニタリング回路51と周辺基地局I/F
回路53とに接続されており、Qosモニタリング回路
51から、新たな上りパケットに対して必要なリソース
が確保されている旨の通知を受信した場合、当該上りパ
ケット送信用にリソースを割り当て、その結果を信号多
重回路36を介して移動局10に送信する。かかる場
合、自局内優先制御回路52は、各トラヒックタイプの
アクセス条件(例えば、平均送信間隔)を指定する。
【0117】また、自局内優先制御回路52は、Qos
モニタリング回路51から、上りパケットのQosが確
保されていない旨の通知、又は新たな上りパケットに対
して必要なリソースが確保されていない旨の通知を受信
した場合で、当該上りパケットが非リアルタイムパケッ
トである場合、当該上りパケットに対するリソースの割
当を一定時間後に先送る。
【0118】また、自局内優先制御回路52は、Qos
モニタリング回路51から、上りパケットのQosが確
保されていない旨の通知、又は新たな上りパケットに対
して必要なリソースが確保されていない旨の通知を受信
した場合で、当該上りパケットがリアルタイムパケット
である場合、非リアルタイムパケットに対する上り方向
のリソースの割当を一時的に抑制する。その後、さら
に、Qosモニタリング回路51から、新たな上りパケ
ットに対して必要なリソースが確保されていない旨の通
知を受信した場合、自局内優先制御回路52は、その旨
を周辺基地局I/F回路53に通知する。
【0119】また、自局内優先制御回路52は、周辺基
地局I/F回路53からのリソース割当制御要求の緊急
度に応じて、リソース制御を行う。例えば、自局内優先
制御回路52は、周辺基地局I/F回路53からのリソ
ース割当制御要求の緊急度に応じて、自セル内の非リア
ルタイムパケット、優先度の低いパケット又はQosに
余裕のあるリアルタイムパケットを送信するためのリソ
ースの使用を一時的に抑制する。
【0120】上述のリソース割当制御要求の一例を図1
0に示す。例えば、図10に示すように、自局内優先制
御回路52は、緊急度「小」のリソース割当制御要求を
受信した場合、「BEタイプ」のパケットの送信を一時
停止し、緊急度「中」のリソース割当制御要求を受信し
た場合、「BEタイプ」「AF1タイプ」「AF2タイ
プ」「AF3タイプ」のパケット(非リアルタイムパケ
ット)の送信を一時停止し、緊急度「大」のリソース割
当制御要求を受信した場合、「BEタイプ」「AF1タ
イプ」「AF2タイプ」「AF3タイプ」「AF4タイ
プ」のパケット(非リアルタイムパケット及び時間的に
余裕のあるリアルタイムパケット)の送信を一時停止す
る。
【0121】また、自局内優先制御回路52は、上述の
場合において、非リアルタイムパケットのうち、移動局
の位置等によって所要送信電力の大きいパケットから順
に、リソースの使用の抑制を行うことができ、送信を一
時停止するパケットの数を少なくしながら、リソースの
使用の抑制を行うことができる。
【0122】さらに、自局内優先制御回路52は、周辺
基地局I/F回路53からのリソース割当制御解除要求
に応じて、自セル内の非リアルタイムパケット、優先度
の低いパケット又はQosに余裕のあるリアルタイムパ
ケットの送信の一時停止を解除する。
【0123】周辺基地局I/F回路53は、自局内優先
制御回路52に接続されており、自局内優先制御回路5
2からの通知に応じて、一定周期(例えば、1フレーム
間隔や複数フレーム間隔)で又は随時に、周辺基地局3
0に対してリソース割当制御要求及びリソース割当制御
解除要求を送信する。
【0124】周辺基地局I/F回路53は、自局内優先
制御回路52から、上りパケットのQosが確保されて
いない旨の通知を受信した場合、「Qosが確保されて
いない上りパケットの割合(Qos不満足ユーザの割
合)」又は「割当てリソースの不足ユーザ」に応じて、
リソース割当制御要求を送信する周辺基地局の数及び緊
急度を決定する。
【0125】具体的には、図10に示すように、周辺基
地局I/F回路53は、「Qos不満足ユーザの割合」
又は「割当てリソースの不足ユーザ」が「1/3以下」
の場合、緊急度「小」のリソース割当制御要求を1つの
周辺基地局30に送信し、「Qos不満足ユーザの割
合」又は「割当てリソースの不足ユーザ」が「1/3〜
2/3」の場合、緊急度「中」のリソース割当制御要求
を2つの周辺基地局30に送信し、「Qos不満足ユー
ザの割合」又は「割当てリソースの不足ユーザ」が「2
/3以上」の場合、緊急度「大」のリソース割当制御要
求を3つの周辺基地局30に送信する。
【0126】また、周辺基地局I/F回路53は、自局
内優先制御回路52から、上りパケットのQosが確保
されたこと、又は新たな上りパケットに対して必要なリ
ソースが確保されたことを検知した旨の通知を受信した
場合、リソース割当制御解除要求を、所定の周辺基地局
30に送信する。
【0127】また、周辺基地局I/F回路53は、周辺
基地局30からのリソース割当制御要求及びリソース割
当制御解除要求を自局内優先制御回路52に送信する。
【0128】一定周期でリソース割当制御要求及びリソ
ース割当制御解除要求の送信が行われる場合、周辺基地
局I/F回路53は、当該一定の周期で、周辺基地局3
0に対して、リソース割当制御要求及びリソース割当制
御解除要求の有無をチェックする。
【0129】移動局10の上り情報入力部18は、送信
制御回路61に接続されており、トラヒックタイプやQ
os要求(パケット送信遅延、パケット廃棄率、伝送速
度等)を含む予約信号を、送信制御回路61と信号多重
回路19と符号化回路20と変調回路21とサーキュレ
ータ11と無線アンテナ11とを介して送信する。
【0130】送信制御回路61は、上り情報入力部18
と信号多重回路19とQosモニタリング回路62とに
接続されており、基地局30からのリソース割当指示に
応じた送信電力や送信タイミングで、パケット送信用バ
ッファから上りパケットを取り出して信号多重回路19
に送信する。
【0131】Qosモニタリング回路62は、送信制御
回路61と信号多重回路19とに接続されており、送信
制御回路61のパケット送信用バッファ内の上りパケッ
トの「Qos(本実施形態では、上りパケットのバッフ
ァ滞留時間、遅延ジッタ、エラーレート、伝送速度のう
ち、少なくとも一つ)」をモニタリングして、上りパケ
ットのQosが確保されているか否かについて判断する
ものである。また、Qosモニタリング回路62は、所
定期間内で、Qosが確保されていない下りパケットの
割合を求めることもできる。
【0132】具体的には、Qosモニタリング回路62
は、下りパケットのQosが所定の閾値(例えば、図3
における「Qos要求(許容遅延時間)」の値)を超え
た場合、当該上りパケットのQosが確保されていない
と判断し、基地局30に対してその旨を通知する。
【0133】(本実施形態に係るリソース制御システム
の動作)本実施形態に係るリソース制御システムの動作
について、図を参照にして説明する。図12は、本実施
形態に係るリソース制御システムにおいて、移動局10
が予約信号を送信する場合の動作を示すタイムチャート
図である。また、図13は、本実施形態に係るリソース
制御システムにおいて、移動局10が予約信号を送信し
ない場合の動作を示すタイムチャート図である。
【0134】第1に、本実施形態に係るリソース制御シ
ステムにおいて、移動局10が予約信号を送信する場合
の動作について説明する。
【0135】図12に示すように、ステップ1201に
おいて、予約信号が、移動局10の上り情報入力部18
と優先制御回路61と信号多重回路19と符号化回路2
0と変調回路21とサーキュレータ11と無線アンテナ
11とを介して、移動局10が在圏する基地局30に
送信される。
【0136】ステップ1202において、基地局30の
Qosモニタリング回路51が、予約信号に対応する新
たな上りパケットに対して必要なリソースが確保されて
いるか否かについて判断する。確保されていると判断さ
れた場合、本動作はステップ1203に進み、確保され
ていないと判断された場合、本動作はステップ1205
に進む。
【0137】自局内優先制御回路52が、ステップ12
03において、上述の上りパケットに対してリソースを
割り当て、ステップ1203において、その結果を、信
号多重回路36と符号化回路37と変調回路38とサー
キュレータ39と無線アンテナ39とを介して、移動
局10に送信する。
【0138】ステップ1205において、自局内優先制
御回路52が、当該上りパケットがリアルタイムパケッ
トであるか否かについて判断する。リアルタイムパケッ
トであると判断された場合、本動作はステップ1207
に進み、リアルタイムパケットでないと判断された場
合、本動作はステップ1206に進む。ステップ120
6において、自局内優先制御回路52が、当該上りパケ
ットに対するリソースの割当を一定時間後に先送る。
【0139】ステップ1207において、自局内優先制
御回路52が、非リアルタイムパケットに対する上り方
向のリソースの割当を一時的に抑制する。その後、さら
に、Qosモニタリング回路51から、上りパケットの
Qosが確保されていない旨の通知を受信した場合、自
局内優先制御回路52は、その旨を周辺基地局I/F回
路53に通知する。
【0140】ステップ1208において、周辺基地局I
/F部53が、自局内優先制御回路52からの通知に応
じて、一定周期(例えば、1フレーム間隔や複数フレー
ム間隔)で又は随時に、周辺基地局30に対してリソー
ス割当制御要求を送信する。
【0141】ステップ1209において、周辺基地局3
0の自局内優先制御回路52が、周辺基地局I/F回路
53を介して受信したリソース割当制御要求(特に、緊
急度)に応じて、リソース制御を行う。
【0142】ステップ1210において、移動局10と
基地局30との間の通信が、基地局30からのリソース
割当指示に応じた送信電力や送信タイミングによって開
始される。
【0143】ステップ1211において、基地局30の
Qosモニタリング回路51が、信号分離回路52にお
いて上りパケットのQosをモニタリングする。ステッ
プ1211において、Qosモニタリング回路51が、
上りパケットのQosが確保されているか否かについて
判断する。上りパケットのQosが確保されていると判
断した場合、本動作はステップ1211に戻り、上りパ
ケットのQosが確保されていないと判断した場合、本
動作はステップ1213に進む。
【0144】ステップ1213において、基地局30の
自局内優先制御回路52が、リソース制御を行う、具体
的には、自セル内の非リアルタイムパケット、優先度の
低いパケット又はQosに余裕のあるリアルタイムパケ
ットを送信するためのリソースの使用を一時的に抑制す
る。
【0145】ステップ1214において、Qosモニタ
リング回路51が、上述のリソース制御によっても、上
りパケットのQosが確保されないと判断した場合、周
辺基地局I/F回路53が、所定の周辺基地局30に対
して、リソース割当制御要求を送信する。
【0146】ステップ1215において、周辺基地局3
0の自局内優先制御回路52が、周辺基地局I/F回路
53を介して受信したリソース割当制御要求(特に、緊
急度)に応じて、リソース制御を行う。
【0147】第2に、本実施形態に係るリソース制御シ
ステムにおいて、移動局10が予約信号を送信しない場
合の動作について説明する。
【0148】図13に示すように、ステップ1301に
おいて、自局内優先制御回路52が、Qosモニタリン
グ回路51から、上りパケットのQosが確保されてい
る旨の通知を受信した場合、当該上りパケットにリソー
スを割り当て、各トラヒックタイプのアクセス条件(例
えば、平均送信間隔)を決定する。ステップ1302に
おいて、自局内優先制御回路52が、その結果を信号多
重回路36と符号化回路37と変調回路38とサーキュ
レータ39と無線アンテナ39とを介して移動局10
に送信する。
【0149】ステップ1303において、移動局10と
基地局30との間の通信が、基地局30からのリソース
割当指示に応じた各トラヒックタイプのアクセス条件
(例えば、平均送信間隔)によって開始される。
【0150】ステップ1304において、移動局10の
Qosモニタリング回路62が、送信制御回路61にお
いて、上りパケットの「Qos(本実施形態では、バッ
ファ滞留時間)」をモニタリングして、上りパケットの
Qosが確保されているか否かについて判断する。
【0151】上りパケットのQosが確保されていると
判断された場合、本動作はステップ1303に戻り、上
りパケットのQosが確保されていないと判断された場
合、本動作はステップ1305に進む。ステップ130
5において、Qosモニタリング回路62が、上りパケ
ットのQosが確保されていない旨を基地局30に対し
て通知する。
【0152】ステップ1306において、基地局30の
自局内優先制御回路52が、リソース制御を行う、具体
的には、自セル内の非リアルタイムパケット、優先度の
低いパケット又はQosに余裕のあるリアルタイムパケ
ットを送信するためのリソースの使用を一時的に抑制す
る。
【0153】ステップ1307において、再度、移動局
10から、上りパケットのQosが確保されていない旨
の通知を受信した場合、周辺基地局I/F回路53が、
所定の周辺基地局30に対して、リソース割当制御要求
を送信する。
【0154】ステップ1308において、周辺基地局3
0の自局内優先制御回路52が、周辺基地局I/F回路
53を介して受信したリソース割当制御要求(特に、緊
急度)に応じて、リソース制御を行う。
【0155】(本実施形態に係るリソース制御システム
の作用・効果)本実施形態に係るリソース制御システム
によれば、自局優先制御回路52が、周辺基地局30か
らの要求に応じて、基地局30と移動局10との間のパ
ケット通信に対するリソースの使用を抑制するため、各
基地局が、自律的にリソースを制御することができ、基
地局統制局を設ける必要がなくなり、効率的なリソース
制御が可能となる。また、本実施形態に係るリソース制
御システムによれば、自セル1のリソース制御と周辺セ
ル2のリソース制御との協調を図ることができるため、
パケット移動通信システム全体を考慮したQosの向上
やリソースの有効利用が可能となる。
【0156】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
自セルのリソース制御と周辺セルのリソース制御との協
調を図ることによって、パケット移動通信システム全体
を考慮したQosの向上やリソースの有効利用が可能と
なる。
【0157】具体的には、特定のセルの基地局が、干渉
の影響を受け易い周辺セル内の基地局に対して、非リア
ルタイムパケット、優先度の低いパケット又はQosに
余裕のあるリアルタイムパケットによるリソースの使用
を一時的に抑制することで、上述の特定のセルにおい
て、周辺セルからの干渉を減らし、リアルタイムパケッ
トの送信遅延許容時間を超えることによるパケット廃棄
やリアルタイムパケットの送信失敗によるパケット廃棄
が低減し、Qos満足度及びシステムキャパシティの向
上が図ることが可能となる。
【0158】特に、セル半径の小さいマイクロセルや第
4世代移動通信用のセルにおいては、移動局の分布が、
各サービスエリアにおいて不均一の場合が多く、改善効
果が更に顕著である。
【0159】また、本発明によれば、ハンドオーバ時
に、移動先のセルにおけるリソース不足によるリアルタ
イム通信の強制的な切断を避けることができ、システム
全体のQosの向上を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るリソース制御システ
ムの全体構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る基地局の機能ブロッ
ク図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るトラヒックタイプを
示す図である。
【図4】本発明の一実施形態に係るトラヒックタイプを
示す図である。
【図5】本発明の一実施形態に係るリソース割当制御要
求を示す図である。
【図6】本発明の一実施形態に係る移動局の機能ブロッ
ク図である。
【図7】本発明の一実施形態に係るリソース制御システ
ムの動作を示すタイムチャート図である。
【図8】本発明の一実施形態に係るリソース制御システ
ムの動作を示すタイムチャート図である。
【図9】本発明の一実施形態に係る基地局の機能ブロッ
ク図である。
【図10】本発明の一実施形態に係るリソース割当制御
要求を示す図である。
【図11】本発明の一実施形態に係る移動局の機能ブロ
ック図である。
【図12】本発明の一実施形態に係るリソース制御シス
テムの動作を示すタイムチャート図である。
【図13】本発明の一実施形態に係るリソース制御シス
テムの動作を示すタイムチャート図である。
【符号の説明】 1、2、3、4、5、6、7…セル 10、10、10、10、10、10、1
、10…移動局 11、39…サーキュレータ 11、39…無線アンテナ 12、40…復調回路 13、41…復号回路 14、42…信号分離回路 15…下り情報出力部 16、33、51、62…Qosモニタリング回路 17…周辺基地局サーチ回路 18…上り情報入力部 19、36…信号多重回路 20、37…符号化回路 21、38…変調回路 30、30、30、30、30、30、3
…移動局 31…下り情報受信部 32…識別回路 34、52…自局内優先制御回路 35…問い合わせ回路 43…上り情報送信部 44…周辺基地局リスト取得回路 45、53…周辺基地局I/F回路 61…送信制御回路
フロントページの続き (72)発明者 梅田 成視 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 Fターム(参考) 5K067 AA21 BB04 BB21 CC08 CC10 DD11 EE02 EE10 EE16 FF02 GG02 GG08

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の基地局と第2の基地局と移動局と
    を具備するパケット移動通信環境において、前記第1の
    基地局及び前記第2の基地局と前記移動局との間のパケ
    ット通信に使用されるリソースを制御するリソース制御
    システムであって、 前記第1の基地局は、 前記移動局との間で通信されるパケットのQosが確保
    されているか否か、又は前記移動局との間で通信される
    パケットに対して必要な前記リソースが確保されている
    か否かを判断する判断手段と、 前記パケットのQosが確保されていないと判断された
    場合、及び前記パケットに対して必要なリソースが確保
    されていないと判断された場合に、前記第2の基地局に
    対して前記リソースの使用を抑制するように要求する第
    2の基地局I/F手段とを具備し、 前記第2の基地局は、前記第1の基地局からの要求に応
    じて、前記移動局との間のパケット通信に対する前記リ
    ソースの使用を抑制するリソース使用抑制手段を具備す
    ることを特徴とするリソース制御システム。
  2. 【請求項2】 前記第1の基地局は、前記パケットのQ
    osが確保されていないと判断された場合、及び前記パ
    ケットに対して必要なリソースが確保されていないと判
    断された場合に、前記移動局に対して前記第2の基地局
    に係る情報を要求する第2の基地局情報要求手段を具備
    し、 前記第2の基地局I/F手段は、受信した前記第2の基
    地局に係る情報に応じて、前記第2の基地局に対して前
    記リソースの使用を抑制するように要求し、 前記移動局は、前記第1の基地局からの要求に応じて、
    干渉レベルの高い前記第2の基地局に係る情報を前記第
    1の基地局に送信する第2の基地局情報送信手段を具備
    することを特徴とする請求項1に記載のリソース制御シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記判断手段は、前記移動局との間で通
    信されるパケットのトラヒックタイプを認識し、該トラ
    ヒックタイプごとに予め定められた所定の閾値と前記パ
    ケットのQosとを比較することによって、前記パケッ
    トのQosが確保されているか否かを判断することを特
    徴とする請求項1又は2に記載のリソース制御システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記判断手段は、DSCPによって前記
    パケットのトラヒックタイプを認識することを特徴とす
    る請求項3に記載のリソース制御システム。
  5. 【請求項5】 前記移動局は、 前記第1の基地局宛ての上りパケットのトラヒックタイ
    プを認識し、該トラヒックタイプごとに予め定められた
    所定の閾値と前記パケットのQosとを比較することに
    よって、前記上りパケットのQosが確保されているか
    否かを判断する上りパケット判断手段と、 前記上りパケットのQosが確保されていないと判断さ
    れた場合、その旨を前記第1の基地局に通知する通知手
    段とを具備し、 前記第1の基地局の前記第2の基地局I/F手段は、受
    信した前記移動局からの通知に応じて、前記第2の基地
    局に対して前記リソースの使用を抑制するように要求す
    ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記
    載のリソース制御システム。
  6. 【請求項6】 前記パケットのQosとして、該パケッ
    トのバッファ滞留時間、遅延ジッタ、エラーレート又は
    伝送速度の少なくとも一つを用いることを特徴とする請
    求項1乃至5のいずれか一項に記載のリソース制御シス
    テム。
  7. 【請求項7】 前記第2の基地局I/F手段は、 前記パケットのQosが確保されたことを検出した場合
    に、前記第2の基地局に対して前記リソースの使用の抑
    制を解除するように要求し、 前記第2の基地局は、前記第1の基地局からの解除要求
    に応じて、前記移動局との間のパケット通信に対する前
    記リソースの使用の抑制を解除するリソース使用抑制解
    除手段を具備することを特徴とする請求項1乃至6のい
    ずれか一項にリソース制御システム。
  8. 【請求項8】 第1の基地局と第2の基地局と移動局と
    を具備するパケット移動通信環境において、前記第1の
    基地局及び前記第2の基地局と前記移動局との間のパケ
    ット通信に使用されるリソースを制御するリソース制御
    システムにおいて、 前記移動局との間で通信されるパケットのQosが確保
    されているか否か、又は前記移動局との間で通信される
    パケットに対して必要な前記リソースが確保されている
    か否かを判断する判断手段と、 前記パケットのQosが確保されていないと判断された
    場合、及び前記パケットに対して必要なリソースが確保
    されていないと判断された場合に、前記第2の基地局に
    対して前記リソースの使用を抑制するように要求する第
    2の基地局I/F手段とを具備することを特徴とする第
    1の基地局。
  9. 【請求項9】 前記パケットのQosが確保されていな
    いと判断された場合、及び前記パケットに対して必要な
    リソースが確保されていないと判断された場合に、前記
    移動局に対して前記第2の基地局に係る情報を要求する
    第2の基地局情報要求手段を具備し、 前記第2の基地局I/F手段は、前記移動局から受信し
    た前記第2の基地局に係る情報に応じて、前記第2の基
    地局に対して前記リソースの使用を抑制するように要求
    することを特徴とする請求項8に記載の第1の基地局。
  10. 【請求項10】 前記判断手段は、前記移動局との間で
    通信されるパケットのトラヒックタイプを認識し、該ト
    ラヒックタイプごとに予め定められた所定の閾値と前記
    パケットのQosとを比較することによって、前記パケ
    ットのQosが確保されているか否かを判断することを
    特徴とする請求項8又は9に記載の第1の基地局。
  11. 【請求項11】 前記判断手段は、DSCPによって前
    記パケットのトラヒックタイプを認識することを特徴と
    する請求項10に記載の第1の基地局。
  12. 【請求項12】 前記移動局から、前記第1の基地局宛
    ての上りパケットのQosが確保されていないと判断し
    た旨の通知を受信した場合、前記第2の基地局I/F手
    段は、受信した該通知に応じて、前記第2の基地局に対
    して前記リソースの使用を抑制するように要求すること
    を特徴とする請求項8乃至11のいずれか一項に記載の
    第1の基地局。
  13. 【請求項13】 前記パケットのQosとして、該パケ
    ットのバッファ滞留時間、遅延ジッタ、エラーレート又
    は伝送速度の少なくとも一つを用いることを特徴とする
    請求項8乃至12のいずれか一項に記載の第1の基地
    局。
  14. 【請求項14】 前記第2の基地局I/F手段は、 前記パケットのQosが確保されたことを検出した場合
    に、前記第2の基地局に対して前記リソースの使用の抑
    制を解除するように要求することを特徴とする請求項8
    乃至13のいずれか一項に第1の基地局。
  15. 【請求項15】 第1の基地局と第2の基地局と移動局
    とを具備するパケット移動通信環境で、前記第1の基地
    局及び前記第2の基地局と前記移動局との間のパケット
    通信に使用されるリソースを制御するリソース制御シス
    テムにおいて、 前記第1の基地局と前記移動局との間で通信されるパケ
    ットのQosが確保されていないと判断された場合、及
    び前記第1の基地局と前記移動局との間で通信されるパ
    ケットに対して必要な前記リソースが確保されていない
    と判断された場合に、前記第1の基地局によって、前記
    リソースの使用を抑制するように要求されたことに応じ
    て、前記第2の基地局と前記移動局との間のパケット通
    信に対する前記リソースの使用を抑制するリソース使用
    抑制手段を具備することを特徴とする第2の基地局。
  16. 【請求項16】 前記パケットのQosが確保されたこ
    とを検出した場合に、前記第1の基地局によって、前記
    第2の基地局に対して前記リソースの使用の抑制を解除
    するように要求されたことに応じて、前記第2の基地局
    と前記移動局との間のパケット通信に対する前記リソー
    スの使用の抑制を解除するリソース使用抑制解除手段を
    具備することを特徴とする請求項15に記載の第2の基
    地局。
  17. 【請求項17】 第1の基地局と第2の基地局と移動局
    とを具備するパケット移動通信環境で、前記第1の基地
    局及び前記第2の基地局と前記移動局との間のパケット
    通信に使用されるリソースを制御するリソース制御シス
    テムにおいて、 前記第1の基地局からの要求に応じて、干渉レベルの高
    い前記第2の基地局に係る情報を前記第1の基地局に送
    信する第2の基地局情報送信手段を具備することを特徴
    とする移動局。
  18. 【請求項18】 第1の基地局と第2の基地局と移動局
    とを具備するパケット移動通信環境において、前記第1
    の基地局及び前記第2の基地局と前記移動局との間のパ
    ケット通信に使用されるリソースを制御するリソース制
    御方法であって、 前記第1の基地局において、前記移動局との間で通信さ
    れるパケットのQosが確保されているか否か、又は前
    記移動局との間で通信されるパケットに対して必要な前
    記リソースが確保されているか否かを判断する第1工程
    と、 前記第1の基地局において、前記パケットのQosが確
    保されていないと判断された場合、及び前記パケットに
    対して必要なリソースが確保されていないと判断された
    場合に、前記第2の基地局に対して前記リソースの使用
    を抑制するように要求する第2工程と、 前記第2の基地局において、前記第1の基地局からの要
    求に応じて、前記移動局との間のパケット通信に対する
    前記リソースの使用を抑制する第3工程とを有すること
    を特徴とするリソース制御方法。
  19. 【請求項19】 前記第1の基地局において、前記パケ
    ットのQosが確保されていないと判断された場合、及
    び前記パケットに対して必要なリソースが確保されてい
    ないと判断された場合に、前記移動局に対して前記第2
    の基地局に係る情報を要求する工程と、 前記移動局において、前記第1の基地局からの要求に応
    じて、干渉レベルの高い前記第2の基地局に係る情報を
    前記第1の基地局に送信する工程とを有し、 前記第2工程において、受信した前記第2の基地局に係
    る情報に応じて、前記第2の基地局に対して前記リソー
    スの使用を抑制するように要求することを特徴とする請
    求項18に記載のリソース制御方法。
  20. 【請求項20】 前記第1工程において、前記移動局と
    の間で通信されるパケットのトラヒックタイプを認識
    し、該トラヒックタイプごとに予め定められた所定の閾
    値と前記パケットのQosとを比較することによって、
    前記パケットのQosが確保されているか否かを判断す
    ることを特徴とする請求項18又は19に記載のリソー
    ス制御方法。
  21. 【請求項21】 前記第1工程において、DSCPによ
    って前記パケットのトラヒックタイプを認識することを
    特徴とする請求項20に記載のリソース制御方法。
  22. 【請求項22】 前記移動局において、前記第1の基地
    局宛ての上りパケットのトラヒックタイプを認識し、該
    トラヒックタイプごとに予め定められた所定の閾値と前
    記パケットのQosとを比較することによって、前記上
    りパケットのQosが確保されているか否かを判断する
    工程と、 前記移動局において、前記上りパケットのQosが確保
    されてないと判断した場合、その旨を前記第1の基地局
    に通知する工程とを有し、 前記第2工程において、受信した前記移動局からの通知
    に応じて、前記第2の基地局に対して前記リソースの使
    用を抑制するように要求することを特徴とする請求項1
    8乃至21のいずれか一項に記載のリソース制御方法。
  23. 【請求項23】 前記パケットのQosとして、該パケ
    ットのバッファ滞留時間、遅延ジッタ、エラーレート又
    は伝送速度の少なくとも一つを用いることを特徴とする
    請求項18乃至22のいずれか一項に記載のリソース制
    御方法。
  24. 【請求項24】 前記第1の基地局において、前記パケ
    ットのQosが確保されたことを検出した場合に、前記
    第2の基地局に対して前記リソースの使用の抑制を解除
    するように要求する工程と、 前記第2の基地局において、前記第1の基地局からの解
    除要求に応じて、前記移動局との間のパケット通信に対
    する前記リソースの使用の抑制を解除する工程とを有す
    ることを特徴とする請求項18乃至23のいずれか一項
    にリソース制御方法。
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