JP2003198410A - 通信端末装置用アンテナ - Google Patents
通信端末装置用アンテナInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ユーザが通信端末装置を使用する際、人
体に起因するアンテナ利得の低下を抑えること。 【解決手段】 不平衡給電アンテナ素子201は、一端
から給電され、回路基板103上面に配置されている。
無給電素子202は、両端が開放されており、所定の周
波数に対応する長さとした上で、回路基板103上に設
けられた不平衡給電素子201に対して送受信に用いる
周波数の波長の略1/10以下の間隔をおいて略平行に
配設されている。これにより、回路基板103に流れる
アンテナ電流を極力抑えることができ、回路基板103
からの放射に比べ無給電素子202からの放射が支配的
となる。
体に起因するアンテナ利得の低下を抑えること。 【解決手段】 不平衡給電アンテナ素子201は、一端
から給電され、回路基板103上面に配置されている。
無給電素子202は、両端が開放されており、所定の周
波数に対応する長さとした上で、回路基板103上に設
けられた不平衡給電素子201に対して送受信に用いる
周波数の波長の略1/10以下の間隔をおいて略平行に
配設されている。これにより、回路基板103に流れる
アンテナ電流を極力抑えることができ、回路基板103
からの放射に比べ無給電素子202からの放射が支配的
となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線機、携帯端末等
に使用するアンテナに関するものであり、例えば無線
機、携帯端末等の内蔵アンテナとして適用し得るもので
ある。
に使用するアンテナに関するものであり、例えば無線
機、携帯端末等の内蔵アンテナとして適用し得るもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図30は、従来における携帯電話用アン
テナの構成を示す図である。図30における不平衡給電
アンテナは、回路基板11と不平衡給電アンテナ素子1
2を備えている。
テナの構成を示す図である。図30における不平衡給電
アンテナは、回路基板11と不平衡給電アンテナ素子1
2を備えている。
【0003】不平衡給電アンテナ素子12は、自身がア
ンテナとして動作するよりむしろ回路基板11を励振す
る励振器として動作する。そのため回路基板11にアン
テナ電流が流れ、アンテナとしては回路基板11が支配
的となる。この不平衡給電アンテナを用いた放射特性を
図31に示す。
ンテナとして動作するよりむしろ回路基板11を励振す
る励振器として動作する。そのため回路基板11にアン
テナ電流が流れ、アンテナとしては回路基板11が支配
的となる。この不平衡給電アンテナを用いた放射特性を
図31に示す。
【0004】図31は、従来における携帯電話用アンテ
ナの放射特性を示した図である。なお、回路基板11の
大きさを146×45mm、不平衡給電アンテナ素子1
2の長さを32mm、周波数を2GHzとする。この場
合において、自由空間水平面(x−y面:図30の座標
軸参照)のEφおよびEθの放射特性は図のようにな
り、回路基板11がアンテナとして支配的に動作してい
るのでEθはほぼ無指向性となる。
ナの放射特性を示した図である。なお、回路基板11の
大きさを146×45mm、不平衡給電アンテナ素子1
2の長さを32mm、周波数を2GHzとする。この場
合において、自由空間水平面(x−y面:図30の座標
軸参照)のEφおよびEθの放射特性は図のようにな
り、回路基板11がアンテナとして支配的に動作してい
るのでEθはほぼ無指向性となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の携帯電話用アンテナを用いた携帯電話では、ユーザ
による影響を受け易く利得が低下するという問題があ
る。すなわち、図32に示すようにユーザ21が携帯電
話22を用いるとすると、回路基板11をアンテナとし
て支配的に動作させているが、ユーザの手など人体によ
る影響を大きく受け、ユーザ使用時の放射特性は図33
に示すようになる。図33において、原点から270°
を示す方向にユーザが存在しており、図31の放射特性
に比べて大幅に利得が減少していることが読みとれる。
来の携帯電話用アンテナを用いた携帯電話では、ユーザ
による影響を受け易く利得が低下するという問題があ
る。すなわち、図32に示すようにユーザ21が携帯電
話22を用いるとすると、回路基板11をアンテナとし
て支配的に動作させているが、ユーザの手など人体によ
る影響を大きく受け、ユーザ使用時の放射特性は図33
に示すようになる。図33において、原点から270°
を示す方向にユーザが存在しており、図31の放射特性
に比べて大幅に利得が減少していることが読みとれる。
【0006】また、図34は、携帯電話に使用するダイ
バーシチアンテナを示しており、回路基板11、不平衡
給電アンテナ素子12、ダイポールアンテナ31を備え
ている。ダイバーシチアンテナは、不平衡給電アンテナ
素子12とダイポールアンテナ31とからなり、不平衡
給電アンテナ素子12が動作している場合は、上記同様
の問題を有する。
バーシチアンテナを示しており、回路基板11、不平衡
給電アンテナ素子12、ダイポールアンテナ31を備え
ている。ダイバーシチアンテナは、不平衡給電アンテナ
素子12とダイポールアンテナ31とからなり、不平衡
給電アンテナ素子12が動作している場合は、上記同様
の問題を有する。
【0007】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、ユーザが携帯電話を使用する際、人体に起因する
アンテナ利得の低下を抑えることを目的とする。
あり、ユーザが携帯電話を使用する際、人体に起因する
アンテナ利得の低下を抑えることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明の通信端末装置用アンテナは、一端が不平衡給
電された給電素子と、送受信に用いる周波数の波長の略
1/10以下の間隔をおいて前記給電素子に対して略平
行に配設され、前記給電素子が励振したときに共振する
長さを有する無給電素子と、を具備する構成を採る。
め本発明の通信端末装置用アンテナは、一端が不平衡給
電された給電素子と、送受信に用いる周波数の波長の略
1/10以下の間隔をおいて前記給電素子に対して略平
行に配設され、前記給電素子が励振したときに共振する
長さを有する無給電素子と、を具備する構成を採る。
【0009】この構成によれば、送受信に用いる周波数
の波長の略1/10波長以下の間隔を置いて給電素子に
対して略平行に無給電素子を配設することにより、回路
基板に流れるアンテナ電流を極力抑えることができ、無
給電素子からの放射を支配的にすることができる。
の波長の略1/10波長以下の間隔を置いて給電素子に
対して略平行に無給電素子を配設することにより、回路
基板に流れるアンテナ電流を極力抑えることができ、無
給電素子からの放射を支配的にすることができる。
【0010】本発明の通信端末装置用アンテナは、前記
給電素子および前記無給電素子が、通信端末装置を使用
するユーザが前記通信端末装置を把持する位置から離れ
た位置に配設される構成を採る。
給電素子および前記無給電素子が、通信端末装置を使用
するユーザが前記通信端末装置を把持する位置から離れ
た位置に配設される構成を採る。
【0011】この構成によれば、通信端末装置を使用す
るユーザが前記通信端末装置を把持する位置から離れた
位置に給電素子および無給電素子を配設することによ
り、人体によるアンテナ利得の低減を抑えることができ
る。
るユーザが前記通信端末装置を把持する位置から離れた
位置に給電素子および無給電素子を配設することによ
り、人体によるアンテナ利得の低減を抑えることができ
る。
【0012】本発明の通信端末装置用アンテナは、前記
通信端末装置が携帯電話であり、前記給電素子および前
記無給電素子が、当該携帯電話の長手方向に対して略垂
直に延長するように配設される構成を採る。
通信端末装置が携帯電話であり、前記給電素子および前
記無給電素子が、当該携帯電話の長手方向に対して略垂
直に延長するように配設される構成を採る。
【0013】この構成によれば、携帯電話の長手方向に
対して略垂直に延長するように給電素子および無給電素
子を配設することにより、水平偏波のアンテナを実現す
ることができる。
対して略垂直に延長するように給電素子および無給電素
子を配設することにより、水平偏波のアンテナを実現す
ることができる。
【0014】本発明の通信端末装置用アンテナは、前記
通信端末装置が携帯電話であり、前記給電素子および前
記無給電素子は、当該携帯電話の長手方向に対して略平
行に延長するように配設される構成を採る。
通信端末装置が携帯電話であり、前記給電素子および前
記無給電素子は、当該携帯電話の長手方向に対して略平
行に延長するように配設される構成を採る。
【0015】この構成によれば、携帯電話の長手方向に
対して略平行に延長するように給電素子および無給電素
子を配設することにより、垂直偏波のアンテナを実現す
ることができる。
対して略平行に延長するように給電素子および無給電素
子を配設することにより、垂直偏波のアンテナを実現す
ることができる。
【0016】本発明の通信端末装置用アンテナは、前記
無給電素子が、長さの異なる第1無給電素子と第2無給
電素子を具備する構成を採る。
無給電素子が、長さの異なる第1無給電素子と第2無給
電素子を具備する構成を採る。
【0017】この構成によれば、長さの異なる第1無給
電素子と第2無給電素子により、2周波の共振を有する
水平偏波または垂直偏波のアンテナを実現することがで
きる。
電素子と第2無給電素子により、2周波の共振を有する
水平偏波または垂直偏波のアンテナを実現することがで
きる。
【0018】本発明の通信端末装置用アンテナは、前記
無給電素子の中間に2つの誘導性素子が装荷される構成
を採る。
無給電素子の中間に2つの誘導性素子が装荷される構成
を採る。
【0019】この構成によれば、無給電素子の中間に2
つの誘導性素子を装荷することにより、2つの誘導性素
子に挟まれた無給電素子部が高い周波数に共振する長さ
とし、無給電素子全体の長さが低い周波数に共振する長
さとすることで、2周波の共振を有する水平偏波または
垂直偏波のアンテナを実現することができる。
つの誘導性素子を装荷することにより、2つの誘導性素
子に挟まれた無給電素子部が高い周波数に共振する長さ
とし、無給電素子全体の長さが低い周波数に共振する長
さとすることで、2周波の共振を有する水平偏波または
垂直偏波のアンテナを実現することができる。
【0020】本発明の通信端末装置用アンテナは、前記
無給電素子が、両端からそれぞれ所定距離の位置で略直
角に屈曲される構成を採る。
無給電素子が、両端からそれぞれ所定距離の位置で略直
角に屈曲される構成を採る。
【0021】この構成によれば、無給電素子が、両端か
らそれぞれ所定距離の位置で略直角に屈曲されることに
より、垂直偏波および水平偏波のアンテナを実現するこ
とができる。また、2つの誘導性素子が装荷された無給
電素子の両端から所定距離の位置で屈曲させた場合、2
周波の共振を有する水平偏波および垂直偏波のアンテナ
を実現することができる。
らそれぞれ所定距離の位置で略直角に屈曲されることに
より、垂直偏波および水平偏波のアンテナを実現するこ
とができる。また、2つの誘導性素子が装荷された無給
電素子の両端から所定距離の位置で屈曲させた場合、2
周波の共振を有する水平偏波および垂直偏波のアンテナ
を実現することができる。
【0022】本発明の通信端末装置用アンテナは、前記
無給電素子が、両端からそれぞれ所定距離の位置で略直
角に屈曲される第1無給電素子と、前記第1無給電素子
と長さが異なり、両端からそれぞれ所定距離の位置で略
直角に屈曲される第2無給電素子と、を具備する構成を
採る。
無給電素子が、両端からそれぞれ所定距離の位置で略直
角に屈曲される第1無給電素子と、前記第1無給電素子
と長さが異なり、両端からそれぞれ所定距離の位置で略
直角に屈曲される第2無給電素子と、を具備する構成を
採る。
【0023】この構成によれば、長さの異なる2つの無
給電素子を設け、各無給電素子の両端からそれぞれ所定
距離の位置で略直角に屈曲されることにより、2周波の
共振を有する垂直偏波および水平偏波のアンテナを実現
することができる。
給電素子を設け、各無給電素子の両端からそれぞれ所定
距離の位置で略直角に屈曲されることにより、2周波の
共振を有する垂直偏波および水平偏波のアンテナを実現
することができる。
【0024】本発明の通信端末装置用アンテナは、前記
給電素子が、それぞれ一端が不平衡給電された第1給電
素子と第2給電素子とを備え、送受信に用いる周波数の
波長の略1/10以下の間隔をおいて前記第1給電素子
に対して略平行に配設された第1無給電素子と、前記送
受信に用いる周波数の波長の略1/10以下の間隔をお
いて前記第2給電素子に対して略平行に配設された第2
無給電素子と、を具備する構成を採る。
給電素子が、それぞれ一端が不平衡給電された第1給電
素子と第2給電素子とを備え、送受信に用いる周波数の
波長の略1/10以下の間隔をおいて前記第1給電素子
に対して略平行に配設された第1無給電素子と、前記送
受信に用いる周波数の波長の略1/10以下の間隔をお
いて前記第2給電素子に対して略平行に配設された第2
無給電素子と、を具備する構成を採る。
【0025】この構成によれば、給電素子と無給電素子
を2組設けることになり、垂直偏波または水平偏波のダ
イバーシチアンテナを実現することができる。
を2組設けることになり、垂直偏波または水平偏波のダ
イバーシチアンテナを実現することができる。
【0026】本発明の通信端末装置用アンテナは、前記
無給電素子が、同じ長さの第1無給電素子と第2無給電
素子とを備え、前記第1無給電素子および前記第2無給
電素子と異なる長さの第3無給電素子と、前記第3無給
電素子と同じ長さの第4無給電素子と、を備え、前記第
3無給電素子は、前記第1無給電素子および前記第2無
給電素子が送受信に用いる周波数とは異なる周波数の波
長の略1/10以下の間隔をおいて前記第1給電素子に
対して略平行に配設され、前記第4無給電素子は、前記
第1無給電素子および前記第2無給電素子が送受信に用
いる周波数とは異なる周波数の波長の略1/10以下の
間隔をおいて前記第2給電素子に対して略平行に配設さ
れる構成を採る。
無給電素子が、同じ長さの第1無給電素子と第2無給電
素子とを備え、前記第1無給電素子および前記第2無給
電素子と異なる長さの第3無給電素子と、前記第3無給
電素子と同じ長さの第4無給電素子と、を備え、前記第
3無給電素子は、前記第1無給電素子および前記第2無
給電素子が送受信に用いる周波数とは異なる周波数の波
長の略1/10以下の間隔をおいて前記第1給電素子に
対して略平行に配設され、前記第4無給電素子は、前記
第1無給電素子および前記第2無給電素子が送受信に用
いる周波数とは異なる周波数の波長の略1/10以下の
間隔をおいて前記第2給電素子に対して略平行に配設さ
れる構成を採る。
【0027】この構成によれば、長さの異なる2対の無
給電素子を設けることになり、2周波の共振を有する垂
直偏波または水平偏波のダイバーシチアンテナを実現す
ることができる。
給電素子を設けることになり、2周波の共振を有する垂
直偏波または水平偏波のダイバーシチアンテナを実現す
ることができる。
【0028】本発明の通信端末装置用アンテナは、前記
第1給電素子の配置方向と前記第2給電素子の配置方向
を互いに略直角となる角度で前記第1給電素子と前記第
2給電素子を配置する構成を採る。
第1給電素子の配置方向と前記第2給電素子の配置方向
を互いに略直角となる角度で前記第1給電素子と前記第
2給電素子を配置する構成を採る。
【0029】この構成によれば、第1給電素子と第2給
電素子を互いに略直角となる角度で配置したことによ
り、垂直偏波と水平偏波のダイバーシチアンテナを実現
することができる。
電素子を互いに略直角となる角度で配置したことによ
り、垂直偏波と水平偏波のダイバーシチアンテナを実現
することができる。
【0030】本発明の通信端末装置用アンテナは、外部
アンテナを具備する構成を採る。
アンテナを具備する構成を採る。
【0031】この構成によれば、ダイバーシチアンテナ
を実現することができ、より安定した送受信を行うこと
ができる。
を実現することができ、より安定した送受信を行うこと
ができる。
【0032】本発明の通信端末装置用アンテナは、前記
給電素子および前記無給電素子を回路基板にプリントす
る構成を採る。
給電素子および前記無給電素子を回路基板にプリントす
る構成を採る。
【0033】この構成によれば、薄型で安価な通信端末
装置用アンテナを実現することができる。
装置用アンテナを実現することができる。
【0034】本発明の通信端末装置用アンテナは、前記
給電素子および前記無給電素子の素子形状をジグザグ状
に構成する構成を採る。
給電素子および前記無給電素子の素子形状をジグザグ状
に構成する構成を採る。
【0035】この構成によれば、アンテナの利得を低下
させずに、より小型の通信端末装置用アンテナを実現す
ることができる。
させずに、より小型の通信端末装置用アンテナを実現す
ることができる。
【0036】本発明の通信端末装置用アンテナは、前記
無給電素子を筐体内面または筐体外面に付設する構成を
採る。
無給電素子を筐体内面または筐体外面に付設する構成を
採る。
【0037】この構成によれば、アンテナの設置スペー
スを省スペース化し、安価な通信端末装置用アンテナを
実現することができる。
スを省スペース化し、安価な通信端末装置用アンテナを
実現することができる。
【0038】本発明の通信端末装置は、上記の通信端末
装置用アンテナを搭載する構成を採る。
装置用アンテナを搭載する構成を採る。
【0039】この構成によれば、回路基板に流れるアン
テナ電流を極力抑えることができ、無給電素子からの放
射が支配的となり、人体に起因するアンテナ利得の低下
を抑えることができる。
テナ電流を極力抑えることができ、無給電素子からの放
射が支配的となり、人体に起因するアンテナ利得の低下
を抑えることができる。
【0040】
【発明の実施の形態】本発明の骨子は、送受信に用いる
周波数の波長の略1/10以下の間隔をおいて不平衡給
電アンテナ素子に対して略平行に、送受信に用いる周波
数に対応した長さの無給電素子を配設することにより、
無給電素子からの放射が支配的となるようにし、人体に
より起因するアンテナ利得の低下を抑えることである。
周波数の波長の略1/10以下の間隔をおいて不平衡給
電アンテナ素子に対して略平行に、送受信に用いる周波
数に対応した長さの無給電素子を配設することにより、
無給電素子からの放射が支配的となるようにし、人体に
より起因するアンテナ利得の低下を抑えることである。
【0041】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。
を用いて説明する。
【0042】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係る携帯電話の分解斜視図である。図1におい
て、携帯電話は、筐体となる前面ケース101と、裏面
ケース102と、回路基板103と、を備えている。
形態1に係る携帯電話の分解斜視図である。図1におい
て、携帯電話は、筐体となる前面ケース101と、裏面
ケース102と、回路基板103と、を備えている。
【0043】前面ケース101と裏面ケース102は、
プラスティック等から形成され、回路基板103を内包
するように組み合わせて筐体を構成する。
プラスティック等から形成され、回路基板103を内包
するように組み合わせて筐体を構成する。
【0044】回路基板103の網掛け部分には、受信装
置や送信装置などの携帯電話の機能を実現するための回
路が実装される。裏面ケース102と相対する網掛け部
分上部(携帯電話上部に相当する位置)には、各アンテ
ナ素子が配設されている。携帯電話使用時においては、
前面ケース101側には人体頭部が位置することから、
裏面ケース102側に放射させることにより、利得の低
減を回避することができる。以下に、各アンテナ素子の
構成について説明する。
置や送信装置などの携帯電話の機能を実現するための回
路が実装される。裏面ケース102と相対する網掛け部
分上部(携帯電話上部に相当する位置)には、各アンテ
ナ素子が配設されている。携帯電話使用時においては、
前面ケース101側には人体頭部が位置することから、
裏面ケース102側に放射させることにより、利得の低
減を回避することができる。以下に、各アンテナ素子の
構成について説明する。
【0045】図2は、本発明の実施の形態1に係る携帯
電話用アンテナの構成図である。図2に示す携帯電話用
アンテナは、回路基板103と、不平衡給電アンテナ素
子201と、無給電素子202と、を備えており、各素
子は、携帯電話の把持部から離れた位置(例えば、携帯
電話上部に相当する位置)に寄せて配置されている。
電話用アンテナの構成図である。図2に示す携帯電話用
アンテナは、回路基板103と、不平衡給電アンテナ素
子201と、無給電素子202と、を備えており、各素
子は、携帯電話の把持部から離れた位置(例えば、携帯
電話上部に相当する位置)に寄せて配置されている。
【0046】不平衡給電アンテナ素子201は、略直角
に屈曲しており、一端が回路基板103上の給電点(図
示せず)に接続されている。また、給電点と接続されて
いる一辺が、回路基板103の幅方向と略垂直に配置さ
れている。
に屈曲しており、一端が回路基板103上の給電点(図
示せず)に接続されている。また、給電点と接続されて
いる一辺が、回路基板103の幅方向と略垂直に配置さ
れている。
【0047】無給電素子202は、両端が開放されてお
り、送受信に用いる周波数(以下、「使用周波数」とい
う)に共振する長さとし、不平衡給電アンテナ素子20
1に対して使用周波数の波長の略1/10以下の間隔を
おいて回路基板103の幅方向と略平行に配設されてい
る。ここで、両端が開放されているとは、回路に接続さ
れていないことをいう。
り、送受信に用いる周波数(以下、「使用周波数」とい
う)に共振する長さとし、不平衡給電アンテナ素子20
1に対して使用周波数の波長の略1/10以下の間隔を
おいて回路基板103の幅方向と略平行に配設されてい
る。ここで、両端が開放されているとは、回路に接続さ
れていないことをいう。
【0048】次に、上記構成を有する携帯電話用アンテ
ナの動作について説明する。主に、不平衡給電アンテナ
素子201を励振素子として動作させる。無給電素子2
02は、使用周波数に共振する長さとなっているので、
不平衡給電アンテナ素子201が励振することで共振
し、本来のアンテナとして動作する。これは、無給電素
子202が不平衡給電アンテナ素子201の近傍にある
ためであり、無給電素子202からの放射が支配的とな
り、回路基板103に流れる電流を極力抑えることがで
きる。このため、ユーザが携帯電話を使用する際、手に
携帯する部分(回路基板103)からの放射を弱くし、
逆に、人体による影響が少ない携帯電話上部からの放射
を強くすることができる。
ナの動作について説明する。主に、不平衡給電アンテナ
素子201を励振素子として動作させる。無給電素子2
02は、使用周波数に共振する長さとなっているので、
不平衡給電アンテナ素子201が励振することで共振
し、本来のアンテナとして動作する。これは、無給電素
子202が不平衡給電アンテナ素子201の近傍にある
ためであり、無給電素子202からの放射が支配的とな
り、回路基板103に流れる電流を極力抑えることがで
きる。このため、ユーザが携帯電話を使用する際、手に
携帯する部分(回路基板103)からの放射を弱くし、
逆に、人体による影響が少ない携帯電話上部からの放射
を強くすることができる。
【0049】このように実施の形態1の携帯電話用アン
テナによれば、無給電素子を不平衡給電アンテナ素子に
対して略平行に近接させ、かつ携帯電話の把持部から離
れた位置に配設することにより、回路基板からの放射に
比べ無給電素子からの放射が支配的となる水平偏波のア
ンテナを実現することができ、携帯電話を使用した状態
でも人体に起因するアンテナ利得の低下を抑えることが
できる。
テナによれば、無給電素子を不平衡給電アンテナ素子に
対して略平行に近接させ、かつ携帯電話の把持部から離
れた位置に配設することにより、回路基板からの放射に
比べ無給電素子からの放射が支配的となる水平偏波のア
ンテナを実現することができ、携帯電話を使用した状態
でも人体に起因するアンテナ利得の低下を抑えることが
できる。
【0050】(実施の形態2)図3は、本発明の実施の
形態2に係る携帯電話用アンテナの構成図である。図3
において、図2と共通する部分には図2と同一の符号を
付し、その詳しい説明は省略する。
形態2に係る携帯電話用アンテナの構成図である。図3
において、図2と共通する部分には図2と同一の符号を
付し、その詳しい説明は省略する。
【0051】図3が図2と異なる点は、図2における無
給電素子202に代えて、長さの異なる2本の無給電素
子301および302を設けたことである。
給電素子202に代えて、長さの異なる2本の無給電素
子301および302を設けたことである。
【0052】無給電素子301は、両端が開放されてお
り、ある使用周波数に共振する長さとし、不平衡給電ア
ンテナ素子201に対して使用周波数の波長の略1/1
0波長の間隔をおいて回路基板103の幅方向と略平行
に配設されている。
り、ある使用周波数に共振する長さとし、不平衡給電ア
ンテナ素子201に対して使用周波数の波長の略1/1
0波長の間隔をおいて回路基板103の幅方向と略平行
に配設されている。
【0053】無給電素子302は、両端が開放されてお
り、無給電素子301とは異なる使用周波数に共振する
長さとし、不平衡給電アンテナ素子201に対して、無
給電素子301が使用する周波数とは異なる周波数の波
長の略1/10以下の間隔をおいて回路基板103の幅
方向と略平行に配設されている。
り、無給電素子301とは異なる使用周波数に共振する
長さとし、不平衡給電アンテナ素子201に対して、無
給電素子301が使用する周波数とは異なる周波数の波
長の略1/10以下の間隔をおいて回路基板103の幅
方向と略平行に配設されている。
【0054】次に、上記構成を有する携帯電話用アンテ
ナの動作について説明する。主に、不平衡給電アンテナ
素子201を励振素子として動作させる。無給電素子3
01および無給電素子302は、それぞれ不平衡給電ア
ンテナ素子201の励振によって共振し、本来のアンテ
ナとして動作する。ここで、各アンテナ素子の素子長が
異なるため2周波に対応することができ、2周波を使用
する通信方式でも放射することができる。また、無給電
素子301および302が不平衡給電アンテナ素子20
1の近傍にあるため、無給電素子301または302か
らの放射が支配的となり、回路基板103に流れる電流
を極力抑えることができる。これにより、ユーザが携帯
電話を使用する際、手に携帯する部分(回路基板10
3)からの放射を弱くし、逆に、人体による影響が少な
い携帯電話上部からの放射を強くすることができる。
ナの動作について説明する。主に、不平衡給電アンテナ
素子201を励振素子として動作させる。無給電素子3
01および無給電素子302は、それぞれ不平衡給電ア
ンテナ素子201の励振によって共振し、本来のアンテ
ナとして動作する。ここで、各アンテナ素子の素子長が
異なるため2周波に対応することができ、2周波を使用
する通信方式でも放射することができる。また、無給電
素子301および302が不平衡給電アンテナ素子20
1の近傍にあるため、無給電素子301または302か
らの放射が支配的となり、回路基板103に流れる電流
を極力抑えることができる。これにより、ユーザが携帯
電話を使用する際、手に携帯する部分(回路基板10
3)からの放射を弱くし、逆に、人体による影響が少な
い携帯電話上部からの放射を強くすることができる。
【0055】このように実施の形態2の携帯電話用アン
テナによれば、実施の形態1と異なり、2本の異なる長
さの無給電素子を配設したことにより2周波の共振を有
する水平偏波のアンテナを実現することができるととも
に、回路基板からの放射に比べ無給電素子からの放射が
支配的となり、携帯電話を使用した状態でも人体に起因
するアンテナ利得の低下を抑えることができる。
テナによれば、実施の形態1と異なり、2本の異なる長
さの無給電素子を配設したことにより2周波の共振を有
する水平偏波のアンテナを実現することができるととも
に、回路基板からの放射に比べ無給電素子からの放射が
支配的となり、携帯電話を使用した状態でも人体に起因
するアンテナ利得の低下を抑えることができる。
【0056】(実施の形態3)図4は、本発明の実施の
形態3に係る携帯電話用アンテナの構成図である。図4
に示す携帯電話用アンテナは、回路基板103と、不平
衡給電アンテナ素子401と、無給電素子402と、を
備えており、各素子は、携帯電話上部に相当する位置に
寄せて配設されている。
形態3に係る携帯電話用アンテナの構成図である。図4
に示す携帯電話用アンテナは、回路基板103と、不平
衡給電アンテナ素子401と、無給電素子402と、を
備えており、各素子は、携帯電話上部に相当する位置に
寄せて配設されている。
【0057】回路基板103の網掛け部分には、受信装
置や送信装置などの携帯電話の機能を実現するための回
路が実装される。
置や送信装置などの携帯電話の機能を実現するための回
路が実装される。
【0058】不平衡給電アンテナ素子401は、略直角
に屈曲しており、一端が回路基板上の給電点(図示せ
ず)に接続されている。また、給電点に接続されている
一辺が、回路基板103長手方向と略垂直に配置されて
いる。
に屈曲しており、一端が回路基板上の給電点(図示せ
ず)に接続されている。また、給電点に接続されている
一辺が、回路基板103長手方向と略垂直に配置されて
いる。
【0059】無給電素子402は、両端が開放されてお
り、使用周波数に共振する長さとし、不平衡給電アンテ
ナ素子401に対して使用周波数の波長の略1/10以
下の間隔をおいて回路基板103長手方向と略平行に配
設されている。
り、使用周波数に共振する長さとし、不平衡給電アンテ
ナ素子401に対して使用周波数の波長の略1/10以
下の間隔をおいて回路基板103長手方向と略平行に配
設されている。
【0060】次に、上記構成を有する携帯電話用アンテ
ナの動作について説明する。主に、不平衡給電アンテナ
素子401を励振素子として動作させる。無給電素子4
02は、使用周波数に共振する長さとなっているので、
不平衡給電アンテナ素子401が励振することで共振
し、本来のアンテナとして動作する。これは、無給電素
子402が不平衡給電アンテナ素子401の近傍にある
ためであり、無給電素子402からの放射が支配的とな
り、回路基板103に流れる電流を極力抑えることがで
きる。このため、ユーザが携帯電話を使用する際、手に
携帯する部分からの放射を弱くし、逆に、人体による影
響が少ない携帯電話上部からの放射を強くすることがで
きる。
ナの動作について説明する。主に、不平衡給電アンテナ
素子401を励振素子として動作させる。無給電素子4
02は、使用周波数に共振する長さとなっているので、
不平衡給電アンテナ素子401が励振することで共振
し、本来のアンテナとして動作する。これは、無給電素
子402が不平衡給電アンテナ素子401の近傍にある
ためであり、無給電素子402からの放射が支配的とな
り、回路基板103に流れる電流を極力抑えることがで
きる。このため、ユーザが携帯電話を使用する際、手に
携帯する部分からの放射を弱くし、逆に、人体による影
響が少ない携帯電話上部からの放射を強くすることがで
きる。
【0061】このように実施の形態3の携帯電話用アン
テナによれば、実施の形態1と異なり、不平衡給電アン
テナ素子と無給電素子を携帯電話の長手方向と略平行に
配設することにより、回路基板からの放射に比べ無給電
素子からの放射が支配的となる垂直偏波のアンテナを実
現することができ、携帯電話を使用した状態でも人体に
起因するアンテナ利得の低下を抑えることができる。
テナによれば、実施の形態1と異なり、不平衡給電アン
テナ素子と無給電素子を携帯電話の長手方向と略平行に
配設することにより、回路基板からの放射に比べ無給電
素子からの放射が支配的となる垂直偏波のアンテナを実
現することができ、携帯電話を使用した状態でも人体に
起因するアンテナ利得の低下を抑えることができる。
【0062】(実施の形態4)図5は、本発明の実施の
形態4に係る携帯電話用アンテナの構成図である。図5
において、図4と共通する部分には図4と同一の符号を
付し、その詳しい説明は省略する。
形態4に係る携帯電話用アンテナの構成図である。図5
において、図4と共通する部分には図4と同一の符号を
付し、その詳しい説明は省略する。
【0063】図5が図4と異なる点は、図4における無
給電素子402に代えて、長さの異なる2本の無給電素
子501および502を設けたことである。
給電素子402に代えて、長さの異なる2本の無給電素
子501および502を設けたことである。
【0064】無給電素子501は、両端が開放されてお
り、ある使用周波数に共振する長さとし、不平衡給電ア
ンテナ素子401に対して使用周波数の波長の略1/1
0以下の間隔をおいて回路基板103の長手方向と略平
行に配設されている。
り、ある使用周波数に共振する長さとし、不平衡給電ア
ンテナ素子401に対して使用周波数の波長の略1/1
0以下の間隔をおいて回路基板103の長手方向と略平
行に配設されている。
【0065】無給電素子502は、両端が開放されてお
り、無給電素子501とは異なる使用周波数に共振する
長さとし、不平衡給電アンテナ素子401に対して、無
給電素子501が使用する周波数とは異なる周波数の波
長の略1/10以下の間隔をおいて回路基板103の長
手方向と略平行に配設する。
り、無給電素子501とは異なる使用周波数に共振する
長さとし、不平衡給電アンテナ素子401に対して、無
給電素子501が使用する周波数とは異なる周波数の波
長の略1/10以下の間隔をおいて回路基板103の長
手方向と略平行に配設する。
【0066】次に、上記構成を有する携帯電話用アンテ
ナの動作について説明する。主に、不平衡給電アンテナ
素子401を励振素子として動作させる。無給電素子5
01および無給電素子502は、それぞれ不平衡給電ア
ンテナ素子401の励振によって共振し、本来のアンテ
ナとして動作する。ここで、各無給電素子の素子長が異
なるため2周波に対応することができ、2周波を使用す
る通信方式でも放射することができる。また、無給電素
子501および502が不平衡給電アンテナ素子401
の近傍にあるためであり、無給電素子501または50
2からの放射が支配的となり、回路基板103に流れる
電流を極力抑えることができる。このため、ユーザが携
帯電話を使用する際、手に携帯する部分(回路基板10
3)からの放射を弱くし、逆に、人体による影響が少な
い携帯電話上部からの放射を強くすることができる。
ナの動作について説明する。主に、不平衡給電アンテナ
素子401を励振素子として動作させる。無給電素子5
01および無給電素子502は、それぞれ不平衡給電ア
ンテナ素子401の励振によって共振し、本来のアンテ
ナとして動作する。ここで、各無給電素子の素子長が異
なるため2周波に対応することができ、2周波を使用す
る通信方式でも放射することができる。また、無給電素
子501および502が不平衡給電アンテナ素子401
の近傍にあるためであり、無給電素子501または50
2からの放射が支配的となり、回路基板103に流れる
電流を極力抑えることができる。このため、ユーザが携
帯電話を使用する際、手に携帯する部分(回路基板10
3)からの放射を弱くし、逆に、人体による影響が少な
い携帯電話上部からの放射を強くすることができる。
【0067】このように実施の形態4の携帯電話用アン
テナによれば、実施の形態3と異なり、2本の無給電素
子を配設したことにより2周波の共振を有する垂直偏波
のアンテナを実現することができるとともに、回路基板
からの放射に比べ無給電素子からの放射が支配的とな
り、携帯電話を使用した状態でも人体に起因するアンテ
ナ利得の低下を抑えることができる。
テナによれば、実施の形態3と異なり、2本の無給電素
子を配設したことにより2周波の共振を有する垂直偏波
のアンテナを実現することができるとともに、回路基板
からの放射に比べ無給電素子からの放射が支配的とな
り、携帯電話を使用した状態でも人体に起因するアンテ
ナ利得の低下を抑えることができる。
【0068】(実施の形態5)図6は、本発明の実施の
形態5に係る携帯電話用アンテナの構成図である。図6
において、図2と共通する部分には図2と同一の符号を
付し、その詳しい説明は省略する。
形態5に係る携帯電話用アンテナの構成図である。図6
において、図2と共通する部分には図2と同一の符号を
付し、その詳しい説明は省略する。
【0069】図6が図2と異なる点は、図2における無
給電素子202に代えて、両端から所定距離の位置で略
直角に屈曲させた無給電素子601を設けたことであ
る。
給電素子202に代えて、両端から所定距離の位置で略
直角に屈曲させた無給電素子601を設けたことであ
る。
【0070】図6に示す携帯電話用アンテナは、回路基
板103と、不平衡給電アンテナ素子201と、無給電
素子601と、を備えており、各素子は、回路基板10
3の幅方向端部に寄せて設けられている。
板103と、不平衡給電アンテナ素子201と、無給電
素子601と、を備えており、各素子は、回路基板10
3の幅方向端部に寄せて設けられている。
【0071】無給電素子601は、両端が開放されてお
り、両端部からそれぞれ所定距離で略直角に屈曲され、
使用周波数に共振する長さとした上で、開放された両端
を含まない一辺が不平衡給電アンテナ素子201に対し
て使用周波数の略1/10以下の間隔をおいて回路基板
103の長手方向と略平行に配設されている。
り、両端部からそれぞれ所定距離で略直角に屈曲され、
使用周波数に共振する長さとした上で、開放された両端
を含まない一辺が不平衡給電アンテナ素子201に対し
て使用周波数の略1/10以下の間隔をおいて回路基板
103の長手方向と略平行に配設されている。
【0072】次に、上記構成を有する携帯電話用アンテ
ナの動作について説明する。主に、不平衡給電アンテナ
素子201を励振素子として動作させる。無給電素子6
01は、回路基板103の幅方向および長手方向が使用
周波数に共振する長さとなっているので、不平衡給電ア
ンテナ素子が励振することで共振し、本来の垂直・水平
両偏波のアンテナとして動作する。これは、無給電素子
601が不平衡給電アンテナ素子201の近傍にあるた
めであり、無給電素子601からの放射が支配的とな
り、回路基板103に流れる電流を極力抑えることがで
きる。このため、ユーザが携帯電話を使用する際、手に
携帯する部分(回路基板103)からの放射を弱くし、
逆に、人体による影響が少ない携帯電話上部からの放射
を強くすることができる。
ナの動作について説明する。主に、不平衡給電アンテナ
素子201を励振素子として動作させる。無給電素子6
01は、回路基板103の幅方向および長手方向が使用
周波数に共振する長さとなっているので、不平衡給電ア
ンテナ素子が励振することで共振し、本来の垂直・水平
両偏波のアンテナとして動作する。これは、無給電素子
601が不平衡給電アンテナ素子201の近傍にあるた
めであり、無給電素子601からの放射が支配的とな
り、回路基板103に流れる電流を極力抑えることがで
きる。このため、ユーザが携帯電話を使用する際、手に
携帯する部分(回路基板103)からの放射を弱くし、
逆に、人体による影響が少ない携帯電話上部からの放射
を強くすることができる。
【0073】この実施の形態における携帯電話用アンテ
ナの放射特性を図7に示す。ただし、回路基板の大きさ
を146×45mm、不平衡アンテナ素子の長さを3
1.5mm、無給電素子の回路基板幅方向の長さを4
1.5mm、長手方向の長さを12mmとする。ここ
で、説明の便宜上、図6の座標軸を用いて説明する。座
標軸の原点を回路基板面にとり、X軸は回路基板面に垂
直方向を、Y軸は回路基板面幅方向を、Z軸は回路基板
面長手方向を、それぞれ示す。無給電素子を不平衡給電
アンテナ素子からX軸方向2mm、Z軸方向2.5m
m、周波数を2GHzとする。この場合において、自由
空間水平面(X−Y面)のEφおよびEθの放射特性は
図7のようになり、アンテナからの放射は無給電素子6
01からの放射が支配的となる。Eφ成分は無給電素子
601の水平部分から、Eθ成分は垂直部分からの放射
で垂直・水平両偏波を有し、各々8字特性を示してい
る。従来例と比較して回路基板103に流れるアンテナ
電流が極力抑えられていることがわかる。したがって、
図32に示すように携帯電話をユーザが手に携帯した状
態では、人体による影響を受けにくく、そのときの放射
特性は図8に示すようになり、従来例の図33に比較し
て高い利得が得られる。
ナの放射特性を図7に示す。ただし、回路基板の大きさ
を146×45mm、不平衡アンテナ素子の長さを3
1.5mm、無給電素子の回路基板幅方向の長さを4
1.5mm、長手方向の長さを12mmとする。ここ
で、説明の便宜上、図6の座標軸を用いて説明する。座
標軸の原点を回路基板面にとり、X軸は回路基板面に垂
直方向を、Y軸は回路基板面幅方向を、Z軸は回路基板
面長手方向を、それぞれ示す。無給電素子を不平衡給電
アンテナ素子からX軸方向2mm、Z軸方向2.5m
m、周波数を2GHzとする。この場合において、自由
空間水平面(X−Y面)のEφおよびEθの放射特性は
図7のようになり、アンテナからの放射は無給電素子6
01からの放射が支配的となる。Eφ成分は無給電素子
601の水平部分から、Eθ成分は垂直部分からの放射
で垂直・水平両偏波を有し、各々8字特性を示してい
る。従来例と比較して回路基板103に流れるアンテナ
電流が極力抑えられていることがわかる。したがって、
図32に示すように携帯電話をユーザが手に携帯した状
態では、人体による影響を受けにくく、そのときの放射
特性は図8に示すようになり、従来例の図33に比較し
て高い利得が得られる。
【0074】このように実施の形態5の携帯電話用アン
テナによれば、実施の形態1と異なり、無給電素子の両
端からそれぞれ所定距離の位置で略直角に屈曲させたこ
とにより、回路基板からの放射に比べ無給電素子からの
放射が支配的となる垂直・水平両偏波のアンテナを実現
することができるとともに、携帯電話を使用した状態で
も人体に起因するアンテナ利得の低下を抑えることがで
き、高い利得を得ることができる。
テナによれば、実施の形態1と異なり、無給電素子の両
端からそれぞれ所定距離の位置で略直角に屈曲させたこ
とにより、回路基板からの放射に比べ無給電素子からの
放射が支配的となる垂直・水平両偏波のアンテナを実現
することができるとともに、携帯電話を使用した状態で
も人体に起因するアンテナ利得の低下を抑えることがで
き、高い利得を得ることができる。
【0075】(実施の形態6)図9は、本発明の実施の
形態6に係る携帯電話用アンテナの構成図である。ただ
し、図9において図6と共通する部分には図6と同一の
符号を付し、その詳しい説明は省略する。
形態6に係る携帯電話用アンテナの構成図である。ただ
し、図9において図6と共通する部分には図6と同一の
符号を付し、その詳しい説明は省略する。
【0076】図9が図6と異なる点は、図6における無
給電素子601に代えて、長さの異なる2本の無給電素
子901および902を設けたことである。
給電素子601に代えて、長さの異なる2本の無給電素
子901および902を設けたことである。
【0077】無給電素子901は、両端が開放されてお
り、両端部からそれぞれ所定距離で略直角に屈曲され、
使用周波数に共振する長さとした上で、開放された両端
を含まない一辺が不平衡給電アンテナ素子201に対し
て使用周波数の波長の略1/10以下の間隔をおいて回
路基板103の幅方向と略平行に配設されている。
り、両端部からそれぞれ所定距離で略直角に屈曲され、
使用周波数に共振する長さとした上で、開放された両端
を含まない一辺が不平衡給電アンテナ素子201に対し
て使用周波数の波長の略1/10以下の間隔をおいて回
路基板103の幅方向と略平行に配設されている。
【0078】無給電素子902は、両端が開放されてお
り、両端部からそれぞれ所定距離で略直角に屈曲され、
無給電素子901とは異なる使用周波数に共振する長さ
とした上で、開放された両端を含まない一辺が不平衡給
電アンテナ素子に対して、無給電素子901が使用する
周波数とは異なる使用周波数の波長の略1/10以下の
間隔をおいて回路基板103幅方向と略平行に配設され
ている。
り、両端部からそれぞれ所定距離で略直角に屈曲され、
無給電素子901とは異なる使用周波数に共振する長さ
とした上で、開放された両端を含まない一辺が不平衡給
電アンテナ素子に対して、無給電素子901が使用する
周波数とは異なる使用周波数の波長の略1/10以下の
間隔をおいて回路基板103幅方向と略平行に配設され
ている。
【0079】次に、上記構成を有する携帯電話用アンテ
ナの動作について説明する。主に、不平衡給電アンテナ
素子201を励振素子として動作させる。無給電素子9
01および無給電素子902は、それぞれ不平衡給電ア
ンテナ素子201の励振によって共振し、本来のアンテ
ナとして動作する。ここで、各アンテナ素子の素子長が
異なるため2周波に対応することができ、2周波を使用
する通信方式でも放射することができる。また、無給電
素子901および902が不平衡給電アンテナ素子20
1の近傍にあるため、無給電素子901または902か
らの放射が支配的となり、回路基板103に流れる電流
を極力抑えることができる。これにより、ユーザが携帯
電話を使用する際、手に携帯する部分(回路基板10
3)からの放射を弱くし、逆に、人体による影響が少な
い携帯電話上部からの放射を強くすることができる。
ナの動作について説明する。主に、不平衡給電アンテナ
素子201を励振素子として動作させる。無給電素子9
01および無給電素子902は、それぞれ不平衡給電ア
ンテナ素子201の励振によって共振し、本来のアンテ
ナとして動作する。ここで、各アンテナ素子の素子長が
異なるため2周波に対応することができ、2周波を使用
する通信方式でも放射することができる。また、無給電
素子901および902が不平衡給電アンテナ素子20
1の近傍にあるため、無給電素子901または902か
らの放射が支配的となり、回路基板103に流れる電流
を極力抑えることができる。これにより、ユーザが携帯
電話を使用する際、手に携帯する部分(回路基板10
3)からの放射を弱くし、逆に、人体による影響が少な
い携帯電話上部からの放射を強くすることができる。
【0080】この実施の形態における携帯電話用アンテ
ナのインピーダンス特性を図10に示す。ただし、回路
基板103の大きさを146×45mm、不平衡給電ア
ンテナ素子201の長さを31.5mm、無給電素子9
01の回路基板103幅方向の長さを41.5mm、長
手方向の長さを10mm、無給電素子902の回路基板
幅方向の長さを41.5mm、長手方向の長さを12m
m、不平衡給電アンテナ素子201からX軸方向2m
m、Z軸方向2.5mmに無給電素子902を配設し、
不平衡給電アンテナ素子201からX軸方向2mm、Z
軸方向−2.5mmに無給電素子901を配設した。
(座標軸の設定については図6参照)
ナのインピーダンス特性を図10に示す。ただし、回路
基板103の大きさを146×45mm、不平衡給電ア
ンテナ素子201の長さを31.5mm、無給電素子9
01の回路基板103幅方向の長さを41.5mm、長
手方向の長さを10mm、無給電素子902の回路基板
幅方向の長さを41.5mm、長手方向の長さを12m
m、不平衡給電アンテナ素子201からX軸方向2m
m、Z軸方向2.5mmに無給電素子902を配設し、
不平衡給電アンテナ素子201からX軸方向2mm、Z
軸方向−2.5mmに無給電素子901を配設した。
(座標軸の設定については図6参照)
【0081】図10において、縦軸はVSWR(電圧定
在波比)を、横軸は周波数(MHz)を示す。この特性
図から分かるように、インピーダンス整合のよい2つの
周波数で共振点を有し、2周波アンテナを実現してい
る。
在波比)を、横軸は周波数(MHz)を示す。この特性
図から分かるように、インピーダンス整合のよい2つの
周波数で共振点を有し、2周波アンテナを実現してい
る。
【0082】このように実施の形態6の携帯電話用アン
テナによれば、実施の形態5と異なり、2本の異なる長
さの無給電素子を配設したことにより2周波の共振を有
する垂直・水平両偏波のアンテナを実現することができ
るとともに、回路基板からの放射に比べ無給電素子から
の放射が支配的となり、携帯電話を使用した状態でも人
体に起因するアンテナ利得の低下を抑えることができ
る。
テナによれば、実施の形態5と異なり、2本の異なる長
さの無給電素子を配設したことにより2周波の共振を有
する垂直・水平両偏波のアンテナを実現することができ
るとともに、回路基板からの放射に比べ無給電素子から
の放射が支配的となり、携帯電話を使用した状態でも人
体に起因するアンテナ利得の低下を抑えることができ
る。
【0083】(実施の形態7)図11は、本発明の実施
の形態7に係る携帯電話用アンテナの構成図である。た
だし、図11において、図2と共通する部分は図2と同
一の符号を付し、その詳しい説明は省略する。
の形態7に係る携帯電話用アンテナの構成図である。た
だし、図11において、図2と共通する部分は図2と同
一の符号を付し、その詳しい説明は省略する。
【0084】図11が図2と異なる点は、図2における
無給電素子202に代えて、2つのインダクタンス(誘
導性素子)を装荷した無給電素子1101を設けたこと
である。
無給電素子202に代えて、2つのインダクタンス(誘
導性素子)を装荷した無給電素子1101を設けたこと
である。
【0085】無給電素子1101は、両端が開放されて
おり、素子中間に2つのインダクタンスを装荷し、2つ
のインダクタンスに挟まれる素子部を高い周波数で共振
する長さとし、インダクタンスを含む全体を低い周波数
で共振する長さとする。また、不平衡給電アンテナ素子
201に対して使用周波数の波長の略1/10以下の間
隔をおいて回路基板103の幅方向と略平行に配設され
ている。
おり、素子中間に2つのインダクタンスを装荷し、2つ
のインダクタンスに挟まれる素子部を高い周波数で共振
する長さとし、インダクタンスを含む全体を低い周波数
で共振する長さとする。また、不平衡給電アンテナ素子
201に対して使用周波数の波長の略1/10以下の間
隔をおいて回路基板103の幅方向と略平行に配設され
ている。
【0086】次に、上記構成を有する携帯電話用アンテ
ナの動作について説明する。主に、不平衡給電アンテナ
素子201を励振素子として動作させる。無給電素子1
101は、2周波で共振する構成となっており、2つの
インダクタンスで挟まれた素子部が不平衡給電アンテナ
素子201の励振によって共振する場合、高い周波数に
対応した本来のアンテナとして動作する。また、インダ
クタンスを含む無給電素子1101全体が不平衡給電ア
ンテナ素子201の励振によって共振する場合、低い周
波数に対応した本来のアンテナとして動作する。これに
より、2周波に対応することができ、2周波を使用する
通信方式でも放射することができる。また、無給電素子
1101が不平衡給電アンテナ素子201の近傍にある
ため、無給電素子1101からの放射が支配的となり、
回路基板103に流れる電流を極力抑えることができ
る。これにより、ユーザが携帯電話を使用する際、手に
携帯する部分(回路基板103)からの放射を弱くし、
逆に、人体による影響が少ない携帯電話上部からの放射
を強くすることができる。
ナの動作について説明する。主に、不平衡給電アンテナ
素子201を励振素子として動作させる。無給電素子1
101は、2周波で共振する構成となっており、2つの
インダクタンスで挟まれた素子部が不平衡給電アンテナ
素子201の励振によって共振する場合、高い周波数に
対応した本来のアンテナとして動作する。また、インダ
クタンスを含む無給電素子1101全体が不平衡給電ア
ンテナ素子201の励振によって共振する場合、低い周
波数に対応した本来のアンテナとして動作する。これに
より、2周波に対応することができ、2周波を使用する
通信方式でも放射することができる。また、無給電素子
1101が不平衡給電アンテナ素子201の近傍にある
ため、無給電素子1101からの放射が支配的となり、
回路基板103に流れる電流を極力抑えることができ
る。これにより、ユーザが携帯電話を使用する際、手に
携帯する部分(回路基板103)からの放射を弱くし、
逆に、人体による影響が少ない携帯電話上部からの放射
を強くすることができる。
【0087】このように実施の形態7の携帯電話用アン
テナによれば、回路基板からの放射に比べ無給電素子か
らの放射が支配的となり、実施の形態1と異なり、無給
電素子の中間に2つのインダクタンスを装荷したことに
より2周波の共振を有する水平偏波のアンテナを実現す
ることができ、携帯電話を使用した状態でも人体に起因
するアンテナ利得の低下を抑えることができる。
テナによれば、回路基板からの放射に比べ無給電素子か
らの放射が支配的となり、実施の形態1と異なり、無給
電素子の中間に2つのインダクタンスを装荷したことに
より2周波の共振を有する水平偏波のアンテナを実現す
ることができ、携帯電話を使用した状態でも人体に起因
するアンテナ利得の低下を抑えることができる。
【0088】(実施の形態8)図12は、本発明の実施
の形態8に係る携帯電話用アンテナの構成図である。た
だし、図12において、図4と共通する部分には図4と
同一の符号を付し、その詳しい説明は省略する。
の形態8に係る携帯電話用アンテナの構成図である。た
だし、図12において、図4と共通する部分には図4と
同一の符号を付し、その詳しい説明は省略する。
【0089】図12が図4と異なる点は、図4における
無給電素子402に代えて、2つのインダクタンス(誘
導性素子)を装荷した無給電素子1201を設けたこと
である。
無給電素子402に代えて、2つのインダクタンス(誘
導性素子)を装荷した無給電素子1201を設けたこと
である。
【0090】無給電素子1201は、両端が開放されて
おり、素子中間に2つのインダクタンスを装荷し、2つ
のインダクタンスに挟まれる素子部を高い周波数で共振
する長さとし、インダクタンスを含む全体を低い周波数
で共振する長さとする。また、不平衡給電アンテナ素子
401に対して使用周波数の波長の略1/10以下の間
隔をおいて回路基板103の長手方向と略平行に配設さ
れている。
おり、素子中間に2つのインダクタンスを装荷し、2つ
のインダクタンスに挟まれる素子部を高い周波数で共振
する長さとし、インダクタンスを含む全体を低い周波数
で共振する長さとする。また、不平衡給電アンテナ素子
401に対して使用周波数の波長の略1/10以下の間
隔をおいて回路基板103の長手方向と略平行に配設さ
れている。
【0091】次に、上記構成を有する携帯電話用アンテ
ナの動作について説明する。主に、不平衡給電アンテナ
素子401を励振素子として動作させる。無給電素子1
201は、2周波で共振する構成となっており、2つの
インダクタンスで挟まれた素子部が不平衡給電アンテナ
素子401の励振によって共振する場合、高い周波数に
対応した本来のアンテナとして動作する。また、インダ
クタンスを含む無給電素子1201全体が不平衡給電ア
ンテナ素子401の励振によって共振する場合、低い周
波数に対応した本来のアンテナとして動作する。これに
より、2周波に対応することができ、2周波を使用する
通信方式でも放射することができる。また、無給電素子
1201が不平衡給電アンテナ素子201の近傍にある
ため、無給電素子1201からの放射が支配的となり、
回路基板103に流れる電流を極力抑えることができ
る。これにより、ユーザが携帯電話を使用する際、手に
携帯する部分(回路基板103)からの放射を弱くし、
逆に、人体による影響が少ない携帯電話上部からの放射
を強くすることができる。
ナの動作について説明する。主に、不平衡給電アンテナ
素子401を励振素子として動作させる。無給電素子1
201は、2周波で共振する構成となっており、2つの
インダクタンスで挟まれた素子部が不平衡給電アンテナ
素子401の励振によって共振する場合、高い周波数に
対応した本来のアンテナとして動作する。また、インダ
クタンスを含む無給電素子1201全体が不平衡給電ア
ンテナ素子401の励振によって共振する場合、低い周
波数に対応した本来のアンテナとして動作する。これに
より、2周波に対応することができ、2周波を使用する
通信方式でも放射することができる。また、無給電素子
1201が不平衡給電アンテナ素子201の近傍にある
ため、無給電素子1201からの放射が支配的となり、
回路基板103に流れる電流を極力抑えることができ
る。これにより、ユーザが携帯電話を使用する際、手に
携帯する部分(回路基板103)からの放射を弱くし、
逆に、人体による影響が少ない携帯電話上部からの放射
を強くすることができる。
【0092】このように実施の形態8の携帯電話用アン
テナによれば、実施の形態7と異なり、不平衡給電アン
テナ素子および無給電素子を携帯電話の長手方向と略平
行に配設したことにより、2周波の共振を有する垂直偏
波のアンテナを実現することができるとともに、回路基
板からの放射に比べ無給電素子からの放射が支配的とな
り、携帯電話を使用した状態でも人体に起因するアンテ
ナ利得の低下を抑えることができる。
テナによれば、実施の形態7と異なり、不平衡給電アン
テナ素子および無給電素子を携帯電話の長手方向と略平
行に配設したことにより、2周波の共振を有する垂直偏
波のアンテナを実現することができるとともに、回路基
板からの放射に比べ無給電素子からの放射が支配的とな
り、携帯電話を使用した状態でも人体に起因するアンテ
ナ利得の低下を抑えることができる。
【0093】(実施の形態9)図13は、本発明の実施
の形態9に係る携帯電話用アンテナの構成図である。た
だし、図13において図11と共通する部分には図11
と同一の符号を付し、その詳しい説明は省略する。
の形態9に係る携帯電話用アンテナの構成図である。た
だし、図13において図11と共通する部分には図11
と同一の符号を付し、その詳しい説明は省略する。
【0094】図13が図11と異なる点は、図11にお
ける無給電素子1101に代えて、2つのインダクタン
スを装荷して、両端から所定の距離で略直角に屈曲され
た無給電素子1301を設けたことである。
ける無給電素子1101に代えて、2つのインダクタン
スを装荷して、両端から所定の距離で略直角に屈曲され
た無給電素子1301を設けたことである。
【0095】無給電素子1301は、両端が開放されて
おり、素子中間に2つのインダクタンスを装荷し、2つ
のインダクタンスに挟まれる素子部を高い周波数で共振
する長さとし、インダクタンスを含む全体を低い周波数
で共振する長さとする。また、両端部からそれぞれ所定
距離で略直角に屈曲し、開放された両端を含まない一辺
が不平衡給電アンテナ素子201に対して使用周波数の
波長の略1/10以下の間隔をおいて回路基板103幅
方向と略平行に配設されている。
おり、素子中間に2つのインダクタンスを装荷し、2つ
のインダクタンスに挟まれる素子部を高い周波数で共振
する長さとし、インダクタンスを含む全体を低い周波数
で共振する長さとする。また、両端部からそれぞれ所定
距離で略直角に屈曲し、開放された両端を含まない一辺
が不平衡給電アンテナ素子201に対して使用周波数の
波長の略1/10以下の間隔をおいて回路基板103幅
方向と略平行に配設されている。
【0096】次に、上記構成を有する携帯電話用アンテ
ナの動作について説明する。主に、不平衡給電アンテナ
素子201を励振素子として動作させる。無給電素子1
301は、2周波で共振する構成となっており、2つの
インダクタンスで挟まれた素子部が不平衡給電アンテナ
素子201の励振によって共振する場合、高い周波数に
対応した本来のアンテナとして動作する。また、インダ
クタンスを含む無給電素子1301全体が不平衡給電ア
ンテナ素子201の励振によって共振する場合、低い周
波数に対応した本来のアンテナとして動作する。これに
より、2周波に対応することができ、2周波を使用する
通信方式でも放射することができる。また、無給電素子
1301の一部が回路基板103長手方向に略平行に位
置することから垂直偏波にも対応することができ、垂直
・水平両偏波に対応したアンテナを実現することができ
る。さらに、無給電素子1301が不平衡給電アンテナ
素子201の近傍にあるため、無給電素子1301から
の放射が支配的となり、回路基板103に流れる電流を
極力抑えることができる。これにより、ユーザが携帯電
話を使用する際、手に携帯する部分からの放射を弱く
し、逆に、人体による影響が少ない携帯電話上部からの
放射を強くすることができる。
ナの動作について説明する。主に、不平衡給電アンテナ
素子201を励振素子として動作させる。無給電素子1
301は、2周波で共振する構成となっており、2つの
インダクタンスで挟まれた素子部が不平衡給電アンテナ
素子201の励振によって共振する場合、高い周波数に
対応した本来のアンテナとして動作する。また、インダ
クタンスを含む無給電素子1301全体が不平衡給電ア
ンテナ素子201の励振によって共振する場合、低い周
波数に対応した本来のアンテナとして動作する。これに
より、2周波に対応することができ、2周波を使用する
通信方式でも放射することができる。また、無給電素子
1301の一部が回路基板103長手方向に略平行に位
置することから垂直偏波にも対応することができ、垂直
・水平両偏波に対応したアンテナを実現することができ
る。さらに、無給電素子1301が不平衡給電アンテナ
素子201の近傍にあるため、無給電素子1301から
の放射が支配的となり、回路基板103に流れる電流を
極力抑えることができる。これにより、ユーザが携帯電
話を使用する際、手に携帯する部分からの放射を弱く
し、逆に、人体による影響が少ない携帯電話上部からの
放射を強くすることができる。
【0097】このように実施の形態9の携帯電話用アン
テナによれば、実施の形態7と異なり、無給電素子の両
端からそれぞれ所定距離の位置で略直角に屈曲させるこ
とにより、2周波の共振を有する垂直・水平両偏波のア
ンテナを実現することができるとともに、回路基板から
の放射に比べ無給電素子からの放射が支配的となり、携
帯電話を使用した状態でも人体に起因するアンテナ利得
の低下を抑えることができる。
テナによれば、実施の形態7と異なり、無給電素子の両
端からそれぞれ所定距離の位置で略直角に屈曲させるこ
とにより、2周波の共振を有する垂直・水平両偏波のア
ンテナを実現することができるとともに、回路基板から
の放射に比べ無給電素子からの放射が支配的となり、携
帯電話を使用した状態でも人体に起因するアンテナ利得
の低下を抑えることができる。
【0098】(実施の形態10)図14は、本発明の実
施の形態10に係る携帯電話用アンテナの構成図であ
る。ただし、図14において図4と共通する部分につい
ては、図4と同一の符号を付し、その詳しい説明は省略
する。
施の形態10に係る携帯電話用アンテナの構成図であ
る。ただし、図14において図4と共通する部分につい
ては、図4と同一の符号を付し、その詳しい説明は省略
する。
【0099】無給電素子1401は、両端が開放されて
おり、使用周波数に共振する長さとし、不平衡給電アン
テナ素子401に対して使用周波数の波長の略1/10
以下の間隔をおいて回路基板103の長手方向と略平行
に配設されている。
おり、使用周波数に共振する長さとし、不平衡給電アン
テナ素子401に対して使用周波数の波長の略1/10
以下の間隔をおいて回路基板103の長手方向と略平行
に配設されている。
【0100】不平衡給電アンテナ素子1402は、回路
基板103幅方向の長さを等分する仮想線を想定した場
合、仮想線に対して不平衡給電アンテナ素子401と略
対象に配置した。
基板103幅方向の長さを等分する仮想線を想定した場
合、仮想線に対して不平衡給電アンテナ素子401と略
対象に配置した。
【0101】無給電素子1403は、両端が開放されて
おり、無給電素子1401とほぼ同じ長さとし、不平衡
給電アンテナ素子1402に対して使用周波数の波長の
略1/10以下の間隔をおいて回路基板103の長手方
向と略平行に配設されている。
おり、無給電素子1401とほぼ同じ長さとし、不平衡
給電アンテナ素子1402に対して使用周波数の波長の
略1/10以下の間隔をおいて回路基板103の長手方
向と略平行に配設されている。
【0102】次に、上記構成を有する携帯電話用アンテ
ナの動作について説明する。不平衡給電アンテナ素子4
01または不平衡給電アンテナ素子1402を励振素子
として動作させる。不平衡給電アンテナ素子401を励
振素子として動作させた場合、無給電素子1401が共
振し、本来のアンテナとして動作する。また、不平衡給
電アンテナ素子1402を励振素子として動作させた場
合、無給電素子1403が共振し、本来のアンテナとし
て動作する。これにより、ダイバーシチアンテナを実現
することができる。
ナの動作について説明する。不平衡給電アンテナ素子4
01または不平衡給電アンテナ素子1402を励振素子
として動作させる。不平衡給電アンテナ素子401を励
振素子として動作させた場合、無給電素子1401が共
振し、本来のアンテナとして動作する。また、不平衡給
電アンテナ素子1402を励振素子として動作させた場
合、無給電素子1403が共振し、本来のアンテナとし
て動作する。これにより、ダイバーシチアンテナを実現
することができる。
【0103】このように実施の形態10の携帯電話用ア
ンテナによれば、不平衡給電アンテナ素子と無給電素子
の組み合わせを2組設けることにより、垂直偏波のダイ
バーシチアンテナを実現することができ、より安定した
送受信を行うことができるとともに、回路基板からの放
射に比べ無給電素子からの放射が支配的となり携帯電話
を使用した状態でも人体に起因するアンテナ利得の低下
を抑えることができる。
ンテナによれば、不平衡給電アンテナ素子と無給電素子
の組み合わせを2組設けることにより、垂直偏波のダイ
バーシチアンテナを実現することができ、より安定した
送受信を行うことができるとともに、回路基板からの放
射に比べ無給電素子からの放射が支配的となり携帯電話
を使用した状態でも人体に起因するアンテナ利得の低下
を抑えることができる。
【0104】(実施の形態11)図15は、本発明の実
施の形態11に係る携帯電話用アンテナの構成図であ
る。ただし、図15において図14と共通する部分に
は、図14と同一の符号を付し、その詳しい説明は省略
する。
施の形態11に係る携帯電話用アンテナの構成図であ
る。ただし、図15において図14と共通する部分に
は、図14と同一の符号を付し、その詳しい説明は省略
する。
【0105】無給電素子1501は、両端が開放されて
おり、無給電素子1401とは異なる使用周波数に共振
する長さとし、不平衡給電アンテナ素子401に対し
て、無給電素子1401および無給電素子1403が使
用する周波数とは異なる使用周波数の波長の略1/10
以下の間隔をおいて回路基板103の長手方向と略平行
に配設されている。
おり、無給電素子1401とは異なる使用周波数に共振
する長さとし、不平衡給電アンテナ素子401に対し
て、無給電素子1401および無給電素子1403が使
用する周波数とは異なる使用周波数の波長の略1/10
以下の間隔をおいて回路基板103の長手方向と略平行
に配設されている。
【0106】無給電素子1502は、無給電素子150
1と同様の構成をしており、不平衡給電アンテナ素子1
402に対して、無給電素子1401および無給電素子
1403が使用する周波数とは異なる使用周波数の波長
の略1/10以下の間隔をおいて回路基板103の長手
方向と略平行に配設されている。
1と同様の構成をしており、不平衡給電アンテナ素子1
402に対して、無給電素子1401および無給電素子
1403が使用する周波数とは異なる使用周波数の波長
の略1/10以下の間隔をおいて回路基板103の長手
方向と略平行に配設されている。
【0107】次に、上記構成を有する携帯電話用アンテ
ナの動作について説明する。不平衡給電アンテナ素子4
01または不平衡給電アンテナ素子1402を励振素子
として動作させる。
ナの動作について説明する。不平衡給電アンテナ素子4
01または不平衡給電アンテナ素子1402を励振素子
として動作させる。
【0108】不平衡給電アンテナ素子401を励振素子
として動作させた場合、無給電素子1401、または無
給電素子1501が本来のアンテナとして動作する。こ
のとき、無給電素子1401と無給電素子1501は素
子長が異なることから、2周波に対応することができ、
2周波を使用する通信方式でも適用することができる。
として動作させた場合、無給電素子1401、または無
給電素子1501が本来のアンテナとして動作する。こ
のとき、無給電素子1401と無給電素子1501は素
子長が異なることから、2周波に対応することができ、
2周波を使用する通信方式でも適用することができる。
【0109】一方、不平衡給電アンテナ素子1402を
励振素子として動作させた場合、無給電素子1403、
または無給電素子1502が共振し、本来のアンテナと
して動作する。このとき、無給電素子1401と無給電
素子1501は素子長が異なることから、2周波に対応
することができ、2周波を使用する通信方式でも適用す
ることができる。これにより、2周波に対応したダイバ
ーシチアンテナを実現することができる。
励振素子として動作させた場合、無給電素子1403、
または無給電素子1502が共振し、本来のアンテナと
して動作する。このとき、無給電素子1401と無給電
素子1501は素子長が異なることから、2周波に対応
することができ、2周波を使用する通信方式でも適用す
ることができる。これにより、2周波に対応したダイバ
ーシチアンテナを実現することができる。
【0110】このように実施の形態11の携帯電話用ア
ンテナによれば、実施の形態10と異なり、不平衡給電
アンテナ素子と2本の長さの異なる無給電素子の組み合
わせを2組設けることにより、2周波に対応した垂直偏
波のダイバーシチアンテナを実現することができ、より
安定した送受信を行うことができるとともに、回路基板
からの放射に比べ無給電素子からの放射が支配的となり
携帯電話を使用した状態でも人体による影響が少なく、
利得の低下を抑えることができる。
ンテナによれば、実施の形態10と異なり、不平衡給電
アンテナ素子と2本の長さの異なる無給電素子の組み合
わせを2組設けることにより、2周波に対応した垂直偏
波のダイバーシチアンテナを実現することができ、より
安定した送受信を行うことができるとともに、回路基板
からの放射に比べ無給電素子からの放射が支配的となり
携帯電話を使用した状態でも人体による影響が少なく、
利得の低下を抑えることができる。
【0111】(実施の形態12)図16は、本発明の実
施の形態12に係る携帯電話用アンテナの構成図であ
る。ただし、図16において、図14と共通する部分に
は図14と同一の符号を付し、その詳しい説明は省略す
る。
施の形態12に係る携帯電話用アンテナの構成図であ
る。ただし、図16において、図14と共通する部分に
は図14と同一の符号を付し、その詳しい説明は省略す
る。
【0112】不平衡給電アンテナ素子1601は、略直
角に屈曲しており、一端が回路基板上の給電点(図示せ
ず)に接続されている。また、給電点と接続されていな
い一端を有する一辺が、回路基板103幅方向に略平行
に配置されている。
角に屈曲しており、一端が回路基板上の給電点(図示せ
ず)に接続されている。また、給電点と接続されていな
い一端を有する一辺が、回路基板103幅方向に略平行
に配置されている。
【0113】無給電素子1602は、無給電素子140
1と同様の構成をしており、不平衡給電アンテナ素子1
601に対して使用周波数の波長の略1/10以下の間
隔をおいて回路基板103の幅方向と略平行に配設され
ている。
1と同様の構成をしており、不平衡給電アンテナ素子1
601に対して使用周波数の波長の略1/10以下の間
隔をおいて回路基板103の幅方向と略平行に配設され
ている。
【0114】不平衡給電アンテナ素子401、160
1、無給電素子1401、1602は、回路基板103
が携帯電話に実装されたときに携帯電話の上部に位置す
るように設ける。
1、無給電素子1401、1602は、回路基板103
が携帯電話に実装されたときに携帯電話の上部に位置す
るように設ける。
【0115】次に、上記構成を有する携帯電話用アンテ
ナの動作について説明する。不平衡給電アンテナ素子4
01または不平衡給電アンテナ素子1601を励振素子
として動作させる。
ナの動作について説明する。不平衡給電アンテナ素子4
01または不平衡給電アンテナ素子1601を励振素子
として動作させる。
【0116】不平衡給電アンテナ素子401を励振素子
として動作させた場合、無給電素子1401が共振し、
本来のアンテナとして動作する。これにより、垂直偏波
のアンテナを実現することができる。
として動作させた場合、無給電素子1401が共振し、
本来のアンテナとして動作する。これにより、垂直偏波
のアンテナを実現することができる。
【0117】一方、不平衡給電アンテナ素子1601を
励振素子として動作させた場合、無給電素子1602が
共振し、本来のアンテナとして動作する。これにより、
水平偏波のアンテナを実現することができる。
励振素子として動作させた場合、無給電素子1602が
共振し、本来のアンテナとして動作する。これにより、
水平偏波のアンテナを実現することができる。
【0118】このように実施の形態12の携帯電話用ア
ンテナによれば、実施の形態10と異なり、不平衡給電
アンテナ素子と無給電素子との1組の組み合わせを携帯
電話の長手方向と略平行に設け、他の1組を携帯電話の
長手方向と略垂直に設けることにより、垂直・水平両偏
波に対応したダイバーシチアンテナを実現することがで
き、より安定した送受信を行うことができるるととも
に、回路基板からの放射に比べ無給電素子からの放射が
支配的となり、携帯電話を使用した状態でも人体による
影響が少なく、利得の低下を抑えることができる。
ンテナによれば、実施の形態10と異なり、不平衡給電
アンテナ素子と無給電素子との1組の組み合わせを携帯
電話の長手方向と略平行に設け、他の1組を携帯電話の
長手方向と略垂直に設けることにより、垂直・水平両偏
波に対応したダイバーシチアンテナを実現することがで
き、より安定した送受信を行うことができるるととも
に、回路基板からの放射に比べ無給電素子からの放射が
支配的となり、携帯電話を使用した状態でも人体による
影響が少なく、利得の低下を抑えることができる。
【0119】(実施の形態13)図17は、本発明の実
施の形態13に係る携帯電話用アンテナの構成図であ
る。図17において、図16と共通する部分には図16
と同一の符号を付し、その詳しい説明は省略する。
施の形態13に係る携帯電話用アンテナの構成図であ
る。図17において、図16と共通する部分には図16
と同一の符号を付し、その詳しい説明は省略する。
【0120】無給電素子1701は、両端が開放されて
おり、無給電素子1401とは異なる使用周波数に共振
する長さとし、不平衡給電アンテナ素子401に対し
て、無給電素子1401および無給電素子1602が使
用する周波数とは異なる使用周波数の波長の略1/10
以下の間隔をおいて回路基板103長手方向と略平行に
配設されている。
おり、無給電素子1401とは異なる使用周波数に共振
する長さとし、不平衡給電アンテナ素子401に対し
て、無給電素子1401および無給電素子1602が使
用する周波数とは異なる使用周波数の波長の略1/10
以下の間隔をおいて回路基板103長手方向と略平行に
配設されている。
【0121】無給電素子1702は、無給電素子170
1と同様の構成をしており、不平衡給電アンテナ素子1
601に対して、無給電素子1401および無給電素子
1602が使用する周波数とは異なる使用周波数の波長
の略1/10以下の間隔をおいて回路基板103の幅方
向と略平行に配設されている。
1と同様の構成をしており、不平衡給電アンテナ素子1
601に対して、無給電素子1401および無給電素子
1602が使用する周波数とは異なる使用周波数の波長
の略1/10以下の間隔をおいて回路基板103の幅方
向と略平行に配設されている。
【0122】次に、上記構成を有する携帯電話用アンテ
ナの動作について説明する。不平衡給電アンテナ素子4
01、または不平衡給電アンテナ素子1601を励振素
子として動作させる。
ナの動作について説明する。不平衡給電アンテナ素子4
01、または不平衡給電アンテナ素子1601を励振素
子として動作させる。
【0123】不平衡給電アンテナ素子401を励振素子
として動作させた場合、無給電素子1401、または無
給電素子1701が共振し、本来のアンテナとして動作
する。このとき、無給電素子1401と無給電素子17
01は素子長が異なることから、2周波に対応する垂直
偏波のアンテナを実現することができ、2周波を使用す
る通信方式でも適用することができる。
として動作させた場合、無給電素子1401、または無
給電素子1701が共振し、本来のアンテナとして動作
する。このとき、無給電素子1401と無給電素子17
01は素子長が異なることから、2周波に対応する垂直
偏波のアンテナを実現することができ、2周波を使用す
る通信方式でも適用することができる。
【0124】一方、不平衡給電アンテナ素子1601を
励振素子として動作させた場合、無給電素子1602、
または無給電素子1702が共振し、本来のアンテナと
して動作する。このとき、無給電素子1602と無給電
素子1702は素子長が異なることから、2周波に対応
する水平偏波のアンテナを実現することができ、これに
より、2周波に対応し、かつ垂直・水平両偏波に対応し
たダイバーシチアンテナを実現することができる。
励振素子として動作させた場合、無給電素子1602、
または無給電素子1702が共振し、本来のアンテナと
して動作する。このとき、無給電素子1602と無給電
素子1702は素子長が異なることから、2周波に対応
する水平偏波のアンテナを実現することができ、これに
より、2周波に対応し、かつ垂直・水平両偏波に対応し
たダイバーシチアンテナを実現することができる。
【0125】このように実施の形態13の携帯電話用ア
ンテナによれば、実施の形態12と異なり、不平衡給電
アンテナ素子と長さの異なる2本の無給電素子の組み合
わせを2組設けることにより、2周波に対応した垂直・
水平両偏波のダイバーシチアンテナを実現することがで
き、より安定した送受信を行うことができるとともに、
回路基板からの放射に比べ無給電素子からの放射が支配
的となり、携帯電話を使用した状態でも人体に起因する
アンテナ利得の低下を抑えることができる。
ンテナによれば、実施の形態12と異なり、不平衡給電
アンテナ素子と長さの異なる2本の無給電素子の組み合
わせを2組設けることにより、2周波に対応した垂直・
水平両偏波のダイバーシチアンテナを実現することがで
き、より安定した送受信を行うことができるとともに、
回路基板からの放射に比べ無給電素子からの放射が支配
的となり、携帯電話を使用した状態でも人体に起因する
アンテナ利得の低下を抑えることができる。
【0126】(実施の形態14)図18は、本発明の実
施の形態14に係る携帯電話用アンテナの構成図であ
る。図18に示すアンテナは、回路基板103に、不平
衡給電アンテナ素子1801と、無給電素子1802
と、無給電素子1803、とを備えており、各素子は、
回路基板103にプリントしたものである。
施の形態14に係る携帯電話用アンテナの構成図であ
る。図18に示すアンテナは、回路基板103に、不平
衡給電アンテナ素子1801と、無給電素子1802
と、無給電素子1803、とを備えており、各素子は、
回路基板103にプリントしたものである。
【0127】実施の形態14は、実施の形態1から実施
の形態13で用いられた不平衡給電アンテナ素子、無給
電素子に適用し、回路基板両面のいずれかにプリントし
て構成することができる。
の形態13で用いられた不平衡給電アンテナ素子、無給
電素子に適用し、回路基板両面のいずれかにプリントし
て構成することができる。
【0128】これにより、薄型で安価、簡便な携帯電話
用アンテナを実現することができる。
用アンテナを実現することができる。
【0129】(実施の形態15)図19は、本発明の実
施の形態15に係る携帯電話用アンテナの構成図であ
る。図19に示すアンテナは、不平衡給電アンテナ素子
1901と無給電素子1902の素子形状をジグザグ状
に構成したものである。
施の形態15に係る携帯電話用アンテナの構成図であ
る。図19に示すアンテナは、不平衡給電アンテナ素子
1901と無給電素子1902の素子形状をジグザグ状
に構成したものである。
【0130】実施の形態15は、実施の形態1から実施
の形態14で用いられた不平衡給電アンテナ素子、無給
電素子に適用し、ジグザグ状に構成することができる。
の形態14で用いられた不平衡給電アンテナ素子、無給
電素子に適用し、ジグザグ状に構成することができる。
【0131】これにより、アンテナの利得を低下させず
に、より小型のアンテナを実現することができる。
に、より小型のアンテナを実現することができる。
【0132】(実施の形態16)図20は、本発明の実
施の形態16に係る携帯電話用アンテナの構成図であ
る。図20は、裏面ケース102の内面、または外面に
無給電素子2001を接着あるいは蒸着して構成した様
子を示す。
施の形態16に係る携帯電話用アンテナの構成図であ
る。図20は、裏面ケース102の内面、または外面に
無給電素子2001を接着あるいは蒸着して構成した様
子を示す。
【0133】実施の形態16は、実施の形態1から実施
の形態13で用いられた無給電素子に適用し、裏面ケー
ス102に接着して構成する。
の形態13で用いられた無給電素子に適用し、裏面ケー
ス102に接着して構成する。
【0134】これにより、アンテナの設置スペースを省
スペース化し、安価な携帯電話用アンテナを実現するこ
とができる。
スペース化し、安価な携帯電話用アンテナを実現するこ
とができる。
【0135】(他の実施の形態)実施の形態1から実施
の形態9は、図21から図29に示すように外部アンテ
ナ2101を設けることにより、ダイバーシチアンテナ
を実現することができる。
の形態9は、図21から図29に示すように外部アンテ
ナ2101を設けることにより、ダイバーシチアンテナ
を実現することができる。
【0136】この外部アンテナを設けたダイバーシチア
ンテナに実施の形態14から実施の形態16を適用して
もよい。
ンテナに実施の形態14から実施の形態16を適用して
もよい。
【0137】なお、上記実施の形態1から13では、回
路基板を基準に不平衡給電アンテナ素子および無給電素
子の配設方向を説明したが、ケース(筐体)を基準に置
き換えてもよい。要するに、不平衡給電アンテナ素子に
対して無給電素子を近傍に略平行に配設することが重要
である。
路基板を基準に不平衡給電アンテナ素子および無給電素
子の配設方向を説明したが、ケース(筐体)を基準に置
き換えてもよい。要するに、不平衡給電アンテナ素子に
対して無給電素子を近傍に略平行に配設することが重要
である。
【0138】上述した各実施の形態においては説明の便
宜上、回路基板は長方形を想定して記載したが、本発明
はこれに限らない。さらに、携帯電話を例示して説明し
たが、本発明はこれに限らず、通信端末装置に広く適用
することができる。
宜上、回路基板は長方形を想定して記載したが、本発明
はこれに限らない。さらに、携帯電話を例示して説明し
たが、本発明はこれに限らず、通信端末装置に広く適用
することができる。
【0139】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
不平衡給電アンテナ素子に対して周波数の略1/10以
下の間隔をおいて略平行に無給電素子を配設することに
より、回路基板に流れるアンテナ電流を極力抑えること
ができ、無給電素子からの放射が支配的となり、人体に
起因するアンテナ利得の低下を抑えることができる。
不平衡給電アンテナ素子に対して周波数の略1/10以
下の間隔をおいて略平行に無給電素子を配設することに
より、回路基板に流れるアンテナ電流を極力抑えること
ができ、無給電素子からの放射が支配的となり、人体に
起因するアンテナ利得の低下を抑えることができる。
【図1】本発明の実施の形態1に係る携帯電話の分解斜
視図
視図
【図2】本発明の実施の形態1に係る携帯電話用アンテ
ナの構成図
ナの構成図
【図3】本発明の実施の形態2に係る携帯電話用アンテ
ナの構成図
ナの構成図
【図4】本発明の実施の形態3に係る携帯電話用アンテ
ナの構成図
ナの構成図
【図5】本発明の実施の形態4に係る携帯電話用アンテ
ナの構成図
ナの構成図
【図6】本発明の実施の形態5に係る携帯電話用アンテ
ナの構成図
ナの構成図
【図7】本発明の実施の形態5に係る携帯電話用アンテ
ナの放射特性図
ナの放射特性図
【図8】本発明の実施の形態5に係る携帯電話使用時の
放射特性図
放射特性図
【図9】本発明の実施の形態6に係る携帯電話用アンテ
ナの構成図
ナの構成図
【図10】本発明の実施の形態6に係る携帯電話用アン
テナのインピーダンス特性図
テナのインピーダンス特性図
【図11】本発明の実施の形態7に係る携帯電話用アン
テナの構成図
テナの構成図
【図12】本発明の実施の形態8に係る携帯電話用アン
テナの構成図
テナの構成図
【図13】本発明の実施の形態9に係る携帯電話用アン
テナの構成図
テナの構成図
【図14】本発明の実施の形態10に係る携帯電話用ア
ンテナの構成図
ンテナの構成図
【図15】本発明の実施の形態11に係る携帯電話用ア
ンテナの構成図
ンテナの構成図
【図16】本発明の実施の形態12に係る携帯電話用ア
ンテナの構成図
ンテナの構成図
【図17】本発明の実施の形態13に係る携帯電話用ア
ンテナの構成図
ンテナの構成図
【図18】本発明の実施の形態14に係る携帯電話用ア
ンテナの構成図
ンテナの構成図
【図19】本発明の実施の形態15に係る携帯電話用ア
ンテナの構成図
ンテナの構成図
【図20】本発明の実施の形態16に係る携帯電話用ア
ンテナの構成図
ンテナの構成図
【図21】本発明の他の実施の形態に係る携帯電話用ア
ンテナの構成図
ンテナの構成図
【図22】本発明の他の実施の形態に係る携帯電話用ア
ンテナの構成図
ンテナの構成図
【図23】本発明の他の実施の形態に係る携帯電話用ア
ンテナの構成図
ンテナの構成図
【図24】本発明の他の実施の形態に係る携帯電話用ア
ンテナの構成図
ンテナの構成図
【図25】本発明の他の実施の形態に係る携帯電話用ア
ンテナの構成図
ンテナの構成図
【図26】本発明の他の実施の形態に係る携帯電話用ア
ンテナの構成図
ンテナの構成図
【図27】本発明の他の実施の形態に係る携帯電話用ア
ンテナの構成図
ンテナの構成図
【図28】本発明の他の実施の形態に係る携帯電話用ア
ンテナの構成図
ンテナの構成図
【図29】本発明の他の実施の形態に係る携帯電話用ア
ンテナの構成図
ンテナの構成図
【図30】従来における携帯電話用アンテナの構成図
【図31】従来における携帯電話用アンテナの放射特性
図
図
【図32】携帯電話使用時の状態図
【図33】従来における携帯電話使用時の放射特性図
【図34】従来におけるダイバーシチアンテナの構成図
101 前面ケース
102 裏面ケース
103 回路基板
201、401、1402、1601、1801、19
01 不平衡給電アンテナ素子 202、301、302、402、501、502、6
01、901、902、1101、1201、130
1、1401、1403、1501、1502、160
2、1701、1702、1802、1803、190
2、2001 無給電素子 2101 外部アンテナ
01 不平衡給電アンテナ素子 202、301、302、402、501、502、6
01、901、902、1101、1201、130
1、1401、1403、1501、1502、160
2、1701、1702、1802、1803、190
2、2001 無給電素子 2101 外部アンテナ
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
H01Q 21/30 H01Q 21/30
H04M 1/02 H04M 1/02 C
Fターム(参考) 5J021 AA01 AA02 AA09 AB06 BA05
DB07 FA23 GA03 HA06 HA10
JA03 JA05
5J046 AA04 AB10 AB13 PA04 PA07
5J047 AA04 AB10 AB13 FD01
5K011 AA06 DA02 JA01 KA13
5K023 AA07 BB06 LL01 LL05
Claims (16)
- 【請求項1】 一端が不平衡給電された給電素子と、送
受信に用いる周波数の波長の略1/10以下の間隔をお
いて前記給電素子に対して略平行に配設され、前記給電
素子が励振したときに共振する長さを有する無給電素子
と、を具備することを特徴とする通信端末装置用アンテ
ナ。 - 【請求項2】 前記給電素子および前記無給電素子は、
通信端末装置を使用するユーザが前記通信端末装置を把
持する位置から離れた位置に配設されることを特徴とす
る請求項1に記載の通信端末装置用アンテナ。 - 【請求項3】 前記通信端末装置は携帯電話であり、前
記給電素子および前記無給電素子は、当該携帯電話の長
手方向に対して略垂直に延長するように配設されること
を特徴とする請求項2に記載の通信端末装置用アンテ
ナ。 - 【請求項4】 前記通信端末装置は携帯電話であり、前
記給電素子および前記無給電素子は、当該携帯電話の長
手方向に対して略平行に延長するように配設されること
を特徴とする請求項2に記載の通信端末装置用アンテ
ナ。 - 【請求項5】 前記無給電素子は、長さの異なる第1無
給電素子と第2無給電素子を具備することを特徴とする
請求項3または請求項4に記載の通信端末装置用アンテ
ナ。 - 【請求項6】 前記無給電素子は、中間に2つの誘導性
素子が装荷されることを特徴とする請求項3または請求
項4に記載の通信端末装置用アンテナ。 - 【請求項7】 前記無給電素子は、両端からそれぞれ所
定距離の位置で略直角に屈曲されることを特徴とする請
求項3または請求項6に記載の通信端末装置用アンテ
ナ。 - 【請求項8】 前記無給電素子は、両端からそれぞれ所
定距離の位置で略直角に屈曲される第1無給電素子と、
前記第1無給電素子と長さが異なり、両端からそれぞれ
所定距離の位置で略直角に屈曲される第2無給電素子
と、を具備することを特徴とする請求項7に記載の通信
端末装置用アンテナ。 - 【請求項9】 前記給電素子は、それぞれ一端が不平衡
給電された第1給電素子と第2給電素子とを備え、送受
信に用いる周波数の波長の略1/10以下の間隔をおい
て前記第1給電素子に対して略平行に配設された第1無
給電素子と、前記送受信に用いる周波数の波長の略1/
10以下の間隔をおいて前記第2給電素子に対して略平
行に配設された第2無給電素子と、を具備することを特
徴とする請求項2に記載の通信端末装置用アンテナ。 - 【請求項10】 前記無給電素子は、同じ長さの第1無
給電素子と第2無給電素子とを備え、前記第1無給電素
子および前記第2無給電素子と異なる長さの第3無給電
素子と、前記第3無給電素子と同じ長さの第4無給電素
子と、を備え、前記第3無給電素子は、前記第1無給電
素子および前記第2無給電素子が送受信に用いる周波数
とは異なる周波数の波長の略1/10以下の間隔をおい
て前記第1給電素子に対して略平行に配設され、前記第
4無給電素子は、前記第1無給電素子および前記第2無
給電素子が送受信に用いる周波数とは異なる周波数の波
長の略1/10以下の間隔をおいて前記第2給電素子に
対して略平行に配設されることを特徴とする請求項9に
記載の通信端末装置用アンテナ。 - 【請求項11】 前記第1給電素子の配置方向と前記第
2給電素子の配置方向を互いに略直角となる角度で前記
第1給電素子と前記第2給電素子を配置することを特徴
とする請求項9または請求項10に記載の通信端末装置
用アンテナ。 - 【請求項12】 外部アンテナを具備することを特徴と
する請求項1から請求項11のいずれかに記載の通信端
末装置用アンテナ。 - 【請求項13】 前記給電素子および前記無給電素子を
回路基板にプリントすることを特徴とする請求項1から
請求項12のいずれかに記載の通信端末装置用アンテ
ナ。 - 【請求項14】 前記給電素子および前記無給電素子の
素子形状をジグザグ状に構成することを特徴とする請求
項1から請求項13のいずれかに記載の通信端末装置用
アンテナ。 - 【請求項15】 前記無給電素子を筐体内面または筐体
外面に付設して構成することを特徴とする請求項1から
請求項14のいずれかに記載の通信端末装置用アンテ
ナ。 - 【請求項16】 請求項1から請求項15のいずれかに
記載の通信端末装置用アンテナを搭載することを特徴と
する通信端末装置。
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20040423 |