JP2003198279A - モニタ回路および光受信器 - Google Patents

モニタ回路および光受信器

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JP2003198279A
JP2003198279A JP2001396518A JP2001396518A JP2003198279A JP 2003198279 A JP2003198279 A JP 2003198279A JP 2001396518 A JP2001396518 A JP 2001396518A JP 2001396518 A JP2001396518 A JP 2001396518A JP 2003198279 A JP2003198279 A JP 2003198279A
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Yoshihiro Iwata
好弘 岩田
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光信号入力レベルが低い場合においても、光
受信レベルを精度良くモニタできるモニタ回路を備えた
小型で低価格な光受信器を得る。 【解決手段】 光受信器の光入力レベルのモニタ回路に
おいて、電圧フォロアとして使用しているオペアンプ9
の出力に、ダイオード15と抵抗16を設け、ダイオー
ド15を、アノード側をオペアンプ9の出力に、カソー
ド側をオペアンプ9のマイナス入力側とモニタ出力端子
10に接続することにより、オペアンプ9の出力電圧を
ダイオード15の順方向電圧分シフトさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光信号の受光に
応じて受光素子に流れる電流をモニタするモニタ回路、
および光受信器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光通信システムの分野では、光ファイバ
を伝播された光信号を電気信号に変換する光受信器が用
いられている。この光受信器では、光ファイバの接続さ
れた状態で受信される光信号の電力レベル(光受信レベ
ル)が、正常なレベルの範囲内に有るかどうかを確認す
るためのモニタ機能を備えていなければならない。
【0003】図8に、光受信レベルをモニタするための
モニタ回路が設けられた従来の光受信器の構成の一例を
示す。図において、1は受光した光信号に応じて電流信
号を出力するフォトダイオードに代表される受光素子、
2は電流信号を電圧信号に変換する前置増幅器として動
作するトランスインピーダンスアンプである。3は2つ
の抵抗4、5、および同じ特性を有するPNP型のトラ
ンジスタ6、7を有して構成されたカレントミラー回路
であり、第1、第2の出力端子P1、P2と、電源端子
(Vcc)が設けられている。トランジスタ6はコレク
ター−ベース間が短絡されており、2つのトランジスタ
6と7の互いのベースは共通接続されている。また、ト
ランジスタ6、7のエミッタは、それぞれ抵抗4、5を
介在させて、ともに正電圧の印加された電源端子Vcc
へ接続される。8は一端がカレントミラー回路3のトラ
ンジスタ7のコレクタに接続され、他端が接地されたモ
ニタ抵抗である。9はカレントミラー回路のトランジス
タ7のコレクタに、プラス入力端子が接続されたオペア
ンプであり、オペアンプ9の出力端子がオペアンプ9の
マイナス入力端子に帰還接続されている。また、オペア
ンプ9の出力端子はモニタ出力端子10に接続されてお
り、受光素子1、カレントミラー回路3、オペアンプ
9、モニタ出力端子10によって光受信レベルをモニタ
するモニタ回路が構成される。なお、オペアンプは2つ
の電源端子を有し、通常のオペアンプは、一方の電源端
子にプラス電圧、他方の電源端子にマイナス電圧が印加
されて使用される。
【0004】さらに、11はトランスインピーダンスア
ンプ2から出力された電圧信号を増幅する増幅器、12
は識別再生回路であり、上述のモニタ回路と、トランス
インピーダンスアンプ2、増幅器11、および識別再生
回路12によって光受信器が構成される。
【0005】次に、光受信器の動作について説明する。
受光素子1にて受光された光信号は電流信号に変換され
た後、トランスインピーダンスアンプ2にて電圧信号に
変換される。この電圧信号は、増幅器11により一定の
倍率で増幅される。この増幅器11の出力電圧信号は、
識別再生回路12によってクロック抽出され、電圧信号
のハイレベルとローレベルが識別されてデータ信号、お
よびクロック信号が出力される。
【0006】次に、光受信レベルのモニタ回路の動作に
ついて説明する。受光素子1で光信号を受光すると、受
光素子1の感度に応じた電流Iが発生する。電流Iは、受
光素子の感度をR[A/W]、光信号入力レベルPin[dBm]とす
ると、式1の通りとなる。 I=R・10(Pin/10)[mA] ・・・(式1) 因みに、受光素子1がフォトダイオードであって、構成
材料がInGaAsの場合、波長1.55μmにおいて、感度Rは約
0.7A/W(ジャード・カイザー著、山下訳「光ファイバ通
信工学」産業図書より)となる。
【0007】ここで、カレントミラー回路3の働きによ
り、電流Iと等しい電流がモニタ抵抗8に流れる。モニ
タ抵抗8の抵抗値をrとすると、モニタ抵抗8に発生す
るモニタ電圧Vmonは式2で計算される。 Vmon=10(Pin/10)・R・r [mV] ・・・(式2) このとき、R・r=1.0 [V/W]の場合、横軸Pin[dBm]に対す
る縦軸Vmon[V]の関係は、図9に示すような比例グラフ
となる。すなわち、モニタ抵抗8には、光信号入力レベ
ルPinに比例したモニタ電圧Vmonが得られる。
【0008】その後、抵抗8に発生したモニタ電圧Vmon
は、オペアンプ9のプラス側に入力される。オペアンプ
9のマイナス入力端子と出力端子は繋がれており、オペ
アンプの特性から、オペアンプ9のマイナス入力端子の
電圧とプラス入力端子の電圧とが同電位、すなわちイマ
ジナルショートとなり、この電圧の信号が光受信器のモ
ニタ出力端子10に出力される。つまりモニタ電圧Vmon
とモニタ出力端子10の出力電圧とは等しくなる。一般
に、このようなオペアンプ9の動作は、電圧フォロア回
路と呼ばれ、モニタ抵抗8で検出されたモニタ電圧が、
負荷回路の影響で値が変動しないようにすることができ
る。この回路は、入力インピーダンスが高く、出力イン
ピーダンスが低いためインピーダンス変換回路と呼ぶ場
合もある。以上により、モニタ出力端子10の出力電圧
を測定することによって、光信号入力レベルPinをモニ
タすることが可能となる。
【0009】近年、より低価格な光受信器を得るため
に、単電源で動作することのできる光受信器の提供が求
められている。光受信器の動作に必要な電源を、例えば
正電源のみとした場合、電源回路の数が減り、小型で低
価格な光受信器を実現することが可能となる。
【0010】しかし、これを実現するにあたって、図8
に示したオペアンプ9の電源端子へ供給される電源電圧
を正電圧のみとした場合、モニタ電圧Vmonが数mV以下の
ときに、モニタ出力端子10の出力電圧にオフセットが
生じて、モニタ電圧Vmonとモニタ出力端子10の出力電
圧が等しくならないことが明らかになった。これは、光
信号入力レベルが低い場合に、光受信レベルのモニタ精
度が劣化することを意味している。
【0011】発明者等がこれについて原因を調べたとこ
ろ、次の点が判明した。入出力信号とも電源電圧レベル
まで信号を扱うことが可能な、レールtoレールのオペア
ンプであっても、入力電圧が0Vの時、出力電圧は0Vに
ならずに、数10mV程度の出力オフセットを持っている。
モニタ電圧が数mV以下の場合には、出力オフセットの電
圧の方が高いため、出力オフセット電圧がモニタ出力端
子10に出力されて誤差となる。この出力オフセットが
残る原因は、オペアンプの内部構成から次のように説明
できる。
【0012】図10にオペアンプの内部回路を示す。通
常オペアンプは、オペアンプの内部回路の主要機能を成
す前段部23と、NPN型のトランジスタ21およびPNP型
のトランジスタ22で構成された出力部とから構成され
る。オペアンプへの供給電源電圧を正電圧のみで使用し
た場合、NPN型のトランジスタ21のコレクタを正電圧
源に、PNP型のトランジスタ22のコレクタをGNDに接続
して使用することことと同じであり、PNP型のトランジ
スタ22のベース−エミッタ間電圧が必ず出力オフセッ
トとしてオペアンプ9の出力電圧に残ってしまう。
【0013】なお、オペアンプをプラス/マイナスの2
電源で動作させることによって、オペアンプ出力が0Vに
なるように使用することは可能であるが、オペアンプを
2電源で動作させた場合には、光受信器に載置される電
源回路数が増えるのはもちろんのこと、電源回路上のコ
ンデンサ等の部品点数や電源パターンの配線領域が増加
し、小型化・低価格化にあたって不利となる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来の光受信器を単電
源で動作させる場合、オペアンプ9の電源端子へ供給さ
れる電源電圧を例えば正電圧のみとすると、モニタ電圧
Vmonが数mV以下のときに、モニタ電圧Vmonとモニタ出力
端子10の出力電圧が等しくならず、モニタ出力端子1
0の出力電圧にオフセットが生じた。これによって、光
信号入力レベルが低い場合に、光受信レベルのモニタ精
度が劣化するという問題があった。
【0015】この発明は、このような課題を解決するた
めに為されたものであり、光信号入力レベルが低い場合
においても、光受信レベルを精度良くモニタすることの
できるモニタ回路および光受信器を得ることを目的とす
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】第1の発明によるモニタ
回路は、光信号を受光し電気信号に変換する受光素子
と、一方の端子に前記受光素子が接続され、他方の端子
から前記受光素子の出力電流に応じた電流が出力される
カレントミラー回路と、前記カレントミラー回路の出力
電流に応じた電圧がプラス入力端子に入力されるオペア
ンプと、前記オペアンプの出力端子にアノードが接続さ
れ、前記オペアンプのマイナス入力端子にカソードが接
続されるとともに、当該カソードがモニタ用出力端子に
接続されたダイオードとを備えたものである。
【0017】また、第2の発明によるモニタ回路は、フ
ォトダイオードの接続される一方の端子、及び一方の端
子に流れる電流に応じた電流が出力される他方の端子を
有したカレントミラー回路と、前記カレントミラー回路
の他方の端子に接続されたモニタ抵抗と、前記カレント
ミラー回路の他方の端子がプラス入力端子に接続された
オペアンプと、前記オペアンプの出力端子にアノードが
接続され、前記オペアンプのマイナス入力端子にカソー
ドが接続されるとともに、当該カソードがモニタ用出力
端子に接続されたダイオードとを備えたものである。
【0018】また、前記ダイオードをツエナーダイオー
ドとしたものである。
【0019】また、前記ダイオードが、直列に複数個接
続されて成るものである。
【0020】また、第3の発明によるモニタ回路は、光
信号を受光し電気信号に変換する受光素子と、一方の端
子に前記受光素子が接続され、他方の端子から前記受光
素子の出力電流に応じた電流が出力されるカレントミラ
ー回路と、前記カレントミラー回路の出力電流に応じた
電圧がプラス入力端子に入力されるオペアンプと、前記
オペアンプの出力端子にベース端子が接続され、前記オ
ペアンプのマイナス入力端子およびモニタ用出力端子に
エミッタ端子が接続されるとともに、前記オペアンプの
電源端子にコレクタ端子が接続されたトランジスタとを
備えたものである。
【0021】また、第4の発明によるモニタ回路は、フ
ォトダイオードの接続される一方の端子、及び一方の端
子に流れる電流に応じた電流が出力される他方の端子を
有したカレントミラー回路と、前記カレントミラー回路
の他方の端子に接続されたモニタ抵抗と、前記カレント
ミラー回路の他方の端子がプラス入力端子に接続された
オペアンプと、前記オペアンプの出力端子にベース端子
が接続され、前記オペアンプのマイナス入力端子および
モニタ用出力端子にエミッタ端子が接続されるととも
に、前記オペアンプの電源端子にコレクタ端子が接続さ
れたトランジスタとを備えたものである。
【0022】また、第5の発明によるモニタ回路は、光
信号を受光し電気信号に変換する受光素子と、一方の端
子に前記受光素子が接続され、他方の端子から前記受光
素子の出力電流に応じた電流が出力されるカレントミラ
ー回路と、前記カレントミラー回路の出力電流に応じた
電圧がプラス入力端子に入力されるオペアンプと、前記
オペアンプの出力端子に一端が接続され、前記オペアン
プのマイナス入力端子に他端が接続されるとともに、当
該他端がモニタ用出力端子に接続された抵抗とを備えた
ものである。
【0023】また、第6の発明によるモニタ回路は、フ
ォトダイオードの接続される一方の端子、及び一方の端
子に流れる電流に応じた電流が出力される他方の端子を
有したカレントミラー回路と、前記カレントミラー回路
の他方の端子に接続されたモニタ抵抗と、前記カレント
ミラー回路の他方の端子がプラス入力端子に接続された
オペアンプと、前記オペアンプの出力端子に一端が接続
され、前記オペアンプのマイナス入力端子に他端が接続
されるとともに、当該他端がモニタ用出力端子に接続さ
れた抵抗とを備えたものである。
【0024】また、前記モニタ用出力端子が接続された
接地抵抗を備えたものである。
【0025】また、前記カレントミラー回路は、電源端
子に正電圧が印加され、前記オペアンプは、電源端子に
正電圧が印加されたものである。
【0026】また、この発明による光受信器は、前記第
1、3、5の発明によるモニタ回路と、前記受光素子の
出力電流を電圧信号に変換するトランスインピーダンス
アンプと、前記トランスインピーダンスアンプの出力信
号を増幅して出力する増幅器と、前記増幅器の出力信号
を識別再生しデータ信号とクロック信号を出力する識別
再生回路とを備え、前記カレントミラー回路は、電源端
子に正電圧が印加され、前記オペアンプは、電源端子に
正電圧が印加されたものである。
【0027】また、この発明による光受信器は、前記前
記第2、4、6の発明によるモニタ回路と、前記フォト
ダイオードの出力電流を電圧信号に変換するトランスイ
ンピーダンスアンプと、前記トランスインピーダンスア
ンプの出力信号を増幅して出力する増幅器と、前記増幅
器の出力信号を識別再生しデータ信号とクロック信号を
出力する識別再生回路とを備え、前記カレントミラー回
路は、電源端子に正電圧が印加され、前記オペアンプ
は、電源端子に正電圧が印加されたものである。
【0028】また、この発明による光受信器は、光信号
を受光し電気信号に変換する受光素子と、前記受光素子
の出力電流を電圧信号に変換するトランスインピーダン
スアンプと、前記トランスインピーダンスアンプの出力
信号を増幅して出力する増幅器と、前記増幅器の出力信
号を識別再生しデータ信号とクロック信号を出力する識
別再生回路と、モニタ抵抗と、前記受光素子の出力電流
と同じ電流を前記モニタ抵抗に流すカレントミラー回路
と、前記モニタ抵抗に発生する電圧を負荷回路の影響を
受けないよう後段の回路に出力するためのオペアンプ
と、前記オペアンプの出力オフセット電圧の出力レベル
をシフトさせるダイオードと、前記オペアンプのフィー
ドバックループの動作を安定させる接地抵抗とを備えた
ものである。
【0029】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1を示す光受信器の構成図である。同図中、
図8と同一構成部分には同一符号を示す。図8の回路と
異なるのは、オペアンプ9の電源端子に正電圧を供給
し、またオペアンプ9の出力端子にダイオード15と抵
抗16を接続したことである。また、図において、ダイ
オード15は、アノード側がB点でオペアンプ9の出力
端子に接続され、カソード側がA点でオペアンプ9のマ
イナス入力端子側に帰還接続されるとともにモニタ出力
端子10に接続されている。抵抗16は、一端がダイオ
ード15のカソード側と同電位となるラインに接続さ
れ、他端がGND間に接続され接地されている。
【0030】次に動作について説明する。受光素子1で
光信号を受光した場合、モニタ抵抗8に前記光信号レベ
ルに応じたモニタ電圧Vmonが発生するのは、従来回路と
同様である。従来回路では、オペアンプ9の出力オフセ
ット電圧が誤差の原因であったため、この影響を抑える
ためにダイオード15を備えている。ここで、図2にダ
イオードの電圧Vと電流Iの特性を示す。図に示すよう
に、ダイオードは順方向電圧0.6V以上の電圧を越さない
と電流が流れないという特徴がある。
【0031】次に、オペアンプ9のマイナス入力端子側
がプラス入力端子側と同電圧となるためには、A点がモ
ニタ電圧Vmonと同電圧でなければならない。そのため、
オペアンプ9の出力点であるB点の電圧は、モニタ電圧V
monにダイオード15の順方向電圧0.6Vを加えたVmon+0.
6Vとなる。つまり、オペアンプ9の出力電圧は、オペア
ンプ9の出力オフセット電圧込みで、Vmon+0.6Vとして
動作するため、モニタ電圧Vmonが数mV以下であって
も、モニタ出力端子10の出力電圧は出力オフセット電
圧による誤差が抑圧される。
【0032】また抵抗16は、経路1に電流が流れるよ
うに作用することによってダイオード15の順方向電圧
を確保する。加えて、ダイオード15の逆方向に電流が
流れようとするときに経路2に電流を流すように作用す
るので、オペアンプ9の発振を抑え、オペアンプ9を安
定に動作させることができる。
【0033】さらに、オペアンプ9の出力オフセットの
原因である図10に示すオペアンプ9の内部回路出力部
を構成するPNPトランジスタ22のベース−エミッタ間
と、ダイオード15は、ともにP型とN型の半導体を重ね
あわせたPN接合のため、温度変化時においても、互いに
電圧値が同じ増減方向にシフトするため、温度変化に応
じて特性が劣化することはない。
【0034】以上によって、この発明の実施の形態1に
よれば、光受信器に入力される光信号レベルが低く、理
論上モニタ電圧値が数mV以下の場合においても、モニタ
電圧値を精度良く得る事ができる。また、カレントミラ
ー回路3とオペアンプ9を正電圧のみの単電源で動作さ
せることができるため、光受信器に載置される電源回路
数が減少し、電源回路上のコンデンサ等の部品点数や電
源パターンの配線領域が極端に減って、小型で低価格な
光受信器を実現できる。
【0035】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2を示す光受信器の構成図である。同図中、図1と同
一構成部分には同一符号を示す。オペアンプ9の出力端
子の後段に、ダイオード15とダイオード17を直列に
接続している。このようにすることで、オペアンプ9の
出力電圧を、Vmon+1.2Vとするように動作し、オペアン
プ9の出力電圧のシフト量をより多く得られるため、オ
ペアンプ9の出力オフセットが大きい場合に有効であ
り、かつより低い入力光信号レベルまでモニタ電圧値の
精度を保つことができる。
【0036】したがって、実施の形態1に比べ、オペア
ンプの出力オフセット電圧が大きい場合により有効であ
る。なお抵抗16の動作は、実施の形態1の場合と同様
である。
【0037】実施の形態3.図4はこの発明の実施の形
態3を示す光受信器の構成図である。同図中、図1と同
一構成部分には同一符号を示す。図1のダイオード15
の代わりにツエナーダイオード18を採用している。た
だしツエナーダイオードのアノード側をオペアンプ9の
出力端子に接続し、カソード側をモニタ出力端子10と
オペアンプ9のマイナス入力側と接続している。
【0038】次に動作について説明する。まず図5にツ
エナーダイオードの電圧−電流特性を示す。ツエナーダ
イオードは、ツエナー電圧Vzを越えないと電流が流れな
い。そのため、オペアンプ9のマイナス入力がプラス入
力側と同電圧Vmonとなるためには、A点がVmonでならな
ければならず、オペアンプ9の出力であるB点はVmon+Vz
となるよう動作する。よってモニタ出力端子10に出力
される電圧は、オペアンプ9の出力オフセットによる誤
差は生じない。
【0039】またツエナーダイオードのツエナー電圧
は、ダイオードの順方向電圧(0.6V)より高く、電圧値
の種類も豊富である。したがって、オペアンプの出力電
圧のシフト量をより多く得られるため、オペアンプの出
力オフセットが大きい場合に有効であり、実施の形態1
よりもより低い入力光信号レベルまでモニタ電圧値の精
度が必要な場合に有効である。なお抵抗16の動作は、
実施の形態1の場合と同様である。
【0040】実施の形態4.図6はこの発明の実施の形
態4を示す光受信器の構成図である。同図中、図1と同
一構成部分には同一符号を示す。図1のダイオード15
の代わりに、オペアンプ9の出力端子に抵抗19を備え
ている。抵抗19の端子の一方は、オペアンプ9の出力
端子に、抵抗19の端子のもう一方は、オペアンプ9の
マイナス入力側とモニタ出力端子10に接続されてい
る。抵抗16は、モニタ出力端子10とGND間に接続さ
れている。
【0041】次に動作について説明する。実施の形態1
と同様に、オペアンプ9のマイナス入力側がプラス入力
側と同電圧となるためには、A点がVmonでなければなら
ない。オペアンプ9のフィードバックループに流れる電
流をIf、抵抗19の抵抗値をR22とすると、オペアンプ
9の出力点であるB点ではVmon+ R22×Ifとなる。ここで
抵抗値R22は、R22×If がオペアンプ9の出力オフセッ
ト電圧より大きくなるよう選定することで、モニタ出力
端子10に出力される電圧は、オペアンプ9の出力オフ
セットによる誤差を生じない。
【0042】この実施の形態によれば、実施の形態1よ
りもモニタ電圧値の精度が必要でない場合に、より安価
に精度を向上させた光受信レベルのモニタ回路を実現で
きる。なお抵抗16の動作は、実施の形態1の場合と同
様である。
【0043】実施の形態5.図7はこの発明の実施の形
態5を示す光受信器の構成図である。同図中、図1と同
一構成部分には同一符号を示す。図1のダイオード15
の代わりに、オペアンプ9の出力端子にトランジスタ2
0を備えていることである。トランジスタ20は、ベー
ス端子をオペアンプ9の出力端子に、エミッタ端子をオ
ペアンプ9のマイナス入力側とモニタ出力端子10に、
コレクタ端子をオペアンプ9の電源端子に接続されてい
る。抵抗16は、モニタ出力端子10とGND間に接続さ
れている。
【0044】次に動作について説明する。トランジスタ
20は、ベース−エミッタ間電圧が0.6V以上の電位差が
ある場合にベース電流IBが流れ始める。実施の形態1と
同様にオペアンプ9のマイナス入力側がプラス入力側と
同電圧となるためには、A点がVmonでなければならな
い。そのため、オペアンプ9の出力点であるB点ではVmo
nにトランジスタ20のベース−エミッタ間電圧0.6Vを
加えたVmon+0.6Vとなる。つまり、オペアンプ9の出力
電圧は、オペアンプ9の出力オフセット電圧込みでVmon
+0.6Vと動作するため、モニタ出力端子10の電圧は出
力オフセット電圧による誤差が生じない。また、トラン
ジスタ20により、ベース電流IBのhfe倍に増幅された
コレクタ電流Ic(=hfe×IB)がモニタ出力に流れる。
【0045】したがって、モニタ出力に大電流を流すこ
とが可能なため、モニタ出力端子10より後段に繋がる
回路の負荷インピーダンスが低く、大電流が必要な場合
に有効である。なお抵抗16の動作は、実施の形態1の
場合と同様である。
【0046】
【発明の効果】この発明によれば、光受信器に入力され
る光信号レベルが低く、モニタ電圧値が数mV以下の場合
においても、モニタ電圧値を精度良く得る事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1を示す光受信器の構成
図である
【図2】 ダイオードの電圧−電流特性である。
【図3】 本発明の実施の形態2を示す光受信器の構成
図である
【図4】 本発明の実施の形態3を示す光受信器の構成
図である
【図5】 ツエナーダイオードの電圧−電流特性であ
る。
【図6】 本発明の実施の形態4を示す光受信器の構成
図である
【図7】 本発明の実施の形態5を示す光受信器の構成
図である
【図8】 本発明の従来例を示す構成図である。
【図9】 本発明の従来例でのモニタ抵抗に発生する、
光入力信号電力に対するモニタ電圧を示すグラフであ
る。
【図10】 オペアンプの内部回路図である。
【図11】 本発明の従来例での光入力信号電力に対す
るモニタピンに発生ずる出力電圧と、モニタ抵抗に発生
するモニタ電圧との比較を示すグラフである。
【符号の説明】
1 受光素子、 2 トランスインピーダンスアンプ、
3 カレントミラー回路、 4、5 抵抗、6、7
トランジスタ、 8 モニタ抵抗、 9 オペアンプ、
10 モニタ出力端子、 11 増幅器、 12 識
別再生回路、15 ダイオード、 16 抵抗、 17
ダイオード、 18 ツエナーダイオード、 19
抵抗、 20 トランジスタ、 21 NPNトランジス
タ、22 PNPトランジスタ、 23 オペアンプ内部
回路前段部。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 10/28 Fターム(参考) 5J092 AA01 AA56 CA87 CA88 CA92 FA20 HA02 HA08 HA19 HA20 HA25 HA44 KA01 KA09 KA18 MA05 MA11 SA15 TA01 TA02 UL02 5J500 AA01 AA56 AC87 AC88 AC92 AF20 AH02 AH08 AH19 AH20 AH25 AH44 AK01 AK09 AK18 AM05 AM11 AS15 AT01 AT02 LU02 5K002 AA03 CA08 EA05

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光信号を受光し電気信号に変換する受光
    素子と、一方の端子に前記受光素子が接続され、他方の
    端子から前記受光素子の出力電流に応じた電流が出力さ
    れるカレントミラー回路と、 前記カレントミラー回路の出力電流に応じた電圧がプラ
    ス入力端子に入力されるオペアンプと、 前記オペアンプの出力端子にアノードが接続され、前記
    オペアンプのマイナス入力端子にカソードが接続される
    とともに、当該カソードがモニタ用出力端子に接続され
    たダイオードとを備えたモニタ回路。
  2. 【請求項2】 フォトダイオードの接続される一方の端
    子、及び一方の端子に流れる電流に応じた電流が出力さ
    れる他方の端子を有したカレントミラー回路と、 前記カレントミラー回路の他方の端子に接続されたモニ
    タ抵抗と、 前記カレントミラー回路の他方の端子がプラス入力端子
    に接続されたオペアンプと、 前記オペアンプの出力端子にアノードが接続され、前記
    オペアンプのマイナス入力端子にカソードが接続される
    とともに、当該カソードがモニタ用出力端子に接続され
    たダイオードとを備えたモニタ回路。
  3. 【請求項3】 前記ダイオードはツエナーダイオードで
    あることを特徴とする請求項1もしくは請求項2に記載
    のモニタ回路。
  4. 【請求項4】 前記ダイオードは、直列に複数個接続さ
    れて成ることを特徴とする請求項1もしくは請求項2に
    記載のモニタ回路。
  5. 【請求項5】 光信号を受光し電気信号に変換する受光
    素子と、一方の端子に前記受光素子が接続され、他方の
    端子から前記受光素子の出力電流に応じた電流が出力さ
    れるカレントミラー回路と、 前記カレントミラー回路の出力電流に応じた電圧がプラ
    ス入力端子に入力されるオペアンプと、 前記オペアンプの出力端子にベース端子が接続され、前
    記オペアンプのマイナス入力端子およびモニタ用出力端
    子にエミッタ端子が接続されるとともに、前記オペアン
    プの電源端子にコレクタ端子が接続されたトランジスタ
    とを備えたモニタ回路。
  6. 【請求項6】 フォトダイオードの接続される一方の端
    子、及び一方の端子に流れる電流に応じた電流が出力さ
    れる他方の端子を有したカレントミラー回路と、 前記カレントミラー回路の他方の端子に接続されたモニ
    タ抵抗と、 前記カレントミラー回路の他方の端子がプラス入力端子
    に接続されたオペアンプと、 前記オペアンプの出力端子にベース端子が接続され、前
    記オペアンプのマイナス入力端子およびモニタ用出力端
    子にエミッタ端子が接続されるとともに、前記オペアン
    プの電源端子にコレクタ端子が接続されたトランジスタ
    とを備えたモニタ回路。
  7. 【請求項7】 光信号を受光し電気信号に変換する受光
    素子と、 一方の端子に前記受光素子が接続され、他方の端子から
    前記受光素子の出力電流に応じた電流が出力されるカレ
    ントミラー回路と、 前記カレントミラー回路の出力電流に応じた電圧がプラ
    ス入力端子に入力されるオペアンプと、 前記オペアンプの出力端子に一端が接続され、前記オペ
    アンプのマイナス入力端子に他端が接続されるととも
    に、当該他端がモニタ用出力端子に接続された抵抗とを
    備えたモニタ回路。
  8. 【請求項8】 フォトダイオードの接続される一方の端
    子、及び一方の端子に流れる電流に応じた電流が出力さ
    れる他方の端子を有したカレントミラー回路と、 前記カレントミラー回路の他方の端子に接続されたモニ
    タ抵抗と、 前記カレントミラー回路の他方の端子がプラス入力端子
    に接続されたオペアンプと、 前記オペアンプの出力端子に一端が接続され、前記オペ
    アンプのマイナス入力端子に他端が接続されるととも
    に、当該他端がモニタ用出力端子に接続された抵抗とを
    備えたモニタ回路。
  9. 【請求項9】 前記モニタ用出力端子が接続された接地
    抵抗を備えたことを特徴とする請求項1から請求項8の
    いずれかに記載のモニタ回路。
  10. 【請求項10】 前記カレントミラー回路は、電源端子
    に正電圧が印加され、 前記オペアンプは、電源端子に正電圧が印加されたこと
    を特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載の
    モニタ回路。
  11. 【請求項11】 前記請求項1、5、7のいずれかに記
    載のモニタ回路と、 前記受光素子の出力電流を電圧信号に変換するトランス
    インピーダンスアンプと、 前記トランスインピーダンスアンプの出力信号を増幅し
    て出力する増幅器と、前記増幅器の出力信号を識別再生
    しデータ信号とクロック信号を出力する識別再生回路と
    を備え、 前記カレントミラー回路は、電源端子に正電圧が印加さ
    れ、 前記オペアンプは、電源端子に正電圧が印加されたこと
    を特徴とする光受信器。
  12. 【請求項12】 前記請求項2、6、8のいずれかに記
    載のモニタ回路と、 前記フォトダイオードの出力電流を電圧信号に変換する
    トランスインピーダンスアンプと、 前記トランスインピーダンスアンプの出力信号を増幅し
    て出力する増幅器と、前記増幅器の出力信号を識別再生
    しデータ信号とクロック信号を出力する識別再生回路と
    を備え、 前記カレントミラー回路は、電源端子に正電圧が印加さ
    れ、 前記オペアンプは、電源端子に正電圧が印加されたこと
    を特徴とするた光受信器。
  13. 【請求項13】 光信号を受光し電気信号に変換する受
    光素子と、 前記受光素子の出力電流を電圧信号に変換するトランス
    インピーダンスアンプと、 前記トランスインピーダンスアンプの出力信号を増幅し
    て出力する増幅器と、 前記増幅器の出力信号を識別再生しデータ信号とクロッ
    ク信号を出力する識別再生回路と、 モニタ抵抗と、 前記受光素子の出力電流と同じ電流を前記モニタ抵抗に
    流すカレントミラー回路と、 前記モニタ抵抗に発生する電圧を負荷回路の影響を受け
    ないよう後段の回路に出力するためのオペアンプと、 前記オペアンプの出力オフセット電圧の出力レベルをシ
    フトさせるダイオードと、 前記オペアンプのフィードバックループの動作を安定さ
    せる接地抵抗とを備えた光受信器。
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