JP2003198270A - プレディストータ、低歪増幅器および歪補償方法 - Google Patents

プレディストータ、低歪増幅器および歪補償方法

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JP2003198270A JP2001394835A JP2001394835A JP2003198270A JP 2003198270 A JP2003198270 A JP 2003198270A JP 2001394835 A JP2001394835 A JP 2001394835A JP 2001394835 A JP2001394835 A JP 2001394835A JP 2003198270 A JP2003198270 A JP 2003198270A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 補償テーブル中の補償データに時間的不連続
性が生じて、その歪補償性能が劣化してしまうという課
題があった。 【解決手段】 帰還信号と入力信号とを用いて、入力信
号振幅値rkと歪補償係数Ak,Bkとを補償データと
して算出する係数算出部7と、係数算出部7で算出した
補償データ(rk,Ak,Bk)を一定量保存して、入
力信号振幅値rkの大きさ順に一定量の補償データを並
べ替えて新規の補償テーブルを作成する補償テーブル作
成部8と、現在使用中の補償テーブル10の上に新規の
補償テーブルの補償データを全て上書きするテーブル入
替部9と、入力信号の振幅値riを検出する振幅検出手
段11と、入力信号の振幅値riに対応する入力信号振
幅値を持った補償データ(ri,Ai,Bi)を補償テ
ーブルから読み出し、この補償データの歪補償係数A
i,Biを用いて入力信号をプレディストーション処理
し、変調器3、増幅器4へ出力する歪補償部12とを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、衛星通信や地上
マイクロ波通信、移動体通信などの各通信分野において
使用される低歪増幅器を実現するためのプレディストー
タ(適応歪補償回路)および歪補償方法に係るものであ
り、またこの発明は、上記のプレディストータを用いた
低歪増幅器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のプレディストータの構成を
示す図、図8は従来のプレディストータの動作を示す図
である。図7において、101は入力端子、102は出
力端子、103は変調器、104は増幅器、105は方
向性結合器、106は復調器、107は係数算出部、1
09はデータ入替部、110は補償テーブル、111は
振幅検出部、112は歪補償部である。
【0003】この従来のプレディストータは、係数算出
部107,データ入替部109,補償テーブル110,
振幅検出部111および歪補償部112から構成されて
おり、例えば以下の文献1に開示されている。
【0004】<文献1>‘The Effect of
Quadrature Modulatorand
Demodulator Errors on Ada
ptive Digital Predistorte
rs for Amplifier Lineariz
ation’,J.K.Cavers,IEEE Tr
ans.on Vehic.Tech.,vol.4
6,no.2,pp456−466,May 1997
【0005】次に動作について説明する。図7におい
て、増幅器104から出力した高周波信号の一部は、方
向性結合器105を介して帰還する。この帰還信号は、
復調器106でベースバンド信号に変換された後、入力
端子101へ入力したベースバンド信号とともに係数算
出部107へ入力する。係数算出部107は、入力端子
101からの入力信号と復調器106からの帰還信号と
を入力として(例えば図8(b)信号入力波形例のサン
プル時間dT毎に得られる入力データ)、増幅器104
の出力が線形となるような歪補償部112の係数Ak,
Bkと、入力信号の振幅rkとを算出し、これらを補償
データとしてデータ入替部109へ出力する。
【0006】データ入替部109は、入力信号振幅rk
に一致する補償データを補償テーブル110から探し出
し、補償テーブル110中の入力信号振幅rkの補償デ
ータへデータ入替部109の補償データを上書きする。
このときの様子を図8(a)に示す。
【0007】一方、入力端子101へ入力したベースバ
ンド信号は、振幅検出部111において入力信号振幅r
iが検出され、その振幅値riに応じた補償データ(r
i,Ai,Bi)が補償テーブル110から読み出され
て、歪補償部112でプレディストーション処理が行わ
れる。このプレディストーション処理は、ベースバンド
信号の伝送速度以上の速度で行われる。歪補償部112
でプレディストーション処理された信号は、変調器10
3で高周波信号へ変換され、増幅器104へ入力する。
増幅器104は、入力された信号を増幅し、方向性結合
器105を介して出力端子102から増幅信号を出力す
る。
【0008】以上の動作を繰り返すことで、増幅器10
4の出力が線形となるような補償データが補償テーブル
110に蓄えられ、増幅器104の歪を低減することが
可能になる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のプレディストー
タは以上のように構成されているので、補償テーブル中
の補償データに時間的不連続性が生じて、その歪補償性
能が劣化してしまうという課題があった。
【0010】上記の課題について具体的に説明する。従
来のプレディストータでは、データ入替部109におい
て、入力信号振幅rkと一致する補償データを補償テー
ブル110から探し出し、データ入替部109の補償デ
ータを補償テーブル110中の入力信号振幅rkの補償
データへ上書きする作業を行っている。
【0011】一般に、ピーク対アベレージ電力比の大き
い信号では、振幅の小さい信号(例えば図8(b)のr
k)の発生する確率は高く、振幅の大きい信号(例えば
図8(b)のrN)の発生する確率は非常に小さいこと
が知られている。従来のプレディストータへこのような
信号を入力した場合、補償テーブル110に格納されて
いる補償データのうち、小さい入力信号振幅の補償デー
タは頻繁に書換えられるが、大きい入力信号振幅の補償
データについては書換頻度が極端に減少してしまうとい
う現象が生じる。
【0012】この現象は、増幅器104の歪特性が時間
的に不変である場合にはそれほど大きな問題とはならな
い。しかしながら、増幅器104の歪特性が時間経過と
ともに変化する場合には、書換が頻繁に行われる小振幅
の補償データと、書換頻度が極端に少ない大振幅の補償
データとの間に、時間的不連続とともに歪特性の不連続
が生じてしまう。
【0013】すなわち、信号が大振幅のときには補償デ
ータがほとんど更新されずに過去の補償データが残るた
め、大振幅時には、現在とは異なる過去の増幅器104
の歪特性を打ち消すようにプレディストータが働いてし
まい、現在の増幅器104の歪特性に対する歪補償が十
分に行えなくなってしまう。
【0014】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、補償テーブル中の補償データの時
間的不連続性を抑制し、良好な歪補償性能を確保するこ
とが可能なプレディストータおよび歪補償方法を提供す
ることを目的とする。
【0015】また、この発明は、ピーク対アベレージ電
力比の大きい信号に対しても良好な歪補償性能を確保し
た低歪増幅器を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明に係るプレディ
ストータは、出力信号の一部と入力信号とを用いて、入
力信号の振幅参照値と歪補償係数とを補償データとして
算出する係数算出手段と、係数算出手段で算出した補償
データを一定量保存して、振幅参照値の大きさ順に一定
量の補償データを並べ替えて新規の補償テーブルを作成
して更新する補償テーブル更新手段と、入力信号の振幅
値を検出し、入力信号の振幅値に対応する振幅参照値を
持った補償データを補償テーブルから読み出し、この補
償データの歪補償係数を用いて入力信号をプレディスト
ーション処理して増幅手段へ出力する歪補償手段とを備
えるようにしたものである。
【0017】この発明に係るプレディストータは、入力
信号の振幅値と同じ振幅参照値に対応する補償データが
使用中の補償テーブルに存在しない場合に、振幅値近傍
の振幅参照値を持った補償データを使用中の補償テーブ
ルから歪補償手段が探し出して補間処理し、振幅値に相
当する補償データを歪補償手段が算出するとともに、補
間処理した補償データを歪補償手段が読み出してプレデ
ィストーション処理を行うようにしたものである。
【0018】この発明に係るプレディストータは、一定
量保存した各補償データの振幅参照値と、使用中の補償
テーブルの各振幅参照値とが同じ大きさとなるように、
一定量保存した各補償データを補償テーブル更新手段が
補間処理して新規の補償テーブルを作成するようにした
ものである。
【0019】この発明に係るプレディストータは、係数
算出手段で算出された補償データを一定量保存して、入
力信号の振幅値の大きさ順に並べ替えた補償テーブル中
の補償データの振幅参照値を補償テーブル更新手段が所
定幅に区切って離散化し、所定幅毎に補償データを補償
テーブル更新手段が平均化処理して新規の補償テーブル
を作成するようにしたものである。
【0020】この発明に係るプレディストータは、アナ
ログ信号を復調した信号を係数算出手段および歪補償手
段へそれぞれ出力する復調手段を備えるようにしたもの
である。
【0021】この発明に係るプレディストータは、LM
Sアルゴリズムを用いて補償データを係数算出手段が算
出するようにしたものである。
【0022】この発明に係る低歪増幅器は、請求項1か
ら請求項6のうちのいずれか1項記載のプレディストー
タと、入力信号が入力され、プレディストータへ入力信
号を与える入力端子と、プレディストータでプレディス
トーション処理した入力信号を増幅して出力信号として
出力する増幅手段と、出力信号が出力される出力端子
と、増幅手段から出力された出力信号を出力端子へ出力
するとともに、増幅手段から出力された出力信号を分岐
してプレディストータへ与える分岐手段とを備えるよう
にしたものである。
【0023】この発明に係る歪補償方法は、出力信号の
一部と入力信号とを用いて、入力信号の振幅参照値と歪
補償係数とを補償データとして算出する係数算出ステッ
プと、係数算出ステップで算出した補償データを一定量
保存して、振幅参照値の大きさ順に一定量の補償データ
を並べ替えて新規の補償テーブルを作成して更新する補
償テーブル更新ステップと、入力信号の振幅値を検出
し、入力信号の振幅値に対応する振幅参照値を持った補
償データを補償テーブルから読み出し、この補償データ
の歪補償係数を用いて入力信号をプレディストーション
処理して増幅手段へ出力する歪補償ステップとを備える
ようにしたものである。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態
1によるプレディストータの構成を示す図、図2はこの
発明の実施の形態1によるプレディストータの動作を示
す図である。図1において、1は入力端子、2は出力端
子、3は変調器(増幅手段)、4は増幅器(増幅手
段)、5は方向性結合器(分岐手段)、6は復調器(分
岐手段)、7は係数算出部(係数算出手段)、8は補償
テーブル作成部(補償テーブル更新手段)、9はテーブ
ル入替部(補償テーブル更新手段)、10は補償テーブ
ル(歪補償手段)、11は振幅検出部(歪補償手段)、
12は歪補償部(歪補償手段)である。
【0025】この実施の形態1によるプレディストータ
は、係数算出部7,補償テーブル作成部8,テーブル入
替部9,補償テーブル10,振幅検出部11および歪補
償部12から構成されており、補償テーブル作成部8,
テーブル入替部9によって特徴付けられる。
【0026】次に動作について説明する。図1におい
て、増幅器4から出力した高周波信号の一部は、方向性
結合器5を介して帰還する。この帰還信号(出力信号の
一部)は、復調器6でベースバンド信号に変換された
後、入力端子1へ入力したベースバンド信号とともに係
数算出部7へ入力する。係数算出部7は、入力端子1か
らの入力信号と復調器6からの帰還信号とを入力とし
て、入力信号と帰還信号との差が最小になるようなアル
ゴリズム、例えば演算量が軽減できるLMSアルゴリズ
ムを用いて、増幅器4の出力信号が線形となるような歪
補償部12の歪補償係数Ak,Bkと、入力信号振幅r
k(振幅参照値)とを算出し、これらを補償データとし
て補償テーブル作成部8へ出力する(係数算出ステッ
プ)。
【0027】補償テーブル作成部8は、係数算出部7か
ら出力された補償データを一定量(例えば図2(b)入
力信号波形例の時間T毎に得られる一定量)保存し、入
力信号振幅rkの大きさ順に補償データを並べ替えて新
たな補償テーブルを作成し、この新しい補償テーブルを
テーブル入替部9へ出力する。テーブル入替部9は、現
在使用中の補償テーブル10の上に新しい補償テーブル
の補償データを全て上書きする(補償テーブル更新ステ
ップ)。このときの様子を図2(a)に示す。一般に、
新しい補償テーブルの作成作業は入力信号の伝送速度よ
り遅い速度で行われる。
【0028】一方、振幅検出部11は、入力端子1へ入
力したベースバンドの入力信号から入力信号振幅値ri
を検出する。歪補償部12は、この入力信号振幅値ri
に応じた補償データ(ri,Ai,Bi)の歪補償係数
Ai,Biを補償テーブル10から読み出して、入力信
号に対してプレディストーション処理を行なう(歪補償
ステップ)。このプレディストーション処理は、ベース
バンド信号の伝送速度以上の速度で行われる。歪補償部
12でプレディストーション処理された入力信号は、変
調器3によって高周波の入力信号へ変換されて増幅器4
へと入力する。増幅器4は、入力信号を増幅すると、方
向性結合器5を介して出力端子2へ出力信号として出力
する。
【0029】以上の動作を繰り返すことで、増幅器4の
出力信号が線形となるような補償データが補償テーブル
10に蓄えられ、増幅器4の歪が低減できる。
【0030】この実施の形態1では、補償テーブル作成
部8,テーブル入替部9の補償テーブルの作成・更新作
業によって、現在使用中の補償テーブルの上に新しい補
償テーブルの補償データが全て同時に上書きされるた
め、補償テーブルに格納されている補償データが全て同
じ時刻に更新されるようになる。このため、補償テーブ
ル中の補償データの更新時刻が時間的に一致し、良好な
歪補償性能を実現することが可能となる。
【0031】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、増幅器4,方向性結合器5からの帰還信号と入力端
子1からの入力信号とを用いて、入力信号振幅値rkと
歪補償係数Ak,Bkとを補償データとして算出する係
数算出部7と、係数算出部7で算出した補償データ(r
k,Ak,Bk)を一定量保存して、入力信号振幅値r
kの大きさ順に一定量の補償データを並べ替えて新規の
補償テーブルを作成する補償テーブル作成部8と、現在
使用中の補償テーブル10の上に新規の補償テーブルの
補償データを全て上書きするテーブル入替部9と、入力
信号の振幅値riを検出する振幅検出手段11と、入力
信号の振幅値riに対応する入力信号振幅値を持った補
償データ(ri,Ai,Bi)を補償テーブルから読み
出し、この補償データの歪補償係数Ai,Biを用いて
入力信号をプレディストーション処理し、変調器3、増
幅器4へ出力する歪補償部12とを備えるようにしたの
で、補償テーブル中の補償データの時間的不連続性を抑
制できるようになり、良好な歪補償性能を確保できると
いう効果が得られる。
【0032】また、この実施の形態1によれば、係数算
出部7は、歪補償部12の補償データをLMSアルゴリ
ズムで算出するようにしたので、係数算出部7における
演算量を軽減できるという効果が得られる。
【0033】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2によるプレディストータの構成を示す図である。図
1と同一符号は同一または相当する構成を表している。
図3において、13はデータ補間部(歪補償手段)であ
る。
【0034】次に動作について説明する。入力端子1へ
入力したベースバンド信号から入力信号振幅値riが振
幅検出部11で検出される。このとき、入力信号振幅値
riと同じ振幅値に対応する補償データが補償テーブル
10の中にある場合には、その補償データが補償テーブ
ル10から読み出され、歪補償部12でプレディストー
ション処理が行われる。
【0035】一方、入力信号振幅値riと同じ振幅値に
対応する補償データが補償テーブル10の中に存在しな
い場合には、入力信号振幅値riの近傍の振幅値を補償
テーブル10の中から探し出し、その振幅値に対応する
補償データを用いてデータ補間部13で補間処理をし
て、入力信号振幅値riに相当する補償データを算出す
る。歪補償部12では、この補間後の補償データを読み
出し、プレディストーション処理を行う。この補間処理
を含むプレディストーション処理は、ベースバンド信号
の伝送速度以上の速度で行われる。
【0036】このようにすることで、入力信号振幅ri
に応じた連続的なプレディストーション処理が歪補償部
12で可能となり、プレディストータとしての歪補償性
能をさらに向上させることができる。その他の動作・効
果については実施の形態1と同様であり、重複説明を省
略する。
【0037】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、入力信号振幅値riと同じ振幅値に対応する補償デ
ータが補償テーブル10の中に存在しない場合に、入力
信号振幅値ri近傍の振幅値を補償テーブル10の中か
ら探し出すとともに、入力信号振幅値ri近傍の振幅値
に対応する補償データを用いて補間処理して入力信号振
幅値riに相当する補償データを算出するデータ補間部
13を備えるとともに、この補間処理した補償データを
歪補償部12が読み出してプレディストーション処理を
行うようにしたので、入力信号振幅riに応じた連続的
なプレディストーション処理ができるようになり、プレ
ディストータとしての歪補償性能をさらに向上できると
いう効果が得られる。
【0038】実施の形態3.図4はこの発明の実施の形
態3によるプレディストータの構成を示す図である。図
3と同一符号は同一または相当する構成を表している。
図4において、14はデータ補間部(補償テーブル更新
手段)である。
【0039】次に動作について説明する。補償テーブル
作成部8では、係数算出部7から出力された補償データ
を一定量保存し、入力信号振幅rkの大きさ順に補償デ
ータを並べ替えて新たな補償テーブルを作成する。その
際、補償テーブル作成部8の中にある補償データの入力
信号振幅値が補償テーブル10中の入力信号振幅値と同
じ大きさとなるように、データ補間部14が補償データ
の補間処理を行う。
【0040】補償テーブル作成部8は、データ補間部1
4による補間処理後の補償テーブルをテーブル入替部9
へ出力し、テーブル入替部9は現在使用中の補償テーブ
ルの上に新しい補償テーブルの補償データを全て上書き
する。新しい補償テーブルの作成作業は入力信号の伝送
速度より遅い速度で行われる。
【0041】データ補間部14を設けて上記の補間処理
を行なうことにより、補償テーブル作成部8で作られる
新規の補償テーブルの大きさと、使用中の補償テーブル
の大きさ、すなわち両者のメモリサイズの一致が得ら
れ、補償テーブル作成部8と補償テーブル10とで同一
サイズのメモリを使用することができ、回路構成の簡略
化が可能となる。その他の動作・効果については実施の
形態2と同様であり、重複説明を省略する。なお、デー
タ補間部14は、実施の形態1の構成に単独で適用する
ことが可能である。
【0042】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、係数算出部7から出力された補償データを一定量保
存し、入力信号振幅rkの大きさ順に補償データを並べ
替えて新たな補償テーブルを補償テーブル作成部8が作
成すると、補償テーブル作成部8の中にある補償データ
の入力信号振幅値が補償テーブル10中の入力信号振幅
値と同じ大きさとなるように、補償データの補間処理を
行うデータ補間部14を備えるようにしたので、補償テ
ーブル作成部8と補償テーブル10とで同一サイズのメ
モリを使用できるようになり、回路構成を簡略化できる
という効果が得られる。
【0043】実施の形態4.図5はこの発明の実施の形
態4によるプレディストータの構成を示す図である。図
4と同一符号は同一または相当する構成を表している。
図5において、15は平均化部(補償テーブル更新手
段)である。
【0044】次に動作について説明する。平均化部15
では、係数算出部7から出力された補償データを一定量
保存し、入力信号の振幅rkの大きさ順に補償データを
並べ替えた後、入力信号振幅のダイナミックレンジを電
力幅(所定幅)Δp毎に区切って離散化したときに、そ
の範囲内に存在する補償データの平均化処理を行い、補
償テーブル作成部8へ平均化処理の結果を出力する。
【0045】平均化部15の平均化処理により、変調器
3,増幅器4,復調器6などの雑音によって生じる補償
データのバラツキを解消することができ、雑音による劣
化の少ないプレディストータを実現することが可能とな
る。その他の動作・効果については実施の形態3と同様
であり、重複説明を省略する。なお、平均化部15は、
実施の形態1,2の構成に単独でそれぞれ適用すること
が可能である。
【0046】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、係数算出部7から出力された補償データを一定量保
存して、入力信号振幅rkの大きさ順に補償データを並
べ替えるとともに、入力信号振幅rkのダイナミックレ
ンジを電力幅Δp毎に区切って離散化し、電力幅Δpの
範囲内に存在する補償データの平均化処理を電力幅Δp
毎に行って補償テーブル作成部8へ出力する平均化部1
5を備えるようにしたので、変調器3,増幅器4,復調
器6などから発生する雑音によって生じる補償データの
バラツキを解消できるようになり、雑音による劣化の少
ない歪補償が可能になるという効果が得られる。
【0047】実施の形態5.図6はこの発明の実施の形
態5によるプレディストータの構成を示す図である。図
5と同一符号は同一または相当する構成を表している。
図6において、16は復調器(復調手段)である。
【0048】次に動作について説明する。不図示のアナ
ログ回路が出力したアナログ信号は、復調器16へ入力
される。復調器16は、このアナログ信号をベースバン
ド信号に変換し、このベースバンド信号を係数算出部
7,振幅検出部11および歪補償部12への入力信号と
する。
【0049】このようにすることで、任意のアナログ回
路の後段へプレディストータを接続することが可能とな
る。その他の動作・効果については実施の形態4と同様
であり、重複説明を省略する。なお、復調器16は、実
施の形態1〜3の構成に単独でそれぞれ適用することが
可能である。
【0050】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、アナログ信号をベースバンド信号に変換して係数算
出部7,振幅検出部11および歪補償部12へそれぞれ
出力する復調器16を備えるようにしたので、任意のア
ナログ回路の後段へプレディストータを適用できるとい
う効果が得られる。
【0051】なお、各実施の形態1〜実施の形態5に示
したプレディストータを用いて低歪増幅器を構成しても
良い。つまりこの発明のプレディストータと、プレディ
ストータへ入力信号を与える入力端子1と、出力信号が
出力される出力端子2と、プレディストータでプレディ
ストーション処理した入力信号を変調・増幅して出力信
号として出力する変調器3・増幅器4と、増幅器4から
出力された出力信号を出力端子2へ出力するとともに、
増幅器4から出力された出力信号の一部を分岐・復調す
る方向性結合器5・復調器6とを備えるようにする。こ
のようにすることで、ピーク対アベレージ電力比の大き
い信号に対しても良好な歪補償性能を確保した低歪増幅
器を提供できるという効果が得られる。
【0052】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、出力
信号の一部と入力信号とを用いて、入力信号の振幅参照
値と歪補償係数とを補償データとして算出する係数算出
手段と、係数算出手段で算出した補償データを一定量保
存して、振幅参照値の大きさ順に一定量の補償データを
並べ替えて新規の補償テーブルを作成して更新する補償
テーブル更新手段と、入力信号の振幅値を検出し、入力
信号の振幅値に対応する振幅参照値を持った補償データ
を補償テーブルから読み出し、この補償データの歪補償
係数を用いて入力信号をプレディストーション処理して
増幅手段へ出力する歪補償手段とを備えるようにしたの
で、補償テーブル中の補償データの時間的不連続性を抑
制できるようになり、良好な歪補償性能を確保できると
いう効果が得られる。
【0053】この発明によれば、入力信号の振幅値と同
じ振幅参照値に対応する補償データが使用中の補償テー
ブルに存在しない場合に、振幅値近傍の振幅参照値を持
った補償データを使用中の補償テーブルから歪補償手段
が探し出して補間処理し、振幅値に相当する補償データ
を歪補償手段が算出するとともに、補間処理した補償デ
ータを歪補償手段が読み出してプレディストーション処
理を行うようにしたので、入力信号の振幅値に応じた連
続的なプレディストーション処理ができるようになり、
プレディストータとしての歪補償性能をさらに向上でき
るという効果が得られる。
【0054】この発明によれば、一定量保存した各補償
データの振幅参照値と、使用中の補償テーブルの各振幅
参照値とが同じ大きさとなるように、一定量保存した各
補償データを補償テーブル更新手段が補間処理して新規
の補償テーブルを作成するようにしたので、使用中の補
償テーブルと補償テーブル更新手段とで同一サイズのメ
モリを使用できるようになり、回路構成を簡略化できる
という効果が得られる。
【0055】この発明によれば、係数算出手段で算出さ
れた補償データを一定量保存して、入力信号の振幅値の
大きさ順に並べ替えた補償テーブル中の補償データの振
幅参照値を補償テーブル更新手段が所定幅に区切って離
散化し、所定幅毎に補償データを補償テーブル更新手段
が平均化処理して新規の補償テーブルを作成するように
したので、雑音によって生じる補償データのバラツキを
解消できるようになり、雑音による劣化の少ない歪補償
が可能になるという効果が得られる。
【0056】この発明によれば、アナログ信号を復調し
た信号を係数算出手段および歪補償手段へそれぞれ出力
する復調手段を備えるようにしたので、任意のアナログ
回路の後段へプレディストータを適用できるという効果
が得られる。
【0057】この発明によれば、LMSアルゴリズムを
用いて補償データを係数算出手段が算出するようにした
ので、係数算出手段における演算量を軽減できるという
効果が得られる。
【0058】この発明によれば、請求項1から請求項6
のうちのいずれか1項記載のプレディストータと、入力
信号が入力され、プレディストータへ入力信号を与える
入力端子と、プレディストータでプレディストーション
処理した入力信号を増幅して出力信号として出力する増
幅手段と、出力信号が出力される出力端子と、増幅手段
から出力された出力信号を出力端子へ出力するととも
に、増幅手段から出力された出力信号を分岐してプレデ
ィストータへ与える分岐手段とを備えるようにしたの
で、ピーク対アベレージ電力比の大きい信号に対しても
良好な歪補償性能を確保した低歪増幅器を提供できると
いう効果が得られる。
【0059】この発明によれば、出力信号の一部と入力
信号とを用いて、入力信号の振幅参照値と歪補償係数と
を補償データとして算出する係数算出ステップと、係数
算出ステップで算出した補償データを一定量保存して、
振幅参照値の大きさ順に一定量の補償データを並べ替え
て新規の補償テーブルを作成して更新する補償テーブル
更新ステップと、入力信号の振幅値を検出し、入力信号
の振幅値に対応する振幅参照値を持った補償データを補
償テーブルから読み出し、この補償データの歪補償係数
を用いて入力信号をプレディストーション処理して増幅
手段へ出力する歪補償ステップとを備えるようにしたの
で、補償テーブル中の補償データの時間的不連続性を抑
制できるようになり、良好な歪補償性能を確保できると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるプレディスト
ータの構成を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるプレディスト
ータの動作を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態2によるプレディスト
ータの構成を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態3によるプレディスト
ータの構成を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態4によるプレディスト
ータの構成を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態5によるプレディスト
ータの構成を示す図である。
【図7】 従来のプレディストータの構成を示す図であ
る。
【図8】 従来のプレディストータの動作を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 入力端子、2 出力端子、3 変調器(増幅手
段)、4 増幅器(増幅手段)、5 方向性結合器(分
岐手段)、6 復調器(分岐手段)、7 係数算出部
(係数算出手段)、8 補償テーブル作成部(補償テー
ブル更新手段)、9テーブル入替部(補償テーブル更新
手段)、10 補償テーブル(歪補償手段)、11 振
幅検出部(歪補償手段)、12 歪補償部(歪補償手
段)、13 データ補間部(歪補償手段)、14 デー
タ補間部(補償テーブル更新手段)、15 平均化部
(補償テーブル更新手段)、16 復調器(復調手
段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長野 順一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 安永 吉徳 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5J090 AA04 CA21 FA00 GN03 KA00 KA53 KA55 KA68 MA20 SA13 TA01 TA06 5J500 AA04 AC21 AF00 AK00 AK53 AK55 AK68 AM20 AS13 AT01 AT06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 増幅手段で増幅される入力信号をプレデ
    ィストーション処理し、上記増幅手段で増幅された出力
    信号の歪補償を行なうプレディストータにおいて、 上記出力信号の一部と上記入力信号とを用いて、上記入
    力信号の振幅参照値と歪補償係数とを補償データとして
    算出する係数算出手段と、 上記係数算出手段で算出した上記補償データを一定量保
    存して、上記振幅参照値の大きさ順に上記一定量の補償
    データを並べ替えて新規の補償テーブルを作成して更新
    する補償テーブル更新手段と、 上記入力信号の振幅値を検出し、上記入力信号の振幅値
    に対応する上記振幅参照値を持った上記補償データを上
    記補償テーブルから読み出し、この補償データの上記歪
    補償係数を用いて上記入力信号を上記プレディストーシ
    ョン処理して上記増幅手段へ出力する歪補償手段とを備
    えることを特徴とするプレディストータ。
  2. 【請求項2】 歪補償手段は、 入力信号の振幅値と同じ振幅参照値に対応する補償デー
    タが使用中の補償テーブルに存在しない場合に、上記振
    幅値近傍の振幅参照値を持った補償データを上記使用中
    の補償テーブルから探し出して補間処理し、上記振幅値
    に相当する補償データを算出するとともに、上記補間処
    理した補償データを読み出してプレディストーション処
    理を行うことを特徴とする請求項1記載のプレディスト
    ータ。
  3. 【請求項3】 補償テーブル更新手段は、 一定量保存した各補償データの振幅参照値と、使用中の
    補償テーブルの各振幅参照値とが同じ大きさとなるよう
    に、上記一定量保存した各補償データを補間処理して新
    規の補償テーブルを作成することを特徴とする請求項1
    記載のプレディストータ。
  4. 【請求項4】 補償テーブル更新手段は、 係数算出手段で算出された補償データを一定量保存し
    て、入力信号の振幅値の大きさ順に並べ替えた上記補償
    テーブル中の上記補償データの振幅参照値を所定幅に区
    切って離散化し、上記所定幅毎に上記補償データを平均
    化処理して新規の補償テーブルを作成することを特徴と
    する請求項1記載のプレディストータ。
  5. 【請求項5】 アナログ信号を復調した信号を係数算出
    手段および歪補償手段へそれぞれ出力する復調手段を備
    えることを特徴とする請求項1記載のプレディストー
    タ。
  6. 【請求項6】 係数算出手段は、LMSアルゴリズムを
    用いて補償データを算出することを特徴とする請求項1
    記載のプレディストータ。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6のうちのいずれか
    1項記載のプレディストータと、 入力信号が入力され、上記プレディストータへ上記入力
    信号を与える入力端子と、 上記プレディストータでプレディストーション処理した
    入力信号を増幅して上記出力信号として出力する増幅手
    段と、 出力信号が出力される出力端子と、 上記増幅手段から出力された上記出力信号を上記出力端
    子へ出力するとともに、上記増幅手段から出力された出
    力信号を分岐して上記プレディストータへ与える分岐手
    段とを備えることを特徴とする低歪増幅器。
  8. 【請求項8】 増幅手段で増幅される入力信号をプレデ
    ィストーション処理し、上記増幅手段で増幅された出力
    信号の歪補償を行なう歪補償方法において、 上記出力信号の一部と上記入力信号とを用いて、上記入
    力信号の振幅参照値と歪補償係数とを補償データとして
    算出する係数算出ステップと、 上記係数算出ステップで算出した上記補償データを一定
    量保存して、上記振幅参照値の大きさ順に上記一定量の
    補償データを並べ替えて新規の補償テーブルを作成して
    更新する補償テーブル更新ステップと、 上記入力信号の振幅値を検出し、上記入力信号の振幅値
    に対応する上記振幅参照値を持った上記補償データを上
    記補償テーブルから読み出し、この補償データの上記歪
    補償係数を用いて上記入力信号を上記プレディストーシ
    ョン処理して上記増幅手段へ出力する歪補償ステップと
    を備えることを特徴とする歪補償方法。
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