JP2003196224A - Usbポートドライバ及びポート名称付与方法 - Google Patents

Usbポートドライバ及びポート名称付与方法

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JP2003196224A
JP2003196224A JP2001399169A JP2001399169A JP2003196224A JP 2003196224 A JP2003196224 A JP 2003196224A JP 2001399169 A JP2001399169 A JP 2001399169A JP 2001399169 A JP2001399169 A JP 2001399169A JP 2003196224 A JP2003196224 A JP 2003196224A
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port
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connection path
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Kenichi Nagai
健一 永井
Nobuhiko Mochizuki
伸彦 望月
Takaharu Matsushima
隆晴 松島
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Original Assignee
Star Micronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 周辺機器に付与されたポート名称が、USB
インターフェースのリブート時にユーザーの意図に反し
て変更されてしまうことを防ぐ。 【解決手段】 USBインターフェースのリブート時
に、USBポートドライバは、過去に接続された周辺機
器のUSB−ベンダーIDとUSB−プロダクトID及
びUSB−デバイスIDと接続パス情報と、現在接続さ
れている周辺機器の情報とを比較し、過去に接続された
情報と一致する場合は、過去に付与したポート名称と同
一のポート名称をその周辺機器に付与する。また、過去
の情報と異なる場合は、新たにポート名称を生成し、現
在接続されている周辺機器のUSB−ベンダーIDとU
SB−プロダクトID及びUSB−デバイスIDと共に
接続パス情報と生成したポート名称とをホストコンピュ
ータの記憶装置に記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はUSB(Unive
rsal Serial Bus)インターフェースの
リブート時にUSB接続された周辺機器毎にポート名称
を付与するUSBポートドライバに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ホストコンピュータと周辺機器と
をつなぐインターフェースには多種多様なものが存在す
る。この中の一つにUSBインターフェースが存在す
る。USBインターフェースは、コンピュータに複数の
周辺機器を接続可能であり、且つ、周辺機器を接続する
だけでただちに使用可能な状態になる、いわゆるプラグ
アンドプレイ(Plug and Play)と呼ばれ
る機能を有する。プラグアンドプレイ機能を有するイン
ターフェースでは、ホストコンピュータ或いは接続され
た周辺機器のリブートや電源オン又はオフ、或いは新た
な周辺機器の接続が行われると自動的にインターフェー
スのリブートが実行される。USBインターフェースの
リブートが行われると、ホストコンピュータ内のUSB
ポートドライバは接続されている周辺機器毎に固有のポ
ート名称を自動的に再付与する。そして、例えばプリン
タの場合は、ホストコンピュータのユーザーが使用する
プリンタドライバとポート名称とを指定して印字命令を
送信することで、各種アプリケーションプログラム等で
作成したデータを所望のプリンタで印字することが可能
になる。なお、リブートとは再起動の事であり、ホスト
コンピュータや周辺機器ではリセットスイッチ操作によ
って実行される。
【0003】従来、USBにおけるポート名称は、ホス
トコンピュータが送信したUSB−VID(USB−ベ
ンダーID)やUSB−PID(USB−プロダクトI
D)要求などの通信初期化要求に対する応答順位で決定
されるポート番号と、接頭辞とを組み合わせて付与して
いた。この場合、例えば接頭辞をSTRUSBとする
と、応答順位が1位であればSTRUSB1、応答順位
が2位であればSTRUSB2がポート名称として付与
される。接頭辞とは、各ベンダーが接続機種毎に独自に
設定した文字列である。ホストコンピュータが受信した
USB−VIDおよびUSB−PIDとからベンダーと
機種を判断してそれに対応する接頭辞を用いる。従っ
て、異なるUSB−VIDやUSB−PIDが付与され
た周辺機器を複数台USB接続している場合には、各周
辺機器毎に異なるポート名称が付与される。なお、ベン
ダーとは、周辺機器メーカ等、ユーザーに周辺機器を提
供する組織のことを指す。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】ところが、USB−VIDはベンダー毎に
固有に配布されたIDであり、USB−PIDは各ベン
ダーが機種毎に設定したIDであるため、同一機種のU
SB周辺機器では同一のUSB−VIDおよびUSB−
PIDを有する事になる。この様な周辺機器を複数台接
続した場合、これらの周辺機器のポート名称に付与され
る接頭辞は同一である。ここで、通信初期化要求に対す
る応答は、通信異常などの不具合が発生しなければ殆ど
の場合、接続トポロジーからみて上位の周辺機器の方が
早く行われる。しかし、通信初期化の際にエラーパケッ
トが発生した等の理由でこの応答順位が変わる場合もあ
り、その場合、接続状態や周辺機器の変更が行われてい
ないのにも関わらず、ポート名称が他の周辺機器と入れ
替わって付与されるといった問題があった。また、接続
されている複数の同一機種の周辺機器の中で、接続トポ
ロジーからみて上位の周辺機器の電源をオフにした場合
にも、リブートの際に応答順位が繰り上がり、ポート名
称が変化してしまう為、電源オフ以前と異なるポート名
称が付与されてしまうといった問題があった。この様に
ポート名称が変化した状態で出力命令を行うと、ユーザ
ーが意図した周辺機器とは異なる周辺機器から出力が行
われてしまい、混乱を招く事になる。なお、USBイン
ターフェースの接続トポロジーは、ツリー状の階層構造
を有し、この階層の分岐点にはHUBが使用される。U
SBインターフェースでは、この階層がホストコンピュ
ータに近い方が上位であり、同一の階層内では接続され
ているHUBのポート番号が若い方が上位の周辺機器で
ある。
【0005】また、しばしばIFボードの部品の共通化
と汎用性の向上を目的として、IFボードを周辺機器本
体とは別体のユニットとする事がある。そういった場
合、USB−VID,USB−PIDはIFボードに対
して設定され、通信初期化要求にはIFボードからUS
B−VID,USB−PIDが送信される。この様な共
通化されたIFボードが設けられた複数機種の周辺機器
をUSB接続した場合、外観上は別機種の周辺機器であ
るにも関わらず、応答順位の変化に応じてポート名称が
入れ替わる事になる。この場合、外観が異なるだけにさ
らにユーザーの混乱を招く事になる。また、仕様が異な
る周辺機器に送信してしまう事も考えられる。周辺機器
としてプリンタを例に挙げると、紙幅や印字方式の仕様
が異なる事で印字不能や印字欠落等といった不具合の発
生が考えられる。
【0006】この対策として、周辺機器或いはIFボー
ド毎に固有のシリアル番号を付与し、このシリアル番号
とポート名称を対応付けて記憶し、シリアル番号に従っ
てポート名称を付与することが考えられる。しかし、周
辺機器或いはIFボード毎にシリアル番号を付与する為
には、単にデータを複写して記憶させるのみでなく、各
機器に個別の情報であるシリアル番号情報を周辺機器或
いはIFボードの不揮発性メモリ毎に記憶させる必要が
あり、機器製造時等の不揮発性メモリ複写行程で煩雑な
作業を必要とする。
【0007】本発明はこの様な点に鑑み改良したもので
あり、その目的とするところは、煩雑な作業を必要とし
ないで、同一機種の複数の周辺機器をUSB接続して
も、ポート名称がユーザーの意図に反して入れ替わると
いった不具合が発生しないUSBポートドライバを提供
することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】本発明は、USBインターフェースのリブ
ート時にUSB接続された周辺機器毎にポート名称を付
与するUSBポートドライバにおいて、機種識別情報及
び接続パス情報とを取得する取得手段と、周辺機器のポ
ート名称と機種識別情報と接続パス情報とを関連付けて
記憶する不揮発性記憶手段と、前記不揮発性記憶手段に
記憶されている周辺機器の機種識別情報及び接続パス情
報と現在接続されている周辺機器の機種識別情報及び接
続パス情報とを前記USBインターフェースのリブート
時に比較する比較手段と、比較手段により比較した結
果、一致する情報が存在する場合には一致した情報と関
連付けされたポート名称を付与し、一致する情報が存在
しない場合には新たなポート名称を生成して付与するポ
ート名称付与手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】本発明に従えば、記憶されている周辺機器
の機種識別情報及び接続パス情報と現在の機種識別情報
及び接続パス情報とを比較することで、同一機種の周辺
機器を複数台接続した場合であっても、過去にその接続
パスに接続された周辺機器には過去と同一のポート名称
を再度確実に付与することが可能になるとともに、ユー
ザーの意図に反してポート名称が変更されることを防ぐ
ことが可能になる。
【0010】また、本発明は、USBインターフェース
のリブート時にUSB接続された周辺機器毎にポート名
称を付与するUSBポートドライバにおいて、機種識別
情報及び接続パス情報とを取得する取得手段と、USB
インターフェースのリブート時に機種識別情報と接続パ
ス情報とを用いてポート名称を生成して付与するポート
名称付与手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】機種識別情報と接続パス情報とを用いてポ
ート名称を作成する事で、同一の接続パスに接続された
周辺機器には過去と同一のポート名称を再度確実に付与
することが可能になるとともに、ユーザーの意図に反し
てポート名称が変更されることを防ぐことが可能にな
る。
【0012】また、機種識別情報としては、USB−デ
バイスIDやUSB−ベンダーID及びUSB−プロダ
クトIDが考えられる。USB−デバイスIDは、周辺
機器固有のIDであり、このIDを比較する事で共通化
されたIFボードを用いた場合であっても周辺機器の機
種識別が可能になる。また、これらの3つのID情報は
従来からホストコンピュータに送信されていたID情報
であり、これらを利用することで新たに送受信の負荷を
増やすことなくポート名称の変更を防ぐことが可能にな
る。
【発明の実施の形態】
【0013】図1は、本発明に関わるホストコンピュー
タ10と周辺機器とがUSB接続された接続例を示すブ
ロック図である。周辺機器としては、印字装置であるプ
リンタ20,21、集線装置であるHUB30,31、
マウス40、図示しないキーボード等があり、本実施例
では代表的な周辺機器としてプリンタを例にとって説明
する。このホストコンピュータ10は、各種機能を内蔵
した演算装置であるCPU11、不揮発性記憶装置であ
るHDD12、揮発性記憶装置であるRAM13、ユー
ザーに対する表示部であるCRT14、外部周辺機器と
の入出力部でありホストコンピュータ10と複数の周辺
機器とを接続可能なルートHUB15等で構成される。
そして、HDD12、RAM13、CRT14、ルート
HUB15は、いずれもCPU11と接続されている。
【0014】HDD12にはOS(オペレーションシス
テム、たとえばWindows(登録商標)98等)や
図2に示す各種アプリケーションプログラム100等の
ソフトウェアプログラムおよび過去のプリンタ接続履歴
情報が記載された接続履歴テーブル等の情報が記憶され
る。なお、接続履歴テーブルは、図2に示すUSBプリ
ンタクラスドライバ105によってUSBプリンタクラ
スドライバ105毎に生成される。RAM13はワーク
エリアとして用いられて必要に応じて各種の情報やソフ
トウェアプログラムが一時的に記憶される。ルートHU
B15は複数のポートを有し、それぞれのポートにはポ
ート番号が設定され、USBインターフェースケーブル
16を介して各種周辺機器が接続可能である。なお、本
実施例では、2つのHUB30,31はそれぞれ3つの
ポートを有し、マウスはルートHUBのポート0番に接
続され、プリンタ20はHUB30のポート0番、プリ
ンタ21はHUB31のポート1番に接続されている。
各種周辺機器はUSB接続されたHUBであればどこの
ポートにでも脱着可能である。
【0015】プリンタ20,21は、ホストコンピュー
タ10やHUB30,31に対する入出力部であるIF
ボード22,23や図示しないCPU、RAM、ROM
等で構成される。IFボード22,23はユニット化さ
れておりプリンタ20,21の本体に対して着脱が可能
である。そして、例えばUSB規格のIFボードとパラ
レル規格のIFボードとを付け替える事も可能でIFボ
ードの付け替えにより異なる規格のインターフェースも
使用可能になる。また、本実施例では、異なる機種のプ
リンタ20,21に対して同一機種のIFボード22,
23が使用されている。プリンタ20,21のROMに
は、ドライバの自動インストールの際にプリンタ20,
21に適応したドライバを識別する為に各ベンダーが独
自に設定したUSB−DID(USB−デバイスID)
が記憶されている。このUSB−DIDは一般的に機種
毎に異なったIDが設定される。また、IFボード2
2,23にも図示しないROMが設けられており、デバ
イスの種類毎に設定されたデバイスクラス番号、企業毎
に固有に配布されたUSB−VID(USB−ベンダー
ID)、各企業がプリンタ機種毎に設定したUSB−P
ID(USB−プロダクトID)が記憶されている。こ
れらのIDや番号は、ホストコンピュータ10の要求に
応じてUSBインターフェースケーブル16を介してホ
ストコンピュータ10に送信される。デバイスクラス番
号は、USBデバイスクラスドライバのインストール時
にクラスドライバ識別情報として使用される番号であ
る。本実施例では、USB−DID,USB−VID,
USB−PIDの3つを機種識別情報として利用する。
【0016】図2は、本発明に関わるホストコンピュー
タ10のソフトウエア構成を示すブロック図である。ホ
ストコンピュータ10は、全体の動作を管理する上位の
ソフトウエアとして図示しないOS(オペレーションシ
ステム、たとえばWindows98等)、エディタや
ワードプロセッサ等のアプリケーションプログラム10
0、スプーラ101、USBプリンタドライバ102、
GDI(グラフィックデバイスインターフェース)10
3、USBポートモニタ104、USBプリンタクラス
ドライバ105、USBバスドライバ106等で構成さ
れている。なお、本発明のUSBポートドライバとは、
ポート名称付与に関する機能を有するものを指す。本実
施例では、USBバスドライバ106やHDD12の有
する情報を使用してUSBプリンタクラスドライバ10
5がポート名称を付与する。
【0017】スプーラ101は、アプリケーションプロ
グラム100から送信されたデータを一時的に保管して
そのデータをUSBプリンタドライバ102と送受信す
る。USBプリンタドライバ102は、スプーラ101
から送信されたデータをGDI103を利用してプリン
タ20,21に適合するデータ形式に変換する機能を有
する。USBポートモニタ104はポートの生成やUS
Bプリンタクラスドライバ105に準備された関数呼び
出し及び手順を使用したデータの送受信を行う。また、
USBポートモニタ104には複数のポートを設ける事
が可能であり、このポートを選択する事で出力されるプ
リンタを選択する事が可能になる。本実施例では、ポー
トAが選択された場合はプリンタ20、ポートBが選択
された場合はプリンタ21にデータが送信される。US
Bプリンタクラスドライバ105は、USBポートモニ
タ104とUSBバスドライバ106間で行われる通信
の中継機能やポート名称付与機能を有する。USBバス
ドライバ106は、ホストコンピュータ10に接続され
た周辺機器の接続パス情報を取得し管理するとともに、
基本的なパケット通信プロトコル機能や通信調停機能を
有しており、ホストコンピュータ10と周辺機器との最
低限のデータ通信を可能にするドライバである。
【0018】次に図3を用いて、本発明の第1の実施例
におけるUSBポートドライバのポート作成動作を説明
する。USBインターフェースのリブートが実行される
と、USBバスドライバ106は、S1でリブート時に
接続されている周辺機器の接続パス情報を取得する。接
続パス情報は、周辺機器までの接続経路に存在するHU
Bの機種識別情報及びポート番号を階層的に認識する事
で取得される。次に、S2で接続されている全周辺機器
に対してデバイスクラス番号、USB−VID、USB
−PIDの送信を要求する。そして、S3でUSB−V
IDおよびUSB−PIDを受信するまで待機する。受
信が行われるとS4で受信したUSB−VIDおよびU
SB−PIDに対応したUSBプリンタクラスドライバ
105が既にホストコンピュータにインストールされて
いるか否か判断し、インストール済みであればそのUS
Bプリンタクラスドライバ105を選択する。インスト
ールがされていなければS5においてUSBプリンタク
ラスドライバ105をインストールする。なお、USB
プリンタクラスドライバ105はCD−ROM等の記憶
媒体に格納されており、この記憶媒体をホストコンピュ
ータ10に挿入しておく事でインストールが実行され
る。記憶媒体が挿入されていない場合はCRT14に挿
入を促す画面を表示し、記憶媒体の挿入によってインス
トールを実行する。以上、S1からS5までは、主にU
SBバスドライバ106が行う作業である。
【0019】次のS6からS13までは主にUSBプリ
ンタクラスドライバ105が作業を行う。USBプリン
タクラスドライバ105は、S6でプリンタにUSB−
DIDを要求し、S7でUSB−DIDを受信するまで
待機する。USB−DIDを受信すると、HDD12の
所定領域から過去に接続したプリンタに関する情報を記
憶した接続履歴テーブルを呼び出し、現在接続処理中の
プリンタの接続パス情報及びUSB−DID、USB−
VID、USB−PIDと比較を行い、全ての情報が一
致する履歴が接続履歴テーブルに存在するかS8で判断
する。接続履歴テーブルには過去に接続されたプリンタ
のUSB−DID、USB−VID、USB−PID
と、その接続時に付与されたポート名称と、ポート名称
付与時のプリンタ接続パス情報が記憶されている。一致
する情報が存在すれば、接続履歴テーブルから一致した
情報と関連付けされたポート名称を読み出してその名称
をS9で付与する。ポート名称は、ベンダーがUSBプ
リンタクラスドライバ105毎に独自に設定した文字列
である接頭辞とポート番号の組み合わせが用いられる。
例えば接頭辞STRUSBとポート番号1の組み合わせ
としてSTRUSB1等である。。一方、一致する情報
がなかった場合はS10で図4に示すポート名称生成動
作を行い、生成したポート名称を付与する。そして、接
続パス情報及びUSB−DID、USB−VID、US
B−PIDと、生成したポート名称とを各々関連付けて
S11で接続履歴テーブルに記憶する。
【0020】次に、受信したUSB−DIDに対応した
USBプリンタドライバ102が既にホストコンピュー
タにインストールされているか否かS12で判断し、イ
ンストール済みであればそのUSBプリンタドライバ1
02を選択し、インストールがされていなければS13
でUSBプリンタドライバ102とUSBポートモニタ
104をインストールする。なお、USBプリンタドラ
イバ102及びUSBポートモニタ104はCD−RO
M等の記憶媒体に格納されており、この記憶媒体をホス
トコンピュータ10に挿入しておく事でインストールが
実行される。記憶媒体が挿入されていない場合はCRT
14に挿入を促す画面を表示し、記憶媒体の挿入によっ
てインストールを実行する。その後、USBポートモニ
タ104は、付与されたポート名称を使用してポートを
作成して処理を終了する。
【0021】次に図4を用いて図3におけるS10のポ
ート名称生成動作を説明する。先ず、接続履歴テーブル
に履歴情報が存在するか否かをS21で判断する。存在
する場合は、その接続履歴テーブルに記憶されているポ
ート番号に欠番が存在するか否かをS22で判断する。
欠番が存在する場合、その欠番中最も小さい番号をポー
ト番号としてS23で選択付与する。欠番が無い場合、
履歴テーブルに記憶されている最大のポート番号に1を
加算した番号をポート番号としてS25で付与する。接
続履歴テーブルに履歴情報が存在しない場合はS24で
ポート番号1を付与する。ポート番号が付与された後、
S26で接頭辞と付与されたポート番号とを組み合わせ
てポート名称を生成する。
【0022】以上はポート作成動作であるが、ポートが
多数作成された場合、ユーザによるポート選択肢が増え
て選択間違いが発生する可能性が高くなる。そこで、本
実施例では不用なポートを削除可能とする事で選択間違
いを減らす事が出来る様に構成している。図5は、ポー
ト削除の処理フローである。ユーザーはポート名称とプ
リンタを指定してポート削除を指定する。ユーザーによ
る指定が行われると、指定されたポートに指定されたプ
リンタが接続されているか否かをS31で判断し、接続
されていない場合は、S32で指定されたポートを削除
するとともに、S33で接続履歴テーブルから指定され
たポートに対応する履歴情報を削除する。指定されたポ
ートに指定されたプリンタが接続されている場合は、S
34でCRT14に指定されたポートに指定されたプリ
ンタが接続されている為に削除不能である旨の表示を行
い処理を終了する。また、ユーザーの削除指定による削
除処理の他に、USBプリンタクラスドライバ105に
あらかじめポートの上限数を設定し、上限数に達した場
合は自動的に最も古いポートを削除する様にしても良
い。
【0023】この実施例では、USB−DID、USB
−VID、USB−PIDを機種識別情報としてしてい
るが、USB−DIDのみを機種識別情報として使用す
る事も可能である。その場合、接続履歴テーブルには、
接続パス情報及びUSB−DIDと生成したポート名称
のみを関連付けて記憶すれば良い。また、一致した情報
と関連付けされたポート名称を呼び出してそのポート名
称を付与する構成としているが、呼び出したポート名称
と同一名称を付与する構成であれば、新たにポート名称
を生成して付与しても良い
【0024】第1の実施例では、USB−DID、US
B−VID、USB−PIDを機種識別情報として使用
してプリンタの接続パス情報及びポート名称と共に各々
関連付けて接続履歴テーブルに記憶させる。そして、イ
ンターフェースのリブート時にはこれらの接続パス情報
および機種識別情報とリブート時に接続されているプリ
ンタの接続パス情報および機種識別情報とを比較する。
比較の結果、一致する情報が存在した場合は、一致した
情報と関連付けされたポート名称を付与しているので、
過去に接続された事があるプリンタがその時と同一の接
続パスに接続されている場合は必ず過去と同一のポート
名称を付与する。従って、仮に初期化要求時の応答順位
が変わる事があっても、接続状態やプリンタの変更が行
われていなければ、ポート名称が他のプリンタと入れ替
わって付与される事が無い。
【0025】次に図6を用いて、本発明の第2の実施例
におけるUSBポートドライバのポート作成動作を説明
する。S41からS47までは第1の実施例のS1から
S7と同一である。S48では、USB−DID、US
B−VID、USB−PID、接続パス情報の4つの情
報を組み合わせる事で、機種及び接続パス毎に固有の名
称を生成する。例えば、図1の構成において、IFボー
ド22のUSB−VIDを0519、IFボード22の
USB−PIDを0001、プリンタ20のUSB−D
IDをSTR0001とし、HUB30のUSB−VI
Dを0451、HUB30のUSB−PIDを2046
とすると、プリンタ20はHUB30のポート0番に接
続され、HUB30はルートHUBのポート1番に接続
されているので、接続情報は0451 2046 0
ROOTHUB 1と表せる。ここで、接頭辞をSTR
USBとすると、これらを組み合わせてSTRUSB
0519 0001 STR0001 0451 20
46 0 ROOTHUB1といったポート名称を生成
する。次のS49からS51は、第1の実施例のS12
からS14と同一である。
【0026】第2の実施例では、USBインターフェー
スのリブート毎に、USB−DID、USB−VID、
USB−PID、接続パス情報の4つの情報を用いてこ
れらの情報固有のポート名称を作成しているので、同一
のプリンタが同一の接続パスに接続された場合は必ず同
一のポート名称を付与する。従って、仮に初期化要求時
の応答順位が変わる事があっても、接続状態やプリンタ
の変更が行われていなければ、ポート名称が他のプリン
タと入れ替わって付与される事が無い。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、機
種識別情報と接続パス情報とを接続履歴情報として使用
して、インターフェースのリブート時に比較する事で同
一機種の複数の周辺機器をUSB接続しても、ポート名
称がユーザーの意図に反して入れ替わるといった不具合
の発生を防ぐことが可能になる。また、機種識別情報と
接続パス情報とを用いてポート名称を作成する事で、同
一機種の複数の周辺機器をUSB接続しても、ポート名
称がユーザーの意図に反して入れ替わるといった不具合
の発生を防ぐことが可能になる。また、接続履歴情報に
USB−DIDを含む事でIFボードが共通化された周
辺機器であっても機種を確実に識別してポート名称を付
与する事が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ホストコンピュータと周辺機器の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明におけるホストコンピュータのソフトウ
エア構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施例におけるインターフェー
スのリブート時の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施例におけるポート名称の生
成動作を示すフローチャートである。
【図5】ポート名称の削除動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】本発明の第2の実施例におけるインターフェー
スのリブート時の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 ホストコンピュータ 12 HDD 16 USBインターフェースケーブル 20,21 プリンタ 30,31 HUB 101 スプーラ 102 USBプリンタドライバ 103 GDI 104 USBポートモニタ 105 USBクラスドライバ 106 USBバスドライバ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 USBインターフェースのリブート時に
    USB接続された周辺機器毎にポート名称を付与するU
    SBポートドライバにおいて、 機種識別情報及び接続パス情報とを取得する取得手段
    と、 周辺機器のポート名称と機種識別情報と接続パス情報と
    を関連付けて記憶する不揮発性記憶手段と、 前記不揮発性記憶手段に記憶されている周辺機器の機種
    識別情報及び接続パス情報と現在接続されている周辺機
    器の機種識別情報及び接続パス情報とを前記USBイン
    ターフェースのリブート時に比較する比較手段と、 比較手段により比較した結果、一致する情報が存在する
    場合には一致した情報と関連付けされたポート名称を付
    与し、一致する情報が存在しない場合には新たなポート
    名称を生成して付与するポート名称付与手段とを備えた
    ことを特徴とするUSBポートドライバ。
  2. 【請求項2】 USBインターフェースのリブート時に
    USB接続された周辺機器毎にポート名称を付与するU
    SBポートドライバにおいて、 機種識別情報及び接続パス情報とを取得する取得手段
    と、 USBインターフェースのリブート時に機種識別情報と
    接続パス情報とを用いてポート名称を生成して付与する
    ポート名称付与手段とを備えたことを特徴とするUSB
    ポートドライバ。
  3. 【請求項3】 前記機種識別情報はUSB−デバイスI
    Dを含むことを特徴とする請求項1または請求項2記載
    のUSBポートドライバ。
  4. 【請求項4】 前記機種識別情報はさらにUSB−ベン
    ダーID及びUSB−プロダクトIDを含むことを特徴
    とする請求項3記載のUSBポートドライバ。
  5. 【請求項5】 USBインターフェースのリブート時に
    USB接続された周辺機器毎にポート名称を付与するポ
    ート名称付与方法において、 接続されている周辺機器の機種識別情報及び接続パス情
    報を取得する行程と、 この取得した情報と過去に接続された周辺機器の機種識
    別情報及び接続パス情報とを比較する行程と、 一致する情報が存在する場合には一致した情報と関連付
    けされたポート名称を付与する行程と、 一致する情報が存在しない場合には新たなポート名称を
    生成して付与する行程とを備えたことを特徴とするポー
    ト名称付与方法。
  6. 【請求項6】 USBインターフェースのリブート時に
    USB接続された周辺機器毎にポート名称を付与するポ
    ート名称付与方法において、 接続されている周辺機器の機種識別情報及び接続パス情
    報を取得する行程と、 取得した周辺機器の機種識別情報及び接続パス情報を用
    いてポート名称を作成して付与する行程とを備えたこと
    を特徴とするポート名称付与方法。
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