JP2003195875A - 携帯電話を用いたカラオケ予約方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】携帯電話を用いて何処からでもカラオケ曲の予
約および部屋の予約ができるカラオケ予約システムを提
供する。 【解決手段】携帯電話１から予約センタ装置５に電話を
掛けると（インターネットでアクセスすると）、予約セ
ンタ装置５は携帯電話の所在エリアのカラオケ店２にこ
のアクセスを転送する。カラオケ店２のサーバ装置３
は、携帯電話１と通信して部屋の予約および曲の予約を
処理する。携帯電話１の所有者である顧客がカラオケ店
２に来店すると、サーバ装置３は、携帯電話の電話番号
で顧客を認証し、予約した顧客であれば、カラオケ装置
４で予約した曲を演奏する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話を用い
たカラオケ予約方法に関する。

【０００２】

【発明が解決しようとする課題】いわゆるカラオケ店で
は、カラオケ曲の曲名と曲番号が記載されたいわゆる目
次本で歌いたい曲を選択し、それを赤外線リモコンを用
いてカラオケ装置に予約することでカラオケ曲を演奏さ
せていた。このため、カラオケ曲を歌唱している歌唱者
以外の客は次に予約登録する曲を探すために目次本ばか
り見ていて歌唱を聴くことができず、歌唱者は自分の歌
唱を他人に聴いてもらうことができないという問題点が
あった。

【０００３】また、カラオケ店へ突然赴いても部屋が空
いているとは限らず、満室の場合には空室ができるまで
待たなければならなかった。

【０００４】一方、家庭のパソコンなどを用いてカラオ
ケ店の部屋を予約することができるシステムも提案され
ているが、カラオケ店へ行くことが事前に計画されてい
る場合は少なく、多くの場合がいわゆる二次会でカラオ
ケ店へ行くなどその場で決められることが多かった。こ
のため、家庭のパソコンなどを用いて事前にカラオケ店
を予約しておくことは困難であった。

【０００５】この発明は、携帯電話を用いて何処からで
もカラオケ曲の予約および部屋の予約ができるカラオケ
予約方法を提供することを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、顧客
が所持する携帯電話を用いてカラオケ店のカラオケ装置
と通信し、演奏するカラオケ曲を予約する方法であっ
て、カラオケ装置が、携帯電話に対して演奏可能なカラ
オケ曲の曲番号を含むリストである曲リストを送信する
手順、携帯電話が、カラオケ装置から受信した曲リスト
のなかから顧客が選択したカラオケ曲の曲番号をカラオ
ケ装置に返信する手順、カラオケ装置が、携帯電話から
返信された曲番号を予約曲リストに登録する手順、カラ
オケ装置が、来店した顧客が前記携帯電話を所持する顧
客であると認証したとき、前記予約曲リストに登録され
ている曲番号のカラオケ曲を演奏する手順、からなるこ
とを特徴とする。

【０００７】請求項２の発明は、顧客が所持する携帯電
話を用いて、カラオケ店内の複数のカラオケ装置を管理
する管理装置と通信し、演奏するカラオケ曲を予約する
方法であって、管理装置が、携帯電話に対して、前記カ
ラオケ装置が演奏可能なカラオケ曲の曲番号を含むリス
トである曲リストを送信する手順、携帯電話が、管理装
置から受信した曲リストのなかから顧客が選択したカラ
オケ曲の曲番号を管理装置に返信する手順、管理装置
が、携帯電話から返信された曲番号を予約曲リストに登
録する手順、管理装置が、来店した顧客が前記携帯電話
を所持する顧客であると認証したとき、前記予約曲リス
トを所定のカラオケ装置に転送する手順、予約曲リスト
が転送されたカラオケ装置が、該予約曲リストに登録さ
れている曲番号のカラオケ曲を演奏する手順、からなる
ことを特徴とする。

【０００８】請求項３の発明は、上記発明において、来
店した顧客が前記携帯電話を所持する顧客であるか否か
を、その顧客が所持する携帯電話の電話番号を用いて認
証することを特徴とする。

【０００９】請求項４の発明は、上記発明において、携
帯電話が、カラオケ装置を予約する時間帯情報を送信す
る手順、管理装置またはカラオケ装置が、携帯電話から
送信されてきた時間帯を予約時間帯として登録する手
順、を備えたことを特徴とする。

【００１０】請求項５の発明は、上記発明において、携
帯電話が、複数のカラオケ店の位置を記憶した予約装置
にアクセスする手順、予約装置が、アクセスした携帯電
話の所在エリアを取得する手順、予約装置が、前記携帯
電話の所在エリアにあるカラオケ店を抽出する手順、予
約装置が、抽出されたカラオケ店の管理装置またはカラ
オケ装置に、前記携帯電話を接続する手順、を含むこと
を特徴とする。

【００１１】≪作用≫この発明では、顧客が携帯電話を
用いて、カラオケ店で歌唱するカラオケ曲を予約するこ
とができる。顧客が携帯電話を用いてカラオケ装置また
はカラオケ装置を管理する管理装置にアクセスすると、
その装置から曲番号を含む曲リストが送られてくる。こ
こで、曲番号はカラオケ曲を個別に識別できるコードの
意であり、数字に限定されず、識別コードとして用いる
ことができるものであれば、文字・記号などどのような
ものでもよい。顧客は、この曲リストから所望の曲を選
択し、その曲番号をカラオケ装置または管理装置に返信
する。この手順で歌唱したいカラオケ曲を予約すること
ができ、複数の曲番号を返信することで複数の曲を予約
することもできる。予約されたカラオケ曲の曲番号は予
約曲リストに登録される。

【００１２】このとき、先に部屋（カラオケ装置）が予
約されていてもよく、この曲の予約と並行して部屋を予
約するようにしてもよい。この場合には、請求項４の発
明のように携帯電話から部屋を予約する時間帯を送信
し、カラオケ装置または管理装置に登録する。

【００１３】予約した顧客がカラオケ店に来店したと
き、カラオケ装置（管理装置）は、その顧客が、上記手
順でカラオケ曲（および部屋）を予約した顧客であるか
否かを認証し、予約した顧客であると認証されたときに
予約曲リストの曲を演奏する。この認証に予約に用いた
携帯電話の電話番号を用いることで、簡略且つ容易に顧
客の認証をすることができる。

【００１４】

【発明の実施の形態】図１はこの発明が適用されるカラ
オケ予約システムの構成図である。このカラオケ予約シ
ステムでは、インターネット６を介してカラオケ店２の
サーバ装置３、予約センタ装置５および顧客の所持する
携帯電話１が接続されている。インターネット６は携帯
電話各社のネットワーク６ａを含んでおり、この携帯電
話ネットワーク６ａを介して携帯電話１がインターネッ
ト６に接続される。この携帯電話ネットワーク６ａには
携帯電話の課金などを管理する管理センタ９が接続され
ている。また、カラオケ店２内では、店内のネットワー
ク（ＬＡＮ）を介して各部屋（ボックス）のカラオケ装
置４がサーバ装置３に接続されている。携帯電話１はイ
ンターネット接続機能を備えた携帯電話である。

【００１５】予約センタ装置５は、各カラオケ店２の所
在地を登録した店舗データベース５ａを備えており、携
帯電話からアクセスがあったとき、携帯電話ネットワー
ク６ａからその携帯電話の所在エリアを取得し、この所
在エリアにあるカラオケ店を上記店舗データベース５ａ
から割り出し、そのカラオケ店のサーバ装置３に上記携
帯電話１からのアクセスをジャンプさせる。

【００１６】携帯電話１からアクセスされたサーバ装置
３は、携帯電話１に対してカラオケ装置（ボックス、部
屋）４の予約および歌唱するカラオケ曲の予約を受け付
けるウェブページを携帯電話に対して送信する。すなわ
ち、携帯電話１の所持者である顧客は、予約センタ装置
５にアクセスすることによって、自動的に最寄りのカラ
オケ店のサーバ装置３にアクセスをジャンプさせ、カラ
オケ装置およびカラオケ曲の予約をすることができる。
このウェブページは、例えば図３に示すような入力フォ
ームに構成されたページである。利用者がこのフォーム
に必要な事項を入力してサーバ装置３に返信すること
で、カラオケ装置４の予約およびそこで歌唱するカラオ
ケ曲の予約をすることができる。

【００１７】予約をした顧客は、その後そのカラオケ店
２へ行き、携帯電話の番号などで本人を確認したのち、
予約したカラオケ装置４で予約したカラオケ曲を歌唱す
ることができる。なお、カラオケ装置４の利用料金の清
算を携帯電話の口座に対して行うことも可能である。

【００１８】この実施形態においては、予約センタ装置
５は、業務用の配信装置も兼ねており、各カラオケ店２
のサーバ装置３に対して新曲の曲データ、映像データお
よび保有曲リストなどを定期的にダウンロードする。ま
た、この実施形態においては、各カラオケ店２のサーバ
装置３は、顧客からの予約を受け付けるだけでなく、予
約センタ装置５から受信した新曲の曲データ、映像デー
タおよび保有曲リストなどを各カラオケ装置４に対して
配信する機能も有している。

【００１９】図２は同カラオケ予約システムにおける予
約手順を示す図である。まず、顧客が携帯電話１を使用
して予約センタ装置５にアクセスする（ｓ１）。このア
クセスは、図１に示すようにインターネットを介して行
うのが一般的であるが、ピア・ツー・ピアの通信であっ
てもよい。予約センタ装置５は、これに対して応答する
とともに（ｓ２）、携帯電話ネットワーク６ａからその
顧客が現在いるエリアを取得する（ｓ３）。このエリア
検出は、携帯電話１と通信している基地局の通信エリア
に基づいて携帯電話ネットワーク６ａが検出し、予約セ
ンタ装置５に通知するものとする。そして予約センタ装
置５が有する店舗データベース５ａに基づいてこのエリ
アに存在するカラオケ店２を割り出し（ｓ４）、そのカ
ラオケ店２のサーバ装置３に携帯電話１のアクセスをジ
ャンプさせる（ｓ５）。

【００２０】このジャンプによって携帯電話１からアク
セスされたカラオケ店２のサーバ装置３は、その携帯電
話１に対して応答し（ｓ６）、携帯電話１に対して予約
フォームおよび曲リストを送信する（ｓ７、ｓ８）。予
約フォームは図３に示すような書込式のものでもよく、
図４に示すように部屋名、時間帯などをグラフィックに
表示する選択式のものでもよい。

【００２１】予約フォームの入力事項が多い場合には、
これを複数に分割して、複数回の送受信で全部の入力が
完了するようにすればよい。曲リストは、上記予約セン
タ装置５がサーバ装置３に対して配信してきた保有曲リ
ストであり、そのカラオケ店２のカラオケ装置４で演奏
可能なカラオケ曲のリストである。この曲リストもデー
タ量が多いため、分割して携帯電話１に送信するように
すればよい。たとえば、最初は曲のジャンルリストを送
信し、ジャンルの選択情報が返信されてくれば、そのジ
ャンルの年代リストを送信し、年代の選択情報が返信さ
れてくれば、選択されたジャンルの選択された年代の曲
リストを送信する。これを複数回行うことで、複数のジ
ャンル・年代にわたって選曲することができる。なお、
複数の利用者がグループで１つのカラオケ装置４を一緒
に利用する場合でも、この１台の携帯電話１から全ての
利用者の曲を予約するようにすればよい。

【００２２】携帯電話１を所持する顧客は、サーバ装置
３から送られてくる予約フォームおよび曲リストを参照
しながらカラオケ装置４の予約を行うとともに（ｓ
９）、そのカラオケ装置４で歌唱するカラオケ曲の予約
を行う（ｓ１０）。

【００２３】カラオケ曲を予約したとき、サーバ装置３
から携帯電話１に対して、予約した曲のリスト、各曲の
演奏時間、その合計演奏時間、およびカラオケ装置４の
予約時間、残時間（＝予約時間−合計演奏時間）などの
情報が返信され、携帯電話１に表示される。顧客は、こ
れを見て確認しながら予約時間内に演奏できる範囲で新
たなカラオケ曲の予約を行えばよい。また、このとき先
に予約した曲のキャンセルや曲順の入れ換えなどもする
ことができる。また、サーバ装置３は、カラオケ装置４
の予約時間と予約されたカラオケ曲の合計演奏時間とを
比較し、カラオケ装置４の予約時間を超えるカラオケ曲
の予約操作がされた場合にはこれを受け付けないように
することもできる。

【００２４】予約が完了すると、サーバ装置３は、カラ
オケ装置４の予約を登録するとともに（ｓ１１）、その
カラオケ装置４で歌唱するように予約されたカラオケ曲
のリストである予約曲リストを登録する（ｓ１２）。そ
して、この予約の識別情報として、顧客の携帯電話１の
電話番号を登録する（ｓ１３）。上記の処理で予約を登
録したのち、この予約を確認するために、顧客の携帯電
話１に対してコールバックし、顧客を確認するなどの処
理により、虚偽の予約登録を防止するようにしてもよ
い。

【００２５】ここで、図３、図４を参照して予約フォー
ム画面について説明する。図３（Ａ）は書込式の予約フ
ォームの例を示す図である。予約日時、人数および曲番
号を利用者がキーボードを操作して手入力し、入力した
内容を予約センタ装置５に送信する。そうすると、予約
センタ装置５から同図（Ｂ）に示すような確認画面が返
信されてくるため、これを確認して「はい」を送信する
ことによって予約が確定する。なお、同図（Ａ）の予約
入力フォームを表示しているときにサブメニューで曲リ
ストを表示できるようにすればよい。

【００２６】また、図４はグラフィックに対話式に予約
入力をする予約フォーム画面の例を示す図である。同図
（Ａ）ではカレンダーのなかから予約する日を選択し、
次に同図（Ｂ）で利用する時間帯を開始時刻および終了
時刻のラジオボタンをチェックすることで入力する。次
に、同図（Ｃ）でカラオケ店のの部屋のレイアウトが表
示され、希望の部屋をクリックすることでその部屋を予
約する。こののち、所定の操作で同図（Ｄ）のように曲
リストが表示され、曲名の左に表示されているラジオボ
タンをクリックすることでその曲を予約することができ
る。このグラフィック方式で予約入力を行った場合でも
予約内容の確認は、図３（Ｂ）に示すような画面で行え
ばよい。なお、図３、図４に示す点線の四角形は一般的
な携帯電話の画面表示範囲であり、表示内容がこれより
も大きい場合にはスクロールしながらこれを表示すれば
よい。

【００２７】図５は、図２の手順でカラオケ装置４およ
びカラオケ曲を予約した顧客がカラオケ店２に来店した
ときの手順を示す図である。まず、来店した顧客が、カ
ラオケ装置４を予約した顧客であるかを認証する（ｓ２
０）。この認証は、顧客の携帯電話１からサーバ装置３
に対して、または、サーバ装置３から顧客の携帯電話１
に対して電話を掛け、その通話が正しく呼出・応答でき
たことなどで確認すればよい。顧客が認証されると、サ
ーバ装置３は、その顧客に予約されているカラオケ装置
４の電源をオンするとともに（ｓ２１）、このカラオケ
装置４に対して予約曲リストを送信する（ｓ２２）。

【００２８】カラオケ装置４は、この予約曲リストを受
信し、この予約曲リストに登録されているカラオケ曲を
順番に演奏してゆく。演奏するカラオケ曲が事前に予約
登録されているため、次に演奏するカラオケ曲を事前に
メモリにロードしておくことができ、待ち時間を最小限
にして連続してカラオケ曲を演奏してゆくことができ
る。この場合においても、通常のカラオケ装置の利用形
態と同じようにカラオケ装置４に付属の赤外線リモコン
装置４ａで新たな曲の予約や図２の手順で携帯電話１か
ら予約した曲のキャンセルなどを自由にすることができ
る。

【００２９】そして、利用時間が終了すると、ホスト装
置３から顧客の携帯電話１に対して、または、顧客の携
帯電話１からホスト装置３に対して電話を掛けて利用終
了の通知およびその確認をする（ｓ２３）。この終了通
知および確認により、サーバ装置３はこの顧客の利用料
金を計算し（ｓ２４）、その料金を顧客の携帯電話１に
送信する（ｓ２５）。携帯電話１は、この利用料金を受
信して表示する（ｓ２６）。顧客がこれに対して確認操
作をすると、携帯電話１はサーバ装置３に対して確認情
報を返信する（ｓ２７）。サーバ装置３はこの確認情報
を受信し（ｓ２８）、携帯電話の管理センタ９に対して
この料金の課金清算を依頼する旨の通信をする（ｓ２
９）。これにより、この料金が携帯電話の利用料金に加
算され、利用料金と一緒に引き落とされることになる
（ｓ３０）。これにより、利用者はカラオケ店２で現金
で支払う必要がなくなる。

【００３０】また、携帯電話ネットワークを提供する会
社とカラオケ店２（予約センタ装置５）を経営する会社
との間で取決めを行い、携帯電話から予約した場合に
は、利用料金が割引になったりマイレージが加算される
などのサービスを受けられるようにしてもよい。また、
利用日時の一週間前以前など早期の予約には上記サービ
スの特典を大きくするようにしてもよい。

【００３１】なお、上記実施形態では、予約センタ装置
５→カラオケ店２のサーバ装置３→カラオケ店２のカラ
オケ装置４の順に処理が受け渡されているが、予約セン
タ装置５を経由せずに直接カラオケ店２にアクセスする
ようにしてもよい。また、カラオケ店２のサーバ装置３
でなく個々のカラオケ装置４と直接通信して予約するよ
うにしてもよい。また、この実施形態では、カラオケ曲
を予約するとき同時にカラオケ装置（ボックス、部屋）
４を予約するようにしているが、先にカラオケ装置４の
みを予約しておき、後から図２の手順でカラオケ曲の予
約のみするようにしてもよい。

【００３２】

【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、携帯電
話を用いてカラオケ曲を予約することができるため、カ
ラオケ店に赴く直前にカラオケ曲の予約をすることがで
き、例えば二次会などでカラオケ装置を利用する場合な
どに有効である。

【００３３】また、顧客の認証を携帯電話の電話番号で
行うことにより、簡略且つ確実に予約した顧客の認証を
することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の実施形態であるカラオケ予約システ
ムの構成を示す図

【図２】同カラオケ予約システムの予約手順を示す図

【図３】サーバ装置から携帯電話に送信される予約フォ
ームの例を示す図

【図４】サーバ装置から携帯電話に送信される予約フォ
ームの例を示す図

【図５】カラオケ店における処理手順を示す図

【符号の説明】

１…携帯電話、２…カラオケ店、３…サーバ装置、４…
カラオケ装置、４ａ…（カラオケ装置に付属の）赤外線
リモコン装置、５…予約センタ装置、６…インターネッ
ト、６ａ…携帯電話ネットワーク、９…携帯電話管理セ
ンタ

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 顧客が所持する携帯電話を用いてカラオ
   ケ店のカラオケ装置と通信し、演奏するカラオケ曲を予
   約する方法であって、 カラオケ装置が、携帯電話に対して演奏可能なカラオケ
   曲の曲番号を含むリストである曲リストを送信する手
   順、 携帯電話が、カラオケ装置から受信した曲リストのなか
   から顧客が選択したカラオケ曲の曲番号をカラオケ装置
   に返信する手順、 カラオケ装置が、携帯電話から返信された曲番号を予約
   曲リストに登録する手順、 カラオケ装置が、来店した顧客が前記携帯電話を所持す
   る顧客であると認証したとき、前記予約曲リストに登録
   されている曲番号のカラオケ曲を演奏する手順、 を有するカラオケ予約方法。
2. 【請求項２】 顧客が所持する携帯電話を用いて、カラ
   オケ店内の複数のカラオケ装置を管理する管理装置と通
   信し、演奏するカラオケ曲を予約する方法であって、 管理装置が、携帯電話に対して、前記カラオケ装置が演
   奏可能なカラオケ曲の曲番号を含むリストである曲リス
   トを送信する手順、 携帯電話が、管理装置から受信した曲リストのなかから
   顧客が選択したカラオケ曲の曲番号を管理装置に返信す
   る手順、 管理装置が、携帯電話から返信された曲番号を予約曲リ
   ストに登録する手順、 管理装置が、来店した顧客が前記携帯電話を所持する顧
   客であると認証したとき、前記予約曲リストを所定のカ
   ラオケ装置に転送する手順、 予約曲リストが転送されたカラオケ装置が、該予約曲リ
   ストに登録されている曲番号のカラオケ曲を演奏する手
   順、 からなるカラオケ予約方法。
3. 【請求項３】 来店した顧客が前記携帯電話を所持する
   顧客であるか否かを、その顧客が所持する携帯電話の電
   話番号を用いて認証する請求項１または請求項２に記載
   のカラオケ予約方法。
4. 【請求項４】 携帯電話が、カラオケ装置を予約する時
   間帯情報を送信する手順、 管理装置またはカラオケ装置が、携帯電話から送信され
   てきた時間帯を予約時間帯として登録する手順、 を備えた請求項１、請求項２または請求項３に記載のカ
   ラオケ予約方法。
5. 【請求項５】 携帯電話が、複数のカラオケ店の位置を
   記憶した予約装置にアクセスする手順、 予約装置が、アクセスした携帯電話の所在エリアを取得
   する手順、 予約装置が、前記携帯電話の所在エリアにあるカラオケ
   店を抽出する手順、 予約装置が、抽出されたカラオケ店の管理装置またはカ
   ラオケ装置に、前記携帯電話を接続する手順、 を含む請求項１乃至請求項４のいずれかに記載のカラオ
   ケ予約方法。