JP2003193539A - 水洗便器 - Google Patents

水洗便器

Info

Publication number
JP2003193539A
JP2003193539A JP2001396372A JP2001396372A JP2003193539A JP 2003193539 A JP2003193539 A JP 2003193539A JP 2001396372 A JP2001396372 A JP 2001396372A JP 2001396372 A JP2001396372 A JP 2001396372A JP 2003193539 A JP2003193539 A JP 2003193539A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
bowl
tank
sub
rim
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001396372A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinko Shinkawa
新川  真弘
Shinji Shibata
信次 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP2001396372A priority Critical patent/JP2003193539A/ja
Publication of JP2003193539A publication Critical patent/JP2003193539A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03DWATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
    • E03D2201/00Details and methods of use for water closets and urinals not otherwise provided for
    • E03D2201/30Water injection in siphon for enhancing flushing

Landscapes

  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 サブタンクの大気開放穴は清掃等でリム下面
を鏡等で確認した場合、目視することができるので使用
者によっては見苦しいとたり、いたずら等で大気開放穴
を塞がれると本来の機能が発揮できない可能性があっ
た。 【解決手段】 リム通水路2に連通したサブタンク8の
開放穴14はリム通水路2の縦断面積S2を上下でS2
上およびS2下に2等分したS2上の一部に開放されて
いる。または、リム通水路2にリムパイプ10を介して
接続された加圧洗浄水供給部12は洗浄水が吐水されな
い時大気開放されている。したがって、サブタンク8は
開放穴14をボウル部3より可視不可能な部分に設置し
つつ、大気開放さている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部から供給され
た洗浄水を溜めるボウル部と、このボウル部に隣接し、
水を溜めおくサブタンクとがあり、外部からの洗浄水を
駆動流体として前記サブタンクへ噴出し、前記サブタン
クの水を被駆動流体として両流体を混合することによっ
て水量を増幅して排水路へ向けて噴出するジェットポン
プが形成された水洗便器に関する。
【0002】
【従来の技術】ジェット穴を備えた水洗便器において、
節水化を目的としてジェットポンプを備える水洗便器が
特開平11-148162、特開2000-240133号等で提案されてい
る。該水洗便器は溜水を溜めるボウル部と、汚物を排出
する排水路に向かって洗浄水を吐出するジェット穴と、
ボウル部に隣接し、水を溜め置くサブタンクとを有し、
サブタンクがジェット穴と排水路の間に位置する構造と
なっている。したがって、洗浄の際はまずジェット穴か
ら吐水された洗浄水がサブタンク内に進入し、サブタン
ク内の水を巻き込みながら排水路に流入する。このよう
に洗浄水はサブタンク内の水と共に大量に排水路に流入
するので、排水路は短時間で満水になり、素早くサイフ
ォン作用を起こすことができる。サイフォン便器は排水
路が満水になった後に吸引力が生じ、ボウル部の汚物を
排出するので、排水路が素早く満水になることにより、
より少ない水量で汚物を排出することができる構造とな
っている。そのため、ジェットポンプを使用することに
より、排水路を満水にするまでの水量を節約することが
でき、節水化が可能となる。また、現在市販されている
ジェットポンプを備えた水洗便器ではジェットポンプの
効率を上げる為、大気開放穴をボウル部のリム裏面に設
け、ジェットポンプ作用の際の抵抗を低減している。こ
のように大気開放穴はリム裏面にあけられているので、
使用者は容易に目視することはできない構造となってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら清掃等で
リム下面を鏡等で確認した場合、目視することができる
ので使用者によっては見苦しいと感じる可能性があっ
た。また、いたずら等で大気開放穴を塞がれると本来の
機能が発揮できない可能性があった。また、ジェットポ
ンプ方式ではジェット穴から吐出される洗浄水の吐出速
度によってサブタンクの水を巻込む力が影響を受けるの
で、ジェット穴の吐出速度が高い水道配管に直結される
水洗便器が一般的であり、タンクに水を溜め、該水をジ
ェット穴に導き、洗浄を行うタンク式の水洗便器には適
用が困難であった。
【0004】そこで、本発明の目的はジェットポンプの
効率を維持する為の開放穴を確実に開放したり、タンク
式の水洗便器にも適用可能な水量増幅手段を備える水洗
便器を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用・効果】上記目
的を達成するために請求項1では、外部から供給された
洗浄水を溜めるボウル部と、このボウル部に隣接し、水
を溜めおくサブタンクと、前記ボウル部の上部に位置
し、一端が大気開放された中空状のリム中空部と、前記
ボウル部に溜まった溜水を排出する排水路とを備え、外
部からの洗浄水を駆動流体として前記サブタンクへ噴出
し、前記サブタンクの水を被駆動流体として両流体を混
合することによって水量を増幅して前記排水路へ向けて
噴出するジェットポンプが形成された水洗便器におい
て、前記サブタンクの水の上方に位置し空気が移動する
ことが可能な開放穴が、前記リム中空部と連通している
ことを特徴とする。使用者等が開放穴をボウル部側から
確認することができないので、開放穴を見苦しいと感じ
たり、故意に開放穴を塞ぐことができなくなる。したが
って、外観や洗浄などの機能を損なうこと無く、かつリ
ム中空部の一端が大気開放されているので、それと連通
する開放穴も大気開放され、ジェットポンプを利用した
洗浄機能を確実に維持することができる。
【0006】請求項2では、サブタンクがボウル部側部
あるいは後部にあることを特徴とする。サブタンクは外
部からの外観部分とボウル部の間に位置することが構造
上必要であり、サブタンク容量の大きさにより、外観や
ボウル部の溜水面の大きさに影響を与えるが、ボウル部
の側部にサブタンクを設計することにより溜水面縦方向
長さの設計自由度が向上する。また、幼児等が水洗便器
の前方に座り、大便をした場合、汚物がボウル部の乾燥
面に付着しやすいが、溜水面縦方向の設計自由度が向上
すると、溜水面を前方に長く設計できるので汚物付着の
可能性を低減することができる。さらにボウル部の後部
にサブタンクを設計することにより、サブタンクを水洗
便器の後端とボウル部との間に位置する大きな空間に収
納することができる。したがって、溜水面縦方向長さお
よび溜水面横方向の長さをサブタンクの形状に制限され
ること無く、最適の形状に設計することができる。
【0007】請求項3では、リム中空部は前記ボウルを
洗浄する水を通水することを特徴とする。リム中空部は
ボウル部を洗浄するボウル部洗浄穴を通じて常に大気開
放されている。したがって、リム中空部を大気開放する
為に新たに穴を設けることなく、リム中空部に連通する
開放穴を常に大気開放しているので、ジェットポンプを
利用した洗浄機能を確実に維持することができる。
【0008】請求項4では、開放穴が前記リム通水路の
縦断面積の上側半分に位置することを特徴とするリム通
水路に洗浄水が供給されるとリム通水路内の空気を押出
しながらボウル洗浄を開始する。ボウル部の洗浄は汚物
の排出性能を向上させる為にボウル部洗浄穴を垂直方向
に対し、傾斜させて吐水するので、溜水面が旋回する。
しかし、ボウル部洗浄穴からの洗浄水に空気が混入する
と該洗浄水の勢いが弱くなり、強力な旋回を得ることが
できないので、リム通水路の上部に空気排出穴を設ける
ことによりボウル部洗浄穴から排出する空気を大幅に低
減した。特にリム通水路に洗浄水が供給された初期にリ
ム通水路の上部に滞留する空気のほとんどを開放穴から
排出するので、リム中空部を素早く満水にすることがで
き、旋回の効率を大幅に向上させることができる。
【0009】請求項5では、外部から供給された洗浄水
を溜めるボウル部と、このボウル部に隣接し、水を溜め
おくサブタンクと、前記ボウル部の上部に位置し、一端
が大気開放された中空状のリム中空部と、前記ボウル部
に溜まった溜水を排出する排水路とを備え、外部からの
洗浄水を駆動流体として前記サブタンクへ噴出し、前記
サブタンクの水を被駆動流体として両流体を混合するこ
とによって水量を増幅して前記排水路へ向けて噴出する
ジェットポンプが形成された水洗便器において、前記サ
ブタンクの水の上方に位置し、空気が移動することが可
能な開放穴が、空気を強制的に流入させる空気容量増幅
手段に接続されていることを特徴とする。空気容量増幅
手段を作動させると圧縮あるいは増量された空気がサブ
タンクに流れ込むので、サブタンクに貯溜された水は水
洗便器の排水路に向かって排出される。したがって、ジ
ェット穴の吐出スピードに関係なく、サブタンクに貯溜
された水が排水路に向かって増幅されるので、タンク式
の水洗便器あるいは水道直圧式の水洗便器であってもジ
ェット穴の位置を自由に設計することができる。請求項
6では、サブタンクがボウル部側部あるいは後部にある
ことを特徴とする。サブタンクは外部からの外観部分と
ボウル部の間に位置することが構造上必要であり、サブ
タンク容量の大きさにより、外観やボウル部の溜水面の
大きさに影響を与えるが、ボウル部の側部にサブタンク
を設計することにより溜水面縦方向長さの設計自由度が
向上する。また、幼児等が水洗便器の前方に座り、大便
をした場合、汚物がボウル部の乾燥面に付着しやすい
が、溜水面縦方向の設計自由度が向上すると、溜水面を
前方に長く設計できるので汚物付着の可能性を低減する
ことができる。さらにボウル部の後部にサブタンクを設
計することにより、サブタンクを水洗便器の後端とボウ
ル部との間に位置する大きな空間に収納することができ
る。したがって、溜水面縦方向長さおよび溜水面横方向
の長さをサブタンクの形状に制限されること無く、最適
の形状に設計することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図面に沿って発明内容の実施
例を説明する。図1に本発明に係る第一実施形態を示し
た水洗便器1の中央断面概略図、図2は図1に関するリ
ム通水路2前方の拡大概略図、図3は図2における洗浄
時の概略図を示す。図1、図2において、水洗便器1
は、溜水4を溜めるボウル部3と、溜水4を排出する排
水路5に対峙したジェット穴6と、ボウル部3の上部に
位置し、ボウル部3を洗浄する洗浄水を通水する中空部
であるリム通水路2と、ボウル部3の前方裏側に水7を
溜め置くサブタンク8と、ジェット穴6から吐水される
洗浄水がサブタンク8の水7を巻き込み増幅吐水するジ
ェットポンプ9と、リム通水路2に連通するリムパイプ
10およびジェット穴6に連通するジェットパイプ11
への吐水を開閉あるいは切替える加圧洗浄水供給部12
と、加圧洗浄水供給部12の開閉あるいは切替えを制御
する制御部13と、を備え、サブタンク8の開放穴14
がリム通水路2に連通していることを特徴とする。加圧
洗浄水供給部12はバキュームブレーカーを内蔵し、洗
浄水が吐水されないときはリムパイプ10およびジェッ
トパイプ11は大気開放されている。また、開放穴14
が位置するリム通水路2部の縦断面積S2を上下で2等
分した面積の上半分をS2上、下半分をS2下とする
と、開放穴14はS2上の一部分に開放されている。こ
のように、サブタンク8は開放穴14をボウル部3より
可視不可能な部分に設置しつつ、大気開放さているの
で、使用者等が開放穴14を目視し、見苦しいと感じた
り、故意に開放穴14を塞ぐことができなくなり、ジェ
ットポンプを利用した洗浄機能を確実に維持することが
できる。
【0011】次に洗浄経過を説明する。加圧された洗浄
水15は制御部13からの開弁指示により加圧洗浄水供
給部12にてリムパイプ10に開弁、吐水される。図3
において、吐水された洗浄水15はリム通水路内2に滞
留していた空気16を押し出しながらリム通水路2を満
水にする。この時、開放穴14はリム通水路2の上部に
位置しているので、リム通水路2内の上部に滞留した空
気16を矢印に示すように容易に排出する。リム通水路
2が満水になると、給水圧力がリム通水路2全体にかか
るので、ボウル部3を洗浄する洗浄水を吐水するボウル
部洗浄穴17からは勢いのある水が吐水される。ボウル
部洗浄穴17は垂直方向に対し、傾斜しているので、そ
の洗浄水15が溜水4に達すると溜水4が勢いのある洗
浄水15の力により強力に旋回を開始する。また、リム
通水路2が満水になった後は当然開放穴14からも洗浄
水15がサブタンク8内に排出される。
【0012】そして、制御部13からの指示により洗浄
水15は加圧洗浄水供給部12にてリムパイプ10から
ジェットパイプ11に切替え、吐水される。この時、リ
ムパイプ10は加圧洗浄水供給部12に内蔵されたバキ
ュームブレーカー及びボウル部洗浄穴17により大気開
放される。また、サブタンク8は開放穴14によりリム
通水路2と連通されているので、洗浄水15がジェット
穴6から吐水される時、サブタンク8内も大気開放され
る。このためジェット穴6からの吐水がジェットポンプ
9によってサブタンク8の中の水7を巻き込む際、サブ
タンク8内は減圧されず大気圧と同圧であるため、抵抗
なく水7を洗浄水15と混合して排水路5へ向けて噴出
することができる。このように、洗浄水15はジェット
穴6から吐水され、ジェットポンプ9を通過し、排水路
5に向う時に、サブタンク8内の水7を巻込むのでジェ
ットポンプ9から吐水される水18は洗浄水15の水量
より増幅されている。このため、排水路5はジェットポ
ンプ9を使用しない場合に比べ、多くの水が供給される
ので素早く満水になる。サイフォン便器は排水路5が満
水になった後に吸引力が生じ、ボウル部3の汚物を排出
するので、排水路5が素早く満水になることにより、よ
り少ない水量で汚物を排出することができる。なお、図
1ではジェット穴6とジェットポンプ9が一体の部品に
て成形されている例を示したが、ジェット穴6をジェッ
トポンプ9とは別部品にて形成することも可能である。
【0013】その後、制御部13からの指示により洗浄
水15は加圧洗浄水供給部12にてジェットパイプ11
からリムパイプ10に切替えられ、ボウル部3に溜水4
を溜めた後に閉弁される。
【0014】なお、ここでいう加圧給水源は、水頭圧が
約250mm程度の便器載置型の洗浄水貯留タンクでは
得られない給水圧(元圧)を呈するものの総称を意味す
る。よって、本発明の加圧給水源は、水道管等の加圧給
水管の他、家屋屋上・ビル屋上等のように便器載置型に
比して大きな水頭圧を持って洗浄水給水が可能なものを
含む。
【0015】次に第一実施形態の第一変形例を示す。図
4に第一変形例を示した水洗便器101の中央断面概略
図、図5は図4に関する上方概略図、図6に図5におけ
るL−L断面の概略図を示す。図4、図5および図6に
おいてサブタンク108はボウル部103の側部裏側に
位置し、開放穴114が上方に開放されていることを特
徴とする。溜水104の表面に位置する溜水面120の
縦寸法Aはサブタンク108の形状にかかわらず、任意
の形状に設計することができる。したがって、便器先端
から溜水面120までの寸法である溜水面前方寸法Xを
小さく設計することができるので、幼児等が水洗便器の
前方に座り、大便をした場合でも汚物がボウル部103
の乾燥面に付着すること無く、溜水104に落下させる
ことができる。このためボウル部103の乾燥面への汚
物付着を低減することができ、衛生的になる。
【0016】次に第一実施形態の第二変形例を示す。図
7に第二変形例を示した水洗便器201の中央断面概略
図、図8は図7に関する上方概略図、図9に図8におけ
るM−M断面の概略図、図10に図8におけるN−N断
面の概略図を示す。図7、図8、図9および図10にお
いて、水洗便器201は、溜水204を溜めるボウル部
203と、溜水204を排出する排水路205に対峙し
たジェット穴206と、ボウル部203の上部に位置す
る中空部であるリム中空部230と、ボウル部203の
後方裏側に水207を溜め置くサブタンク208と、ジ
ェット穴206から吐水される洗浄水がサブタンク20
8の水207を巻き込み増幅吐水するジェットポンプ2
09と、ボウル部203の上部から周方向にボウル部2
03を洗浄するリム吐水口231と、リム吐水口231
に連通するリムパイプ210およびジェット穴206に
連通するジェットパイプ211への吐水を開閉あるいは
切替える加圧洗浄水供給部212と、加圧洗浄水供給部
212の開閉あるいは切替えを制御する制御部213
と、を備え、サブタンク208の開放穴214がリム中
空部連通穴232を介してリム中空部230に連通して
いることを特徴とする。また、リム中空部230は大気
開放穴233にて大気開放されているので、それと連通
するサブタンク208は常に大気開放されている。
【0017】次に第二の実施形態を説明する。図11に
本発明に係る第二実施形態を示した水洗便器301の中
央断面概略図、図12は図11に関する上方概略図、図
13に図12におけるP−P断面における概略図、図1
4に図12におけるQ−Q断面における概略図を示す。
図11、図12、図13および図14において、水洗便
器301は、溜水304を溜めるボウル部303と、溜
水304を排出する排水路305に対峙したジェット穴
306と、ボウル部303の上部に位置し、ボウル部3
03を洗浄する洗浄水を通水する中空部であるリム通水
路302と、ボウル部303の後方裏側に水307を溜
め置くサブタンク308と、サブタンク308の上方に
開口されている開放穴314と、水洗便器301に水を
供給する図示しないロータンクと、を備え、開放穴31
4が接続パイプ341を介して圧縮空気を供給する空気
ポンプ340に接続することを特徴とする。また、空気
ポンプ340は空気吸入パイプ342に接続されてお
り、空気ポンプ340が作動すると、空気を空気吸入パ
イプ342から吸入し、空気ポンプ340にて圧縮され
た後、サブタンク308に供給される。そして、水30
7がサブタンク排出口343より排水路305に向かっ
て吐出される。
【0018】次に洗浄経過を説明する。洗浄開始指示が
されると、図示しないロータンクから水洗便器301に
洗浄水350が供給されると共に、空気ポンプ340が
作動を開始する。図示しないロータンクから供給された
洗浄水350はリム通水路302に連通するリム導水路
351を通過し、ボウル部303のリム通水路302部
に開口されているボウル部洗浄穴17から吐水される。
また、ジェット穴306に連通するジェット導水路35
2はジェット導水路開口部353を介して、リム導水路
351の一部に連通しているので、洗浄水350はジェ
ット穴306からもほぼ同時に吐水される。そして、洗
浄水350の供給開始とほぼ同時に作動された空気ポン
プ340によりサブタンク308内の圧力が高まり、サ
ブタンク排出口343からも排水路305に向かって水
7が吐水されるので、排水路305は水307が供給さ
れない場合に比べ、素早く満水になる。したがって、水
洗便器301のようなサイフォン便器は、より少ない水
量で汚物を排出することができる。
【0019】また、空気ポンプを使用し、排水路への水
量を増幅させる方法はロータンクを用いずに直接水洗便
器に加圧給水を供給する方式の水洗便器にも適用され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第一実施形態を示した水洗便器1
の中央断面概略図
【図2】図1に関するリム通水路2前方の拡大概略図
【図3】図2における洗浄時の概略図
【図4】第一実施形態の第一変形例を示した水洗便器1
01の中央断面概略図
【図5】図4に関する上方概略図
【図6】図5におけるL−L断面の概略図
【図7】第一実施形態の第二変形例を示した水洗便器2
01の中央断面概略図
【図8】図7に関する上方概略図
【図9】図8におけるM−M断面の概略図
【図10】図8におけるN−N断面の概略図
【図11】本発明に係る第二実施形態を示した水洗便器
301の中央断面概略図
【図12】図11に関する上方概略図
【図13】図12におけるP−P断面における概略図
【図14】図12におけるQ−Q断面における概略図
【符号の説明】
1、101、201、301…水洗便器 2、302…リム通水路 3、103、203、303…ボウル部 4、104、204、304…溜水 5、205、305…排水路 6、206、306…ジェット穴 7、207、307…水 8、108、208、308…サブタンク 9、209…ジェットポンプ 10、210…リムパイプ 11、211…ジェットパイプ 12、212…加圧洗浄水供給部 13、213…制御部 14、114、214、314…開放穴 15…洗浄水 16…空気 17…ボウル部洗浄穴 120…溜水面 230…リム中空部 231…リム吐水口 232…リム中空部連通穴 233…大気開放穴 341…接続パイプ 340…空気ポンプ 342…空気吸入パイプ 343…サブタンク排出口 350…洗浄水 リム導水路…351 352…ジェット導水路 353ジェット…導水路開口部 S2…開放穴14が位置するリム通水路2部の縦断面積 S2上…S2を上下で2等分した面積の上半分の面積 S2下…S2を上下で2等分した面積の下半分の面積 A…縦寸法 X…溜水面前方寸法

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から供給された洗浄水を溜めるボウ
    ル部と、このボウル部に隣接し、水を溜めおくサブタン
    クと、前記ボウル部の上部に位置し、一端が大気開放さ
    れた中空状のリム中空部と、前記ボウル部に溜まった溜
    水を排出する排水路と、を備え、外部からの洗浄水を駆
    動流体として前記サブタンクへ噴出し、前記サブタンク
    の水を被駆動流体として両流体を混合することによって
    水量を増幅して前記排水路へ向けて噴出するジェットポ
    ンプが形成された水洗便器において、前記サブタンクの
    水の上方に位置し空気が移動することが可能な開放穴
    が、前記リム中空部と連通していることを特徴とする水
    洗便器。
  2. 【請求項2】 前記サブタンクがボウル部側部あるいは
    後部にあることを特徴とする請求項1記載の水洗便器。
  3. 【請求項3】 前記リム中空部は前記ボウルを洗浄する
    水を通水することを特徴とする請求項1乃至2いずれか
    記載の水洗便器。
  4. 【請求項4】 前記開放穴が前記リム通水路の縦断面積
    を上下で2等分したときの上側半分に位置することを特
    徴とする請求項3記載の水洗便器。
  5. 【請求項5】 外部から供給された洗浄水を溜めるボウ
    ル部と、このボウル部に隣接し、水を溜めおくサブタン
    クと、前記ボウル部の上部に位置し、一端が大気開放さ
    れた中空状のリム中空部と、前記ボウル部に溜まった溜
    水を排出する排水路と、を備え、外部からの洗浄水を駆
    動流体として前記サブタンクへ噴出し、前記サブタンク
    の水を被駆動流体として両流体を混合することによって
    水量を増幅して前記排水路へ向けて噴出するジェットポ
    ンプが形成された水洗便器において、前記サブタンクの
    水の上方に位置し、空気が移動することが可能な開放穴
    が、空気を強制的に流入させる空気容量増幅手段に接続
    されていることを特徴とする水洗便器。
  6. 【請求項6】 前記サブタンクがボウル部側部あるいは
    後部にあることを特徴とする請求項5記載の水洗便器。
JP2001396372A 2001-12-27 2001-12-27 水洗便器 Pending JP2003193539A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001396372A JP2003193539A (ja) 2001-12-27 2001-12-27 水洗便器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001396372A JP2003193539A (ja) 2001-12-27 2001-12-27 水洗便器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003193539A true JP2003193539A (ja) 2003-07-09

Family

ID=27602485

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001396372A Pending JP2003193539A (ja) 2001-12-27 2001-12-27 水洗便器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003193539A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008081778A1 (ja) * 2006-12-28 2008-07-10 Toto Ltd. 水洗大便器
JP2008231877A (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Toto Ltd 便器装置
JP2008303691A (ja) * 2007-06-11 2008-12-18 Toto Ltd 水洗大便器
JP2009030425A (ja) * 2006-12-28 2009-02-12 Toto Ltd 水洗大便器
CN104818753A (zh) * 2015-04-27 2015-08-05 佛山市新明珠卫浴有限公司 一种储水直冲式坐便器
CN114134966A (zh) * 2020-09-04 2022-03-04 科勒公司 排放管辅助式冲水马桶

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008081778A1 (ja) * 2006-12-28 2008-07-10 Toto Ltd. 水洗大便器
JP2009030425A (ja) * 2006-12-28 2009-02-12 Toto Ltd 水洗大便器
JP4497210B2 (ja) * 2006-12-28 2010-07-07 Toto株式会社 水洗大便器
TWI381083B (zh) * 2006-12-28 2013-01-01 Toto Ltd Flush toilets
US8544123B2 (en) 2006-12-28 2013-10-01 Toto Ltd. Flush toilet
JP2008231877A (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Toto Ltd 便器装置
JP2008303691A (ja) * 2007-06-11 2008-12-18 Toto Ltd 水洗大便器
JP4600869B2 (ja) * 2007-06-11 2010-12-22 Toto株式会社 水洗大便器
CN104818753A (zh) * 2015-04-27 2015-08-05 佛山市新明珠卫浴有限公司 一种储水直冲式坐便器
CN114134966A (zh) * 2020-09-04 2022-03-04 科勒公司 排放管辅助式冲水马桶
US20220074182A1 (en) * 2020-09-04 2022-03-10 Kohler Co. Eductor assisted flush toilet
US11879242B2 (en) * 2020-09-04 2024-01-23 Kohler Co. Eductor assisted flush toilet

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20210102364A1 (en) Line pressure-driven, tankless, siphonic toilet
CN101688389B (zh) 具有用于防止溢出的辅助水箱的坐便器
CN101506439A (zh) 冲水大便器
JPH08277568A (ja) 水洗トイレ及びトイレ水洗方法
JP2001279767A (ja) 水洗便器
KR20090126247A (ko) 변기 배수로의 흡기 장치
WO2022174583A1 (zh) 一种排水装置、坐便器和坐便器的冲水方法
CN113404131B (zh) 一种智能马桶及控制方法
JP2003193539A (ja) 水洗便器
JP3617322B2 (ja) 大便器
JP4925889B2 (ja) 洋風水洗式便器
JP4857845B2 (ja) 便器設備及び便器洗浄方法
JP2008240402A (ja) 洋風水洗式便器
JP4465704B2 (ja) サイホンジェット式便器
CN217267862U (zh) 一种马桶冲刷***
JP2002088880A (ja) 水洗便器
JP2003090074A (ja) 大便器
JP3632485B2 (ja) サイホン式大便器の洗浄方法とサイホン式大便器
KR101985189B1 (ko) 진공 흡입식 좌변기
JP2003206562A (ja) 水洗式大便器
JP2798193B2 (ja) 水洗便器
CN219825486U (zh) 一种马桶冲刷***及马桶
JPH08151671A (ja) タンク一体型ワンピース便器
CN211571873U (zh) 一种低水箱马桶的冲洗***
JP5117261B2 (ja) 水洗式便器

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20040901

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060307

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060523

A02 Decision of refusal

Effective date: 20061107

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02