JP2003189497A - 充電回路 - Google Patents

充電回路

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JP2003189497A
JP2003189497A JP2001385425A JP2001385425A JP2003189497A JP 2003189497 A JP2003189497 A JP 2003189497A JP 2001385425 A JP2001385425 A JP 2001385425A JP 2001385425 A JP2001385425 A JP 2001385425A JP 2003189497 A JP2003189497 A JP 2003189497A
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Hiroshi Kojima
宏志 小島
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SHI Control Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単かつ安価な回路の追加で定電流制御と定
電圧制御との切替えを連続的に行うことのできる充電回
路を提供する。 【解決手段】 電流指令値と充電電流との差に応じた信
号を出力する電流偏差アンプ12−4を含んで定電流制
御による充電を行うための定電流制御部12と、電圧指
令値と充電電圧との差に応じた信号を出力する電圧偏差
アンプ11−4を含んで定電圧制御による充電を行うた
めの定電圧制御部11と、定電流制御部の出力と定電圧
制御部の出力の切替えを行うための切替え部と、この切
替え部で切替えられた出力でバッテリを充電するPWM
制御部14とを備えた充電回路において、前記切替え部
として、電流偏差アンプと電圧偏差アンプの出力側に設
けられてこれらの値の小さい方を選択する最小値回路1
3を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は比較的大容量のバッ
テリの充電に適した充電回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、小容量のバッテリに対して定電
流、定電圧充電を行う時には図5(a)のような充電回
路が用いられている。図5(a)において、この充電回
路は図示しない充電用電源に接続される定電流制御部5
1と定電圧制御部52とを含む。
【0003】この充電回路の特性は図5(b)のように
なる。
【0004】初期の定電流充電時の充電電流I1は、定
電流制御部51のトランジスタTr51のベース−エミ
ッタ間電圧VBE特性と抵抗R51の抵抗値で決まり、バ
ッテリの充電電圧が定電圧制御部52で設定された電圧
に達すると定電圧制御が優先され過充電を防ぐ。つま
り、定電圧制御部52は、充電電圧を検出するための電
圧検出部52−1、基準電圧部52−2、電圧検出部5
2−1で検出された充電電圧と基準電圧部52−2から
の基準電圧とを比較するコンパレータ52−3を含み、
コンパレータ52−3はバッテリの充電電圧が設定電圧
に達したかどうかを検出する。
【0005】この充電回路はリニア制御のため大電流の
制御には向かない。また、定電流制御特性はトランジス
タTr51のVBE特性と抵抗R51の抵抗値によって決
まるため外部からの制御が難しく、いわゆる急速充電で
要求される複雑なパターンの電流、電圧制御ができな
い。つまり、充電回路には、比較的長い時間をかけて充
電を行う通常充電用のものと、短い時間で充電を行う急
速充電用のものとがある。
【0006】比較的大容量のバッテリに対する急速充電
は下記の手順で制御が行われる。図6に充電パターンの
一例を示す。
【0007】1.充電の初期では充電電流I1にて定電
流充電を行う。
【0008】2.バッテリ電圧がV1まで上昇した後、
バッテリ内の極板状態が均質になるまで電圧値V1で定
電圧充電を行う。これは、急速充電ではバッテリの極板
が場所によって未充電状態で残ることがあるからであ
る。
【0009】3.充電電流が徐々に減少し、追充電電流
I2に達した時点でバッテリはほぼ満充電に近い状態と
なっている。この後、バッテリが満充電に達するまで再
度充電電流I2で定電流充電を行う。
【0010】図6のような充電パターンを実現するため
に、図7のような充電回路が提供されている。図7にお
いて、この充電回路も定電圧制御部71と定電流制御部
72及びこれらを切り替えるための切替回路73を含
む。定電圧制御部71は、バッテリ70に並列に接続さ
れた電圧検出部71−1、電圧検出部71−1で検出さ
れた電圧値と電圧指令部71−2からの電圧指令値V1
とを比較する比較器71−3、その比較結果を増幅する
電圧偏差アンプ71−4を含む。定電流制御部72は、
バッテリ70に直列に接続された電流検出部72−1、
電流検出部72−1で検出された電流値と電流指令部7
2−2からの電流指令値I1あるいはI2とを比較する
比較器72−3、その比較結果を増幅する電流偏差アン
プ72−4を含む。電流指令部72−2は電流指令値I
1、I2を切替えるための切替スイッチS71を有す
る。電圧偏差アンプ71−4、電流偏差アンプ72−4
の出力側には切替スイッチS72が接続され、その出力
側にはPWM(Pulse Width Modula
tion)制御部74が接続されている。PWM制御部
74の出力は、充電用トランジスタTr71のベースに
接続されている。図示しない充電用電源からのバッテリ
70の充電は、充電用トランジスタTr71のコレクタ
−エミッタ、電流検出部72−1を介して行われる。
【0011】切替回路73は、電圧検出部71−1で検
出された電圧値と電流検出部72−1で検出された電流
値とを入力とし、これらの値に応じて図6に示された充
電パターンとなるように切替スイッチS71と切替スイ
ッチS72とを切替える。
【0012】つまり、充電初期には切替回路73によ
り、切替スイッチS71は電流指令値I1を出力するよ
うに切替えられ、切替スイッチS72は定電流制御部7
2側に切り替えられて定電流制御が行われる。充電電圧
がV1まで上昇すると、切替回路73により切替スイッ
チS72が定電圧制御部71側に切替えられて定電圧制
御が行われる。続いて、充電電流がI2まで低下する
と、切替回路73により切替スイッチS71が電流指令
値I2を出力するように切替えられると共に、切替スイ
ッチS72は定電流制御部72側に切り替えられて定電
流制御が行われる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】図7の充電回路では、
切替回路73による切替スイッチS72の切替え動作に
より、定電流制御用のサーボループと定電圧制御用のサ
ーボループとの切替えを行うようにしているために、切
替時にサーボループの制御状態が不安定になるという問
題点がある。
【0014】そこで、本発明の課題は、簡単かつ安価な
回路の追加で定電流制御と定電圧制御との切替えを連続
的に行うことのできる充電回路を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明による充電回路
は、電流指令値と充電電流との差に応じた信号を出力す
る電流偏差アンプを含んで定電流制御による充電を行う
ための定電流制御部と、電圧指令値と充電電圧との差に
応じた信号を出力する電圧偏差アンプを含んで定電圧制
御による充電を行うための定電圧制御部と、前記定電流
制御部の出力と前記定電圧制御部の出力の切替えを行う
ための切替え部と、該切替え部で切替えられた出力でバ
ッテリを充電する制御部とを備えた充電回路において、
前記切替え部として、前記電流偏差アンプと前記電圧偏
差アンプの出力側に設けられてこれらの値の小さい方を
選択する選択回路を備えたことを特徴とする。
【0016】本充電回路においては、前記選択回路は、
カソードを前記電圧偏差アンプの出力に接続し、アノー
ドを前記制御部に接続した第1のダイオードと、カソー
ドを前記電流偏差アンプの出力に接続し、アノードを前
記制御部に接続した第2のダイオードと、前記第1、第
2のダイオードのアノード側と充電用電源の正側との間
に接続された抵抗とを含む。
【0017】本充電回路においてはまた、前記定電流制
御部は、第1の切替スイッチを含んで第1の電流指令値
I1、第2の電流指令値I2(但し、I1>I2)の一
方を出力するための電流指令部と、充電電流を検出する
ための電流検出部と、前記電流指令部からの前記第1あ
るいは第2の電流指令値と前記電流検出部で検出された
充電電流とを比較するための第1の比較器と、該第1の
比較器の出力を増幅するための前記電流偏差アンプとを
含み、前記定電圧制御部は、第2の切替スイッチを含ん
で第1の電圧指令値V1、第2の電圧指令値V2(但
し、V1<V2)の一方を出力するための電圧指令部
と、充電電圧を検出するための電圧検出部と、前記電圧
指令部からの前記第1あるいは第2の電圧指令値と前記
電圧検出部で検出された充電電圧とを比較するための第
2の比較器と、該第2の比較器の出力を増幅するための
前記電圧偏差アンプとを含み、充電開始時には前記電流
指令部、前記電圧指令部はそれぞれ、前記第1の電流指
令値、前記第1の電圧指令値を出力しており、充電開始
から充電電圧が前記第1の電圧指令値に上昇するまでは
前記選択回路は前記電流偏差アンプの出力を選択して定
電流制御による充電が行われ、充電電圧が前記第1の電
圧指令値に達すると前記選択回路は前記電圧偏差アンプ
の出力を選択して定電圧制御による充電が行われる。
【0018】本充電回路においては更に、前記電流指令
部からの前記第2の電流指令値と前記電流検出部で検出
された充電電流とを入力して、前記定電圧制御による充
電を開始してから、前記電流検出部で検出された充電電
流が前記第2の電流指令値まで低下すると、前記第1、
第2の切替スイッチをそれぞれ、前記第2の電圧指令
値、前記第2の電流指令値を出力するように切替えるた
めの第1のコンパレータが備えれても良い。
【0019】本充電回路においては更に、あらかじめ定
められた時間をカウントするためのタイマと、前記電流
偏差アンプの出力と前記電圧偏差アンプの出力とを入力
して、前記定電流制御による充電を開始してから、前記
電圧偏差アンプの出力が前記電流偏差アンプの出力より
も小さくなると前記タイマのカウントをスタートさせる
第2のコンパレータと、前記タイマのカウントアップに
より前記制御部の出力をオフとする開閉手段とを備えて
も良い。
【0020】
【発明の実施の形態】図1〜図4を参照して、本発明に
よる充電回路の好ましい実施の形態を、急速充電用の充
電回路の場合について説明する。本発明による充電回路
の特徴は、定電流制御と定電圧制御のシームレス切替え
を最小値回路により実現した点にある。
【0021】以下に、充電回路の構成を詳しく説明す
る。図1において、充電回路は、定電圧制御部11と定
電流制御部12とを含む。定電圧制御部11は、バッテ
リ10に並列に接続された電圧検出部11−1、電圧検
出部11−1で検出された電圧値と電圧指令部11−2
からの第1の電圧指令値V1あるいは第2の電圧指令値
V2とを比較する比較器11−3(第2の比較器)、そ
の比較結果を増幅する電圧偏差アンプ11−4を含む。
電圧指令部11−2は第1、第2の電圧指令値V1、V
2を切替えるための切替スイッチS11(第2の切替ス
イッチ)を有する。
【0022】定電流制御部12は、バッテリ10に直列
に接続された電流検出部12−1、電流検出部12−1
で検出された電流値と電流指令部12−2からの第1の
電流指令値I1あるいは第2の電流指令値I2とを比較
する比較器12−3(第1の比較器)、その比較結果を
増幅する電流偏差アンプ12−4を含む。電流指令部1
2−2は第1、第2の電流指令値I1、I2を切替える
ための切替スイッチS12(第1の切替スイッチ)を有
する。
【0023】電圧偏差アンプ11−4、電流偏差アンプ
12−4の出力側には最小値回路13(選択回路)が接
続され、その出力側にはPWM制御部14が接続されて
いる。PWM制御部14の出力は、開閉接点C1を介し
て、充電用トランジスタTr1のベースに接続されてい
る。充電用トランジスタTr1のエミッタには電流検出
部12−1を介してバッテリ10の正側が接続されてい
る。図示しない充電用電源からのバッテリ10の充電
は、充電用トランジスタTr1のコレクタ−エミッタ、
電流検出部12−1を介して行われる。
【0024】本形態はまた、切替スイッチS11、S1
2の切替系15を有する。切替系15は電流検出部12
−1で検出された電流値と第2の電流指令値I2とを入
力とするコンパレータ15−1(第1のコンパレータ)
と、その出力をラッチするためのラッチ回路15−2と
を有する。切替系15では、コンパレータ15−1にお
いて充電電流が第2の電流指令値I2まで低下したこと
を検出して定電圧制御から定電流制御への切替わりを検
出し、これと同時に切替スイッチS11、S12を切替
えて電流指令値を第1の電流指令値I1から第2の電流
指令値I2(I2<I1)へ、電圧指令値を第1の電圧
指令値V1から第2の電圧指令値V2(V1<V2)へ
それぞれ切替える。
【0025】本形態は更に、開閉接点C1を開として充
電を強制的に遮断するための強制遮断系16を有する。
強制遮断系16は、電圧偏差アンプ11−4、電流偏差
アンプ12−4の出力を入力とするコンパレータ16−
1(第2のコンパレータ)と、その出力をラッチするた
めのラッチ回路16−2と、ラッチ回路16−2の出力
でカウントを開始し、タイムアップ、つまり所定時間が
経過すると開閉接点C1を開とするタイマ16−3とを
有する。強制遮断系16では、コンパレータ16−1に
おいて電圧偏差アンプ11−4の出力が電流偏差アンプ
12−4の出力より小さくなったことを検出して定電流
制御から定電圧制御への切替わりを検出し、これと同時
にタイマ16−3のカウントをスタートさせる。
【0026】図2は、最小値回路13の構成を示した図
であり、本例では2つのダイオードD1、D2と抵抗R
1だけで実現される。ダイオードD1のカソードは電圧
偏差アンプ11−4の出力に接続され、アノードはPW
M制御部14に接続されている。ダイオードD2のカソ
ードは電流偏差アンプ12−4の出力に接続され、アノ
ードはPWM制御部14に接続されている。抵抗R1は
ダイオードD1、D2のアノード側と正側の電源端子と
の間に接続されている。この最小値回路13は、電圧偏
差アンプ11−4、電流偏差アンプ12−4の出力のう
ち、常に最小の方を選択して出力する。特に、電圧偏差
アンプ11−4、電流偏差アンプ12−4の出力側であ
ってPWM制御部14の入力側に最小値回路13を置く
ことで大きな電圧部分で動作することになり、その結果
ダイオードと抵抗のみの簡単な回路の付加で必要な性能
を得ることができる。また、電圧偏差アンプ11−4、
電流偏差アンプ12−4の出力を比較することで、制御
に使用されていない側の偏差アンプ出力は大きくプラス
側にずれるため、最小値回路をコンパレータで実現した
場合と比較してコンパレータのオフセットに影響されな
い確実な切替を行うことができる。
【0027】PWM制御部14は、内蔵の三角波発振器
と最小値回路13の出力に基づいてパルス状の信号を出
力し充電用トランジスタTr1の導通を制御する。
【0028】以下に、図3をも参照して本充電回路の動
作について説明する。
【0029】[充電開始]充電開始直後t1では、切替
スイッチS11は第1の電圧指令値V1を、切替スイッ
チS12は第1の電流指令値I1をそれぞれ出力する状
態にある。この状態では、充電電流が大きいにもかかわ
らず、バッテリ電圧は第1の電圧指令値V1より十分に
低い。このため電圧偏差アンプ11−4の出力は電流偏
差アンプ12−4の出力より大きく、最小値回路13で
は電流偏差アンプ12−4の出力を採用する。その結
果、第1の電流指令値I1に基づいて定電流制御による
充電が行われる。
【0030】[定電圧充電]時間の経過と共にバッテリ
電圧が上昇すると、電圧偏差アンプ11−4の出力は徐
々に減少する。時刻t2においてバッテリ電圧が第1の
電圧指令値V1に達すると、電圧偏差アンプ11−4の
出力はほぼ0になるので、電流偏差アンプ12−4の出
力より小さくなり、最小値回路13では電圧偏差アンプ
11−4の出力を採用する。その結果、第1の電圧指令
値V1に基づいて定電圧制御による充電が行われる。
【0031】この時、コンパレータ16−1では、電圧
偏差アンプ11−4、電流偏差アンプ12−4の出力の
大小関係の逆転を検出することにより定電圧充電モード
に入ったことを検出し、強制遮断系16のタイマ16−
3を起動する。
【0032】充電が進むにつれて充電電流は徐々に低下
するが、追充電電流値である充電電流指令値I2に達す
るまで定電圧充電モードが継続される。これによりバッ
テリは満充電に近い状態になる。
【0033】[追充電]時刻t3において充電電流が追
充電電流値である充電電流指令値I2まで低下すると、
今度は電流偏差アンプ12−4の出力がほぼ0になるの
で、電圧偏差アンプ11−4の出力より小さくなり、最
小値回路13では電圧偏差アンプ11−4の出力を採用
する。この時、コンパレータ15−1は、ラッチ回路1
5−1を介して切替スイッチS11、S12をそれぞ
れ、第2の電圧指令値V2、第2の電流指令値I2側に
切替える。その結果、電流指令値はバッテリの自己放電
量より若干大きいレベルに下げ、電圧指令値は満充電状
態より若干高いレベルにすることにより定電流制御によ
る追充電モードに移行する。一方、コンパレータ16−
1も切替わりを検出するが、ラッチ回路16−2による
ラッチが行われているのでタイマ16−3はそのままカ
ウント動作を継続する。
【0034】以後、追充電が継続され、時刻t4におい
てタイマ16−3のタイムアップにより開閉接点C1が
開にされ、充電動作が停止する。
【0035】図4は、上記の充電動作における充電モー
ドと、電圧指令値、電流指令値との関係を示す。
【0036】なお、図2に示した最小値回路は選択回路
の一例であり、図2の回路に限定されるものでないこと
は言うまでもない。
【0037】
【発明の効果】本発明の充電回路によれば、最小値回路
による選択回路を使用したことにより定電圧制御と定電
流制御の2つのモードが同時に動作したままで制御が受
け渡されるため安定状態のまま制御モードを切り替える
ことができる。しかも、最小値回路の場合は、例えば2
つのダイオードと抵抗により簡単かつ安価で提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による充電回路の好ましい実施の形態を
示した回路図である。
【図2】図1に示された最小値回路の一例を示した回路
図である。
【図3】本発明による充電回路の動作の流れを説明する
ための信号波形図である。
【図4】本発明による充電回路の動作における充電モー
ドと、電圧指令値、電流指令値との関係を示した図であ
る。
【図5】比較的小容量のバッテリ充電に使用されている
従来の充電回路及びその充電パターンの一例を示した図
である。
【図6】比較的大容量のバッテリ充電における充電パタ
ーンの一例を示した図である。
【図7】図6の充電パターンを実現するために用いられ
ている従来の充電回路の一例を示した回路図である。
【符号の説明】
S11、S12 切替スイッチ 11 定電圧制御部 11−2 電圧指令部 12 定電流制御部 12−2 電流指令部 11−3、12−3 比較器 11−4 電圧偏差アンプ 12−4 電流偏差アンプ 14 PWM制御部 15−1、16−1 コンパレータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電流指令値と充電電流との差に応じた信
    号を出力する電流偏差アンプを含んで定電流制御による
    充電を行うための定電流制御部と、電圧指令値と充電電
    圧との差に応じた信号を出力する電圧偏差アンプを含ん
    で定電圧制御による充電を行うための定電圧制御部と、
    前記定電流制御部の出力と前記定電圧制御部の出力の切
    替えを行うための切替え部と、該切替え部で切替えられ
    た出力でバッテリを充電する制御部とを備えた充電回路
    において、 前記切替え部として、前記電流偏差アンプと前記電圧偏
    差アンプの出力側に設けられてこれらの値の小さい方を
    選択する選択回路を備えたことを特徴とする充電回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の充電回路において、 前記選択回路は、カソードを前記電圧偏差アンプの出力
    に接続し、アノードを前記制御部に接続した第1のダイ
    オードと、カソードを前記電流偏差アンプの出力に接続
    し、アノードを前記制御部に接続した第2のダイオード
    と、前記第1、第2のダイオードのアノード側と充電用
    電源の正側との間に接続された抵抗とを含むことを特徴
    とする充電回路。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の充電回路において、 前記定電流制御部は、第1の切替スイッチを含んで第1
    の電流指令値I1、第2の電流指令値I2(但し、I1
    >I2)の一方を出力するための電流指令部と、充電電
    流を検出するための電流検出部と、前記電流指令部から
    の前記第1あるいは第2の電流指令値と前記電流検出部
    で検出された充電電流とを比較するための第1の比較器
    と、該第1の比較器の出力を増幅するための前記電流偏
    差アンプとを含み、 前記定電圧制御部は、第2の切替スイッチを含んで第1
    の電圧指令値V1、第2の電圧指令値V2(但し、V1
    <V2)の一方を出力するための電圧指令部と、充電電
    圧を検出するための電圧検出部と、前記電圧指令部から
    の前記第1あるいは第2の電圧指令値と前記電圧検出部
    で検出された充電電圧とを比較するための第2の比較器
    と、該第2の比較器の出力を増幅するための前記電圧偏
    差アンプとを含み、 充電開始時には前記電流指令部、前記電圧指令部はそれ
    ぞれ、前記第1の電流指令値、前記第1の電圧指令値を
    出力しており、 充電開始から充電電圧が前記第1の電圧指令値に上昇す
    るまでは前記選択回路は前記電流偏差アンプの出力を選
    択して定電流制御による充電が行われ、充電電圧が前記
    第1の電圧指令値に達すると前記選択回路は前記電圧偏
    差アンプの出力を選択して定電圧制御による充電が行わ
    れることを特徴とする充電回路。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の充電回路において、 該充電回路は更に、前記電流指令部からの前記第2の電
    流指令値と前記電流検出部で検出された充電電流とを入
    力して、前記定電圧制御による充電を開始してから、前
    記電流検出部で検出された充電電流が前記第2の電流指
    令値まで低下すると、前記第1、第2の切替スイッチを
    それぞれ、前記第2の電圧指令値、前記第2の電流指令
    値を出力するように切替えるための第1のコンパレータ
    を備えたことを特徴とする充電回路。
  5. 【請求項5】 請求項3あるいは4記載の充電回路にお
    いて、 該充電回路は更に、あらかじめ定められた時間をカウン
    トするためのタイマと、前記電流偏差アンプの出力と前
    記電圧偏差アンプの出力とを入力して、前記定電流制御
    による充電を開始してから、前記電圧偏差アンプの出力
    が前記電流偏差アンプの出力よりも小さくなると前記タ
    イマのカウントをスタートさせる第2のコンパレータ
    と、前記タイマのカウントアップにより前記制御部の出
    力をオフとする開閉手段とを備えたことを特徴とする充
    電回路。
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