JP2003188772A - 同期検出器及びこれを有する携帯端末 - Google Patents

同期検出器及びこれを有する携帯端末

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JP2003188772A
JP2003188772A JP2001389420A JP2001389420A JP2003188772A JP 2003188772 A JP2003188772 A JP 2003188772A JP 2001389420 A JP2001389420 A JP 2001389420A JP 2001389420 A JP2001389420 A JP 2001389420A JP 2003188772 A JP2003188772 A JP 2003188772A
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Akiyoshi Nagumo
章芳 南雲
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理の高速化を図ることができる同期検出器
を提供する。また、本発明の他の態様は、フレーム位相
検出を任意位相で行うことができる同期検出器及びこれ
を有する携帯端末を提供する。 【解決手段】 従来の構成で積分用メモリと共用してい
た相関値保持器を別途設けることにより、パイプライン
処理を可能とした。また、蓄積範囲に合わせて使用して
いたメモリを、1倍オーバーサンプリングのデジタル受
信拡散信号を1シンボル分蓄積することが可能な複数の
メモリへ置き換えた。この置き換えにより、スロット位
相検出を任意位相で行い、かつスロット時間内に複数の
位相の処理を行う。さらに処理手順を変更することで、
メモリの削減が可能となる。また、スロット内を複数の
時間範囲に分割し、処理のタイミングを固定することで
回路の簡略化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同期検出器に関
し、特にスペクトラム拡散通信方式、特に直接拡散方式
を用いる通信系においてスペクトルの逆拡散を行うため
に必要な同期捕捉を実行する回路に関し、さらにかかる
同期検出器を有する携帯端末に関する。
【0002】
【従来の技術】スペクトラム拡散通信方式、特に直接拡
散方式においては、受信側の受信機で受信した受信拡散
信号をA/D変換し、A/D変換されたデジタル受信拡
散信号と、送信側でスペクトル拡散を行うために使用し
た拡散符号の複製とを用いてデジタル受信拡散信号の逆
拡散を行う。逆拡散を行うためには、受信側で送信側が
スペクトル拡散を行う際に用いている拡散符号と、拡散
符号の送信位相を検出する必要がある。受信側では、ス
ロット毎の先頭シンボルに送信されるスロット同期用信
号を用いてスロット同期を検出し、フレーム同期用信号
を用いてフレーム同期を検出する。
【0003】従来方法では、フレーム同期検出後に行う
スロット同期検出を行う場合、図8に示すような構成を
用いてデジタル受信拡散信号を蓄積して処理を行う。A
/D変換器100によりN倍オーバーサンプリングでA
/D変換されたデジタル受信拡散信号を、スロット同期
検出で検出した位相を含むようにメモリ101に蓄積す
る。制御回路104を用いて、メモリ101に蓄積した
デジタル受信拡散信号からフレーム同期検出で検出した
位相のデジタル受信拡散信号を先頭にN個毎に拡散率S
F個分読み出し、整合フィルタ102に入力する。制御
回路104を用いて符号発生器103を制御し、フレー
ム同期検出用の符号を発生させ、整合フィルタ102に
設定する。
【0004】符号発生器103はスロット同期に使用す
る種類の符号を順次発生し、整合フィルタ102に設定
する。符号発生器103で設定した符号毎に整合フィル
タ102から出力された相関値を積分用メモリ105に
保持する。積分対応表106を用いて、積分用メモリ1
05に保持されている相関値のうち1個を選択し、同じ
く積分用メモリ105に保持されている値のうち1個を
選択し、加算して積分用メモリ105に書き込む。スロ
ット位相検出で検出した位相のうち、メモリ101に蓄
積されているものについて上記一連の処理を繰り返し行
う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
方法では、積分用メモリ105に相関値が保持されてい
るため、相関値の保存と、積分を同時に行うことができ
ないため、処理に時間がかかってしまう。また、スロッ
ト位相検出で検出した任意の位相に対してスロット位相
検出を行うために、メモリ101にスロット時間の全て
のN倍オーバーサンプリングしたデジタル受信拡散信号
を蓄積する必要があり、必要なメモリ量が多くなるため
実現が困難である。
【0006】したがって、本発明は処理の高速化を図る
ことができる同期検出器を提供することを目的とする。
また、本発明の他の態様は、フレーム位相検出を任意位
相で行うことができる同期検出器、並びにかかる同期検
出器を有する携帯端末を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、従来構成において積分用メモリと共用
していた相関値保持器を別途設けることにより、パイプ
ライン処理を可能として処理の高速化を図るようにして
いる。また、本発明の他の態様では、上記構成に加えて
蓄積範囲に合わせて使用していたメモリを、1倍オーバ
ーサンプリングのデジタル受信拡散信号を1シンボル分
蓄積することが可能な複数のメモリへの置き換えを行っ
ている。この置き換えにより、スロット位相検出を任意
位相で行い、かつスロット時間内に複数の位相の処理を
行うことができる。さらに本発明の他の態様では、処理
手順を変更することで、メモリを削減している。また、
本発明の他の態様では、スロット内を複数の時間範囲に
分割し、処理のタイミングを固定することで回路の簡略
化を図る。
【0008】すなわち本発明によれば、受信拡散信号を
デジタル受信拡散信号に変換するA/D変換器と、前記
デジタル受信拡散信号を蓄積するためのメモリと、前記
メモリの出力信号に応答する整合フィルタと、前記整合
フィルタで前記デジタル受信拡散信号の相関を検出する
ための符号を発生させるための符号発生器と、前記整合
フィルタから出力される相関値を保持するための相関値
保持器と、前記相関値保持器に保持されている前記相関
値のいずれかを選択する対応を示すための積分対応表
と、前記相関値を積分した結果を保持するための積分用
メモリと、前記積分用メモリに保持された積分値を用い
て位相検出を行う相関検出器と、前記A/D変換器、前
記デジタル受信拡散信号を蓄積するためのメモリ、前記
整合フィルタ、前記符号発生器、前記相関値保持器、前
記積分対応表、前記積分用メモリ、前記相関検出器を制
御し、前記相関保持器を用いてパイプライン処理を行う
よう制御する制御回路とを、有する同期検出器が提供さ
れる。
【0009】この構成により、処理の高速化を図ること
ができる。
【0010】また本発明によれば、受信拡散信号をデジ
タル受信拡散信号に変換するA/D変換器と、前記デジ
タル受信拡散信号を蓄積するための複数のメモリと、整
合フィルタと、前記複数のメモリの出力信号を受け付け
前記整合フィルタへの入力信号を選択するための切替器
と、前記整合フィルタで前記デジタル受信拡散信号の相
関を検出するための符号を発生させるための符号発生器
と、前記整合フィルタから出力される相関値を保持する
ための相関値保持器と、前記相関値保持器に保持されて
いる相関値のいずれかを選択する対応を示すための積分
対応表と、前記相関値を積分した結果を保持するための
積分用メモリと、前記積分用メモリに保持された積分値
を用いて位相検出を行う相関検出器と、前記A/D変換
器、前記デジタル受信拡散信号を蓄積するための複数の
メモリ、前記整合フィルタ、前記切替器、前記符号発生
器、前記相関値保持器、前記積分対応表、前記積分用メ
モリ、前記相関検出器を制御し、前記受信拡散信号を前
記デジタル受信拡散信号に変換した後で前記複数のメモ
リに蓄積することで、任意位相で同期検出を行うよう制
御する制御回路とを、有する同期検出器が提供される。
【0011】この構成により、スロット位相検出を任意
位相で行い、かつスロット時間内に複数の位相の処理を
行うことができる。
【0012】また本発明によれば、受信拡散信号をデジ
タル受信拡散信号に変換するA/D変換器と、デジタル
受信拡散信号を蓄積するための複数のメモリと、整合フ
ィルタと、前記複数のメモリの出力信号を受け付け前記
整合フィルタへの入力信号を選択するための切替器と、
前記整合フィルタで前記デジタル受信拡散信号の相関を
検出するための符号を発生させるための符号発生器と、
前記整合フィルタから出力される前記相関値を保持する
ための相関値保持器と、前記相関値保持器に保持されて
いる前記相関値のいずれかを選択する対応を示すための
積分対応表と、前記相関値を積分した結果を保持するた
めの積分用メモリと、前記積分用メモリに保持された積
分値を用いて位相検出を行う相関検出器と、前記A/D
変換器、前記デジタル受信拡散信号を蓄積するための複
数のメモリ、前記整合フィルタ、前記切替器、前記符号
発生器、前記相関値保持器、前記積分対応表、前記積分
用メモリ、前記相関検出器を制御し、前記受信拡散信号
を前記デジタル受信拡散信号に変換した後で前記複数の
メモリに蓄積し、蓄積を終了したものから順次処理する
ことで、任意位相で同期検出を行うよう制御する制御回
路とを、有する同期検出器が提供される。
【0013】この構成により、メモリを削減することが
できる。
【0014】また本発明によれば、受信拡散信号をデジ
タル受信拡散信号に変換するA/D変換器と、前記デジ
タル受信拡散信号を蓄積するための複数のメモリと、整
合フィルタと、前記複数のメモリの出力信号を受け付け
前記整合フィルタへの入力信号を選択するための切替器
と、前記整合フィルタで前記デジタル受信拡散信号の相
関を検出するための符号を発生させるための符号発生器
と、前記整合フィルタから出力される相関値を保持する
ための相関値保持器と、前記相関値保持器に保持されて
いる相関値のいずれかを選択する対応を示すための積分
対応表と、前記相関値を積分した結果を保持するための
積分用メモリと、前記積分用メモリに保持された積分値
を用いて位相検出を行う相関検出器と、前記A/D変換
器、前記デジタル受信拡散信号を蓄積するための複数の
メモリ、前記整合フィルタ、前記切替器、前記符号発生
器、前記相関値保持器、前記積分対応表、前記積分用メ
モリ、前記相関検出器を制御し、前記受信拡散信号を前
記デジタル受信拡散信号に変換した後で前記複数のメモ
リに蓄積することで、任意位相での同期検出をスロット
内の時間を分割して処理するよう制御する制御回路と
を、有する同期検出器が提供される。
【0015】この構成により、回路の簡略化を図ること
ができる。
【0016】また本発明によれば、上記いずれかの同期
検出器を有する携帯端末が提供される。
【0017】この構成により、上記同期検出器について
説明した効果と同様の効果が携帯端末にも生ずる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施の形態について説明する。 <実施の形態1>図1は本発明に係る同期検出器の第1
の実施の形態を示すブロック図である。この同期検出器
は、受信拡散信号に応答するA/D変換器200と、A
/D変換器200の出力デジタル信号を記憶するメモリ
201と、メモリ201から読み出された信号に応答す
る整合フィルタ202と、フレーム同期検出用の符号を
発生させる符号発生器203と、整合フィルタの出力信
号に応答する相関値保持器205、積分対応表206
と、積分用メモリ207と相関検出器208と、A/D
変換器200、メモリ201、整合フィルタ202、符
号発生器203、相関値保持器205、積分対応表20
6、積分用メモリ207、相関検出器208それぞれを
制御する制御回路204とを有する。なお、図1並びに
後述の他の実施の形態を示す図2、図3において、制御
回路204からの制御信号は点線で示されている。制御
回路204は図示省略のCPU(中央演算処理装置)に
より構成することができる。この場合、CPUの動作を
指令するプログラムがあらかじめ図示省略のROMに格
納されていて、CPUは、かかるプログラムに従って下
記の制御動作を行う。なお、CPUと各被制御回路の間
には必要に応じて適切なインターフェイスが設けられ
る。
【0019】この同期検出器は次のように動作する。A
/D変換器200によりN倍オーバーサンプリングでA
/D変換されたデジタル受信拡散信号を、フレーム同期
検出で検出した位相を含むようにメモリ201に蓄積す
る。制御回路204を用いて、メモリ201に蓄積した
デジタル受信拡散信号からスロット同期検出で検出した
位相のデジタル受信拡散信号を先頭にN個毎に拡散率S
Fに相当する(例えば256)個分読み出し、整合フィ
ルタ202に入力する。制御回路204を用いて符号発
生器203を制御し、フレーム同期検出用の符号を発生
させ、整合フィルタ202に設定する。符号発生器20
3はフレーム同期に使用する種類の符号を順次発生し、
整合フィルタ202に設定する。
【0020】符号発生器203で設定した符号毎に整合
フィルタ202から出力された相関値を相関値保持器2
05に保持する。積分対応表206を用いて、相関値保
持器205に保持されている相関値のうち1個を選択
し、積分用メモリ207に保持されている値のうち1個
を選択し、加算して積分用メモリ207に書き込む。積
分用メモリ207に保持された積分値を用いて、相関検
出器208により位相検出を行う。スロット位相検出で
検出した位相のうち、メモリ201に蓄積されているも
のについて上記一連の処理を繰り返し行う。処理タイミ
ングを図4に示す。
【0021】<実施の形態2>図2は本発明に係る同期
検出器の第2の実施の形態を示すブロック図である。図
1の第1の実施の形態と異なる点のみを説明すると、図
2のメモリ101がメモリ群301とその出力信号を切
り替えて整合フィルタ302に供給する切替器309の
組み合わせに置換されている。なおメモリ群301は、
2つのメモリ面(以下メモリ面1、メモリ面2という)
を有し、それぞれのメモリ面1、2がM個のメモリ(M
はメモリバンクの数を示し、最大同時処理数に相当する
正の整数)11〜M1と、12〜M2とを有している。
この同期検出器は次のように動作する。受信側で受信し
た受信拡散信号をA/D変換器300を用いてN倍オー
バーサンプリングのデジタル受信拡散信号にA/D変換
する。制御回路304からの制御により、スロット位相
検出で検出したK個の位相に対して、メモリ群301の
それぞれメモリ11からメモリK1(1≦K≦M)に1
倍オーバーサンプリングでデジタル受信拡散信号の蓄積
を行う。次のスロットでメモリ11からメモリK1に蓄
積されているデジタル受信拡散信号を順次に切替器30
9でメモリi1(1≦i≦K)を選択し、メモリi1に
蓄積された1倍オーバーサンプリングデータを整合フィ
ルタ302に入力する。また、メモリ面2を用いてデジ
タル受信拡散データの蓄積を行う。
【0022】制御回路304からの制御により符号発生
器303では逆拡散に必要な符号の発生を順次行い、整
合フィルタ302に設定していく。整合フィルタ302
では、メモリi1から読み出した1シンボル分の1倍オ
ーバーサンプリングデータと符号発生器303で順次発
生した符号の相関値をそれぞれ求め、相関値保持器30
5に保持する。積分対応表306を用いて積分用メモリ
307に保持されている値のうち1個と、相関値保持器
305に保持されている値のうち1個を加算して、積分
用メモリ307に保存する。メモリ群301のメモリ面
1とメモリ面2を交互に使用して、上記処理を行う。積
分用メモリ307に保持されている積分値を相関検出器
308に入力しフレーム位相検出を行う。処理タイミン
グを図5に示す。
【0023】<実施の形態3>図3は本発明に係る同期
検出器の第3の実施の形態を示すブロック図である。図
1の第1の実施の形態と異なる点のみを説明すると、図
1のメモリ101がメモリ群401とその出力信号を切
り替えて整合フィルタ402に供給する切替器409の
組み合わせに置換されている。この同期検出器は次のよ
うに動作する。受信側で受信した受信拡散信号をA/D
変換器400を用いてN倍オーバーサンプリングのデジ
タル受信拡散信号にA/D変換する。制御回路404か
らの制御により、スロット位相検出で検出したK個の位
相に対して、メモリ群401のそれぞれのメモリ1から
メモリK(1≦K≦M)に1倍オーバーサンプリングで
デジタル受信拡散信号の蓄積を行う。メモリ1からメモ
リKのうち、デジタル受信拡散信号の蓄積が終了したも
のから順に切替器409でメモリi(1≦i≦K)を選
択し、メモリiに蓄積された1倍オーバーサンプリング
データを整合フィルタ402に入力する。整合フィルタ
402に対して他のメモリから入力中である場合は、待
ち行列に入れ、前の処理が終了次第整合フィルタ402
に入力する。
【0024】制御回路404からの制御により符号発生
器403では逆拡散に必要な符号の発生を順次行い、整
合フィルタ402に設定していく。整合フィルタ402
では、メモリiから読み出した1シンボル分の1倍オー
バーサンプリングデータと符号発生器403で順次発生
した符号の相関値をそれぞれ求め、相関値保持器405
に保持する。積分対応表406を用いて積分用メモリ4
07に保持されている値のうち1個と、相関値保持器4
05に保持されている値のうち1個を加算して、積分用
メモリ407に保存する。積分用メモリ407に保持さ
れている積分値を相関検出器408に入力しフレーム位
相検出を行う。処理タイミングを図6に示す。
【0025】<実施の形態4>本発明に係る同期検出器
の第4の実施の形態は、上記第3の実施の形態を示す図
3と同一のブロック図で示される。この同期検出器は次
のように動作する。受信側で受信した受信拡散信号をA
/D変換器400を用いてN倍オーバーサンプリングの
デジタル受信拡散信号にA/D変換する。制御回路40
4からの制御により、スロット位相検出で検出したK個
の位相に対して、メモリ群401のそれぞれメモリ1か
らメモリK(1≦K≦M)に1倍オーバーサンプリング
でデジタル受信拡散信号の蓄積を行う。メモリ群401
のメモリ1からメモリKのうち、スロットの最初の分割
でデジタル受信拡散信号の蓄積が終了したものを、次の
分割で切替器409で選択し、順次1倍オーバーサンプ
リングデータを整合フィルタ402に入力する。
【0026】制御回路404からの制御により符号発生
器403では逆拡散に必要な符号の発生を順次行い、整
合フィルタ402に設定していく。整合フィルタ402
では、メモリから読み出した1シンボル分の1倍オーバ
ーサンプリングデータと符号発生器403で順次発生し
た符号の相関値をそれぞれ求め、相関値保持器405に
保持する。積分対応表406を用いて積分用メモリ40
7に保持されている値のうち1個と、相関値保持器40
5に保持されている値のうち1個を加算して、積分用メ
モリに407保存する。積分用メモリ407に保持され
ている積分値を相関検出器408に入力しフレーム位相
検出を行う。処理タイミングを図7に示す。
【0027】上記実施の形態は、同期検出器について説
明したが、かかる構成の同期検出器を携帯電話、PH
S、PDAなどの携帯端末に応用して、デジタル受信拡
散信号を処理することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、同
期検出器においてデジタル受信拡散信号を処理する際、
整合フィルタによって求められる相関値を保持する手段
を独立して設けることにより、処理の高速化を図ること
ができる。また、デジタル受信拡散信号を処理する際、
複数のメモリに蓄積することにより、フレーム位相検出
を任意位相で行うことができる。また、上記構成の同期
検出器を有する携帯端末を提供することにより、同様の
効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態2を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態3、実施の形態4を示すブ
ロック図
【図4】本発明の実施の形態1におけるタイミング図
【図5】本発明の実施の形態2におけるタイミング図
【図6】本発明の実施の形態3におけるタイミング図
【図7】本発明の実施の形態4におけるタイミング図
【図8】従来例を示すブロック図
【符号の説明】
200、300、400 A/D変換器 201 メモリ 202、302、402 整合フィルタ 203、303、403 符号発生器 204、304、404 制御回路 205、305、405 相関保持器 206、306、406 積分対応表 207、307、407 積分用メモリ 208、308、408 相関検出器 301、401 メモリ群 309、409 切替器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信拡散信号をデジタル受信拡散信号に
    変換するA/D変換器と、前記デジタル受信拡散信号を
    蓄積するためのメモリと、 前記メモリの出力信号に応答する整合フィルタと、 前記整合フィルタで前記デジタル受信拡散信号の相関を
    検出するための符号を発生させるための符号発生器と、 前記整合フィルタから出力される相関値を保持するため
    の相関値保持器と、 前記相関値保持器に保持されている前記相関値のいずれ
    かを選択する対応を示すための積分対応表と、 前記相関値を積分した結果を保持するための積分用メモ
    リと、 前記積分用メモリに保持された積分値を用いて位相検出
    を行う相関検出器と、 前記A/D変換器、前記デジタル受信拡散信号を蓄積す
    るためのメモリ、前記整合フィルタ、前記符号発生器、
    前記相関値保持器、前記積分対応表、前記積分用メモ
    リ、前記相関検出器を制御し、前記相関保持器を用いて
    パイプライン処理を行うよう制御する制御回路とを、 有する同期検出器。
  2. 【請求項2】 受信拡散信号をデジタル受信拡散信号に
    変換するA/D変換器と、 前記デジタル受信拡散信号を蓄積するための複数のメモ
    リと、 整合フィルタと、 前記複数のメモリの出力信号を受け付け前記整合フィル
    タへの入力信号を選択するための切替器と、 前記整合フィルタで前記デジタル受信拡散信号の相関を
    検出するための符号を発生させるための符号発生器と、 前記整合フィルタから出力される相関値を保持するため
    の相関値保持器と、 前記相関値保持器に保持されている相関値のいずれかを
    選択する対応を示すための積分対応表と、 前記相関値を積分した結果を保持するための積分用メモ
    リと、 前記積分用メモリに保持された積分値を用いて位相検出
    を行う相関検出器と、 前記A/D変換器、前記デジタル受信拡散信号を蓄積す
    るための複数のメモリ、前記整合フィルタ、前記切替
    器、前記符号発生器、前記相関値保持器、前記積分対応
    表、前記積分用メモリ、前記相関検出器を制御し、前記
    受信拡散信号を前記デジタル受信拡散信号に変換した後
    で前記複数のメモリに蓄積することで、任意位相で同期
    検出を行うよう制御する制御回路とを、 有する同期検出器。
  3. 【請求項3】 受信拡散信号をデジタル受信拡散信号に
    変換するA/D変換器と、 デジタル受信拡散信号を蓄積するための複数のメモリ
    と、 整合フィルタと、 前記複数のメモリの出力信号を受け付け前記整合フィル
    タへの入力信号を選択するための切替器と、 前記整合フィルタで前記デジタル受信拡散信号の相関を
    検出するための符号を発生させるための符号発生器と、 前記整合フィルタから出力される前記相関値を保持する
    ための相関値保持器と、 前記相関値保持器に保持されている前記相関値のいずれ
    かを選択する対応を示すための積分対応表と、 前記相関値を積分した結果を保持するための積分用メモ
    リと、 前記積分用メモリに保持された積分値を用いて位相検出
    を行う相関検出器と、 前記A/D変換器、前記デジタル受信拡散信号を蓄積す
    るための複数のメモリ、前記整合フィルタ、前記切替
    器、前記符号発生器、前記相関値保持器、前記積分対応
    表、前記積分用メモリ、前記相関検出器を制御し、前記
    受信拡散信号を前記デジタル受信拡散信号に変換した後
    で前記複数のメモリに蓄積し、蓄積を終了したものから
    順次処理することで、任意位相で同期検出を行うよう制
    御する制御回路とを、 有する同期検出器。
  4. 【請求項4】 受信拡散信号をデジタル受信拡散信号に
    変換するA/D変換器と、 前記デジタル受信拡散信号を蓄積するための複数のメモ
    リと、 整合フィルタと、 前記複数のメモリの出力信号を受け付け前記整合フィル
    タへの入力信号を選択するための切替器と、 前記整合フィルタで前記デジタル受信拡散信号の相関を
    検出するための符号を発生させるための符号発生器と、 前記整合フィルタから出力される相関値を保持するため
    の相関値保持器と、 前記相関値保持器に保持されている相関値のいずれかを
    選択する対応を示すための積分対応表と、 前記相関値を積分した結果を保持するための積分用メモ
    リと、 前記積分用メモリに保持された積分値を用いて位相検出
    を行う相関検出器と、 前記A/D変換器、前記デジタル受信拡散信号を蓄積す
    るための複数のメモリ、前記整合フィルタ、前記切替
    器、前記符号発生器、前記相関値保持器、前記積分対応
    表、前記積分用メモリ、前記相関検出器を制御し、前記
    受信拡散信号を前記デジタル受信拡散信号に変換した後
    で前記複数のメモリに蓄積することで、任意位相での同
    期検出をスロット内の時間を分割して処理するよう制御
    する制御回路とを、 有する同期検出器。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれか1つに記載の
    同期検出器を有する携帯端末。
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JP2011135162A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Internatl Business Mach Corp <Ibm> タイミング相関値を用いた周波数オフセットによるデータのずれの補償

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