JP2003186317A - 画像形成装置に用いられる導電性ローラ及び画像形成装置の温湿度検出方法及び画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置に用いられる導電性ローラ及び画像形成装置の温湿度検出方法及び画像形成装置

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JP2003186317A
JP2003186317A JP2001381468A JP2001381468A JP2003186317A JP 2003186317 A JP2003186317 A JP 2003186317A JP 2001381468 A JP2001381468 A JP 2001381468A JP 2001381468 A JP2001381468 A JP 2001381468A JP 2003186317 A JP2003186317 A JP 2003186317A
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forming apparatus
roller
image
humidity
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JP2001381468A
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Takashi Ueno
孝 植野
Keizo Takura
慶三 田倉
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温湿度センサを付加しなくても、その環境に
適した作像条件、特に現像条件を与える事が出来、良質
な画像が得られる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 イオン導電系材料から構成された導電性
ローラ。このローラを備えた画像形成装置は更に、この
ローラに一定の電圧を印加する転写電源と電圧計、転写
電流を測定する電流計、環境を特定するためのV−I特
性のデータを記憶するROMを備えている。導電性ロー
ラに一定の電圧を印加し、その電流値を検出し、ROM
に記憶されている環境を特定するためのV−I特性のデ
ータから温湿度を算出し、画像形成装置が置かれている
環境を検知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単色、カラーに拘
わらず、PPC、プリンタ、ファクシミリ等のトナー像
を転写材に静電的に形成する像形成手段を有する画像形
成装置と、特に導電性ローラを用いた画像形成装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、像担持体と、これに圧接する転写
ローラとを備え、これら両者の間に転写材を通過させる
と共に、このとき転写ローラに電圧を印加して、像担持
体側のトナー像を転写材に転写するように構成した画像
形成装置がすでに提案されている。
【0003】このような接触転写方式をとる画像形成装
置は、従来からひろく実用されているコロナ放電器を使
用するものに比して、高圧電源を必要としないのでコス
ト的にも有利である。コロナワイヤ電極もないのでそれ
の汚れによる障害もない、高圧放電に基づくオゾンの発
生や、窒化物の生成もなく、これらによる像担持体、画
質の劣化なども少ないなど種々な利点がある。しかし、
その反面、転写ローラが環境によってV−I特性が大き
く変化することが知られている。
【0004】そこで、本出願人により先に出願された特
許番号第2614309号に示す転写ローラに対して定
電圧制御、定電流制御(ATVC、Active Tr
ansfer Voltage Control)が行
われている。これは、像担持体と、この像担持体との間
にニップ部を形成し、このニップ部で前記像担持体上の
像を転写材に転写する転写ローラと、を有する画像形成
装置において、前記ニップ部に転写材がない時に前記転
写ローラに定電流制御を行い、転写材への像転写を行う
時に前記定電流制御中に前記転写ローラに生じた電圧値
に応じた電圧値V(ただしV>V)で前記転
写ローラを定電圧制御するものである。これにより、環
境によって転写ローラのV−I特性が変化しても、常時
安定して良好な転写性が得る事が出来る。しかし、この
ATVC制御は転写ローラの抵抗値の変化に対応するた
めのものであり、環境を特定するものではなく、環境に
よって現像特性が変化して、画も変化する場合がある。
そのため、ATVC制御を備えた画像形成装置において
も、環境に応じて変化する現像特性に対応するために、
別途、温湿度センサを備える必要があり、そのためのス
ペースやコストなどが必要である。また、この別途用い
られる温湿度センサは、実際に作像が行われる像担持体
周りとは離れたところに置かれるため、正確な像担持体
周りの温湿度の変化に対応できず、常時安定した良質な
画が得られない場合がある。
【0005】また、従来、画像形成装置などに用いられ
る導電性ローラはEPDM(エチレンプロピレンゴム)
などを材料とした導電性ローラが用いられてきた。しか
しながら、環境によってこのローラの抵抗値が多少変化
し、かつ転写材の抵抗値も変化するため、画像形成装置
などに用いる際、良質な転写性や画像を得るために、別
途用いられる温湿度センサ等の温湿度検知手段によっ
て、環境を検知し、それに応じた転写電圧を印加して用
いられてきた。しかし、この別途用いられる温湿度セン
サは、実際に作像が行われる像担持体周りとは離れたと
ころに置かれるため、正確な像担持体周りの温湿度の変
化に対応できず、常時安定した良質な画が得られない場
合がある。また、量産時における個々のローラの抵抗値
にばらつきがあるため、このローラに一定の電圧を印加
し、その際の電流値をもとに、そのローラに応じた最適
な転写電圧を印加して用いられてきた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の画像形成装置に
おける従来例において、ATVC制御を行うことで、環
境によって転写ローラのV−I特性が変化しても、常時
安定して良好な転写性が得る事が出来る。しかし、この
ATVC制御は転写ローラの抵抗値の変化に対応するた
めのものであり、環境を特定するものではない。そのた
め、画像形成装置内の温湿度を検知する際、ATVC制
御を備えた画像形成装置においても別途、温湿度センサ
を備える必要がある。ただ、この別途用いられる温湿度
センサは、実際に作像が行われる像担持体周りとは離れ
たところに置かれるため、正確な像担持体周りの温湿度
の変化に対応できず、常時安定した良質な画が得られな
い場合がある。
【0007】上記の画像形成装置における導電性ローラ
においては、EPDMなどを材料とした導電性ローラを
用いる際、別途用いられる温湿度センサ等により、温湿
度を検知する手段が必要となる。また、このローラに一
定の電圧を印加し、ローラを介して得られる電流値と環
境を特定するV−I特性から温湿度検知手段は、個々の
ローラによる抵抗値のばらつきが大きく、環境による抵
抗値の変化と重なってしまい、不可能である。
【0008】これらの事から、従来の画像形成装置で
は、像担持体、現像剤、転写材等は、画像形成装置の置
かれている環境に影響を受け、また、像担持体の感度、
現像剤の帯電負荷量、転写材の抵抗値が変化すること等
による画像への影響に対して、温湿度センサといった環
境検知装置などを画像形成装置本体に持ち、この装置に
より検知した条件により作像条件を変化させたり、画像
形成装置本体に各種条件を入力するスイッチを備え、こ
のスイッチを操作入力することで作像条件を変化させた
りして、良質な画像を得ていた。この温湿度センサは実
際作像が行われる像担持体周りとは離れた場所に取り付
けられるため、温湿度センサの最適な設置場所を検討
し、その上で使用環境に最適な作像条件を見出す等の必
要がある。そのため、設計時の工程数が増大すると共
に、コストやスペースなどがかかり、設計上の自由度が
小さくなる。
【0009】
【発明の構成】量産時の個々の抵抗値にばらつきが少な
く、環境の変化によって抵抗値が変化するNBR、ウレ
タンなどのイオン導電系材料から構成された導電性ロー
ラ。このローラを備えた画像形成装置は更に、このロー
ラに一定の電圧を印加する転写電源と電圧計、転写電流
を測定する電流計、環境を特定するためのV−I特性の
データを記憶するROMを備えている。導電性ローラに
一定の電圧を印加し、その電流値を検出し、ROMに記
憶されている環境を特定するためのV−I特性のデータ
から温湿度を算出し、画像形成装置が置かれている環境
を検知する。
【0010】
【目的】本出願人は特開2000−337353号公報
に示す導電性ローラを発明している。しかしながら、こ
の導電性ローラは置かれた環境によりローラ自身の抵抗
値が変化する性質と、量産時における個々のローラの抵
抗値にばらつきが少ないという性質を有している。この
ローラを画像形成装置の転写ローラとして使用し、別途
温湿度センサを付加しなくても、その環境に適した現像
プロセス条件を与える事が出来、常時安定して、良質な
画像が得られる画像形成装置を提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のローラ
は、NBRを材質とした導電性ローラ、ウレタンを材質
とした導電性ローラ等がある。NBR材質の導電性ロー
ラの構成は、ローラ芯金上に設けた弾性層を有するもの
で、弾性層にはアクリロニトリル―ブタジエンゴムおよ
びアルコキシエチルアジペートを含有したものである。
また、ウレタン材質の導電性ローラの構成は、ローラ芯
金上に設けた弾性層を有するもので、弾性層には発泡ウ
レタンを含有したものである。
【0012】これらのローラは、個々のローラによる抵
抗値のばらつきが小さく、環境による抵抗値の変化が大
きいため、NBR、ウレタンなどのイオン導電系材料か
ら構成された導電性ローラに、一定の電圧を印加し、こ
のローラを介して得られる電流値と環境を特定するため
のV−I特性から温湿度を算出する事が可能である。
【0013】請求項2の発明は、NBR、ウレタンなど
のイオン導電系材料から構成された導電性ローラに一定
の電圧を印加し、このローラを介して得られる電流値か
ら温湿度を算出する事を特徴とする温湿度検知方法であ
る。
【0014】NBR、ウレタンなどのイオン導電系材料
から構成された導電性ローラに印加する電圧と、このロ
ーラに流れる電流との関係が環境によって大きく変化す
る。また、量産時における個々のローラのばらつきがほ
とんどない。この二つの特徴より、導電性ローラに一定
の電圧を印加し、このローラを介して得られる電流値か
ら温湿度を算出する事が可能である。
【0015】請求項3の発明は、NBR、ウレタンなど
のイオン導電系材料から構成された導電性ローラに定電
圧を印加し、このローラを介して得られる電流値と環境
を特定するためのV−I特性から温湿度を算出する事を
特徴とする画像形成装置である。
【0016】NBR、ウレタンなどのイオン導電系材料
から構成された導電性ローラに印加する電圧と、このロ
ーラに流れる電流との関係が環境によって大きく変化す
る。また、量産時における個々のローラのばらつきがほ
とんどない。この二つの特徴より、導電性ローラに一定
の電圧を印加し、このローラを介して得られる電流値と
環境を特定するためのV−I特性から温湿度を算出す
る。これにより、温湿度センサ等の温湿度検知装置を別
途設置する事なく、画像形成装置が置かれている環境を
検知する事が可能であり、環境によって変化する現像特
性に対して、その環境に適した現像条件を与え、良質な
画像を得る事が可能である。つまり、NBR、ウレタン
などのイオン導電系材料から構成された導電性ローラを
用いる画像形成装置等においては、温湿度センサの役割
をもち、さらに、実際作像が行われる像担持体周りの温
湿度を検出する事が可能であり、省スペース化、コスト
ダウンを行いながら、良質な画像が得られることが可能
である。
【0017】請求項4〜14の発明は、NBR、ウレタ
ンなどのイオン導電系材料から構成された導電性ローラ
に一定の電圧を印加し、このローラを介して得られる電
流値と環境を特定するためのV−I特性から画像形成装
置内の温湿度を算出し、その情報を基に、現像条件を変
化させることを特徴とする画像形成装置である。
【0018】これにより、従来、良質な画像を得るため
に必要であった温湿度センサが不要となり、NBR、ウ
レタンなどのイオン導電系材料から構成された導電性ロ
ーラを用いることで、温湿度センサの役割をもち、さら
に、実際作像が行われる像担持体周りの温湿度を検出す
る事が可能であり、省スペース化、コストダウンを行い
ながら、良質な画像が得られることが可能である。
【0019】
【発明の実施の形態】[実施形態1]図1は本発明に係
わる導電性ローラ及び温湿度検知手段をもつ画像形成装
置の一例の概略図である。
【0020】1は被帯電体としての像担持体であり、本
例のものはアルミニウム等の導電性基板と、その外周面
に形成した光導電層を基本構成とするドラム型の像担持
体である。支軸を中心に図面上時計方向に所定の周速度
(プロセススピード)を持って回転駆動される。3はこ
の像担持体1に面に接触して像担持体面を所定の極性・
電位に一様に一次帯電処理する帯電ローラである。像担
持体1を露光して静電潜像を形成する露光装置6と、現
像部5、転写部4、そして像担持体1に接触する転写ロ
ーラ2を備えており、本実施形態において、本発明に係
わる導電性ローラを転写ローラ2として用いられてい
る。
【0021】転写部4には、転写ローラに電圧を印加す
る転写電源、その印加する電圧を測定する電圧計、転写
ローラに流れる電流を測定する電流計、ROMが配設さ
れ、CPU7が付加されている。
【0022】転写部4と転写ローラ2は、像担持体1の
表面のトナー像を、像担持体1との間の接触部を通過す
る転写材に転写する。ROMは、環境を特定するための
V−I特性のデータを記憶している。
【0023】CPU7は、ROMから読み出された環境
を特定するためのV−I特性のデータと、転写ローラに
流れている電流値とを比較し、画像形成装置が置かれて
いる環境を判断する。
【0024】ここで、環境とある一定の転写電流を流し
た際の転写電圧との関係を図2に示す。このグラフは、
転写ローラに転写電流を2.5μA流した時の環境によ
る電圧値の変化です。L/L環境(15℃/10%)で
の電圧値が高く、次にN/N(23℃/50%)環境が
高く、H/H(30℃/80%)環境の電圧値が低い事
がわかる。また、従来のローラに比べ、本発明のローラ
の環境による電圧値の差が大きい事がわかる。従来のロ
ーラは約0.3kVしか変化していないが、本発明のロ
ーラは約2.5kV変化し、その一つ一つの環境による
電圧値の変化も大きい事がわかる。これにより、従来の
ローラでは、ローラ自身の抵抗値のばらつきがあるた
め、環境による抵抗値の差では、温湿度を検知する事が
不可能であったが、本発明のローラでは、温湿度検知が
可能である。
【0025】以上のように、像担持体と転写ローラとの
接触部に転写材が侵入し、画像形成する際、転写ローラ
に一定の電圧を印加し、ローラを介して流れる電流値を
検出する。その検出された電流値とROMに記憶されて
いる環境を特定するためのV−I特性のデータを比較す
る事で、温湿度センサの温湿度検知装置を別途設置する
事なく、画像形成装置が置かれている環境を検知する事
が出来る。この検知された環境を基に、現像バイアス、
スリーブ周速、弾性ブレードの当接圧など、環境に適し
た現像条件に変化させ、良質な画像が得られる事が出来
る。これにより、NBR、ウレタンなどのイオン導電系
材料から構成された導電性ローラを用いることで、省ス
ペース化、コストダウンを行いながら、良質な画像が得
られることが可能である。
【0026】[実施形態2]第2の実施形態では実施形
態1で記した画像形成装置側で温度、湿度の環境情報や
その環境に適した現像条件を更新、もしくは保持する際
について説明する。これらの環境情報、現像条件を取り
込み、保持したい場合には、環境情報、現像条件を画像
形成装置内に保持する様に制御する。ユーザが設定状態
の保持を選択した場合は画像形成装置の電源を切つても
環境情報、現像条件は画像形成装置内に保持される。
【0027】そして画像形成装置の電源が投入された際
に、保持されている環境情報、現像条件があるか否かを
調べ、これらの情報、条件が保持されている場合にはこ
の保持されている環境情報、現像条件で制御する様に制
御する。なお、他の構成、制御は上述した実施形態と同
様であるため、詳細説明を省略する。なお、環境情報、
現像条件を保持しない場合には、電源断にリセツトさ
れ、電源投入時に環境情報、現像条件が更新される。し
かし、更新前と更新する環境情報、現像条件にかなりの
差がある場合はユーザに確認を行う。
【0028】以上の様に制御することにより、日々変化
する環境に対して、常時、高品質な画が得られる。ま
た、画像形成装置を使用する環境によらず、高品質な画
が得られる。このため、設計時に環境による不具合など
を考慮する必要がなく、工程数が減少すると共に、コス
トなどが削減され、設計上の自由度が大きくなる。
【0029】[第3実施形態]次に、実施形態1と2で
記述した画像形成装置において、環境情報に基づき変化
させる電子写真形成プロセスの内の現像条件を変化させ
て良好な画像を得る様にする本発明に係る第3実施形態
を説明する。第3実施形態においても基本構成は上述し
た第1実施形態の図1に示す構成と略同様である。しか
し第3実施形態においては、現像条件を制御して良好な
画像を制御していることより、現像器関連の構成をより
詳細に説明する。図3においては、上述した第1実施形
態の図1に示す構成における現像器5をより詳細に図示
している。
【0030】第3実施形態では、現像器5は1成分系磁
性ネガトナーによるジヤンピング現像方式を採用した場
合を例として説明する。現像器5内には、1成分系磁性
ネガトナー5Bが入っている。トナー5Bは、アルミ製
現像スリーブ5Aが図中矢印方向に回転するに従って搬
送され、感光ドラム1上に形成された静電潜像上に供給
される。
【0031】現像スリーブ5A内には、マグネツトが設
置されており、磁性トナーをスリーブ上に保持する役目
を担っている。また、5Cはウレタンゴム製のブレード
であり、現像スリーブ5Aに対して所定圧で当接されて
おり、スリーブ上トナー層の均一化及びトナーへの電荷
付与を行っている。現像スリーブ5Aと感光ドラム2
は、300(μm)程度のギヤツプを有して設置されて
おり、感光ドラム側機材は接地されており、現像スリー
ブ側にAC+DCの電位が重畳されるものとする。な
お、この時の感光ドラム部のダーク部電位Vは、−7
00(V)程度、ライト部電位Vは−100(V)程
度、現像バイアスのAC成分はVppが1600
(V)、周波数が1800(Hz)とする。
【0032】一般に、湿度が高くなるに従い、現像器内
におけるトナーへの電荷付与能力が低下し、それによっ
て画像濃度が低下するという現象が起こりうる。よつ
て、第3実施形態においては、NBR、ウレタンなどの
イオン導電系材料から構成された導電性ローラに、一定
の電圧を印加し、このローラを介して得られる電流値と
環境を特定するためのV−I特性から温湿度を算出し、
それに応じて、現像コントラストを挙げて、濃度の低下
を防ぐものである。
【0033】低湿と普通の状態(湿度値で70%未満)
の場合は補正を行わず、初期設定通りの現像コントラス
トで行う。高湿の場合には現像コントラストを50V引
き上げる設定に変えるようにする。
【0034】以上の制御による補正処理を含む第3実施
形態における現像コントラストの制御例を示す。V
感光ドラム1上のダーク部電位、Vdは現像スリーブ
に印加される現像バイアス値である。第3実施形態にお
いては、現像コントラストを変える手段として、感光ド
ラム2上のダーク部電位Vdを変えている。
【0035】以上説明した様に第3実施形態によれば、
NBR、ウレタンなどのイオン導電系材料から構成され
た導電性ローラに、一定の電圧を印加し、このローラを
介して得られる電流値と環境を特定するためのV−I特
性から温湿度を算出した環境情報に基づき変化させる電
子写真形成プロセスの内の現像コントラストを変化させ
て良好な画像を得ることができる。
【0036】[実施形態4]以上の説明は、現像コント
ラストを変化させて良好な画像を得ていた。しかし本発
明は以上の例に限定されるものではなく、現像条件とし
て現像スリーブ周速を変えることにより、最適画像を得
ることもできる。このように現像条件として現像スリー
ブ周速を変えることにより、最適画像を得る本発明に係
る第4実施形態を以下に説明する。
【0037】第4実施形態では、現像スリーブ5Aを感
光ドラム2に対して周速を変化させるために、現像スリ
ーブ5A専用の不図示の駆動手段が設けてあり、それは
通信手段を介して、モータ制御部とつながり制御が行わ
れる。
【0038】次に、第4実施形態の周速を変化させる制
御を説明する。湿度が低湿(30%未満)、あるいは普
通(30〜70%)の時は補正を行わず、ドラム周速に
対するスリーブ周速を100%のままで行う。一方、高
湿(70%以上)になった時にはスリーブ周速が150
%となる様に速くする。これにより、高湿環境下での濃
度低下が防止できる。これは、高湿になった時にトナー
の持つ電荷が小さくなり、現像性能が低下し、濃度低下
を起こすたに対するトナー供給量を上げて、濃度低下を
防止するため、スリーブ周速を速くする事により、ドラ
ム上の潜像に対するトナー供給量を上げて、濃度低下を
防止するためである。
【0039】以上説明した様に第4実施形態によれば、
現像条件として現像スリーブ周速を変えることにより、
最適画像を得ることができる。
【0040】[第5実施形態]現像条件の変化として、
NBR、ウレタンなどのイオン導電系材料から構成され
た導電性ローラに、一定の電圧を印加し、このローラを
介して得られる電流値と環境を特定するためのV−I特
性から温湿度情報にもとづいて、現像ブレードの押圧を
変える本発明に係る第5実施形態を以下に説明する。
【0041】第5実施形態においては、現像ブレード5
Cの現像スリーブへの押圧を変える手段5Dが設けてあ
り、現像スリーブへの押圧を変える手段5Dは例えばモ
ータによる駆動を利用するものとし、このモータは通信
手段を介して、モータ制御部により制御される。
【0042】図4は第5実施形態のブレード圧可変手段
を詳細に示した図である。同図において、現像ブレード
5Cはウレタンゴムから成るゴムブレードを用いてお
り、現像ブレード5Cはブレード取り付け板5Fに接着
等により固着されている。ブレード取り付け板5Fには
ギア列部が配設されており、ブレード取り付け板5Fは
ギア列部に螺合する小径ギアと、モータ駆動軸に固着さ
れたギア5Eと螺合する大径ギアとが配設されたギア軸
5Dを介して不図示のモータを回転させることにより、
上下動可能に構成されている。即ち、モータを回転制御
することにより、駆動軸に固着されたギア5Eも図4の
矢印の如くに回転する。すると、ギア軸5Dも図の矢印
の如くに回転する。この回転はブレード取り付け板5F
のギア列にも伝達され、ブレード取り付け板5Fのモー
タの回転に対応して上下動することになる。
【0043】一般に、湿度が高くなるとトナーの有する
電荷は低くなり、現像性能の低下を招く。逆に、湿度が
低くなるとトナーはチャージアップを起こし、これも現
像性能の低下を招く。よって低湿の時はブレード圧を低
くしてトナーへの電荷付与能力を下げ、チヤージアツプ
を防ぐ必要があり、高湿の時はブレード圧を高くしてト
ナーへの電荷付与能力を高める必要がある。このため、
本実施形態では、低湿(30%未満)の情報が与えられ
た場合にはブレード圧を下げて20(gf/cm)とし
て現像ブレードの押圧を制御する。
【0044】一方、普通環境(30〜70%)の情報が
与えられた場合は補正無しの通常設定圧の30(gf/
cm)で現像ブレードの押圧を制御する。また、高湿
(70%以上)の情報が与えられた場合にはブレード圧
を上げ、40(gf/cm)として現像ブレードの押圧
を制御する。
【0045】以上説明した様に第5実施形態によれば、
現像条件として、NBR、ウレタンなどのイオン導電系
材料から構成された導電性ローラに、一定の電圧を印加
し、このローラを介して得られる電流値と環境を特定す
るためのV−I特性から温湿度を算出した環境情報に基
づき現像スリーブへの押圧を変えることにより、周囲環
境等に影響されずに良好な画像を得ることができる。
【0046】[第6実施形態]現像条件の変化として、
ホストからの紙種情報をもとに現像コントラストを落と
し、画像部へのトナーののり量を抑えて、静電オフセッ
トを防止する本発明に係る第6実施形態を以下に説明す
る。具体的には、厚紙(100g/m以上)とOHP
の場合に、現像コントラストを落とし、画像部へのトナ
ーののり量を抑えて、静電オフセットを防止する点に特
徴がある。静電オフセットとは、未定着画像が定着器ニ
ップを通過する際に、紙のトナーに対する電気的保持力
が弱まつたり、あるいは定着ローラ側に静電気力により
トナーが引きつけられる状態になつた時に、定着ローラ
側にトナー像が転移してしまう現像のことである。
【0047】そしてこの現像は、画像部が有するトナー
量が多い程、また、温度が低いほど発生し易くなる傾向
がある。これは、定着性と相関があり、トナー量が多い
と画像上にのったトナー全域に熱が均一に伝わらず、そ
のうちの不完全溶融のフリーナトナーが定着ローラ側に
付着するようになり、また温度が低いと定着ローラや加
圧ローラが温まりにくいので、オフセットが発生しやす
くなる。
【0048】本発明に係る第6実施形態におけるNB
R、ウレタンなどのイオン導電系材料から構成された導
電性ローラに、一定の電圧を印加し、このローラを介し
て得られる電流値と環境を特定するためのV−I特性か
ら温湿度を算出した環境情報をもとに現像コントラスト
を落とし、画像部へのトナーののり量を抑えて、静電オ
フセットを防止する。L/L(15℃/10%)の場合
には、現像コントラストを下げて(例えば100V下げ
て)現像コントラストの制御を行い、画像部へのトナー
のり量を減らすようにする。
【0049】一方、これら以外の温度であった場合には
補正は行わずに通常の現像コントラストで制御を行う。
第6実施形態においては、現像コントラストを下げるた
めに、Vdを100Vシフトする。この程度のシフト
でオフセット防止としては十分な効果がある。
【0050】以上説明した様に第6実施形態によれば、
NBR、ウレタンなどのイオン導電系材料から構成され
た導電性ローラに、一定の電圧を印加し、このローラを
介して得られる電流値と環境を特定するためのV−I特
性から温湿度を算出した環境情報をもとに現像コントラ
ストを制御することにより、温度、湿度に影響されずに
良好な画像を得ることができる。
【0051】[第7実施形態]NBR、ウレタンなどの
イオン導電系材料から構成された導電性ローラに、一定
の電圧を印加し、このローラを介して得られる電流値と
環境を特定するためのV−I特性から温湿度を算出した
環境情報をもとに現像周波数を制御して良好な画像を得
る本発明に係る第7実施形態を以下に説明する。
【0052】第7実施形態においては、高温高湿(30
℃/80%)の場合には地カブリが、低温低湿(15℃
/10%)では反転かぶりが目立ち易いため現像周波数
を上げる操作を行い、その他の場合には補正を行わず、
初期設定のままとすることを特徴とする。
【0053】現像周波数を上げるに従いカブリが減少す
るのがわかっているが、周波数を上げ過ぎると、現像性
能が低下して画像濃度低下を招く。このため、実用上問
題無いレベルとしてベタ黒部濃度で1.3(マクベス濃
度計で測定)を確保するには、現像周波数の上限は20
00Hz程度とするのが望ましい。以上を勘案して第7
実施形態においては、高温高湿、低温低湿以外の場合に
は、現像周波数を初期設定周波数(1800Hzとす
る)のままとし、高温高湿、低温低湿の場合は、現像周
波数を上げ2000Hzとする。これにより、温度、湿
度に影響されずに、画質を損なうことなく、カブリを減
少させることができる。
【0054】以上、本発明を好適な実施形態例に基づい
て説明したが、NBR、ウレタンなどのイオン導電系材
料から構成された導電性ローラやこのローラを用いた温
湿度検知手段も本発明の範囲に含まれる。また、本発明
の導電性ローラやこのローラを用いた温湿度検知手段、
導電性ローラを備えた画像形成装置及び画像形成方法
は、上記実施形態例にのみ限定されるものではなく、上
記実施形態例から種々の修正及び変更を施した画像形成
装置及び画像形成方法も、本発明の範囲に含まれる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、従来か
ら用いられてきたATVC制御とは異なり、個々の抵抗
値のばらつきに対してや、環境によるローラの抵抗値の
変化に対して、最適な転写条件に設定するだけではな
く、NBR、ウレタンなどのイオン導電系材料から構成
された導電性ローラを用いる事で、画像形成装置が設置
されている環境を検知し、現像条件をも設定し、環境を
問わず、より良質な画像を得る事が出来る。つまり、本
発明によると、別途温湿度センサを設置することなく画
像形成装置が置かれている環境を検知することができ、
省スペース化、コストダウンを行いながら、高画質な画
が得られることが可能である。また、温湿度センサ等が
不要となり、かつ実際作像が行われる像担持体周りの温
湿度を検出する事が可能である。また温湿度センサの最
適な設置場所を検討し、その上で使用環境に最適な転写
条件を見出す等の必要がない。このため、設計時の工程
数が減少すると共に、コストなどが削減され、設計上の
自由度が大きくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の実施の形態を示す
概略側面図である。
【図2】本発明の実施形態の環境差によるV−I特性を
示す図である。
【図3】本発明に係わる第3実施形態の画像形成装置の
構成を示す図である。
【図4】本発明に係わる第5実施形態における要部の詳
細構成を示す。
【符号の説明】
1 感光体 2 転写ローラ 3 帯電ローラ 4 転写部 5 現像部 5A 現像スリーブ 5B 1成分系磁性ネガトナー 5C ブレード 5D 現像スリーブへの押圧を変える手段 5E モータ駆動軸 5F ブレード取り付け板 6 露光装置 7 CPU P 転写材
フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA01 DA11 DA14 DE04 DE07 EA04 EA05 EC06 EF01 2H073 BA04 BA13 BA33 2H077 AD02 AD06 AD13 AD17 DA18 DA31 DA57 DA82 DB08 DB25 EA13 EA16 2H200 FA01 GA23 GA44 GA54 GA57 HA02 HA28 HB12 HB22 HB45 HB46 JA02 JA25 JA26 JA29 JA30 MA03 MA13 MA20 MB01 PA03 PB05 PB27 PB28

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体と転写ローラとの間でニップ部
    を形成し、この像担持体とこの転写ローラ間に所定の電
    圧を印加し、このニップ部で前記像担持体上の像を転写
    材に転写する画像形成装置において、イオン導電系材料
    から構成された導電性ローラを使用する事で、このロー
    ラに一定の電圧を印加し、このローラを介して得られる
    電流値を検出し、その画像形成装置が置かれている温湿
    度を算出する事を特徴する導電性ローラ。
  2. 【請求項2】 像担持体と転写ローラとの間でニップ部
    を形成し、この像担持体とこの転写ローラ間に所定の電
    圧を印加し、このニップ部で前記像担持体上の像を転写
    材に転写する画像形成装置において、イオン導電系材料
    から構成された導電性ローラに、一定の電圧を印加し、
    このローラを介して得られる電流値を検出し、その画像
    形成装置が置かれている温湿度を算出する事を特徴とす
    る温湿度検知手段。
  3. 【請求項3】 像担持体と転写ローラとの間でニップ部
    を形成し、この像担持体とこの転写ローラ間に所定の電
    圧を印加し、このニップ部で前記像担持体上の像を転写
    材に転写する画像形成装置において、イオン導電系材料
    から構成された導電性ローラに一定の電圧を印加し、こ
    のローラを介して得られる電流値を検出し、その画像形
    成装置が置かれている温湿度を算出する事を特徴とする
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の画像形成装置において、
    温度や湿度の環境情報が電源投入時に更新され、装置電
    源断までは装置内に保持されることを特徴とする画像形
    成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3の画像形成装置において、
    温度や湿度の環境情報が電源投入時に更新される際、更
    新前後でその環境情報にかなりの差がある場合はユーザ
    に確認を促すことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 像担持体と転写ローラとの間でニップ部
    を形成し、この像担持体とこの転写ローラ間に所定の電
    圧を印加し、このニップ部で前記像担持体上の像を転写
    材に転写する画像形成装置において、イオン導電系材料
    から構成された導電性ローラに一定の電圧を印加し、こ
    のローラを介して得られる電流値を検出し、その画像形
    成装置が置かれている温湿度を算出し、それに応じて現
    像プロセス条件を変化させることを特徴とする画像形成
    装置。
  7. 【請求項7】 前記現像プロセス条件の変化は、現像バ
    イアスを変化させるものであることを特徴とする請求項
    1〜6の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記現像プロセス条件の変化は、現像バ
    イアスの交流成分の電圧を変化させるものであることを
    特徴とする請求項1〜6の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記現像プロセス条件の変化は、現像バ
    イアスの交流成分の周波数を変化させるものであること
    を特徴とする請求項1〜6の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記現像プロセス条件の変化は、現像
    バイアスの直流成分の電圧を変化させるものであること
    を特徴とする請求項1〜6の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記現像プロセス条件の変化は、現像
    スリーブ周速を変化させるものであることを特徴とする
    請求項1〜6の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記現像プロセス条件の変化は、弾性
    ブレードの当接圧を変化させるものであることを特徴と
    する請求項1〜6の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 請求項7〜12の画像形成装置におい
    て、温度や湿度の環境情報または、現像条件の情報が電
    源投入時に更新され、装置電源断までは装置内に保持さ
    れることを特徴とする画像形成装置。
  14. 【請求項14】 請求項7〜12の画像形成装置におい
    て、温度や湿度の環境情報または、現像条件の情報が電
    源投入時に更新される際、更新前後でその環境情報、現
    像条件にかなりの差がある場合はユーザに確認を促すこ
    とを特徴とする画像形成装置。
JP2001381468A 2001-12-14 2001-12-14 画像形成装置に用いられる導電性ローラ及び画像形成装置の温湿度検出方法及び画像形成装置 Withdrawn JP2003186317A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008039832A (ja) * 2006-08-01 2008-02-21 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置、および画像形成装置の制御方法
JP2009115842A (ja) * 2007-11-01 2009-05-28 Canon Inc 画像形成装置
JP2013054112A (ja) * 2011-09-01 2013-03-21 Canon Inc 画像形成装置

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JP2009115842A (ja) * 2007-11-01 2009-05-28 Canon Inc 画像形成装置
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