JP2003182090A - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

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JP2003182090A
JP2003182090A JP2001384671A JP2001384671A JP2003182090A JP 2003182090 A JP2003182090 A JP 2003182090A JP 2001384671 A JP2001384671 A JP 2001384671A JP 2001384671 A JP2001384671 A JP 2001384671A JP 2003182090 A JP2003182090 A JP 2003182090A
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堤  敬
Toshiyuki Kobayashi
敏行 小林
Tetsushi Aoki
哲志 青木
Osamu Murata
修 村田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ごみ等が吸収体に残ることを抑制し、安定し
た吐出を可能とするインクジェットプリンタを提供す
る。 【解決手段】 このインクジェットプリンタは、インク
の吐出口を有するノズル面を備えた記録ヘッドと、イン
クを吸引する吸引手段と、該吸引手段が吐出口からイン
クを吸引する際に、ノズル面を覆うキャップ部材とを備
えている。キャップ部材は、吸引手段の吸引力によって
吐出口からインクを吸引して排出する排出口と、排出口
を覆う吸収体とを有している。そして、吸引手段には、
吐出口からインクを吸引した際に、キャップ部材に貯ま
ったインクを吸収体の表面よりも上で吸い込む吸込口が
接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録ヘッドの吐出
口からインクを吸引して、吐出状態の回復を行うインク
ジェットプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタにおいては、イ
ンクを記録媒体に吐出する吐出口が、記録ヘッドの一面
(ノズル面)に備えられている。この記録ヘッドには、
インクの粘度の増大、インクの固着による吐出口の目詰
まり、あるいは吐出口に通じる液路内に発生した気泡や
ごみ等による目詰まりを回復するために、記録ヘッドの
ノズル面をキャップ部材で覆い、該キャップ部材を介し
て吸引ポンプで吸引することにより、流路内に残留して
いる気泡をインクとともに吐出口から吸引したり、ノズ
ル面に付着したごみ等を除去したりしている。
【0003】一般的に、キャップ部材には、インクを吸
収する吸収体が設けられており、吸引ポンプによって吸
引されるインクは、吸収体を介して廃インクタンクへと
排出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、インク
が吸収体を通過する際には、該インクは吸収体によって
濾過されることになり、インクに含有していたごみ等
は、吸収体表面に残留してしまう。このため、再び吸引
を行うと、吸収体に残留したごみ等が、吸引キャップ内
に貯まったインクに混ざってしまって、記録ヘッドの吐
出口やノズル面に付着してしまい、結局安定した吐出が
困難となる場合があった。
【0005】本発明の課題は、ごみ等が吸収体に残るこ
とを抑制し、安定した吐出を可能とするインクジェット
プリンタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
インクの吐出口を有するノズル面を備えた記録ヘッド
と、インクを吸引する吸引手段と、該吸引手段が前記吐
出口からインクを吸引する際に、前記ノズル面を覆うキ
ャップ部材とを備え、前記キャップ部材は、前記吸引手
段の吸引力によって前記吐出口からインクを吸引して排
出する排出口と、前記排出口を覆う吸収体とを有し、前
記吸引手段には、前記吐出口からインクを吸引した際
に、前記キャップ部材に貯まったインクを前記吸収体の
表面よりも上で吸い込む吸込口が接続されていることを
特徴としている。
【0007】請求項1記載の発明によれば、吸引手段に
は、吐出口からインクを吸引した際に、キャップ部材に
貯まったインクを吸収体の表面よりも上で吸い込む吸込
口が接続されているので、吸収体を介さずとも、前記貯
まったインクを吸引することができる。このため、吐出
口から吸引されたごみ等は、吸込口から排出されること
なり、吸収体表面に残留することを抑制することができ
る。したがって、吸引を再び行っても、ノズル面や吐出
口内にごみ等が付着することを防止でき、安定した吐出
が可能となる。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載のイ
ンクジェットプリンタにおいて、前記吸引手段は、前記
キャップ部材に貯まったインクを吸引して排出した後
に、前記キャップ部材内に所定量のインクが残るよう
に、前記貯まったインクを吸引することを特徴としてい
る。
【0009】請求項2記載の発明によれば、吸引手段
が、キャップ部材に貯まったインクを吸引し排出した後
であっても、キャップ部材内に所定量のインクが残るよ
うに、前記貯まったインクを吸引しているので、吸引後
にキャップ部材がノズル面を覆った状態であっても、印
刷動作をしない間、記録ヘッドの吐出口をキャップ部材
で覆って、この吐出口のインクの乾燥を防ぐ場合に、吐
出口の保湿状態を保つことができる。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載のインクジェットプリンタにおいて、前記ノズル面
を摺擦するブレードと、前記記録ヘッドおよび前記吸込
口に対して相対的に、前記ブレードおよび前記キャップ
部材を連動して移動させる駆動手段とを備え、前記吸込
口は、前記キャップ部材によって前記吐出口が覆われた
際に、前記ブレードとともに前記記録ヘッドを挟むよう
に配置され、前記駆動手段は、前記キャップ部材によっ
て前記吐出口が覆われた状態で、前記吐出口からインク
が吸引された後に、前記ブレードが前記ノズル面を摺擦
するように、前記ブレードおよび前記キャップ部材を移
動させるとともに、摺擦後に、前記キャップ部材と前記
吸込口とが対向した状態で、前記吸込口によって前記キ
ャップ部材に貯まったインクが吸引されるように、前記
ブレードおよび前記キャップ部材を移動させることを特
徴としている。
【0011】請求項3記載の発明によれば、キャップ部
材によって吐出口が覆われた状態で、吐出口からインク
が吸引された後に、ブレードがノズル面を摺擦するよう
に、駆動手段がブレードおよびキャップ部材を移動させ
るとともに、摺擦後に、キャップ部材および吸込口が対
向した状態で吸込口によってキャップ部材に貯まったイ
ンクが吸引されるように、駆動手段がブレードおよびキ
ャップ部材を移動させるので、キャップ部材が吐出口を
覆った状態から吸込口と対向した状態まで移動する間
に、ノズル面をブレードで摺擦することができる。つま
り、インクを吸引する間にノズル面の摺擦を行うことが
でき、メンテナンスにかかる時間を短縮することができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図1〜図5の図面を参照しながら説明する。
【0013】本実施の形態で例示されるインクジェット
プリンタ1は、記録媒体にインクを吐出し印刷を行うも
のであり、その印刷を行う部分の主要構成は、図1に示
すように、シート状の記録媒体2(例えば、紙など)を
印刷時に前方へ搬送させる搬送手段(図示省略)と、前
記記録媒体2にインクを吐出する記録ヘッド3と、複数
色毎の記録ヘッド3を搭載するキャリッジ4と、前記記
録ヘッド3の吐出状態をメンテナンスするメンテナンス
ユニット5と、印刷時あるいはメンテナンス時などにキ
ャリッジ4を水平方向(矢印A)に沿って案内するガイ
ドレール6と、前記キャリッジ4の待機所となるホーム
ポジション7と、メンテナンスユニット5を駆動させる
駆動部(駆動手段:図2)17と、これら各部の制御を
行う制御部40(図5)とを備えている。
【0014】搬送手段は、印刷時において、キャリッジ
4の動作にタイミングを合わせて、記録媒体2を印刷領
域C上で搬送し、印刷の終了に応じて、記録媒体2は、
印刷領域Cから下方(矢印B)に向かって搬送される。
【0015】記録ヘッド3には、図2に示すように、イ
ンクを吐出するインクノズルの吐出口が、記録媒体2に
対向する面(ノズル面12)に複数設けられている。こ
の記録ヘッド3は、インクジェットプリンタ1で使用さ
れるインクのインク色(イエロー、ライトイエロー、マ
ゼンダ、ライトマゼンダ、シアン、ライトシアン、ブラ
ック、ライトブラック)に応じて、複数個設けられてい
る。そして、記録ヘッド3がキャリッジ4によってメン
テナンスユニット5と対向する位置にまで移動させられ
たときの記録ヘッド3の後方(図では左)には、メンテ
ナンスユニット5に残るインクを吸引するためのインク
吸引部10が設けられている。このインク吸引部10に
は、メンテナンスユニット5に設けられる吸引キャップ
9を覆うキャップカバー部11と、キャップカバー部1
1を貫通する貫通孔13と、キャップカバー部11およ
び記録ヘッド3の間で立設するクリーナー部14とを備
えている。
【0016】メンテナンスユニット5は、記録ヘッド3
のノズル面12を密閉し、吐出口を覆った状態で、吐出
口からインクを吸引する吸引キャップ(キャップ部材)
9と、該吸引キャップ9によるインクの吸引が行われた
後に、ノズル面12を摺擦しノズル面12に残るインク
を拭き取るブレード15と、記録ヘッド3の吐出口から
空吐出されたインクを受けるインク受け部16とを、上
面(記録ヘッド3の吐出口と対向する面)に、一体的に
備えている。そして、このメンテナンスユニット5に
は、駆動部17により水平方向に移動させられるための
ラック18が設けられている。
【0017】吸引キャップ9は、メンテナンスユニット
5の後部分(図では左側)に位置している。この吸引キ
ャップ9には、記録ヘッド3の吐出口からインクを吸引
し排出する排出口9aと、吸引キャップ9内部に大気を
連通させるための大気連通口9bと、排出口9aおよび
大気連通口9bを覆い、インクを吸収する吸収体19と
を備えている。
【0018】排出口9aは吸引キャップ9の底部に設け
られており、この排出口9aには、インクを吸引する吸
引ポンプ(吸引手段)20が、インク流路21を介して
接続されている。この吸引ポンプ20には、吸引キャッ
プ9がキャップカバー部11により覆われた際に、吸引
キャップ9内に貯まるインクを吸い込む吸込管20aが
設けられており、この吸込管20aは、インク吸引部1
0の貫通孔13に挿通されて、キャップカバー部11か
ら下方に向かって突出している。そして、この吸引ポン
プ20によって吸引されたインクは、廃インクタンクへ
と排出される。つまり、排出口9aは、吸引キャップ9
の吸引力によって、記録ヘッド3の吐出口からインクを
吸引して排出する。大気連通口9bは吸引キャップ9の
底部に設けられており、この大気連通口9bには、大気
を連通する大気連通弁22が、大気流路23を介して接
続されている。
【0019】インク受け部16は、メンテナンスユニッ
ト5の前部分(図では右側)に位置している。このイン
ク受け部16には、貯まったインクを廃インクタンクま
で流す廃インク流路16a(図3)が設けられている。
【0020】ブレード15は、図2に示すように、弾性
体で形成され、記録ヘッド3の吐出口からインクを吸引
した後に、ノズル面12および吐出口に残留するインク
を拭き取るものであり、吸引キャップ9とインク受け部
16の間で、メンテナンスユニット5が移動する際に、
記録ヘッド3のノズル面12を摺擦できるように立設し
ている。このように、ブレード15は、記録ヘッド3が
吸引キャップ9によって覆われた際に、吸込管20aの
吸込口20bとともに記録ヘッド3を挟むように配置さ
れている。このブレード15は、メンテナンスユニット
5が移動する際に、摺擦後のブレード15の経路に配置
されるクリーナー部14によって、摺擦後にクリーニン
グされる。つまり、このクリーナー部14は、摺擦後の
メンテナンスユニット5の移動に関連して、ブレード1
5と接触し、ブレード15に付着するインクを除去す
る。
【0021】駆動部17は、上にメンテナンスユニット
5を配置しており、このメンテナンスユニット5を記録
ヘッド3およびキャップカバー部11に対して相対的に
移動させるものである。この駆動部17には、メンテナ
ンスユニット5を水平方向に移動させる第一駆動機構2
4と、上下方向に移動させる第二駆動機構25と、これ
らを収納するケーシング17Aとが備えられている。
【0022】第一駆動機構24は、メンテナンスユニッ
ト5のラック18と噛み合って、該メンテナンスユニッ
ト5を水平方向に移動させる第一歯車26と、該第一歯
車26に噛み合って回転させる第二歯車27と、該第二
歯車27を回転させる歯車駆動部28(例えばモータな
ど:図5)とから構成されている。
【0023】第二駆動機構25は、上下方向に伸縮しそ
の伸縮によりメンテナンスユニット5を上下方向に移動
させるリフト部29と、該リフト部29に連結され、リ
フト部29を伸縮させる連結部30と、該連結部30を
駆動させる側面視略楕円形状のカム31と、該カム31
を回転させるカム駆動部32(例えばモータなど:図
5)とから構成されている。
【0024】リフト部29は、上下動する際に、メンテ
ナンスユニット5を支持する二つの支持部材29a、2
9bから構成されており、この二つの支持部材29a、
29bを、互いの中央で交わらせて、両者が回動できる
ように、その交わった部分を軸支している。
【0025】連結部30には、側面を湾曲するように突
出した湾曲部30aが設けられており、この湾曲部30
aの側面とカム31とが接触するように配置されてい
る。そして、この連結部の一端側は、リフト部29の支
持部材29a、29bが軸支された部分に固定されてい
る。
【0026】ケーシング17Aの上部には、上下方向に
沿って形成された溝状の案内部33が設けられるととも
に、該案内部33の前方(図では右側)には、前方に向
かって下に傾斜する溝状の案内部34が、案内部33と
ほぼ同じ高さに設けられている。ケーシング17Aの下
部には、孔部35と、該孔部35の前方で該孔部35と
ほぼ同じ高さに水平方向に沿って形成された溝状の案内
部36とが設けられている。また、ケーシング17Aの
中程には、前方(図では右側)に向かって下に傾斜する
溝状の案内部37が設けられている。そして、このケー
シング17Aの案内部37は、リフト部29の支持部材
29a、29bが軸支された部分を案内できるように保
持している。そして、リフト部29の支持部材29a
は、その一端部を孔部35に軸支されているとともに、
他端部をメンテナンスユニット5の案内部34に案内可
能に保持されている。一方、リフト部29の支持部材2
9bは、その一端部をケーシング17Aの案内部36に
案内可能に保持されているとともに、他端部をメンテナ
ンスユニット5の案内部33に案内可能に保持されてい
る。
【0027】以下に、メンテナンスユニット5の移動時
における駆動部17の各部の動作について説明する。
【0028】メンテナンスユニット5が水平方向に沿っ
て移動する場合、この移動は第一駆動機構24によって
行われている。
【0029】第一駆動機構24の歯車駆動部28が、第
二歯車27を時計回りで回転させると、第二歯車27は
第一歯車26を反時計まわりで回転させる。第一歯車2
6は、この回転運動を、メンテナンスユニット5のラッ
ク18に水平運動として伝達し、メンテナンスユニット
5を後方(図では左側)に向けて移動させる。一方、歯
車駆動部28が、第二歯車27を反時計回りで回転させ
ると、第二歯車27は、第一歯車26を時計まわりで回
転させる。第一歯車26は、この回転運動を、メンテナ
ンスユニット5のラック18に水平運動として伝達し、
メンテナンスユニット5を前方(図では右側)に向けて
移動させる。
【0030】メンテナンスユニット5が上下方向に沿っ
て移動する場合、この移動は第二駆動機構25によって
行われている。
【0031】メンテナンスユニット5が、低い位置にあ
る場合には、カム31の短軸側と連結部30の湾曲部3
0aの側面とが接触した状態である。このとき、連結部
30は、最も前方に位置しているので、リフト部29の
支持部材29a、29bが軸支された部分を、案内部3
7の前端部で保持している。つまり、リフト部29は、
最も上下方向に収縮した状態(支持部材29aの上端部
の位置が案内部34の下端部、支持部材29bの上端部
の位置が案内部33の下端部、支持部材29bの下端部
の位置が案内部36の前端部:図2では、実線で表示)
となっている。
【0032】この状態で、カム31がカム駆動部32に
よって回動させられて、湾曲部30aの側面と接触する
部分が徐々にカム31の長軸側に向かっていくと、連結
部30は、徐々に後方向かって押されることとなる。こ
の動作に基づいて、連結部30は、リフト部29の支持
部材29a、29bが軸支された部分を、案内部37の
後端側に移動させることとなる。この移動の際に、リフ
ト部29の支持部材29aは、下端部を中心に回動し、
上端部が案内部34の上端側へ移動する。一方、支持部
材29bは、下端部が案内部36の後端側へと移動する
とともに、上端部が案内部33の上端側へと移動する。
すなわち、リフト部29は、カム31の回動に伴って徐
々に上下方向に伸長し、メンテナンスユニット5を上方
へと移動させる。
【0033】そして、カム31の長軸側と連結部30の
湾曲部30aの側面とが接触した状態となると、連結部
30は、最も後方に位置し、リフト部29の支持部材2
9a、29bが軸支された部分を、案内部37の後端部
で保持している。つまり、リフト部29は、最も上下方
向に伸長した状態(支持部材29aの上端部の位置が案
内部34の上端部、支持部材29bの上端部の位置が案
内部33の上端部、支持部材29bの下端部の位置が案
内部36の後端部:図2では、波線で表示)となってお
り、メンテナンスユニット5を最も高い位置にまで移動
させている。
【0034】この状態から、さらにカム31がカム駆動
部32によって回動させられると、湾曲部30aの側面
と接触する部分が徐々にカム31の短軸側に向かってい
き、連結部30は、徐々に前方に戻っていく。この動作
に基づいて、連結部30は、リフト部29の支持部材2
9a、29bが軸支された部分を、案内部37の前端側
に移動させることとなる。この移動の際に、リフト部2
9の支持部材29aは、下端部を中心に回動し、上端部
が案内部34の下端側へ移動する。一方、支持部材29
bは、下端部が案内部36の前端側へと移動するととも
に、上端部が案内部33の下端側へと移動し、リフト部
29は、伸縮する。そして、湾曲部30aの側面とカム
31の短軸側とが接触した状態となると、メンテナンス
ユニット5が最初の状態に戻ることとなる。
【0035】ホームポジション7には、図1に示すよう
に、吐出口を保湿する保湿キャップ8が、記録ヘッド3
と同数設けられており、キャリッジ4の待機中において
は、記録ヘッド3の吐出口を覆って保湿している。
【0036】制御部40は、図5に示すように、インタ
ーフェイス41、ROM(Read Only Memory)42、R
AM(Random Access Memory)43、CPU(Central
Processing Unit)44等から構成され、ROM42中
に書き込まれている制御プログラムや制御データに従い
インターフェイス41に接続された各種機器を制御する
ようになっている。
【0037】インターフェイス41には、記録ヘッド3
と、キャリッジ4と、吸引ポンプ20と、大気連通弁2
2と、カム駆動部32と、歯車駆動部28などが電気的
に接続されている。
【0038】ROM42には、インクジェットプリンタ
の各部の動作に関する各種制御プログラムや制御データ
などが書き込まれている。
【0039】RAM43は、電力が供給されている間だ
け入力されたデータを複数記憶可能であり、各種データ
の記憶領域とCPU44による作業領域などが備えられ
ている。
【0040】CPU44は、ROM42に格納されてい
る各種プログラムの中から指定されたプログラムを、R
AM43内の作業領域に展開し、各センサーからの入力
信号に応じて、プログラムに従った各種処理を実行す
る。
【0041】この制御部40は、インクジェットプリン
タ1の動作全体を制御するものであるが、ここでは、記
録ヘッド3の吐出状態の回復時に行われる制御手順につ
いて説明する。
【0042】吸引を行うタイミングとなると、制御部4
0は、記録ヘッド3のノズル面12と吸引キャップ9と
が対向する位置にまで、キャリッジ4を移動させる。そ
して、制御部40は、図3(a)に示すように、吸引キ
ャップ9が吐出口を覆ってノズル面12と密閉するよう
に、カム駆動部32を動作させてリフト部29を上下方
向に伸長させ、ラック18を上方(矢印D)へと移動さ
せる。吸引キャップ9が吐出口を覆ってノズル面12と
密閉したら、制御部40は、記録ヘッド3の吐出口から
インクを吸引するように、吸引ポンプ20を動作させ
る。
【0043】吐出口からの吸引が終了すると、制御部4
0は、大気連通弁22を開いて、吸引キャップ9とノズ
ル面12とにより形成される空間内部に大気を連通させ
て、前記空間内部の圧力状態を大気圧に近い状態まで戻
す。その後、制御部40は、図3(b)に示すように、
吸引キャップ9がノズル面12から離間するように、カ
ム駆動部32を動作させて、リフト部29を上下方向に
収縮させ、ラック18を下方(矢印E)へと移動させ
る。ここで、インクを吐出口から吸引した後であって
も、吸引中に吸引されたインクは、吸引ポンプ20を介
して廃インクタンクへ排出されるものの、廃インクタン
クへ排出されるインク量よりも吸引されたインク量の方
が多いため、吸引キャップ9内には、ある程度インクが
貯まった状態となっている。
【0044】吸引キャップ9の離間が完了すると、制御
部40は、歯車駆動部28を動作させて、ラック18を
後方(矢印F)に移動させる。この移動時においては、
ブレード15は、記録ヘッド3のノズル面12を摺擦し
ながら通過し、ノズル面12に残るインクを拭き取る。
そしてブレード15は、ノズル面12を通過した後にク
リーナー部14を通過する。この通過に際して、ブレー
ド15は、クリーナー部14と接触しクリーニングされ
る。
【0045】記録ヘッド3のノズル面12とインク受け
部16とが対向し、かつ吸引キャップ9とキャップカバ
ー部11とが対向、つまり吸引キャップ9と吸込口20
bとが対向した状態となると、制御部40は、図3
(c)に示すように、歯車駆動部28を停止させ、ラッ
ク18の後方に対する移動を停止させるとともに、カム
駆動部32を動作させてリフト部29を上下方向に伸長
させ、ラック18を上方(矢印G)へと移動させる。
【0046】そして、制御部40は、記録ヘッド3の吐
出口からインク受け部16に向けてインクを空吐出させ
て、吐出口の吐出状態を復帰させる。
【0047】また、図4に示すように、吸引キャップ9
がキャップカバー部11に覆われて密閉し、吸込管20
aの吸込口20bが、吸引キャップ9内で貯まるインク
Iに沈んだ状態になると、制御部40は、吸引キャップ
9内に貯まるインクIを吸込管20aから吸引するよう
に、吸引ポンプ20を動作させる。この吸引ポンプ20
の動作に基づいて、吸引キャップ9内に貯まったインク
IおよびインクIの不純物H(例えば、気泡やごみな
ど)は、吸込管20aの吸込口20bから吸い込まれ
る。このとき、吸込管20aの吸込口20bは、吸引キ
ャップ9内の吸収体19の表面よりも上で、吸収体19
の表面から所定間隔離れるように、インク吸引部10の
貫通孔13に接続されているので、吸引ポンプ20が吸
引キャップ9内に貯まるインクIを吸引した後であって
も、吸込管20aの吸込口20bよりも下には、インク
が残ることとなる。
【0048】吸引キャップ9内に貯まるインクIの吸引
および空吐出が完了すると、制御部40は、カム駆動部
32および歯車駆動部28を動作させて、ラック18を
所定の位置に戻し、印刷可能な状態に復帰させる。
【0049】以上のように、この実施の形態のインクジ
ェットプリンタによれば、吸引ポンプ20には、吸引キ
ャップ9に貯まったインクIを吸引する際に、前記貯ま
ったインクIを吸い込む吸込口20bが、吸収体19の
表面よりも上となるように設けられているので、吸収体
19を介さずとも、前記貯まったインクIを吸引するこ
とができる。このため、吐出口から吸引された不純物は
吸込口20bから排出されることなり、この不純物が吸
収体19表面に残留することを抑制することができる。
したがって、吸引を再び行っても、ノズル面12や吐出
口内にごみ等が付着することを防止でき、安定した吐出
が可能となる。
【0050】また、吸引ポンプ20が、吸引キャップ9
に貯まったインクIを吸引した後であっても、吸引キャ
ップ9内にインクが残るように、前記貯まったインクI
を吸引しているので、吸引後に吸引キャップ9がノズル
面12を覆った状態であっても、吐出口の保湿状態を保
つことができる。このため、吸引キャップ9が保湿キャ
ップ8の機能を兼ね備えることも可能である。
【0051】さらに、吸引キャップ9によって吐出口が
覆われた状態で、吐出口からインクが吸引された後に、
ブレード15がノズル面12を摺擦するように、駆動部
17がブレード15および吸引キャップ9を移動させる
とともに、摺擦後に、吸引キャップ9と吸込口20bと
が対向した状態で、吸込口20bによって吸引キャップ
9に貯まったインクIが吸引されるように、駆動部17
がブレード15および吸引キャップ9を移動させるの
で、吸引キャップ9が吐出口を覆った状態から吸込口2
0bと対向した状態まで移動する間に、ノズル面12を
ブレード15で摺擦することができる。つまり、インク
を吸引する間にノズル面12の摺擦を行うことができ、
メンテナンスにかかる時間を短縮することができる。
【0052】なお、本発明は上記実施の形態に限らず適
宜変更可能であるのは勿論である。例えば、本実施の形
態では、吸引キャップ9よりも上にある部材(キャップ
カバー部11)から吸込管20aを下方に向けて突出さ
せることで、吸込管20aの吸込口20bを吸収体19
の表面よりも上に配置しているが、吸収体19の表面よ
りも吸込管20aの吸込口20bが上となるのであれば
如何なる構成でもよく、これ以外にも、例えば、吸込管
を、吸込口20bが吸収体の表面よりもも上となるよう
に吸引キャップに設ける構成があげられる。具体的に
は、吸収体の表面よりも上となる部分から、吸込管を吸
引キャップ内部に向けて突出させたり、吸引キャップの
底部から吸収体を貫通するように吸込管を吸引キャップ
内部に向けて突出させたりする構成があげられる。ま
た、インク流路が吸込管を兼ねる構成であっても良い。
具体的には、インク流路を吸収体から貫通させて、吸収
体の表面よりも上にインク流路の吸込口20bを配置さ
せればよい。
【0053】また、本実施の形態では、吸引キャップ9
内に貯まるインクIの吸引時に、吸込管20aの吸込口
20bが、吸収体19の表面から所定間隔離れるような
構成であることで、吸引後であっても吸引キャップ9内
に所定量のインクが残るように設定されているが、吸引
キャップ9内にインクが所定量残るのであれば如何なる
構成でもよく、これ以外にも、例えば、吸引キャップ内
にインクが所定量残るように、吸引ポンプの吸引時間や
吸引量などが設定されている構成があげられる。また、
このように、吸引後に吸引キャップ9内にインクが所定
量残るように設定されていることから、吸引キャップ9
を保湿キャップとして使用することも可能である。そし
て、キャリッジに搭載される記録ヘッドの個数に対応さ
せて吸引キャップを設けておけば、吸引キャップをホー
ムポジションとしても使用することも可能である。ま
た、本実施の形態では、駆動部17に、二つの機構(第
一駆動機構24、第二駆動機構25)を設け、メンテナ
ンスユニット5の水平方向の移動と、上下方向の移動と
を、それぞれ別個の機構により動作させる構成を例示し
ているが、一つの機構により、水平方向と上下方向の移
動を動作させる構成であってもよいし、さらに多くの機
構によりメンテナンスユニット5を移動させる構成であ
ってもよい。
【0054】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、吸収体を
介さずとも、キャップ部材内に貯まったインクを吸引す
ることができる。このため、吐出口から吸引されたごみ
等は、吸込口から排出されることなり、吸収体表面に残
留することを抑制することができる。したがって、吸引
を再び行っても、ノズル面や吐出口内にごみ等が付着す
ることを防止でき、安定した吐出が可能となる。請求項
2記載の発明によれば、吸引後にキャップ部材がノズル
面を覆った状態であっても、印刷動作をしない間、記録
ヘッドの吐出口をキャップ部材で覆って、この吐出口の
インクの乾燥を防ぐ場合に、吐出口の保湿状態を保つこ
とができる。請求項3記載の発明によれば、キャップ部
材が吐出口を覆った状態から吸込口と対向した状態まで
移動する間に、ノズル面をブレードで摺擦することがで
きる。つまり、インクを吸引する間にノズル面の摺擦を
行うことができ、メンテナンスにかかる時間を短縮する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した実施の形態のインクジェット
プリンタの主要部を表す斜視図である。
【図2】図1のインクジェットプリンタに備わる記録ヘ
ッドとメンテナンスユニットを表した側断面図である。
【図3】図2のメンテナンスユニットの動作を説明する
説明図である。
【図4】図3(c)における吸引キャップとキャップカ
バー部の状態を説明する説明図である。
【図5】図1のインクジェットプリンタに備わる制御部
の主要制御ブロック図である。
【符号の説明】
1 インクジェットプリンタ 3 記録ヘッド 9 吸引キャップ(キャップ部材) 9a 排出口 12 ノズル面 19 吸収体 15 ブレード 17 駆動部(駆動手段) 20 吸引ポンプ(吸引手段) 20b 吸込口
フロントページの続き (72)発明者 小林 敏行 東京都青梅市長渕2丁目538番地3号 (72)発明者 青木 哲志 東京都日野市さくら町1番地 コニカ株式 会社内 (72)発明者 村田 修 東京都日野市さくら町1番地 コニカ株式 会社内 Fターム(参考) 2C056 EA14 EA16 EC22 EC23 JA03 JA05 JA13 JA16 JA17 JA25 JB04 JB09 JC13 JC20 JC25

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インクの吐出口を有するノズル面を備えた
    記録ヘッドと、 インクを吸引する吸引手段と、 該吸引手段が前記吐出口からインクを吸引する際に、前
    記ノズル面を覆うキャップ部材とを備え、 前記キャップ部材は、 前記吸引手段の吸引力によって前記吐出口からインクを
    吸引して排出する排出口と、前記排出口を覆う吸収体と
    を有し、 前記吸引手段には、前記吐出口からインクを吸引した際
    に、前記キャップ部材に貯まったインクを前記吸収体の
    表面よりも上で吸い込む吸込口が接続されていることを
    特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 【請求項2】請求項1記載のインクジェットプリンタに
    おいて、 前記吸引手段は、前記キャップ部材に貯まったインクを
    吸引して排出した後に、前記キャップ部材内に所定量の
    インクが残るように、前記貯まったインクを吸引するこ
    とを特徴とするインクジェットプリンタ。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のインクジェットプ
    リンタにおいて、 前記ノズル面を摺擦するブレードと、 前記記録ヘッドおよび前記吸込口に対して相対的に、前
    記ブレードおよび前記キャップ部材を連動して移動させ
    る駆動手段とを備え、 前記吸込口は、前記キャップ部材によって前記吐出口が
    覆われた際に、前記ブレードとともに前記記録ヘッドを
    挟むように配置され、 前記駆動手段は、 前記キャップ部材によって前記吐出口が覆われた状態
    で、前記吐出口からインクが吸引された後に、前記ブレ
    ードが前記ノズル面を摺擦するように、前記ブレードお
    よび前記キャップ部材を移動させるとともに、摺擦後
    に、前記キャップ部材と前記吸込口とが対向した状態
    で、前記吸込口によって前記キャップ部材に貯まったイ
    ンクが吸引されるように、前記ブレードおよび前記キャ
    ップ部材を移動させることを特徴とするインクジェット
    プリンタ。
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