JP2003180415A - 連結ピン及びバンド駒の連結構造 - Google Patents

連結ピン及びバンド駒の連結構造

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JP2003180415A
JP2003180415A JP2001383671A JP2001383671A JP2003180415A JP 2003180415 A JP2003180415 A JP 2003180415A JP 2001383671 A JP2001383671 A JP 2001383671A JP 2001383671 A JP2001383671 A JP 2001383671A JP 2003180415 A JP2003180415 A JP 2003180415A
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JP
Japan
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pin
band
connecting pin
piece
pin hole
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JP2001383671A
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Shiyousuke Okawa
庄介 大川
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BAMBI KK
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BAMBI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連結ピンとバンド駒との溶接を確実に行うこ
とのできる技術の提供に関する。 【解決手段】 バンドを構成するバンド駒40を連結さ
せるための連結ピン10であって、ピン長手方向に沿っ
て、バンド駒40のピン穴41の内壁と接触しない非接
触部11を備えた連結ピン。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バンド駒を連結ピ
ンによって連結してバンドを構成するバンド駒の連結構
造に関する技術である。
【0002】
【従来の技術】図5及び図6は、従来技術を示す説明図
である。図5に示すように、バンド90を構成する外駒
70,70と中駒60とにそれぞれ設けられたピン穴7
1,71,61に連結ピン80を挿入することで、外駒
70,70と中駒80とが略凸字形に連結される。
【0003】図6は、外駒70と中駒60との連結状態
の一部を水平断面図で示したものである。この時、外駒
70のピン穴71は外駒70を貫通せず、途中までピン
穴が形成される非貫通のものである。このピン穴71の
先端部分72は、穿孔の関係上、先端の尖った円錐形を
している。
【0004】一方、連結ピン80の両端部81,81は
尖ってはいないが、角がなくつぼめた形状となってい
る。従って、連結ピン80を外駒70のピン穴71に挿
入した場合には、連結ピン80の端部81とピン穴71
の先端部分72との形状は一致せず、隙間75が生じ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】基本的には、連結ピン
80は外駒70のピン穴71の内径をしぼることによる
応力で外駒70と固着されるが、この固着をさらに強固
なものとするために、この部分を熱処理して金属製の連
結ピン80と金属製の外駒70とを溶接させることが行
われる。
【0006】しかし、熱処理することによって、前記隙
間75にある空気が膨張して、連結ピン80が外駒70
のピン穴71内でピン穴71の開口側へずれてしまった
り、場合によっては、連結ピン80が外駒70から外れ
てしまうことがあった。
【0007】そこで、本発明は、上記課題を解決して、
連結ピン80と外駒70との溶接を確実に行うことので
きる技術の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、バンドを構成するバンド駒
を連結させるための連結ピンであって、ピン長手方向に
沿って、バンド駒のピン穴内壁と接触しない非接触部を
備えた連結ピンである。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明にあって、非接触部は平面であることを特徴とする。
また、請求項3記載の発明も同じように、請求項1記載
の発明にあって、非接触部は凹状であることを特徴とす
る。
【0010】請求項4記載の発明は、バンドを構成する
バンド駒のピン穴に連結ピンを挿入してバンド駒を連結
させるバンド駒の連結構造であって、挿入された連結ピ
ンとピン穴との間に、ピン穴長手方向に沿って非接触空
間を有するバンド駒の連結構造である。
【0011】ここで、「非接触空間」は、連結ピン側に
あってもよいし、ピン穴側にあってもよい。また、その
両方にあってもよい。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明によれば、連結ピンが、ピ
ン長手方向に沿って、バンド駒のピン穴内壁と接触しな
い非接触部を備えることで、その連結ピンをバンド駒の
ピン穴へ挿通させた場合に、連結ピンとバンド駒のピン
穴との間に隙間が生じることになる。
【0013】請求項4記載の発明によれば、挿入された
連結ピンとピン穴との間に、ピン穴長手方向に沿って非
接触空間を有することで、連結ピンとバンド駒のピン穴
との間に隙間が生じることになる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態を示す
斜視図と断面図である。連結ピン10は、図1(斜視
図)に示すように、断面略円形状の棒状体である。外周
には長手方向に沿って帯状の平面を形成し、これが連結
ピン10を挿通するピン穴の内壁に接触しない非接触部
11である。図1(縦断面図)に、連結ピン10の長手
方向に直角に交わる縦断面形状を示す。本実施形態で
は、この非接触部11は、連結ピン10に3箇所設けら
れている。
【0015】図2は、連結ピン10をバンドを構成する
バンド駒40のピン穴41に挿入した場合の連結ピン1
0長手方向に直角に交わる縦断面形状を示すものであ
る。図2に示すように、連結ピン10の非接触部11と
ピン穴41の内壁42とは接触せずに、連結ピン10と
ピン穴41との間に隙間50ができる。
【0016】この隙間50は、連結ピン10とバンド駒
40との溶接のため、連結ピン10とバンド駒40とを
熱処理した場合に、図6で示した隙間75にある膨張し
た空気を逃げす逃がし空間となる。その結果、溶接によ
る連結ピン10とバンド駒40との固着が確実に行え
る。
【0017】図3は、本発明たる連結ピンのその他の実
施形態を示す連結ピン長手方向に直角に交わる縦断面図
である。図3(a)は、連結ピン10に平面非接触部1
1を2箇所設けたものである。図3(b)は、連結ピン
10に平面非接触部11を4箇所設けたものである。図
3(c)は、平面非接触部11を一辺とする正16角形
を形成したものである。この場合は、辺と辺との交わる
頂点15が、ピン穴の内壁と接することになる。
【0018】また、非接触部11は平面に限らず、図4
(a)〜(c)に示すような凹状のものであってもよ
い。すなわち、図4(a)の非接触部11は、断面矩形
状をしている。図4(b)の非接触部11は、断面円弧
状をしている。図4(c)の非接触部11は、断面尖鋭
状をしている。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、連結ピンとそれを挿通
するバンド駒のピン穴との間に空気を逃がす逃がし空間
が形成され、連結ピンとバンド駒とを熱処理した場合で
も、隙間にあって膨張した空気を逃がし、連結ピンとバ
ンド駒との溶接を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態を示す斜視図と断面図。
【図2】 連結ピンをピン穴に挿入した場合の断面図。
【図3】 本発明のその他の実施形態を示す断面図。
【図4】 本発明のその他の実施形態を示す断面図。
【図5】 従来の技術を示す説明用分解図。
【図6】 従来の技術を示す説明用断面図。
【符号の説明】
10 連結ピン 11 非接触部 40 バンド駒 41 ピン穴

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バンドを構成するバンド駒を連結させる
    ための連結ピンであって、 ピン長手方向に沿って、バンド駒のピン穴の内壁と接触
    しない非接触部を備えた連結ピン。
  2. 【請求項2】 非接触部は平面であることを特徴とする
    請求項1記載の連結ピン。
  3. 【請求項3】 非接触部は凹状であることを特徴とする
    請求項1記載の連結ピン。
  4. 【請求項4】 バンドを構成するバンド駒のピン穴に連
    結ピンを挿入してバンド駒を連結させるバンド駒の連結
    構造であって、 挿入された連結ピンとピン穴との間に、ピン穴長手方向
    に沿って非接触空間を有するバンド駒の連結構造。
JP2001383671A 2001-12-17 2001-12-17 連結ピン及びバンド駒の連結構造 Pending JP2003180415A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009022757A (ja) * 2007-07-17 2009-02-05 G & F Chatelain Sa 金属ブレスレットの組立て方法
JP2018114104A (ja) * 2017-01-18 2018-07-26 株式会社バンビ 連結ピンおよびバンド駒の連結構造

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