JP2003179696A - テレビ会議システム - Google Patents

テレビ会議システム

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JP2003179696A JP2002275392A JP2002275392A JP2003179696A JP 2003179696 A JP2003179696 A JP 2003179696A JP 2002275392 A JP2002275392 A JP 2002275392A JP 2002275392 A JP2002275392 A JP 2002275392A JP 2003179696 A JP2003179696 A JP 2003179696A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 間違った接続先番号が利用されることによる
テレビ会議端末と通信制御装置との間の接続ミスを防止
し、通信制御装置の利用最適化を図る。 【解決手段】 会議受付時、各テレビ会議端末11a〜
11nは、第1接続先番号を用いて受付端末14との接
続を確立するとともに、会議参加者により入力された会
議参加者のID番号およびパスワードに関する情報を送
信し、受付端末14は、送信されてきたID番号および
パスワードと会議予約時に記録されたID番号およびパ
スワードとを照合し、この照合結果に従って会議実施時
に利用される第2接続先番号をこの時点で決定し、同一
の会議に参加する複数のテレビ会議端末のうちの少なく
とも1つのテレビ会議端末に対して第2接続先番号に関
する情報を送信するとともに記録されていた会議条件に
関する情報を送信し、他のテレビ会議端末に対しては第
2接続先番号に関する情報を送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のテレビ会議
端末と、通信回線を介してこれら複数のテレビ会議端末
間を接続する多地点間通信用の通信制御装置と、通信回
線を介してテレビ会議端末に接続され、かつ、会議の受
付を行う受付端末とからなるテレビ会議システムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のテレビ会議システムの一例として
は、複数のテレビ会議端末と、通信回線を介してこれら
複数のテレビ会議端末間を接続する多地点間通信用の通
信制御装置とからなるものある。
【0003】このテレビ会議端末の一例としては、映像
情報表示部および音声情報出力部として使用されるテレ
ビと、映像情報取込み部としてのテレビカメラと、音声
情報取込み部としてのマイクと、文字情報入力部として
のキーボードと、テレビ会議端末の各部と通信回線との
間に接続されており、各部および通信回線間での信号の
入出力を制御する多重化装置等の信号制御部とから構成
されているものがある。また、テレビ会議端末の他の例
としては、表示部、スピーカ、カメラ、マイクおよびキ
ーボードから構成されており、モデムを内蔵したパーソ
ナルコンピュータ(以下、単に「パソコン」ともいう)
がある(特許文献1参照)。
【0004】また、通信回線の一例としては、ISDN
(Integrated Service Digit
al Network)回線、LAN(Local A
rea Network)回線または高速ディジタル専
用回線等がある。
【0005】そして、多地点間通信用の通信制御装置の
一例としては、MCU(Multipoint Con
trol Unit)があり、設置時に制御端末(例え
ばパソコン)によって会議条件の設定が予め行われてい
る。
【0006】このテレビ会議システムを利用してテレビ
会議を行うには、まず、会議の申し込みを行う。この
時、複数のテレビ会議端末のうちの1つのテレビ会議端
末を使用して会議に参加する者(以下、単に「会議参加
者」という)が、電話を利用して会議の受付を行ってい
るオペレータに会議の申し込みを行う。ついで、このオ
ペレータは会議参加者に会議の申し込みを受理する旨の
回答を行うとともに、会議を実施する際に使用する電話
番号のような接続先番号を会議参加者に伝える。そし
て、この会議参加者は、この接続先番号をメモをとる等
して会議実施時まで覚えておくとともに、会議実施時ま
でに他の会議参加者にもこの接続先番号を伝える。
【0007】そして、会議実施時、全ての会議参加者
は、接続先番号により、通信回線を介したテレビ会議端
末と通信制御装置との間の接続を確立し、この接続を確
立した状態で、テレビ会議を実施する。
【0008】
【特許文献1】特開平10−224485号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
テレビ会議システムにおいては、会議の申し込みが行わ
れたときに、オペレータから一人の会議参加者に会議実
施時に使用する接続先番号が伝えられるため、オペレー
タから会議参加者への接続先番号の伝え間違いや会議参
加者の聞き間違い(見間違い)または会議参加者のメモ
間違いが生じるとともに、会議参加者間での伝え間違
い、聞き間違い、メモ間違いが生じるといった問題があ
った。また、会議実施時に会議参加者が間違った接続先
番号を使用してしまい、通信制御装置との間の接続が確
立できなくなるといった問題もあった。
【0010】さらに、会議実施時にMCUへの接続のた
めに使用される接続先番号は、申し込みのあった会議を
どのMCUを用いて行うのかというMCUへの会議の割
り振りを行った結果決まる。つまり、接続先番号をオペ
レータから会議参加者に伝えた後は、MCUへの会議の
割り振りを変更することが不可能なシステム構成となっ
ている。その結果、MCUの空き回線ができるだけ少な
くなるようにMCUの利用最適化を図ることができない
といった問題がある。具体例をあげて説明すると、1つ
のMCUが例えば100回線分の通信を制御できる、即
ち100台のテレビ会議端末と接続可能なものであった
場合に、50台のテレビ会議端末を用いた会議、45台
のテレビ会議端末を用いた会議、30台のテレビ会議端
末を用いた会議、20台のテレビ会議端末を用いた会
議、および55台のテレビ会議端末を用いた会議の申し
込みが順次あると、50台のテレビ会議端末を用いた会
議および45台のテレビ会議端末を用いた会議は1台目
のMCUに割り振られ、30台のテレビ会議端末を用い
た会議および20台のテレビ会議端末を用いた会議は2
台目のMCUに割り振られ、55台のテレビ会議端末を
用いた会議は3台目のMCUに割り振られる。つまり、
1台目のMCUについては5回線、2台目のMCUにつ
いては50回線、3台目のMCUについては45回線の
空き回線が生じてしまい、効率良くMCUを利用するこ
とができない。
【0011】本発明はこのような問題を解決すべく創案
されたもので、間違った接続先番号が利用されることに
よるテレビ会議端末と通信制御装置との間の接続ミスを
防止できるとともに、通信制御装置の利用最適化を図る
ことができ、また、テレビ会議端末を用いて容易に会議
条件の設定および変更を行うことができるテレビ会議シ
ステムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
テレビ会議システムは、複数のテレビ会議端末と、通信
回線を介してこれら複数のテレビ会議端末間を接続する
多地点間通信用の通信制御装置と、通信回線を介してテ
レビ会議端末に接続され、かつ、会議の受付を行う受付
端末とからなるテレビ会議システムであって、各テレビ
会議端末には、受付端末との接続を確立する際に使用さ
れる第1接続先番号に関する情報が付与されており、こ
のテレビ会議端末を用いてテレビ会議に参加する会議参
加者には、それぞれID(Identificatio
n)番号およびパスワードが付与されており、受付端末
には、会議予約時に、会議の申し込み、会議条件、なら
びに会議に参加する複数の会議参加者の各ID番号およ
びパスワードに関する情報が記録されており、会議受付
時、各テレビ会議端末は、第1接続先番号を用いて受付
端末との接続を確立するとともに、会議参加者により入
力された会議参加者のID番号およびパスワードに関す
る情報を送信し、受付端末は、送信されてきたID番号
およびパスワードと会議予約時に記録されたID番号お
よびパスワードとを照合し、この照合結果に従って会議
実施時に利用される第2接続先番号をこの時点で決定
し、同一の会議に参加する複数のテレビ会議端末のうち
の少なくとも1つのテレビ会議端末に対して前記第2接
続先番号に関する情報を送信するとともに記録されてい
た会議条件に関する情報を送信し、他のテレビ会議端末
に対しては前記第2接続先番号に関する情報を送信し、
前記1つのテレビ会議端末は、送信されてきた第2接続
先番号に関する情報とともにこの会議条件に関する情報
を記録し、他のテレビ会議端末は送信されてきた第2接
続先番号に関する情報を記録し、会議実施時、前記1つ
のテレビ会議端末は、会議受付時に決定し送信されてき
た第2接続先番号を用いて通信制御装置との接続を確立
するとともに、通信制御装置へ会議条件に関する情報を
送信し、通信制御装置は、送信されてきた会議条件に関
する情報に従って会議条件を設定し、他のテレビ会議端
末は、会議受付時に決定し送信されてきた第2接続先番
号を用いて通信制御装置との接続を確立することによっ
て会議を実施することを特徴としている。
【0013】本発明の請求項2記載のテレビ会議システ
ムは、複数のテレビ会議端末と、通信回線を介してこれ
ら複数のテレビ会議端末間を接続する多地点間通信用の
通信制御装置と、通信回線を介してテレビ会議端末に接
続され、かつ、会議の受付を行う受付端末とからなるテ
レビ会議システムであって、各テレビ会議端末には、受
付端末との接続を確立する際に使用される第1接続先番
号に関する情報が付与されており、このテレビ会議端末
を用いてテレビ会議に参加する会議参加者には、それぞ
れID番号およびパスワードが付与されており、受付端
末には、会議予約時に、会議の申し込み、会議条件、な
らびに会議に参加する複数の会議参加者の各ID番号お
よびパスワードに関する情報が記録されており、会議受
付時、各テレビ会議端末は、第1接続先番号を用いて受
付端末との接続を確立するとともに、会議参加者により
入力された会議参加者のID番号およびパスワードに関
する情報を送信し、受付端末は、送信されてきたID番
号およびパスワードと会議予約時に記録されたID番号
およびパスワードとを照合し、この照合結果に従って通
信制御装置との接続を確立して、記録されていた会議条
件に関する情報を送信し、通信制御装置から送信されて
くる設定完了に関する情報に従って、会議実施時に利用
される第2接続先番号をこの時点で決定し、同一の会議
に参加する複数のテレビ会議端末のうちの少なくとも1
つのテレビ会議端末に対して前記第2接続先番号に関す
る情報を送信し、通信制御装置は、受付端末からの会議
条件に関する情報の送信に対して会議条件の設定を実施
した後、前記設定完了に関する情報を受信端末に送信
し、会議実施時、各テレビ会議端末は、会議受付時に決
定し送信されてきた第2接続先番号を用いて通信制御装
置との接続を確立することによって会議を実施すること
を特徴としている。
【0014】また、前記会議条件としては、音声/映像
モードの選択、画質モードの選択、ネットワークタイプ
の選択などが挙げられる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明のテレビ会議システ
ムの実施の形態について説明する。
【0016】[実施の形態1]まず、本発明のテレビ会
議システムの実施の形態1について図面を参照しつつ説
明する。
【0017】図1は、本発明のテレビ会議システムの他
の実施の形態を示す説明図である。
【0018】本実施の形態において、テレビ会議システ
ムは、複数のテレビ会議端末11a,11b...11
nと、通信回線12a,12b...12nを介してこ
れら複数のテレビ会議端末11a,11b...11n
間を接続する多地点間通信用の通信制御装置13と、通
信回線15a,15b...15nを介してテレビ会議
端末11a,11b...11nに接続され、かつ、会
議の受付や会議条件の設定を行う受付端末14とからな
るものである。
【0019】各テレビ会議端末11a,11b...1
1nには、受付端末14との接続を確立する際に使用さ
れる第1接続先番号(例えば電話番号)に関する情報が
付与されており、このテレビ会議端末を用いてテレビ会
議に参加する会議参加者には、ID番号およびパスワー
ドが付与されている。この情報やID番号およびパスワ
ードは、テレビ会議端末11a,11b...11nの
メモリに記憶されていてもよく、また、このテレビ会議
端末11a,11b...11nを使用する会議参加者
がメモ等によって記憶していてもよい。
【0020】また、テレビ会議端末11a,11
b...11nは、メモリを必ず備えている点を除いて
従来のテレビ会議システムを構成するものと同様のもの
であり、通信回線12a,12b...12n,15
a,15b...15n、多地点間通信用の通信制御装
置13は、従来のテレビ会議システムを構成するものと
同様のものであるので、詳細な説明は省略する。
【0021】また、受付端末14としては、例えばモデ
ムを備えたパソコンが使用され、会議予約に、会議の申
し込み、会議条件、ならびに会議参加者の各ID番号お
よびパスワードに関する情報が予め記録されている。
【0022】次に、図2に示すテレビ会議システムを利
用してテレビ会議を行う手順について、図面を参照しつ
つ説明する。
【0023】図2は、図1に示すテレビ会議システムを
利用してテレビ会議を行う手順の一例を示すフローチャ
ートである。
【0024】まず初めに、テレビ会議端末を使用して会
議の予約を行う。会議申し込み時、複数のテレビ会議端
末11a,11b...11nのうちの1つのテレビ会
議端末11aを使用して、会議参加者は、第1接続先番
号による通信回線15aを介した受付端末14との接続
の確立と、会議の申し込み、会議条件、ならびに会議参
加者の会議参加者のID番号およびパスワードに関する
情報の入力・送信とを実施する(S11)。
【0025】そして、受付端末14は、この会議の予約
に対して、受付端末14により会議の申し込みを受理で
きるか否かの判断を行う(S12)。この判断は、例え
ば通信制御装置に会議に参加するテレビ会議端末の数分
の空き回線があるか否かによって行われる。そして、会
議の申し込みを受理できない場合(ステップS12にお
ける判断結果がNOであった場合)には、受付端末14
から会議の申し込みを受理できないことやこれに関する
情報が送信され、この情報を受信したテレビ会議端末1
1aの会議参加者は、会議実施日時等を変更してから、
再び、会議の申し込み、会議条件、ならびに会議参加者
のID番号およびパスワードに関する情報の入力・送信
を実施する(S11)。一方、会議の申し込みを受理で
きる場合(ステップS12における判断結果がYESで
あった場合)には、受付端末14は、会議の申し込み受
理に関する情報の送信と、会議の申し込み、会議条件、
ならびに会議参加者のID番号およびパスワードに関す
る情報の記録とを実施する(S13)。
【0026】なお、この会議の予約は、従来のテレビ電
話会議システムと同様に、電話やファクシミリを利用し
た会議参加者とオペレータとの間での情報の送受信によ
り行ってもよい。この場合、会議の申し込みを受理でき
るか否かの判断や、会議の申し込み、会議条件、ならび
に会議参加者のID番号およびパスワードに関する情報
の記録等は、オペレータによる受付端末への入力処理を
きっかけに行われる。
【0027】そして、会議受付時、全ての会議参加者
は、それぞれが所有するテレビ会議端末11a,11
b...11nを使用して、第1接続先番号による通信
回線を介した受付端末14との接続の確立と、会議参加
者のID番号およびパスワードに関する情報の送信とを
それぞれ実施する(S14)。
【0028】受付端末14は、送信されたID番号およ
びパスワードと会議予約時に記録されたID番号および
パスワードとを照合し、この照合結果に従って会議実施
時に利用される第2接続先番号を決定し、テレビ会議端
末11a,11b...11nのうちの1つのテレビ会
議端末11aに対して会議実施時に利用される第2接続
先番号と会議予約時に記録されていた会議条件とに関す
る情報の送信を実施し、他のテレビ会議端末11
b...11nに対して会議実施時に利用される第2接
続先番号に関する情報の送信を実施する(S15)。そ
して、テレビ会議端末11a,11b...11nのう
ちの1つのテレビ会議端末11aは、送信された第2接
続先番号および会議条件に関する情報をメモリに記録
し、他のテレビ会議端末11b...11nは、送信さ
れた第2接続先番号に関する情報をメモリに記録する。
【0029】そして、会議実施時、すべての会議参加者
のうちの一人の会議参加者は、複数のテレビ会議端末1
1a,11b...11nのうちの1つのテレビ会議端
末11a(このテレビ会議端末は、会議の申し込みを行
ったときに使用したテレビ会議端末と異なるテレビ会議
端末であってもよい。)を使用して、テレビ会議端末1
1aのメモリに格納されている第2接続先番号により、
通信回線12aを介した通信制御装置13との接続の確
立と、メモリに格納されている会議条件に関する情報の
送信とを実施する(S16)。なお、この会議条件に関
する情報は、通信制御装置13との接続の確立中に自動
的に送信されてもよく、また、通信制御装置13との接
続の確立後に自動的に送信されてもよい。
【0030】そして、通信制御装置13は、この会議条
件に関する情報の送信に対して、この会議条件に関する
情報に基づき会議条件の設定を実施する(S17)。な
お、会議条件の設定中も、テレビ会議端末11aと通信
制御装置13との間の接続の確立は継続した状態になっ
ており、この状態は会議が終了するまで保たれる。ま
た、会議条件に関する情報の一例としては、音声/映像
モード(音声OFF(映像のみ)、標準、音声優先1、
音声優先2または映像優先)の選択、画質モード(画質
優先または映像の動き優先)の選択、会議モード(単一
映像使用かつ音声のみ切替、プレゼンテーション、ブロ
ードキャスト、画面4分割)の選択、ネットワークタイ
プ(通信速度:64kbit/s、2×64bit/
s、384bit/s、56bit/s、2×56bi
t/s、336bit/s)の選択、会議開始合図(チ
ャイム)を出す時刻の設定、開始合図の種類(音色)の
選択、会議終了合図(チャイム)を出す時刻の設定、終
了合図の種類(音色)の選択、およびテレビ会議端末1
1a,11b...11nと通信制御装置との間の通信
回線の接続を切断する時間(終了合図が出てから通信回
線を切断するまでの時間)の設定等がある。
【0031】さらに、他の会議参加者は、各テレビ会議
端末11b...11nのメモリに格納されている第2
接続先番号により、通信回線12b...12nを介し
た通信制御装置13との接続を確立し、すべてのテレビ
会議端末11a,11b...11n間での会議を実施
する(S18)。
【0032】なお、この第2接続番号による通信制御装
置3との接続の確立については、テレビ会議端末11
a,11b...11nが会議受付時に第2接続番号を
受信すると、自動的に実施してもよい。この場合、受付
端末14から第2接続番号が送信されてきたときに直ち
に第2接続番号による通信制御装置13との接続の確立
を実施するように、テレビ会議端末11a,11
b...11nを予め設定しておけばよい。
【0033】また、図1および図2を参照しつつ説明し
た上記実施の形態においては、テレビ会議端末11aか
ら通信回線12aを介して通信制御装置13に会議条件
を送信し、通信制御装置13の会議条件の設定を行って
いるが、通信制御装置に会議条件を送信する手順はこれ
に限定されるものではない。
【0034】本実施の形態1のテレビ会議システムによ
れば、受付端末から各テレビ会議端末に送信された第2
接続先番号がテレビ会議端末のメモリに格納されている
ので、会議参加者がこの第2接続先番号により通信制御
装置との接続を確立する際に、会議参加者がキーボード
等を用いてこの第2接続先番号の入力を行う必要がな
い。そのため、間違った第2接続先番号が利用されるこ
とによるテレビ会議端末と通信制御装置との間の接続ミ
スを防止できる。
【0035】また、会議受付時に会議別に第2接続先番
号が割り当てられるので、会議受付時までは新しい会議
の予約が入る度に通信制御装置への会議の割り振りを変
更することができ、その結果、通信制御装置の利用最適
化を図ることができる。具体例をあげて説明すると、1
つの通信制御装置が例えば100回線分の通信を制御で
きる、即ち100台のテレビ会議端末と接続可能なもの
であった場合に、50台のテレビ会議端末を用いた会
議、45台のテレビ会議端末を用いた会議、30台のテ
レビ会議端末を用いた会議、20台のテレビ会議端末を
用いた会議、および55台のテレビ会議端末を用いた会
議の申し込みが順次あったものとする。これらの申し込
みに対して、受付端末は、会議受付時まで、新しい会議
の予約が入る度に、可能な限り空き回線を減らせるよう
に通信制御装置への会議の割り振りを行う。例えば、5
0台のテレビ会議端末を用いた会議、30台のテレビ会
議端末を用いた会議および20台のテレビ会議端末を用
いた会議は1台目の通信制御装置に割り振られ、45台
のテレビ会議端末を用いた会議および55台のテレビ会
議端末を用いた会議は2台目の通信制御装置に割り振ら
れる。つまり、1台目の通信制御装置および2台目の通
信制御装置とも空き回線がなく、3台目の通信制御装置
については新たに会議を受け付けることができ、効率良
く通信制御装置を利用することができる。
【0036】さらに、1つのテレビ会議端末により会議
実施時に会議条件の設定を行うことができる。
【0037】例えば、会議受付時に、1つのテレビ会議
端末が、受付端末との接続の確立と、会議参加者のID
番号およびパスワードに関する情報の送信とを実施した
ときに、この送信に対して、受付端末が、ID番号およ
びパスワードの照合を行うとともに、通信制御装置との
接続の確立と、通信制御装置への記録されていた会議条
件に関する情報の送信とを実施してもよい。この場合、
通信制御装置は、この会議条件に関する情報の送信に対
して、会議条件の設定を実施し、設定完了後に、受付端
末への設定完了に関する情報の送信を実施する。そし
て、受付端末は、この設定完了に関する情報を受信した
後、テレビ会議端末への第2接続先番号に関する情報の
送信を実施する。
【0038】なお、この様にして、受付端末から通信制
御装置へ直接会議条件の送信を行う場合には、受付端末
と通信制御装置との間を接続するための通信回線(図1
中、符号6を用いて示した)の追加が必要となる。
【0039】上記のテレビ会議システムによれば、前述
のテレビ会議システムによる効果と同様の効果が得られ
るとともに、さらに、受付端末により会議受付時に会議
条件の設定を行うことができる。
【0040】[実施の形態2]次に、本発明のテレビ会
議システムの実施の形態2について、図面を参照しつつ
説明する。
【0041】本実施の形態のテレビ会議システムは、通
信制御装置の会議条件の設定・変更を会議実施時にテレ
ビ会議端末を用いて行うことを特徴とするものである。
【0042】このテレビ会議システムの構成は、図1に
示すテレビ会議システムと同様のものであり、ここでは
詳細な説明を省略する。
【0043】また、会議を実施するまでの会議の予約お
よび会議の受付に関する手順は、従来のテレビ会議シス
テムと同様の手順であってもよく、また、実施の形態1
のテレビ会議システムと同様の手順であってもよい。
【0044】そして、会議実施時、各テレビ会議端末1
1a,11b...11nは、通信制御装置13との通
信回線を介した接続を確立して複数のテレビ会議端末間
でのテレビ会議を実施するとともに、必要に応じて、通
信制御装置への会議条件に関する情報の送信を実施す
る。例えば、通信制御装置の会議条件の設定が行われて
いなかった場合には、送信された会議条件に関する情報
に基づき、通信制御装置は会議条件の設定を実施する。
また、通信制御装置の会議条件の設定が既に行われてい
た場合には、送信された会議条件に関する情報に基づ
き、通信制御装置は会議条件の変更を実施する。なお、
このような手順で、通信制御装置の会議条件の設定およ
び変更を実施でする場合には、通信制御装置を、会議実
施中に送信されてきた新たな会議条件に関する情報に基
づき、通信条件を常に設定または変更可能な状態に予め
設定しておく必要がある。
【0045】本実施の形態のテレビ会議システムによれ
ば、前述のテレビ会議システムによる効果と同様の効果
が得られるとともに、さらに、会議実施時に会議条件の
設定および変更が行われるので、常に会議条件を変更で
きるという効果が得られる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
間違った接続先番号が利用されることによるテレビ会議
端末と通信制御装置との間の接続ミスを防止できる。ま
た、会議受付時に会議別に第2接続先番号が割り当てら
れるので、会議受付時までは新しい会議の予約が入る度
に通信制御装置への会議の割り振りを変更することがで
き、その結果、通信制御装置の利用最適化を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテレビ会議システムの一実施の形態を
示す説明図である。
【図2】図1に示すテレビ会議システムを利用してテレ
ビ会議を行う手順の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11a,11b...11n テレビ会議端末 12a,12b...12n,15a,15b...1
5n 通信回線 13 通信制御装置 14 受付端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C064 AA02 AC04 AC06 AC11 AD14 AD16 5K015 AA10 AD01 AD02 AD05 AF05 AF06 AF08 JA01 5K024 AA52 AA62 BB07 CC01 CC14 DD01 EE01 GG01 GG06 GG08 GG11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のテレビ会議端末と、通信回線を介
    してこれら複数のテレビ会議端末間を接続する多地点間
    通信用の通信制御装置と、通信回線を介してテレビ会議
    端末に接続され、かつ、会議の受付を行う受付端末とか
    らなるテレビ会議システムであって、 各テレビ会議端末には、受付端末との接続を確立する際
    に使用される第1接続先番号に関する情報が付与されて
    おり、このテレビ会議端末を用いてテレビ会議に参加す
    る会議参加者には、それぞれID番号およびパスワード
    が付与されており、受付端末には、会議予約時に、会議
    の申し込み、会議条件、ならびに会議に参加する複数の
    会議参加者の各ID番号およびパスワードに関する情報
    が記録されており、 会議受付時、 各テレビ会議端末は、第1接続先番号を用いて受付端末
    との接続を確立するとともに、会議参加者により入力さ
    れた会議参加者のID番号およびパスワードに関する情
    報を送信し、 受付端末は、送信されてきたID番号およびパスワード
    と会議予約時に記録されたID番号およびパスワードと
    を照合し、この照合結果に従って会議実施時に利用され
    る第2接続先番号をこの時点で決定し、同一の会議に参
    加する複数のテレビ会議端末のうちの少なくとも1つの
    テレビ会議端末に対して前記第2接続先番号に関する情
    報を送信するとともに記録されていた会議条件に関する
    情報を送信し、他のテレビ会議端末に対しては前記第2
    接続先番号に関する情報を送信し、 前記1つのテレビ会議端末は、送信されてきた第2接続
    先番号に関する情報とともにこの会議条件に関する情報
    を記録し、他のテレビ会議端末は送信されてきた第2接
    続先番号に関する情報を記録し、 会議実施時、 前記1つのテレビ会議端末は、会議受付時に決定し送信
    されてきた第2接続先番号を用いて通信制御装置との接
    続を確立するとともに、通信制御装置へ会議条件に関す
    る情報を送信し、 通信制御装置は、送信されてきた会議条件に関する情報
    に従って会議条件を設定し、 他のテレビ会議端末は、会議受付時に決定し送信されて
    きた第2接続先番号を用いて通信制御装置との接続を確
    立することによって会議を実施することを特徴とするテ
    レビ会議システム。
  2. 【請求項2】 複数のテレビ会議端末と、通信回線を介
    してこれら複数のテレビ会議端末間を接続する多地点間
    通信用の通信制御装置と、通信回線を介してテレビ会議
    端末に接続され、かつ、会議の受付を行う受付端末とか
    らなるテレビ会議システムであって、 各テレビ会議端末には、受付端末との接続を確立する際
    に使用される第1接続先番号に関する情報が付与されて
    おり、このテレビ会議端末を用いてテレビ会議に参加す
    る会議参加者には、それぞれID番号およびパスワード
    が付与されており、受付端末には、会議予約時に、会議
    の申し込み、会議条件、ならびに会議に参加する複数の
    会議参加者の各ID番号およびパスワードに関する情報
    が記録されており、 会議受付時、 各テレビ会議端末は、第1接続先番号を用いて受付端末
    との接続を確立するとともに、会議参加者により入力さ
    れた会議参加者のID番号およびパスワードに関する情
    報を送信し、 受付端末は、送信されてきたID番号およびパスワード
    と会議予約時に記録されたID番号およびパスワードと
    を照合し、この照合結果に従って通信制御装置との接続
    を確立して、記録されていた会議条件に関する情報を送
    信し、通信制御装置から送信されてくる設定完了に関す
    る情報に従って、会議実施時に利用される第2接続先番
    号をこの時点で決定し、同一の会議に参加する複数のテ
    レビ会議端末のうちの少なくとも1つのテレビ会議端末
    に対して前記第2接続先番号に関する情報を送信し、 通信制御装置は、受付端末からの会議条件に関する情報
    の送信に対して会議条件の設定を実施した後、前記設定
    完了に関する情報を受信端末に送信し、 会議実施時、 各テレビ会議端末は、会議受付時に決定し送信されてき
    た第2接続先番号を用いて通信制御装置との接続を確立
    することによって会議を実施することを特徴とするテレ
    ビ会議システム。
  3. 【請求項3】 前記会議条件が、音声/映像モードの選
    択、画質モードの選択、ネットワークタイプの選択を含
    むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のテ
    レビ会議システム。
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