JP2003178826A - 極細多心ケーブルの端末接続部及び端末接続方法 - Google Patents

極細多心ケーブルの端末接続部及び端末接続方法

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JP2003178826A
JP2003178826A JP2001374480A JP2001374480A JP2003178826A JP 2003178826 A JP2003178826 A JP 2003178826A JP 2001374480 A JP2001374480 A JP 2001374480A JP 2001374480 A JP2001374480 A JP 2001374480A JP 2003178826 A JP2003178826 A JP 2003178826A
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Satoru Mano
哲 間野
Ryo Matsui
量 松井
Hitoshi Ueno
仁志 上野
Yuuki Yamamoto
勇揮 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 極細の線心で多心であっても簡単に狭ピッチ
で接続でき、製造の手間を簡略化する。 【解決手段】 極細線心3の端末部を所定の配置で整列
させて固定すると共に導体線4の端末部の端面と同一平
面に形成された端面9を有する基台1と、信号導体回路
パターン部13の一端部22が導体線4の端末部の配置
と一致する配置で同一平面に形成された回路パターン部
材11と、導体線4の端末部と信号導体回路パターン部
13の一端部22とを接合すべくその間に配置され厚さ
方向にのみ導電性を有する異方性導電膜10とを備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気・電子機器等
に用いられる極細多心ケーブルの端末部と、表面に導体
回路パターンを有するプリント基板等の回路パターン部
材の接続部とを接続する極細多心ケーブルの端末接続部
及び端末接続方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】極細多心ケーブルの端末部から取り出さ
れた複数本の極細線心を導体回路パターンが形成された
基板に接続するには、従来は、複数本の極細線心の端末
部をそれぞれ段剥ぎして、導体線を露出させ、その導体
線の端末部を、導体回路パターン上にそれぞれはんだ付
けしていた。
【0003】例えば、極細同軸線心を複数本束ねた極細
多心ケーブルの端末部を基板に接続する場合は、図10
に示すように、極細多心ケーブル(図示せず)の端末部
から複数本の極細同軸線心61を取り出し、それぞれの
端末部分を段剥ぎして、ジャケット層65から中心導体
62と絶縁層63と外部導体層64を露出させ、その中
心導体62を基板70の信号導体回路パターン部71
に、外部導体層64を基板70のグランド導体回路パタ
ーン部72にそれぞれはんだ付けして接続していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年では、
電気・電子機器の小型化、高性能化に伴い、それに用い
られる極細多心ケーブルもさらなる細径化、多心化が望
まれており、特に極細同軸線心にあっては、現在では外
径が0.2mm以下というものまで出現しつつある。
【0005】さらに、極細多心ケーブルの端末部と、表
面に導体回路パターンを有する回路パターン部材との接
続部である極細多心ケーブルの端末接続部についても小
型化が進んでいる。
【0006】このように、接続する極細線心の径が細く
なり、且つ各極細線心間の間隔を狭ピッチで接続しなけ
ればならない状況の中では、上述した従来の接続方法で
は、極細線心を1本ずつ接続するため、端末接続部の製
造作業に非常に手間がかかり、作業工数が増え、大幅な
コストアップにつながるといった問題があった。
【0007】そこで、本発明は上記問題を解決すべく案
出されたものであり、その目的は、極細の線心で多心で
あっても簡単に狭ピッチで接続でき、製造の手間を簡略
化することができる極細多心ケーブルの端末接続部及び
端末接続方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決すべく、
本発明は、導体線に絶縁被覆が施された極細線心を複数
本束ねてなる極細多心ケーブルの上記導体線の端末部
と、導体回路パターンの複数本の信号導体回路パターン
部とをそれぞれ接続する極細多心ケーブルの端末接続部
において、上記極細線心の端末部を所定の配置で整列さ
せて固定すると共に上記導体線の端末部の端面と同一平
面に形成された端面を有する基台と、上記信号導体回路
パターン部の一端部が上記導体線の端末部の配置と一致
する配置で同一平面に形成された回路パターン部材と、
上記導体線の端末部と上記信号導体回路パターン部の一
端部とを接合すべくその間に配置され厚さ方向にのみ導
電性を有する異方性導電膜とを備えたものである。
【0009】上記構成によれば、極細線心の端末部を基
台に整列させて固定するだけで、信号導体回路パターン
部の一端部にまとめて接続できるので、極細の線心で多
心であっても簡単に狭ピッチで接続でき、製造の手間を
簡略化することができる。
【0010】そして、上記極細線心は、中心導体と、そ
の中心導体の外周に被覆された絶縁体層と、その絶縁体
層の外周に形成された外部導体層と、その外部導体層の
外周に被覆されたジャケット層とを有する極細同軸線心
であり、且つ上記回路パターン部材は、上記中心導体と
接続される信号導体回路パターン部と、上記外部導体層
と接続され上記信号導体回路パターン部の一端部の周囲
を取り囲むと共に少なくとも1本の線状のパターンによ
り形成されたグランド導体回路パターン部とを備えたも
のであってもよい。
【0011】また、上記極細線心は、その外径が0.5
mm以下で、上記基台の端面における配列ピッチが0.
3〜0.7mm間隔であるものが好ましい。
【0012】さらに、上記回路パターン部材は、その上
記導体線の端末部側とは逆側端部の上記信号導体回路パ
ターン部の間隔が、上記導体線の端末部側端部の上記信
号導体回路パターン部の間隔よりも狭くなるように形成
されているものが好ましい。
【0013】また、上記基台には、上記極細線心が挿入
される貫通孔が形成されると共に、その貫通孔の挿入方
向上流側には、上記極細線心を貫通孔入口へと案内する
案内溝が形成されたものが好ましい。
【0014】そして、本発明は、導体線に絶縁被覆が施
された極細線心を複数本束ねてなる極細多心ケーブルの
上記導体線の端末部と、導体回路パターンの複数本の信
号導体回路パターン部とをそれぞれ接続する極細多心ケ
ーブルの端末接続方法において、上記極細線心の端末部
を所定の配置で整列させるための基台に形成された貫通
孔に挿入して固定し、上記極細線心の出口となる基台の
端面と上記導体線の端末部の端面が同一平面となるよう
に基台の端面を研磨し、上記信号導体回路パターン部の
一端部が上記導体線の端末部の配置と一致する配置で同
一平面に形成された回路パターン部材を、上記導体線の
端末部側端面と上記信号導体回路パターン部の一端部と
が重ね合わさるように、厚さ方向にのみ導電性を有する
異方性導電膜を挟んで上記基台の端面に接合させるよう
にした極細多心ケーブルの端末接続方法である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。
【0016】なお、本実施の形態では、極細線心として
極細同軸線心を用いた場合について説明する。
【0017】図1は本発明に係る極細多心ケーブルの端
末接続部の好適な実施の形態を示した斜視図、図2は本
発明に係る極細多心ケーブルの端末接続部の基台を示し
た斜視図、図3は本発明に係る極細多心ケーブルの端末
接続部の回路パターン部材を示した展開図、図4は本発
明に係る極細多心ケーブルの端末接続部の基台の端面を
示した正面図、図5は極細同軸線心の一例を示した断面
図、図6は本発明に係る極細多心ケーブルの端末接続部
の異方性導電膜部分を示した部分拡大断面図である。
【0018】図5に示すように、極細同軸線心3は、単
線からなる中心導体(導体線)4と、この中心導体4の
外周に被覆された絶縁体層(絶縁被覆)5と、この絶縁
体層5の外周に巻き付けられた複数本の導体からなる外
部導体層6と、この外部導体層6の外周に被覆されたジ
ャケット層7とからなり、外径は0.2mmとなってい
る。
【0019】図1及び図2に示すように、係る端末接続
部21は、図5に示した極細同軸線心3を収容すると共
に、その中心導体4の端末部を所定のピッチで整列させ
るための貫通孔2が形成された基台1と、各中心導体4
の端末部の端面と接続される導体回路パターンが形成さ
れた回路パターン部材11とで主に構成されている。
【0020】これら基台1と回路パターン部材11との
間には、厚さ方向にのみ導電性を有する異方性導電膜
(ACF:Anisotropic Conducti
veFilm)10が配置されており、基台1と回路パ
ターン部材11とを接続するようになっている。
【0021】基台1は、加工のし易さを考慮して、プラ
スチック或いは金属等の材質によって形成されており、
例えば、エポキシ系樹脂等の硬質プラスチック、ジルコ
ア、ステンレス等が採用されている。
【0022】図4に示すように、基台1の回路パターン
部材11側の端面9には、貫通孔2が直線状に並んで開
口している。貫通孔2は、その中心が0.5mmのピッ
チとなるように形成されている。貫通孔2には、極細同
軸線心3が挿入されており、極細同軸線心3の端末部の
端面が基台1の端面9と同一平面に位置するように形成
されている。
【0023】図2に示すように、基台1の貫通孔2の極
細同軸線心3挿入方向上流側には、極細同軸線心3を貫
通孔2の入口へと案内する案内溝20が形成されてい
る。案内溝20は、断面半円状に形成されて貫通孔2へ
と繋がっている。
【0024】図3に示すように、回路パターン部材11
は、絶縁性のフレキシブルな基板12の表面に、銅等の
導電性金属からなる回路パターンが形成されている。こ
の回路パターンは、中心導体4と接続される信号導体回
路パターン部13と、外部導体層6と接続されるグラン
ド導体回路パターン部14とで構成されている。
【0025】信号導体回路パターン部13は、線状に形
成された複数の導電性金属から構成されている。信号導
体回路パターン部13の基台1側(導体線の端末部側)
となる一端部22は、基台1の貫通孔2内に挿入された
極細同軸線心3の端面における中心導体4の配列ピッチ
に合わせて、0.5mmのピッチで配列されている。一
方、信号導体回路パターン部13の他端部23は、0.
3mmのピッチで配列されており、上述の一端部22の
配列ピッチよりも狭くなるように形成されている。
【0026】グランド導体回路パターン部14は、信号
導体回路パターン部13の一端部22の周囲を取り囲む
と共に少なくとも1本の線状のパターンにより形成され
ている。信号導体回路パターン部13の一端部22の周
囲を取り囲む部分のグランド導体回路パターン部14
は、極細同軸線心3の外部導体層6の内径に沿って円弧
状に切り取られて形成されている。
【0027】接続時に極細同軸線心3の外部導体層6の
位置する部分の信号導体回路パターン部13上には、信
号導体回路パターン部13と外部導体層6との電気的接
続を防止するための絶縁フィルム15が設けられてい
る。
【0028】回路パターン部材11は、回路パターンが
基台1側に対向するように、L字状に折り曲げられてい
る(図1参照)。
【0029】図6に示すように、異方性導電膜10は、
実装する部材同士を接着するための樹脂絶縁膜(バイン
ダー)17内に、厚さ方向(図6中縦方向)の電気的接
続を得るための導電粒子16が混入されている。
【0030】導電粒子16の材料としては、銀、金、
銅、アルミニウム、ニッケルやハンダ等の導通性の良好
な金属粒子や、メッキなどの方法で金属層を表面に設け
た樹脂粒子が挙げられる。
【0031】樹脂絶縁膜17は、基台1と回路パターン
部材11の基板12に密着性の良好な樹脂成分からな
る。この樹脂成分としては、熱硬化性のエポキシやウレ
タンやシリコーン等の樹脂類が挙げられる。この中でも
望ましいのは、アミン類や酸無水物を硬化剤とする熱硬
化性のエポキシ樹脂類である。
【0032】異方性導電膜10は、加熱硬化前に基台1
に貼り付けるため、適当な粘着性を有することが望まし
い。
【0033】この異方性導電膜10により、極細同軸線
心3の中心導体4及び外部導体層6は、それぞれ異方性
導電膜10が含有する導電粒子16を介して、回路パタ
ーン部材11の信号導体回路パターン部13及びグラン
ド導体回路パターン部14に電気的に接続される。
【0034】次に、係る極細多心ケーブルの端末接続部
の製造方法及び端末接続方法を作用と共に説明する。
【0035】まず、接続しようとする複数本の極細同軸
線心3を整列させるために、箱状の基台1を準備して、
図2に示すように、基台1に3本の案内溝20と貫通孔
2をそれぞれ形成する。
【0036】これら案内溝20及び貫通孔2は、エッチ
ング法、サンドブラスト法、或いはドリルによって形成
される。なお、基台1がプラスチックによって形成され
る場合には、基台1の型と案内溝20及び貫通孔2の型
が共に形成されてなる金型内にプラスチック樹脂を注入
し、硬化させて基台1と同時に形成するようにしてもよ
い。
【0037】極細多心ケーブル(図示せず)の端末部か
ら3本の極細同軸線心3を取り出して、図1に示すよう
に、それら3本の極細同軸線心3を各案内溝20に沿わ
せて、貫通孔2内に挿入し、案内溝20上に接着剤8を
塗布して、極細同軸線心3と基台1とを固定一体化させ
る。案内溝20上に塗布する接着剤8は、例えば、ホッ
トメルト系接着剤や紫外線硬化樹脂等が用いられる。
【0038】そして、極細同軸線心3の出口となる基台
1の端面9において、3本の極細同軸線心3の中心導体
4及び外部導体層6が露出し、3本の極細同軸線心3の
端末部の端面が基台1の端面9と同一平面となるよう
に、極細同軸線心3を基台1ごと研磨して、導体露出面
を形成する。
【0039】その後、基台1の端面9と回路パターン部
材11との間に異方性導電膜10を挟んで接続固定す
る。具体的には、基台1の端面9に異方性導電膜10を
貼り付け、回路パターン部材11を熱圧着して固定す
る。
【0040】このとき、回路パターン部材11は、その
表面に形成された各導体回路パターン部13,14が基
台1の端面9と向かい合うように固定する。これによっ
て、極細同軸線心3の中心導体4及び外部導体層6が、
異方性導電膜10によって、信号導体回路パターン部1
3及びグランド導体回路パターン部14にそれぞれ圧接
接合され、電気的に接続される。
【0041】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、極細同軸線心3を基台1の貫通孔2内に挿入して整
列させて、異方性導電膜10によって回路パターン部材
11を固定することによって、一括でまとめて接続する
ことができるので、従来のように極細同軸線心を1本ず
つ接合する必要がなく、極細の線心で多心であっても簡
単に狭ピッチで接続できる。これによって、製造の手間
を簡略化することができ、製造コストを大幅に削減でき
る。
【0042】さらに、中心導体4と信号導体回路パター
ン部13との接合部が基台1と回路パターン部材11の
基板12に挟まれて保護されているので、安定した接続
が可能となる。
【0043】なお、本実施の形態では、基台1の端面9
は垂直に形成されているが、図7に示すように、端面9
は、傾きを付けて形成してもよい。この傾き角(基台1
の底面と端面の成す角)αは、30〜80°或いは10
0〜150°の範囲とするのが好ましい。
【0044】このように、端面9に傾きを付けることに
よって、極細同軸線心3の露出する断面積を大きくする
ことができ、回路パターン部材11との機械的接続及び
電気的接続をより良好なものとすることができる。この
場合、回路パターン部材の各導体回路パターン部は、極
細同軸線心の中心導体及び外部導体層の断面形状に合わ
せた形状とする。
【0045】また、基台1の案内溝20及び貫通孔2
は、図8に示すように、基台1の端面9側に向かうにつ
れて、徐々にピッチ及び幅が狭くなるように形成しても
よい。これによれば、貫通孔2内への極細同軸線心3の
挿入をより簡単に行うことができる。
【0046】さらに、基台1の貫通孔2の配列は、上記
実施の形態のように一直線状に限られるものではなく、
例えば、図9に示すように、三角形状に配列してもよ
い。なお、この場合の回路パターン部材の各導体回路パ
ターン部は、極細同軸線心の中心導体及び外部導体層の
形状に合わせて配置するのは言うまでもない。
【0047】また、案内溝20の断面形状は、半円形状
に限られることなく、V字形状やU字形状であってもよ
い。さらに、回路パターン部材11は、電子部品が搭載
されたプリント回路基板であっても、本発明が適用可能
である。
【0048】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、極細線心
の端末部を基台に整列させて固定するだけで、信号導体
回路パターン部の一端部にまとめて接続できるので、極
細の線心で多心であっても簡単に狭ピッチで接続でき、
製造の手間を簡略化することができるといった優れた効
果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る極細多心ケーブルの端末接続部の
好適な実施の形態を示した斜視図である。
【図2】本発明に係る極細多心ケーブルの端末接続部の
基台を示した斜視図である。
【図3】本発明に係る極細多心ケーブルの端末接続部の
回路パターン部材を示した展開図である。
【図4】本発明に係る極細多心ケーブルの端末接続部の
基台の端面を示した正面図である。
【図5】極細同軸線心の一例を示した断面図である。
【図6】本発明に係る極細多心ケーブルの端末接続部の
異方性導電膜部分を示した部分拡大断面図である。
【図7】本発明に係る極細多心ケーブルの端末接続部の
他の好適な実施の形態を示した側面である。
【図8】本発明に係る極細多心ケーブルの端末接続部の
他の好適な実施の形態の基台を示した平面図である。
【図9】本発明に係る極細多心ケーブルの端末接続部の
他の好適な実施の形態の基台の端面を示した正面図であ
る。
【図10】従来の極細多心ケーブルの端末接続部を示し
た斜視図である。
【符号の説明】
1 基台 2 貫通孔 3 極細同軸線心(極細線心) 4 中心導体(導体線) 5 絶縁体層 6 外部導体層 7 ジャケット層 9 (基台の)端面 10 異方性導電膜 11 回路パターン部材 13 信号導体回路パターン部 14 グランド導体回路パターン部 20 案内溝 21 端末接続部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上野 仁志 東京都千代田区大手町一丁目6番1号 日 立電線株式会社内 (72)発明者 山本 勇揮 東京都千代田区大手町一丁目6番1号 日 立電線株式会社内 Fターム(参考) 5E077 BB03 BB31 CC22 DD14 DD20 EE03 GG24 JJ21 5E319 AA03 AA07 AC03 BB16 CC12 CD02 CD04 GG01 GG15 5E338 AA01 AA05 AA12 CC01 CC06 CD12 CD24 EE23 EE32 5G355 AA10 BA01 BA04 BA12 CA04 CA15 5G375 AA10 CA03 CA12 DA09 DB11 EA17

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導体線に絶縁被覆が施された極細線心を
    複数本束ねてなる極細多心ケーブルの上記導体線の端末
    部と、導体回路パターンの複数本の信号導体回路パター
    ン部とをそれぞれ接続する極細多心ケーブルの端末接続
    部において、上記極細線心の端末部を所定の配置で整列
    させて固定すると共に上記導体線の端末部の端面と同一
    平面に形成された端面を有する基台と、上記信号導体回
    路パターン部の一端部が上記導体線の端末部の配置と一
    致する配置で同一平面に形成された回路パターン部材
    と、上記導体線の端末部と上記信号導体回路パターン部
    の一端部とを接合すべくその間に配置され厚さ方向にの
    み導電性を有する異方性導電膜とを備えたことを特徴と
    する極細多心ケーブルの端末接続部。
  2. 【請求項2】 上記極細線心は、中心導体と、その中心
    導体の外周に被覆された絶縁体層と、その絶縁体層の外
    周に形成された外部導体層と、その外部導体層の外周に
    被覆されたジャケット層とを有する極細同軸線心であ
    り、且つ上記回路パターン部材は、上記中心導体と接続
    される信号導体回路パターン部と、上記外部導体層と接
    続され上記信号導体回路パターン部の一端部の周囲を取
    り囲むと共に少なくとも1本の線状のパターンにより形
    成されたグランド導体回路パターン部とを備えた請求項
    1記載の極細多心ケーブルの端末接続部。
  3. 【請求項3】 上記極細線心は、その外径が0.5mm
    以下で、上記基台の端面における配列ピッチが0.3〜
    0.7mm間隔である請求項1または2いずれかに記載
    の極細多心ケーブルの端末接続部。
  4. 【請求項4】 上記回路パターン部材は、その上記導体
    線の端末部側とは逆側端部の上記信号導体回路パターン
    部の間隔が、上記導体線の端末部側端部の上記信号導体
    回路パターン部の間隔よりも狭くなるように形成されて
    いる請求項1から3いずれかに記載の極細多心ケーブル
    の端末接続部。
  5. 【請求項5】 上記基台には、上記極細線心が挿入され
    る貫通孔が形成されると共に、その貫通孔の挿入方向上
    流側には、上記極細線心を貫通孔入口へと案内する案内
    溝が形成された請求項1から4いずれかに記載の極細多
    心ケーブルの端末接続部。
  6. 【請求項6】 導体線に絶縁被覆が施された極細線心を
    複数本束ねてなる極細多心ケーブルの上記導体線の端末
    部と、導体回路パターンの複数本の信号導体回路パター
    ン部とをそれぞれ接続する極細多心ケーブルの端末接続
    方法において、上記極細線心の端末部を所定の配置で整
    列させるための基台に形成された貫通孔に挿入して固定
    し、上記極細線心の出口となる基台の端面と上記導体線
    の端末部の端面が同一平面となるように基台の端面を研
    磨し、上記信号導体回路パターン部の一端部が上記導体
    線の端末部の配置と一致する配置で同一平面に形成され
    た回路パターン部材を、上記導体線の端末部側端面と上
    記信号導体回路パターン部の一端部とが重ね合わさるよ
    うに、厚さ方向にのみ導電性を有する異方性導電膜を挟
    んで上記基台の端面に接合させることを特徴とする極細
    多心ケーブルの端末接続方法。
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