JP2003178378A - 生活見守りシステム - Google Patents

生活見守りシステム

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JP2003178378A
JP2003178378A JP2001378941A JP2001378941A JP2003178378A JP 2003178378 A JP2003178378 A JP 2003178378A JP 2001378941 A JP2001378941 A JP 2001378941A JP 2001378941 A JP2001378941 A JP 2001378941A JP 2003178378 A JP2003178378 A JP 2003178378A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 対象者の現在状況を確実に把握できる生活見
守りシステムを提供する。 【解決手段】 生活見守りシステムSでは、サーバシス
テム10(管理装置)から関係者端末30等に対象者見
守り用の画面を配信する。この画面には、最新情報要求
部が表示されている。この要求部をクリックすると、最
新情報要求信号がWebサーバ13(要求受入れ手段)
に届き、それに応答して通信サーバ11(最新情報取得
手段)が、対象者宅2の見守り装置20から最新の見守
り情報を定期のバッチ通信とは別途に臨時に取り込む。
そして、Webサーバ13(最新情報送信手段)が、こ
の最新見守り情報の画面データを上記関係者端末30に
送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、独居高齢者等を
見守る生活見守りシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】来るべき高齢化社会に向けて、独居高齢
者等の暮らしを見守り、介護を支援するシステムが注目
されている。このシステムでは、見守り対象者の宅内で
の生活動作等の情報を宅内見守り装置で検出する。検出
情報は、公衆電話回線等の通信手段を使って、所定時間
(例えば1時間)毎にまとめてバッチ通信で管理センタ
のサーバ(管理装置)に送られる。サーバは、受信した
情報を例えばWeb画面に編集し、対象者の親族やヘル
パー等の関係者の端末に配信する。これによって、上記
関係者は、対象者を遠隔で見守ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来システムで
は、宅内見守り装置による検出情報が所定時間置きに管
理センタに届けられるため、関係者端末の配信画面も所
定時間置きに更新されることになる。したがって、更新
後の情報については、上記所定時間待たなければ知るこ
とができないという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、本発明は、見守り対象者宅に設置された宅内見守り
装置と、この宅内見守り装置から上記対象者の見守り情
報をバッチ通信で定期的に受信して蓄積するとともに上
記対象者の関係者の端末に配信する管理装置とを備えた
生活見守りシステムに係る。そして、上記管理装置が、
上記関係者端末への配信画面に最新情報要求部を表示さ
せる最新要求表示手段と、上記要求部からの最新情報要
求信号を受け入れる要求受入れ手段と、上記最新情報要
求信号に応答して上記宅内見守り装置から最新の見守り
情報を上記定期のバッチ通信とは別途に臨時に取得する
最新情報取得手段と、取得した最新見守り情報の画面デ
ータを上記関係者端末に送信する最新情報送信手段とを
有している。
【0005】ここで、上記宅内見守り装置が、上記見守
り情報として対象者の生活動作を検出する生活動作検出
手段を有しているのが望ましい。これにより、上記最新
情報送信手段による上記関係者端末への画面データが、
上記生活動作の最新情報を含むことになる。
【0006】また、上記宅内見守り装置が、上記見守り
情報として対象者宅の防犯状態を検出する防犯検出手段
を有しているのが望ましい。これにより、上記最新情報
送信手段による上記関係者端末への画面データが、上記
防犯状態の最新情報を含むことになる。上記防犯検出手
段が、上記対象者宅の出入口の内錠を撮影する錠撮影手
段を含んでいるのが望ましい。これにより、上記錠撮影
手段の映像が、上記関係者端末に画面表示されることに
なる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、図
面を参照して説明する。図1は、独居高齢者等を対象者
Aとする生活見守りシステムSを示したものである。生
活見守りシステムSは、各見守り対象者宅2に設置され
た宅内見守り装置20と、管理センタ1に設置されたサ
ーバシステム10(管理装置)と、各対象者Aに対する
見守り関係者B,C,Dのクライアント端末30,4
0,50とを備えている。見守り関係者として、対象者
Aの親族B、介護センタ4のヘルパーC、バックアップ
センタ5のオペレータD等がいる。バックアップセンタ
5は、介護センタ4のヘルパーCが多忙や就労時間外等
で対象者Aをケアしきれない時に、それに代わって電話
連絡等のバックアップを行う機関であり、オペレータD
が24時間態勢で端末50の監視を行っている。
【0008】対象者宅2の宅内見守り装置20は、見守
り主装置21と、対象者Aの生活動作を検出するための
各種センサ22,23(生活動作検出手段)と、対象者
宅2の防犯状態を検出するCCDカメラ24(防犯カメ
ラ、防犯検出手段、錠撮影手段)とを有している。
【0009】生活動作検出センサには、対象者Aの生活
動作を直接検出する人感センサ22と、宅H内の各種設
備の状態を検出することにより対象者Aの生活動作を間
接的に把握する設備センサ23とが含まれている。人感
センサ22は、人体の動きに感応する焦電型赤外線セン
サなどで構成され、対象者宅2の居室、寝室、玄関、ト
イレ、台所などの各所に設置されている。設備センサ2
3は、テレビや照明機器のオン、オフを検出する家電セ
ンサや、冷蔵庫の扉の開閉を検出する冷蔵庫センサや、
水道の使用の有無を検出する水道センサや、ガスの使用
の有無を検出するガスセンサ等で構成されている。
【0010】CCDカメラ24は、対象者宅2の玄関扉
2a(出入口)の内錠2bを撮影するようになってい
る。
【0011】生活動作検出センサ22,23の検出信号
やCCDカメラ24の映像信号(防犯状態の情報)は、
配線25を介して見守り主装置21に送られるようにな
っている。
【0012】見守り主装置21は、センサ22,23の
検出信号に基づいて対象者Aの居場所や就寝・起床や外
出・帰宅等の生活動作情報を得る。例えば、寝室の人感
センサ22が感応後、寝室以外の人感センサ22が一定
時間(例えば3時間)感応しなかったとき、就寝したと
判定する。その後、寝室以外の人感センサ22の1つ、
例えば居間の人感センサ22が一定時間(例えば5分
間)感応したとき、起床(居間に移動)したと判定す
る。また、玄関の人感センサ22が感応後、一定時間
(例えば30分)何れの人感センサ22も感応しなかっ
たとき、外出したと判定する。その後、玄関等の人感セ
ンサ22が感応したとき、帰宅したと判定する。見守り
主装置21は、判定内容と判定時刻を生活動作情報とし
てメモリに一時的に蓄積する。
【0013】また、見守り主装置21は、上記生活動作
情報に基づいて更に異変の有無を判定する。例えば、設
定時刻を過ぎても起床と判定されなかった時や、トイレ
や風呂に留まっている時間が設定時間を越えた時等に
「異変発生」と判定する。
【0014】見守り主装置21は、ISDN網、IP
網、アナログ電話網などの通信ネットワーク60を介し
て管理センタ1のサーバシステム10に接続されてい
る。
【0015】管理センタ1のサーバシステム10は、通
信、データベース、Webの3つのサーバ11〜13を
備え、これらサーバ11〜13が、イントラネット14
によって互いに接続されている。そして、通信サーバ1
1が、上記通信ネットワーク60に接続されている。こ
れによって、上記生活動作情報や異変発生情報やCCD
カメラ24の映像等の見守り情報が、見守り主装置21
から通信ネットワーク60を経て通信サーバ11に送信
されるようになっている。
【0016】ここで、異変発生情報については、その性
格上、「異変発生」との判定がなされた時、直ちに、通
信サーバ11に送信される。一方、生活動作情報につい
ては、前述したように主装置21のメモリに一時的に蓄
積された後、定期的に(例えば1時ちょうど、2時ちょ
うど等のように1時間毎に)まとめてバッチ通信で通信
サーバ11に送信される。これによって、通信コストを
低減することができ、ひいては、生活見守りシステムS
の運営コストを低減することができる。CCDカメラ2
4の映像の通信サーバ11への送信時期については、後
述する。
【0017】通信サーバ11は、受信した情報をデータ
ベースサーバ12に送る。データベースサーバ12は、
これら情報をデータベース化して蓄積する。データベー
スサーバ12には、上記受信情報の他、対象者Aや関係
者B〜Dに関するIDコードや連絡先等の固定登録情報
が蓄積されている。
【0018】Webサーバ13は、上記データベースサ
ーバ12の登録、蓄積情報に基づいて対象者Aの見守り
用Webページ(画面データ、図2〜図4参照)を作成
するようになっている。このWebサーバ13が、イン
ターネット61(通信ネットワーク)を介して上記関係
者B〜Dのクライアント端末30,40,50に接続さ
れている。
【0019】端末30,40,50には、Web閲覧ソ
フトウェアが搭載されている。これによって、対象者A
の見守り情報が、Webサーバ13からWebページと
して配信され、クライアント端末30,40,50で閲
覧できるようになっている。なお、Webページへのア
クセスに際して認証を行うことにより、対象者Aごとに
対応する関係者B〜Dのみ閲覧できるようにするのは言
うまでもない。
【0020】図2は、対象者Aの親族Bの端末30によ
る上記Webページの閲覧画面70の一例を示したもの
である。Web画面70には、対象者名欄71、カレン
ダー欄72、生活パターン表示欄73、参照欄74、現
在状況表示欄75が設けられている。(勿論、この画面
70は、介護センタ4やバックアップセンタ5のクライ
アント端末40,50でも閲覧可能である。後述する画
面70A,70Bについても同様である。これら端末4
0,50では、複数の対象者Aを見守っているため、閲
覧したい対象者Aのページを対象者名欄71によって選
択できるようになっている。)
【0021】カレンダー欄72は、現在日(図2の例で
は、2001年9月1日)より前の生活パターン表示7
3a(後述)を閲覧したいときに用いられる。生活パタ
ーン表示欄73には、画面の横方向に時刻軸73xが設
定されている。この時刻軸73xに沿って帯状の生活パ
ターン表示73aが設けられている。生活パターン表示
73aは、一日の生活パターンを時系列で生活動作の種
類(居場所)に応じて色分けして表現したものである。
色と生活動作(居場所)との関係は、参照欄74に説明
されている。この生活パターン表示73aは、上記見守
り主装置21による居場所等の判定情報に基づいて作成
される。なお、図2の画面70は、上記現在日の20時
過ぎのものであるので、生活パターン表示73aは、2
0時ちょうど(直前のバッチ通信時)までの分で途切れ
ている。
【0022】生活パターン表示73aの上側には、家電
モニタ表示73bが青色の線で添えられている。家電モ
ニタ表示73bは、テレビ用のセンサ23からの情報に
基づくものであり、テレビがオンされていた期間を示し
ている。なお、テレビ以外の設備(照明器具、冷蔵庫、
水栓、ガス器具等)のセンサ情報をも画面表示できるよ
うにしてもよい。
【0023】家電モニタ表示73bと生活パターン表示
73aとの間には、外出を示す上向きの矢印73cと、
帰宅を示す下向きの矢印73dとが表示されている。こ
れら矢印73c,73dは、見守り主装置21による外
出・帰宅の判定情報に基づいて作成される。
【0024】現在状況表示欄75には、在宅・外出表記
部75a、設定時間欄75b、イメージフレーム75
c、最新センサ情報表記部75dが設けられている。在
宅・外出表記部75aには、現在(正確には直前のバッ
チ通信時)対象者Aが在宅中か外出中かが表記されてい
る。この表記部75aは、見守り主装置21による外出
・帰宅判定情報に基づいて作成されている。設定時間欄
75bには、上記各種の異変判定に用いる設定時間が列
挙されている。これら設定時間は、データベースサーバ
12の蓄積データからピックアップしたものである。
【0025】イメージフレーム75cには、異変発生情
報の有無に応じたイメージ図が表示される。図2におい
ては、「異変無し」のイメージ図が表示されている。な
お、前述したように、見守り主装置21で「異変発生」
と判定された場合は、異変発生情報が、直ちに通信サー
バ11に送られる。そして、データベースサーバ12に
データベース化されるとともに、Webサーバ13から
関係者端末40,30等に送信される。これによって、
イメージフレーム75cのイメージ図が「異変発生」を
示すものに変わる等、画面に異変を報知する内容が表示
されることになる。
【0026】イメージフレーム75cには、「セキュリ
ティ」と表記されたセキュリティ情報取得ボタン75e
(防犯状態の最新情報要求部)が設けられている。な
お、ボタン75eの配置場所は、イメージフレーム75
c内に限定されるものではなく、Webサーバ13によ
って任意に設定可能である。
【0027】最新センサ情報表記部75dには、最新
(正確には直前のバッチ通信時)の生活動作情報が表記
されている。また、表記部75dには、「最新センサ情
報」と表記された見出しが設けられている。この見出し
が、最新生活情報取得ボタン75f(生活動作の最新情
報要求部)となっている。なお、上記見出しとは別途に
ボタン75fを設けることにしてもよい。
【0028】本発明に係る機能について説明する。例え
ば、親族Bは、2001年9月1日20時過ぎの時点に
おいて、図2のWeb画面70を開き、在宅・外出表記
部75aや最新センサ情報表記部75dや生活パターン
表示欄73を見て、対象者Aが外出中であることを知
る。そこで、セキュリティ情報取得ボタン75eをクリ
ックする。
【0029】すると、親族端末30から最新セキュリテ
ィ情報(防犯状態の最新情報)を要求する信号がインタ
ーネット61を介してWebサーバ13(防犯状態の最
新情報の要求受入部)へ送られる。Webサーバ13
は、この要求を通信サーバ11に伝える。更に、通信サ
ーバ11が、通信ネットワーク60を介して対象者宅2
の見守り主装置21に伝える。
【0030】これを受けた見守り主装置21は、CCD
カメラ24をオンする。これによって、玄関扉2aの内
錠2bが撮影される。この映像は、見守り主装置21か
ら通信ネットワーク60を介して通信サーバ11に送信
され、通信サーバ11からWebサーバ13に届けられ
る。Webサーバ13は、この映像をWebページのイ
メージフレーム75cに貼り付け、端末30に配信す
る。
【0031】これによって、端末30のWeb画面が、
図2に示す画面70から図3に示す画面70Aに変わ
る。画面70Aのイメージフレーム75cには、異変の
有無を示す図に代えて、上記CCDカメラ24の映像が
表示されている。すなわち、対象者宅2の玄関内錠2b
の現時点での様子が映されている。これによって、対象
者Aが外出時に玄関扉2aを施錠したか否かを確認する
ことができ、外出時のセキュリティを確保することがで
きる。
【0032】なお、上記映像は、対象者Aの在宅中でも
取得できることは勿論である。また、上記映像をフレー
ム75c以外の場所に表示し、フレーム75cには、異
変の有無のイメージ図のみを表示することにしてもよ
い。上記映像を画面全体に拡大して表示できるようにし
てもよい。画面70Aにおいて、イメージフレーム75
cに表示された閉ボタン75gをクリックすると、上記
映像が閉じられ、図2に示すイメージ図の画面70に戻
る。
【0033】既に述べたように、宅内見守り装置20か
ら管理センタ1への生活動作情報の送信は、1時間置き
に行われている。したがって、図2の画面70では、2
1時になるまで(例えば20時30分頃に)20時以降
の情報を得ることができない。そこで、画面70上の最
新生活情報取得ボタン75fをクリックする。これによ
って、親族端末30から最新生活動作情報(直前のバッ
チ通信後の情報)を要求する信号がインターネット61
を介してWebサーバ13(最新生活動作情報の要求受
入部)へ送られる。Webサーバ13は、この要求を通
信サーバ11に伝える。更に、通信サーバ11が、通信
ネットワーク60を介して対象者宅2の見守り主装置2
1に伝える。
【0034】これを受けた見守り主装置21は、内蔵メ
モリに蓄積された20時以降(直前のバッチ通信時以
降)の生活動作情報の全てを通信ネットワーク60を介
して通信サーバ11(最新情報取得手段)に送信する。
この情報は、通信サーバ11からデータベースサーバ1
2に送られてデータベース化されるとともに、Webサ
ーバ13に送られる。Webサーバ13は、この情報を
盛り込んだ新たなWebページを作成し、端末30に配
信する。
【0035】これによって、端末30のWeb画面が、
図2に示す画面70から図4に示す画面70Bに更新さ
れる。新たな画面70Bにおいては、生活パターン表示
73aに、20時ちょうどから現時点すなわち20時3
0分頃まで(直前のバッチ通信時から最新情報要求時ま
で)の生活動作が追加されている。また、在宅・外出表
記部75aや最新センサ情報表記部75dが現時点ない
しは最新のものに更新されている。これによって、親族
Bは、例えば対象者Aが既に帰宅していることや、現在
は居室に居ること等を知ることができる。このように、
本システムSによれば、次回のバッチ通信時刻まで待た
なくても、最新情報を臨時に取得することができるの
で、対象者Aの現在状況を確実に把握でき、見守り活動
の充実を図ることができる。
【0036】本発明は、上記実施形態に限定されるもの
ではなく、種々の改変を行うことができる。例えば、防
犯検出手段として、CCDカメラ24に代えて、玄関内
錠2bの開閉状態を検出する錠センサを用いてもよい。
また、窓の施錠や破損の有無を検出するようなセンサを
用いてもよい。防犯検出手段による防犯情報は、定期の
バッチ通信時に見守り情報の一部として上記生活動作情
報と共に管理センタ1に送り、データベース化するとと
もに、端末30,40,50に配信することにしてもよ
い。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
宅内見守り装置に蓄積された最新の見守り情報を、定期
のバッチ通信時刻まで待たなくても、臨時に取得して画
面表示することができ、対象者の現在状況を確実に把握
でき、見守り活動の充実を図ることができる。対象者の
生活動作は勿論、対象者宅の防犯情報をも見守り情報と
して臨時取得できるようにすることにより、見守り活動
を一層充実させることができる。防犯情報として出入口
の内錠の映像を画面表示できるようにすることによっ
て、対象者宅の防犯状態を確実に把握することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る生活見守りシステム
の概略構成図である。
【図2】上記システムにおける親族端末の閲覧画面を、
定期の更新がなされた状態で例示した説明図である。
【図3】上記システムにおける親族端末の閲覧画面を、
セキュリティ情報を表示させた状態で例示した説明図で
ある。
【図4】上記システムにおける親族端末の閲覧画面を、
最新情報を臨時に表示させた状態で例示した説明図であ
る。
【符号の説明】
A 見守り対象者 B 対象者の親族(見守り関係者) C 介護センタのヘルパー(見守り関係者) D バックアップセンタのオペレータ(見守り関係者) S 生活見守りシステム 10 サーバシステム(管理装置) 11 通信サーバ(最新情報取得手段) 13 Webサーバ(最新要求表示手段、要求受入れ手
段、最新情報送信手段) 20 宅内見守り装置 21 見守り主装置 22 人感センサ(生活動作検出手段) 23 設備センサ(生活動作検出手段) 24 CCDカメラ(防犯検出手段、錠撮影手段) 30 親族のクライアント端末(関係者端末) 40 介護センタのヘルパーのクライアント端末(関係
者端末) 50 バックアップセンタのオペレータのクライアント
端末(関係者端末)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成15年3月3日(2003.3.3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 生活見守りシステム
【特許請求の範囲】
請求項4】 上記宅内見守り装置が、上記見守り情報
として対象者の生活動作を検出する生活動作検出手段を
有し、これにより、上記最新情報送信手段による上記関
係者端末への見守り情報が、上記生活動作の最新情報を
含むことを特徴とする請求項1に記載の生活見守りシス
テム。
請求項5】 上記宅内見守り装置が、上記見守り情報
として対象者宅の防犯状態を検出する防犯検出手段を有
し、これにより、上記最新情報送信手段による上記関係
者端末への見守り情報が、上記防犯状態の最新情報を含
むことを特徴とする請求項1または4の何れかに記載の
生活見守りシステム。
請求項6】 上記防犯検出手段が、上記対象者宅の出
入口の内錠を撮影する錠撮影手段を含み、これにより、
上記錠撮影手段の映像が、上記関係者端末に画面表示さ
れることを特徴とする請求項5に記載の生活見守りシス
テム。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、独居高齢者等を
見守る生活見守りシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】来るべき高齢化社会に向けて、独居高齢
者等の暮らしを見守り、介護を支援するシステムが注目
されている。このシステムでは、見守り対象者の宅内で
の生活動作等の情報を宅内見守り装置で検出する。検出
情報は、公衆電話回線等の通信手段を使って、所定時間
(例えば1時間)毎にまとめてバッチ通信で管理センタ
のサーバ(管理装置)に送られる。サーバは、受信した
情報を例えばWeb画面に編集し、対象者の親族やヘル
パー等の関係者端末に配信する。これによって、上記関
係者は、対象者を遠隔で見守ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来システムで
は、宅内見守り装置による検出情報が所定時間置きに管
理センタに届けられるため、関係者端末の配信画面も所
定時間置きに更新されることになる。したがって、更新
後の情報については、上記所定時間待たなければ知るこ
とができないという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、本発明は、見守り対象者宅に設置された宅内見守り
装置と、この宅内見守り装置から上記対象者の見守り情
報をバッチ通信で定期的に受信して蓄積するとともに上
記対象者の関係者端末に配信する管理装置とを備えた生
活見守りシステムに係る。そして、上記管理装置が、
記関係者端末からの直前のバッチ通信以降の情報を要求
する信号を受け入れる要求受け入れ手段と、上記信号
応答して上記宅内見守り装置から最新の見守り情報を上
記定期のバッチ通信とは別途に臨時に取得する最新情報
取得手段と、取得した最新の見守り情報を上記関係者端
末に送信する最新情報送信手段とを有している。
【0005】ここで、上記見守り情報は、人感センサ−
の感応結果に基づく、判定時刻と判定内容からなる生活
動作情報であることが望ましい。
【0006】また、上記見守り情報は、居場所の判定情
報に基づいて作成され、時刻軸に沿って生活パターンを
時系列で表現した表示を有することが好ましい。
【0007】また、上記宅内見守り装置が、上記見守り
情報として対象者の生活動作を検出する生活動作検出手
段を有しているのが望ましい。これにより、上記最新情
報送信手段による上記関係者端末への見守り情報が、上
記生活動作の最新情報を含むことになる。
【0008】また、上記宅内見守り装置が、上記見守り
情報として対象者宅の防犯状態を検出する防犯検出手段
を有しているのが望ましい。これにより、上記最新情報
送信手段による上記関係者端末への見守り情報が、上記
防犯状態の最新情報を含むことになる。上記防犯検出手
段が、上記対象者宅の出入口の内錠を撮影する錠撮影手
段を含んでいるのが望ましい。これにより、上記錠撮影
手段の映像が、上記関係者端末に画面表示されることに
なる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、図
面を参照して説明する。図1は、独居高齢者等を対象者
Aとする生活見守りシステムSを示したものである。生
活見守りシステムSは、各見守り対象者宅2に設置され
た宅内見守り装置20と、管理センタ1に設置されたサ
ーバシステム10(管理装置)と、各対象者Aに対する
見守り関係者B,C,Dのクライアント端末30,4
0,50とを備えている。見守り関係者として、対象者
Aの親族B、介護センタ4のヘルパーC、バックアップ
センタ5のオペレータD等がいる。バックアップセンタ
5は、介護センタ4のヘルパーCが多忙や就労時間外等
で対象者Aをケアしきれない時に、それに代わって電話
連絡等のバックアップを行う機関であり、オペレータD
が24時間態勢で端末50の監視を行っている。
【0010】対象者宅2の宅内見守り装置20は、見守
り主装置21と、対象者Aの生活動作を検出するための
各種センサ22,23(生活動作検出手段)と、対象者
宅2の防犯状態を検出するCCDカメラ24(防犯カメ
ラ、防犯検出手段、錠撮影手段)とを有している。
【0011】生活動作検出センサには、対象者Aの生活
動作を直接検出する人感センサ22と、宅2内の各種設
備の状態を検出することにより対象者Aの生活動作を間
接的に把握する設備センサ23とが含まれている。人感
センサ22は、人体の動きに感応する焦電型赤外線セン
サなどで構成され、対象者宅2の居室、寝室、玄関、ト
イレ、台所などの各所に設置されている。設備センサ2
3は、テレビや照明機器のオン、オフを検出する家電セ
ンサや、冷蔵庫の扉の開閉を検出する冷蔵庫センサや、
水道の使用の有無を検出する水道センサや、ガスの使用
の有無を検出するガスセンサ等で構成されている。
【0012】CCDカメラ24は、対象者宅2の玄関扉
2a(出入口)の内錠2bを撮影するようになってい
る。
【0013】生活動作検出センサ22,23の検出信号
やCCDカメラ24の映像信号(防犯状態の情報)は、
配線25を介して見守り主装置21に送られるようにな
っている。
【0014】見守り主装置21は、センサ22,23の
検出信号に基づいて対象者Aの居場所や就寝・起床や外
出・帰宅等の生活動作情報を得る。例えば、寝室の人感
センサ22が感応後、寝室以外の人感センサ22が一定
時間(例えば3時間)感応しなかったとき、就寝したと
判定する。その後、寝室以外の人感センサ22の1つ、
例えば居間の人感センサ22が一定時間(例えば5分
間)感応したとき、起床(居間に移動)したと判定す
る。また、玄関の人感センサ22が感応後、一定時間
(例えば30分)何れの人感センサ22も感応しなかっ
たとき、外出したと判定する。その後、玄関等の人感セ
ンサ22が感応したとき、帰宅したと判定する。見守り
主装置21は、判定内容と判定時刻を生活動作情報とし
てメモリに一時的に蓄積する。
【0015】また、見守り主装置21は、上記生活動作
情報に基づいて更に異変の有無を判定する。例えば、設
定時刻を過ぎても起床と判定されなかった時や、トイレ
や風呂に留まっている時間が設定時間を越えた時等に
「異変発生」と判定する。
【0016】見守り主装置21は、ISDN網、IP
網、アナログ電話網などの通信ネットワーク60を介し
て管理センタ1のサーバシステム10に接続されてい
る。
【0017】管理センタ1のサーバシステム10は、通
信、データベース、Webの3つのサーバ11〜13を
備え、これらサーバ11〜13が、イントラネット14
によって互いに接続されている。そして、通信サーバ1
1が、上記通信ネットワーク60に接続されている。こ
れによって、上記生活動作情報や異変発生情報やCCD
カメラ24の映像等の見守り情報が、見守り主装置21
から通信ネットワーク60を経て通信サーバ11に送信
されるようになっている。
【0018】ここで、異変発生情報については、その性
格上、「異変発生」との判定がなされた時、直ちに、通
信サーバ11に送信される。一方、生活動作情報につい
ては、前述したように主装置21のメモリに一時的に蓄
積された後、定期的に(例えば1時ちょうど、2時ちょ
うど等のように1時間毎に)まとめてバッチ通信で通信
サーバ11に送信される。これによって、通信コストを
低減することができ、ひいては、生活見守りシステムS
の運営コストを低減することができる。CCDカメラ2
4の映像の通信サーバ11への送信時期については、後
述する。
【0019】通信サーバ11は、受信した情報をデータ
ベースサーバ12に送る。データベースサーバ12は、
これら情報をデータベース化して蓄積する。データベー
スサーバ12には、上記受信情報の他、対象者Aや関係
者B〜Dに関するIDコードや連絡先等の固定登録情報
が蓄積されている。
【0020】Webサーバ13は、上記データベースサ
ーバ12の登録、蓄積情報に基づいて対象者Aの見守り
用Webページ(画面データ、図2〜図4参照)を作成
するようになっている。このWebサーバ13が、イン
ターネット61(通信ネットワーク)を介して上記関係
者B〜Dのクライアント端末30,40,50に接続さ
れている。
【0021】端末30,40,50には、Web閲覧ソ
フトウェアが搭載されている。これによって、対象者A
の見守り情報が、Webサーバ13からWebページと
して配信され、クライアント端末30,40,50で閲
覧できるようになっている。なお、Webページへのア
クセスに際して認証を行うことにより、対象者Aごとに
対応する関係者B〜Dのみ閲覧できるようにするのは言
うまでもない。
【0022】図2は、対象者Aの親族Bの端末30によ
る上記Webページの閲覧画面70の一例を示したもの
である。Web画面70には、対象者名欄71、カレン
ダー欄72、生活パターン表示欄73、参照欄74、現
在状況表示欄75が設けられている。(勿論、この画面
70は、介護センタ4やバックアップセンタ5のクライ
アント端末40,50でも閲覧可能である。後述する画
面70A,70Bについても同様である。これら端末4
0,50では、複数の対象者Aを見守っているため、閲
覧したい対象者Aのページを対象者名欄71によって選
択できるようになっている。)
【0023】カレンダー欄72は、現在日(図2の例で
は、2001年9月1日)より前の生活パターン表示7
3a(後述)を閲覧したいときに用いられる。生活パタ
ーン表示欄73には、画面の横方向に時刻軸73xが設
定されている。この時刻軸73xに沿って帯状の生活パ
ターン表示73aが設けられている。生活パターン表示
73aは、一日の生活パターンを時系列で生活動作の種
類(居場所)に応じて色分けして表現したものである。
色と生活動作(居場所)との関係は、参照欄74に説明
されている。この生活パターン表示73aは、上記見守
り主装置21による居場所等の判定情報に基づいて作成
される。なお、図2の画面70は、上記現在日の20時
過ぎのものであるので、生活パターン表示73aは、2
0時ちょうど(直前のバッチ通信時)までの分で途切れ
ている。
【0024】生活パターン表示73aの上側には、家電
モニタ表示73bが青色の線で添えられている。家電モ
ニタ表示73bは、テレビ用のセンサ23からの情報に
基づくものであり、テレビがオンされていた期間を示し
ている。なお、テレビ以外の設備(照明器具、冷蔵庫、
水栓、ガス器具等)のセンサ情報をも画面表示できるよ
うにしてもよい。
【0025】家電モニタ表示73bと生活パターン表示
73aとの間には、外出を示す上向きの矢印73cと、
帰宅を示す下向きの矢印73dとが表示されている。こ
れら矢印73c,73dは、見守り主装置21による外
出・帰宅の判定情報に基づいて作成される。
【0026】現在状況表示欄75には、在宅・外出表記
部75a、設定時間欄75b、イメージフレーム75
c、最新センサ情報表記部75dが設けられている。在
宅・外出表記部75aには、現在(正確には直前のバッ
チ通信時)対象者Aが在宅中か外出中かが表記されてい
る。この表記部75aは、見守り主装置21による外出
・帰宅判定情報に基づいて作成されている。設定時間欄
75bには、上記各種の異変判定に用いる設定時間が列
挙されている。これら設定時間は、データベースサーバ
12の蓄積データからピックアップしたものである。
【0027】イメージフレーム75cには、異変発生情
報の有無に応じたイメージ図が表示される。図2におい
ては、「異変無し」のイメージ図が表示されている。な
お、前述したように、見守り主装置21で「異変発生」
と判定された場合は、異変発生情報が、直ちに通信サー
バ11に送られる。そして、データベースサーバ12に
データベース化されるとともに、Webサーバ13から
関係者端末40,30等に送信される。これによって、
イメージフレーム75cのイメージ図が「異変発生」を
示すものに変わる等、画面に異変を報知する内容が表示
されることになる。
【0028】イメージフレーム75cには、「セキュリ
ティ」と表記されたセキュリティ情報取得ボタン75e
(防犯状態の最新情報要求部)が設けられている。な
お、ボタン75eの配置場所は、イメージフレーム75
c内に限定されるものではなく、Webサーバ13によ
って任意に設定可能である。
【0029】最新センサ情報表記部75dには、最新
(正確には直前のバッチ通信時)の生活動作情報が表記
されている。また、表記部75dには、「最新センサ情
報」と表記された見出しが設けられている。この見出し
が、最新生活情報取得ボタン75f(生活動作の最新情
報要求部)となっている。なお、上記見出しとは別途に
ボタン75fを設けることにしてもよい。
【0030】本発明に係る機能について説明する。例え
ば、親族Bは、2001年9月1日20時過ぎの時点に
おいて、図2のWeb画面70を開き、在宅・外出表記
部75aや最新センサ情報表記部75dや生活パターン
表示欄73を見て、対象者Aが外出中であることを知
る。そこで、セキュリティ情報取得ボタン75eをクリ
ックする。
【0031】すると、親族端末30から最新セキュリテ
ィ情報(防犯状態の最新情報)を要求する信号がインタ
ーネット61を介してWebサーバ13(防犯状態の最
新情報の要求受入部)へ送られる。Webサーバ13
は、この要求を通信サーバ11に伝える。更に、通信サ
ーバ11が、通信ネットワーク60を介して対象者宅2
の見守り主装置21に伝える。
【0032】これを受けた見守り主装置21は、CCD
カメラ24をオンする。これによって、玄関扉2aの内
錠2bが撮影される。この映像は、見守り主装置21か
ら通信ネットワーク60を介して通信サーバ11に送信
され、通信サーバ11からWebサーバ13に届けられ
る。Webサーバ13は、この映像をWebページのイ
メージフレーム75cに貼り付け、端末30に配信す
る。
【0033】これによって、端末30のWeb画面が、
図2に示す画面70から図3に示す画面70Aに変わ
る。画面70Aのイメージフレーム75cには、異変の
有無を示す図に代えて、上記CCDカメラ24の映像が
表示されている。すなわち、対象者宅2の玄関内錠2b
の現時点での様子が映されている。これによって、対象
者Aが外出時に玄関扉2aを施錠したか否かを確認する
ことができ、外出時のセキュリティを確保することがで
きる。
【0034】なお、上記映像は、対象者Aの在宅中でも
取得できることは勿論である。また、上記映像をフレー
ム75c以外の場所に表示し、フレーム75cには、異
変の有無のイメージ図のみを表示することにしてもよ
い。上記映像を画面全体に拡大して表示できるようにし
てもよい。画面70Aにおいて、イメージフレーム75
cに表示された閉ボタン75gをクリックすると、上記
映像が閉じられ、図2に示すイメージ図の画面70に戻
る。
【0035】既に述べたように、宅内見守り装置20か
ら管理センタ1への生活動作情報の送信は、1時間置き
に行われている。したがって、図2の画面70では、2
1時になるまで(例えば20時30分頃に)20時以降
の情報を得ることができない。そこで、画面70上の最
新生活情報取得ボタン75fをクリックする。これによ
って、親族端末30から最新生活動作情報(直前のバッ
チ通信後の情報)を要求する信号がインターネット61
を介してWebサーバ13(最新生活動作情報の要求受
入部)へ送られる。Webサーバ13は、この要求を通
信サーバ11に伝える。更に、通信サーバ11が、通信
ネットワーク60を介して対象者宅2の見守り主装置2
1に伝える。
【0036】これを受けた見守り主装置21は、内蔵メ
モリに蓄積された20時以降(直前のバッチ通信時以
降)の生活動作情報の全てを通信ネットワーク60を介
して通信サーバ11(最新情報取得手段)に送信する。
この情報は、通信サーバ11からデータベースサーバ1
2に送られてデータベース化されるとともに、Webサ
ーバ13に送られる。Webサーバ13は、この情報を
盛り込んだ新たなWebページを作成し、端末30に配
信する。
【0037】これによって、端末30のWeb画面が、
図2に示す画面70から図4に示す画面70Bに更新さ
れる。新たな画面70Bにおいては、生活パターン表示
73aに、20時ちょうどから現時点すなわち20時3
0分頃まで(直前のバッチ通信時から最新情報要求時ま
で)の生活動作が追加されている。また、在宅・外出表
記部75aや最新センサ情報表記部75dが現時点ない
しは最新のものに更新されている。これによって、親族
Bは、例えば対象者Aが既に帰宅していることや、現在
は居室に居ること等を知ることができる。このように、
本システムSによれば、次回のバッチ通信時刻まで待た
なくても、最新情報を臨時に取得することができるの
で、対象者Aの現在状況を確実に把握でき、見守り活動
の充実を図ることができる。
【0038】本発明は、上記実施形態に限定されるもの
ではなく、種々の改変を行うことができる。例えば、防
犯検出手段として、CCDカメラ24に代えて、玄関内
錠2bの開閉状態を検出する錠センサを用いてもよい。
また、窓の施錠や破損の有無を検出するようなセンサを
用いてもよい。防犯検出手段による防犯情報は、定期の
バッチ通信時に見守り情報の一部として上記生活動作情
報と共に管理センタ1に送り、データベース化するとと
もに、端末30,40,50に配信することにしてもよ
い。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
宅内見守り装置に蓄積された最新の見守り情報を、定期
のバッチ通信時刻まで待たなくても、臨時に取得して画
面表示することができ、対象者の現在状況を確実に把握
でき、見守り活動の充実を図ることができる。対象者の
生活動作は勿論、対象者宅の防犯情報をも見守り情報と
して臨時取得できるようにすることにより、見守り活動
を一層充実させることができる。防犯情報として出入口
の内錠の映像を画面表示できるようにすることによっ
て、対象者宅の防犯状態を確実に把握することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る生活見守りシステム
の概略構成図である。
【図2】上記システムにおける親族端末の閲覧画面を、
定期の更新がなされた状態で例示した説明図である。
【図3】上記システムにおける親族端末の閲覧画面を、
セキュリティ情報を表示させた状態で例示した説明図で
ある。
【図4】上記システムにおける親族端末の閲覧画面を、
最新情報を臨時に表示させた状態で例示した説明図であ
る。
【符号の説明】 A 見守り対象者 B 対象者の親族(見守り関係者) C 介護センタのヘルパー(見守り関係者) D バックアップセンタのオペレータ(見守り関係者) S 生活見守りシステム 10 サーバシステム(管理装置) 11 通信サーバ(最新情報取得手段) 13 Webサーバ(最新要求表示手段、要求受入れ手
段、最新情報送信手段) 20 宅内見守り装置 21 見守り主装置 22 人感センサ(生活動作検出手段) 23 設備センサ(生活動作検出手段) 24 CCDカメラ(防犯検出手段、錠撮影手段) 30 親族のクライアント端末(関係者端末) 40 介護センタのヘルパーのクライアント端末(関係
者端末) 50 バックアップセンタのオペレータのクライアント
端末(関係者端末)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 311 H04Q 9/00 311J Fターム(参考) 5C086 AA22 AA27 AA29 BA04 CA28 CB36 DA40 5C087 AA02 AA03 AA10 AA24 BB74 DD03 DD05 DD24 EE05 EE20 GG66 GG70 GG83 5K048 AA05 BA13 BA34 BA52 BA55 DC07 EB11 EB12 EB13 EB15 FB05 FB08 HA21 5K101 KK08 KK13 KK19 LL00 MM07 NN06 NN18 NN21

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 見守り対象者宅に設置された宅内見守り
    装置と、この宅内見守り装置から上記対象者の見守り情
    報をバッチ通信で定期的に受信して蓄積するとともに上
    記対象者の関係者の端末に配信する管理装置とを備えた
    生活見守りシステムにおいて、 上記管理装置が、上記関係者端末への配信画面に最新情
    報要求部を表示させる最新要求表示手段と、上記要求部
    からの最新情報要求信号を受け入れる要求受入れ手段
    と、上記最新情報要求信号に応答して上記宅内見守り装
    置から最新の見守り情報を上記定期のバッチ通信とは別
    途に臨時に取得する最新情報取得手段と、取得した最新
    見守り情報の画面データを上記関係者端末に送信する最
    新情報送信手段とを有していることを特徴とする生活見
    守りシステム。
  2. 【請求項2】 上記宅内見守り装置が、上記見守り情報
    として対象者の生活動作を検出する生活動作検出手段を
    有し、これにより、上記最新情報送信手段による上記関
    係者端末への画面データが、上記生活動作の最新情報を
    含むことを特徴とする請求項1に記載の生活見守りシス
    テム。
  3. 【請求項3】 上記宅内見守り装置が、上記見守り情報
    として対象者宅の防犯状態を検出する防犯検出手段を有
    し、これにより、上記最新情報送信手段による上記関係
    者端末への画面データが、上記防犯状態の最新情報を含
    むことを特徴とする請求項1又は2に記載の生活見守り
    システム。
  4. 【請求項4】 上記防犯検出手段が、上記対象者宅の出
    入口の内錠を撮影する錠撮影手段を含み、これにより、
    上記錠撮影手段の映像が、上記関係者端末に画面表示さ
    れることを特徴とする請求項3に記載の生活見守りシス
    テム。
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