JP2003177661A - 学習者支援装置および学習者支援方法 - Google Patents

学習者支援装置および学習者支援方法

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JP2003177661A
JP2003177661A JP2001377577A JP2001377577A JP2003177661A JP 2003177661 A JP2003177661 A JP 2003177661A JP 2001377577 A JP2001377577 A JP 2001377577A JP 2001377577 A JP2001377577 A JP 2001377577A JP 2003177661 A JP2003177661 A JP 2003177661A
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learning
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Nobuyuki Hayashi
伸幸 林
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Toyota Auto Body Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 学習者が所定の学習を円滑に進めるのに有効
な学習者支援技術を提供する。 【解決手段】 本実施の形態の学習者支援装置1は、対
象となる学習者の将来の希望、指向、適性、学習到達度
といった学習者固有情報に基づいて、その学習者に好適
な職種および学習カリキュラムを提示する第1の学習者
支援ステップと、この第1の学習者支援ステップにおい
て設定された学習カリキュラムを実施した後に、学習カ
リキュラムの内容を評価し、また学習カリキュラム実施
情報を評価する第2の学習者支援ステップとを有する。
第1の学習者支援ステップでは、学習者の将来の希望お
よびその学習者に必要な学習カリキュラムを学習者に好
適な内容に修正する処理が行われる。第2の学習者支援
ステップでは、第1の学習者支援ステップで修正した学
習カリキュラムの実施手順を定めるとともに、この学習
カリキュラム実施後の評価が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、学習者が所定の学
習を行うに際しその学習者を支援する学習者支援技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、体系的に関連付けられた複数の学
習教材からなる学習カリキュラムを学習者に提供するこ
とで、その学習者を支援する学習者支援技術が知られて
いる。この種の技術では、予め設定された学習カリキュ
ラムの中から学習者が所望の学習カリキュラムを選択
し、学習者はその学習カリキュラムにしたがって学習を
行う。従って、このような学習者支援技術は、所定の学
習カリキュラムを体系的に学習するのに有効である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
学習者支援技術は、予め設定された画一的な学習カリキ
ュラムを学習者に提示するに止まり、学習者毎に好適な
学習カリキュラムを任意に設定するという観点での技術
の提唱はなされていない。たとえ学習カリキュラムの種
類を増やし学習者の選択肢を増やしたとしても、各学習
者に最適な学習カリキュラムを提供するのには限界があ
る。従って、従来の学習者支援技術では、学習者の固有
情報が反映され難く、学習者が将来やりたいことや就き
たい職種を実現するという学習本来の目的を全うするこ
とができないという問題がある。このように、従来の学
習者支援技術では、学習者が明確な目標のもと円滑に学
習を進めるのが難しい。
【0004】そこで本発明は上記の点に鑑みてなされた
ものであり、その課題とするところは、学習者が所定の
学習を円滑に進めるのに有効な学習者支援技術を提供す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の学習者支援装置は、請求項1〜10に記載
の通りに構成される。また、本発明の学習者支援方法
は、請求項11〜20に記載の通りである。なお、これ
ら各請求項に係る発明は、学習者固有の情報(学習者の
将来の希望、学習者の指向、学習者の適性、学習者の学
習到達度等)に基づいて、その学習者に好適な目標情報
や学習カリキュラムを提示することで、学習者が円滑に
学習を進めることができるようにした学習者支援技術で
ある。すなわち、本発明の学習者支援技術は、学習者に
単に画一的な情報を提示する技術に止まるものではな
く、各学習者に対応した学習者固有の情報に基づいて学
習者に好適な木目細かな情報(例えば、学習者に好適な
職種(目標情報)、学習者に好適な学習内容(学習カリ
キュラム))を提示することで、学習者の円滑な学習を
可能とするものである。
【0006】請求項1に記載の学習者支援装置では、入
力手段、記憶手段、処理手段、出力手段が設けられてい
る。入力手段は、学習者に固有の学習者固有情報を入力
するものであり、好適にはデータ表示機能(表示画面)
を有するパソコン端末を用いる。学習者は、学習固有情
報を入力する際、表示画面で入力内容を確認しながら入
力操作を行う。ここでいう「学習者固有情報」として
は、例えば、学習者が学習者自身の情報を主観的に自己
評価して決定される主観的情報、学習者に関する情報か
ら客観的に評価される客観的情報等がある。主観的情報
としては、例えば学習者の将来の希望、学習者の指向
(価値観、興味の対象)等がある。例えば、将来なりた
い職種、履修したい学問等が学習者によって主観的に判
断される。一方、客観的情報としては、例えば学習者の
適性、学習者の学習到達度、学習者がパソコン端末から
入力した語句のうち入力頻度の高い語句に基づいて推定
される学習者に好適な目標情報、学習者が学習者支援装
置にアクセスしたアクセス情報(アクセス頻度、アクセ
ス時間、アクセス内容等)に基づいて推定された適性等
がある。例えば、パソコン端末から「花」という語句を
含む入力が多い学習者に対しては、花屋が学習者に好適
な職種の対象候補として客観的に判断される。また、学
習者支援装置に毎日継続的にアクセスする学習者は、計
画性、緻密性が高い学習者であると客観的に判断され
る。学習者固有情報は、その情報が直接入力される場合
であってもよいし、あるいはその情報が質問形式によっ
て導き出され間接的に入力される場合であってもよい。
記憶手段は、学習者の目標情報を記憶するものであり、
各種目標情報を記憶するデータベースを用いる。ここで
いう「目標情報」とは、職種名(職業名)およびそれを
示唆する情報、また学問名およびそれを示唆する情報
等、学習者にとって目標と成り得る情報を広く含む主旨
である。処理手段は、記憶手段からその学習者に好適な
目標情報を読み込み、この目標情報を当該学習者固有情
報と関連付け処理するものであり、例えばパソコン端末
に接続される管理ホストコンピュータ(サーバー)を用
いるのが好ましい。また、管理ホストコンピュータ(サ
ーバー)を用いずにこの処理をパソコン端末自体が行う
構成であってもよい。これにより、入力手段から入力さ
れた学習者固有情報に基づいて学習者に好適な目標情報
が求められることとなる。なお、この目標情報は、処理
手段によって提示されるものであり、学習者自身が所望
する将来の希望と一致する場合、一致しない場合があ
る。この処理手段で処理されたデータは、一旦サーバー
に蓄積された後出力手段に出力され、あるいは直接出力
手段に出力される。この出力手段としては、データを表
示画面に出力する形態、プリンターで出力する形態、こ
れらを組み合わせた形態等がある。これより、学習者が
学習者固有情報を入力することにより、この学習者固有
情報から各学習者に好適な目標情報が関連付けられて出
力されることとなる。従って、学習者は、出力手段によ
って提示された目標情報に基づいて、その職種を実現す
るべく明確な目標のもと円滑に学習を進めることができ
る。以上のように請求項1に記載の学習者支援装置によ
れば、各学習者に対応した固有の情報に基づいて学習者
に好適な目標情報を提示することで、学習者は円滑な学
習を行うことができる。
【0007】ここで、請求項1に記載の記憶手段は、請
求項2に記載のように更に学習カリキュラムを記憶する
構成であり、また処理手段は、学習者固有情報と関連付
け処理した学習者に好適な目標情報に基づいて記憶手段
からその学習者に好適な学習カリキュラムを読み込み、
この学習カリキュラムを当該学習者に好適な目標情報と
関連付け処理するように構成されるのが好ましい。すな
わち、まず学習者固有情報に対応した目標情報が導き出
され、その目標情報に基づいてその学習者に好適な学習
カリキュラムが提示されるようになっている。この学習
カリキュラムは、目標情報から導き出されるものであ
り、例えばその職種に就くために学習者に要求される学
習内容を示すものである。この学習カリキュラムは、好
適には細分化された複数の学習単元からなる。このよう
な構成によれば、学習者は、例えば自身の適性を踏まえ
て如何なる学習カリキュラムを行えば自身に好適な職種
に就くことができるかを知ることができる。従って、学
習者は、学習者自身に見合った学習カリキュラムを合理
的に得ることができる。
【0008】ここで、請求項1,2に記載の目標情報
は、請求項3に記載のように職種に関する情報であるの
が好ましい。すなわち、学習者固有情報の入力によっ
て、学習者が所望する職種名(職業名)およびそれを示
唆する情報等が出力されることとなる。これにより、学
習者は自分に好適な職種に関する情報を得ることができ
る。
【0009】請求項4に記載の学習者支援装置では、請
求項1に記載の学習者支援装置と同様に入力手段、記憶
手段、処理手段、出力手段が設けられている。請求項4
に記載の記憶手段は、学習カリキュラムを記憶するもの
であり、各種学習カリキュラムを記憶するデータベース
を用いる。この学習カリキュラムは、例えばその職種に
就くために学習者に要求される学習内容を示すものであ
り、好適には細分化された複数の学習単元からなる。ま
た、請求項4に記載の処理手段は、学習者固有情報をこ
の情報からその学習者に好適な学習カリキュラムと関連
付けするデータベースを有する。これにより、学習者が
学習者固有情報を入力することにより、この学習者固有
情報から各学習者に好適な学習カリキュラムが関連付け
られて出力されることとなる。従って、学習者は、出力
手段によって提示された学習カリキュラムに基づいて、
その学習カリキュラムを達成するべく明確な目標のもと
円滑に学習を進めることができる。この学習カリキュラ
ムは、学習者固有情報から直接的に導き出されるもので
ある。例えば、学習者固有情報である現状の学習到達度
から、その学習者が所定のレベル、例えば高校3年生レ
ベルを達成するために必要と考えられる学習カリキュラ
ムが出力手段を介して提示される。従って、学習者に好
適な学習カリキュラムを簡便に設定することができる。
【0010】また、請求項5に記載の学習者支援装置で
は、処理手段が、学習カリキュラムの学習カリキュラム
実施情報に基づいてこの学習カリキュラムの実施結果を
評価する構成となっている。ここでいう「学習カリキュ
ラム実施情報」とは、所定の学習カリキュラムに対し、
その学習カリキュラムが如何なる実施状況であるかを示
すものであり、例えば学習進捗度、学習理解度等によっ
て定められる。学習進捗度は、学習者がどの程度その学
習カリキュラムを消化したかを示す指標であり、学習理
解度は、学習者がどの程度その学習カリキュラムを理解
したかを示す指標である。この学習進捗度は、学習者の
学習理解度によらず単に学習が完了した学習単元数に対
応して定められる場合であってもよいし、一定の学習理
解度を満足した学習単元の数に対応して定められる場合
であってもよい。学習理解度は、学習者が所定の理解度
テスト等を実施し、その理解度テストの結果に基づいて
判定される。このような構成によれば、所定の学習カリ
キュラムを実施するに際し、学習者は、学習カリキュラ
ム実施情報の評価結果を参照しながら効率的に学習を行
うことができる。
【0011】また、請求項6に記載の学習者支援装置で
は、学習カリキュラム実施情報に対する学習者の評価結
果が、入力手段によって入力され、出力手段によって出
力される構成となっている。すなわち、本発明では、学
習カリキュラム実施結果を、学習者が直接判断して入力
するようになっている。例えば、学習者が所定の理解度
テスト等を実施し、その理解度テストの結果を学習者自
らが判定し、判定結果を入力する。このような構成によ
れば、学習者が学習カリキュラム実施情報の評価を行う
簡便な構成が可能となる。
【0012】また、請求項7に記載の学習者支援装置で
は、学習カリキュラムの内容に対する学習者の評価結果
が、入力手段によって入力され、出力手段によって出力
される構成となっている。すなわち、本発明では、学習
カリキュラムの内容の評価結果を、学習者が直接判断し
て入力するようになっている。例えば、学習者が所定の
学習カリキュラムを実施した結果、その学習カリキュラ
ムの内容に対する満足度、効果度を評価し、その評価結
果を入力する。なお、この評価結果は、対象となる学習
者のみに提供してもよいし、同様の学習を行っている学
習者やこれから学習を開始する学習者等複数の学習者に
広く提供してもよい。評価結果を他の学習者以外にも提
供するように構成すれば、所定の学習カリキュラムの内
容の評価結果を、他の学習者に提供することができる。
これにより、他の学習者がその学習カリキュラムを実施
する際に参考にすることができ、また、各学習者の立場
に立った意見を集約することができ、したがって、オリ
ジナルの学習カリキュラムに対しさらによりよい内容の
学習カリキュラムを構築するのに有効である。
【0013】ここで、請求項7に記載の処理手段は、請
求項8に記載のように学習カリキュラムの内容に対する
評価結果と、この学習カリキュラムの学習カリキュラム
実施情報に対する評価結果のうちの少なくとも一方の評
価結果に基づいて、この学習カリキュラムを更新する構
成であるのが好ましい。すなわち、所定の学習カリキュ
ラムを更新するに際し、学習カリキュラムの内容に対す
る評価結果と、学習カリキュラム実施情報に対する評価
結果のいずれか一方を用いる場合と、両方を用いる場合
がある。これにより、学習カリキュラムの実施結果を学
習カリキュラムの内容にフィードバックさせ、学習カリ
キュラムを更新することができるため合理的である。
【0014】また、請求項9に記載の学習者支援装置で
は、処理手段が、学習カリキュラムを構成する複数のカ
リキュラム構成部のうち関連性のあるもの同士を互いに
関連付ける構成を有する。本発明の学習カリキュラム
は、例えば、上層から学習科目、学習項目、学習単元、
学習要素の順で階層化されている。従って、ここでいう
「カリキュラム構成部」とは、これら学習科目、学習項
目、学習単元、学習要素等を広く含む主旨である。例え
ば、関連性のある学習単元同士を互いに関係線によって
結んだ状態でこれらを出力手段に表示する。これによ
り、学習単元の関連性を学習者に提示することができ、
学習者が所定の学習単元が他の学習単元と如何なる関係
にあるかを把握する上で有効である。学習者が所定の職
種に就くために学習の必要な学習単元は、所定の学問を
構成する学習単元と必ずしも一致するものではなく、各
々の職種に対応した学習単元の体系化が必要となる。こ
れら学習単元は、例えば学習難度が高くなる順で配置さ
れており、学習難度に低いものから順に学習が実施され
るように構成されている。例えば、学習単元は学校教育
に対応した順で配置される。しかも、関連性のある学習
単元同士が互いに関係線によって結ばれている。これに
より、提示された学習カリキュラムが学校教育のどの水
準を必要とするかを学習者は容易に確認することができ
る。従って、このようなカリキュラム構成部の関連付け
は合理的な学習を行うに際し極めて有効に作用する。
【0015】また、請求項10に記載の学習者支援装置
では、入力手段を介して入力される学習者固有情報は、
対象となる学習者の将来の希望、学習者の指向、学習者
の適性、学習者の学習到達度のうちの少なくとも一つで
ある。すなわち、これらのうちのいずれか一つ、あるい
は複数が学習者固有情報として入力されることとなる。
この学習者の将来の希望としては、例えば、学習者が将
来なりたい職種、履修したい学問等がある。また、学習
者の指向としては、学習者の抱く価値観、興味の対象等
がある。また、学習者の適性としては、例えば学習者の
有する計画性、緻密性、行動力等がある。また、学習者
の学習到達度としては、例えば学校教育における学習レ
ベルを示す。このような構成によれば、学習者の将来の
希望、学習者の指向、学習者の適性、学習者の学習到達
度といった学習者固有情報を勘案した好適な学習者支援
を行うことができる。
【0016】請求項11に記載した学習者支援方法によ
れば、各学習者に対応した固有の情報に基づいて学習者
に好適な目標情報を提示することで、学習者は円滑な学
習を行うことができる。
【0017】また、請求項12に記載した学習者支援方
法によれば、学習者は、例えば自身の適性を踏まえて如
何なる学習カリキュラムを行えば自身に好適な職種に就
くことができるかを知ることができる。従って、学習者
は、学習者自身に見合った学習カリキュラムを合理的に
得ることができる。
【0018】また、請求項13に記載した学習者支援方
法によれば、学習者は自分に好適な職種に関する情報を
得ることができる。
【0019】また、請求項14に記載した学習者支援方
法によれば、学習者に好適な学習カリキュラムを簡便に
設定することができる。
【0020】また、請求項15に記載した学習者支援方
法によれば、所定の学習カリキュラムを実施するに際
し、学習者は、学習カリキュラム実施情報の評価結果を
参照しながら効率的に学習を行うことができる。
【0021】また、請求項16に記載した学習者支援方
法によれば、学習者が学習カリキュラム実施情報の評価
を行う簡便な構成が可能となる。
【0022】また、請求項17に記載した学習者支援方
法によれば、他の学習者がその学習カリキュラムを実施
する際に参考にすることができ、また、各学習者の立場
に立った意見を集約することができ、したがって、オリ
ジナルの学習カリキュラムに対しさらによりよい内容の
学習カリキュラムを構築するのに有効である。
【0023】また、請求項18に記載した学習者支援方
法によれば、学習カリキュラムの実施結果を学習カリキ
ュラムの内容にフィードバックさせ、学習カリキュラム
を更新することができるため合理的である。
【0024】また、請求項19に記載した学習者支援方
法によれば、学習カリキュラムを構成するカリキュラム
構成部、例えば学習単元の関連性を学習者に提示するこ
とができ、学習者が所定の学習単元が他の学習単元と如
何なる関係にあるかを把握する上で有効である。
【0025】また、請求項20に記載した学習者支援方
法によれば、学習者の将来の希望、学習者の指向、学習
者の適性、学習者の学習到達度といった学習者固有情報
を勘案した好適な学習者支援を行うことができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施の形態を
図面を参照しながら説明する。ここで、図1は、本発明
の一実施の形態の学習者支援装置1の概略構成を示すブ
ロック図である。図2は、学習者支援装置1を用いて所
定の学習カリキュラムを実施する場合の学習の流れを示
す図である。
【0027】本実施の形態の学習者支援装置1は、図1
に示すように、大きく分けて、教材サーバ側装置100
と学習者側装置300とによって構成されている。教材
サーバ側装置100と学習者側装置300とは、例えば
別々のコンピュータ上に構築され、両者はインターネッ
ト/イントラネットなどの通信ネットワーク200(通
信回線)を介して互いに接続されている。学習者は、学
習者側装置300を構成する学習者端末310から教材
サーバ側装置100にアクセスすることができる構成と
なっている。学習者端末310は、各々に入力部320
および出力部330を有する。例えば、入力部320は
コンピュータのキーボードによって構成され、出力部3
30はそのコンピュータに接続されたディスプレイ、プ
リンター等によって構成される。この入力部320が本
発明における入力手段に対応しており、出力部330が
本発明における出力手段に対応している。
【0028】ここで、学習者支援装置1の詳細な構成に
ついて説明する前に、この学習者支援装置1を用いて所
定の学習を支援する場合の流れを図2を参照しながら説
明する。本実施の形態における学習者支援技術では、対
象となる学習者の将来の希望、指向、適性、学習到達度
といった学習者固有情報に基づいて、その学習者に好適
な職種および学習カリキュラムを提示する第1の学習者
支援ステップと、この第1の学習者支援ステップにおい
て設定された学習カリキュラムを実施した後に、学習カ
リキュラムの内容を評価し、また学習カリキュラム実施
情報を評価する第2の学習者支援ステップとがある。換
言すれば、第1の学習者支援ステップでは、学習者の将
来の希望およびその学習者に必要な学習カリキュラムを
学習者に好適な内容に修正する処理を行う。また、第2
の学習者支援ステップでは、第1の学習者支援ステップ
で修正した学習カリキュラムの実施手順を定めるととも
に、この学習カリキュラム実施後の評価を行う。学習を
進めるにあたって、随時第1の学習者支援ステップに戻
ることによって将来の希望をいつでも変更することがで
きるので、学習の進捗度や指向の変化に伴ってその都度
最適な学習カリキュラムに変更することができる。
【0029】以下、第1の学習者支援ステップおよび第
2の学習者支援ステップについて更に詳細に説明する。
第1の学習者支援ステップでは、学習者が所定の希望を
実現するのに有効な学力を身に付けるにあたり、学習者
固有情報を、例えば設問形式で入力することにより、そ
の学習者に好適な学習カリキュラムを提示する。まず、
図2中のステップS1−1において、教材サーバ側装置
100は、学習者に対して、将来の希望、指向、適性、
学習到達度に関する設問を提示する。将来の希望には、
例えば学習者が将来就きたい希望職種(希望職業)や、
今後履修を希望する学問等がある。指向としては、例え
ば学習者の価値観を示す第1の指向、学習者の興味を対
象を示す第2の指向等を用いる。適性には、学習者の有
する性格、例えば計画性、緻密性、行動力等がある。学
習到達度としては、例えば数学、生物、地学といった学
問の学習レベルを用いる。これら学習者固有情報に関す
る設問が提示されたことを確認した学習者は、この設問
に対する回答をステップS1−2において学習者側装置
300から入力する。この入力形態は、教材サーバ側装
置100が提示する設問に対しイエスないしノーで回答
する場合であってもよいし、あるいは回答を直接文字や
音声で入力する場合であってもよい。
【0030】次に、ステップS1−3では、ステップS
1−2において学習者側装置300から入力された学習
者固有情報(設問)を勘案した上で、教材サーバ側装置
100が、学習者に好適な職種や学問等を選定して提示
する。この場合、提示される職種や学問は、入力された
学習者固有情報に基づいて複数選定され、それらが順位
付けされた状態で提示される。この際、教材サーバ側装
置100によって提示される職種や学問といった情報
が、本発明における「学習者に好適な目標情報」に対応
している。
【0031】教材サーバ側装置100は、学習者が学習
者自身の情報を主観的に自己評価して決定される主観的
情報、学習者に関する情報から客観的に評価される客観
的情報に基づいて学習者に好適な職種や学問等を選定す
る。主観的情報としては、例えば学習者の将来の希望、
学習者の指向(価値観、興味の対象)、学習者の適性等
がある。客観的情報としては、例えば学習者の適性、学
習者の学習到達度、学習者がパソコン端末から入力した
語句のうち入力頻度の高い語句に基づいて推定される学
習者に好適な目標情報、学習者が学習者支援装置にアク
セスしたアクセス情報(アクセス頻度、アクセス時間、
アクセス内容等)に基づいて推定された適性等がある。
【0032】学習者は、教材サーバ側装置100のこの
提示内容を参考にしたうえで、最終的に将来の希望を選
択し、学習者側装置300から入力する(ステップS1
−4)。この入力形態は、学習者が希望する職種(希望
職業)や学問を直接入力する場合であってもよいし、あ
るいは学習者の第1の指向(価値観)、第2の指向(興
味の対象)、適性および学習到達度から教材サーバ側装
置100が選定した複数の職種候補の中から学習者が選
択して入力する場合であってもよい。なお、教材サーバ
側装置100が提示する職種や学問に関する情報の数は
一つであってもよいしあるいは複数であってもよい。教
材サーバ側装置100が複数の情報を提示する構成とす
れば、学習者に選択の幅を持たせるのに有効である。
【0033】ステップS1−4によって最終的な将来の
希望が入力されると、教材サーバ側装置100は、その
希望に対応した学習カリキュラムを学習者に提示する
(ステップS1−5)。例えば、将来の希望職種が入力
されると、この希望職種に対応した特定の学習カリキュ
ラムが提示されることとなる。すなわち、教材サーバ側
装置100では、所定の職種に対応した特定の学習カリ
キュラムが予め設定されており、職種が異なれば学習カ
リキュラムも異なるようになっている。この学習カリキ
ュラムは、例えば複数の学習単元によって構成されてい
る。これら学習単元は、その学習者が希望職種に就くた
めに履修の必要であるとされるものであり相互に関連付
けした構成となっている。なお、この学習カリキュラム
の構成の詳細については後述する。学習者は、ステップ
S1−5で提示されたこの学習カリキュラムにしたがっ
て学習を行うことで、将来の希望を達成すべく無駄のな
い効率的な学習を行うことができる。また、ステップS
1−2において学習到達度が入力されている場合には、
ステップS1−5においてその学習カリキュラムの進捗
状況、すなわちその学習カリキュラムがどの程度終了し
ているかを提示する。
【0034】ステップS1−1〜ステップS1−5によ
って第1の学習者支援ステップが終了すると、引き続き
第2の学習者支援ステップを行う。この第2の学習者支
援ステップは、例えば、第1の学習者支援ステップで設
定された所定の学習カリキュラムを具体的に実施する際
に好適に用いられる。この第2の学習者支援ステップで
は、学習者が所定の学習カリキュラムを設定した上で、
その学習カリキュラムを構成する学習単元、あるいはこ
の学習単元を構成する学習要素を任意に設定する。ま
た、学習カリキュラムを実施した学習者は、学習カリキ
ュラム実施情報(学習進捗度、学習理解度等)に対する
評価、学習カリキュラムに対する評価を行う。
【0035】まず、ステップS2−1によって、教材サ
ーバ側装置100は学習者に対して所定の学習カリキュ
ラムを提示する。この学習カリキュラムは、第1の学習
者支援ステップのステップS1−5によって導出される
ものであってもよいし、予め用意された複数の学習カリ
キュラムの中から学習者が選択することで設定されるも
のであってもよい。ステップS2−1で提示される学習
カリキュラムは、例えば複数の学習科目、すなわち学校
教育過程における数学(算数)、生物、地学といった科
目を用いて構成される。この学習科目は複数の学習項目
によって構成され、この学習項目は複数の学習単元によ
って構成される。例えば学習科目が数学の場合、四則演
算、数、量といったものが学習項目に相当する。また、
学習項目が四則演算の場合、加法、減法、乗法、除法と
いったものが学習単元に相当する。この学習単元は、さ
らに複数の学習要素(教材)に細分化される。この学習
要素(教材)は、例えば重点、説明、実験、読み物、基
本問題、発展問題等によって構成される。学習カリキュ
ラムが提示されると、学習者は、具体的にどのような学
習科目、学習項目、学習単元を実施すればよいかを容易
に認識することができる。このような学習カリキュラム
を確認した学習者は、ステップS2−2において、この
学習カリキュラムを構成する複数の学習単元の中から希
望の学習単元を選択する。これにより、選択された学習
単元に関する情報がステップS2−3において提示され
る。このステップS2−3では、例えば、所定の学習単
元を構成する複数の学習要素が相互に関連付けされた状
態で表示される。例えば、関連性のある学習要素同士が
関係線で結ばれた状態で表示される。これにより、学習
者は、所定の学習要素がどの学習要素と関連性があるか
を容易に認識することができる。
【0036】更に、ステップS2−4において、所定の
学習単元を構成する複数の学習要素の中から希望の学習
要素を選択することで、教材としての学習要素の提示が
なされる(ステップS2−5)。学習者は、この学習要
素(教材)にしたがって学習カリキュラムを実施する。
【0037】所定の学習要素の学習が終了すると、その
学習要素の理解度を確認するべく所定の理解度テストの
実施およびその実施結果の入力を行う(ステップS2−
6)。すなわち、学習カリキュラムの実施過程におい
て、所定の学習要素に対する理解度テストの結果を学習
者が随時教材サーバ側装置100に入力する構成となっ
ている。具体的には、教材サーバ側装置100によって
出力部330に提示された理解度テストに対する回答を
学習者が入力部320から入力する態様、学習者が紙面
上で理解度テストを実施しその結果を入力部320から
入力する態様等がある。この理解度テストは、前記した
ように学習要素(教材)である基本問題、発展問題を用
いる場合であってもよいし、あるいは別途用意される場
合であってもよい。これにより、ステップS2−7にお
いて、教材サーバ側装置100が学習カリキュラム実施
情報(学習進捗度、学習理解度等)の評価を行う。この
学習カリキュラム実施情報は、所定の学習カリキュラム
に対し、その学習カリキュラムが如何なる実施状況であ
るかを示すものであり、例えば学習進捗度、学習理解度
等によって定められる。学習進捗度は、学習者がどの程
度その学習カリキュラムを消化したかを示す指標であ
り、学習理解度は、学習者がどの程度その学習カリキュ
ラム(学習単元)を理解したかを示す指標である。この
学習進捗度は、学習者の学習理解度によらず単に学習が
完了した学習単元数に対応して定められる場合であって
もよいし、一定の学習理解度を満足した学習単元の数に
対応して定められる場合であってもよい。学習理解度
は、学習者が所定の理解度テスト等を実施し、その理解
度テストの結果に基づいて判定される。
【0038】また、ステップS2−8では、ステップS
2−5で提示され学習者が実施することとなった学習要
素(教材)に対する評価を行う。例えば、その学習要素
が学習者にとってどの程度効果があったかを示す効果度
(効果の度合い)を決定し、学習者はその効果度を入力
部320から入力する。この学習要素(教材)に対する
評価は、複数の学習者によってアンケート形式で行わ
れ、その評価結果が共有化されるようになっている。そ
して、ステップS2−7で実施された学習カリキュラム
実施情報(学習進捗度、学習理解度等)に対する評価結
果、およびステップS2−8で実施された学習カリキュ
ラムの内容に対する評価結果を集計する。また、この
際、学習カリキュラム実施情報に関するデータの更新作
業をあわせて行う(ステップS2−9)。例えば、所定
の学習単元の学習理解度が特定のレベルに達していない
と判断された場合には、その学習単元およびそれに関連
する学習単元が再度組み込まれた学習カリキュラムに更
新する。これにより、更新後の学習カリキュラムは、学
習者の学習レベルに見合った内容となる。このように、
学習カリキュラムの実施結果を学習カリキュラムの内容
にフィードバックさせ、学習カリキュラムを更新するこ
とができるため合理的である。
【0039】次に、上記した学習者支援の流れ(図1参
照)および図2を参照しながら学習者支援装置1の詳細
な構成について説明する。教材サーバ側装置100は、
第1システム部110、第2システム部120、将来希
望DB(データベース)10、カリキュラムDB(デー
タベース)20、学習者DB(データベース)30、学
習要素DB(データベース)40、ペイバック計算部5
0等を備えている。なお、第1システム部110および
第2システム部120によって本発明の処理手段が構成
される。また、将来希望DB(データベース)10、カ
リキュラムDB(データベース)20、学習者DB(デ
ータベース)30、学習要素DB(データベース)40
等によって本発明の記憶手段が構成される。
【0040】将来希望DB10には、例えば学習者が将
来希望する職種に関するデータが複数記録される。カリ
キュラムDB20には、例えば学習カリキュラムを構成
する複数の学習科目、学習単元、学習要素、またそれら
学習要素を相互に関連付けする情報等が記録される。学
習者DB30には、学習者に関する情報、例えば学習者
を特定するための情報(住所、氏名、年齢、性別、職業
等)、希望、指向、適性に関する情報等、その学習者に
固有の学習者固有情報が記録される。学習要素DB40
には、学習単元を構成する複数の学習要素や、学習要素
の効果の評価等が記録される。ペイバック計算部50
は、学習要素の効果の評価により、評価の高かった学習
要素作成者へのペイバック金額の計算を行う。
【0041】第1システム部110は、前記した第1の
学習者支援ステップにおいて、学習者端末310との間
で情報の授受を行うものであり、設問提示部112、順
位付け部114、候補提示部116、学習カリキュラム
提示部118等によって構成されている。設問提示部1
12は、ステップS1−1において将来の希望、指向、
適性、学習到達度等の学習者固有情報に関する設問を、
学習者端末310の出力部330へ出力する。学習者
は、この設問に対する回答をステップS1−2において
入力部320に入力する。順位付け部114は、ステッ
プS1−3において、将来希望DB10のデータおよび
入力部320で入力された回答に基づいて、例えば学習
者に好適な職種の順位付けを行う。順位付け部114に
よって順位付けされた情報は、候補提示部116を介し
て出力部330へ出力される一方、学習者DB30に記
録される。学習者は、ステップS1−4においてこの提
示された候補の中から最終的に希望を選択し入力部32
0に入力する。学習カリキュラム提示部118は、ステ
ップS1−5において、カリキュラムDB20のデータ
および入力部320で入力された希望の選択に基づいて
学習者に必要な学習カリキュラムを提示する。学習カリ
キュラム提示部118によって提示された情報は、出力
部330へ出力される一方、学習者DB30に記録され
る。
【0042】第2システム部120は、前記した第2の
学習者支援ステップにおいて、学習者端末310との間
で情報の授受を行うものであり、単元内要素提示部12
2、要素内容提示部124、評価部126、DB(デー
タベース)更新部128を備えている。単元内要素提示
部122は、ステップS2−2において学習者によって
選択された所定の学習単元につき、この学習単元に関す
る情報を提示する。要素内容提示部124は、ステップ
S2−4において学習者によって選択された所定の学習
単元を構成する学習要素(教材)を提示する。評価部1
26は、ステップS2−7において学習カリキュラム実
施情報(学習進捗度、学習理解度等)を評価する。DB
更新部128は、評価部126による評価結果、ステッ
プS2−8において学習者が入力した学習カリキュラム
の内容の評価結果(学習要素等の効果の評価結果)を集
計し、これら評価結果に基づいて学習者DB30および
学習要素DB40の更新を行う。
【0043】次に、上記学習者支援装置1を用いて、学
習者が所定の学習カリキュラムを実施する場合につい
て、図3〜図7を参照しながら具体的に説明する。ここ
で、図3は、ステップS1−2における学習者の回答例
を示す図である。図4は、ステップS1−3における表
示例を示す図である。図5は、ステップS1−5ないし
ステップS2−1において提示される学習カリキュラム
の構成を示す図である。図6は、ステップS1−5にお
いて提示される進捗状況の一例を示す図である。図7
は、ステップS2−3における表示例を示す図である。
【0044】図2中のステップS1−1において、教材
サーバ側装置100の設問提示部112が学習者に対
し、例えば、図3中のA:第1の指向(価値観)、B:
第2の指向(興味の対象)、C:適性、D:学習到達度
に関する設問を提示する。この設問内容は、学習者側装
置300の出力部330、例えばコンピュータディスプ
レイに画面表示される。
【0045】A:第1の指向(価値観)に関する設問で
は、A1:「ものづくりにたずさわりたい」、A2:
「未知の事柄を明らかにしたい」、A3:「自分の美的
センスで勝負したい」、A4:「季節を感じながら生き
ていきたい」、A5:「人と話しをするのが好きだ」等
の設問項目が提示される。 B:第2の指向(興味の対象)に関する設問では、B
1:「自然が好き」、B2:「草花が好き」、B3:
「図画工作が好き」等の設問項目が提示される。 C:適性に関する設問では、C1:「計画性」、C2:
「緻密性」、C3:「探求心の強さ」、C4:「企画セ
ンス」、C5:「美的センス」、C6:「行動力」、C
7:「推理・洞察力」等が、どの程度あるかを推測する
ための設問項目が提示される。 D:学習到達度に関する設問では、図3に図示しないも
のの、例えば学校教育における数学、生物、地学といっ
た学問の学習レベルを判断する設問が提示される。例え
ば、以下の設問D1,D2が提示される。 〔設問D1〕 次の方程式を解き空欄をうめなさい。「X2+2X+1
=0、X=( )」 〔設問D2〕次の文章の空欄をうめなさい。「( )
に光があたると、まず、ブドウ糖がつくられます。双子
葉植物では、このブドウ糖が( )に変わります。」
【0046】図3に示すように、A〜Dに関する各設問
は職種と関連付けられている。例えば、花屋は、A4,
A5を満足した場合に第1の指向(価値観)が高いと判
定され、B1,B2を満足した場合に第2の指向(興味
の対象)が高いと判定され、C2,C6を満足した場合
に適性が高いと判定される。
【0047】学習者は、A〜Dに関する各設問項目に対
する回答を入力部320、例えばコンピュータのキーボ
ードによって入力する。A〜Cに関する設問に対して
は、「イエス」、「ややイエス」、「どちらでもな
い」、「ややノー」、「ノー」の5つの選択肢によって
回答する。例えば、回答が「イエス」の場合には「Y
1」を、回答が「ややイエス」の場合には「Y2」を、
回答が「どちらでもない」の場合には「M」を、回答が
「ややノー」の場合には「N2」を、回答が「ノー」の
場合には「N1」を入力する。A〜Cに関する設問の回
答が「イエス」の場合、図3に示すように各設問項目に
対応する回答欄に「○」が表示される。また、Dに関す
る設問に対しては、文字入力、選択入力、自由記述入力
等によって回答する。なお、回答を入力する形態は、キ
ーボードを用いる入力以外に音声入力を用いることもで
きる。
【0048】そして、上記学習者の回答結果に基づき、
また予め関連付けされた「職種」と「設問項目」のデー
タ(将来希望DB10)から、その学習者に好適な職種
が導き出される。このとき、学習者に好適な職種は複数
提示され、それらを順位付け部114が順位付けしたの
ち、その中からさらに候補提示部116が所定数の職種
を選択し、出力部330に出力する。例えば、順位付け
された職種のうち上位ランクの5つを出力部330に出
力する。学習者は、出力部330に出力された職種の中
から最終的な希望を選択する。学習者は、例えば最もラ
ンクの高い職種を選択してもよいし、あるいはランクは
低いが最も希望度の高い職種を選択してもよい。なお、
候補提示部116が複数の職種を提示する場合、種々の
提示態様を採り得る。例えば、職種名のみを順位付けし
て列記する形態、また、図4に示すようにグラフ化して
表示する形態等がある。
【0049】図4に示す例では、各職種が学習者の指向
度および適性度によって整理され、グラフ上にプロット
されている。図中の各プロットが各職種を示すものとす
る。また、このプロットは学習者の学習到達度に基づい
て次の4種類に区分されている。すなわち、学習到達度
が30%以下の場合を□プロット、30%より大きく5
0%以下の場合を△プロット、50%より大きく70%
以下の場合を○プロット、70%より大きく90%以下
の場合を☆プロットで示す。
【0050】指向度は、ステップS1−2で入力された
第1に指向(価値観)および第2の指向(興味の対象)
に基づいて定められており、対象となる職種を学習者が
どの程度所望しているかを示す指標となる。適性度は、
ステップS1−2で入力された適性に基づいて定められ
ており、対象となる職種に学習者がどの程度適している
かを示す指標となる。従って、指向度および適性度のい
ずれも高い職種が、その学習者にむいている(好適であ
る)ということができる。図4中から、この学習者はイ
ンテリアコーディネーターに対する適性度は低いが指向
度は高く、現在の学習到達度は70%より大きく90%
以下である。従って、この学習者は、現在の学習レベル
であってもインテリアコーディネーターになれる学習レ
ベルにほぼ達しており、本人もなりたいと感じている
(指向が強い)が、仕事を進めるにあたっての適性は低
いため、インテリアコーディネーターになることはでき
ても、うまく仕事が進められない可能性があると判断す
ることができる。また、この学習者は花屋に対する適性
度および指向度が比較的高く、現在の学習到達度は30
%以下である。従って、この学習者にとって花屋は適職
と考えられるが、現在の学習レベルでは花屋になれる可
能性がかなり低いと判断することができる。学習者は、
図4に示された情報を参考にして最終的な職種を選択
し、その職種をステップS1−4において入力部320
から入力する。
【0051】次に、ステップS1−4において、将来の
希望職種として例えば「花屋」が選択された場合につい
て説明する。学習者が花屋を選択すると、ステップS1
−5ないしステップS2−1において花屋に対応した学
習カリキュラムKが提示されることとなる。この学習カ
リキュラムKは、例えば図5に示すような構成を有す
る。図5に示すように、学習カリキュラムKは、各学習
科目を構成する複数の学習項目、各学習項目を構成する
複数の学習単元、更に各学習単元を構成する複数の学習
要素(教材)からなる。この学習科目、学習項目、学習
単元、学習要素が本発明におけるカリキュラム構成部に
対応している。なお、実際の学習科目、学習項目、学習
単元の数は図5に示すものよりも多いが、図5では便宜
上、その一部を示すものとする。
【0052】図5中に白抜き文字で示す学習単元は、そ
の学習者が花屋になるために最低限必要となるであろう
学習単元である。この学習カリキュラムKは、その学習
者の現在の学習者固有情報を反映して決定されたものと
なっている。従って、学習者の学習到達度が上がるほど
に白抜き文字で示す学習単元の数は少なくなる。学習単
元は、数学(算数)、生物、地学といった各学習教科を
構成する学習項目ごとに系統化され、学習単元は関連性
のあるもの同士が関係線によって関連付けられている。
この関係線は、各学習項目、各学習教科に跨って形成さ
れてもよい。また、図5中の最も左側の学習単元が学校
教育における低学年を対象としたものであり、図中右側
へ向かって難易度が上がるような配列となっている。
【0053】なお、ステップS2−6において学習カリ
キュラムKが実施されると、図5において学習が完了し
た学習単元が別の色に塗色されるようになっている。例
えば図6では、花屋になるために必要とされる学習単元
に対し、学習が完了した学習単元(学習済単元)が塗色
された状態の概要を示している。学習単元の配列を、図
5に示すように左側から右側へ向かって難易度が上がる
ようにしたため、学習が完了した学習済単元と、完了し
ていな未学習単元とが区別し易く、学習単元の表示態様
(表示群)をそのまま学習進捗度マップとして用いるこ
とができる。
【0054】学習カリキュラムKを構成する学習単元
は、さらに複数の学習要素(教材)によって構成され
る。例えば、ステップS2−2において、「生物」とい
う学習科目を構成する「植物」という学習項目の中か
ら、「光合成」という学習単元が選択されると、ステッ
プS2−3において出力部330に図7に示すような情
報が提示される。この情報は、この学習要素(教材)に
対する評価を複数の学習者によってアンケート形式で行
い、そのアンケート結果を示すものである。
【0055】図7に示すように、ここでは「光合成」と
いう学習単元は、中学3年生レベルの理科の教材として
定義している。この学習要素(教材)は、重点、説明、
実験、読み物、基本問題、発展問題によって構成されて
いる。これら各学習要素は、予め教材サーバ側装置10
0から提示されるものであってもよいし、予め提示され
た学習要素を学習者自身がアレンジしたものであっても
よい。好適には、図7に示すように、複数の学習者が、
学習単元を構成する学習要素の数、内容を変更し、各学
習者がその学習要素を実施した際の効果を提示する構成
とする。例えば、Aさん(○県、高校2年)は、「重
点」に関しA−1を、「説明」に関しA−2を、「実
験」に関しA−3を、「読み物」に関しA−4を、「基
本問題」に関しA−5を作成し、「発展問題」は作成し
なかった。この場合、Aさんが作成したこの教材を実施
した学習者数は、Bさん等、他の教材作成者の作成した
教材を実施した学習者数よりも多く、また効果度も高い
と評価されていることから、光合成を学ぶには効果的な
教材だと推測され、これから学習を開始しようとする学
習者は、このような情報を参考に自分に好適な教材を決
定することができる。
【0056】以上のように、本実施の形態によれば、学
習者の将来の希望、学習者の指向、学習者の適性、学習
者の学習到達度といった学習者固有情報を勘案した上
で、その学習者に好適な職種および学習カリキュラムを
提示することができる。従って、学習者が将来やりたい
ことや就きたい職種を実現するという学習本来の目的を
全うすることができ、学習者は明確な目標のもと円滑に
学習を進めることができる。また、本実施の形態によれ
ば、ステップS2−7において学習カリキュラム実施情
報(学習進捗度、学習理解度)の評価を行うため、学習
者はこの学習カリキュラム実施情報の評価結果を参照し
ながら効率的に学習を行うことができる。また、本実施
の形態によれば、学習カリキュラムの内容の評価結果お
よび学習カリキュラム実施情報の評価結果を他の学習者
にも提示可能に構成したため、他の学習者がその学習カ
リキュラムを実施する際に参考にすることができ、ま
た、各学習者の立場に立った意見を集約することがで
き、したがって、オリジナルの学習カリキュラムに対し
さらによりよい内容の学習カリキュラムを構築するのに
有効である。また、本実施の形態によれば、学習カリキ
ュラムの実施結果を学習カリキュラムの内容にフィード
バックさせ、学習カリキュラムを更新することができる
ため合理的である。また、本実施の形態によれば、学習
カリキュラムを構成する学習単元の関連性を関係線を用
いて学習者に提示することができ、学習者は所定の学習
単元が他の学習単元と如何なる関係にあるかを容易に把
握することができる。しかも、難易度を勘案して学習単
元を配列したため、学習単元の表示態様(表示群)をそ
のまま学習進捗度マップとして用いることができる。ま
た、本実施の形態によれば、学習者の将来の希望、学習
者の指向、学習者の適性、学習者の学習到達度といった
学習者固有情報を勘案した好適な学習者支援を行うこと
ができる。
【0057】なお、本発明は上記の実施の形態のみに限
定されるものではなく、種々の応用や変形が考えられ
る。例えば、上記実施の形態を応用した次の各形態を実
施することもできる。
【0058】上記実施の形態では、教材サーバ側装置1
00と学習者側装置300とが別々のコンピュータ上に
構築される場合について記載したが、これらは同一のコ
ンピュータ上に構築されてもよい。例えば、学習者端末
310が教材サーバ側装置100の機能と、学習者側装
置300の機能の両機能を有するように構成することが
できる。
【0059】また、上記実施の形態では、ステップS1
−3において学習者固有情報に基づいて職種、学問等が
提示され、その後ステップS1−5において学習カリキ
ュラムが提示される場合について記載したが、学習者固
有情報から直接学習カリキュラムが導き出される構成で
あってもよい。例えば、学習者固有情報である現状の学
習到達度から、その学習者が所定のレベル、例えば高校
3年生レベルを達成するために必要と考えられる学習カ
リキュラムが提示されるような構成を用いることができ
る。
【0060】また、上記実施の形態では、ステップS2
−7において、教材サーバ側装置100が学習カリキュ
ラム実施情報(学習進捗度、学習理解度)に対する評価
を行う構成について記載したが、学習者が直接、この学
習カリキュラム実施情報に対する評価を行う構成であっ
てもよい。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
学習者が所定の学習を円滑に進めるのに有効な学習者支
援技術を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の学習者支援装置1の概
略構成を示すブロック図である。
【図2】学習者支援装置1を用いて所定の学習カリキュ
ラムを実施する場合の学習の流れを示す図である。
【図3】ステップS1−2における学習者の回答例を示
す図である。
【図4】ステップS1−3における表示例を示す図であ
る。
【図5】ステップS1−5ないしステップS2−1にお
いて提示される学習カリキュラムの構成を示す図であ
る。
【図6】ステップS1−5において提示される進捗状況
の一例を示す図である。
【図7】ステップS2−3における表示例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…学習者支援装置 100…教材サーバ側装置 110…第1システム部 112…設問提示部 114…順位付け部 116…候補提示部 118…学習カリキュラム提示部 120…第2システム部 122…単元内要素提示部 124…要素内容提示部 126…評価部 128…DB更新部 200…通信ネットワーク 300…学習者側装置 310…学習者端末 320…入力部 330…出力部

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 学習者が所定の学習を行うに際しその学
    習者を支援する学習者支援装置であって、 学習者固有情報を入力する入力手段と、学習者の目標情
    報を記憶する記憶手段と、前記入力手段によって入力さ
    れた学習者固有情報に基づいて、前記記憶手段からその
    学習者に好適な目標情報を読み込み、この目標情報を当
    該学習者固有情報と関連付け処理する処理手段と、この
    処理手段による処理結果を出力する出力手段とを備えて
    いることを特徴とする学習者支援装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した学習者支援装置であ
    って、 前記記憶手段は、更に学習カリキュラムを記憶するよう
    に構成され、 前記処理手段は、前記学習者固有情報と関連付け処理し
    た学習者に好適な目標情報に基づいて前記記憶手段から
    その学習者に好適な学習カリキュラムを読み込み、この
    学習カリキュラムを当該学習者に好適な目標情報と関連
    付け処理するように構成されていることを特徴とする学
    習者支援装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載した学習者支援
    装置であって、 前記目標情報は、職種に関する情報であることを特徴と
    する学習者支援装置。
  4. 【請求項4】 学習者が所定の学習を行うに際しその学
    習者を支援する学習者支援装置であって、 学習者固有情報を入力する入力手段と、学習カリキュラ
    ムを記憶する記憶手段と、前記入力手段によって入力さ
    れた学習者固有情報に基づいて、前記記憶手段からその
    学習者に好適な学習カリキュラムを読み込み、この学習
    カリキュラムを当該学習者固有情報と関連付け処理する
    処理手段と、この処理手段による処理結果を出力する出
    力手段とを備えていることを特徴とする学習者支援装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項2〜4のいずれかに記載した学習
    者支援装置であって、 前記処理手段は、前記学習カリキュラムの学習カリキュ
    ラム実施情報を評価するように構成されていることを特
    徴とする学習者支援装置。
  6. 【請求項6】 請求項2〜4のいずれかに記載した学習
    者支援装置であって、 前記学習カリキュラムの学習カリキュラム実施情報に対
    する学習者の評価結果が、前記入力手段によって入力さ
    れ、前記出力手段によって出力されるように構成されて
    いることを特徴とする学習者支援装置。
  7. 【請求項7】 請求項2〜6のいずれかに記載した学習
    者支援装置であって、 前記学習カリキュラムの内容に対する学習者の評価結果
    が、前記入力手段によって入力され、前記出力手段によ
    って出力されるように構成されていることを特徴とする
    学習者支援装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載した学習者支援装置であ
    って、 前記処理手段は、前記学習カリキュラムの内容に対する
    評価結果と、この学習カリキュラムの学習カリキュラム
    実施情報に対する評価結果のうちの少なくとも一方の評
    価結果に基づいて、この学習カリキュラムを更新するよ
    うに構成されていることを特徴とする学習者支援装置。
  9. 【請求項9】 請求項2〜8のいずれかに記載した学習
    者支援装置であって、 前記処理手段は、前記学習カリキュラムを構成する複数
    のカリキュラム構成部のうち関連性のあるもの同士を互
    いに関連付け処理するように構成されていることを特徴
    とする学習者支援装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかに記載した学
    習者支援装置であって、 前記学習者固有情報は、学習者の将来の希望、学習者の
    指向、学習者の適性、学習者の学習到達度のうちの少な
    くとも一つを用いて構成されることを特徴とする学習者
    支援装置。
  11. 【請求項11】 学習者が所定の学習を行うに際しその
    学習者を支援する学習者支援方法であって、 学習者固有情報を入力手段を介して入力するステップ
    と、この入力手段によって入力された学習者固有情報に
    基づいて、その学習者に好適な目標情報を記憶手段から
    読み込むステップと、この目標情報を当該学習者固有情
    報と関連付け処理するステップと、この処理結果を出力
    手段を介して出力するステップとを有することを特徴と
    する学習者支援方法。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載した学習者支援方法
    であって、 更に、前記学習者固有情報と関連付け処理した学習者に
    好適な目標情報に基づいて前記記憶手段からその学習者
    に好適な学習カリキュラムを読み込むステップと、この
    学習カリキュラムを当該学習者に好適な目標情報と関連
    付け処理するステップとを有することを特徴とする学習
    者支援方法。
  13. 【請求項13】 請求項11または12に記載した学習
    者支援方法であって、 前記目標情報として職種に関する情報を用いることを特
    徴とする学習者支援方法。
  14. 【請求項14】 学習者が所定の学習を行うに際しその
    学習者を支援する学習者支援方法であって、 学習者固有情報を入力手段を介して入力するステップ
    と、この入力手段によって入力された学習者固有情報に
    基づいて、その学習者に好適な学習カリキュラムを記憶
    手段から読み込むステップと、この学習カリキュラムを
    当該学習者固有情報と関連付け処理するステップと、こ
    の処理結果を出力手段を介して出力するステップとを有
    することを特徴とする学習者支援方法。
  15. 【請求項15】 請求項12〜14のいずれかに記載し
    た学習者支援方法であって、 前記学習カリキュラムの学習カリキュラム実施情報を評
    価するステップを有することを特徴とする学習者支援方
    法。
  16. 【請求項16】 請求項12〜14のいずれかに記載し
    た学習者支援方法であって、 前記学習カリキュラムの学習カリキュラム実施情報に対
    する学習者の評価結果を、前記入力手段によって入力
    し、前記出力手段によって出力するステップを有するこ
    とを特徴とする学習者支援方法。
  17. 【請求項17】 請求項12〜16のいずれかに記載し
    た学習者支援方法であって、 前記学習カリキュラムの内容に対する学習者の評価結果
    を、前記入力手段によって入力し、前記出力手段によっ
    て出力するステップを有することを特徴とする学習者支
    援方法。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載した学習者支援方法
    であって、 前記学習カリキュラムの内容に対する評価結果と、この
    学習カリキュラムの学習カリキュラム実施情報に対する
    評価結果のうちの少なくとも一方の評価結果に基づい
    て、この学習カリキュラムを更新するステップを有する
    ことを特徴とする学習者支援方法。
  19. 【請求項19】 請求項12〜18のいずれかに記載し
    た学習者支援方法であって、 前記学習カリキュラムを構成する複数のカリキュラム構
    成部のうち関連性のあるもの同士を互いに関連付け処理
    することを特徴とする学習者支援方法。
  20. 【請求項20】 請求項11〜19のいずれかに記載し
    た学習者支援方法であって、 前記学習者固有情報は、学習者の将来の希望、学習者の
    指向、学習者の適性、学習者の学習到達度のうちの少な
    くとも一つを用いて構成されることを特徴とする学習者
    支援方法。
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