JP2003177604A - トナー飛散防止装置および画像形成装置 - Google Patents

トナー飛散防止装置および画像形成装置

Info

Publication number
JP2003177604A
JP2003177604A JP2001377256A JP2001377256A JP2003177604A JP 2003177604 A JP2003177604 A JP 2003177604A JP 2001377256 A JP2001377256 A JP 2001377256A JP 2001377256 A JP2001377256 A JP 2001377256A JP 2003177604 A JP2003177604 A JP 2003177604A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
developing device
air
developing
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001377256A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Yoshiki
吉木  茂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2001377256A priority Critical patent/JP2003177604A/ja
Priority to US10/315,936 priority patent/US6813457B2/en
Publication of JP2003177604A publication Critical patent/JP2003177604A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0896Arrangements or disposition of the complete developer unit or parts thereof not provided for by groups G03G15/08 - G03G15/0894
    • G03G15/0898Arrangements or disposition of the complete developer unit or parts thereof not provided for by groups G03G15/08 - G03G15/0894 for preventing toner scattering during operation, e.g. seals

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】現像装置内からの空気吸引によって現像装置の
開口部から周囲の空気を吸い込む気流を発生させるトナ
ー飛散防止装置において、現像装置の開口部端部での吸
い込み気流を強化して、現像装置の開口部端部の汚れを
防止する。 【解決手段】本発明は、トナーを像担持体12上の潜像
に付着させて該潜像を可視像化する現像装置14を備え
た画像形成装置におけるトナー飛散防止装置であって、
現像装置14内の上部から空気を排気路71を通して排
出する排気手段を設け、現像装置内からの空気吸引によ
って、現像装置の開口部95から周囲の空気を吸い込む
気流を発生させる構成とするとともに、現像装置内の排
気路83の吸い込み口を、作像幅よりも外側に設けたこ
とを特徴とするので、直接現像装置端部から空気吸引
し、開口部端部の吸い込み気流を強化して、現像装置の
開口部端部の汚れを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現像装置からのト
ナーの飛散を防止するためのトナー飛散防止装置および
そのトナー飛散防止装置を備えた画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を用いた複写機やプリン
タ、プロッタ、ファクシミリ装置などの画像形成装置に
おいては、感光体等の像担持体上に形成された静電潜像
をトナーを含む現像剤を用いて可視像化処理し、可視像
とされたトナー像を記録用紙などの転写材に転写し定着
して複写物やプリントを得る行程が採用されている。こ
のような電子写真方式の画像形成装置では、例えば現像
に関与しなかったトナーが現像装置の現像開口部から飛
散して画像形成装置本体内を汚染し、像担持体に付着し
たり記録用紙等の転写材に付着したりして画像品質を低
下する問題があり、また、現像装置の現像開口部周辺を
汚してメンテナンス時に作業者に付着する等の問題があ
った。
【0003】このような問題を避けるべく、従来の画像
形成装置の中には、例えば図13に示すように、像担持
体1の周りに配置した現像装置2に吸込み口3を形成
し、その吸込み口3に、ファン4とフィルタ5とを備え
るフィルタケース6を取り付けたトナー飛散防止装置7
を設けたものがある。このトナー飛散防止装置7では、
ファン4の駆動により、現像装置2内の空気を吸込み口
3から排気路8を通して排出することにより、現像装置
2の現像開口部2aを通して現像装置2内に入る空気の
流れを作って現像開口部2aからのトナー飛散を防止す
る一方、その排出する空気中からフィルタ5でトナーを
捕集する構成が提案されている(例えば、特開平10−
3220号公報参照)。
【0004】ところが、このような従来のトナー飛散防
止装置7では、捕集したトナーがフィルタ5に付着して
フィルタ5上に堆積し、目詰まりを生じて吸込み気流が
弱くなり、トナー飛散防止効果を果たさなくなる問題が
あった。また、フィルタ5上に堆積したトナーがやがて
大きな塊となって吸込み口3から現像装置2内に落下
し、それが像担持体1に付着してトナー画像に濃度むら
を生じ、画像品質が低下する問題があった。
【0005】特に、近年要望が高まってきているドット
再現性の向上や階調性の向上などを含む高画質化に応え
るべく、小粒径のトナーを用いる場合には、微粉体であ
るトナー自体が空気中に飛散して舞いやすくなる。この
ため、空気の流れを利用して現像装置から飛散トナーを
吸引した場合には、小粒径であることが原因して吸引さ
れるトナーの量が多くなり、フィルタの早期目詰まりが
発生したり、早期に回収タンクが満杯となってしまうこ
とが起こる。従って、このような小粒径トナーを使用し
た場合には、フィルタや回収タンクの交換時期の監視等
を含めてメンテナンスを頻繁に行なう必要が生じてしま
い、高画質化が得られる反面、保守の負担が増えると言
う副次的な問題が新たに発生する虞がある。
【0006】そこで本発明者は先に、小粒径のトナーを
用いた場合に、トナーの浮遊量を低減させてメンテナン
ス間隔を長くすることが可能な構成を備えたトナー飛散
防止装置および画像形成装置を提案した(特願2001
−168354号)。この先願のトナー飛散防止装置で
は、現像装置内の空気を排気路を通して排出する排気手
段と、その排気手段で排出する空気中からトナーを捕集
するトナー捕集手段と、そのトナー捕集手段の上流に位
置してそのトナー捕集手段で捕集したトナーを前記現像
装置のトナー中に落下することなく貯留するトナー貯留
手段とを備え、前記トナー捕集手段により捕集される現
像剤として、重量平均粒径65μm以下のキャリアを含
む二成分系現像剤を用いることを特徴としている。そし
て、この先願には、現像装置内からの排気手段を設け、
空気中に含まれるトナーを捕集し、貯留することによ
り、フィルタ等の目詰まりがない継続的にトナー飛散防
止効果を得る方法が記載されている。
【0007】上記先願に記載のトナー飛散防止装置で
は、排気手段で現像装置内の空気を排気することによ
り、現像開口部から現像装置内への空気吸引を生じさ
せ、それによって現像装置の現像開口部から周囲の空気
を吸い込む気流を発生させて浮遊トナーを現像装置内に
吸引するので、トナー飛散を防止することができる。し
かしながら、先願の構成では、図14に示すように現像
ローラ52と現像ケース59の間の現像開口部95から
現像装置内に吸い込む吸い込み気流は、中央で強く端部
で弱いので、トナー飛散による汚れが発生する場合は中
央に比べて端部の汚れが多い。これは現像ローラ52の
端部から周りこんでくる気流(図14の矢印b)によっ
て、端部の吸い込み気流が弱くなるためである。この例
のように吸い込みを現像装置の内から行なう場合、全体
の吸い込みを強化することができても、端部の吸い込み
気流を強化することは難しかった。このため、現像装置
を長期間使用すると端部での汚れが多かった。また、先
願には現像装置内からの吸い込み口を補給領域外にし
て、補給されたトナーを直接吸引しない構成にしたもの
も記載してあるが、吸い込み口が画像領域内であるた
め、端部から直接吸い込むことはできず、全体の気流が
強化されるだけで、端部の汚れまでは改善することはで
きない。
【0008】さらに類似技術として、現像装置外の現像
装置下部に吸い込み口を設け、現像装置内から浮遊して
くるトナーを吸い込む構成のものがあり、この従来技術
では、吸い込みの強さを転写紙通過領域外で大きくなる
ように設定している(例えば特開平9−160459号
公報参照)。この従来技術では、現像装置内から外側に
飛散していくトナーをより強く吸引するのものである
が、現像部下側には汚れが付着、堆積し、長期間使用す
ると堆積したトナーが感光体に付着して、画像を汚す場
合があった。また、この従来技術は現像装置内からのト
ナー飛散を防ぐものではなく、現像装置から外に出た浮
遊トナーを吸引する手段であり、根本的なトナー飛散対
策としては、効果が不十分であった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みてなされたものであり、現像装置内からの空気吸引に
よって、現像装置の開口部から周囲の空気を吸い込む気
流を発生させる構成のトナー飛散防止装置において、前
述した先願の構成では弱かった現像装置の開口部端部で
の吸い込み気流を強化し、現像装置の開口部端部の汚れ
を防止することを目的とする。また、本発明は、そのト
ナー飛散防止装置を備え、現像装置の開口部端部の汚れ
の少ない画像形成装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、トナーを像担持体上の潜像
に付着させて該潜像を可視像化する現像装置を備えた画
像形成装置におけるトナー飛散防止装置であって、前記
現像装置内の上部から空気を排気路を通して排出する排
気手段を設け、前記現像装置内からの空気吸引によっ
て、該現像装置の開口部から周囲の空気を吸い込む気流
を発生させる構成とするとともに、前記現像装置内の排
気路の吸い込み口を、作像幅よりも外側に設けたことを
特徴としている。すなわち、請求項1に係る発明では、
現像装置内からの空気吸引によって、現像装置の開口部
から周囲の空気を吸い込む気流を発生させる構成のトナ
ー飛散防止装置において、吸い込み口を現像装置の作像
領域外に設けることによって、直接現像装置端部から空
気吸引し、開口部端部の吸い込み気流を強化して、現像
装置の開口部端部の汚れを防止するものである。
【0011】請求項2に係る発明は、トナーを像担持体
上の潜像に付着させて該潜像を可視像化する現像装置を
備えた画像形成装置におけるトナー飛散防止装置であっ
て、前記現像装置内の空気を排気路を通して排出する排
気手段と、その排気手段で排出する空気中からトナーを
捕集するトナー捕集手段と、そのトナー捕集手段の上流
に位置してそのトナー捕集手段で捕集したトナーを前記
現像装置のトナー中に落下することなく貯留するトナー
貯留手段とを備え、前記現像装置内からの空気吸引によ
って、該現像装置の開口部から周囲の空気を吸い込む気
流を発生させる構成とするとともに、前記現像装置内の
排気路の吸い込み口を、作像幅よりも外側に設けたこと
を特徴としている。すなわち、請求項2に係る発明で
は、排気手段とトナー捕集手段とトナー貯留手段を備
え、現像装置内からの空気吸引によって、現像装置の開
口部から周囲の空気を吸い込む気流を発生させる構成の
トナー飛散防止装置において、トナー貯留手段での排気
の抵抗によって空気吸引能力が小さくなっている場合で
も、吸い込み口を現像装置の作像領域外に設けることに
よって、直接現像装置端部から空気吸引し、開口部端部
の吸い込み気流を強化して、現像装置の開口部端部の汚
れを防止するものである。
【0012】請求項3に係る発明は、トナーを像担持体
上の潜像に付着させて該潜像を可視像化する現像装置を
備えた画像形成装置において、請求項1または2記載の
トナー飛散防止装置を備えたことを特徴としている。す
なわち、請求項3に係る発明では、請求項1または2記
載のトナー飛散防止装置を備えることにより、現像装置
の開口部端部の汚れの少ない画像形成装置を実現するも
のである。
【0013】請求項4に係る発明は、トナーを像担持体
上の潜像に付着させて該潜像を可視像化する現像装置を
備え、前記トナーとして、重量平均粒径が5〜10μm
であり、5μm以下が60〜80個数%含まれているト
ナーを用いる画像形成装置において、請求項1または2
記載のトナー飛散防止装置を備えたことを特徴としてい
る。すなわち、請求項4に係る発明では、トナーとし
て、重量平均粒径が5〜10μmであり、5μm以下が
60〜80個数%含まれているトナーを使用した、従来
では端部の気流が不充分で汚れが堆積しやすかった画像
形成装置においても、請求項1または2記載のトナー飛
散防止装置を備える構成とすることにより、現像装置の
開口部端部の汚れの少ない画像形成装置を実現するもの
である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成、動作および
作用を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。図1
は、本発明に係る画像形成装置の一例を示す図であっ
て、トナー飛散防止装置を備えたレーザ複写機の内部機
構の全体概略構成を示す図である。また、図2は、図1
に示すレーザ複写機の要部の部分拡大構成図である。
【0015】図1において、符号10は画像形成装置本
体であり、この画像形成装置本体10内には、ドラム状
の感光体からなる像担持体12が設けられている。この
像担持体12の周りには、帯電装置13、現像装置1
4、転写・搬送装置15、クリーニング装置16、除電
装置17がそれぞれ配置されている。上記各装置の上部
には、像担持体12への潜像形成手段であるレーザ書込
み装置18が設けられており、このレーザ書込み装置1
8には、レーザダイオード等の光源20、光走査用の回
転多面鏡21、その回転多面鏡21を回転するポリゴン
モータ22、fθレンズ等の走査光学系23などが備え
られている。また、クリーニング装置16の図中左側
で、記録用紙等の転写材搬送方向下流側には、定着装置
25が配置されている。この定着装置25には、電気ヒ
ータやハロゲンランプ等の熱源を内蔵する定着ローラ2
6と、その定着ローラ26に下方から押し当てる加圧ロ
ーラ27が設けられている。
【0016】画像形成装置本体10内の上部には、原稿
読取装置30が設けられている。この原稿読取装置30
には、光源31、複数のミラー32、結像レンズ33、
CCD等のイメージセンサ34などが備えられている。
【0017】画像形成装置本体10内の下部には、両面
ユニット35を備えており、この両面ユニット35から
は、像担持体12の下方へと延長された給紙路36に連
通する再給紙路37が設けられている。また、定着装置
25から両面ユニット35への経路として、定着装置2
5出口から延長された排紙路38の途中から分岐して反
転路39が形成されている。
【0018】画像形成装置本体10の上面には、コンタ
クトガラス40が設置されており、このコンタクトガラ
ス40を覆うように、画像形成装置本体10上には、自
動原稿給紙装置41が開閉自在に取り付られている。
【0019】画像形成装置本体10は、給紙装置43の
上面のテーブル上に載置されるようになっている。この
給紙装置43内には、種々のサイズの記録用紙を収納し
た給紙カセット44が多段に装備されている。給紙装置
43内の各給紙カセット44には、それぞれ対応して給
紙ローラ45が設けられている。給紙ローラ45は、繰
り出した記録用紙を、給紙路36に接続された搬送路4
6に導入するようになっている。また、搬送路46に
は、複数対の搬送ローラ47が設けられている。
【0020】上記構成を備えたレーザ複写機を用いてコ
ピーを取るときは、自動原稿給紙装置41に原稿をセッ
トし、または自動原稿給紙装置41を開いてコンタクト
ガラス40上に直接原稿をセットする。そして、不図示
のスタートスイッチを押し、自動原稿給紙装置41を駆
動してコンタクトガラス40上に搬送した原稿を、また
はあらかじめコンタクトガラス40上にセットしてある
原稿を、原稿読取装置30のイメージセンサ34で画素
単位で読み取る。
【0021】原稿読取装置30の原稿読み取り動作に合
わせて適宜の給紙ローラ45が回転され、給紙装置43
内の複数の給紙カセット44中の対応する給紙カセット
内から記録用紙を繰り出し、搬送路46に入れて搬送ロ
ーラ47で搬送し、給紙路36に入れてレジストローラ
48に突き当てて止める。その後、像担持体12の回転
にタイミングを合わせて該レジストローラ48を回転
し、像担持体12の下方へと記録用紙が送り込まれる。
【0022】不図示のスタートスイッチを押したとき、
同時に像担持体12を図中時計回り方向に回転する。そ
して、その像担持体12の回転とともに、まず帯電装置
13で像担持体12の表面を一様に帯電し、次いで上述
した原稿読取装置30で読み取った読取り内容に応じて
レーザ光Lを照射してレーザ書込み装置18で書込みを
行い、像担持体12の表面に静電潜像を形成し、その
後、像担持体上の静電潜像を現像装置14で現像し、ト
ナーを付着してその静電潜像を可視像化する。
【0023】上記現像行程にタイミングを合わせて像担
持体12の下方へと送り込まれた記録用紙に対して、転
写・搬送装置15でその像担持体上の可視像を転写す
る。画像転写後の像担持体12の表面は、残留トナーを
クリーニング装置16で除去して清掃し、除電装置17
で除電して、その後の再度の画像形成に備える。
【0024】一方、画像転写後の記録用紙は、転写・搬
送装置15で搬送して定着装置25に搬入し、定着ロー
ラ26と加圧ローラ27とで熱と圧力とを加えて転写画
像を定着する。その後、排紙路38を通して、例えば装
置本体10に取り付けた不図示のトレイ上に排出する。
尚、このレーザ複写機を用いて記録用紙の裏面にも記録
を行うときには、記録用紙の片面に記録後、反転路39
を通して両面ユニット35へと搬送し、そこで記録用紙
を反転して再び像担持体12の下方へと送り込み、別途
像担持体12上に形成した画像を同様に裏面にも転写し
た後、転写画像を定着装置25で定着して、例えば不図
示のトレイ上に排出する。
【0025】次に現像装置14の構成例について説明す
る。現像装置14は、図2に示されているように、現像
タンク50と現像ホッパ60とからなる。現像タンク5
0では、第1現像ローラ51、第2現像ローラ52、パ
ドルホイール53、攪拌ローラ54、搬送スクリュ5
5、セパレータ56、ドクタブレード57、トナー濃度
センサ58などが現像ケース59内に設けられている。
そして、現像ケース59内には、キャリアとトナーとか
らなる二成分系現像剤が収納されている。また、現像ホ
ッパ60内には、歯車状のトナー補給部材61、補給規
制板62、アジテータ63などが設けられており、この
現像ホッパ60内には、トナーが収納されている。
【0026】現像装置14では、トナーとして、重量平
均粒径が5〜10μmであり、5μm以下が60 〜8
0個数%含まれているトナーが用いられ、このトナー
と、重量平均粒径が65μm以下のキャリアとを混合し
てなる二成分系現像剤が用いられる。
【0027】トナーの具体的な構成としては、トナーは
樹脂成分と着色剤からなるが、さらに、ワックス成分や
無機微粒子を添加した構成を採用する場合もある。製造
方法は特に限定されるものではなく、粉砕方式や重合方
式等のいずれを用いることも可能である。
【0028】トナーを構成する樹脂成分としては従来公
知の樹脂の全てを用いることができ、例えば、以下のも
のが挙げられる。スチレン、ポリ−α−スチルスチレ
ン、スチレン−クロロスチレン共重合体、スチレン−プ
ロピレン共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、ス
チレン−塩化ビニル共重合体、スチレン−酢酸ビニル共
重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、スチレン−ア
クリル酸エステル共重合体、スチレン−メタクリル酸エ
ステル共重合体、スチレン−α−クロルアクリル酸メチ
ル共重合体、スチレン−アクリロニトリル−アクリル酸
エステル共重合体等のスチレン樹脂(スチレンまたはス
チレン置換体を含む単重合体または共重合体)、ポリエ
ステル樹脂、エポキシ樹脂、塩化ビニル樹脂、ロジン変
性マレイン酸樹脂、フェノール樹脂、ポリエチレン樹
脂、ポリエステル樹脂、ポリプロピレン樹脂、石油樹
脂、ポリウレタン樹脂、ケトン樹脂、エチレン−エチル
アクリレート共重合体、キシレン樹脂、ポリビニルブチ
ラート樹脂等が挙げられる。また、単独使用も可能であ
るが、二種類併用しても良い。また、着色剤としては公
知のものとして、カーボンブラック、ランプブラック、
鉄黒、群青、ニグロシン染料、アニリンブルー、カルコ
オイルブルー、オイルブラック、アゾオイルブラック
等、特に限定はされない。
【0029】ワックス成分としては公知のものとして、
カルナウバワックス、ライスワックス、合成エステルワ
ックスなど、特に限定されないものが用いられる。無機
微粒子としては、公知のものとして、シリカ、酸化チタ
ン微粉末などが用いられる。
【0030】図2において現像装置14では、現像ケー
ス59内の二成分系現像剤を、攪拌ローラ54の回転に
より攪拌して摩擦帯電し、パドルホイール53の回転に
よって跳ね上げ、第1現像ローラ51および第2現像ロ
ーラ52内の磁石によってそれらの第1現像ローラ51
および第2現像ローラ52に吸着する。第1現像ローラ
51および第2現像ローラ52に吸着した現像剤は、そ
れらの第1現像ローラ51および第2現像ローラ52外
周のスリーブにより搬送してドクタブレード57により
余剰分を掻き落とした後、現像バイアスにより像担持体
12に付着して、その像担持体12上の静電潜像を現像
する。
【0031】現像装置14においては、像担持体12に
付着してトナーを消費すると、その割合(トナー濃度)
が減少する。そこで、現像剤中のトナー濃度がトナー濃
度の目標値に対して所定値以下になると、アジテータ6
3を回転してトナーを攪拌するとともにトナー補給部材
61へと搬送し、そのトナー補給部材61を回転して補
給規制板62を揺動し、現像ホッパ60から現像タンク
50内へとトナーを補給して現像剤中のトナー濃度を維
持する。現像剤中のトナー濃度は、現像ケース59に取
り付けたトナー濃度センサ58により測定する。トナー
濃度の目標値は、像担持体12上に作成した測定用トナ
ー像(Pパターン)を図示しないフォトセンサで測定し
た値により設定する。
【0032】尚、一般に、記録用紙の両端側には余白が
設けられ、画像が形成されない場合が多い。そこで、現
像装置14内の両端側のトナー量が多くならないよう
に、現像ホッパ60からは、両端側を除くトナー補給領
域の範囲でトナー補給を行うようにする。
【0033】ところで、上述したとおり、像担持体12
に付着したトナーは、転写・搬送装置15によって記録
用紙に静電転写する。ところが、約10%のトナーは、
未転写となって像担持体12上に残る。未転写となって
像担持体12上に残った残留トナーは、クリーニング装
置16に設けるクリーニングブレード65およびブラシ
ローラ66によって像担持体12上から掻き落とす。
【0034】クリーニング装置16によって像担持体1
2上から掻き落とされたトナーは、クリーニング装置1
6の回収タンク67内に入る。そして、回収スクリュ6
8によってクリーニング装置16の片側に搬送し、不図
示の排出口から排出してトナーリサイクル装置へと導
く。
【0035】本実施例のレーザ複写機では、図1に示す
ように、現像装置14に接続してトナー飛散防止装置7
0を備えている。このトナー飛散防止装置70には、現
像装置14と吸気チューブ71で接続して、画像形成装
置本体10内に排気手段72を備え、また、その排気手
段72と排気チューブ73で接続して、給紙装置43内
にトナー貯留手段74を備えている。
【0036】吸気チューブ71の先端には、図3に示す
ように、吸引ダクト75を取り付けてある。吸引ダクト
75は、細長矩形状で、上面中央に吸気チューブ71の
一端を接続する接続口76を有し、図4に示すように吸
引ダクト75の下面の吸い込み口79には大きな開口7
7を開けてある。また、開口77のまわりには、現像ホ
ッパ60側を除いてシール部材80を貼り付けてある。
【0037】吸引ダクト75は、図2に示すように、両
端を、現像ケース59の両側に対向して設けるガイド溝
82内に矢示方向に挿入して現像ケース59の開口83
に取り付け、その後、現像タンク50に現像ホッパ60
を取り付けることにより抜け止めする。現像ホッパ60
には、吸引ダクト75との間をシールするシール部材8
4を貼り付ける。これにより、現像ケース59の開口8
3を完全に塞ぐようにする。また開口83と現像装置内
部との間は上ケース200に設けられた仕切り板201
によって塞がれている。これによって図2の断面では吸
引ダクト75から現像装置内部への直接の空気流路は遮
断されており、吸引ダクト75が接続された開口83部
分が現像装置内の排気路となる。
【0038】現像装置内から吸引ダクト75への排気路
(開口83)の吸い込み口210は、図5、図6に示す
ように現像装置14の上ケース200と両端の側板20
2,203との接続部に設けられている。この側板20
2,203には吸い込み口となる切り欠き210が設け
てあり、吸気ダクト75と現像装置内側との間はこの切
り欠き210部分で通じている。この切り欠き210は
現像ローラ51,52の端部よりも外側であるので、現
像装置内からの吸い込み口は作像領域外となっている。
尚、図5,6は図2の断面図の奥側の側板202を図示
したものであり、図示しない手前側の側板203部分も
同様の構成となっている。
【0039】図7は図1に示した排気手段72の構成を
示す分解斜視図であり、この排気手段72では、図7に
示すように、ポンプ86の吸気口87に吸気チューブ7
1の他端を取り付け、排気口88に排気チューブ73の
一端を取り付ける。また、モータ89の駆動軸90に取
り付けた偏心ピン91をゴム部材92の一部93に填め
込んである。
【0040】図示しない現像モータと連動してモータ8
9を駆動し、そのモータ89の駆動によりゴム部材92
の中央を図中矢示方向に往復動し、不図示の吸気弁を開
いて不図示の排気弁を閉じ、現像装置14内の空気を上
述した吸引ダクト75の吸い込み口79の開口77から
吸い込み、吸気チューブ71内の排気路を通して吸気口
87からポンプ86内に入れ、または吸気弁を閉じて排
気弁を開き、ポンプ86内の空気を排気チューブ73の
排気路を通してトナー貯留手段74へと送り込む。
【0041】現像装置14が動作しているときは、常に
排気手段72を駆動してトナー飛散防止装置70により
現像装置14内の空気を吸い込むことにより、現像装置
14内の浮遊トナーを吸引するとともに、現像装置内へ
の空気吸引により、図2に示す現像ケース59の現像開
口部95に吸込み気流を発生させ、例えば図14に示し
たように、現像ケース59の現像開口部95で矢印aで
示すように周辺の空気を吸い込むことで、現像装置14
からのトナー飛散を防止することができる。
【0042】尚、トナー飛散防止装置70を設けなくて
も、現像ローラ52の回転により現像開口部95から周
辺の空気を吸い込む気流が発生するが、トナー飛散防止
装置70を設けることにより、より多くの空気を吸い込
んで現像装置14からのトナー飛散を一層防止すること
ができる。
【0043】ここで,現像ローラ52の回転によって発
生する吸い込み気流は均一になることが理想であるが、
図14および図15に示すように、現像ローラ51,5
2の着磁範囲外では現像剤を搬送していないため吸い込
み気流を発生できない部分がある。さらにこの部分はユ
ニット内端部の隙間から回り込んでくる気流bもあるた
め、吸い込み気流aが弱くなりやすい。
【0044】そこで本発明では、前述のように現像装置
内の排気路(開口83)の吸い込み口(図5の210の
部分)を作像幅よりも外側のトナー補給領域外に設け
て、現像ローラ51,52の回転による吸い込み気流が
弱くなっている現像開口部95の両端部から直接空気吸
引するため、現像開口部95の両端部の吸い込み気流を
強化することができ、現像開口部の端部の汚れを少なく
することができる。
【0045】次に、トナー貯留手段74は、図8に示す
ように、幅と高さがあり奥行きの小さなタンク97で、
図1に示すように給紙装置43内において搬送路46に
沿ってその外側に配置する。その上面片側に排気チュー
ブ73の他端を接続する入口98を有し、外面には少し
高い位置に開口を有する。そして、タンク97に大きな
フィルタ状のトナー捕集手段100を取り付け、そのト
ナー捕集手段100で開口を塞いでなる。
【0046】トナー捕集手段100は、フッ素樹脂の中
でも最も科学的安定性の高い四フッ化エチレン(PTF
E(ポリテトラフロロエチレン))を特殊技術で延伸加
工し、微細な連続多孔質構造を持たせたものであり、空
気は通すが、トナーは捕集してタンク97内に貯める。
【0047】尚、このようにトナー捕集手段100とし
て延伸多孔質PTFEを使用すると、圧力を加えながら
空気を通しても、静電フィルタ等の他のフィルタと違っ
てトナー漏れがなく、トナーを確実に捕集することがで
きる。これにより、排気手段72から排気チューブ73
を通して送られてきた空気をトナー貯留手段74に入
れ、トナー捕集手段100でトナーを捕集して、捕集し
たトナーはタンク97内に貯め、トナー捕集後の空気は
排気グリルを通して画像形成装置本体10の外部に排出
する。
【0048】トナー貯留手段74には、不図示のトナー
満杯検知手段を設け、トナーの満杯を検知する。トナー
が満杯になったときは、タンク97内のトナーを廃棄す
るか、タンク97を新しいものと交換する。もちろん、
トナー貯留手段74は、図8に示すような形状のものに
限るものではなく、例えば図9に示すような形状のもの
であってもよい。また、タンク97の開口とその開口を
塞ぐトナー捕集手段100は、目詰まりが生じないよう
に、できるだけ大きい方がよい。尚、図9では図8の対
応部分に使用した符号をそのまま使用することとし、そ
の重複説明を省略する。また、上述した例では、吸気チ
ューブ71や排気チューブ73を用いて排気路を形成し
たが、当然、チューブに限らず、パイプその他を用いて
排気路を形成してもよい。
【0049】上述した図示例では、排気手段72の下流
位置にトナー貯留手段74およびトナー捕集手段100
を備えていた。しかし、例えば図10に示すように、排
気手段72の上流位置にトナー貯留手段74およびトナ
ー捕集手段100を備えるようにしてもよい。
【0050】そして、この図示例では、トナー捕集手段
100で捕集したトナーを、現像装置14のトナー中に
落下することなく、トレイ状のトナー貯留手段74で受
けるようにしたものである。トナー貯留手段74は、着
脱可能として、貯留するトナーを廃棄できるようにし、
トナー捕集手段100により捕集したトナーの処理を容
易としている。このようにすることで、トナー捕集手段
100で捕集したトナーを上流のトナー貯留手段74に
貯留し、トナーが下流の排気手段72まで達しないよう
にできるから、排気手段72の種類に限定を不要とし
て、例えば図示するようなファン102を用いた排気手
段72でもよくなり、排気手段72は価格や大きさや組
立容易性等を考慮して最適なものを使用することにな
る。
【0051】また、トナーを廃棄することなく、例えば
図11に示すように、トナーリサイクル手段110を備
えるようにしてもよい。図示のトナーリサイクル手段1
10は、トナー貯留手段74に、貯留するトナーが集ま
る凹部104を形成し、その凹部104内に、トナーを
片側に寄せるスクリュー等のトナー搬送部材105を設
け、その片側に寄せたトナーを例えば現像装置14に戻
すためのスクリューやベルトまたはコイルなどを用いた
トナー回収部材106を備えるようにしたものである。
上記のようなトナーリサイクル手段110を備えると、
トナー捕集手段100で捕集したトナーのリサイクル使
用を可能として、メンテナンスコストを低減することが
できる。
【0052】一方、上述した構成において、捕集される
トナーの量は、小粒径のキャリアと組み合わせて用いる
ことにより従来の粒径のキャリアを用いた場合と比べて
少なくすることができ、これによってトナー捕集手段1
0の目詰まりを遅らせることができ、しかも、回収タン
クに相当するトナー貯留手段64が満杯となる時期を遅
らせることができる。つまり、小粒径のキャリアを用い
て小粒径のトナーと合わせて二成分系現像剤とすること
により、従来のキャリアに比べてキャリアの重量当たり
の表面積が増加し、トナーによるキャリアへの被覆率が
低下するため、トナーのキャリアに対する接触確率が向
上し、トナーの帯電不良を防止することができる。この
ため、キャリアへのトナーの付着率が高まることでトナ
ーの浮遊量が減少されることになる。
【0053】本発明者は、トナーおよびキャリアの粒径
とこれらに対するトナーの回収量との関係を実験したと
ころ、図12に示す結果を得た。図12の結果から明ら
かなように、画質向上に要求される小粒径トナーとした
場合に、小粒径のキャリアを用いることで画質向上と回
収トナー量の減少との両立が見られた。
【0054】尚、本発明の説明としてトナー貯留手段を
設けたトナー飛散防止装置について説明したが、図13
に示すような現像装置の構成で現像装置内の吸い込み口
を上記実施例と同様に現像装置の作像領域外に設けて
も、本発明の効果が得られる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、現像
装置内からの空気吸引によって、現像装置の開口部から
周囲の空気を吸い込む気流を発生させる構成のトナー飛
散防止装置において、先願の構成では弱かった現像装置
端部での吸い込み気流を強化して、現像装置の開口部端
部の汚れを防止することができる。
【0056】より詳しく述べると、請求項1に係る発明
では、現像装置内からの空気吸引によって、現像装置の
開口部から周囲の空気を吸い込む気流を発生させる構成
のトナー飛散防止装置において、吸い込み口を現像装置
の作像領域外に設けることによって、直接現像装置端部
から空気吸引し、開口部端部の吸い込み気流を強化し
て、端部の汚れを防止することができる。
【0057】請求項2に係る発明では、排気手段とトナ
ー捕集手段とトナー貯留手段を備え、現像装置内からの
空気吸引によって、現像装置の開口部から周囲の空気を
吸い込む気流を発生させる構成のトナー飛散防止装置に
おいて、トナー貯留手段での排気の抵抗によって空気吸
引能力が小さくなっている場合でも、吸い込み口を現像
装置の作像領域外に設けることによって、直接現像装置
端部から空気吸引し、開口部端部の吸い込み気流を強化
して、端部の汚れを防止することができる。
【0058】請求項3に係る発明では、請求項1または
2記載のトナー飛散防止装置を備えたことにより、現像
装置端部の汚れの少ない画像形成装置を実現することが
できる。また、請求項4に係る発明では、トナーとし
て、重量平均粒径が5〜10μmであり、5μm以下が
60〜80個数%含まれているトナーを使用した、従来
では端部の気流が不充分で汚れが堆積しやすかった画像
形成装置においても、請求項1または2記載のトナー飛
散防止装置を備えた構成とすることにより、端部の汚れ
の少ない画像形成装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一例を示す図であ
って、トナー飛散防止装置を備えたレーザ複写機の内部
機構の全体概略構成図である。
【図2】図1に示すレーザ複写機の要部の部分拡大構成
図である。
【図3】トナー飛散防止装置を構成する、吸気チューブ
の先端に取り付けた吸引ダクトの斜視図である。
【図4】図3に示す吸引ダクトを下面側から見た斜視図
である。
【図5】現像装置に設けられるトナー飛散防止装置の吸
い込み口の部分断面図である。
【図6】現像装置に設けられるトナー飛散防止装置の吸
い込み口の部分斜視図である。
【図7】トナー飛散防止装置を構成する排気手段の分解
斜視図である。
【図8】トナー飛散防止装置を構成するトナー貯留手段
の一例を示す斜視図である。
【図9】トナー飛散防止装置を構成するトナー貯留手段
の別の例を示す斜視図である。
【図10】現像装置に設けられるトナー飛散防止装置の
別の例を示す概略構成図である。
【図11】トナー飛散防止装置のさらに別の例を示す概
略構成図である。
【図12】トナーおよびキャリアの粒径とこれらに対す
るトナーの回収量との関係を示すグラフである。
【図13】従来の現像装置に用いられるトナー飛散防止
装置の概略構成図である。
【図14】レーザ複写機における現像装置の現像開口部
付近の部分拡大斜視図である。
【図15】現像ローラの回転のみによる吸い込み気流の
従来例を示す図であり、(a)は現像装置の現像開口部
を正面から見た図、(b)は現像装置の現像開口部付近
の要部側面図、(c)は現像装置の現像開口部に沿った
位置と吸い込み気流の強さとの関係を示す図である。
【符号の説明】
10:画像形成装置本体 12:像担持体 13:帯電装置 14:現像装置 15:転写・搬送装置 16:クリーニング装置 17:除電装置 18:レーザ書込み装置 25:定着装置 30:原稿読取装置 43:給紙装置 50:現像タンク 51,52:現像ローラ 59:現像ケース 60:現像ホッパ 70:トナー飛散防止装置 71:吸気チューブ 72:排気手段 73:排気チューブ 74:トナー貯留手段 75:吸引ダクト 77:開口 79:吸引ダクトの吸込み口 80:シール部材 83:開口(現像装置内の排気路) 86:ポンプ 95:現像開口部 97:タンク 100:トナー捕集手段 102:ファン 104:凹部 105:トナー搬送部材 106:トナー回収部材 110:トナーリサイクル手段 200:上ケース 201:仕切り板 202,203:側板 210:吸い込み口(切り欠き)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナーを像担持体上の潜像に付着させて該
    潜像を可視像化する現像装置を備えた画像形成装置にお
    けるトナー飛散防止装置であって、 前記現像装置内の上部から空気を排気路を通して排出す
    る排気手段を設け、前記現像装置内からの空気吸引によ
    って、該現像装置の開口部から周囲の空気を吸い込む気
    流を発生させる構成とするとともに、前記現像装置内の
    排気路の吸い込み口を、作像幅よりも外側に設けたこと
    を特徴とするトナー飛散防止装置。
  2. 【請求項2】トナーを像担持体上の潜像に付着させて該
    潜像を可視像化する現像装置を備えた画像形成装置にお
    けるトナー飛散防止装置であって、 前記現像装置内の空気を排気路を通して排出する排気手
    段と、その排気手段で排出する空気中からトナーを捕集
    するトナー捕集手段と、そのトナー捕集手段の上流に位
    置してそのトナー捕集手段で捕集したトナーを前記現像
    装置のトナー中に落下することなく貯留するトナー貯留
    手段とを備え、前記現像装置内からの空気吸引によっ
    て、該現像装置の開口部から周囲の空気を吸い込む気流
    を発生させる構成とするとともに、前記現像装置内の排
    気路の吸い込み口を、作像幅よりも外側に設けたことを
    特徴とするトナー飛散防止装置。
  3. 【請求項3】トナーを像担持体上の潜像に付着させて該
    潜像を可視像化する現像装置を備えた画像形成装置にお
    いて、 請求項1または2記載のトナー飛散防止装置を備えたこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】トナーを像担持体上の潜像に付着させて該
    潜像を可視像化する現像装置を備え、前記トナーとし
    て、重量平均粒径が5〜10μmであり、5μm以下が
    60〜80個数%含まれているトナーを用いる画像形成
    装置において、 請求項1または2記載のトナー飛散防止装置を備えたこ
    とを特徴とする画像形成装置。
JP2001377256A 2001-12-11 2001-12-11 トナー飛散防止装置および画像形成装置 Pending JP2003177604A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001377256A JP2003177604A (ja) 2001-12-11 2001-12-11 トナー飛散防止装置および画像形成装置
US10/315,936 US6813457B2 (en) 2001-12-11 2002-12-11 Toner scatter preventing device and image forming apparatus including the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001377256A JP2003177604A (ja) 2001-12-11 2001-12-11 トナー飛散防止装置および画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003177604A true JP2003177604A (ja) 2003-06-27

Family

ID=19185271

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001377256A Pending JP2003177604A (ja) 2001-12-11 2001-12-11 トナー飛散防止装置および画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6813457B2 (ja)
JP (1) JP2003177604A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006039017A (ja) * 2004-07-23 2006-02-09 Ricoh Co Ltd 現像装置、プロセスカートリッジ、吸気装置、及び、画像形成装置
JP2007316358A (ja) * 2006-05-26 2007-12-06 Ricoh Co Ltd 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
US8090286B2 (en) 2007-11-07 2012-01-03 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and toner supply container used therefor
JP2015140353A (ja) * 2014-01-27 2015-08-03 東レ株式会社 繊維強化熱可塑性樹脂組成物およびその製造方法ならびに繊維強化熱可塑性樹脂成形体の製造方法

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6937830B2 (en) * 2002-07-11 2005-08-30 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus
JP4284987B2 (ja) * 2002-12-11 2009-06-24 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置の出荷時の梱包方法
JP2005055689A (ja) * 2003-08-05 2005-03-03 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
US7340195B2 (en) * 2004-10-08 2008-03-04 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming apparatus having a scattered toner sucking port
US7266323B2 (en) * 2005-04-21 2007-09-04 Xerox Corporation Manifold for toner collection and contamination control in xerographic process developer housing
JP2008015020A (ja) * 2006-07-03 2008-01-24 Ricoh Co Ltd 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
US7848666B2 (en) * 2008-02-28 2010-12-07 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus and image forming method
CN102236294A (zh) * 2010-04-21 2011-11-09 株式会社东芝 显影装置、图像形成装置及显影装置的减压方法
US8770701B2 (en) * 2011-12-22 2014-07-08 Eastman Kodak Company Inkjet printer with enhanced deinkability
US8764180B2 (en) * 2011-12-22 2014-07-01 Eastman Kodak Company Inkjet printing method with enhanced deinkability
JP6274162B2 (ja) * 2015-07-21 2018-02-07 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 現像装置及びそれを備えた画像形成装置

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4666282A (en) * 1986-03-03 1987-05-19 Xerox Corporation Contamination control for xerographic developing systems
EP0488758B1 (en) * 1990-11-30 1997-01-22 Canon Kabushiki Kaisha Developer for developing electrostatic image, image forming apparatus, apparatus unit and facsimile apparatus
JP2957298B2 (ja) 1991-03-15 1999-10-04 株式会社リコー 画像形成装置
US5416568A (en) 1991-07-09 1995-05-16 Ricoh Company, Ltd. Developing unit for an image forming apparatus
US5455662A (en) 1992-12-30 1995-10-03 Ricoh Company, Ltd. Developer replenishing device and developer container for use therewith
US5442430A (en) 1993-06-16 1995-08-15 Ricoh Company, Ltd. Color image forming apparatus and cleaning device therefor
JP3467061B2 (ja) 1993-06-25 2003-11-17 株式会社リコー 操作部及び画像形成装置
JP3364632B2 (ja) 1994-11-08 2003-01-08 株式会社リコー トナー補給装置
JPH08185046A (ja) 1994-12-29 1996-07-16 Ricoh Co Ltd 現像装置
JP3509385B2 (ja) 1995-07-24 2004-03-22 株式会社リコー トナーボトル
KR100227914B1 (ko) 1995-10-11 1999-11-01 이토가 미찌야 화상형성장치 및 토너보급장치, 및 그에 탑재된 토너용기
JP3875743B2 (ja) 1996-01-09 2007-01-31 株式会社リコー 現像装置及びトナーボトル
JP3527384B2 (ja) 1996-06-10 2004-05-17 株式会社リコー トナー収容容器
JP3535721B2 (ja) 1997-01-10 2004-06-07 株式会社リコー トナー補給装置
JPH10274883A (ja) 1997-03-31 1998-10-13 Toshiba Corp 現像装置
US6606468B2 (en) * 2001-01-30 2003-08-12 Ricoh Company, Ltd. Toner scatter preventing device and image forming apparatus using the same
JP2003057881A (ja) * 2001-06-04 2003-02-28 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006039017A (ja) * 2004-07-23 2006-02-09 Ricoh Co Ltd 現像装置、プロセスカートリッジ、吸気装置、及び、画像形成装置
JP4614314B2 (ja) * 2004-07-23 2011-01-19 株式会社リコー 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP2007316358A (ja) * 2006-05-26 2007-12-06 Ricoh Co Ltd 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
US8090286B2 (en) 2007-11-07 2012-01-03 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and toner supply container used therefor
JP2015140353A (ja) * 2014-01-27 2015-08-03 東レ株式会社 繊維強化熱可塑性樹脂組成物およびその製造方法ならびに繊維強化熱可塑性樹脂成形体の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US6813457B2 (en) 2004-11-02
US20030123898A1 (en) 2003-07-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7587154B2 (en) Developing unit and image forming apparatus using the same
JP2003177604A (ja) トナー飛散防止装置および画像形成装置
JP4069350B2 (ja) クリーニング装置
US9709927B1 (en) Developer unit air venting in a dual component development electrophotographic image forming device
US5682578A (en) Passive air blow out seal through recirculating chamber
JP3744791B2 (ja) トナーリサイクル装置およびそれを備える電子写真式画像形成装置
US6606468B2 (en) Toner scatter preventing device and image forming apparatus using the same
JP4266074B2 (ja) トナー飛散防止装置、およびそれを備える画像形成装置
JP2002311711A (ja) トナー回収容器、トナー回収装置、および画像形成装置
JP2013125148A (ja) 画像形成装置
JPH10268641A (ja) 粉体移送装置
JP2005084557A (ja) トナー飛散防止装置及び画像形成装置
EP1288731A2 (en) Toner scattering suppressing apparatus and image forming apparatus
JP2007133143A (ja) トナー飛散防止装置及び画像形成装置
JP2002365906A (ja) トナー飛散防止装置および画像形成装置
JP7451279B2 (ja) 画像形成装置
JP2000250299A (ja) 現像装置
JP3233466B2 (ja) 画像形成装置
JP4137166B2 (ja) 画像形成装置
JP4312886B2 (ja) 画像形成装置
JPH08305227A (ja) 画像形成装置
JP4666290B2 (ja) トナー飛散防止装置及び画像形成装置
JP2022027494A (ja) 現像装置
JPH09160459A (ja) トナークラウド回収装置
JP5484183B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040927

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060302

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070417

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070615

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070904

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080401