JP2003176748A - ハイブリッド車両 - Google Patents

ハイブリッド車両

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JP2003176748A
JP2003176748A JP2001377565A JP2001377565A JP2003176748A JP 2003176748 A JP2003176748 A JP 2003176748A JP 2001377565 A JP2001377565 A JP 2001377565A JP 2001377565 A JP2001377565 A JP 2001377565A JP 2003176748 A JP2003176748 A JP 2003176748A
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engine
state
switch
battery
vehicle
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Kazufumi Oishi
和史 大石
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Araco Co Ltd
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Araco Co Ltd
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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    • Y02T10/7072Electromobility specific charging systems or methods for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors

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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の盗難を防止する等の合理的な構成を備
えたハイブリッド車両を提供することを課題とする。 【解決手段】 エンジン20と、エンジン20によって
回されて発電する発電機21と、発電機21で発電され
た電力を充電するバッテリ10と、バッテリ10の電力
を走行エネルギーに変換するモータ11とを備えるハイ
ブリッド車両1であって、バッテリ10からモータ11
への電力を供給できるON状態と、供給できないOFF
状態とに手動で切り換える起動スイッチ5が設けられて
いる。そしてエンジン20を駆動状態と停止状態とに手
動で切換えるエンジン稼動スイッチ7が、起動スイッチ
5とは別に設けられている。また起動スイッチ5がOF
F状態では、エンジン20を停止状態から駆動状態にす
ることができず、起動スイッチ5をON状態にし、かつ
エンジン稼動スイッチ7を操作することでエンジン20
を停止状態から駆動状態にすることができる。そしてエ
ンジン20を駆動状態にした場合には、起動スイッチ5
をOFF状態にしても、エンジン20の駆動状態を維持
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エンジンの出力
を電力に変え、その電力をバッテリに充電し、バッテリ
からの電力をモータによって走行エネルギーに変換する
ハイブリッド車両に関する。
【0002】
【従来の技術】モータとエンジンの両方を備えるハイブ
リッド車両が従来知られており、この種のハイブリッド
車両は、モータとエンジンの組合わせ方によって、シリ
ーズ方式、パラレル方式、及びシリーズ・パラレル方式
などに分類されている。また、この種のハイブリッド車
両は、いずれの方式においてもエンジンと発電機とバッ
テリとを備えて構成されており、バッテリは、その充電
量が不足した際に充電する必要があった。例えば、長い
登坂路を走行した結果、バッテリの電力が大量に消費さ
れ、これによってバッテリの充電量が不足する場合があ
った。したがってこのような場合は、例えばハイブリッ
ド車両を停止させ、その状態でエンジンを動かしてバッ
テリを充電する必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来のハイブリ
ッド車両は、キーを挿入し、そのキーによってスイッチ
をONにすることでエンジンを駆動させていた。したが
ってバッテリを充電する際は、キーを挿入してスイッチ
をONにしておく必要があった。またそのスイッチは、
ハイブリッド車両を走行可能な状態にするものでもあっ
た。したがってスイッチがONにされた車両は、走行で
きる状態になっている。そのためスイッチをONにして
バッテリを充電している間は、車両が盗まれる危険性が
あり、乗員は、車両の側から離れることができなかっ
た。そこで本発明は、車両の盗難を防止する等の合理的
な構成を備えたハイブリッド車両を提供することを課題
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、上記各請求項に記載の通りの構成を備える
ハイブリッド車両であることを特徴とする。請求項1に
記載の発明によれば、エンジンと、エンジンによって回
されて発電する発電機と、発電機で発電された電力を充
電するバッテリと、バッテリの電力を走行エネルギーに
変換するモータとを備えるハイブリッド車両であって、
バッテリからモータへの電力を供給できるON状態と、
供給できないOFF状態とに手動で切り換える起動スイ
ッチが設けられている。そしてエンジンを駆動状態と停
止状態とに手動で切換えるエンジン稼動スイッチが、起
動スイッチとは別に設けられている。
【0005】すなわちハイブリッド車両は、起動スイッ
チとエンジン稼動スイッチとを有する。そして起動スイ
ッチは、バッテリからモータへの電力を供給できるON
状態と、供給できないOFF状態、すなわちモータが駆
動できる状態であって車両がモータの動力を受ける状態
と、モータが駆動できず車両がモータの動力を受けない
状態とに切換える。そのため車両は、起動スイッチによ
って走行可能な状態と、走行不能な状態とに容易に切換
えることができる。またエンジン稼動スイッチは、エン
ジンを駆動状態と停止状態とに切換えるスイッチであっ
て、エンジンを駆動させることでバッテリを充電し、停
止させることでバッテリの充電を停止させることができ
る。そしてこれら起動スイッチと、エンジン稼動スイッ
チは、それぞれ別個に設けられるとともに、手動によっ
て任意に操作することができる。
【0006】さらに本発明では、起動スイッチがOFF
状態では、エンジンを停止状態から駆動状態にすること
ができず、起動スイッチをON状態にし、かつエンジン
稼動スイッチを操作することでエンジンを停止状態から
駆動状態にすることができる構成である。すなわち車両
を走行可能状態である場合にのみ、エンジンを稼動させ
てバッテリを充電することができ、車両を走行不能状態
にした場合には、エンジンを駆動させることができな
い。したがって起動スイッチをOFF状態にして、車両
を停止させ、乗員が車両から離れた場合には、容易にエ
ンジンを稼動させることができない。したがってエンジ
ンは、いたずら等によって稼動されるおそれが少なくな
る。
【0007】さらに本発明は、エンジンを駆動状態にし
た場合には、起動スイッチをOFF状態にしても、エン
ジンの駆動状態を維持できる構成である。すなわち、車
両を走行不能状態にした場合であっても、エンジンの駆
動状態を維持することができ、バッテリを充電し続ける
ことが可能である。また車両は、その間、走行不能とさ
れているため、盗難されるおそれが少ない。これによっ
て乗員は、車両を停止させた状態でバッテリを充電して
いる間であっても、車両から離れることができる。なお
手動とは、手によって操作するものに限定されず、人間
の意志によって操作できるものであれば何でもよく、例
えば、足で操作するもの、頭で操作するものなどでもよ
い。
【0008】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載のハイブリッド車両であって、起動スイッチがO
Nにされて、バッテリからモータへの電力が供給できる
ON状態にされた状態において、バッテリからモータへ
の電力を供給するドライブモードと、電力を供給しない
ニュートラルモードとに手動で切換える走行モードスイ
ッチを有する。また走行モードスイッチがニュートラル
モードにない場合は、起動スイッチをOFFにすること
ができない構成を備えている。
【0009】すなわち車両は、走行モードスイッチを有
する。そして、この走行モードスイッチは、起動スイッ
チがONの状態で、バッテリからモータへの電力を供給
するドライブモードと、電力を供給しないニュートラル
モードとに手動で切換える。したがって走行モードスイ
ッチをニュートラルにする場合は、乗員がモータを駆動
しないという意思を見せた場合である。
【0010】そして本発明は、走行モードスイッチがニ
ュートラルモードにない場合は、起動スイッチをOFF
にすることができない構成になっている。したがって起
動スイッチをOFFにする場合は、乗員の意思を確認し
た後にOFFにすることとなり、誤って乗員等が起動ス
イッチをOFFにしてしまうという誤操作を防ぐことが
できる。また起動スイッチが壊れていたり、壊された場
合であっても、走行モードスイッチがニュートラルモー
ドになっていれば、モータにはバッテリから電力が供給
されない。したがって起動スイッチによらず車両は走行
できず、車両が盗まれる等の可能性が小さくなる。
【0011】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
または2に記載のハイブリッド車両であって、外部電源
が接続される電源入力部を有し、これによってバッテリ
が電源入力部を介して外部電源によって充電できる構成
になっている。またハイブリッド車両は、バッテリを外
部電源によって充電している際に、エンジンを停止する
構成を備えている。すなわちハイブリッド車両は、電源
入力部を有する。そしてその電源入力部に外部電源を接
続すると、バッテリを外部電源で充電できる。したがっ
てバッテリは、少なくとも二つの経路によって充電可能
な構成である。すなわちバッテリは、外部電源による経
路と、エンジン及び発電機による経路の少なくとも二つ
の経路により充電可能な構成である。
【0012】ところでハイブリッド車両が停止中である
場合は、一般に、外部電源(例えば家庭用電源のコンセ
ント)によって充電する。したがって、わざわざエンジ
ンを駆動させてバッテリを充電する必要がない。これに
対して本発明は、バッテリを外部電源によって充電して
いる際に、エンジンを停止する構成を備えている。した
がってエンジンを稼動させる必要がない場合に、エンジ
ンが自動的に停止される。これにより、エンジンからの
排出ガスの発生量や、燃料の消費量等を削減できる効果
も期待できる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図にしたが
って説明する。本実施の形態である車両1は、シリーズ
式のハイブリッド車両であって、図1に示すように発電
装置2と、バッテリ10と、モータ11とを備えて構成
されている。発電装置2は、図1に示すように内燃機関
のエンジン20と、発電機21とを備えており、エンジ
ン20において燃料を燃焼させて動力を得、その動力に
よって発電機21を回し、発電機21によってそのエネ
ルギーを電力に変換する。すなわち発電装置2は、エン
ジン20と発電機21とによって発電をしている。
【0014】バッテリ10は、発電装置2から供給され
た電力を充電し、図1に示すように電圧検出器13が接
続されている。したがってバッテリ10は、電圧検出器
13によって、その充電状態が測定可能になっている。
またバッテリ10には、図1に示すように電源入力部3
が接続されている。この電源入力部3は、電源コード3
1が接続される接続部が設けられており、その接続部に
電源コード31が接続されることで、電源入力部3と外
部電源30とが電源コード31を介して接続される。し
たがってバッテリ10は、電源入力部3と電源コード3
1を介して外部電源30と接続され、外部電源30によ
って充電可能になっている。すなわちバッテリ10は、
外部電源30からの電力と、発電装置2からの電力の、
複数の経路(例えば二経路)によって充電可能な構成に
なっている。
【0015】また車両1は、図1に示すように操作部1
4と、車両1を電気的に制御するECU(電子制御ユニ
ット:Electronic Control Unit)4を備えている。操
作部14は、図1に示すように起動スイッチ5と、走行
モードスイッチ6と、エンジン稼動スイッチ7を備え
る。そしてこれらスイッチは、それぞれ車室のインナー
パネルに取り付けられており、乗員が座位姿勢において
操作できる構成になっている。すなわちこれらスイッチ
は、手動によって切り換えができる構成になっている。
ECU4は、図1に示すようにエンジン20、発電機2
1、電圧検出器13、電源入力部3、及びモータ11の
それぞれに電気的に接続されており、これら各々を制御
する。またECU4は、操作部14のスイッチ類(起動
スイッチ5、走行モードスイッチ6、及びエンジン稼動
スイッチ7)と電気的に接続され、これらスイッチ類の
状態を認識でき、その状態によってエンジン20等を制
御する。
【0016】起動スイッチ5は、少なくともONとOF
Fの二つの位置に変更可能な構成になっており、バッテ
リ10とモータ11との間の状態を操作するスイッチで
ある。すなわち起動スイッチ5がON/OFFされる
と、ECU4がそれを認識する。そして起動スイッチ5
がONの場合には、ECU4がバッテリ10からモータ
11への電力を供給できる状態(ON状態)にする。ま
た起動スイッチ5がOFFの場合には、ECU4がバッ
テリ10からモータ11への電力を供給できない状態
(OFF状態)にする。すなわちモータ11は、起動ス
イッチ5によって駆動できる状態と、駆動できない状態
とに切り替えられる。そして車両1は、起動スイッチ5
によって走行できる状態と、走行できない状態とに切り
替えられる。
【0017】また起動スイッチ5は、車両1に対して脱
着可能なキーないしカードによって操作可能な構成にな
っている。すなわち起動スイッチ5がOFFの状態にお
いてキーないしカードを車両1に装着し、起動スイッチ
5をONにすることができる。そしてその状態において
起動スイッチ5をOFFからONに切換えることができ
る。またキーないしカードは、起動スイッチ5がONの
状態では、車両1から取り出すことができず、起動スイ
ッチ5をOFFにすることで車両1から取り出すことが
できる構成になっている。
【0018】走行モードスイッチ6は、少なくとも三つ
の位置に変更可能な構成になっており、起動スイッチ5
がONの状態において、バッテリ10とモータ11との
間の状態を操作するスイッチである。すなわち起動スイ
ッチ5がONの状態において、走行モードスイッチ6が
ドライブモード、ニュートラルモード、リバースモード
に切り替えられると、ECU4がそれを認識する。そし
て走行モードスイッチ6がドライブモードの場合には、
ECU4によってバッテリ10からモータ11への電力
が供給される。そしてこの場合には、モータ11によっ
て回動軸12が正転方向に回転され、車輪15が回転
し、車両1が前進する。また車両1がホイールインモー
タタイプ、すなわちモータ11が車輪15(ホイール)
内に設けられたタイプの車両であれば、車輪15がモー
タ11によって正転されて、車両1が前進する。
【0019】また走行モードスイッチ6がニュートラル
モードの場合には、ECU4がバッテリ10からモータ
11への電力の供給を停止する。したがってモータ11
は、回転できず、車両1は動力を受けない。また走行モ
ードスイッチ6がリバースモードの場合には、ECU4
によってバッテリ10からモータ11への電力が供給さ
れる。そしてこの場合には、モータ11によって回動軸
12が逆転方向に回転され、車両1は後退する。また車
両1がホイールインモータタイプであれば、モータ11
によって車輪15が逆転されて、車両1が後退する。
【0020】またドライブモードとリバースモードは、
車両1の進行方向が異なるが、その切り替え方法は、例
えばバッテリ10からモータ11への電流の流れ方向を
変更する形態である。あるいはモータ11と回動軸12
との間に、モータ11の出力回転方向を変える歯車機構
を有し、その歯車機構の組合わせを変えることで回動軸
12の回転方向を変更する形態などである。なお起動ス
イッチ5がOFFの場合は、前記したようにバッテリ1
0からモータ11への電力が供給されない。したがって
走行モードスイッチ6を切り換えた場合であっても、バ
ッテリ10からモータ11へは電力が供給されず、モー
タ11は駆動しない。
【0021】エンジン稼動スイッチ7は、少なくともO
NとOFFの二つの位置に変更可能な構成になってお
り、エンジン20の状態を操作するスイッチである。す
なわちエンジン稼動スイッチ7がON/OFFにされる
と、ECU4がそれを認識する。そしてエンジン稼動ス
イッチ7がONの場合には、ECU4がエンジン20を
駆動状態にする。したがってエンジン20が発電機21
を回し、発電機21が発電をなし、バッテリ10によっ
てその電力が充電される。またエンジン稼動スイッチ7
がOFFの場合には、ECU4がエンジン20を停止状
態にする。
【0022】すなわちエンジン20は、エンジン稼動ス
イッチ7によって駆動状態と、停止状態とに切り替えら
れ、バッテリ10は、エンジン20によって充電される
状態と、充電されない状態とに切り替えられる。またエ
ンジン20は、起動スイッチ5がOFFの状態にある場
合、エンジン稼動スイッチ7を切り換えても停止状態か
ら駆動状態にすることができないようにECU4によっ
て制御されている。また駆動スイッチがONの状態にさ
れた場合には、エンジン稼動スイッチ7を切り換えるこ
とで、エンジン20を停止状態から駆動状態へ、あるい
は駆動状態から停止状態へ状態変換できるように、EC
U4によってエンジン20が制御されている。
【0023】次に、車両1を停止させた状態で、バッテ
リ10を充電する方法を図2のフローチャートにしたが
って説明する。車両1は、図2のステップS1に示すよ
うに、起動スイッチ5がONにされて、走行準備状態な
いし走行状態にされている(ステップS1)。したがっ
て車両1は、走行モードスイッチ6によって前進可能な
状態(ドライブモード)、後退可能な状態(リバースモ
ード)、及び停止した状態(ニュートラルモード)にな
っている。
【0024】そしてエンジン稼動スイッチ7をONにす
る(ステップS2)。これによってエンジン20が駆動
し、バッテリ10の充電が開始される。次に、走行モー
ドスイッチ6をニュートラルモードにする(ステップS
3)。これによってバッテリ10からモータ11への電
力供給が停止され、モータ11が停止した状態になる。
そして起動スイッチ5をOFFにする(ステップS
4)。これによって車両1に挿入されていたキーないし
カードを取り出すことができる。なおエンジン20は、
この状態においても停止されず、バッテリ10は、充電
され続ける。
【0025】なおステップS2,S3,S4は、図2に
示すように二重線によって記載している。これは、ステ
ップS2,S3,S4においては、乗員がスイッチを操
作する人間の手動操作と、ECU4がスイッチの状態を
認識する装置の自動認識との両者がなされるステップで
あることを示し、他のステップとの相違を明確にするた
めである。また図2に示すように、ステップS2におい
てエンジン稼動スイッチ7がOFFにされた(されてい
る)場合は、ECU4がこれを認識し、エンジン20
(発電装置2)が停止状態になる(ステップS8)。す
なわちエンジン20が駆動していた場合には、停止さ
れ、停止されていた場合には、その停止状態が維持され
る。なおこの場合であっても車両1は、一般的な走行状
態が維持される(一般走行モード)。また図2に示すよ
うに、ステップS3において走行モードスイッチ6がニ
ュートラルモードにない場合(ドライブモード又はリバ
ースモードにある場合)は、ECU4がこれを認識し、
ステップS2における動作が繰り返される。
【0026】次に、ステップS4によって起動スイッチ
5がOFFと認識された場合のそれ以降の動作を説明す
る。この場合は、電源入力部3に外部電源30が接続さ
れているか否かがECU4によって認識、判断される
(ステップS5)。その形態としては、例えば電源入力
部3ないし電源コード31に出没することで信号を発信
するスイッチを設ける形態が挙げられる。この形態によ
ると前記スイッチは、電源入力部3と外部電源30とが
接続されることで没せられ、前記スイッチがECU4に
信号を発信し、ECU4がこの信号を認識する形態であ
る。あるいは電源入力部3に外部電源30からの電流な
いし電圧を感知するセンサが設けられ、ECU4がその
センサからの信号を感知する形態である。そして電源入
力部3に外部電源30が接続されていないと判断された
場合には、エンジン20の駆動が継続され、発電装置2
(エンジン20)によってバッテリ10が充電され続け
る(ステップS6)。
【0027】なおステップS5において電源入力部3に
外部電源30が接続されていると認識・判断された場合
は、ECU4によってエンジン20が停止される(ステ
ップS8)。すなわちバッテリ10は、エンジン20
(発電装置2)からの充電と、外部電源30からの充電
とを同時にすることができない。ところで車両1が停止
中である場合は、一般に外部電源30(例えば家庭用電
源のコンセント)によって充電する。したがって、わざ
わざエンジン20を駆動させてバッテリ10を充電する
必要がない場合がある。したがってエンジン20を稼動
させる必要がない場合に、エンジン20が自動的に停止
されるため、エンジン20からの排出ガスの発生量や、
燃料の消費量等を削減できる効果も期待できる。
【0028】またバッテリ10は、充電時における単一
時間あたりの電力(電流)量が限られている。したがっ
て二経路以上によってバッテリ10を充電する際には、
その電力(電流)量を超過する危険性が高く、バッテリ
の故障の原因になる恐れがある。しかし本実施の形態で
は、エンジン20による充電と、バッテリ10による充
電とが同時にできない。そのためバッテリ10には、単
位時間当たりの許容電力量を超過した電力が入力される
おそれが少なく、バッテリ10の故障の原因を減らすこ
とができる。
【0029】またECU4は、ステップS7においてバ
ッテリ10に接続されている電圧検出器13の電圧を認
識する。そしてその電圧が設定値以上になっているか否
かを判断する。そして電圧が設定値以上になっている場
合には、エンジン20がECU4によって停止される
(ステップS8)。これによってエンジン20(発電装
置2)からバッテリ10への電力供給が停止される。な
お前記設定値は、ECU4に予めデータとして記録され
ており、バッテリ10の種類に応じてその値が決定され
る。例えばバッテリ10の許容充電量の90%値などで
ある。したがってバッテリ10は、設定値以上に充電さ
れることがなく、バッテリ10は、許容充電量を超過す
ることによる故障のおそれが少ない。またエンジン20
は、バッテリ10が所望の電圧(電力)になった時点で
停止するため、エンジン20を駆動するための燃料が無
駄に消費されない。また図2には示していないが、起動
スイッチ5をOFFにした状態で、エンジン稼動スイッ
チ7をONからOFFにした場合は、エンジン20を停
止させることができる。
【0030】上記のように、車両1が構成される。すな
わち車両1は、発電装置2(エンジン20)を駆動させ
た状態において、起動スイッチ5をOFFにすることが
できる。したがって発電装置2でバッテリ10を充電し
ている間において、起動スイッチ5をOFFにすること
で車両1を走行不能な状態にすることができる。したが
って車両1を走行させるためには、起動スイッチ5をO
Nにする必要があって、車両1を容易に走行させること
ができない。したがって車両1は、盗まれにくい。その
ため乗員は、車両1を停車させてバッテリ10を充電
し、車両1から離れることができる。
【0031】また起動スイッチ5は、車両1に脱着され
るキーないしカードによって操作(ON)できる構成に
なっている。したがって起動スイッチ5をOFFにして
キーないしカードを取外した際には、キーないしカード
がなければ車両1を走行させることができない。したが
ってキーないしカードを所持しない者は、車両1を走行
させることができず、車両1は盗難されにくい。
【0032】またECU4は、図2に示すようにステッ
プS3において走行モードスイッチ6の状態を認識した
後に、ステップS4において起動スイッチ5の状態を認
識する。そしてステップS3において走行モードスイッ
チ6がニュートラルモードにされていない場合には、起
動スイッチ5が認識されない。ところでニュートラルモ
ードは、起動スイッチ5がONの状態において、走行モ
ードスイッチ6が手動により選択されるモードである。
したがって走行モードスイッチ6をニュートラルにする
場合は、乗員がモータ11を駆動しないという意思を見
せた場合である。したがって起動スイッチ5は、走行モ
ードスイッチ6を介して乗員の意思を確認した後にOF
Fにできる構成である。そのため起動スイッチ5を誤っ
てOFFにする誤操作が少なくなる。
【0033】また車両1は、起動スイッチ5がOFF状
態では、エンジン20を停止状態から駆動状態にするこ
とができない構成である。すなわち車両1を走行不能状
態にした場合には、エンジン20を駆動させることがで
きない。したがって起動スイッチ5をOFF状態にし
て、車両を停止させ、乗員が車両から離れた場合には、
容易にエンジン20を稼動させることができない。かく
していたずら等によってエンジン20を稼動されるおそ
れが少ない。
【0034】なお本発明は、上記の実施の形態に限らず
以下の形態であってもよい。 (1)上記の実施の形態では、起動スイッチをOFFに
した状態において、エンジン稼動スイッチをOFFにし
た場合、エンジンを駆動状態から停止状態にできる構成
であった。しかし起動スイッチをOFFにした状態で、
エンジン稼動スイッチをOFFにしても、エンジンを駆
動状態から停止状態にできない構成であってもよい。す
なわち起動スイッチをOFFにした車両を停止させた状
態において、エンジン稼動スイッチを操作してもエンジ
ンによるバッテリの充電状態は維持される。したがっ
て、エンジンによる充電状態は、いたずらなどによって
停止されるおそれが少ない。 (2)また上記の実施の形態では、図2のステップS3
に示すように、走行モードスイッチがニュートラルモー
ドになっているか否かをECUによって判断している
が、このステップがない形態であってもよい。これによ
ると車両の構成が上記の形態よりも容易な構成になる。 (3)また上記の実施の形態では、図2のステップS5
に示すように、電源入力部に外部電源が接続されている
か否かをECUによって判断しているが、このステップ
がない形態であってもよい。これによると車両の構成が
容易になる。 (4)また上記の実施の形態では、起動スイッチがキー
ないしカードを挿入した後にONにすることができる構
成になっている。しかし車両が車両を操作できる者を認
識する認識手段を備え、その認識手段によって起動スイ
ッチをONにできる構造であってもよい。この認識手段
としては、例えば暗証番号を入力する入力部と、その入
力された番号を認識・判断する制御部とを有する装置、
あるいは指紋などの個人情報を感知し、記憶した情報と
合致するか否かを認識する装置である。これによると所
定の者しか起動スイッチをONにすることができず、車
両の盗難を防止できる。 (5)また上記の実施の形態は、シリーズ形式のハイブ
リッド車両であったが、パラレル形式ないしシリーズ・
パラレル形式のハイブリッド車両に応用することも可能
である。
【0035】
【発明の効果】本発明に係る車両によれば、盗難されに
くい構造が構成され、特にエンジンによりバッテリを充
電している際における状態において盗難されにくいハイ
ブリッド車両が構成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両の駆動装置類を示すシステム構成図であ
る。
【図2】車両を停止させた状態においてバッテリを充電
するフローチャートを示す。
【符号の説明】
1…車両 14…操作部
フロントページの続き Fターム(参考) 3G084 AA00 CA01 DA00 FA06 FA36 3G093 AA07 AA16 BA04 CA01 CB00 DA12 DB12 5H115 PA08 PG04 PI16 PU01 PU21 PU26 QE01 QE12 QH01 SE03 SE06 SE08 TI01 TR01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンと、該エンジンによって回され
    て発電する発電機と、該発電機で発電された電力を充電
    するバッテリと、該バッテリの電力を走行エネルギーに
    変換するモータとを備えるハイブリッド車両であって、 前記バッテリから前記モータへの電力を供給できるON
    状態と、供給できないOFF状態とに手動で切り換える
    起動スイッチが設けられているとともに、 前記エンジンを駆動状態と停止状態とに手動で切換える
    エンジン稼動スイッチが、前記起動スイッチとは別に設
    けられており、 かつ、前記起動スイッチがOFF状態では、前記エンジ
    ンを停止状態から駆動状態にすることができず、前記起
    動スイッチをON状態にし、かつ前記エンジン稼動スイ
    ッチを操作することで前記エンジンを停止状態から駆動
    状態にすることができ、 かつ、前記エンジンを駆動状態にした場合には、前記起
    動スイッチをOFF状態にしても、前記エンジンの駆動
    状態を維持できる構成であることを特徴とするハイブリ
    ッド車両。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のハイブリッド車両であ
    って、 起動スイッチがONにされて、バッテリからモータへの
    電力が供給できるON状態にされた状態において、前記
    バッテリから前記モータへの電力を供給するドライブモ
    ードと、電力を供給しないニュートラルモードとに手動
    で切換える走行モードスイッチを有し、 前記走行モードスイッチが前記ニュートラルモードにな
    い場合は、前記起動スイッチをOFFにすることができ
    ない構成を備えていることを特徴とするハイブリッド車
    両。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のいずれかのハ
    イブリッド車両であって、 外部電源が接続される電源入力部を有し、これによって
    バッテリが前記電源入力部を介して前記外部電源によっ
    て充電できる構成になっているとともに、 前記バッテリを前記外部電源によって充電している際
    に、エンジンを停止する構成を備えていることを特徴と
    するハイブリッド車両。
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