JP2003175028A - 複数の副画像を用いた画像再構成による円錐ビームctスキャナ - Google Patents

複数の副画像を用いた画像再構成による円錐ビームctスキャナ

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JP2003175028A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 再構成ボリュームをできるだけ大きくし、か
つ再構成画像のアーチファクトを低下させるような代替
的な再構成処理法を提供する。 【解決手段】 コンピュータ断層イメージング・システ
ム(10)は、回転軸の相対する側に配置させた円錐放
射線ビーム発生源(12)と2次元検出器アレイ(2
0)とを含んでいる。投影データは、線源(12)と検
出器アレイが被検体の周りで一回の全回転をする際に従
来の方式により収集している。この投影データに対して
は複数の異なる中心ビュー角度において従来のハーフス
キャン画像再構成アルゴリズムを適用し、複数の副画像
(67、67、70)を作成している。各副画像内でそ
れぞれの中心ビュー角度の軸に沿った中心をもつ画像セ
グメント(62、68、72)を選択して合成し、被検
体の断面像(74)を形成させている。各副画像(6
7、67、70)の領域は荷重関数により規定すること
が好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ断層
(CT)イメージング装置に関し、さらに詳細には、2
D検出器アレイ内の個々のX線検出器からのデータ収集
に関する。
【0002】
【発明の背景】現在のコンピュータ断層システムの一つ
では、X線源は、「画像作成面」と呼ぶデカルト座標系
のX−Y平面内に位置するようにコリメートさせた扇形
状のビームを投射している。このX線ビームは患者など
被検体を通過して、放射線検出器の一つの横列、すなわ
ち1次元アレイ上に入射する。伝達される放射線の強度
は、被検体によるX線ビームの減衰に依存しており、こ
のビーム減衰の計測値にあたる別々の電気信号を各検出
器により発生させている。検出器のすべてから減衰計測
値を別々に収集して透過プロフィールが作成される。
【0003】従来のCTシステムでは、X線ビームが被
検体を切る角度が一定に変化するようにして、線源と検
出器アレイをガントリによって画像作成面内で被検体の
周りで回転させている。所与の角度において検出器アレ
イから得られる一群のX線減衰計測値のことを「ビュ
ー」と云い、また被検体の一つの「スキャン(sca
n)」は、X線源と検出器を一回転させる間に様々な角
度方向で作成したビューの組を含んでいる。2Dスキャ
ンでは、被検体を切り出した2次元スライスに対応する
画像を構成させるようにデータを処理している。2Dデ
ータから画像を再構成させるために広く通用している方
法は、本技術分野においてフィルタ補正逆投影技法(f
iltered backprojection te
chnique)と呼ぶものである。この処理技法では
スキャンにより得た減衰計測値を「CT値」または「ハ
ウンスフィールド値(Hounsfield uni
t)」と呼ぶ整数に変換し、この数値を用いて陰極線管
ディスプレイ上の対応する画素の輝度を制御している。
【0004】図1に示すような多重スライス型CTイメ
ージング・システム10の一タイプでは、そのX線ビー
ム14をz軸の方向にも扇形状に広げて「円錐ビーム
(cone beam)」を生成させている。検出器2
2は複数の検出器横列を有する2次元アレイ20の形に
配列させ、z軸に沿って配置された複数のスライスにお
ける減衰計測値を収集している。逆投影スライス画像
は、ボリュメトリック・データからFeldkampア
ルゴリズムを用いて再構成している。
【0005】アキシャル・スキャンに対する再構成ボリ
ュームは円筒状の領域となる。図2は、アイソチャンネ
ル面(X線焦点16と検出器アイソチャンネルの両者を
通過すると共にz軸と平行な面)の位置におけるそのボ
リューム・カバー範囲の断面像である。所望の再構成ボ
リュームは、z軸に沿ったアイソセンタの位置における
高さDが検出器の高さに等しいような破線の長方形50
で表している。画像再構成の観点からすると、アーチフ
ァクトのない再構成を保証するためには、画像内のあら
ゆるボクセル、すなわち要素(element)をすべ
ての投影によりサンプリングする必要がある。しかし、
この条件を満足するボリュームはクロスハッチングした
六角形52で示される。実際上は、複数のアキシャル・
スキャンにより連続した再構成ボリュームを得るために
は、各スキャンに対する再構成ボリュームはクロスハッ
チングした六角形52の内部に包含された太線の長方形
54に限定される。このため、隣接するアキシャル・ス
キャン間の距離は、z軸に沿ったこの内側の長方形の寸
法より大きくすることができない。
【0006】線源からアイソセンタまでの距離をSで表
し、再構成撮影域(x−y)の半径をRで表すと、カバ
ー範囲を連続させるための隣接するアキシャル・スキャ
ン間の距離tは次式、 t≦((S−R)/S)D (式1) により得られる。
【0007】したがって、スキャンを受けている患者内
の臓器で連続したカバー範囲を得るためには、隣接する
スキャン間の距離はアイソセンタの位置における検出器
のz軸カバー範囲の約半分に制限される。これにより、
そのスキャナのボリューム・カバー能力が大幅に低下す
る。したがって、その再構成ボリュームをその全体距離
Dまで増加させることが望ましい。しかし、これを実施
するには投影データの広範な外挿が必要となる、したが
って、所望の再構成ボリューム50の各隅にある斑点を
つけた三角形領域56及び58は完全なスキャンを受け
ていないためかなりの画像アーチファクトが導入されて
しまう。図2から分かるように、放出体12と検出器ア
レイ20を図のような向きとした場合、検出器アレイに
最も近い隅の領域58はX線ビーム14の範囲内に来
る。しかし、この向きでは、放出体12に最も近い隅の
三角形領域56はX線ビーム14の範囲外となる。放出
体と検出器のアセンブリを180°回転させると(すな
わち、図示の位置を反転させると)、隅の領域58がX
線ビームの範囲外となり、隅の領域56がビームの範囲
内に来る。結果として、隅の三角形領域56及び58
は、放出体と検出器アレイの一回の全回転の間で部分的
にしかスキャンを受けない。このため、これらの領域に
対しては、再構成画像にアーチファクトを発生させるよ
うなデータの外挿が必要となる。
【0008】したがって、再構成ボリュームの大きさは
できるだけ大きくなるように(理想的には、距離Dま
で)増大させることが望ましいが、従来の処理を用いて
これを実施すると再構成画像にかなりのアーチファクト
を導入させることになる。このため、こうしたアーチフ
ァクトを低下させるような代替的な再構成処理法が求め
られている。
【0009】
【課題を解決するための手段】コンピュータ断層イメー
ジング・システムは、回転軸の相対する側に配置させた
円錐放射線ビームの発生源と多重横列検出器アレイとを
含んでいる。本イメージング・システムは、回転軸の周
りで線源と検出器を回転させることを含むような画像再
構成法を利用している。この回転を行っている間に、複
数の投影角度βにおいて多重横列検出器アレイからX線
減衰データ・サンプルを収集し、これにより一組の投影
データを作成している。
【0010】この投影データ組に対しては、複数の異な
る中心ビュー角度β0においてハーフスキャン画像再構
成技法を適用して複数の副画像(sub−image)
を作成している。次いで、この複数の副画像は、例え
ば、重ね合わせ(superimposition)な
どにより合成させて、被検体の断面像を形成させてい
る。
【0011】好ましい再構成技法は、投影データの組に
重み付けして一組の重み付けデータを作成することを含
む。例えば、この重み付け処理は、それぞれの中心ビュ
ー角度β0を中心とする第1の領域範囲内にあるデータ
・サンプルに対して第1の重みを適用する。第1の領域
の両側に面した事前定義の第2の領域範囲内にあるデー
タ・サンプルに対しては第2の重みを適用する。投影デ
ータ組の残りの部分のデータ・サンプルに対しては第3
の重みを適用する。この重み付けデータは、単一スライ
ス型スキャンに対する従来のフィルタを用いてフィルタ
処理する。このフィルタ処理済データは、周知の3D逆
投影アルゴリズムにより逆投影して複数の副画像を作成
し、次いで、最終画像を構築するための荷重関数によっ
てこれら複数の副画像を合成している。
【0012】
【発明の実施の形態】図1及び3を参照すると、CTイ
メージング・システム10は、焦点16から患者18を
通過して2次元検出器アレイ20により受け取られるよ
うな円錐X線ビーム14を投射するように方向付けした
X線源12を含んでいる。この2次元検出器アレイ20
は、患者18を透過したX線14の投影像を検出するよ
うに概して垂直な縦列と横列の形で検出器アレイ20の
領域を覆うように配列させた多数の検出器素子22を含
んでいる。
【0013】X線源12及び2次元検出器アレイ20
は、全体として患者18の内部に位置している回転軸2
6の周りで回転するようにガントリ24の各側に取り付
けてられている。この回転軸26は、その原点が円錐ビ
ーム14内の中心に来るようにしたデカルト座標系のz
軸を形成している。したがって、この座標系のx軸とy
軸により規定される面によって、回転面、具体的にはガ
ントリ24のガントリ面28、が規定される。
【0014】ガントリ24の回転は、ガントリ面28内
の任意の基準位置からの角度βにより計測される。角度
βは、0〜2πラジアン(360゜)の範囲で変動す
る。円錐ビームのX線14はガントリ面28から角度Φ
だけ発散(diverge)すると共に、ガントリ面2
8に沿っては角度θだけ発散している。2次元検出器ア
レイ20は、焦点16を中心とする球体の表面の一つの
セクションとして配置させており、このアレイ状の検出
器素子22は、円錐ビーム14の線束に沿って円錐ビー
ム14の角度Φ及びθの全体にわたって強度計測値を受
け取って計測できるように配列させている。この検出器
アレイ20は、インスライス(in−slice)寸法
方向に延びる各横列の形に配列させた2Dアレイ状の検
出器素子22から構成されている。各横列は、例えば
1,000個の別々の検出器素子を含むことがあり、ま
たこのアレイ20は、スライス寸法方向に配置させた1
6個の横列を含むことがある。検出器22は、そのサン
プリング周期にわたって受け取ったX線フラックスに比
例する電気信号を発生させている気体式または半導体式
の検出器とすることができる。
【0015】図3を参照すると、CTイメージング・シ
ステム10の制御サブシステムは、ガントリ関連制御モ
ジュール30を有しており、この制御モジュール30に
は、X線源12に電力及びタイミング信号を提供するX
線制御装置32、並びにガントリ24の回転速度及び回
転位置を制御しているガントリ・モータ制御装置34が
含まれる。データ収集システム(DAS)36は、その
データを採取したΦ、θ及びガントリ角度βの値を保存
する一方で、2次元検出器アレイ20から投影データを
受け取り、このデータを後続のコンピュータ処理のため
にディジタル形式に変換している。X線制御装置32、
ガントリ・モータ制御装置34及びデータ収集システム
36はコンピュータ38に接続させている。コンピュー
タ38はさらに、患者テーブル39をz軸26に沿って
移動させるモータを駆動するテーブル・モータ制御器3
7の動作を統御している。
【0016】コンピュータ38は、投影データを収集か
つ操作するようにプログラムした汎用のミニコンピュー
タ(より詳細には以下で説明することにする)である。
コンピュータ38は画像再構成装置40に接続されてお
り、画像再構成装置40は当技術分野で周知の方法に従
って高速で画像の再構成を実行している。
【0017】コンピュータ38は、一般にオペレータに
よるCTスキャン用パラメータの入力及び再構成画像の
表示を可能にしているCRTディスプレイ/キーボード
であるようなオペレータ・コンソール42を介してコマ
ンド及びスキャン・パラメータを受け取っている。大容
量記憶装置44は動作プログラムを格納するための手段
を提供している。
【0018】データ収集の間では、このCTイメージン
グ・システム10はデータの収集に関して従来の円錐ビ
ーム型システムとして機能している。具体的には、X線
放出体12及び検出器アレイ20が回転軸26を軸とし
てガントリ24の周りで一回の全回転をする際に、テー
ブル39は静止状態に保たれている。複数の角度位置β
の各々において、アレイ20内のすべての検出器22か
らの減衰データが大容量メモリ44内に格納される。全
回転が一回完了すると、コンピュータはテーブル・モー
タ制御器37に指令してテーブル39をz軸26に沿っ
た別の位置まで進めて患者18に対する別の回転スキャ
ンを実行する。この処理は、患者18の所望の部分を完
全にスキャンし終えるまで反復させている。
【0019】次いで、画像再構成が開始される。本発明
のポイントの一つに、その各々が円形スライス画像の一
つのウェッジを表している複数の副画像を再構成させる
点がある。各副画像は、2πラジアンの全回転の周りで
間隔をおいた異なる中心ビュー角度β0においてハーフ
スキャン再構成技法を用いて作成している。各副画像
は、含まれるアーチファクト量が最も少ないハーフスキ
ャン再構成画像のウェッジ部分を構成している。本発明
の詳細について、π/3ラジアン、πラジアン、及び5
π/3ラジアンの各中心ビュー角度で作成した三つの副
画像を利用している例示的な手順を用いて説明すること
にする。しかし、中心ビュー角度間の間隔を相応に狭め
て、これより多くの副画像を利用することも可能であ
る。例えば、0、π/2、π、及び3π/2ラジアンと
いう四つの中心ビュー角度β0を利用してπ/2ラジア
ンのウェッジを有する四つの副画像を作成することも可
能である。アーチファクト軽減は副画像のウェッジ数を
増やす程向上するが、これによりフルスライス画像を再
構成させるための時間量も増加する。次いで、個々の副
画像を継ぎ合わせて、患者を切り取った断面を表すフル
スライス画像を形成させている。
【0020】図4を参照すると、中心ビュー角度β0
π/3ラジアンの位置で第1のハーフスキャン再構成を
実行している。大容量記憶装置44に格納した投影デー
タに対しては、フィルタ処理及び3次元逆投影アルゴリ
ズムを適用する前に、次の関数により重み付けを行って
いる。
【0021】
【数2】
【0022】Wn(γ,β,β0)=3θn 2(γ,β,β
0)−2θn 3(γ,β,β0
【0023】上式において、nは検出器横列の指標(図
2参照)、β0はハーフスキャン再構成の中心ビュー角
度、γは所与の検出器線束と中心線束27(X線焦点1
6から検出器アレイ20に至る回転軸26を通過する線
(図3参照))との間の角度、またβは投影角度であ
る。投影データに対する重み付けでは、そのデータポイ
ントが中心ビュー角度から遠くにある程アーチファクト
を生じる確率が大きくなることに対する補償を行ってい
る。利用する副画像の数が異なれば、利用する荷重関数
も異なることがあることを理解されたい。例えば、単一
スライス型CT向けに開発されたヘリカル補間(内挿)
アルゴリズムまたはヘリカル外挿アルゴリズムを荷重関
数として利用することができる。
【0024】次いで、重み付けした投影データに対し
て、単一スライス型スキャンまたは円錐ビーム用のFe
ldkamp再構成に関して通常実施されるような、γ
方向に沿ったフィルタ処理を行う。
【0025】次いで、フィルタ処理済みの投影データに
対して円錐ビームに関する3次元逆投影技法を適用し、
図4に示した第1の副画像60を生成させる。この第1
の副画像60は、中心ビュー角度に向かい合っており、
かつアイソセンタを通る当該ビュー角度の軸63を中心
としている(すなわち、このウェッジの中心は角度β 0
+πの位置に来ている)概ね2π/3ラジアンのウェッ
ジ形状の第1の主セグメント62を有している。第1の
主セグメント62は、相対的に最小量のアーチファクト
を有しており、したがって荷重関数による減衰を受けな
いボクセルを含んでいる。第1の主セグメント62の各
側に面したより小さいウェッジ形状セグメント64内に
ある画像要素(すなわち、ボクセル)は、第1の主セグ
メントからの角度距離が増大するのに伴って増加するよ
うな量だけ減衰させている。したがって、これらのより
小さなウェッジ状セグメント64の画像強度は徐々に低
下する。副画像の残りの部分にあるボクセル(クロスハ
ッチングのない部分66)には荷重関数によりゼロ値を
割り当てている。
【0026】ウェッジ形状の副画像の作成に利用できる
方式は二つある。その第1の方式は、従来の3次元逆投
影技法を使用して2πスライス領域全体を表しているフ
ル画像を作成することである。次いで、このフル再構成
画像に対して、副画像領域の所望領域内に入らない情報
を抑制するような別の荷重関数(図8に示す)を適用す
る。所与のボクセルに適用する重みは、そのボクセルの
画像内での角度位置の関数である。この荷重関数は、中
心ビュー角度と反対側で角度β0+πの位置を中心とさ
せている。主セグメント62内のボクセルには重み1を
適用し、より小さい境界のウェッジ状セグメント64で
はそのボクセルが主セグメント62から遠ざかるに従っ
て重みをより小さくしている。フル画像の領域66内に
あるボクセルに対しては重みゼロを適用している。
【0027】第2の方式では、逆投影処理において直接
副画像を作成している。この場合、その逆投影は副画像
領域に対応する2/3πの領域内のみで実行する。これ
により逆投影処理はより複雑となるが、領域66を逆投
影していないため計算量をより少なくすることができ
る。
【0028】次に、2回目には投影データに対して中心
ビュー角度β0にπを用いてこの新規ハーフスキャン逆
投影処理を適用する。投影データは重み付けし、フィル
タ処理し、さらにハーフスキャン・アルゴリズムを用い
て第2の副画像を再構成させている。第2の副画像67
(図5に示す)は、この中心ビュー角度の反対側で当該
ビュー角度の軸65を中心として概ね2π/3ラジアン
のウェッジ形状をした第2の主セグメント68を有して
いる。第2の主セグメント内のボクセルの画像強度は荷
重関数により減衰を受けていない。第2の主セグメント
68には、より小さな一対のウェッジ形状セグメント6
9が脇に付けられており、このセグメント69内では第
2の主セグメントから遠ざかるに従ってその画像強度を
徐々に低下させている。
【0029】第3回目には格納した投影データに対して
ハーフスキャン逆投影処理を適用し、中心ビュー角度β
0=5π/3の位置で再構成させた図6に示す第3の副
画像70を作成する。第3の副画像72は、中心ビュー
角度の軸73を中心として中心ビュー角度の反対側にあ
るような2π/3ラジアンのウェッジである第3の主セ
グメント72を有している。第3の主セグメント内のボ
クセルの画像強度は荷重関数による減衰を受けていな
い。第3の主セグメント72には、より小さい一対のウ
ェッジ形状セグメント71が脇に付けられており、この
ウェッジ形状セグメント71内では第3の主セグメント
から遠ざかるに従ってその画像強度を徐々に低下させて
いる。これら三つの副画像に対する荷重関数は、これら
三つの関数の和が再構成関心領域内において1(uni
ty)になるという性質をもっている。
【0030】この三つの副画像60、67及び70のす
べてを形成させた後、コンピュータはこれらを合成し、
図7に示す最終のフルスライス画像74を形成させてい
る。本質的には、これら三つの副画像を互いに重ね合わ
せている。そのデータが重み付けを受ける方式であるた
め、得られる結果は、あたかも主セグメント62、68
及び72を切り取って互いに隣接させて配置し最終のフ
ルスライス画像にしているようになっている。この重ね
合わせによってより小さいウェッジ状セグメント64、
69及び71が重ね合わされて主セグメント62、68
及び72の間の移行部に羽部を形成(feather)
している。
【0031】再構成した各副画像の品質は中心ビューの
中心線束に対応する位置において最良となることを理解
すべきである。画質は、当該中心線から離れるに従って
徐々に劣化する。したがって、その画質は、その各々が
より小さなウェッジ角を有するようなより多数の副画像
を用いることによって向上することになる。例えば、五
つの副画像により作成した合成画像の画質は、三つの副
画像により作成した合成画像と比べより高くなることに
なる。しかし、このことは、画質と計算時間との間のト
レードオフに関わってくる。
【0032】上述した説明は、主に、本発明の好ましい
実施の一形態に対するものである。本発明の範囲内にあ
る様々な代替形態に関して幾つかの注意を述べている
が、当業者であれば恐らく本発明の実施形態の開示から
現在明らかであるような追加の代替形態を実現できるも
のと予期される。例えば、副画像の作成のために、ハー
フスキャン重みではなく、ヘリカル荷重関数を用いるこ
とができる。さらに、上述のスキームを検出器の外側横
列の近傍の画像スライスのみに適用することが可能であ
る。検出器中心面の近くの領域では、単一横列の補間を
使用することができる。したがって、本発明の範囲は、
特許請求の範囲から決定すべきであり、上述の開示によ
り限定すべきではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】CTイメージング・システムのガントリの外観
図である。
【図2】従来の円錐ビーム多重スライス型CTイメージ
ング・システムでのボリューム・カバー範囲の低下を表
した図である。
【図3】本発明を利用することができるCTイメージン
グ・システムのブロック概要図である。
【図4】本発明に従って再構成した三つの副画像であ
る。
【図5】本発明に従って再構成した三つの副画像であ
る。
【図6】本発明に従って再構成した三つの副画像であ
る。
【図7】副画像から組み上げたフルスキャン画像であ
る。
【図8】副画像作成のための一技法で利用される荷重関
数のグラフである。
【符号の説明】
10 多重スライス型CTイメージング・システム 12 X線源、X線放出体 14 X線ビーム、円錐X線ビーム 16 X線焦点 18 患者 20 2次元アレイ、検出器アレイ 22 検出器、検出器素子 24 ガントリ 26 回転軸 27 中心線束 28 ガントリ面 30 ガントリ関連制御モジュール 32 X線制御装置 34 ガントリ・モータ制御装置 36 データ収集システム(DAS) 37 テーブル・モータ制御器 38 コンピュータ 39 患者テーブル 40 画像再構成装置 42 オペレータ・コンソール 44 大容量メモリ、大容量記憶装置 50 所望の再構成ボリューム 52 条件を満足するボリューム 54 各スキャンに対する再構成ボリューム 56 隅の三角形領域 58 隅の三角形領域 60 第1の副画像 62 第1の主セグメント 63 アイソセンタを通るビュー角度の軸 64 ウェッジ形状セグメント 65 ビュー角度の軸 66 残りの部分 67 第2の副画像 68 第2の主セグメント 69 ウェッジ形状セグメント 70 第3の副画像 71 ウェッジ形状セグメント 72 第3の主セグメント 73 中心ビュー角度の軸 74 フルスライス画像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チアン・シェー アメリカ合衆国、ウィスコンシン州、ブル ックフィールド、ダブリュー・ケズウィッ ク・コート、19970番 Fターム(参考) 4C093 AA22 BA03 BA07 CA13 EA02 EB17 FE23 FE24 5B057 AA09 BA03 CA02 CA08 CA12 CA16 CB02 CB08 CB12 CB13 CB16 CD11 CE08 CE11

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円錐放射線ビーム(14)の発生源(1
    2)と多重横列検出器アレイ(20)とを回転軸(2
    6)の相対する側に配置して含むコンピュータ断層イメ
    ージング・システム(10)を用いることにより被検体
    (18)の断面像を作成するための方法であって、 前記発生源(12)及び検出器アレイ(20)を前記回
    転軸の周りで回転させる工程と、 回転させながら、複数の投影角度βにおいて前記多重横
    列検出器アレイ(20)からX線減衰データ・サンプル
    を収集し一組の投影データを作成する工程と、 複数の副画像(67、67、70)を作成させるよう
    に、前記一組の投影データに対して複数の異なる中心ビ
    ュー角度β0において投影重み付け画像再構成技法を適
    用する工程と、 被検体(18)の断面像(74)を形成させるように前
    記複数の副画像(67、67、70)を合成する工程
    と、を含む方法。
  2. 【請求項2】 前記合成の工程が、被検体の断面像を形
    成させるように前記複数の副画像(67、67、70)
    を重ね合わせることを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記複数の副画像(67、67、70)
    の各々を作成する前記工程が、 前記一組の投影データに対して荷重関数を適用して一組
    の合成データを作成する工程と、 所与の中心ビュー角度β0を用いて画像再構成アルゴリ
    ズムにより前記一組の合成データを処理する工程と、を
    含んでいる、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記荷重関数が、前記所与の中心ビュー
    角度β0の軸上のデータ・サンプルを中心とする前記一
    組の投影データの第1グループ範囲内のデータ・サンプ
    ルに対しては第1の重みを適用しており、該第1グルー
    プの各側に面した事前定義の第2グループ範囲内のデー
    タ・サンプルに対しては第2の重みを適用しており、か
    つ、前記一組の投影データのこれ以外の部分のデータ・
    サンプルに対しては第3の重みを適用している、請求項
    3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 所与のデータ・サンプルに対する第2の
    重みが該所与のデータ・サンプルと第1グループの間の
    距離の関数として変動している、請求項4に記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 nが多重横列検出器アレイ(20)の一
    つの横列を指定しており、β0がハーフスキャン再構成
    の中心ビュー角度であり、γが所与の検出器素子(2
    2)とアイソセンタ軸の間の角度であり、かつβが投影
    角度であるとして、前記荷重関数が次式、 【数1】 により規定されている、請求項3に記載の方法。
  7. 【請求項7】 投影重み付け画像再構成技法を適用する
    前記工程がハーフスキャン画像再構成アルゴリズムを利
    用している、請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 投影重み付け画像再構成技法を適用する
    前記工程が、フルスライス画像を生成させると共に該フ
    ルスライス画像のうちの一つの領域をそれぞれの副画像
    として選択することによって各副画像を作成している、
    請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 投影重み付け画像再構成技法を適用する
    前記工程が、画像要素を含んだフルスライス画像を生成
    させると共にそれぞれの副画像が生成されるように該画
    像要素のグループを選択することによって各副画像を作
    成している、請求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】 画像要素の前記グループが、前記フル
    スライス画像の画像要素に対して荷重関数を適用するこ
    とにより選択されている、請求項8に記載の方法。
  11. 【請求項11】 複数の副画像(67、67、70)の
    各々を作成する前記工程が、 前記一組の投影データに荷重関数を適用して一組の重み
    付けデータを作成する工程と、 前記重み付けデータをフィルタ処理して一組のフィルタ
    処理済データを作成する工程と、 前記一組のフィルタ処理済データを3次元再構成アルゴ
    リズムにより逆投影させる工程と、を含んでいる、請求
    項1に記載の方法。
  12. 【請求項12】 円錐放射線ビームの発生源(12)と
    2次元検出器アレイ(20)とを回転軸の相対する側に
    配置して含むコンピュータ断層イメージング・システム
    (10)を動作させるための方法であって、 前記発生源(12)及び2次元検出器アレイ(20)を
    前記回転軸の周りで回転させる工程と、 回転させながら、被検体が複数のビューの各一つにある
    間に前記2次元検出器アレイ(20)からX線減衰デー
    タ・サンプルを収集して一組の投影データを作成する工
    程と、 (a)前記一組の投影データに荷重関数を適用して一組
    の合成データを作成するステップ、及び(b)前記一組
    の合成データを中心ビュー角度β0を用いた投影重み付
    け再構成アルゴリズムにより処理するステップ、によっ
    て画像セグメントを生成させる工程と、 異なる中心ビュー角度を用いてステップ(a)及び
    (b)を反復し、複数の画像セグメント(62、68、
    72)を生成させる工程と、 被検体の断面像(74)を形成させるように前記複数の
    画像セグメント(62、68、72)を合成する工程
    と、を含む方法。
  13. 【請求項13】 前記荷重関数が、前記所与の中心ビュ
    ー角度β0を中心とした第1グループ範囲内のデータ・
    サンプルに対しては第1の重みを適用しており、該第1
    グループの両側に面した事前定義の第2グループ範囲内
    のデータ・サンプルに対しては可変の重みを適用してお
    り、かつ、前記一組の投影データのこれ以外の部分のデ
    ータ・サンプルに対しては第2の重みを適用している、
    請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 データ・サンプルに適用する前記可変
    の重みは、各データ・サンプルと第1グループの間の距
    離の関数である、請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 事前定義の第2グループ範囲内の前記
    データ・サンプルに対しては、そのデータ・サンプルが
    中心ビュー角度β0の軸から遠くにある程より小さな重
    み付けをしている、請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記一組の合成データを投影重み付け
    再構成アルゴリズムを用いて処理する前に前記合成デー
    タをフィルタ処理する工程をさらに含む請求項12に記
    載の方法。
  17. 【請求項17】 前記合成の工程が、前記画像セグメン
    ト(62、68、72)を互いに隣接して配置して被検
    体(18)の断面像(74)を形成させることを含む、
    請求項12に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記合成の工程が前記複数の副画像
    (67、67、70)を重ね合わせて被検体(18)の
    断面像(74)を形成させることを含む、請求項12に
    記載の方法。
  19. 【請求項19】 投影重み付け画像再構成技法を適用す
    る前記工程がハーフスキャン画像再構成アルゴリズムを
    利用している、請求項12に記載の方法。
  20. 【請求項20】 投影重み付け画像再構成技法を適用す
    る前記工程が、フルスライス画像を生成させると共に該
    フルスライス画像のうちの一つの領域をそれぞれの副画
    像として選択することによって各副画像を作成してい
    る、請求項12に記載の方法。
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