JP2003174403A - 無線基地局装置及び無線基地局装置復旧方法 - Google Patents

無線基地局装置及び無線基地局装置復旧方法

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JP2003174403A
JP2003174403A JP2001374173A JP2001374173A JP2003174403A JP 2003174403 A JP2003174403 A JP 2003174403A JP 2001374173 A JP2001374173 A JP 2001374173A JP 2001374173 A JP2001374173 A JP 2001374173A JP 2003174403 A JP2003174403 A JP 2003174403A
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JP
Japan
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transmission system
system unit
unit
failure
base station
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JP2001374173A
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Yoshinobu Sato
義信 佐藤
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運用中の送信系ユニットに障害が発生し
た場合、予備の送信系ユニットに運用を切り替える際、
通信端末装置との同期を失わない無線基地局装置を提供
すること。 【解決手段】 監視部103は、送信信号を形成する送
信系ユニット101−1〜101−Nに障害が発生した
か否かを監視する。障害を検出したときは、上位制御部
104に検出結果を通知し、予備送信系ユニット102
に運用を切り替える。上位制御部104は、障害が検出
された送信系ユニットのリソース情報を予備送信系ユニ
ット102に通知する。予備送信系ユニット102は、
通信端末装置107との同期に必要な共通制御チャネル
の設定を最優先で行い、より迅速に共通制御チャネルを
生成し、無線部105、アンテナ106を介して無線送
信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信システ
ムにおける無線基地局装置および無線基地局装置の障害
時における復旧方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、移動体通信システムに使用される
無線基地局装置は、運用のための送信系ユニットと予備
のための送信系ユニットの二重化した冗長構成となって
いる。運用中の送信系ユニットが装置故障等により正常
に運用することができなくなった場合(以下、単に「障
害」という)、正常に制御動作を実行することができる
予備の送信系ユニットに制御動作を代行させる切り替え
を行い、この切り替えを短時間で行うようにしている。
運用中の送信系ユニットに障害が発生した際、予備の送
信系ユニットに運用を切り替える技術としては、特開平
5−46422号公報に記載されているものがある。
【0003】図9は、従来における技術を簡単に説明す
るための図である。図9において、マザーボード11
は、運用目的とする運用送信系ユニット12と予備目的
とする予備送信系ユニット13を実装している。運用送
信系ユニット12と予備送信系ユニット13は、本質的
に同一の構成からなり、障害発生時の運用の切り替えを
マザーボード11に備えられたバスを介して行われる。
運用の切り替えに際しては、切替制御信号やユニットの
運用状態を監視する信号の受け渡しを、バスを介して直
接ユニット間で行うことにより、運用の切り替えを迅速
に行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、運用中
の送信系ユニットに障害が発生した場合、直ちに予備の
送信系ユニットに運用を切り替えるが、通信端末装置へ
送信される下り回線が一瞬切断される。通常は基地局装
置、通信端末装置ともに強力な誤り訂正によりユーザの
会話が途絶えることはない。しかし、障害の大小により
誤り訂正が及ばないほど無線回線が切断される可能性が
考えられ、良好な通信サービスの提供に支障をきたすこ
とがある。
【0005】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、通信端末装置との同期を失うことなく、障害の発
生した送信系ユニットから予備送信系ユニットに運用を
切り替えることができる無線基地局装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明の無線基地局装置は、それぞれ送信信号を形成
する複数の送信系ユニットと、前記送信系ユニットの障
害を監視する監視手段と、前記監視手段によって前記送
信系ユニットのうち運用中の前記送信系ユニットに障害
が検出された場合、前記送信系ユニットのうち予備に設
けられた予備送信系ユニットに運用を切り替える制御手
段と、を具備し、前記制御手段によって運用が切り替え
られた際、送信開始から所定期間は前記予備送信系ユニ
ットから他のチャネルに優先して共通制御チャネルを送
信する構成を採る。
【0007】この構成によれば、無線基地局装置の送信
系ユニットに障害が発生した場合、予備送信系ユニット
に運用を切り替える際、通信端末装置との同期捕捉に必
要な共通制御チャネルを最優先で予備送信系ユニットか
ら送信することで、より迅速に通信端末装置との同期を
とることができ、通信中の無線基地局装置と通信端末装
置との無線回線の瞬断時間を最小にすることができる。
【0008】本発明の無線基地局装置は、監視手段が、
それぞれの送信系ユニットに具備され、自ユニットの障
害を監視する構成を採る。
【0009】この構成によれば、自己の送信系ユニット
のみを監視すればよいので、複数の送信系ユニットを監
視することに比べ、いち早く障害を検出することができ
るので、迅速に予備送信系ユニットに運用を切り替える
ことができる。
【0010】本発明の無線基地局装置は、自ユニットに
障害が発生した場合、自己のリソースを予備に設けられ
た送信系ユニットに設定する設定手段を具備する構成を
採る。
【0011】この構成によれば、自己の送信系ユニット
のみを監視すればよいので、複数の送信系ユニットを監
視することに比べ、いち早く障害を検出することができ
るので、迅速に予備の送信系ユニットに運用を切り替え
ることができる。また、上位制御手段を設ける必要がな
くなるので、無線基地局装置の構成を簡易にすることが
できる。
【0012】本発明の無線基地局装置復旧方法は、送信
信号を形成する回路を実装したユニットである送信系ユ
ニットが運用中に正常に動作することができない異常な
状態となる障害を監視し、運用中の前記送信系ユニット
に前記障害が発生した場合、予備に設けられた送信系ユ
ニットに運用を切り替える際、予備に設けられた前記送
信系ユニットの共通制御チャネルを他のチャネルに優先
して無線送信を開始するようにした。
【0013】この方法によれば、無線基地局装置の送信
系ユニットに障害が発生した場合、予備送信系ユニット
に運用を切り替える際、通信端末装置との同期捕捉に必
要な共通制御チャネルを最優先で予備送信系ユニットか
ら送信することで、より迅速に通信端末装置との同期を
とることができ、通信中の無線基地局装置と通信端末装
置との無線回線の瞬断時間を最小にすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明者は、無線回線の瞬断時間
を最小にするため通信端末装置が無線基地局装置との同
期に必要な共通制御チャネルに着目して本発明をするに
至った。すなわち、本発明の骨子は、送信系ユニットか
ら予備送信系ユニットに運用を切り替える際、予備送信
系ユニットが共通制御チャネルを他のチャネルに優先し
て送信することである。
【0015】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。
【0016】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係る無線基地局装置の構成を示すブロック図で
ある。図1において、送信系ユニット101−1〜10
1−Nは、それぞれ送信信号を形成する回路を実装した
ユニットであり、所定数のユーザへ送信する信号を処理
することができる。また、後述する監視部103から特
定信号が出力され、障害がなければ監視部103に対し
返信する。
【0017】予備送信系ユニット102は、本質的に送
信系ユニット101−1〜101−Nと同一の構成を有
しており、障害が発生した運用中の送信系ユニットの処
理を代行する。送信系ユニット101−1〜101−N
のいずれかにおいて、障害が発生するまでは待機状態
(待機モード)にある。予備送信系ユニット102の詳
細については後述する。
【0018】監視部103は、各送信系ユニット101
−1〜101−Nの運用状態に障害が発生しているか否
かを監視する。具体的には、各送信系ユニット101−
1〜101−Nのそれぞれに対して特定信号を出力し、
返信がなかった送信系ユニットについて障害が発生した
ものと認識する。送信系ユニット101−1〜101−
Nに何らかの障害が発生したときは、上位制御部104
に通知し、直ちに予備送信系ユニット102に運用を切
り替える。すなわち、予備送信系ユニット102を待機
モードから運用モードへ切り替える。
【0019】上位制御部104は、障害が発生した送信
系ユニットのリソース情報(通信中の通信端末装置に割
り当てているリソース量やリソース残量)を予備送信系
ユニット102に設定する。
【0020】無線部105は、各送信系ユニット101
−1〜101−Nから出力された信号に所定の無線処理
を行い、アンテナ106を介して通信端末装置107に
送信する。なお、障害が発生した際には、予備送信系ユ
ニット102から出力された信号の処理も行う。
【0021】図2は、予備送信系ユニット102の内部
構成を示すブロック図である。ユニット制御部201
は、上位制御部104からの指示にしたがって、共通制
御チャネル処理部203を制御することにより、ユニッ
ト内の呼処理制御を行う。また、上位制御部104から
出力されたリソース情報をメモリ202に格納する。
【0022】メモリ202は、ユニット制御部201か
ら出力されたリソース情報を格納し、共通制御チャネル
処理部203とユーザチャネル処理部204に出力す
る。
【0023】共通制御チャネル処理部203は、ユニッ
ト制御部201の制御を受け、また、メモリに格納され
たリソース情報を用いて、通信端末装置107が当該無
線基地局装置と同期を確立するために必要な共通制御チ
ャネルを生成する。
【0024】ユーザチャネル処理部204は、一定量の
個別ユーザを収容し、呼処理を行う。また、ユーザチャ
ネルを生成する。
【0025】生成された共通制御チャネルとユーザチャ
ネルは、多重されて無線部105に出力される。
【0026】次に、上記構成を有する無線基地局装置の
動作について図1および図2を用いて説明する。監視部
103は、送信系ユニット101−1〜101−Nのそ
れぞれに特定信号を出力し、障害のない送信系ユニット
からは返信を受ける。返信のない送信系ユニットがあっ
た場合、監視部103は、障害が発生したものと認識
し、上位制御部104に検出結果を通知する。また、障
害の発生した送信系ユニットの運用を停止し、予備送信
系ユニット102を待機モードから運用モードに切り替
える。
【0027】上位制御部104は、監視部103からの
障害検出結果を受けて、障害の検出された送信系ユニッ
トのリソース情報を予備送信系ユニット102に通知す
る。
【0028】上位制御部104から通知を受けた予備送
信系ユニット102のユニット制御部201は、障害の
検出された送信系ユニットのリソース情報をメモリ20
2に書き込むとともに、共通制御チャネル処理部203
の設定を行う。
【0029】また、設定が行われた共通制御チャネル処
理部203は、ユーザチャネル処理部204の設定を行
う。
【0030】予備送信系ユニット102は、全てのリソ
ースが設定されるのを待たず他のチャネルに優先して共
通制御チャネルを所定期間送信する。すなわち、共通制
御チャネルを生成する共通制御チャネル処理部203の
設定が完了した時点で直ちに共通制御チャネルの送信を
開始する。ここで、所定期間とは、通信端末装置が同期
を確立するのに十分な時間である。これにより、運用中
の送信系ユニットに障害が発生した場合でも、当該送信
系ユニットと通信中の通信端末装置107は、予備送信
系ユニット102から送信される共通制御チャネルによ
り、より迅速に無線基地局装置との同期をとることがで
きる。
【0031】ユーザチャネル処理部204は、リソース
の設定が完了した時点から、無線送信を開始する。
【0032】このように実施の形態1によれば、運用中
の送信系ユニットに障害が発生した場合、監視部により
当該障害を検出することができ、予備送信系ユニットは
上位制御部からリソースの設定がなされ、通信端末装置
との同期捕捉に最低限必要な共通制御チャネルの設定を
他のチャネルに優先して送信することにより、無線回線
の瞬断時間を短縮することができる。
【0033】(実施の形態2)図3は、本発明の実施の
形態2に係る無線基地局装置の構成を示すブロック図で
ある。図3において、送信系ユニット301−1〜30
1−Nと予備送信系ユニット302は、本質的に同一の
構成を有している。各ユニットは、他のユニットの状態
を監視し、障害が発生した場合には障害を検出すること
ができる。
【0034】各ユニットは無線基地局装置のマザーボー
ドに実装された位置により運用モードであるのか、ある
いは待機モード(予備送信系ユニット)であるのかを認
識する。自ユニットが予備送信系ユニット302である
と判断すればそのユニットは自ユニット以外の運用モー
ドにある送信系ユニット301−1〜301−Nの状態
を全て監視する。具体的には、各送信系ユニット301
−1〜301−Nのそれぞれに対して特定信号を出力
し、返信がなかった送信系ユニットについて障害が発生
したものと認識する。
【0035】上位制御部303は、運用中の各送信系ユ
ニット301−1〜301−Nにリソース情報を通知す
る。
【0036】次に、図4を用いて予備送信系ユニット3
02の内部構成について説明する。ただし、図4におい
て、図2と共通する構成については図2と同一の符号を
付し、その詳しい説明は省略する。
【0037】図4における送信系ユニットは、無線基地
局装置のマザーボードに実装される位置から予備送信系
ユニット302であることを認識し、他の運用中の送信
系ユニット301−1〜301−Nを監視する。
【0038】監視部401は、送信系ユニット301−
1〜301−Nのそれぞれに特定信号を出力し、障害の
ない送信系ユニットからは返信を受ける。返信のない送
信系ユニットがあった場合、監視部401は障害が発生
したものと認識し、上位制御部303に検出結果を通知
する。そして、障害が発生した送信系ユニットのリソー
ス情報を取得する。取得したリソース情報は、ユニット
制御部201に通知する。
【0039】次に、上記構成を有する無線基地局装置の
動作について図3および図4を用いて説明する。監視部
401は、送信系ユニット301−1〜301−Nのそ
れぞれに特定信号を出力し、運用中の送信系ユニットか
ら返信がなかった場合、障害が発生したものと認識す
る。監視中の予備送信系ユニット302は、自ユニット
を直ちに運用モードに切り替え、障害が起こったユニッ
トのリソース情報を上位制御部303から取得する。ま
た、障害の発生した送信系ユニットの運用を停止する。
【0040】上位制御部303からリソース情報を取得
した予備送信系ユニット302のユニット制御部201
は、障害の検出された送信系ユニットのリソース情報を
メモリ202に書き込むとともに、共通制御チャネル処
理部203の設定を行う。
【0041】また、設定が行われた共通制御チャネル処
理部203は、ユーザチャネル処理部204の設定も行
う。
【0042】予備送信系ユニット302は、全てのリソ
ースが設定されるのを待たず他のチャネルに優先して共
通制御チャネルを所定期間送信する。すなわち、共通制
御チャネルを生成する共通制御チャネル処理部203の
設定が完了した時点で直ちに共通制御チャネルの送信を
開始する。ここで、所定期間とは、通信端末装置が同期
を確立するのに十分な時間である。これにより、運用中
の送信系ユニットに障害が発生した場合でも、当該送信
系ユニットと通信中の通信端末装置107は、予備送信
系ユニットから送信される共通制御チャネルにより同期
を失うことを回避することができる。
【0043】ユーザチャネル処理部204は、リソース
の設定が完了した時点から、無線送信を開始する。
【0044】このように実施の形態2によれば、運用中
の送信系ユニットに障害が発生した場合、予備送信系ユ
ニットに設けられている監視部により当該障害を検出す
ることができ、予備送信系ユニットは自ら上位制御部か
らリソース情報を取得し、リソースの設定を行って、通
信端末装置が同期捕捉に最低限必要な共通制御チャネル
を他のチャネルに優先して送信することにより無線回線
の瞬断時間を短縮することができる。
【0045】(実施の形態3)図5は、本発明の実施の
形態3に係る無線基地局装置の構成を示すブロック図で
ある。図5において、運用中の送信系ユニット501−
1〜501−Nは自ユニットについてそれぞれ障害が発
生しているか否かを監視し、自ユニットに障害が発生し
た場合には障害を検出することができる。また、自ユニ
ットの運用を停止し、自己のリソース情報を予備送信系
ユニット502に通知する。
【0046】予備送信系ユニット502は、リソース情
報の通知を受けて、待機モードから運用モードへの切り
替えを行い、リソースの設定を行う。
【0047】次に、図6を用いて送信系ユニット501
−1〜501−Nの内部構成について説明する。図で
は、送信系ユニット501−Nを示した。ただし、図6
において、図2と共通する構成については図2と同一の
符号を付し、その詳しい説明は省略する。
【0048】監視部601は、送信系ユニット内に障害
が発生しているか否かを監視する。具体的には、ユニッ
ト制御部201をはじめとして各機能ブロックを経由す
る特定信号を出力し、返信がなかった機能ブロックにつ
いて障害が発生したものと認識する。障害が発生した場
合には、ユニット制御部201を介してメモリ202か
ら予備送信系ユニット502にリソース情報を通知させ
る。これにより、自己の送信系ユニットのみを監視すれ
ば足りるので、実施の形態1または2の複数の送信系ユ
ニットを監視することに比べ、いち早く障害を検出する
ことができるので、迅速に予備の送信系ユニットに運用
を切り替えることができる。
【0049】次に、上記構成を有する無線基地局装置の
動作について図5および図6を用いて説明する。予備送
信系ユニット502の内部構成は、図2の構成とほぼ同
一とする。
【0050】監視部601は、出力した特定信号に対し
て返信のない機能ブロックがあった場合、障害が発生し
たものと認識する。そして、ユニット制御部201を介
してメモリ202から予備送信系ユニット502にリソ
ース情報を通知させる。また、自ユニットの運用を停止
する。
【0051】障害の発生した送信系ユニットからリソー
ス情報の通知を受けた予備送信系ユニット502は、待
機モードから運用モードへの切り替えを行い、共通制御
チャネル処理部203の設定を行う。
【0052】また、設定が行われた共通制御チャネル処
理部203は、ユーザチャネル処理部204の設定を行
う。
【0053】予備送信系ユニット502は、全てのリソ
ースが設定されるのを待たず他のチャネルに優先して共
通制御チャネルを所定期間送信させる。すなわち、共通
制御チャネルを生成する共通制御チャネル処理部203
の設定が完了した時点で直ちに共通制御チャネルの送信
を開始する。ここで、所定期間とは、通信端末装置が同
期を確立するのに十分な時間である。これにより、運用
中の送信系ユニットに障害が発生した場合でも、当該送
信系ユニットと通信中の通信端末装置107は、予備送
信系ユニット502から送信される共通制御チャネルに
より同期を失うことを回避することができる。
【0054】このように実施の形態3によれば、運用中
の送信系ユニットに障害が発生した場合、運用モードの
送信系ユニットに設けられている監視部により自ユニッ
ト内に発生した障害を検出することができ、自ら予備送
信系ユニットを運用モードへ切り替えるため、上位制御
手段を設ける必要がなくなり、無線基地局装置の構成を
簡易にすることができる。また、通信端末装置が同期捕
捉に最低限必要な共通制御チャネルを他のチャネルに優
先して送信することにより無線回線の瞬断時間を短縮す
ることができる。
【0055】(実施の形態4)図7は本発明の実施の形
態4に係る無線基地局装置の構成を示すブロック図であ
る。図7において、運用中の送信系ユニット701−1
〜701−Nは自ユニットについてそれぞれ障害が発生
しているか否かを監視することができる。障害の検出方
法は、実施の形態3と同様である。自ユニットに障害が
発生した場合には障害を検出し、検出結果を上位制御部
703に通知する。また、自ユニットの運用を停止す
る。
【0056】予備送信系ユニット702は、リソース情
報の通知を受けて、待機モードから運用モードへの切り
替えを行い、リソースの設定を行う。
【0057】上位制御部703は、通知された障害検出
結果を受けて、障害の発生した送信系ユニットのリソー
ス情報を予備送信系ユニット702に通知する。
【0058】次に、図8を用いて送信系ユニット701
−1〜701−Nの内部構成について説明する。図で
は、送信系ユニット701−Nを示した。ただし、図8
において、図2と共通する構成については図2と同一の
符号を付し、その詳しい説明は省略する。
【0059】監視部801は、ユニット制御部201を
はじめとして送信系ユニット内に障害が発生しているか
否かを監視する。障害が発生した場合には、検出結果を
上位制御部703に通知する。
【0060】次に、上記構成を有する無線基地局装置の
動作について図7および図8を用いて説明する。予備送
信系ユニット702の内部構成は、図2の構成とほぼ同
一とする。
【0061】運用中の送信系ユニットに何らかの障害が
起こった場合、監視中の監視部801は、上位制御部7
03に障害を検出した結果を通知する。また、自ユニッ
トの運用を停止させる。
【0062】上位制御部703は、監視部801から障
害の発生した送信系ユニットのリソース情報を予備送信
系ユニット702のユニット制御部201に通知する。
これは例えば、検出された障害が大きく、実施の形態3
で説明した自己のリソースを予備送信系ユニット702
に直接通知できない場合に有効である。
【0063】リソース情報の通知を受けた予備送信系ユ
ニット702は、待機モードから運用モードへの切り替
えを行い、共通制御チャネル処理部203の設定を行
う。
【0064】また、設定が行われた共通制御チャネル処
理部203は、ユーザチャネル処理部204の設定を行
う。
【0065】予備送信系ユニット702は、全てのリソ
ースが設定されるのを待たず他のチャネルに優先して共
通制御チャネルを所定期間送信する。すなわち、共通制
御チャネルを生成する共通制御チャネル処理部203の
設定が完了した時点で直ちに共通制御チャネルの送信を
開始する。ここで、所定期間とは、通信端末装置が同期
を確立するのに十分な時間である。
【0066】これにより、運用中の送信系ユニットに障
害が発生した場合でも、当該送信系ユニットと通信中の
通信端末装置107は、予備送信系ユニット702から
送信される共通制御チャネルにより同期を失うことを回
避することができる。
【0067】このように実施の形態4によれば、運用中
の送信系ユニットに障害が発生した場合、運用モードの
送信系ユニットに設けられている監視部により自ユニッ
ト内に発生した障害を検出することができ、上位制御部
が状態リソースの設定を行い、通信端末装置が同期捕捉
に最低限必要な共通制御チャネルを他のチャネルに優先
して送信することにより無線回線の瞬断時間を短縮する
ことができる。
【0068】なお、実施の形態1から4において、障害
検出方法として監視部が特定信号を出力し、各送信系ユ
ニットまたは各機能ブロックから返信がない場合、障害
が発生したものと認識したが、本発明はこれに限らず、
例えば、各送信系ユニットや各機能ブロックから常時、
特定信号を監視部に出力し、監視部が特定信号を検出で
きなかった場合、障害が発生したものと認識するように
してもよい。
【0069】また、実施の形態3および4において、自
ユニットの状態を監視する監視部の代わりに自ユニット
の状態を監視するアルゴリズムを用いてもよい。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、無
線基地局装置の運用中の送信系ユニットに障害が発生し
た場合、予備送信系ユニットに運用を切り替える際、予
備送信系ユニットの共通制御チャネルの設定を最優先で
行い、共通制御チャネルの設定が完了した時点で直ちに
無線回線を送信することで、無線瞬断時間を最小限に抑
えることができ、通信端末装置との同期を失うことなく
良好な通信サービスを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る無線基地局装置の
構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1に係る予備送信系ユニッ
トの内部構成を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態2に係る無線基地局装置の
構成を示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態2に係る予備送信系ユニッ
トの内部構成を示すブロック図
【図5】本発明の実施の形態3に係る無線基地局装置の
構成を示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態3に係る送信系ユニットの
内部構成を示すブロック図
【図7】本発明の実施の形態4に係る無線基地局装置の
構成を示すブロック図
【図8】本発明の実施の形態4に係る送信系ユニットの
内部構成を示すブロック図
【図9】従来の技術を簡単に説明するための図
【符号の説明】
101−1〜101−N、301−1〜301−N、5
01−1〜501−N、701−1〜701−N 送信
系ユニット 102、302、502、702 予備送信系ユニット 103、401、601、801 監視部 104、303、703 上位制御部 105 無線部 106 アンテナ 107 通信端末装置 201 ユニット制御部 202 メモリ 203 共通制御チャネル処理部 204 ユーザチャネル処理部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ送信信号を形成する複数の送信
    系ユニットと、前記送信系ユニットの障害を監視する監
    視手段と、前記監視手段によって前記送信系ユニットの
    うち運用中の前記送信系ユニットに障害が検出された場
    合、前記送信系ユニットのうち予備に設けられた予備送
    信系ユニットに運用を切り替える制御手段と、を具備
    し、前記制御手段によって運用が切り替えられた際、送
    信開始から所定期間は前記予備送信系ユニットから他の
    チャネルに優先して共通制御チャネルを送信することを
    特徴とする無線基地局装置。
  2. 【請求項2】 監視手段は、それぞれの送信系ユニット
    に具備され、自ユニットの障害を監視することを特徴と
    する請求項1に記載の無線基地局装置。
  3. 【請求項3】 自ユニットに障害が発生した場合、自己
    のリソースを予備に設けられた送信系ユニットに設定す
    る設定手段を具備することを特徴とする請求項2に記載
    の無線基地局装置。
  4. 【請求項4】 送信信号を形成する回路を実装したユニ
    ットである送信系ユニットが運用中に正常に動作するこ
    とができない異常な状態となる障害を監視し、運用中の
    前記送信系ユニットに前記障害が発生した場合、予備に
    設けられた送信系ユニットに運用を切り替える際、予備
    に設けられた前記送信系ユニットの共通制御チャネルを
    他のチャネルに優先して無線送信を開始することを特徴
    とする無線基地局装置復旧方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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