JP2010045497A - ソフトウェア無線機 - Google Patents
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Abstract
【課題】ソフトウェアの動作に障害が生じたときに、現用の無線機から予備の無線機への切り替えを効率的に行って、通信不能状態を生じさせない。
【解決手段】BackUp_System_Contは、全ての通信処理用ソフトウェアコンポーネントそれぞれのHeartBeat_Respに対して、定期的にポーリングをかけ、応答を要求する。BackUp_System_Contは、通常運用系のコンポーネントのいずれかからの応答が得られず、または、障害の発生が通知されると、通常運用系の通信手順を、バックアップ系の通信手順に継続して行わせ、通常運用系の動作を停止させ、バックアップ系に通信を行わせる。
【選択図】図8
【解決手段】BackUp_System_Contは、全ての通信処理用ソフトウェアコンポーネントそれぞれのHeartBeat_Respに対して、定期的にポーリングをかけ、応答を要求する。BackUp_System_Contは、通常運用系のコンポーネントのいずれかからの応答が得られず、または、障害の発生が通知されると、通常運用系の通信手順を、バックアップ系の通信手順に継続して行わせ、通常運用系の動作を停止させ、バックアップ系に通信を行わせる。
【選択図】図8
Description
本発明は、ソフトウェア的に無線通信のための処理を行うソフトウェア無線機に関する。
特許文献1,2は、ソフトウェア的に無線通信のための処理を行うソフトウェア無線機を開示する。
これらの内、特許文献1に開示されたソフトウェア無線機は、通常、ネットワークを介して接続された制御端末により制御され、ネットワークに障害が生じたときには、保守端末により制御され、障害が復旧したときには、制御端末の制御下に戻るように構成されている。
また、特許文献2に開示されたソフトウェア無線機は、ネットワークを介したソフトウェアの変更により、無線方式を変更可能に構成されている。
これらの特許文献に開示されたソフトウェア無線機は、ソフトウェアの動作に障害が生じたときに、現用の無線機から予備の無線機への切り替えを効率的に行い、通信不能状態が生じないように改良することが望まれる。
特開2008−104149号公報
特開2005−39557号公報
これらの内、特許文献1に開示されたソフトウェア無線機は、通常、ネットワークを介して接続された制御端末により制御され、ネットワークに障害が生じたときには、保守端末により制御され、障害が復旧したときには、制御端末の制御下に戻るように構成されている。
また、特許文献2に開示されたソフトウェア無線機は、ネットワークを介したソフトウェアの変更により、無線方式を変更可能に構成されている。
これらの特許文献に開示されたソフトウェア無線機は、ソフトウェアの動作に障害が生じたときに、現用の無線機から予備の無線機への切り替えを効率的に行い、通信不能状態が生じないように改良することが望まれる。
本発明は、上述の背景からなされたものであって、ソフトウェアの動作に障害が生じたときに、現用の無線機から予備の無線機への切り替えを効率的に行うことができ、通信不能状態が生じさせないように改良されたソフトウェア無線機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明にかかるソフトウェア無線機は、ソフトウェアにより無線通信のための処理を行う第1の通信手段と、ソフトウェアにより無線通信のための処理を行い、前記第1の無線通信手段の予備として用いられる無線通信を行う第2の通信手段と、前記第1の通信手段のソフトウェアの動作が正常なときには、前記第1の通信手段を用いて無線通信を行い、これ以外のときには、前記第2の通信手段を用いて無線通信を行うように制御する通信制御手段とを有する。
本発明にかかるソフトウェア無線機によれば、ソフトウェアの動作に障害が生じたときに、現用の無線機から予備の無線機への切り替えを効率的に行うことができ、通信不能状態を生じさせない。
[本願発明がなされるまでの経緯]
本願発明の実施形態の説明に先立ち、その理解を助けるために、本願発明がなされるに至った経緯を説明する。
様々な用途と様々なバンドに対応した無線システムを構築するために、ソフトウェア無線技術が使われている。
ソフトウェア無線機においては、無線通信を行うために必要な機能を細分化したハードウェアとソフトウェアとが。リソースとして扱われる。
リソースが、どのチャネルの情報を扱うようにするかは、統括コンピュータから受信される制御情報に従って制御され、無線通信の機能が実現される。
本願発明の実施形態の説明に先立ち、その理解を助けるために、本願発明がなされるに至った経緯を説明する。
様々な用途と様々なバンドに対応した無線システムを構築するために、ソフトウェア無線技術が使われている。
ソフトウェア無線機においては、無線通信を行うために必要な機能を細分化したハードウェアとソフトウェアとが。リソースとして扱われる。
リソースが、どのチャネルの情報を扱うようにするかは、統括コンピュータから受信される制御情報に従って制御され、無線通信の機能が実現される。
ソフトウェア無線機の分野には、SCA(Software Communications Architecture)と呼ばれるというアーキテクチャが存在し、SCAにおいては、ミドルウェアのCORBA(Common Object Request Broker Architecture)により、リソース間の通信が実現される。
このようなCORBAによるチャネルごとのリソース間通信は、ソフトウェアバスとも呼ばれる。
ソフトウェア無線技術によれば、複数の目的に利用可能なリソースを、ミドルウェアCORBAよって自由に配置することができる。
但し、SCAにおいては、リソース間通信がチャネルごとに行われる旨は決められてはおらず、通信のヘッダー部分削減のために、複数チャネルのデータをまとめた自作パケットを使用する方法も実例として存在する。
このようなCORBAによるチャネルごとのリソース間通信は、ソフトウェアバスとも呼ばれる。
ソフトウェア無線技術によれば、複数の目的に利用可能なリソースを、ミドルウェアCORBAよって自由に配置することができる。
但し、SCAにおいては、リソース間通信がチャネルごとに行われる旨は決められてはおらず、通信のヘッダー部分削減のために、複数チャネルのデータをまとめた自作パケットを使用する方法も実例として存在する。
以上説明したソフトウェア無線機では、フェールセーフについて、ハードウェアのみならず、ソフトウェアがダウンした場合のことを考慮しなければならない。
つまり、ソフトウェア無線機においては、ソフトウェアが障害を起こした(ダウンした)ときのために、下記(1),(2)の事項が考慮されなければならない。
(1)障害発生時の通信不能を回避する必要がある;および
(2)通信手順に従った通信中の障害発生時には、障害発生前からの通信手順の継続、あるいは、通信手順の復帰が必要とされる。
つまり、ソフトウェア無線機においては、ソフトウェアが障害を起こした(ダウンした)ときのために、下記(1),(2)の事項が考慮されなければならない。
(1)障害発生時の通信不能を回避する必要がある;および
(2)通信手順に従った通信中の障害発生時には、障害発生前からの通信手順の継続、あるいは、通信手順の復帰が必要とされる。
通信のフェールセーフを実現するためには、以下のような方法が採られる。
上記「(1)障害発生時の通信不能の回避」のためには、通常使用される無線機に対して、予備の無線機を用意しておき、予備の無線機に対する設定を、常に、通常使用される無線機と同じに保っておく方法。
また、上記「(2)通信手順に従った通信中の障害発生」に対応するために、待機状態の無線機が、自動的に接続復帰を行うことにより、通信不能時間を減ずる。
上記「(1)障害発生時の通信不能の回避」のためには、通常使用される無線機に対して、予備の無線機を用意しておき、予備の無線機に対する設定を、常に、通常使用される無線機と同じに保っておく方法。
また、上記「(2)通信手順に従った通信中の障害発生」に対応するために、待機状態の無線機が、自動的に接続復帰を行うことにより、通信不能時間を減ずる。
上記2つの方法は、これまで、ハードウェア的な構成により実現され、でこのような仕組みがされていて、常に接続の復帰から始められてきたので、障害発生前の状態に戻すたに、の通信相手との間のネゴシエートのための時間が必要とされる。
また、さらに、障害発生前までに既に伝送されたテ一夕などの破棄が必要とされるので、伝送効率が下がってしまう。
また、さらに、障害発生前までに既に伝送されたテ一夕などの破棄が必要とされるので、伝送効率が下がってしまう。
一方、ソフトウェア無線機においては、ソフトウェア的な障害が発生しうるが、データ自体が破壊されるハードウェア的な障害からの復帰とは異なり、ソフトウェア的な障害の復旧のためには、ネゴシエートおよびデータの破棄は、原理的には必要とされない。
しかしながら、これまでは、ソフトウェア無線機のフェールセーフの実現のために、2台の無線機、あるいは2つの通信チャネルを使用可能な無線機の一方を待機系とするなどの方法が採られ、ソフトウェア的な障害も、ハードウェア的な障害と同じレベルの故障として対応されてきた。
本願発明にかかるソフトウェア無線機においては、以上説明したような事項が考慮され、ソフトウェア的な障害が発生したときでも、通信が続行されうるような工夫がなされている。
しかしながら、これまでは、ソフトウェア無線機のフェールセーフの実現のために、2台の無線機、あるいは2つの通信チャネルを使用可能な無線機の一方を待機系とするなどの方法が採られ、ソフトウェア的な障害も、ハードウェア的な障害と同じレベルの故障として対応されてきた。
本願発明にかかるソフトウェア無線機においては、以上説明したような事項が考慮され、ソフトウェア的な障害が発生したときでも、通信が続行されうるような工夫がなされている。
[実施形態の説明]
以下、本願発明の実施形態を説明する。
図1は、本願発明にかかるソフトウェア無線機1の構成を示す図である。
図1に示すように、ソフトウェア無線機1は、通常運用系ソフトウェア無線機10、予備系ソフトウェア無線機12、および、後述する通信処理用ソフトウェアコンポーネントから独立して実行されるハートビート&バックアップ(H&B)サービスソフトウェア14から構成される。
通常運用系ソフトウェア無線機10および予備系ソフトウェア無線機12は、図1に点線で示すように、CPU、DSPおよびメモリ(図示せず)などを含み、ソフトウェア的に通信処理を行う処理回路、無線通信のための高周波回路(RF)100−1,100−2、および、イーサネット(登録商標)を用いたLANなどとの間でデータの入出力を行うEther_IFデバイス108などをハードウェアとして含む。
なお、以下、RF100−1,100−2など、複数ありうる構成部分のいずれかを、特定せずに示すときには、単にRF100などと記載することがある。
以下、本願発明の実施形態を説明する。
図1は、本願発明にかかるソフトウェア無線機1の構成を示す図である。
図1に示すように、ソフトウェア無線機1は、通常運用系ソフトウェア無線機10、予備系ソフトウェア無線機12、および、後述する通信処理用ソフトウェアコンポーネントから独立して実行されるハートビート&バックアップ(H&B)サービスソフトウェア14から構成される。
通常運用系ソフトウェア無線機10および予備系ソフトウェア無線機12は、図1に点線で示すように、CPU、DSPおよびメモリ(図示せず)などを含み、ソフトウェア的に通信処理を行う処理回路、無線通信のための高周波回路(RF)100−1,100−2、および、イーサネット(登録商標)を用いたLANなどとの間でデータの入出力を行うEther_IFデバイス108などをハードウェアとして含む。
なお、以下、RF100−1,100−2など、複数ありうる構成部分のいずれかを、特定せずに示すときには、単にRF100などと記載することがある。
また、通常運用系ソフトウェア無線機10および予備系ソフトウェア無線機12は、図1に実線で示すように、CORBAなどにより実現されるバックアップシステム(BS)専用ソフトウェアバス110およびデータ制御専用ソフトウェアバス112を介して接続されたモデムコンポーネント102−1,102−2、リンク&ネットワーク(L&N)コンポーネント104−1,104−2および入出力コンポーネント106を、通信処理用ソフトウェアコンポーネントとして含む。
なお、ソフトウェア無線機1のソフトウェア構成部分(BS専用ソフトウェアバス110、データ制御専用ソフトウェアバス112、H&Bサービスソフトウェア、モデムコンポーネント102−1,102−2、L&Nコンポーネント104−1,104−2および入出力コンポーネント106)は、CDなどの記録媒体を介して、あるいは、ネットワークからソフトウェア無線機1に供給され、上記処理回路のメモリにロードされ、処理回路により実行されるCTRONなどのOS(図示せず)上で、ソフトウェア無線機1のハードウェアを具体的に利用して実行される。
なお、ソフトウェア無線機1のソフトウェア構成部分(BS専用ソフトウェアバス110、データ制御専用ソフトウェアバス112、H&Bサービスソフトウェア、モデムコンポーネント102−1,102−2、L&Nコンポーネント104−1,104−2および入出力コンポーネント106)は、CDなどの記録媒体を介して、あるいは、ネットワークからソフトウェア無線機1に供給され、上記処理回路のメモリにロードされ、処理回路により実行されるCTRONなどのOS(図示せず)上で、ソフトウェア無線機1のハードウェアを具体的に利用して実行される。
ソフトウェア無線機1において、通常運用系ソフトウェア無線機10および予備系ソフトウェア無線機12は、それぞれRF100を有する。
また、通常運用系ソフトウェア無線機10および予備系ソフトウェア無線機12は、Ether_IFデバイス108を、ソフトウェア的な処理により2重化して共有する。
データ制御専用ソフトウェアバス112は、通信用ソフトウェアコンポーネント間のデータの入出力および動作の制御のために用いられる。
BS専用ソフトウェアバス110は、H&Bサービスソフトウェアと、通常運用系ソフトウェア無線機10および予備系ソフトウェア無線機12の全ての通信用ソフトウェアコンポーネントそれぞれとの間の通信のために用いられる。
また、通常運用系ソフトウェア無線機10および予備系ソフトウェア無線機12は、Ether_IFデバイス108を、ソフトウェア的な処理により2重化して共有する。
データ制御専用ソフトウェアバス112は、通信用ソフトウェアコンポーネント間のデータの入出力および動作の制御のために用いられる。
BS専用ソフトウェアバス110は、H&Bサービスソフトウェアと、通常運用系ソフトウェア無線機10および予備系ソフトウェア無線機12の全ての通信用ソフトウェアコンポーネントそれぞれとの間の通信のために用いられる。
H&Bサービスソフトウェアは、通常運用系ソフトウェア無線機10に障害が発生していない通常運用のときには、通常運用系ソフトウェア無線機10を用いて通信を行い、予備系ソフトウェア無線機12の各ソフトウェアコンポーネントを、起動状態だが無線通信の処理を行わず、処理したデータを他のソフトウェアコンポーネントに対して出力しない待機状態にするように、ソフトウェア無線機1の動作を制御する。
また、H&Bサービスソフトウェアは、通常運用系ソフトウェア無線機10に障害が発生したバックアップ運用のときには、通常運用系ソフトウェア無線機10から予備系ソフトウェア無線機12に通信用の無線機を切り替え、予備系ソフトウェア無線機12を用いて通信を行うように、ソフトウェア無線機1の動作を制御する。
ソフトウェア無線機1は、これらの構成部分により、通信相手のソフトウェア無線機(図示せず)との間で、無線通信回線を介したデータの伝送を行う。
なお、以下、各図において、実質的に同じ構成部分および処理には、同じ符号が付される。
また、H&Bサービスソフトウェアは、通常運用系ソフトウェア無線機10に障害が発生したバックアップ運用のときには、通常運用系ソフトウェア無線機10から予備系ソフトウェア無線機12に通信用の無線機を切り替え、予備系ソフトウェア無線機12を用いて通信を行うように、ソフトウェア無線機1の動作を制御する。
ソフトウェア無線機1は、これらの構成部分により、通信相手のソフトウェア無線機(図示せず)との間で、無線通信回線を介したデータの伝送を行う。
なお、以下、各図において、実質的に同じ構成部分および処理には、同じ符号が付される。
図2は、図1に示したソフトウェア無線機1が通常運用されているときのデータの流れを示す図であって、(A)は、送信時のデータの流れを示し、(B)は、受信時のデータの流れを示す。
ソフトウェア無線機1が通常運用されているときには、図2(A),(B)に示すように、通常運用系ソフトウェア無線機10のソフトウェアコンポーネントが、データ制御専用ソフトウェアバス112を介してデータの入出力および動作の制御を行って、データの送信処理および受信処理の両方を行う。
このとき、予備系ソフトウェア無線機12のソフトウェアコンポーネントは、上述のように、起動状態とされるが、入出力コンポーネント106から送信用のデータが入力されないので、送信処理を行わず、RF100−2が受信したデータが入力されないので、受信処理も行わない。
ソフトウェア無線機1が通常運用されているときには、図2(A),(B)に示すように、通常運用系ソフトウェア無線機10のソフトウェアコンポーネントが、データ制御専用ソフトウェアバス112を介してデータの入出力および動作の制御を行って、データの送信処理および受信処理の両方を行う。
このとき、予備系ソフトウェア無線機12のソフトウェアコンポーネントは、上述のように、起動状態とされるが、入出力コンポーネント106から送信用のデータが入力されないので、送信処理を行わず、RF100−2が受信したデータが入力されないので、受信処理も行わない。
通常運用されているソフトウェア無線機1において、通常運用系ソフトウェア無線機10のモデムコンポーネント102−1は、RF100−1およびL&Nコンポーネント104−1との間のデータの入出力、および、無線通信のための変調処理および復調処理を行う。
さらに、L&Nコンポーネント104は、データの伝送が、通信手順を含む通信方式により行われるときには、この通信手順を実現するための処理を行う。
入出力コンポーネント106は、L&Nコンポーネント104およびEther_IFデバイス108との間でデータの入出力を行う。
さらに、L&Nコンポーネント104は、データの伝送が、通信手順を含む通信方式により行われるときには、この通信手順を実現するための処理を行う。
入出力コンポーネント106は、L&Nコンポーネント104およびEther_IFデバイス108との間でデータの入出力を行う。
図3は、図1に示したH&Bサービスソフトウェアと通信処理用ソフトウェアコンポーネントとの間のBS専用ソフトウェアバス110を介した通信処理を示す図である。
H&Bサービスソフトウェアは、BS専用ソフトウェアバス110を介して、通常運用系ソフトウェア無線機10および予備系ソフトウェア無線機12の全ての通信処理用ソフトウェアコンポーネントそれぞれに対して、例えば、100m秒ごとにポーリングを行い、通信処理用コンポーネントそれぞれからの応答を得て、これらそれぞれが正常に動作しているか否かを監視する(ハートビート処理;死活監視および異常情報)。
H&Bサービスソフトウェアは、BS専用ソフトウェアバス110を介して、通常運用系ソフトウェア無線機10および予備系ソフトウェア無線機12の全ての通信処理用ソフトウェアコンポーネントそれぞれに対して、例えば、100m秒ごとにポーリングを行い、通信処理用コンポーネントそれぞれからの応答を得て、これらそれぞれが正常に動作しているか否かを監視する(ハートビート処理;死活監視および異常情報)。
なお、BS専用ソフトウェアバス110とデータ制御専用ソフトウェアバス112とが別々に設けられている理由は、下記[理由1],[理由2]として示す通りである。
[理由1]H&Bサービスソフトウェアによる通常運用系ソフトウェア無線機10およびおよび予備系ソフトウェア無線機12に対する制御を、BS専用ソフトウェアバス110を介して行うことにより、通信処理および障害に起因するデータ制御専用ソフトウェアバス112の占有、あるいは、障害に起因するトラブルから、バックアップ運用のために必要とされる制御を保護する。
[理由2]H&Bサービスソフトウェアを、ソフトウェア無線機1の開始後に、ソフトウェア無線機1に後付けできるようにする。
[理由1]H&Bサービスソフトウェアによる通常運用系ソフトウェア無線機10およびおよび予備系ソフトウェア無線機12に対する制御を、BS専用ソフトウェアバス110を介して行うことにより、通信処理および障害に起因するデータ制御専用ソフトウェアバス112の占有、あるいは、障害に起因するトラブルから、バックアップ運用のために必要とされる制御を保護する。
[理由2]H&Bサービスソフトウェアを、ソフトウェア無線機1の開始後に、ソフトウェア無線機1に後付けできるようにする。
なお、ソフトウェア無線機1によるデータ伝送が、通信手順を有する通信方式により行われるときには、H&Bサービスソフトウェアは、通常運用系ソフトウェア無線機10と予備系ソフトウェア無線機12との間で、通信手順のための処理を同期させることにより、通常運用系ソフトウェア無線機10がダウンしたときに、予備系ソフトウェア無線機12に、データ伝送を即時に継続して行わせることができる。
従って、ソフトウェア無線機1においては、通常運用系ソフトウェア無線機10に障害が生じたときにでも、通信手順を、最初の接続手順からやり直す必要がないので、通常運用からバックアップ運用への切り替えの際のネゴシエーションが不要とされる。
また、ソフトウェア無線機1においては、データ自体が破壊されていないときには、障害発生以前に伝送されたデータの破棄も不要となる。
従って、ソフトウェア無線機1においては、通常運用系ソフトウェア無線機10に障害が生じたときにでも、通信手順を、最初の接続手順からやり直す必要がないので、通常運用からバックアップ運用への切り替えの際のネゴシエーションが不要とされる。
また、ソフトウェア無線機1においては、データ自体が破壊されていないときには、障害発生以前に伝送されたデータの破棄も不要となる。
図4は、図1に示したH&Bサービスソフトウェアによる通常運用系ソフトウェア無線機10と予備系ソフトウェア無線機12との間の通信手順の同期処理(S10)を示すフローチャートである。
図4に示すように、通常運用系ソフトウェア無線機10(図1)のL&Nコンポーネント104−1と、予備系ソフトウェア無線機12のL&Nコンポーネント104−2との間で、状態変数による状態の通知が行われる。
さらに、H&Bサービスソフトウェアは、以下に示すように、状態変数が示すいずれの通信手順から、通信処理を継続するかを適切に判断する。
図4に示すように、通常運用系ソフトウェア無線機10(図1)のL&Nコンポーネント104−1と、予備系ソフトウェア無線機12のL&Nコンポーネント104−2との間で、状態変数による状態の通知が行われる。
さらに、H&Bサービスソフトウェアは、以下に示すように、状態変数が示すいずれの通信手順から、通信処理を継続するかを適切に判断する。
ステップ100(S100)において、H&Bサービスソフトウェアは、ソフトウェア無線機1をバックアップ運用に移行させ、予備系ソフトウェア無線機12による通信を開始させる。
ステップ102(S102)において、H&Bサービスソフトウェアは、ソフトウェア無線機1による通信が、回線接続後の状態であるか否かを判断する。
H&Bサービスソフトウェアは、回線接続後のときにはS104の処理に進み、これ以外のときにはS120の処理に進む。
ステップ102(S102)において、H&Bサービスソフトウェアは、ソフトウェア無線機1による通信が、回線接続後の状態であるか否かを判断する。
H&Bサービスソフトウェアは、回線接続後のときにはS104の処理に進み、これ以外のときにはS120の処理に進む。
ステップ104(S104)において、H&Bサービスソフトウェアは、ソフトウェア無線機1による通信がデータ伝送中であるか否かを判断する。
H&Bサービスソフトウェアは、データ伝送中の時にはS106の処理に進み、これ以外のときにはS108の処理に進む。
ステップ106(S106)において、H&Bサービスソフトウェアは、データ伝送の継続が可能であるか否かを判断する。
H&Bサービスソフトウェアは、データ伝送の継続が可能なときにはS108の処理に進み、これ以外のときにはS110の処理に進む。
H&Bサービスソフトウェアは、データ伝送中の時にはS106の処理に進み、これ以外のときにはS108の処理に進む。
ステップ106(S106)において、H&Bサービスソフトウェアは、データ伝送の継続が可能であるか否かを判断する。
H&Bサービスソフトウェアは、データ伝送の継続が可能なときにはS108の処理に進み、これ以外のときにはS110の処理に進む。
ステップ108(S108)において、H&Bサービスソフトウェアは、通常運用からバックアップ運用に移行するようにソフトウェア無線機1を制御し、状態変数に従って予備系ソフトウェア無線機12に通信処理を始めさせる。
ステップ110(S110)において、H&Bサービスソフトウェアは、データがブロック単位で伝送されるか否かを判断する。
H&Bサービスソフトウェアは、データがブロック単位で伝送されるときにはS116の処理に進み、これ以外のときにはS116の処理に進む。
ステップ112(S112)において、H&Bサービスソフトウェアは、データのブロックを再送可能か否かを判断する。
H&Bサービスソフトウェアは、データのブロックを再送可能なときにはS114の処理に進み、これ以外のときにはS126の処理に進む。
ステップ110(S110)において、H&Bサービスソフトウェアは、データがブロック単位で伝送されるか否かを判断する。
H&Bサービスソフトウェアは、データがブロック単位で伝送されるときにはS116の処理に進み、これ以外のときにはS116の処理に進む。
ステップ112(S112)において、H&Bサービスソフトウェアは、データのブロックを再送可能か否かを判断する。
H&Bサービスソフトウェアは、データのブロックを再送可能なときにはS114の処理に進み、これ以外のときにはS126の処理に進む。
ステップ114(S114)において、H&Bサービスソフトウェアは、再送可能なデータのブロックを送信する。
ステップ116(S116)において、H&Bサービスソフトウェアは、データを最初から再送可能か否かを判断する。
H&Bサービスソフトウェアは、データを最初から再送可能なときにはS118の処理に進み、これ以外のときにはS126の処理に進む。
ステップ118(S118)において、H&Bサービスソフトウェアは、予備系ソフトウェア無線機12を制御し、データを最初から再送させる。
ステップ116(S116)において、H&Bサービスソフトウェアは、データを最初から再送可能か否かを判断する。
H&Bサービスソフトウェアは、データを最初から再送可能なときにはS118の処理に進み、これ以外のときにはS126の処理に進む。
ステップ118(S118)において、H&Bサービスソフトウェアは、予備系ソフトウェア無線機12を制御し、データを最初から再送させる。
ステップ120(S120)において、H&Bサービスソフトウェアは、ソフトウェア無線機1が通信相手と回線接続されているか否かを判断する。
H&Bサービスソフトウェアは、回線接続されているときにはS122の処理に進み、これ以外のときにはS128の処理に進む。
ステップ122(S122)において、H&Bサービスソフトウェアは、回線接続の継続が可能か否かを判断する。
H&Bサービスソフトウェアは、回線接続の継続が可能なときにはS130の処理に進み、回線接続の継続が不可能なときにはS124の処理に進み、これ以外のときにはS126の処理に進む。
H&Bサービスソフトウェアは、回線接続されているときにはS122の処理に進み、これ以外のときにはS128の処理に進む。
ステップ122(S122)において、H&Bサービスソフトウェアは、回線接続の継続が可能か否かを判断する。
H&Bサービスソフトウェアは、回線接続の継続が可能なときにはS130の処理に進み、回線接続の継続が不可能なときにはS124の処理に進み、これ以外のときにはS126の処理に進む。
ステップ124(S124)において、H&Bサービスソフトウェアは、回線接続手続をやり直すことができるか否かを判断する。
H&Bサービスソフトウェアは、回線接続手続のやり直しが可能なときにはS132の処理に進み、これ以外のときにはS126の処理に進む。
ステップ126(S126)において、H&Bサービスソフトウェアは、ソフトウェア無線機1と通信相手の回線を切り(クリアし)、S128の処理に進む。
H&Bサービスソフトウェアは、回線接続手続のやり直しが可能なときにはS132の処理に進み、これ以外のときにはS126の処理に進む。
ステップ126(S126)において、H&Bサービスソフトウェアは、ソフトウェア無線機1と通信相手の回線を切り(クリアし)、S128の処理に進む。
ステップ128(S128)において、ソフトウェア無線機1は、予備系ソフトウェア無線機12を制御して、通信相手との回線接続処理を行わせる。
ステップ130(S130)において、H&Bサービスソフトウェアは、予備系ソフトウェア無線機12を制御して、回線接続を継続させる。
ステップ132(S132)において、H&Bサービスソフトウェアは、予備系ソフトウェア無線機12を制御し、ソフトウェア無線機1の通信相手との回線接続手順を行わせる。
ステップ130(S130)において、H&Bサービスソフトウェアは、予備系ソフトウェア無線機12を制御して、回線接続を継続させる。
ステップ132(S132)において、H&Bサービスソフトウェアは、予備系ソフトウェア無線機12を制御し、ソフトウェア無線機1の通信相手との回線接続手順を行わせる。
図5は、バックアップシステムを統括するH&BサービスソフトウェアのBackUp_System_Cntの構造を示す図である。
図5に示すように、バックアップシステムを統括するBackUp_System_Cntは、予備系ソフトウェア無線機12の通信処理用ソフトウェアコンポーネントが継承するCORBAインタフェース(HeartBeat_Respなど)を実行することによって、通常運用とバックアップ運用とにおいて、通常運用系ソフトウェア無線機10と予備系ソフトウェア無線機12とを切り替えるソフトウェア構造を採る。
なお、以下の表1〜16に、図5に示したCORBAインターフェースのメソッドと属性、および、これらが用いる例外と型定義の記述を示す。
図5に示すように、バックアップシステムを統括するBackUp_System_Cntは、予備系ソフトウェア無線機12の通信処理用ソフトウェアコンポーネントが継承するCORBAインタフェース(HeartBeat_Respなど)を実行することによって、通常運用とバックアップ運用とにおいて、通常運用系ソフトウェア無線機10と予備系ソフトウェア無線機12とを切り替えるソフトウェア構造を採る。
なお、以下の表1〜16に、図5に示したCORBAインターフェースのメソッドと属性、および、これらが用いる例外と型定義の記述を示す。
図6は、ソフトウェア無線機1の動作を示す図であって、(A)は、通常運用における動作を示し、(B)は、障害発生時の動作を示し、(C)は、バックアップ運用における動作を示す。
通常運用のときには、ソフトウェア無線機1において、H&BサービスソフトウェアのBuckUp_System_Cntは、図6(A)に示すように、通常運用系ソフトウェア無線機10および予備系ソフトウェア無線機12の通信処理用ソフトウェアコンポーネントそれぞれをポーリングし、死活監視を行う。
通常運用のときには、ソフトウェア無線機1において、H&BサービスソフトウェアのBuckUp_System_Cntは、図6(A)に示すように、通常運用系ソフトウェア無線機10および予備系ソフトウェア無線機12の通信処理用ソフトウェアコンポーネントそれぞれをポーリングし、死活監視を行う。
通常運用系ソフトウェア無線機10の通信処理用ソフトウェアコンポーネントのいずれかに障害が生じると、H&Bサービスソフトウェアは、通常運用系ソフトウェア無線機10の通信処理用ソフトウェアコンポーネントのポーリングに対する無応答、あるいは、通常運用系ソフトウェア無線機10の通信処理用ソフトウェアコンポーネントによるH&Bサービスソフトウェアへの障害の報告(SystemHealth_Ch9::BuckUp_System_Cntへのアクセス)が生じ、H&Bサービスソフトウェアは、通常運用系ソフトウェア無線機10における障害を検出する。
障害を検出すると、H&BサービスソフトウェアのBuckUp_System_Cntは、図4に示した処理を行い、図6(C)に示すように、BuckUp_System_Cntによる通常運用系ソフトウェア無線機10および予備系ソフトウェア無線機12の通信処理用ソフトウェアコンポーネントに対する制御により、ソフトウェア無線機1をバックアップ運用状態に移行させる。
図6(C)に示したバックアップ運用状態においては、H&Bサービスソフトウェアは、通常運用系ソフトウェア無線機10を待機状態とし、RF100−1による信号の送受信を停止させる。
さらに、H&Bサービスソフトウェアは、RF100−2による信号の送受信を開始させ、予備系ソフトウェア無線機12を制御してデータ伝送を行わせる。
障害を検出すると、H&BサービスソフトウェアのBuckUp_System_Cntは、図4に示した処理を行い、図6(C)に示すように、BuckUp_System_Cntによる通常運用系ソフトウェア無線機10および予備系ソフトウェア無線機12の通信処理用ソフトウェアコンポーネントに対する制御により、ソフトウェア無線機1をバックアップ運用状態に移行させる。
図6(C)に示したバックアップ運用状態においては、H&Bサービスソフトウェアは、通常運用系ソフトウェア無線機10を待機状態とし、RF100−1による信号の送受信を停止させる。
さらに、H&Bサービスソフトウェアは、RF100−2による信号の送受信を開始させ、予備系ソフトウェア無線機12を制御してデータ伝送を行わせる。
図7〜図9は、ソフトウェア無線機1の構成部分間におけるデータの流れを示す第1〜第3のシーケンス図であって、図7は、ソフトウェア無線機1の運用開始時のCORBAインターフェース間の呼び出し実行フロー(S20)を示し、図8は、通常運用からバックアップ運用に移行する際のCORBAインターフェース間の呼び出し実行フロー(S24)を示し、図9は、バックアップ運用から通常運用に戻る際のCORBAインターフェース間の呼び出し実行フロー(S26)を示す。
まず、図7を参照して、ソフトウェア無線機1の運用開始時のCORBAインターフェース間の呼び出し実行処理を説明する。
図7に示すように、ステップ200(S200)において、アプリケーションファクトリ(Application Factory)は、ソフトウェア無線機1の各構成部分に対して、SCAあるいは独自の運用開始手段に従った指示を出し、H&Bサービスソフトウェアおよび通信用ソフトウェアコンポーネントの交換、起動および動作パラメータの設定を行う。
まず、図7を参照して、ソフトウェア無線機1の運用開始時のCORBAインターフェース間の呼び出し実行処理を説明する。
図7に示すように、ステップ200(S200)において、アプリケーションファクトリ(Application Factory)は、ソフトウェア無線機1の各構成部分に対して、SCAあるいは独自の運用開始手段に従った指示を出し、H&Bサービスソフトウェアおよび通信用ソフトウェアコンポーネントの交換、起動および動作パラメータの設定を行う。
ステップ202(S202)において、アプリケーションファクトリ(Application Factory)は、H&BサービスソフトウェアのBackUp_System_Contに対して、通常運用またはバックアップ運用のためのオブジェクトの参照(リファレンス)を指示する。
ステップ204(S204)において、H&BサービスソフトウェアのBackUp_System_Contは、通常運用系ソフトウェア無線機10のモデムコンポーネント102−1に対して、通常運用のための処理を行うように指示(Direct_Role)し、モデムコンポーネント102−1は、この指示に従って処理を開始する。
ステップ206(S206)において、H&BサービスソフトウェアのBackUp_System_Contは、予備系ソフトウェア無線機12のモデムコンポーネント102−2に対して、バックアップ運用に備えた待機状態となるための処理を行うように指示し、モデムコンポーネント102−2は、この指示に従って処理を開始する。
ステップ204(S204)において、H&BサービスソフトウェアのBackUp_System_Contは、通常運用系ソフトウェア無線機10のモデムコンポーネント102−1に対して、通常運用のための処理を行うように指示(Direct_Role)し、モデムコンポーネント102−1は、この指示に従って処理を開始する。
ステップ206(S206)において、H&BサービスソフトウェアのBackUp_System_Contは、予備系ソフトウェア無線機12のモデムコンポーネント102−2に対して、バックアップ運用に備えた待機状態となるための処理を行うように指示し、モデムコンポーネント102−2は、この指示に従って処理を開始する。
ステップ208(S208)において、H&BサービスソフトウェアのBackUp_System_Contは、通常運用系ソフトウェア無線機10のL&Nコンポーネント104−1に対して、予備系ソフトウェア無線機12のL&Nコンポーネント104−2に同期パラメータ(状態変数)の引き渡し(Sync_On;予備系ソフトウェア無線機12のL&Nコンポーネント104−2による通常運用系ソフトウェア無線機10のL&Nコンポーネント104−1のオブジェクトリファレンス)を開始させる。
ステップ210(S210)において、アプリケーションファクトリ(Application Factory)は、H&BサービスソフトウェアのBackUp_System_Contに対して、通常運用系ソフトウェア無線機10および予備系ソフトウェア無線機12の全ての通信処理用ソフトウェアコンポーネントに対するポーリングおよび死活監視(全コンポーネントのオブジェクトリファレンス)を開始させる(Heart_Beat_On)。
ステップ210(S210)において、アプリケーションファクトリ(Application Factory)は、H&BサービスソフトウェアのBackUp_System_Contに対して、通常運用系ソフトウェア無線機10および予備系ソフトウェア無線機12の全ての通信処理用ソフトウェアコンポーネントに対するポーリングおよび死活監視(全コンポーネントのオブジェクトリファレンス)を開始させる(Heart_Beat_On)。
ステップ212(S212)において、H&BサービスソフトウェアのBackUp_System_Contは、通常運用系ソフトウェア無線機10および予備系ソフトウェア無線機12の全ての通信処理用ソフトウェアコンポーネントのHeart_Beat_Respに対してポーリングをかけ、応答を要求する(Replyをコールする)。
ステップ214(S214)において、H&BサービスソフトウェアのBackUp_System_Contは、CORBAイベントクラスを使用し、BackUpEventのオブジェクトを生成し、サービスチャネルとする。
ステップ214(S214)において、H&BサービスソフトウェアのBackUp_System_Contは、CORBAイベントクラスを使用し、BackUpEventのオブジェクトを生成し、サービスチャネルとする。
ステップ216(S216)において、アプリケーションファクトリ(Application Factory)は、H&BサービスソフトウェアのBackUp_System_Contに対して、ログの初期化(BackUp_Log_Init)を指示し、H&BサービスソフトウェアのBackUp_System_Contは、ログを初期化する。
ステップ218(S218)において、アプリケーションファクトリ(Application Factory)は、通常運用系ソフトウェア無線機10および予備系ソフトウェア無線機12の全ての通信処理用ソフトウェアコンポーネントに対して、S200の処理の続きを指示する。
通常運用系ソフトウェア無線機10および予備系ソフトウェア無線機12の全ての通信処理用ソフトウェアコンポーネントは、この指示に応じて、ソフトウェア無線機1の運用を開始する。
ステップ218(S218)において、アプリケーションファクトリ(Application Factory)は、通常運用系ソフトウェア無線機10および予備系ソフトウェア無線機12の全ての通信処理用ソフトウェアコンポーネントに対して、S200の処理の続きを指示する。
通常運用系ソフトウェア無線機10および予備系ソフトウェア無線機12の全ての通信処理用ソフトウェアコンポーネントは、この指示に応じて、ソフトウェア無線機1の運用を開始する。
ステップ220(S220)以降において、通常運用系ソフトウェア無線機10のL&Nコンポーネント104−1は、同期パラメータに変更が生じるたびにSyncParameter_Setを実行し、予備系ソフトウェア無線機12のL&Nコンポーネント104−2に同期パラメータ(状態変数)を伝える。
また、H&BサービスソフトウェアのBackUp_System_Contは、定期的に、通常運用系ソフトウェア無線機10および予備系ソフトウェア無線機12の全ての通信処理用ソフトウェアコンポーネントのHeart_Beat_Respに対してポーリングをかけ、応答を要求する(S212)。
また、H&BサービスソフトウェアのBackUp_System_Contは、定期的に、通常運用系ソフトウェア無線機10および予備系ソフトウェア無線機12の全ての通信処理用ソフトウェアコンポーネントのHeart_Beat_Respに対してポーリングをかけ、応答を要求する(S212)。
次に、図8を参照して、通常運用からバックアップ運用に移行する際のCORBAインターフェース間の呼び出し実行処理を説明する。
図8に示すように、ステップ240(S240)において、H&BサービスソフトウェアのBackUp_System_Contは、通常運用系ソフトウェア無線機10および予備系ソフトウェア無線機12の全ての通信処理用ソフトウェアコンポーネントそれぞれのHeartBeat_Respに対して、定期的にポーリングをかけ、応答を要求する(Replyをコールする)。
ステップ242(S242)において、H&BサービスソフトウェアのBackUp_System_Contは、通常運用系ソフトウェア無線機10の通信処理用ソフトウェアコンポーネントのいずれかからの応答が得られず、または、障害の発生(異常情報=false)が返される。
図8に示すように、ステップ240(S240)において、H&BサービスソフトウェアのBackUp_System_Contは、通常運用系ソフトウェア無線機10および予備系ソフトウェア無線機12の全ての通信処理用ソフトウェアコンポーネントそれぞれのHeartBeat_Respに対して、定期的にポーリングをかけ、応答を要求する(Replyをコールする)。
ステップ242(S242)において、H&BサービスソフトウェアのBackUp_System_Contは、通常運用系ソフトウェア無線機10の通信処理用ソフトウェアコンポーネントのいずれかからの応答が得られず、または、障害の発生(異常情報=false)が返される。
ステップ244(S244)において、上位ソフトは、H&BサービスソフトウェアのBackUp_System_Contに対して、バックアップ運用に移行することを指示する。
この指示に応じて、H&BサービスソフトウェアのBackUp_System_Contは、ソフトウェア無線機1を、バックアップ運用に移行させるための処理を開始する。
この指示に応じて、H&BサービスソフトウェアのBackUp_System_Contは、ソフトウェア無線機1を、バックアップ運用に移行させるための処理を開始する。
ステップ246(S246)において、H&BサービスソフトウェアのBackUp_System_Contは、予備系ソフトウェア無線機12のL&Nコンポーネント104−2のProtocol_Syncに対して、通信手順の同期した通信の引継ぎを指示する。
L&Nコンポーネント104−1は、この指示に応じて、L&Nコンポーネント104−2に対して、通信の引継ぎのための処理を開始する。
ステップ248(S248)において、H&BサービスソフトウェアのBackUp_System_Contは、通常運用系ソフトウェア無線機10のの入出力コンポーネント106−1に対して、予備系ソフトウェア無線機12の入出力コンポーネント106−2に対してデータを出力するように指示する。
この指示に応じて、L&Nコンポーネント104−1は、L&Nコンポーネント104−2に対して、データを出力する。
L&Nコンポーネント104−1は、この指示に応じて、L&Nコンポーネント104−2に対して、通信の引継ぎのための処理を開始する。
ステップ248(S248)において、H&BサービスソフトウェアのBackUp_System_Contは、通常運用系ソフトウェア無線機10のの入出力コンポーネント106−1に対して、予備系ソフトウェア無線機12の入出力コンポーネント106−2に対してデータを出力するように指示する。
この指示に応じて、L&Nコンポーネント104−1は、L&Nコンポーネント104−2に対して、データを出力する。
ステップ250(S250)において、H&BサービスソフトウェアのBackUp_System_Contは、通常運用系ソフトウェア無線機10のRF100−1を制御して、通信相手との間の信号の送信および受信を停止させる。
ステップ252(S252)において、H&BサービスソフトウェアのBackUp_System_Contは、予備系ソフトウェア無線機12のモデムコンポーネント102−2、L&Nコンポーネント104−2および入出力コンポーネント106に対して、バックアップ運用の開始を指示する(BackUpStart)。
この指示に応じて、予備系ソフトウェア無線機12のこれらの通信処理用ソフトウェアコンポーネントは、バックアップ運用のための処理を開始する。
ステップ252(S252)において、H&BサービスソフトウェアのBackUp_System_Contは、予備系ソフトウェア無線機12のモデムコンポーネント102−2、L&Nコンポーネント104−2および入出力コンポーネント106に対して、バックアップ運用の開始を指示する(BackUpStart)。
この指示に応じて、予備系ソフトウェア無線機12のこれらの通信処理用ソフトウェアコンポーネントは、バックアップ運用のための処理を開始する。
ステップ254(S254)において、H&BサービスソフトウェアのBackUp_System_Contは、上位ソフトに対して、バックアップ運用の開始を示すメッセージを送る(BackUpEvent)。
ステップ256(S256)において、H&BサービスソフトウェアのBackUp_System_Contは、ログにバックアップ開始を記録する(BackUp_Log_Write)。
以上の処理以降、ソフトウェア無線機1は、バックアップ運用の状態となる。
ステップ256(S256)において、H&BサービスソフトウェアのBackUp_System_Contは、ログにバックアップ開始を記録する(BackUp_Log_Write)。
以上の処理以降、ソフトウェア無線機1は、バックアップ運用の状態となる。
以下、図9を参照して、バックアップ運用から通常運用に戻る際のCORBAインターフェース間の呼び出し実行処理を説明する。
図9に示すように、ステップ260(S260)において、H&BサービスソフトウェアのBackUp_System_Contは、定期的なS240(図8)の処理に応じて、通常運用系ソフトウェア無線機10の全ての通信処理用ソフトウェアコンポーネントから、障害を生じていない旨の応答(異常情報=true)を得る。
ステップ262(S262)において、上位ソフトは、H&BサービスソフトウェアのBackUp_System_Contに対して、ソフトウェア無線機1を通常運用の状態に移行させることを指示する。
図9に示すように、ステップ260(S260)において、H&BサービスソフトウェアのBackUp_System_Contは、定期的なS240(図8)の処理に応じて、通常運用系ソフトウェア無線機10の全ての通信処理用ソフトウェアコンポーネントから、障害を生じていない旨の応答(異常情報=true)を得る。
ステップ262(S262)において、上位ソフトは、H&BサービスソフトウェアのBackUp_System_Contに対して、ソフトウェア無線機1を通常運用の状態に移行させることを指示する。
ステップ264(S264)において、H&BサービスソフトウェアのBackUp_System_Contは、予備系ソフトウェア無線機12のL&Nコンポーネント104−2に対して、通常運用系ソフトウェア無線機10のL&Nコンポーネント104−2に、同期パラメータ(状態変数)の引継ぎを指示する。
ステップ266(S266)において、この指示に応じて、L&Nコンポーネント104−2は、L&Nコンポーネント104−1に対して、同期パラメータを出力し、引継ぎを行う。
ステップ268(S268)において、H&BサービスソフトウェアのBackUp_System_Contは、通常運用系ソフトウェア無線機10のL&Nコンポーネント104−1に対して、通信手順の同期した通信の引継ぎを指示する。
この指示に応じて、L&Nコンポーネント104−1は、通信を引き継ぐための処理を行う。
ステップ266(S266)において、この指示に応じて、L&Nコンポーネント104−2は、L&Nコンポーネント104−1に対して、同期パラメータを出力し、引継ぎを行う。
ステップ268(S268)において、H&BサービスソフトウェアのBackUp_System_Contは、通常運用系ソフトウェア無線機10のL&Nコンポーネント104−1に対して、通信手順の同期した通信の引継ぎを指示する。
この指示に応じて、L&Nコンポーネント104−1は、通信を引き継ぐための処理を行う。
ステップ270(S270)において、H&BサービスソフトウェアのBackUp_System_Contは、予備系ソフトウェア無線機12の入出力コンポーネント106−2に対して、通常運用系ソフトウェア無線機10の入出力コンポーネント106−1に、ソフトウェア無線機1の通信相手との通信により得られたデータを出力するように指示する。
ステップ272(S272)において、H&BサービスソフトウェアのBackUp_System_Contは、予備系ソフトウェア無線機12のRF100−2を制御して、通信相手との間のデータの送信および受信を停止させる。
ステップ274(S274)において、H&BサービスソフトウェアのBackUp_System_Contは、通常運用系ソフトウェア無線機10および予備系ソフトウェア無線機12のモデムコンポーネント102−1,102−2、L&Nコンポーネント104−1,104−2および入出力コンポーネント106−1および入出力コンポーネント106に対して、通常運用系ソフトウェア無線機10が通信を行うように指示し(ReturnTo_Main)、予備系ソフトウェア無線機12が予備状態に移行するように指示する(BackUpStop)。
通常運用系ソフトウェア無線機10および予備系ソフトウェア無線機12は、これらの指示に従って、それぞれ、通信を開始し、予備状態に移行する。
ステップ272(S272)において、H&BサービスソフトウェアのBackUp_System_Contは、予備系ソフトウェア無線機12のRF100−2を制御して、通信相手との間のデータの送信および受信を停止させる。
ステップ274(S274)において、H&BサービスソフトウェアのBackUp_System_Contは、通常運用系ソフトウェア無線機10および予備系ソフトウェア無線機12のモデムコンポーネント102−1,102−2、L&Nコンポーネント104−1,104−2および入出力コンポーネント106−1および入出力コンポーネント106に対して、通常運用系ソフトウェア無線機10が通信を行うように指示し(ReturnTo_Main)、予備系ソフトウェア無線機12が予備状態に移行するように指示する(BackUpStop)。
通常運用系ソフトウェア無線機10および予備系ソフトウェア無線機12は、これらの指示に従って、それぞれ、通信を開始し、予備状態に移行する。
ステップ276(S276)において、H&BサービスソフトウェアのBackUp_System_Contは、上位ソフトに対して、通常運用を開始した旨のメッセージ(BackUpEvent)を通知する。
ステップ278(S278)において、H&BサービスソフトウェアのBackUp_System_Contは、ログに、通常運用復帰を記録する(BackUp_Log_Write)。
以上の処理以降、ソフトウェア無線機1は、通常運用状態に移行して通信を行う。
ステップ278(S278)において、H&BサービスソフトウェアのBackUp_System_Contは、ログに、通常運用復帰を記録する(BackUp_Log_Write)。
以上の処理以降、ソフトウェア無線機1は、通常運用状態に移行して通信を行う。
ソフトウェア無線機1は、以上説明したように構成されているので、以下に示す技術的長所(1)〜(4)を有する。
(1)通信方式に通信手順があるなしに関わらずフェールセーフを行える。
(2)通信方式に通信手順があるときであっても、ソフトウェアダウン時の通信断時間を従来より短くできる。
(3)通信方式に通信手順がある場合に、ソフトウェアダウンの際の通信断に起因するデータの損失を、従来より少なくできる。
(4)フレームワークであるので、バックアップ制御用のソフトウェア再利用性が高い。
(1)通信方式に通信手順があるなしに関わらずフェールセーフを行える。
(2)通信方式に通信手順があるときであっても、ソフトウェアダウン時の通信断時間を従来より短くできる。
(3)通信方式に通信手順がある場合に、ソフトウェアダウンの際の通信断に起因するデータの損失を、従来より少なくできる。
(4)フレームワークであるので、バックアップ制御用のソフトウェア再利用性が高い。
本発明は,ソフトウェア無線機に利用可能である。
1・・・ソフトウェア無線機,
10・・・通常運用系ソフトウェア無線機,
12・・・予備系ソフトウェア無線機,
100・・・RF,
102・・・モデムコンポーネント,
104・・・リンク&ネットワーク(L&N)コンポーネント,
106・・・入出力コンポーネント,
108・・・Ether_IFデバイス,
110・・・バックアップシステム(BS)専用ソフトウェアバス,
112・・・データ制御専用ソフトウェアバス,
10・・・通常運用系ソフトウェア無線機,
12・・・予備系ソフトウェア無線機,
100・・・RF,
102・・・モデムコンポーネント,
104・・・リンク&ネットワーク(L&N)コンポーネント,
106・・・入出力コンポーネント,
108・・・Ether_IFデバイス,
110・・・バックアップシステム(BS)専用ソフトウェアバス,
112・・・データ制御専用ソフトウェアバス,
Claims (1)
- ソフトウェアにより無線通信のための処理を行う第1の通信手段と、
ソフトウェアにより無線通信のための処理を行い、前記第1の無線通信手段の予備として用いられる無線通信を行う第2の通信手段と、
前記第1の通信手段のソフトウェアの動作が正常なときには、前記第1の通信手段を用いて無線通信を行い、これ以外のときには、前記第2の通信手段を用いて無線通信を行うように制御する通信制御手段と
を有するソフトウェア無線機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008206879A JP2010045497A (ja) | 2008-08-11 | 2008-08-11 | ソフトウェア無線機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008206879A JP2010045497A (ja) | 2008-08-11 | 2008-08-11 | ソフトウェア無線機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010045497A true JP2010045497A (ja) | 2010-02-25 |
Family
ID=42016537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008206879A Pending JP2010045497A (ja) | 2008-08-11 | 2008-08-11 | ソフトウェア無線機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010045497A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011223504A (ja) * | 2010-04-14 | 2011-11-04 | Mitsubishi Electric Corp | 無線通信装置 |
WO2022054179A1 (ja) * | 2020-09-09 | 2022-03-17 | 日本電信電話株式会社 | 回線制御システム、ソフトウェア無線機、回線制御方法、および回線制御用プログラム |
-
2008
- 2008-08-11 JP JP2008206879A patent/JP2010045497A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011223504A (ja) * | 2010-04-14 | 2011-11-04 | Mitsubishi Electric Corp | 無線通信装置 |
WO2022054179A1 (ja) * | 2020-09-09 | 2022-03-17 | 日本電信電話株式会社 | 回線制御システム、ソフトウェア無線機、回線制御方法、および回線制御用プログラム |
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