JP2003173234A - 入力装置、入力装置付き情報機器、および情報機器用の外付け入力装置 - Google Patents

入力装置、入力装置付き情報機器、および情報機器用の外付け入力装置

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JP2003173234A
JP2003173234A JP2002202630A JP2002202630A JP2003173234A JP 2003173234 A JP2003173234 A JP 2003173234A JP 2002202630 A JP2002202630 A JP 2002202630A JP 2002202630 A JP2002202630 A JP 2002202630A JP 2003173234 A JP2003173234 A JP 2003173234A
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key
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selecting
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Yasuo Ochi
康雄 越智
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    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
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    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
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    • G06F3/033Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
    • G06F3/0338Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor with detection of limited linear or angular displacement of an operating part of the device from a neutral position, e.g. isotonic or isometric joysticks

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力の簡易かつわかりやすい方向選択キーを
用いた入力装置の提供。 【解決手段】 情報端末装置に備えられる入力装置にお
いて、n箇所(nは任意の自然数、以下同じ)のオン・
オフ接点を持つ方向選択キーを含む入力キーと、中央選
択手段その他の必要な入力キーと、キーの選択状態を表
示する表示手段とを少なくとも備える。方向選択キーに
より、日本語かな文字の子音、母音を選択する日本語入
力や、英数字などの文字群とその中の文字等を指定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピューターや通信
機器等の情報処理機器に対して、かな・英数字等の各種
文字を入力するための入力装置、入力装置付き情報機
器、および情報機器用の外付け入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話や携帯情報端末(PD
A)、パーソナルコンピューターなどのコンピューター
装置等の情報機器においては、文字などを入力するため
の手段として、キーボードを初めとする各種のキー入力
装置が利用されている。主に普及しているものとして
は、以下の入力装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】コンピューター装置の
入力装置においては、従来よりコンピューターのキーボ
ードは、通称ASCII配列という固定の場所に符号付
けがなされたキー配列を採用している。そのため、かな
や英数字を入力するためにはこのキー配列をマスターし
なければならず、操作に習熟するには相当の訓練が必要
となる。また、このキーボードは、一打鍵毎に出力文字
を確定していることより、すべての文字に対応した数
(かな文字:約50個、英数文字:約40個)のキーを
用意する必要があるため、その大きさは持ち運びに適さ
ず、使用時には安定した設置をするための相当の面積を
必要とする。このため、移動時等における使用はほとん
ど不可能であった。
【0004】また、携帯電話等のプッシュ型数字キーに
おいては、通常、電話番号指定のための12個のプッシ
ュ型の数字キー(0〜9,*、#)を3列×4行配列に
て固定の場所に配置しており、各々のキーに、数個のか
な・英数字の文字群の先頭文字が副次的に配置されてい
る。かなや英数字を入力するためには、該当する文字群
の先頭キーを指定して、ディスプレイに表示された文字
候補を順次選択し、確定しなければならないので、入力
工程が多く、時間がかかり、操作に習熟するには相当の
訓練が必要となる。また、一打鍵ごとに出力候補の文字
群をディスプレイで表示させて選択し、確定するための
プログラムとシステム資源が必要となるために、携帯電
話という機器の特性上、かな英数文字の入力機能は機器
開発への負担になっている。
【0005】一方、前記のコンピューターや携帯電話等
の各種情報機器の普及に伴い、入力装置の携帯性や利便
性、操作の統一性といった要求が強くなってきており、
それらに対応するため、キーボードの小型化、キー配列
の改善、ベン装置と液晶パネルを組み合わせた手書き文
字認識やマイクによる音声認識などのキー入力以外で文
字入力を行なう方法、等が考案されている。しかしなが
ら、小型化に伴う技術上の制限、操作訓練の必要性、設
置場所や使用環境の配慮等の必要性、といった課題に対
する根本的な解決策には至っていない。また、コンピュ
ーターのキーボードと携帯電話の入力キーでは、文字入
力の操作方法(主に文字配列)が異なり互換性がないた
めに、それぞれの操作方法を別々に習得する必要があっ
た。
【0006】このような課題に対応するため、例えば特
開2001−350560「片手で日本語入力を行う方
法及び記録媒体並びに情報入力装置」においては、下記
の技術が提案されている。テンキーに割当てられている
(あ段)の(あ〜わ)までの文字の何れかを片手で入力
し、入力された(あ〜わ)までの何れかの文字を、かな
の戻しキーの片手入力操作により、(あ段)〜(お段)
の文字に変換したり、多方向キーにより、(あ)〜
(お)の5方向に片手で操作して(あ段)〜(お段)の
文字に変換したり、簡易変換キーの片手操作により、入
力された文字又は変換された文字を拗音もしくは促音を
含む文字に変換したり、濁音キーの片手操作により、入
力された文字又は変換された文字を、濁音や半濁音に変
換したりするようにするというものである。しかしなが
ら、ここに示されている技術によっても、文字入力、と
りわけ文字数の多い日本語入力などにおいては、あ段か
らわ段までのいずれかを指定するための10個のキー
と、これにより指定した文字群の中からさらに文字を変
換するためのこれとは別個のキーが必要とされている。
【0007】また、特開2001−5596「文字入力
用エミュレータ、文字入力方法および記録媒体」におい
ては、10個のひらがな文字入力用のキーを有し、前記
10個のキーの5個を1組として、2組のキー群を配置
し、1回目の操作であ行からわ行までの行のいずれかを
前記10個のキーの中の対応するキーで指示し、当該指
示された行の5個の文字のいずれかを5個を1組とする
前記キー群の中の対応するキーで指示する文字入力用エ
ミュレータが提案されている。しかしながら、ここに示
されている技術によっても、文字入力、とりわけ文字数
の多い日本語入力などにおいては、10個のキーと、こ
れにより指定した文字群の中からさらに文字を指定する
ためのこれとは別個のキーが必要とされている。
【0008】したがって上記のいずれの技術によって
も、小型化に伴う技術上の制限、操作訓練の必要性、設
置場所や使用環境の配慮等の必要性、といった課題に対
する根本的な解決策には至っていない。また、コンピュ
ーターのキーボードと携帯電話の入力キーでは、文字入
力の操作方法(主に文字配列)が異なり互換性がないた
めに、それぞれの操作方法を別々に習得する必要が解決
されていない。
【0009】一方、近年、携帯電話およびPDAではメ
ニュー選択用スイッチとして4方向スイッチを備えた装
置が増えており、入力する文字位置を表示画面上に示す
カーソルの移動、メニューの選択などに利用されてい
る。また、ゲーム機器に接続して用いるジョイスティッ
クなどにおいては、方向キーは、通常用いられるコンピ
ューター用キーボードの矢印キーやテンキーと同じ働き
をしており、方向キーと共に用いられる入力キーを用い
て、選択、決定、取り消し等の操作を行うものであっ
た。しかしながら文字の入力は一つのキーに多数を割り
当てることは考案されておらず、そのための装置や部材
も開発されていなかった。したがって、携帯電話であれ
ば電話番号をプッシュして入力する数字キーなど、個々
の単一の入力キーに一つの入力文字を割り当てて、キー
の数の少なさはメニュー選択用スイッチなどの機能キー
による入力モードの切り替えなどにより対応するほかは
なかった。
【0010】本発明においては、上記の様々な課題を解
決し、情報機器を手に持って操作することもできるよ
う、文字を選択して入力するスイッチと変換・確定など
の機能を備えるスイッチとを、同一の方向選択キーを用
いて実現することをその目的とする。さらに本発明にお
いては、入力キーを用いて操作を行う際に、操作や、操
作の結果現在選択されている状態を表示して、キー入力
をより簡易かつ間違いの少ないものとする入力装置を提
供することを目的とする。特に前記のように複数の文字
入力ができ、複数の機能を備えた入力キーにおいては、
この入力キーと連動する表示手段を実現することによ
り、従来にはない入力装置およびこれを用いた情報機器
を実現することができる。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明においては、情報端末装置に
備えられる入力装置であって、n箇所(nは任意の自然
数、以下同じ)のオン・オフ接点を持つ方向選択キーを
含む入力キーと、前記の方向選択キーの選択状態を表示
する表示手段とを少なくとも備え、前記の方向選択キー
は、各方向の方向選択手段ごとに割り当てられた複数の
文字からなる文字群を選択する方向選択手段を少なくと
も含む入力装置であることを特徴としている。
【0012】また、上記課題を解決するため、請求項2
に記載の発明においては、請求項1に記載の発明におい
て、各方向の方向選択手段ごとに割り当てられた複数の
文字からなる文字群を選択する方向選択手段には、日本
語かな文字・その他の言語文字の子音を1次的に選択す
る方向選択手段を少なくとも含む入力装置であることを
特徴としている。
【0013】また、上記課題を解決するため、請求項3
に記載の発明においては、請求項1または2に記載の発
明において、前記の方向選択キーは、日本語かな文字・
その他の言語文字の母音を2次的に選択する方向選択手
段を少なくとも含む入力装置であることを特徴としてい
る。
【0014】また、上記課題を解決するため、請求項4
に記載の発明においては、請求項1〜3に記載の発明に
おいて、前記の方向選択キーは、入力文字種を選択する
方向選択手段を少なくとも含む入力装置であることを特
徴としている。
【0015】また、上記課題を解決するため、請求項5
に記載の発明においては、請求項4に記載の発明におい
て、前記の方向選択手段により選択される入力文字種に
は、ひらがな、カタカナ、英文字・その他の言語文字、
数字の内の少なくともいずれか複数が含まれる入力装置
であることを特徴としている。
【0016】また、上記課題を解決するため、請求項6
に記載の発明においては、請求項1〜5に記載の発明に
おいて、前記の方向選択キーは、n箇所に対応するn方
向の方向選択手段と、n方向の中心部に備えられる中央
選択手段とを備える入力装置であることを特徴としてい
る。
【0017】また、上記課題を解決するため、請求項7
に記載の発明においては、請求項6に記載の発明におい
て、前記の中央選択手段は、入力文字決定、入力文字変
換、スペース入力の内の少なくともいずれかの機能を備
える入力装置であることを特徴としている。
【0018】また、上記課題を解決するため、請求項8
に記載の発明においては、請求項1〜7に記載の発明に
おいて、前記の方向選択キーが備える方向選択手段は、
日本語かな文字の子音を2次的に選択する、少なくとも
10以上の方向選択手段を含む入力装置であることを特
徴としている。
【0019】また、上記課題を解決するため、請求項9
に記載の発明においては、請求項1〜8に記載の発明に
おいて、前記の方向選択キーは、n方向の内の、少なく
とも隣接するいずれか2方向の同時選択に対し新たな1
方向が割り当てられており、割り当てられた機能または
文字群の選択が可能な入力装置であることを特徴として
いる。
【0020】また、上記課題を解決するため、請求項1
0に記載の発明においては、請求項8または9に記載の
発明において、前記の方向選択手段は16方向の選択が
可能なものである、入力装置であることを特徴としてい
る。
【0021】また、上記課題を解決するため、請求項1
1に記載の発明においては、請求項1〜10に記載の発
明において、前記の方向選択キーが複数設けられている
入力装置であることを特徴としている。
【0022】また、上記課題を解決するため、請求項1
2に記載の発明においては、請求項1〜11に記載の発
明において、前記の方向選択キーの選択状態を表示する
表示手段は、文字・数字・記号等の文字群に対応させた
配列により構成され、選択した文字・数字・記号等の配
列中の選択状況が判別可能な、LEDなどのシグナル表
示機構をそなえた入力装置であることを特徴としてい
る。
【0023】また、上記課題を解決するため、請求項1
3に記載の発明においては、請求項1〜12に記載の発
明において、前記の表示手段に代えて、または前記の表
示手段に加えて、前記の方向選択キーの選択状態を音声
出力する音声出力手段が備えられた入力装置であること
を特徴としている。
【0024】また、上記課題を解決するため、請求項1
4に記載の発明においては、請求項1〜13に記載の発
明において、前記の方向選択キーによりかな文字・その
他の言語文字の選択を行う方向選択手段は、一つの方向
選択手段ごとに割り当てられたかな文字・その他の言語
文字の子音を1次的に選択する第一の選択機能を少なく
とも備え、前記の方向選択キーが備える方向選択手段ま
たは中央選択手段、または別個に備えられる入力キー
が、かな文字・その他の言語文字の母音を2次的に選択
する第2の選択機能を備える入力装置であることを特徴
としている。
【0025】また、上記課題を解決するため、請求項1
5に記載の発明においては、請求項1〜14に記載の発
明において、前記の方向選択キーにより英文字・その他
の言語文字の選択を行う方向選択手段は、一つの方向選
択手段ごとに割り当てられた複数の英文字・その他の言
語文字を含む文字群を1次的に選択する第一の選択機能
を少なくとも備え、前記の方向選択キーが備える方向選
択手段または中央選択手段、または別個に備えられる入
力キーが、文字群の中のいずれかの文字を選択する第二
の選択機能を備える入力装置であることを特徴としてい
る。
【0026】また、上記課題を解決するため、請求項1
6に記載の発明においては、請求項15に記載の発明に
おいて、前記の文字群は、一つの方向選択手段ごとに、
「ABCD」のように4文字の英文字群と、「EFG」
のように3文字の英文字群と、「VW」のように2文字
の英文字群とが交互に割り当てられた入力装置であるこ
とを特徴としている。
【0027】また、上記課題を解決するため、請求項1
7に記載の発明においては、請求項1〜16のいずれか
に記載の入力装置が備えられた、携帯電話、PHS、そ
の他の通信機器、携帯情報端末、ゲーム機器、コンピュ
ーター装置、コンピューター内臓電気機器または電子機
器、その他の入力装置付き情報機器であることを特徴と
している。
【0028】また、上記課題を解決するため、請求項1
8に記載の発明においては、請求項17に記載の発明に
おいて、前記の入力装置は情報機器の正面の面に備えら
れ、前記の入力装置とは別個に備えられる入力キーが、
情報機器の右側面、左側面、上面、仮面、裏面のいずれ
かの面に備えられ、入力文字種選択機能、入力文字決定
機能、入力文字変換機能、かな文字・その他の言語文字
の母音や順番を2次的に選択する第二の選択機能、英文
字・その他の言語文字群の中のいずれかの文字を選択す
る第二の選択機能、各種モード切替機能、各入力キーの
組み合わせ操作、その他の前記の入力装置と連携する機
能を備えた、入力装置付き情報機器であることを特徴と
している。
【0029】また、上記課題を解決するため、請求項1
9に記載の発明においては、携帯電話、PHS、その他
の通信機器、携帯情報端末、ゲーム機器、コンピュータ
ー装置、コンピューター内臓電気機器または電子機器、
その他の情報機器に接続するための入出力インターフェ
ースと、請求項1〜16のいずれかに記載の入力装置と
が備えられた、情報機器用の外付け入力装置であること
を特徴としている。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。 (第一の実施形態)本発明の第一の実施形態は、情報端
末装置に備えられる入力装置である。本発明の入力装置
を備える情報端末装置には、携帯電話、PHS、その他
の通信機器、携帯情報端末、ゲーム機器、コンピュータ
ー装置、コンピューター内臓電気機器または電子機器、
その他の情報機器が含まれる。とりわけ、サイズの小さ
い情報機器においては、入力キーのサイズや数が限られ
てしまうことが多くなりがちであり、例えば携帯電話、
PHSなどの形態通信機器や、携帯情報端末(PDA)
などにおいては、有効である。後述するような構成を採
用したことにより、本発明の入力機器によれば、入力キ
ーの物理的な数を少なくしつつ、入力文字数や文字種な
どの入力機能を多様に持たせることができるからであ
る。また一つの入力キーで複数の入力機能を持たせるこ
とにより、入力キーの数が少なくて済む一方、情報機器
が小さくても、一つ一つの入力キーのサイズは操作しや
すい大きさを保つことができるためである。さらに片手
での操作などもしやすいからである。しかしながら、本
発明の入力キーが用いられる情報機器は、これらの携帯
電話や携帯情報端末等の携帯用機器には限定されない。
例えば、パーソナルコンピューターなどのコンピュータ
ー装置のキーボード等の入力装置や、POSレジスター
その他の情報機器、家庭用電子機器、工場やオフィス用
の電子機器、金融機関等のATMや交通機関などの券売
機、その他の専用機器などにも用いることができる。ま
た、コンピューター制御の各種電子機器、各種運輸機
器、各種制御機械などにも用いることができる。また、
リモートコントロールの操作ユニットなどにも利用する
ことができる。
【0031】図1は、本発明の入力機器を備える情報機
器の基本的な構成の一例を示すブロック図である。ここ
に示されるブロック図は一例であって、これには限定さ
れず様々な形態を採用することができる。また情報機器
は前記の通り、様々なものを用いることができるので、
本発明の入力機器に関連する最小限の構成の一例を示し
ており、これ以外にも特に図示しないが様々な機能を付
加することができる。
【0032】本発明の入力機器は、n箇所(nは任意の
自然数、以下同じ)のオン・オフ接点を持つ方向選択キ
ーを含む入力キーを備えている。方向選択キーは、方向
キー、決定キーなどのキーの入力を受け付け、選択され
たキーの種類を示す信号によりデータ入力を行い情報機
器等を制御する。従来、携帯電話における四方向の方向
キーや、ゲーム機器に接続して用いるジョイスティック
などにおいては、方向キーは、通常用いられるコンピュ
ーター用キーボードの矢印キーやテンキーと同じ働きを
しており、選択、決定、取り消し等の操作を行うもので
あった。本発明の入力装置においては、方向キーを文字
入力の手段として、従来にはない入力機能を持たせた構
成を採用した。
【0033】図2は、方向選択キーの一例を示し、n=
16、すなわち16箇所のオン・オフ機能を持つ方向選
択手段を含む入力ユニットの例を示している。図2にお
いてSはスイッチを示し、S1からS16までの方向選
択が可能となっている。方向選択キーは、1つの方向選
択キーが複数箇所(n箇所)のキー接点を持つ入力ユニ
ットからなり、具体的な形状の代表的な例でいえば、円
形や、キー接点の配置を多角形状に装填した方向選択キ
ーとして構成され、その入力装置で発生する信号を検知
して制御手段に伝送する。図3および図4は、方向選択
キーの別の一例を示し、n=8、すなわち8箇所のオン
・オフ機能を持つ方向選択キーを含む入力ユニットの一
例を示している。図3および図4においては、S1から
S8までの方向選択キーが備えられている。
【0034】図3および図4においては、複数箇所(n
箇所)のキー接点を、それぞれS1、S2、S3からS
8までの、接点となる双方の円形の黒丸により模式的に
図示している。方向選択キーは、図3および図4の中心
を支点として、選択したS1からS8までのいずれかの
方向に、方向選択キーに対して傾ける力を加えることに
より、傾いたいずれかの選択された方向の双方の接点同
士が接触することにより、オン状態(図4)となり、接
触が離れることによりオフ状態(図3)となる。この方
向選択キーの構造例としては、図5のような、中央にレ
バー・スティックを備え、それが任意の方向に傾くこと
に連動して、下部に備えられた8個の接点部の接触によ
り、オン・オフ状態が得られるようなものが考えられ
る。接触してオン状態となったこと、接触が離れてオフ
状態となったことにより検知される信号は、それぞれの
方向選択手段におけるオン・オフの検出がなされて、通
常アナログ信号からデジタル信号への符号化がなされ、
文字コード出力またはモード切替などの制御信号を制御
手段、すなわちICチップ(=信号制御CPU、CP
U、中央演算装置)等に伝送することにより、当該信号
に従い入力装置の制御が行われる。また後述するLED
などの表示手段による表示のための制御信号を伝送し、
該当する方向選択手段に対応するLEDなどの表示手段
の制御信号を送出する。入力装置を、入力する文字に対
して定義された順序・各入力キーの設定に従い組み合せ
て操作することで、表示用LED等に対する発光信号を
発生させ、入力ユニットのオン・オフ信号の組合せを信
号制御CPUで符号化し、かなや英数などの文字コード
に変換して各種情報処理機器へ信号出力を行なう。複数
箇所(n箇所)のキー接点を持つ方向選択キーを、例え
ば一つの情報機器おいて例えば2つなど、複数ユニット
設けることもできる。例えば8つの方向選択キーを備え
る入力装置を2ユニット備えていれば、16の方向選択
手段それぞれに、入力する文字に対して定義された順序
・各入力キーの設定を行い、機能を使い分けることがで
きる。
【0035】図6は、本発明の入力装置の一例を示す図
であって、方向選択キーを含む入力キーと、その他の様
々な機能を備える入力キー、LEDなどの表示手段を備
えるコンピューター入力機器の外観の構成の一例を示し
ている。図6においては入力装置の図示に必要な部分の
みを示しているが、前記のように携帯電話その他の様々
な情報機器にも備えることができる。
【0036】方向選択キーは、各方向の方向選択手段ご
とに割り当てられた複数の文字からなる文字群を選択す
る方向選択手段を少なくとも含むが、その代表的な一例
は、例えば、日本語かな文字・その他の言語文字の子音
を1次的に選択する方向選択手段を少なくとも含むもの
である。すなわち、子音で特定される文字群を方向選択
手段を用いた方向の選択により選択し、次いで後述する
中央選択手段(センター・プッシュキー)やEnter
キーその他の機能キーにより、文字群の中から文字(数
字・記号等)を2次的に選択するような形態である。子
音と母音を指定して文字を選択する形態は、日本語以外
の言語でも用いることができ、例えば中国語等にも利用
できる。
【0037】一方、方向選択キーは、各方向の方向選択
手段ごとに割り当てられた複数の文字からなる文字群を
選択する方向選択手段を少なくとも含むが、その代表的
な別の一例は、例えば、英文字・その他のアルファベッ
ト文字・その他の言語の文字の内の、複数の文字から構
成される文字群を選択する方向選択手段を少なくとも含
むものである。すなわち、複数の文字からなる文字群を
方向選択手段を用いた方向の選択により1次的に選択
し、次いで後述する中央選択手段(センタープッシュキ
ー)やEnterキーその他の機能キーにより、文字群
の中から文字(数字・記号等)を2次的に選択するよう
な形態である。英語以外の言語でも用いることができ、
例えばドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア
語、ポルトガル語、ロシア語、韓国語、アラビア語等に
も利用できる。
【0038】次に、方向選択キーの各方向選択手段に割
り振られる各キーへの入力文字または機能の設定につい
て、好ましい代表的な形態の一例を用いて説明する。実
施形態として好ましい一例によれば、前記の方向選択キ
ーは、日本語かな文字の子音を1次的に選択する方向選
択手段を少なくとも含むことを特徴とする。日本語文字
の入力には、あ行、か行、さ行、た行、な行、は行、ま
行、や行、行、わ行の、50音表の各行の子音を指定
し、また「あ(a)」「い(i)」「う(u)」「え
(e)」「お(o)」の各母音を指定することにより、
入力文字を指定することができる。またこれに加えて、
撥音、促音、拗音、長音などの付随文字の指定を上記の
各行とは別に設けたり、または機能キーを用いた変換を
することにより、入力文字を指定することができる。さ
らに加えて、「。」「、」「?」「!」「カッコ()、
「」」等の記号などの指定を上記の各行とは別に設けた
り、または機能キーを用いた変換をすることにより、入
力文字を指定することができる。したがって、望ましく
は前記の方向選択キーが備える方向選択手段は、少なく
とも日本語かな文字の子音を1次的に選択する、あ行、
か行、さ行、た行、な行、は行、ま行、や行、ら行、わ
行の10以上の方向選択手段を少なくとも含む形態を採
用することができる。図6の一例によれば、日本語かな
文字の子音を1次的に選択するあ行、か行、さ行、た
行、な行、は行、ま行、や行、ら行、わ行と、「あ
(a)」「い(i)」「う(u)」「え(e)」「お
(o)」の各母音等を2次的に選択する方向選択手段の
10の方向選択手段、および撥音、促音、長音などの付
随文字を指定するためにこれらの文字群を選択する2つ
の方向選択手段との、計12の方向指定手段が含まれて
いる。さらに、「ひらがな」「カタカナ」等の入力文字
種を方向キーにより指定する方向選択手段と、「英数」
「Capsキー」といった入力文字種・入力機能を指定
する方向選択手段とが、方向キーには含まれている。
【0039】図6にも示される、方向選択手段に割り振
られる各キーへの入力文字または機能の設定の好ましい
実施形態の一例によれば、前記の方向選択キーは、日本
語かな文字の母音を2次的に選択する方向選択手段を少
なくとも含むことができる。これによれば、方向選択キ
ーを用いてあ行、か行、さ行、た行、な行、は行、ま
行、や行、ら行、わ行の、50音表の各行の子音や付随
文字の中からいずれかを1次指定し、また方向選択キー
を用いて「あ(a)」「い(i)」「う(u)」「え
(e)」「お(o)」の各母音や順番のいずれかを2次
的に選択することにより、入力文字を指定することがで
きる。例えば、図6の装置を例にとると、方向選択キー
を用いて左方向にキーを傾けて、さ行を指定し、次いで
方向選択キーを右方向に傾けて、「う(u)」を指定す
ることにより、入力文字である「す」を指定して入力す
ることができる。一方、「あ(a)」「い(i)」「う
(u)」「え(e)」「お(o)」の各母音の中からい
ずれかを指定する操作は、別個の入力キーにより行うこ
ともできる。例えば、一つの入力キーにより、そのプッ
シュをする回数などにより「あ(a)」「い(i)」
「う(u)」「え(e)」「お(o)」の各母音に切り
替えて2次的に選択可能にすることにより、指定をする
ことができる。
【0040】また別の実施形態によれば、2つの6方向
選択キー、または1つの6方向選択キーと、それが2つ
あるかのように使用できる切替スイッチを設けることな
どにより、両方の方向選択キーで、あ行、か行、さ行、
た行、な行、は行、ま行、や行、ら行、わ行の、50音
表の各行の子音や付随文字の中からいずれかを1次的に
指定し、また他方の方向選択キーで「あ(a)」「い
(i)」「う(u)」「え(e)」「お(o)」の各母
音および順番のいずれかを2次的に指定することによ
り、入力文字を指定することができる。
【0041】次に、前記の方向選択キーは、入力文字種
を選択する方向選択手段を少なくとも含むことができ
る。方向選択手段により選択される入力文字種には、ひ
らがな、カタカナ、英文字・その他の言語文字、数字の
内の少なくともいずれか複数が含まれることが望まし
い。
【0042】次に、中央選択手段、すなわち方向選択キ
ー中央の入力キーについて説明する。本発明の代表的な
実施形態によれば、前記の方向選択キーは、n箇所に対
応するn方向の方向選択手段と、n方向の中心部に備え
られる中央選択手段とを備える。中央選択キーは、入力
装置に対して特定の角度を与えず水平に力を加えること
により、すなわち入力装置の中央を押す動作をすること
により指示を与えるものである。図2から図4において
符号P1で示されるスイッチが中央選択キーである。中
央選択手段は、方向選択手段により選択し、あるいは選
択した後に決定した入力文字等に対して、選択あるいは
決定等した入力結果に対して、方向選択キーと組み合わ
せて別個の機能を動作させる信号を入力するためなどに
用いる。通常想定される代表的な形態としては、入力し
た文字決定・確定、入力した文字の変換、スペース入力
などの機能である。その他にも例えば、入力した文字の
変換は、ひらがなからカタカナへ、あるいは漢字へ、あ
るいは「や」「つ」のような通常の文字から「ゃ」
「っ」のように変換する場合、あるいは英文字の大文字
と小文字との変換、その他の変換などの機能を割り当て
ることができる。
【0043】方向選択キーの別の望ましい形態の一例
は、前記の方向選択キーが、n方向の内の、少なくとも
隣接するいずれか2方向の方向選択手段を同時に選択可
能であることにより、2方向同時選択に対して割り当て
られている新たな1方向に対応する機能または文字群の
選択が可能となる形態である。例えば8方向への方向選
択手段を備える方向選択キーを採用した場合において、
隣接する2方向の方向選択手段を同時に選択することに
より、前記の方向選択手段は16方向の選択が可能なも
のである。図7および図8において、本実施形態の方向
選択キーの代表的な一例を示している。
【0044】隣接する2方向の同時選択が不可能な方向
選択キーの場合には、例えば8方向の方向選択キー(S
1からS8)があれば、8方向の選択のみ可能である。
これを図7,図8に示すように、隣接する2方向の方向
選択キーの同時選択を可能にすれば、8方向の方向選択
手段があれば16方向の選択が可能となる。図7におい
ては、8角形の方向選択キーにおいて、S1、S5、S
6、S2、S3、S7、S8、S4の8方向の方向選択
手段が備えられている。そして、S1とS4の2方向の
方向選択手段を同時選択すれば、新たな1方向となるS
9として機能し、同様にS1とS5の2方向の方向選択
手段を同時選択すれば、新たな1方向となるS10とし
て機能し、同様にして16方向の選択が可能な形態が示
されている。図8は、S1とS3の2方向の方向選択手
段を同時選択したことにより、新たな1方向としてS2
が選択されている例を示している。
【0045】これらの組み合わせにより、図9に示すス
イッチオン・オフ状態のように、8方向の方向選択手段
と、隣接する2つの方向選択手段の同時選択により、1
6方向の選択を行うことができる。なお図9において、
角度の0°はある一つの方向を示し、以下その方向に対
して22.5℃、45°と示されている。また短絡回路
などスイッチの基板上の結線は他にも様々な構成を採用
することができるので、ここに示す形態に限定されるも
のではない。
【0046】次に、本発明の入力装置は、前記の方向選
択キーの選択状態を表示する表示手段を備えている。表
示手段は、図1に示されるように、各方向選択手段で発
生する信号を入力信号検知手段により検知して、入力キ
ーの順番と組み合わせに対応して、制御手段がそれぞれ
の入力キーに対応するLEDなどの表示手段を発光させ
る。図6においては、入力装置の左下に、各入力キーに
対応してLEDなどの表示手段が設けられている。望ま
しい形態の一例によれば、方向選択キーによりかな文字
の選択を行う方向選択手段は、一つの方向選択手段ごと
に割り当てられたかな文字の子音を1次的に選択する選
択機能を少なくとも備え、前記の方向選択キーが備える
方向選択手段または中央選択手段、または別個に備えら
れる入力キーが、かな文字の母音を2次的に選択する選
択機能を備える。これに対応して図6に一例を示すよう
な表示手段が設けられる。
【0047】図6の一例によれば、日本語かな文字の子
音を選択する、あ行、か行、さ行、た行、な行、は行、
ま行、や行、ら行、わ行の10の方向選択手段、および
撥音、促音、長音などの付随文字を指定するために、こ
れらの文字群を1次的に選択する方向選択手段と、「あ
(a)」「い(i)」「う(u)」「え(e)」「お
(o)」の各母音や順番を2次的に指定する方向選択手
段との、計12の方向指定手段が含まれている。これに
対応して、あ行の子音が選択されていることを示す表示
手段「あ行○」(○はLEDを示す。○:OFF、●:
ON)、同様にか行の子音が選択されていることを示す
表示手段「か行 ○」、さらに同様に、「さ行 ○」、
「た行○」、「な行○」、「○ は行」、「○ ま行」、
「○ や行」、「○ ら行」、「○ わ行」、の10の方
向選択手段にそれぞれ対応する表示手段が備えられてい
る。さらに、撥音、促音、長音などの付随文字を指定す
るためにこれらの文字群が選択されていることを示す表
示手段が備えられている。さらに、「あ(a)」「い
(i)」「う(u)」「え(e)」「お(o)」のいず
れかの母音や順番を指定するために、文字群が2次的に
選択されていることを示す表示手段が備えられている。
以上により、12の表示手段が、両端2列6段に備えら
れている。さらに、「あ(a)」「い(i)」「う
(u)」「え(e)」「お(o)」のいずれかの母音や
順番を2次的に指定するために文字群が選択されている
際に、これらの内のいずれの母音や順番が選択されてい
るかを示す5つの表示手段が、前記の2列の表示手段の
間に設けられている。なお表示手段の配置、数等は、適
用する言語文字や記号により様々に構成することができ
る。
【0048】本発明においては、表示手段は、文字・数
字・記号等の文字群と対応させた配列により構成され、
選択した文字・数字・記号等の配列中の選択状況が判別
可能な、LEDなどのシグナル表示による。上記に一例
を示したような表示手段の構成により、LEDなどのシ
グナル表示の配置と、文字表記とを対応させることがで
き、キーボード操作をするユーザーの便宜を図ることが
できる。ユーザーが、図6に一例を示すような、文字表
示があるLED等のシグナル表示による入力確認に習熟
をすると、LED等の点灯位置のみによる入力文字の認
識が訓練されることになる。このことから、さらに表示
手段の別の形態の例をあげれば、図10に一例を示すよ
うなシグナル表示でON、OFFの表示がされるように
すれば、入力した文字の認識や確認が可能である。LE
Dのほか、携帯電話や腕時計の小型液晶表示部などに、
図10のようなシグナル表示領域を設ければよく、シグ
ナル表示は例えば液晶画面のフォント表示(3×3文字
範囲、あるいはそれ以下の表示)などでもよいために、
小型装置への実装がさらに容易になる。
【0049】さらに、「ひらがな」「カタカナ」等の入
力文字種を方向キーにより指定する方向選択手段と、
「英数」「Capsキー」といった入力文字種・入力機
能を指定する方向選択手段とが、方向キーには含まれて
いる場合には、これらの様々な入力キーによる選択状態
を示すLEDなどの表示手段を、別途設けてもよい。
【0050】また、図6からも明らかなように、入力文
字種として英数字モードを選択した場合には、前記の方
向選択手段を含む入力キーと、これらの各入力キーに対
応する表示手段には英数字モードの入力文字が割り当て
られている。望ましい形態の一例によれば、方向選択キ
ーにより英文字の選択を行う方向選択手段は、一つの方
向選択手段ごとに割り当てられた複数の英文字を含む英
文字群を1次的に選択する選択機能を少なくとも備え、
前記の方向選択キーが備える方向選択手段または中央選
択手段、または別個に備えられる入力キーが、英文字群
の中のいずれかの英文字を2次的に選択する選択機能を
備える。これに対応して、図6に一例を示すような表示
手段が設けられる。
【0051】図6の一例によれば、一つの方向選択ごと
に割り当てられた複数の英文字を含む英文字群を選択す
る「ABCD」「EFD」「HIJK」「LMN」「O
PQR」「STU」「VW」「XYZ」の9の方向選択
手段(図6に示されるように「!」「,」「#」「$」
などのコンピューター・キーボードに記載の記号等を文
字群に含めてもよい)、および数字や記号などを指定す
るためにこれらの文字群(数字群、記号群)を選択する
方向選択手段との、計12の方向指定手段が含まれてい
る。これに対応して、「ABCD」の文字群が1次的に
選択されていることを示す表示手段「ABCD○」、同
様に「EFG」の文字群が1次的に選択されていること
を示す表示手段「EFG ○」、さらに同様に、「HI
JK ○」、「LMN ○」、「○ OPQR」、「○S
TU」、「○ VW」、「○ XYZ」・・・の表示手段
が備えられている。以上により、12の表示手段が、両
端2列6段に備えられている。さらに、「ABCD!」
の文字群(記号群)の中からいずれかの文字等を指定す
るために該当する文字群が選択されている際に、これら
の内のどの順番の文字を2次的に選択しているかを示す
表示手段として、前記の2列の表示手段の間に設けられ
ている5つの表示手段が設けられている。なお表示手段
の配置、個数等は、適用する文字言語により様々に構成
することができる。望ましい配置形態の一例としては、
英文字群の場合は、一つの方向選択手段ごとに、「AB
CD」のように4文字の英文字群と、「EFG」のよう
に3文字の英文字群と「VW」のように2文字の英文字
群とが、交互に割り当てられた形態である。アルファベ
ットの順番としては、規則的であることが、該当する入
力キーを探し当てるためには便利であるが、アルファベ
ットを題材にした歌によって、「ABCD」の4文字
と、「EFG」の3文字と、「VW」の2文字のように
歌のリズムで覚えているユーザーが多いために有用であ
る。
【0052】またこのことより、英数字やその他の言語
文字においても、図6に一例を示すような文字表示があ
るLED等のシグナル表示による入力確認に、ユーザー
が習熟すると、LED等の点灯位置のみによる入力文字
の認識が訓練されることになる。このことから、図10
のかな文字のシグナル表示と同様に、シグナル表示でO
N、OFFの表示がされるようにすれば、入力した文字
の認識や確認が可能となる。
【0053】次に、本発明の入力装置を用いた入力の操
作と処理について、日本語かな入力を例にさらに説明す
る。各入力ユニットを構成するオン・オフのキー及び表
示用LEDの定義に関しては次の通りとする。 入力キー:S(1〜12)は、当該入力装置に配置され
た方向選択手段を含むオン・オフ入力を構成するキーで
ある。 1次表示手段:LED(1〜12)は、前記の各入力キ
ーに対応して、その選択状態を示す1次LEDグループ
である。 2次表示手段:(あ段、い段、う段、え段、お段、1、
2、3、4、5)は、図6においては中央に配置されて
いる、各入力キーの選択状態を示す2次LEDグループ
である。ここで、1次キーは、最初に押すキーにより発
生するキー信号であり、1次表示手段によりその状態を
表示させる。2次キーは、例えば1次キーを押した状態
を維持したまま2番目に押すキーにより発生するキー信
号であり、表示手段(2次)によりその状態を表示させ
る。なおこれらは一例であって、入力キーへの文字や機
能の割当は様々な形態をとることができるので、2次キ
ーは、例えば1次キーを押した状態を維持し、方向選択
キーの選択されていない方向や、他の機能キーなどを押
すことにより発生するキー信号であり、2次表示手段に
よりその状態を表示させることであってもよい。
【0054】入力操作の順序と装置の動作は次の通りに
定義する。標準操作としては、下記の手順による操作と
処理を行う。 手順1. 方向選択キーを左右どちらかに倒して、1次
キーを選択して維持。このとき、1次グループとして左
右両端に備えられたLED(LRまたはLL)のうち、
対応したLEDが点灯する。例えば図11に示すよう
に、日本語かな入力において、「あ行」が方向選択キー
の方向選択手段により選択され、表示手段「あ行○」が
点灯する(「あ行 ●」。
【0055】手順2. 1次キーで選択されなかった左
右のどちらかに方向選択キーを倒して、2次キーを選択
して維持。このとき、2次グループの中央LED(L
C)のうち、対応したLEDが点灯する。例えば日本語
かな入力において、「あ行」が方向選択手段により1次
的に選択された手順1の状態(図11)で、方向選択手
段を用いて母音を2次的に選択することで、図12に示
すように、表示手段LED2次グループ(中央LED)
が点灯する。この状態で、母音の選択は、母音選択機能
が割り当てられた方向選択手段により、「a」「i」
「u」「e」「o」の中から2次的に選択する方法や、
「a」「i」「u」「e」「o」の5つの入力キーを別
個に設ける方法、その他の方法を採用することもでき
る。選択されている母音は、図12に示されるように表
示手段(2次)にその状態(文字「う」を指定した状
態)が表示されている。
【0056】手順3. 2次キーを放す:点灯中の1次
および2次LEDの維持(保留状態)。この状態で選択
状態を確認する。
【0057】手順4. 中央選択キーを押す:文字コー
ドが出力され、1次LEDおよび2次LEDが同時に点
滅・消灯。以上により、入力した文字が確定される。ま
た機能キーなどの入力キーを用いて、漢字変換などをし
てもよい。また複数の文字入力後に、機能キーなどの入
力キーを用いて、複数の文字からなる文字列の漢字変換
などをしてもよい。
【0058】入力された文字は制御手段(入出力信号制
御CPU)において、一連の入力操作によって発生する
オン・オフ情報を、コンピューターや携帯端末などの情
報機器に対応した文字コード信号に符号化して出力す
る。この符号化されたコード信号出力の原理及び方法
は、従来のコンピューター用キーボードや携帯電話のプ
ッシュキーで用いられている原理などと同様である。こ
の接続端子は従来のキーボード装置を接続する端子を使
用してもよいし、無線やUSB(ユニバーサル・シリア
ル・バス)などの汎用インターフェースを利用する方法
も考えられる。
【0059】入力信号の漢字、カタカナ、英単語等への
変換は、入力装置を接続する1情報処理装置が一般のパ
ーソナル・コンピューターの場合には、現在広く使用さ
れている「日本語変換プログラム(通称FEP:フロン
ト・エンド・プロセッサー)」で実行できる。
【0060】さらに、本発明の入力装置においては、前
記の表示手段に代えて、または前記の表示手段に加え
て、前記の方向選択キーの選択状態を音声出力する音声
出力手段を備えることもできる。図13は、前記の方向
選択キーの選択状態を音声出力する音声出力手段を備え
た実施形態の一例を示す図である。当該入力装置は、音
声発信装置との連動により、表示用LEDの代わりに図
13のようにイヤフォンなどを用いたり、スピーカーそ
の他の音声出力手段を用いて、音声出力による入力文字
の確認を行なうことができる。例えば、かな文字を入力
する場合、1次キーを押すと同時に、指定行の先頭文字
が発音され(例:あ行の「あ」、ま行の「ま」など)、
2次キーを押すと同時に指定子音に該当する文字が発声
されるように制御することで、下記実施例でのかな文字
入力を、音声を確認しながら行なうことが可能になる。
【0061】入力した文字の確認は、コンピューターに
よるディスプレイ表示や音声での読み上げ等により行
う。また、本発明の入力装置が備えられている情報機
器、または本発明の入力装置を接続する情報処理装置が
携帯電話などの場合には、対象の機種に対応した文字コ
ードを出力し、その機種に搭載されている日本語変換機
能を使用し、同様にディスプレイ表示や音声での読み上
げにより入力文字の確認を行なうことができる。
【0062】(第二の実施形態)本発明の第二の実施形
態は、請求項1〜14のいずれかに記載の入力装置が備
えられたことを特徴とする、携帯電話、PHS、その他
の通信機器、携帯情報端末、ゲーム機器、コンピュータ
ー装置、コンピューター内臓電気機器または電子機器、
その他の入力装置付き情報機器である。入力装置は情報
機器の正面の面に備えられ、前記の入力装置とは別個に
備えられる入力キーが、情報機器の右側面、左側面、上
面、下面、裏面のいずれかの面に備えられるようにする
ことができる。別個に設けられる他の入力キーは、入力
文字種選択機能、入力文字決定機能、入力文字変換機
能、かな文字の母音を2次的に選択する第二の選択機
能、英文字群の中のいずれかの英文字を2次的に選択す
る第二の選択機能、各種モード切替機能、その他の前記
の入力装置と連携する機能を備える。
【0063】(第三の実施形態)また、本発明の第三の
実施形態は、携帯電話、PHS、その他の通信機器、携
帯情報端末、ゲーム機器、コンピューター装置、コンピ
ューター内臓電気機器または電子機器、その他の情報機
器に接続するための入出力インターフェースと、請求項
1〜14のいずれかに記載の入力装置とが備えられたこ
とを特徴とする、情報機器用の外付け入力装置である。
図14は、本発明の情報機器用の外付け入力装置の基本
的な構成の一例を示すブロック図である。情報機器に接
続するための入出力インターフェースを介して、情報機
器側の入出力インターフェースに接続され、両者間での
信号伝送を行うものであり、その機能や形態は、入力装
置が情報機器に組み込まれた実施形態と同様である。ま
た情報機器のオプション部品等として、着脱可能に取り
付けられるようにしてもよい。
【0064】入力装置付き情報機器の一例としては、携
帯性と操作性を考慮した形状である、図15に一例を示
すような腕時計程度の大きさの機器本体と、その側面に
多角形の入力用スイッチを実装することが可能である。
これにより、親指と人指し指または中指の指2本で文字
入力操作が行え、かつてないほどの装置の小型化が可能
になり、各種携帯機器への搭載も容易である。また方向
キーを含む入力装置とは別個に備えられる入力キーが、
情報機器の右側面、左側面、上面、下面のいずれかの面
に備えられるようにすることができる。
【0065】携帯電話等の携帯通信端末、携帯情報端末
などに搭載した場合には、例えば図16に示されるよう
に、携帯電話のキー配列は一般的には3列×5行である
ため、本発明の入力装置のLED等の表示手段と、携帯
電話等の数字キーを複合化し、多角形などの形状からな
る方向選択キーを含む入力装置を携帯機器の側面または
前面などに配置することで、本発明の入力装置の操作方
法を流用することが可能となり、従来よりも効率の良い
文字入力が可能になる。
【0066】本発明のいずれの実施形態においても、文
字の入力方法と入力装置の実施形態として、オン・オフ
信号を発生させる入力装置は多様な形態、サイズ、用途
等のものが考えられるため、当該入力操作の定義に関す
る若干の変更、および当該入力方法を前提とした類似の
入力装置は、本発明の及ぶ範囲と理解されるべきであ
る。
【0067】
【実施例】次に、n箇所(nは任意の自然数、以下同
じ)のオン・オフ接点を持つ方向選択キーを含む入力キ
ーを1ユニットとして、入力キーが複数ユニット設けら
れた実施形態の好ましい一例について説明する。なお、
以下に示す実施形態はキー配列や表示手段の配列、組み
合わせ等を示す一例であって、この他にも様々な構成を
採用することができる
【0068】1つの入力ユニットが複数箇所(n箇所)
のキー接点を持ち、それを2ユニット1組、計n×2か
所のキー接点を持つ入力装置部(図17)またはそのキ
ー接点の配置を多角形状(n角形)に装填した入力装置
部(図18:n=6の場合の図)と、その入力装置で発
生する信号の順番と組み合わせに対応して発光する1列
がn個の表示用LEDを3列に配置した表示装置部(図
19)と、それぞれの入力ユニットにおけるオン・オフ
の検出・符号化とLEDの表示および文字コード出力を
ICチップ(=信号制御CPU、CPU:中央演算装
置)により制御・実行する入出力信号制御部、から構成
される文字入力装置(図20:n=6の場合の図)を提
供する。その装置を、入力する文字に対して定義された
順序に沿って各ユニットそれぞれを組合せて操作するこ
とで、表示用LEDに対する発光信号を発生させ、その
2ユニットのオン・オフ信号の組合せを信号制御CPU
で符号化し、かなや英数などの文字コードに変換して各
種情報処理機器へ信号出力を行なう。
【0069】各入力ユニットを構成するオン・オフキー
及び表示用LEDの定義に関しては次の通りとする。 RS(1〜n)の定義:当該入力装置の右側に配置する
入力ユニットを構成するオン・オフキー LS(1〜n)の定義:当該入力装置の左側に配置する
入力ユニットを構成するオン・オフキー LR(1〜n)の定義:当該表示装置の右側に配置する
1次LEDグループ LL(1〜n)の定義:当該表示装置の左側に配置する
1次LEDグループ LC(1〜n)の定義:当該表示装置の中央に配置する
2次LEDグループ 1次キーは、最初に押すキーにより発生するキー信号 2次キーは、1次キーを押した状態を維持したまま2番
目に押すキーにより発生するキー信号
【0070】入力操作の順序と装置の動作は次の通りに
定義する。 標準操作 手順1.1次キーを押して維持:対応したLED1次グ
ループのLED(LRまたはLL)が点灯 手順2.2次キーを押して維持:対応したLED2次グ
ループのLED(LC)が点灯し、文字コードを出力 手順3.2次キーを放す:点灯中の1次および2次LE
Dの維持(保留状態) 手順4.1次キーを放す:1次LEDおよび2次LED
が同時に点滅・消灯(文字確定)
【0071】2次キー変更操作 手順1.1次キーを押して維持:対応したLED1次グ
ループのLED(LRまたはLL)が点灯 手順2.2次キーを押して維持:対応したLED2次グ
ループのLED(LC)が点灯し、文字コードを出力 手順3.2次キーを放す:点灯中の1次および2次LE
Dの維持(保留状態) 手順4.2次キーを押して維持:対応したLED2次グ
ループのLED(LC)が点灯し、文字コードを再出力
(上書き) 手順5.2次キーを放す:点灯中の1次および2次LE
Dの維持(保留状態) 手順6.1次キーを放す:1次LEDおよび2次LED
が同時に点滅・消灯(文字確定)
【0072】例として各入力ユニットのキー数を6つと
した場合、文字信号を発生させるキー操作(1次キーを
押さえて2次キーを押す順番:「LSn→RSn」また
は「RSn→LSn」)を、各文字(T1、T2、・・・T
n)に対応したキーの組み合せとして次の通りに定義し
た場合、72種類の異なる文字を網羅することが可能で
ある。 T1:LS1→RS1、T2:LS1→RS2、T3:
LS1→RS3、T4:LS1→RS4、T5:LS1
→RS5、T6:LS1→RS6、T7:LS2→RS
1、T8:LS2→RS2、T9:LS2→RS3、T
10:LS2→RS4、T11:LS2→RS5、T1
2:LS2→RS6、T13:LS3→RS1、T1
4:LS3→RS2、T15:LS3→RS3、T1
6:LS3→RS4、T17:LS3→RS5、T1
8:LS3→RS6、T19:LS4→RS1、T2
0:LS4→RS2、T21:LS4→RS3、T2
2:LS4→RS4、T23:LS4→RS5、T2
4:LS4→RS6、T25:LS5→RS1、T2
5:LS5→RS2、T27:LS5→RS3、T2
8:LS5→RS4、T29:LS5→RS5、T3
0:LS5→RS6、T31:LS6→RS1、T3
2:LS6→RS2、T33:LS6→RS3,T3
4:LS6→RS4、T35:LS6→RS5、T3
6:LS6一RS6、T37:RS1→LS1、T3
8:RS1→LS2、T39:RS1→LS3、T4
0:RS1→LS4、T41:RS1→LS5、T4
2:RS1→LS6、T43:RS2→LS1、T4
4:RS2→LS2、T45:RS2→LS3、T4
6:RS2→LS4、T47:RS2→LS5、T4
8:RS2→LS6、T49:RS3→LS1、T5
0:RS3→LS2、T51:RS3→LS3,T5
2:RS3→LS4、T53:RS3→LS5、T5
4:RS3→LS6、T55:RS4→LS1、T5
6:RS4→LS2、T57:RS4→LS3、T5
8:RS4→LS4、T59:RS4→LS5、T6
0:RS4→LS6、T61:RS5→LS1、T6
2:RS5→LS2、T63:RS5→LS3、T6
4:RS5→LS4、T55:RS5→LS5、T6
6:RS5→LS6、T67:RS6→LS1、T6
8:RS6→LS2、T69:RS6一LS3、T7
0:RS6→LS4、T71:RS6→LS5、T7
2:RS6→LS6
【0073】同様に、各ユニットのキーの数と表示LE
D数および定義可能な文字数は、キー数:n×2ユニッ
ト、LED数:n×3列、定義可能な文字数:n×n×
2ユニットとなる。1ユニットの備える実用的なキー数
として考えられる、4キーから8キーについては以下の
通りとなる。 キー数:4×2ユニット=8、LED数:4×3列=1
2、定義可能な文字数:4×4×2ユニット=32 キー数:5×2ユニット=10、LED数:5×3列=
15、定義可能な文字数:5×5×2ユニット=50 キー数:6×2ユニット=12、LED数:6×3列=
18、定義可能な文字数:6×6×2ユニツト=72 キー数:7×2ユニット=14、LED数:7×3列=
21、定義可能な文字数:7×7×2ユニット=98 キー数:8×2ユニット=16、LED数:8×3列=
24、定義可能な文字数:8×8×2ユニット=128
【0074】入出力信号制御CPUで、一連の入力操作
によって発生するオン・オフ情報を、コンピューターや
携帯端末などの接続対象機器に対応した文字コード信号
(T1、T2、・・・)に符号化して出力する。この符
号化されたコード信号出力の原理および方法は、従来の
コンピューター用キーボードや携帯電話のプッシュキー
で用いられている原理などと同様である。この接続端子
は従来のキーボード装置を接続する端子を使用してもよ
いし、無線やUSB(ユニバーサル・シリアル・バス)
などの汎用インターフェースを利用する方法も考えられ
る。
【0075】入力信号の漢字、カタカナ、英単語等への
変換は、入力装置を接続する1情報処理装置が一般のパ
ーソナルコンピューターの場合には、現在広く使用され
ている「日本語変換プログラム(通称FEP:フロント
エンド・プロセッサー)」で実行できる。入力した文字
の確認は、コンピューターによるディスプレイ表示や音
声での読み上げ等により行う。また、接続する情報処理
装置が携帯電話などの場合には、対象の機種に対応した
文字コードを出力し、その機種に搭載されている日本語
変換機能を使用し、同様にデイスプレイ表示や音声での
読み上げにより入力文字の確認を行なう。
【0076】当該入力装置は、携帯性と操作性を考慮し
た形状である実施形態として、図15(n=6の場合の
図)のような腕時計の大きさの筐体と、その側面に多角
形の入力用スイッチを実装することが可能である。これ
により、親指と人指し指または中指の指2本で文字入力
操作が行え、かつてないほどの装置の小型化が可能にな
り、各種携帯機器への搭載も容易である。
【0077】携帯電話に搭載した場合、図21のように
携帯電話のキー配列は3列×5行であるため、当装置の
LEDと携帯電話の数字キーを複合化し、図22のよう
に5〜6角形の入力ユニットを携帯機器の前面や側面に
配置することで、当入力装置の操作方法を流用すること
が可能となり、従来よりも効率の良い文字入力が可能に
なる。
【0078】当該入力装置は、音声発信装置との連動に
より、表示用LEDの代わりに図24のようにイヤフォ
ンを用いて、音声出力による入力文字の確認を行なうこ
とが考えられる。例えば、かな文字を入力する場合、1
次キーを押すと同時に、指定行の先頭文字が発音され
(例:あ行の「あ」、ま行の「ま」など)、2次キーを
押すと同時に指定子音に該当する文字が発声されるよう
に制御することで、下記実施例でのかな文字入力を、音
声を確認しながら行なうことが可能になる。
【0079】文字信号を発生させるキー操作(1次キー
を押さえて2次キーを押す順番)の組み合わせとして、
各文字に対応したキーの組み合わせを次の通りに定義す
る。なお、RS6とLSGをShiftキーとして定義
し、使用する。 かな文字:入力ユニットに5つのキーを使用し、50音
配列表に沿って文字配列を定義する。 あ:LS1→RS1、い:LS1→RS2、う:LS1
→RS3、え:LS1→RS4、お:LS1→RS5 ぁ:LS6→LS1→RS1、ぃ:LS6→LS1→R
S2、ぅ:LS6→LS1→RS3、ぇ:LS6→LS
1→RS4、ぉ:LS6→LS1→RS5 か:LS2→RS1、き:LS2→RS2、く:LS2
→RS3、け:LS2→RS4、こ:LS2→RS5 さ:LS3→RS1、し:LS3→RS2、す:LS3
→RS3、せ:LS3→RS4、そ:LS3→RS5 た:LS4→RS1、ち:LS4→RS2、つ:LS4
→RS3、っ:LS6→LS4→RS3、て:LS4→
RS5、と:LS4→RS5 な:LS5→RS1、に:LS5→RS2、ぬ:LS5
→RS3、ね:LS5→RS5、の:LS5→RS5 は:RS1→LS1、ひ:RS1→LS2、ふ:RS1
→LS3、へ:RS1→LS4、ほ:RS1→LS5 ま:RS2→LS1、み:RS2→LS2、む:RS2
→LS3、め:RS2→LS4、も:RS2→LS5 や:RS3→LS1、ゃ:RS6→RS3→LS1、濁
点(‘):RS3→LS2、ゆ:RS3→LS3、ゅ:
RS6→RS3→LS1、半濁点:RS3→LS4、
よ:RS3→LS5、ょ:RS6→RS6→RS3→L
S5 ら:RS4→LS1、り:RS4→LS2、る:RS4
→LS3、れ:RS4→LS4、ろ:RS4→LS5 わ:RS5→LS1、を:RS6→RS5→LS1、読
点(、):RS5→LS2、ん:RS5→LS3、句点
(。):RS5→LS4、を:RS5→LS5
【0080】英数文字:入力ユニットに5つのキーを使
用し、上位4キーに対し「アルファベットの歌」の小節
区切りに沿って英字配列を定義し、残り5番目のキーに
数字を定義する。 a:LS1→RS1、b:LS1→RS2、c:LS1
→RS3、d:LS1→RS4、□:LS1→RS5 e:LS2一RS1、f:LS2→RS2、g:LS2
→RS3、□:LS2→RS4、□:LS2→RS5 h:LS3→RS1、i:LS3→RS2、j:LS3
→RS3、k:LS3→RS4、□:LS3→RS5 l:LS4→RS1、m:LS4→RS2、n:LS4
→RS3、□:LS4→RS4、□:LS4→RS5 1:LS5→RS1、2:LS5→RS2、3:LS5
→RS3、4:LS5→RS4、5:LS5→RS5 o:RS1→LS1、p:RS1→LS2、q:RS1
→LS3、r:RS1→LS4、□:RS1→LS5 s:RS2→LS1、t:RS2→LS2、u:RS2
→LS3、□:RS2→LS4、□:RS2→LS5 v:RS3→LS1、w:RS3→LS2、□:RS3
→LS3、□:RSS→LS4、□:RS3→LS5 x:RS4→LS1、y:RS4→LS2、z:RS4
→LS3,□:RS4→LS4、□:RS4→LS5 6:RS5→LS1、7:RS5→LS2、8:RS5
→LS3,9:RS5→LS4、0:RS5→LS5 □は、疑問符「?」やピリオド「.」など任意の文書記
号を意味する。
【0081】文字の入力方法と入力装置の実施形態とし
て上記の実施例を記述しているが、オン・オフ信号を発
生させる入力装置は多様な形態のものが考えられるた
め、当該入力操作の定義に関する若干の変更、および当
該入力方法を前提とした類似の入力装置は.本発明の及
ぶ範囲と理解されるべきである。一例としては、方向選
択キーを2つ設けた場合において、各方向の方向選択手
段に割り当てられるアルファベットを、各方向ごとに、
一つ目の方向選択キーにおいては「AB」「CD」「E
FG」「HI」「JK」「LMN」のように割り当て、
もう一つの方向選択キーにおいては「OP」「QR」
「STU」「VW」「XY」「Z」のように割り当てる
ことができる。また、上記のかな文字と英数文字の入力
は、接続対象機器側でモード切替を行なうためのキーを
別途設置することで、同一装置での併用が可能である。
一例としては、数字や算術記号(+−*/)等を、方向
選択手段(1次キー)+中央選択手段(センター・プッ
シュキー)に割り当て、また1次キー+Enterキー
にファンクションキー(PF1〜PF12)の機能を割
り当てるような形態を採用することができる。
【0082】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、情報機器を手に持って操作することもできるよ
う、文字を選択して入力するスイッチと、変換・確定な
どの機能を備えるスイッチとを同一の方向選択キーを用
いて実現することができる。さらに本発明によれば、入
力キーを用いて操作を行う際に、操作や、操作の結果現
在選択されている状態を表示して、キー入力をより簡易
かつ間違いの少ないものとする入力装置を提供すること
ができる。特に前記のように複数の文字入力ができ、複
数の機能を備えた入力キーにおいては、この入力キーと
連動する表示手段を実現することにより、従来にはない
入力装置およびこれを用いた情報機器を実現することが
できる。これにより、ユーザーは自分の指を動かすだけ
のスペースがあればよく、手の中に収まる大きさの入力
装置でかな、英数文字の入力が可能になる。このため、
移動中の電車の中などのスペースが取り難い状況でも、
携帯通信機器への操作・入力が行える。
【0083】前記の1次キーと2次キーによる文字入力
順序の定義は、入力手段と表示手段により、かな50音
表の子音と母音の組み合わせに対応することが可能なの
で、日本語を習得し常用している者にとって上記入力方
法は容易にマスター可能である。アルファベット入力も
同様に「アルファベットの歌」の馴染みのある小節区切
りで覚えやすい配列にグループ分けすることで、入力方
法は容易にマスター可能である。さらに入力機構の接点
数とLED数を増やすことで、より多くの文字数を持つ
各種言語に対応することも可能であり、装置の形状を使
用目的に合わせ柔軟に変更することも可能である。そし
て操作に習熟すると通常の会話レベルの速度で文字入力
も可能になるため、携帯型コンピューター等との組み合
わせにより、例えば様々な情報機器への適用や、聾唖者
のためのコミュニケーションの補助的手段の実現などに
おいても非常に有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の入力機器を備える情報機器の基本的な
構成の一例を示すブロック図である。
【図2】方向選択キーの一例を示し、n=16、すなわ
ち16箇所のオン・オフ機能を持つ方向選択キーを含む
入力キーの例を示している。
【図3】方向選択キーの別の一例を示し、n=8、すな
わち8箇所のオン・オフ機能を持つ方向選択手段を含む
入力キーの一例を示している。(OFF状態)
【図4】方向選択キーの別の一例を示し、n=8、すな
わち8箇所のオン・オフ機能を持つ方向選択手段を含む
入力キーの一例を示している。(S4が ON)
【図5】方向選択キーの構造例を示し、n=8、すなわ
ち8箇所のオン・オフ機能を持つ方向選択手段を含む入
力キーの一例を示している。
【図6】本発明の入力装置の一例を示す図であって、方
向選択キーを含む入力キーと、その他の様々な機能を備
える入力キー、LEDなどの表示手段を備える入力機器
の外観の構成の一例を示している。 (パーソナル・コンピューター等のキーボードを、本発
明の入力装置として名刺サイズ大程度に装備した実施
例)
【図7】隣接する2方向の方向選択手段を同時に選択す
ることにより、n×2方向の選択が可能な方向選択キー
の実施形態の代表的な一例を示す図である。(n=8の
例)
【図8】方向選択キーの別の一例を示し、n=8、すな
わち8箇所のオン・オフ機能を持つ方向選択手段を含む
入力キーで、隣接する2方向の方向選択手段を同時に選
択することにより、16方向の選択が可能な実施形態の
方向選択キーの代表的な一例を示す図である。
【図9】8方向の方向選択手段と、隣接する2つの方向
選択手段の同時選択により、16方向の選択を行うこと
可能な入力装置のスイッチオン・オフ状態の一例を示す
図である。
【図10】携帯電話や腕時計の小型液晶表示部などに、
シグナル表示領域を設けた一例を示す図である。(かな
文字「く」のシグナル表示例)
【図11】日本語かな入力において、「あ行」が方向選
択キーにより選択され、表示手段「あ行○」が点灯した
状態の一例を示す図である。
【図12】日本語かな入力において、「あ行」が方向選
択キーにより選択された状態で、方向選択手段を用いて
母音「あ」の選択を行い、表示手段(2次)にその選択
状態「あ段」が表示されている一例を示す図である。
【図13】方向選択キーの選択状態を音声出力する音声
出力手段を備えた実施形態の一例を示す図である。
【図14】本発明の情報機器用の外付け入力装置の基本
的な構成の一例を示すブロック図である。
【図15】腕時計程度の大きさの機器本体に本発明の入
力装置を実装した実施形態の一例を示す図である。
【図16】携帯電話等の携帯通信端末、携帯情報端末な
どに本発明の入力装置を搭載した場合において、キー配
列を表示手段と兼ねた実施形態の一例を示す図である。
【図17】 nヶ所の接点を持つ左右2つの入力ユニッ
トの一例を示す図である。
【図18】 n=6とした場合の6角形入力ユニットの
一例を示す図である。
【図19】 表示用LEDを3列に配置した表示装置部
の一例を示す図である。
【図20】 n=6とした場合の6角形入力ユニットと
各装置部の接続形態の一例を示す構成図である。
【図21】 n=6とした場合の表示LEDを携帯電話
のプッシュキーに複合化実装した一例を示す図である。
【図22】 n=6とした場合の6角形入力ユニットを
携帯電話に実装した一例(前面または側面)を示す図で
ある。
【符号の説明】
Sn キー接点部(スイッチ部) n 任意の自然数 LS 左側の入力ユニット LSn 左側の入力ユニットに配列されたスイッチ群 RS 右側の入力ユニット RSn 右側の入力ユニットに配列されたスイッチ群 LL 左側の1次表示部に配列されたLED LR 右側の1次表示部に配列されたLED LC 中央の2次表示部に配列されたLED

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報端末装置に備えられる入力装置であ
    って、n箇所(nは任意の自然数、以下同じ)のオン・
    オフ接点を持つ方向選択キーを含む入力キーと、前記の
    方向選択キーの選択状態を表示する表示手段とを少なく
    とも備え、前記の方向選択キーは、各方向の方向選択手
    段ごとに割り当てられた複数の文字からなる文字群を選
    択する方向選択手段を少なくとも含むことを特徴とす
    る、入力装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の発明において、各方向
    の方向選択手段ごとに割り当てられた複数の文字からな
    る文字群を選択する方向選択手段には、日本語かな文字
    ・その他の言語文字の子音を1次的に選択する方向選択
    手段を少なくとも含むことを特徴とする、入力装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の発明におい
    て、前記の方向選択キーは、日本語かな文字・その他の
    言語文字の母音を2次的に選択する方向選択手段を少な
    くとも含むことを特徴とする、入力装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3に記載の発明において、前
    記の方向選択キーは、入力文字種を選択する方向選択手
    段を少なくとも含むことを特徴とする、入力装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の発明において、前記の
    方向選択手段により選択される入力文字種には、ひらが
    な、カタカナ、英文字・その他の言語文字、数字の内の
    少なくともいずれか複数が含まれることを特徴とする、
    入力装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5に記載の発明において、前
    記の方向選択キーは、n箇所に対応するn方向の方向選
    択手段と、n方向の中心部に備えられる中央選択手段と
    を備えることを特徴とする、入力装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の発明において、前記の
    中央選択手段は、入力文字決定、入力文字変換、スペー
    ス入力の内の少なくともいずれかの機能を備えることを
    特徴とする、入力装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7に記載の発明において、前
    記の方向選択キーが備える方向選択手段は、少なくとも
    日本語かな文字の子音を1次的に選択する10以上の方
    向選択手段を少なくとも含むことを特徴とする、入力装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8に記載の発明において、前
    記の方向選択キーは、n方向の内の、少なくとも隣接す
    るいずれか2方向の同時選択に対し新たな1方向が割り
    当てられており、割り当てられた機能または文字群の選
    択が可能なことを特徴とする、入力装置。
  10. 【請求項10】 請求項8または9に記載の発明におい
    て、前記の方向選択手段は16方向の選択が可能なもの
    であることを特徴とする、入力装置。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10に記載の発明におい
    て、前記の方向選択キーが複数設けられていることを特
    徴とする、入力装置。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11に記載の発明におい
    て、前記の方向選択キーの選択状態を表示する表示手段
    は、文字・数字・記号等の文字群と対応させた配列によ
    り構成され、選択した文字・数字・記号等の配列中の選
    択状況が判別可能な、LEDなどのシグナル表示による
    ものであることを特徴とする、入力装置。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12に記載の発明におい
    て、前記の表示手段に代えて、または前記の表示手段に
    加えて、前記の方向選択キーの選択状態を音声出力する
    音声出力手段が備えられたことを特徴とする、入力装
    置。
  14. 【請求項14】 請求項1〜13に記載の発明におい
    て、前記の方向選択キーによりかな文字・その他の言語
    文字の選択を行う方向選択手段は、一つの方向選択手段
    ごとに割り当てられたかな文字・その他の言語文字の子
    音を1次的に選択する選択機能を少なくとも備え、前記
    の方向選択キーが備える方向選択手段または中央選択手
    段、または別個に備えられる入力キーが、かな文字・そ
    の他の言語文字の母音を2次的に選択する選択機能を備
    えることを特徴とする、入力装置。
  15. 【請求項15】 請求項1〜14に記載の発明におい
    て、前記の方向選択キーにより英文字・その他の言語文
    字の選択を行う方向選択手段は、一つの方向選択手段ご
    とに割り当てられた複数の英文字・その他の言語文字を
    含む文字群を1次選択する選択機能を少なくとも備え、
    前記の方向選択キーが備える方向選択手段または中央選
    択手段、または別個に備えられる入力キーが、文字群の
    中のいずれかの文字を2次選択する選択機能を備えるこ
    とを特徴とする、入力装置。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の発明において、前
    記の文字群は、一つの方向選択手段ごとに、「ABC
    D」のように4文字の英文字群と、「EFG」のように
    3文字の英文字群と、「VW」のように2文字の英文字
    群とが交互に割り当てられたことを特徴とする、入力装
    置。
  17. 【請求項17】 請求項1〜16のいずれかに記載の入
    力装置が備えられたことを特徴とする、携帯電話、PH
    S、その他の通信機器、携帯情報端末、ゲーム機器、コ
    ンピューター装置、コンピューター内蔵電気機器または
    電子機器、その他の入力装置付き情報機器。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の発明において、前
    記の入力装置は情報機器の正面の面に備えられ、前記の
    入力装置とは別個に備えられる入力キーが、情報機器の
    右側面、左側面、上面、仮面、裏面のいずれかの面に備
    えられ、入力文字種選択機能、入力文字決定機能、入力
    文字変換機能、かな文字・その他の言語文字の母音や順
    番を2次的に選択する第一の選択機能、英文字・その他
    の文字群の中のいずれかの文字を2次的に選択する第二
    の選択機能、各種モード切替機能、各入力キーの組み合
    わせ操作、その他の前記の入力装置と連携する機能を備
    えたことを特徴とする、入力装置付き情報機器。
  19. 【請求項19】 携帯電話、PHS、その他の通信機
    器、携帯情報端末、ゲーム機器、コンピューター装置、
    コンピューター内臓電気機器または電子機器、その他の
    情報機器に接続するための入出力インターフェースと、
    請求項1〜16のいずれかに記載の入力装置とが備えら
    れたことを特徴とする、情報機器用の外付け入力装置。
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