JP2001100897A - 文字出力可能な入力−出力変換システムおよびシステムをコンピュータで動作させるためのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

文字出力可能な入力−出力変換システムおよびシステムをコンピュータで動作させるためのプログラムを記録した記録媒体

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JP2001100897A
JP2001100897A JP31578699A JP31578699A JP2001100897A JP 2001100897 A JP2001100897 A JP 2001100897A JP 31578699 A JP31578699 A JP 31578699A JP 31578699 A JP31578699 A JP 31578699A JP 2001100897 A JP2001100897 A JP 2001100897A
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kana
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Koji Kobayashi
弘二 小林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ジョイスティック、ジョイパッド、十字キー、
トラックボール、マウス、アナログスティック等の、方
向を入力することができる方向入力部を有する入力装置
を用いながら、以下の条件を満たす入力−出力変換シス
テムを作成することを目的とする。 ・使用者が入力操作を覚えやすい。 ・入力装置を操作しながら入力文字を検索することが可
能。 ・出力するための入力方法を段階的に習得可能。 ・習得時に効率良く入力を行うことが可能。 【構成】方向入力が可能な方向入力部を有する入力装置
と、入力装置からの入力を処理する入力−出力変換シス
テムからなり、入力−出力変換システムは、入力に対応
した出力を出力先システムに出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理システ
ム、およびシステムをコンピュータで動作させるための
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能記録媒
体に関し、特に、システム使用者が入力装置を操作する
ことによって入力を行い、その入力を文字を含む出力に
変換し、出力先システムに対して出力を行う文字出力可
能な入力−出力変換システム、および前記文字出力可能
な入力−出力変換システムをコンピュータシステムで動
作させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、コンピュータ、携帯電話、ゲーム
機などのあらゆる装置あるいはシステム(以下、コンピ
ュータシステムと呼ぶ)は、そのコンピュータシステム
の使用者(以下、単に使用者とする)が文字を入力する
ための機能を備えている。そして、使用者がコンピュー
タシステムに対して文字を入力する際、キーボード、ジ
ョイスティック入力装置、ジョイパッド入力装置等、さ
まざまな入力装置が用いられる。入力装置は、ボタン、
ジョイスティック、マイクといった、使用者が行った操
作に応じて、自分自身の状態を変化させる部分(以下、
入力部と呼ぶ)を有する。入力装置は、入力部に生じた
状態変化を受け、システムに通知を行う。
【0003】特に、入力部への入力の有無だけではな
く、方向も同時に識別することができる入力部(この入
力部のことを方向入力部と呼ぶ)を用いた入力装置は、
入力義置を小型にしながらも、複雑な入力を行うことが
できるため、さまざまなコンピュータシステムで用いら
れている。方向入力部は、1つあるいは複数の入力部を
まとめて1つの入力部とすることにより、複数の入力操
作を可能とし、その結果、方向の入力が可能になってい
る。入力部は、使用者の手の大きさという物理的な制約
によりあまり小さくすることはできないが、方向入力部
はその大きさの中に多くの機能を詰め込むことができる
ので、結果的に小型化が可能である。
【0004】例えば、複数のボタンをまとめたジョイス
ティックやジョイパッド、複数のロータリーエンコーダ
をまとめたマウスやトラックボールやアナログスティッ
ク、感圧マット(微細な複数のボタンがまとまったもの
と考えられる)を用いたタッチパッド等が挙げられる。
なお、ここで挙げた例のうち、マウスやトラックボー
ル、アナログジョイスティック、タッチパッドは、方向
だけではなく、入力の程度がどの程度大きいかを入力す
ることができる。例えば、マウスやトラックボールなら
ば内臓のボールが回転する角度、アナログジョイスティ
ックならば傾ける程度、タッチパネルならば最初にパネ
ルにふれた位置からどれだけ移動するかによって、入力
の程度を入力することができる。しかし、方向入力部と
してみた場合、入力の方向だけに注目し、入力の程度に
ついては考慮しない。
【0005】また、上記の例の様な、2次元の方向を入
力する方向入力部以外に、3次元の方向入力が可能なジ
ャイロ式入力装置や、1次元の方向しか入力することの
できないダイヤルの様な方向入力部も存在する。1次
元、2次元の方向入力を行う方向入力部の場合、可能な
すべての入力を一連の動作で行うのが容易である。つま
り、方向入力部のそれぞれの入力に機能を割りつけた場
合、2次元の方向入力部の場合、入力する方向を一回転
させることにより、1次元の方向入力部の場合は2通り
の入力を行うことによって、すべての入力を行うことが
できる。そのため、方向入力部にすべての入力を行い、
入力と関連づけられた出力−通り見ることにより、割り
つけられた機能を検索する事が容易である。
【0006】しかし、現在行われている方向入力部を用
いた文字入力方法は、入力効率で劣っていたり、扱いの
容易さの点で劣っていたりする。
【0007】方向入力部を用いた入力方法で、主に用い
られている方法に以下のようなものがある。
【0008】まず1つめにあげる例は、下記のようなも
のである。画面表示部には、文字一覧表および現在選択
中の文字を示すカーソルが表示されている。方向入力部
に方向を入力することにより現在選択中の文字を示すカ
ーソルが移動し、入力したい文字のところにカーソルが
移動したときに、入力文字を決定するのに用いるボタン
を押すことにより、入力文字を確定する。
【0009】この場合、画面表示部に入力することがで
きる文字の一覧が表示される場合と、現在選択中の文字
のみ表示される場合の2通り存在する。
【0010】画面表示部に文字の一覧が表示される場
合、すでに表示されている文字の中から力したい文字を
方向入力部にて選択するため、入力は容易に行うことが
できる。しかし、カーソルを移動させることによって入
力する文字を選択するため、前の入力内容によって次の
入力方法が変化する。そのため、必ず画面表示部の内容
を判断し、文字を入力する必要があるため、熟練による
入力の効率化は困難である。
【0011】また、仮名や数字、記号、アルファベット
が入力可能な場合があるが、このような場合、特定のボ
タンによって入力する文字が属するグループを切り替え
るため、仮名や数字、記号、アルファベット等が入り交
じっている文章を入力するときは効率が落ちる。
【0012】また、ボタンによって入力する文字が属す
るグループを切り替えずに、画面にすべて表示する入力
方法もあるが、この場合、画面に表示しなければならな
い文字が増え、また、同時に文字を選択するために入力
しなければならない入力の量が増え、効率が落ちる。
【0013】逆に、画面に現在選択中の文字しか表示さ
れない場合、画面に選択可能な文字一覧が表示されない
ため、一覧が表示されるものよりも操作は難しくなる。
【0014】また、画面に文字の一覧が表示される、さ
れないにかかわらず、上記の入力方法の場合、直前に入
力した文字によって次に入力する文字にカーソルを移動
させるのに必要な操作が異なってくるため、入力操作を
記憶することによって入力効率を高めることが難しい。
【0015】2つめは、特許出願番号昭57−1083
2内の一例の様に、ジョイスティックにフルキー出力コ
ードを出力する機能を設け、ジョイスティックを傾ける
事により、アルファベット記号等の文字を出力をする場
合である。
【0016】しかし、この場合ジョイスティックを傾け
ることによる入力が、フルキー出力コードに変換されて
出力されるので、扱う文字が増えるごとに、わずかな傾
け方の違いにより誤った文字が入力されるため、操作が
困難になる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】方向入力部を用いた文
字入力方法は、文字一覧から文字を選択する方法があ
る。また、この場合、文字一覧が画面に表示される場合
と、表示されずに選択文字のみ表示される場合の2通り
が存在する。この操作方法は、出力したい文字を特定す
るための入力方法は、その文字を入力する前の文字の種
類や、あるいは画面情報に大きく依存し、画面からのフ
ィードバック無しに操作できる方法は少ない。またこの
入力方法は、文字を入力するために必要な操作が概して
多くなるため、前項の理由と合わせ、効率的な入力を行
うことができない。
【0018】また、画面からのフィードバックなしで操
作できる入力装置は、特許出願番号昭57−10832
内の一例の様に、単純にジョイスティック出力をキーボ
ード出力に変換しているだけなので、操作性は非常に悪
い。
【0019】また、今までの方向入力部を用いた文字入
力方法は、1次元、2次元の方向を入力する方向入力部
の、一連の操作によってすべての入力を一通り入力する
ことができるという特性を生かした入力装置は存在しな
い。
【0020】そこで本発明では、入力部として方向入力
部を有する入力−出力変換システムにおいて、使用者が
入力と出力の対応関係が覚えやすく、なおかつ入力効率
の高い入力−出力変換システムを作成することを目的と
する。
【0021】また本発明では、入力部として方向入力部
を有する入力−出力変換システムにおいて、出力するた
めの入力方法を段階的に習得でき、さらに習得時に効率
良く入力を行うことができる入力−出力変換システムを
作成することを目的とする。
【0022】更に本発明では、入力部として方向入力部
を有する入力−出力変換システムにおいて、入力装置を
操作しながら入力文字を検索することが可能で、なおか
つ入力効率の高い入力−出力変換システムを作成するこ
とを目的とする。
【0023】その結果、入力部として方向入力部を有す
る入力−出力変換システムにおいて、入力方法を習得す
ることを容易とし、実際に使いながら文字入力を習得す
ることができ、なおかつ文字入の効率を高めることがで
きる入力−出力変換システムを作成することを目的とす
る。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明における文字出力可能な入力−出力システム
は、文字等の出力を確定するための入力の組み合わせを
入力グループに属するようにする。同様に、入力によっ
て確定された出力を出力グループに属するようにする。
さらに、それらの入力グループあるいは出力グループ同
士を結びつけて新しい入力グループあるいは出力グルー
プとし、入力グループあるいは出力グループを階層的な
ものにする事とした。
【0025】その結果、使用者はまず、いくつもの入
力、出力グループを内包した入力、出力グループ(以
下、この入力、出力グループのことを、それが内包する
入力、出力グループに対し、上位入力、出力グループと
呼ぶ)の対応関係を記憶し、このことを手がかりに入力
を行うことができる。上位出力、入力グループは、入
力、出力その物よりも、数が少なくすることができるの
で、入力グループと出力グループの対応関係を記憶する
のは、すべての入力と出力の関係を記憶するよりも容易
である。そして、上位出力、入力グループの対応関係を
記憶したら、次に上位出力、入力グループが内包する出
力、入力グループ(以下、この出力、入力グループのこ
とを、上位出力、入力グループに対して下位出力、入力
グループと呼ぶ)の対応関係を記憶することにより、こ
のことを手がかりに入力を効率化することができる。さ
らに、下位出力、入力グループは、上位出力、入力グル
ープを手がかりに検索することができる。
【0026】なお、本発明に用いられる方向入力部はジ
ョイスティック、ジョイパッド、十字キー、トラックボ
ール、マウス、アナログスティックのいずれか、あるい
は他の方向入力部であってもかまわない。
【0027】また、上記課題を解決するために、上記解
決法に加え、入力、出力グループに属する入力、出力
は、それぞれ入力、出力グループが有する条件を満たす
必要がある場合もあるものとした。
【0028】その結果、使用者は、それぞれの入力グル
ープ、あるいは出力グループを、それぞれに定められた
条件によって記憶することができるので、入力グルー
プ、出力グループを記憶、検索するのが容易になる。ま
た、特定の入力、出力グループに属する他の入力、出力
を手がかりに、目的の出力を行うための入力を記憶、検
索するのが容易になる。
【0029】更に本発明では、上記解決法に加え、それ
ぞれの入力グループに定められた条件が、方向入力部に
関連づけられた下記のような条件であることがあるもの
とした。 ・入力を行うときに最初に操作される入力部 ・入力を行うときに操作される入力部の組み合わせ ・入力を行うときに操作される方向入力部、あるいは方
向入力部が操作されないこと
【0030】その結果、入力部として独立性の高い方向
入力部に入力グループが割り当てられるので、入力グル
ープと対応関係にある出力グループを覚えやすくなり、
入力方法の習得を容易にすることができる。
【0031】更に本発明では、上記解決法に加え、出力
グループに設けられた条件が、アルファベット、数字、
仮名、常用仮名、片仮名、平仮名、母音文字、子音文
字、あ行文字、か行文字、さ行文字、た行文字、な行文
字、は行文字、ま行文字、や行文字、ら行文字、わ行文
字、あ段文字、い段文字、う段文字、え段文字、お段文
字、清音、濁音、半濁音、拗音、促音、記号、句読点、
カンマ、ピリオドなどであることであることがある。
【0032】その結果、使用者は普段使いなれている文
字分類を対応づけることができ、出力グループの記憶、
分類が容易になる。
【0033】更に本発明では、上記解決法に加え、出力
される出力が定められていない入力については、入力に
よって確定される出力の代わりに、入力が属する入力グ
ループと対応関係にある出力グループが有する条件、あ
るいは条件を特徴づける出力を出力することがある。
【0034】その結果、使用者は入力の途中で表示され
る出力を確認することにより、入力が間違えていないか
を確認しながら入力を行うことができる。間違えていた
場合は、直ちに入力を訂正、あるいは取り消すことによ
り、その後の無駄な操作を減らすことができる。
【0035】また本発明では、上記問題を解決するため
に、入力装置が、入力を行う前の状態、つまりある出力
を行うための入力を始める前の状態、あるいは入力装置
に何も入力されていない状態になった場合、出力を確定
することがある。
【0036】その結果、使用者は、入力し始めの状態、
あるいは何も入力していない状態にすれば入力が終了す
るので、入力の仕切り直しが容易になる。つまり、現在
何を入力しているのか解らない状態になったとしても、
入力しはじめの状態にする、あるいは入力をやめること
によって、とりあえず出力が確定され、始めから入力を
やり直すことができる。その結果、試行錯誤による入力
操作の習得が容易になる。
【0037】また本発明では、上記問題を解決するため
に、一部の入力については、出力される出力が存在して
も確定される出力が存在しない、あるいは出力された出
力が確定した際にその出力が無視あるいは削除されるこ
とがある。
【0038】その結果、確定される出力が存在しない出
力、あるいは出力が確定した際に削除あるいは無視され
る出力に、その出力を出力するための入力が有する特
徴、あるいは入力が属する入力グループと対応関係のあ
る出力グループの特徴、あるいは入力を続けるためのヒ
ント、あるいは入力を続けた場合出力される可能性のあ
る出力とそのために必要な入力に関するヒント等を設定
することにより、入力の途中で手がかりとして出力され
るが、その出力がそのまま出力として確定されることの
ない出力を設定することができる。
【0039】また本発明では、上記問題を解決するため
に、方向入力部からの入力が連続した場合、連続した入
力のうち、前の方向入力部からの入力を無視、あるいは
削除するとした。
【0040】1次元、2次元の方向入力部は、方向入力
部に入力可能な入力を、一連の入力動作にて入力するこ
とが容易である。そこで、方向入力部のみの入力の場
合、入力に関する手がかりを、出力先システムにて、使
用者に識別可能なようにすれば、ある出力を行うための
入力を検索するのが容易になる。なお、識別可能なよう
にする方法は、画面に表示する、音を発生する等が考え
られる。
【0041】また本発明では、上記問題を解決するため
に、入力装置が複数の方向入力部を有し、なおかつ入力
の際に用いる方向入力部によって出力される文字の一
部、あるいは全てが異なることがある。
【0042】その結果、複数の方向入力部に別々の出力
を割り当て、出力を切り替えることなく扱える出力が増
えるので、効率的に入力を行うことができる。
【0043】更に本発明では、上記の複数の方向入力部
を有し、なおかつ入力の際に用いる方向入力部によって
出力される文字の一部、あるいは全てが異なる入力−出
力変換システムにおいて、それぞれの方向入力部ごと
に、その方向入力部を用いて入力を行った際に出力され
る文字が、下記の分類のいずれか1つであると定められ
ていることがある。仮名、句読点、アルファベット、数
字、記号、仮名と句読点、仮名とアルファベット、仮名
と数字、仮名と記号、句読点とアルファベット、句読点
と数字、句読点と記号、アルファベットと数字、アルフ
ァベットと記号、数字と記号、仮名と句読点とアルファ
ベット、仮名と句読点と数字、仮名と句読点と記号、仮
名とアルファベットと数字、仮名とアルファベットと記
号、仮名と数字と記号、句読点とアルファベットと数
字、句読点とアルファベットと記号、句読点と数字と記
号、アルファベットと数字と記号仮名と句読点とアルフ
ァベットと数字、仮名と句読点とアルファベットと記
号、仮名と句読点と数字と記号、仮名とアルファベット
と数字と記号、句読点とアルファベットと数字と記号。
【0044】この結果、入力に用いる方向入力部によっ
て出力される文字が異なるので、少ない入力によって、
多くの種類の出力を出力することができる。また、入力
に用いる方向入力部と出力の種類が対応関係にあるの
で、出力と方向入力部を対応づけて、記憶することがで
き、入力方法を習得するのが容易になる。
【0045】また本発明では、上記問題を解決するため
に、入力として入力部からの一連の入力を用い、なおか
つ、一連の入力が確定された場合、その確定される要因
となった、一連の入力の最後の入力を、次の出力を確定
するための一連の入力の最初の入力とすることがある。
【0046】その結果、入力を確定する動作無しに、た
だちに次の入力を続けることができるため、効率良く入
力を行うことができる。
【0047】また本発明では、それぞれの入力、出力、
入力グループ、出力グループが変更可能であるので、そ
れぞれの利用状況に応じて片仮名、平仮名、アルファベ
ット数字、大文字、小文字等、を変更することができ
る。
【0048】また、本発明では、上記問題を解決する、
本発明によるシステムをコンピュータシステムに搭載す
ることにより、コンピュータシステムにおける上記問題
を解決した。
【0049】また本発明では、上記問題を解決するシス
テムをコンピュータシステムで動作させるプログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体とするこ
とよって、現在駆動中のコンピュータシステムや、まだ
本発明によるシステムを搭載していないシステムにおい
ても、上記問題を解決できるようにした。
【0050】 本発明は、入力およびそれに対応する出
力が、それぞれ入力同士、出力同士でグループを形成
し、入力グループと出力グループで対応関係を有するこ
とが従来の技術と異なる点である。
【0051】また、本発明は、下記点において、従来技
術と異なっている。 ・入力装置が入力部として方向入力部を有する。 ・入力あるいは出力が、それぞれの入力グループ、出力
グループに属するには、それぞれの入力グループ、出力
グループに定められた条件を満たす必要がある。 ・出力される出力が定められていない入力については、
入力によって確定される出力の代わりに、入力が属する
入力グループと対応関係にある出力グループが有する条
件、あるいは条件を特徴づける出力を出力する。 ・入力装置からの入力を出力に変換する文字出力可能な
入力−出力変換システムにおいて、入力装置が、入力を
行う前の初期状態の場合、あるいは入力装置に何も入力
されていない場合、出力を確定する。 ・一部の入力については、出力される出力が存在しても
確定される出力が存在しない、あるいは出力が確定した
際に、その出力が無視あるいは削除される。 ・入力装置は複数の方向入力部を有し、入力の際に用い
る方向入力部によって出力される文字の一部、あるいは
全てが異なる。 ・入力装置は複数の方向入力部を有し、入力装置からの
一連の入力が、ある新しい入力によって確定した場合、
まず出力が終了したことを出力し、次に、その新しい入
力を次の一連の入力の始めとする。
【0052】この結果、本発明による入力−出力変換シ
ステムは、使用者が入力と出力の対応関係が覚えやす
く、なおかつ入力効率の高いシステムとなった。また、
この結果、本発明による入力−出力変換システムは、出
力するための入力方法を段階的に習得でき、なおかつ習
得時に効率良く入力を行うことが可能なシステムとなっ
た。
【0053】さらにこの結果、本発明による入力−出力
変換システムは、入力装置を操作しながら入力文字を検
索することが可能で、なおかつ入力効率の高い入力−出
力変換システムとなった。
【0054】この結果、本発明による入力−出力変換シ
ステムは、入力方法を習得することを容易とし、実際に
使いながら文字入力を習得することができ、なおかつ文
字入の効率を高めることができるシステムとなった。
【0055】
【発明の実施の形態】図2は、本発明による、文字出力
可能な入力−出力変換システムの一形態の例を示す概要
図である。本例では、入力−出力変換システム202
は、入出力対応記録部221と、入出力処理手段222
を有し、入出力処理手段は、入力装置201からの入力
211と入出力対応記録部に記録された入力を比較し、
一致する入力と対応して記録されている出力を出力21
2として出力先システム203に出力する。
【0056】図3は、本例における入力装置201の概
要を示すものである。本例では、入力装置201とし
て、入力装置301を使用する。この例では、入力部と
して、方向入力部310と、ボタン入力部320を有す
る。さらに、方向入力部310は、アナログパッド31
1、十字キー312によって構成される。アナログパッ
ド311は、少なくとも50以上の方向入力を判別する
能力を持ち、十字キー312もまた、8方向の方向入力
を判別する能力を持つものとする。ボタン入力部320
はボタン321、ボタン322、ボタン323、ボタン
324、ボタン325、ボタン326、ボタン327に
よって構成される。これらボタン入力部は、入力部のo
n、offを判別するものとする。
【0057】図4は、本例における入力211の組み合
わせの一部である。本例では、方向入力部を押しながら
ボタンを押すか、ボタンのみを押すことによって出力が
特定されるとする。方向入力部のみの入力に対応する出
力は、本例では存在しない。
【0058】出力212を確定するために必要な入力2
11の組み合わせは、それぞれ入力グループを形成して
いる。たとえば、十字キー312を上に入力しボタン3
21を押す動作によって行われる入力401、十字キー
312を上に入力しボタン322を押す動作によって行
われる入力402、十字キー312を上に入力しボタン
323を押す動作によって行われる入力403、は、十
字キー312を上に押すという特徴によってグループ化
され、入力グループ411を形成する。また、十字キー
312を右上に押すという特徴によってグループ化され
た入力グループ412と入力グループ411もまた、十
字キー312を操作するという特徴によってグループ化
され、入力グループ421を形成する。
【0059】入力が属する入力グループは1つだけでは
ない。入力401はボタン321を押すという特徴を有
するため、同じようにボタン321を押すという特徴を
有する入力431とグループ化され、入力グループ44
1を形成する事ができる。
【0060】また、入力が、特定の入力グループをグル
ープ化する際に特徴づけられた特徴を有するからといっ
て、必ずそのグループに属さなければいけないというわ
けではない。たとえば、ボタン321とボタン322を
押すという入力451は、入力グループ441と、ボタ
ン322を押すという特徴によってグループ化された入
力グループ442に属するための特徴を有する。しか
し、入力451は十字キーを用いないことによって特徴
づけられた入力グループ461を形成するのみで、入力
グループ441,および入力グループ442には属さな
い。
【0061】また、入力グループに属する入力が1組し
か存在しない入力グループも存在できるものとする。た
とえば、ボタン332を押すということによって特徴づ
けられている入力グループ481が存在するが、入力グ
ループ481に属する入力が入力471しか存在しない
場合、入力グループ481に属する入力は1組だけであ
る。
【0062】図5は、本例における出力212の属する
出力の一部である。本例では、入力211によって確定
された出力は、それぞれ出力グループを形成している。
たとえば、仮名文字の”か”を表す出力501、仮名文
字の”き”を表す出力502、仮名文字の”く”を表す
出力503、は、仮名文字50音表のか行に属するとい
う特徴によってグループ化され、出力グループ511を
形成する。また、仮名文字50音表のさ行に属するとい
う特徴によってグループ化された出力グループ512と
出力511もまた、仮名文字であるという特徴によって
グループ化され、出力グループ521を形成する。
【0063】出力が属する出力グループは1つだけでは
ない。出力501は、同時に仮名文字50音表のあ段に
属するという特徴を持つ。そのため、同じように仮名文
字50音表のあ段に属するという特徴を有する出力53
1とグループ化され、出力グループ541を形成する。
【0064】また、出力が、特定の出力グループをグル
ープ化する際に特徴づけられた特徴を有するからといっ
て、必ずそのグループに属さなければいけないというわ
けではない。たとえば、仮名文字の”ゐ”を表す出力5
51は、出力グループ521に属するための特徴を有す
るが、出力551は、記号および旧かなであることによ
って特徴づけられた出力グループ561を形成するのみ
で、出力グループ521には属さない。
【0065】また、出力グループに属する出力が1組し
か存在しない出力グループも存在できるものとする。た
とえば、文字入力を終了するということによって特徴づ
けられている出力グループ581が存在するが、入力グ
ループ581に属する入力が入力571しか存在しない
場合、入力グループ581に属する入力は1組だけであ
る。
【0066】また、同じ文字を出力する出力が複数あっ
てもよいものとする。例えば、出力552と出力571
は、両方とも句点を表す”。”であるが、出力552は
記号および旧かなグループ561に、出力571は仮名
グループ521に属し、なおかつそれぞれの出力に対応
する入力も異なる。
【0067】また、これら入力と出力は対応関係にあ
り、使用者によって入力が行われると、入力に対応した
出力が出力先システムに出力される。たとえば、入力4
01は、出力501に対応するため、十字キー312を
上に入力しボタン321を押すと、か行あ段の”か”が
出力される。
【0068】さらに、これら入力と出力が属する入力グ
ループと出力グループもまた対応関係を有する。例え
ば、入力401の属する十字キー312を上に入力する
という特徴を有する入力グループ411は、出力501
の属する、か行の文字であることを特徴とする出力グル
ープ511と対応関係にある。また、入力グループ41
1に属する入力は、それぞれ出力グループ511に属す
る出力と対応関係にある。
【0069】この結果、出力501に対応する入力40
1を調べるには、出力501の属する出力グループ51
1と対応関係にある入力グループ411に属することを
手がかりにすることができる。また、出力501と同じ
出力グループ511に属する出力502に対応する入力
402を記憶していれば、入力402と同様の入力方法
という点を手がかりにすることができる。また、出力5
01は、あ段の文字であるという特徴を有する出力グル
ープ541に属しており、また、入力401もまたボタ
ン321を押すという特徴を有する入力グループ441
に属しており、さらに、出力グループ541と入力グル
ープ441が対応関係にあるとすれば、この点も手がか
りにすることができる。
【0070】すなわち、一つの入力と出力の対応関係に
おいて、1つ以上の関連情報が存在し、その結果、出力
に対応する入力を調べる事が容易になり、なおかつ記憶
するのが容易になる。
【0071】なお、本例では方向入力部をジョイパッド
としたが、他の方向入力部であっても本質的に違いはな
い。
【0072】また、更に本例では、十字キー312のみ
による入力に対応する出力が存在しないものとする。こ
こで、十字キー312のみを入力し、ボタンを押さな買
った場合、十字キーの特定方向を入力するという特徴を
有する入力グループと対応関係にある出力グループの特
徴を表す出力が行われるものとする。例えば、十字キー
312を上に入力するという特徴を有する入力グループ
411と対応関係にある出力グループ511の特徴は、
か行に属するということである。従って、十字キー31
2を上に入力するのみを行った場合、その特徴を端的に
表す”か行”という記号が画面上に表示される。
【0073】また、十字キー312のみの入力に対応し
た出力は存在しないため、十字キー312を上に入力し
た後に入力を確定したとしても、”か行”という記号が
出力として確定されることはない。
【0074】ただし、”か行”という記号の代わりに”
k”、”か”といった記号が表示されたとしても本質的
には何も違いはない。
【0075】また、上記例は、特定の入力に対応する出
力について、一度出力された出力が、入力が確定した際
に削除されるとしても良い。
【0076】その結果、十字キーに入力する方向を1回
転させるように入力することにより、方向キーに関連づ
けられた入力に対応する出力の特徴を一通り見ることが
できる。
【0077】また、本例では、十字キーやボタンへの入
力が行われていない場合、出力を確定するものとする。
【0078】この結果、入力をやり直ししたい時は途中
で入力を止めればよい。
【0079】また、本例では、十字キー312を用い
て、仮名子音文字を入力するが、もう一つの方向入力部
であるアナログパッド311を用いてアルファベットと
数字、記号の入力が可能であるものとする。 すなわ
ち、アナログパッド311で入力することが可能な7.
2度の角度範囲ごとに、アルファベット、数字、記号の
それぞれ1つづつを割り当ててある。アナログパッド3
12に入力があり、なおかつボタン321が押されたら
アナログパッド311の入力された方向に対応したアル
ファベット、数字、記号が出力される。
【0080】この結果、仮名、記号とアルファベット、
数字、記号を、同一の入力装置にて入力することができ
る。また、入力を切り替える際、仮名、アルファベッ
ト、数字、記号と切り替えずに、使用する方向入力部を
変えることによって対応できるため、仮名、数字、アル
ファベット等が入れ混じった言葉を入力する際、効率的
に行うことができる。なお、方向入力部を用いずに行う
入力として、母音文字、句読点、旧仮名文字(ゐ、ゑ
等)がある。
【0081】また、本例では、入力装置からの新しい入
力によって出力が確定した場合、まず、出力を確定さ
せ、次に、その新しい入力を次の一連の入力の始めとす
る。
【0082】つまり、アナログパッド311あるいは十
字キー312と、ボタン320に入力を行うことによっ
て、入力に対応する出力が特定されるが、十字キーやボ
タンへの入力が行われていない状態を通らずに、続けて
次の入力を行った場合、その特定された出力が確定さ
れ、続けて行われた次の入力がそのまま次の出力を特定
するための入力として用いられる。
【0083】この結果、出力を確定するという動作がそ
のまま次の入力を行うことになるので、効率的な入力を
行うことができる。
【0084】また、別の例として、方向入力部としてマ
ウスを用いた入力−出力変換システムを挙げる。入力装
置として用いるマウスは2ボタンマウスとする。また、
本例では、仮名、アルファベット、数字、記号が出力可
能であるとする。
【0085】図6は、本発明による入力−出力変換シス
テムによって、出力手段である画面に表示される入力画
面の初期状態である。入力画面は、円状の形状をしてお
り、扇上の領域ごとに出力グループを特徴づける記号が
記されている。本例では、50音の各行およびわ行と”
ん”をまとめた”わ行、ん”、アルファベットを表す”
abc..”、数字を表す”012..”、および記号
が表示されている。また、同時に、現在マウスによって
入力された入力に対応する出力グループの特徴を表す記
号の属する領域を灰色にて示している。図6では、マウ
スによる入力で、あ行が選択されている。
【0086】本例では、方向入力部による入力を組み合
わせて行う入力に対応する出力は存在しないものとし、
方向入力部による入力とマウスの左クリックによって入
力が行われるものとする。つまり、あ行を選択した状態
で、マウスを左クリックすることなしにマウスを動か
し、入力方向を変更した場合、前の方向入力による入力
はキャンセルされる。その後、その入力に従った出力グ
ループが選ばれる。その結果、入力画面に表示された灰
色部分はマウスの動きに従って移動する。
【0087】また、マウスを左クリックすることによ
り、出力グループを確定され、入力画面は、出力グルー
プに属する出力あるいは出力グループを選択するための
画面になる。
【0088】図7は、あ行を選択しながらマウスを左ク
リックした場合の入力画面である。このように、あ行出
力グループに属する文字が入力画面に表示される。マウ
スを動かすことによって、マウスの方向入力に対応した
出力を表す記号が灰色となる。マウスの方向入力のみに
よる入力はキャンセルされるので、入力方向を変更した
場合、前に選択されていた出力はキャンセルされ、入力
に従った出力グループが選ばれる。マウスを左クリック
することによって、出力が確定され、出力が出力先シス
テムに出力される。その後、入力画面は初期状態に戻
る。
【0089】また、本例では、マウスを右クリックする
ことにより、一連の入力がすべてキャンセルされ、初期
状態に戻る。すなわち、前までの操作で選ばれていた出
力グループがキャンセルされ、入力画面は初期状態に戻
り、入力画面は図6の状態になる。
【0090】また、本例では、マウスを右クリックしつ
づけることにより、プルダウンメニューが表示され、入
力と出力グループおよび出力の対応関係、入力画面の形
状を変更する設定項目、および本発明による入力−出力
変更システムを終了する終了項目を選択することができ
る。
【0091】本例の様な入力−出力変換システムなら
ば、マウスを操作する際、マウスによって位置を指定せ
ずに、入力方向を指定するのみで文字を入力できるた
め、より容易に文字の入力を行うことができる。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
雑で高機能な文字出力可能な入力−出力変換システムで
あっても、出力内容の特徴と、入力方法の特徴が、いく
つもの階層にわたってグループを形成しており、それぞ
れの出力グループと入力グループが対応関係にあるの
で、システム使用者は、出力グループと入力グループの
対応関係を手がかりに入力操作を行うことができ、複雑
で高機能な文字出力可能な入力−出力変換システムであ
っても、段階的に習得することが可能である。
【0093】尚、実施例はあくまで例であり、特許範囲
は請求項で述べられている範囲にかかわるものとし、こ
の例には限定されないものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による入力と出力の対応関係の概念
図である。
【図2】 この発明によるシステムのブロック図であ
る。
【図3】 この発明による入力装置である。
【図4】 この発明による入力の概念図である。
【図5】 この発明による出力の概念図である。
【図6】 この発明による入力グループと出力グループ
のの対応関係の概念図である。
【符号の説明】
201 方向入力部を有する入力装置 202 入力−出力変換システム 203 出力先システム 211 入力 212 出力 221 入出力対応記録部 222 入出力処理手段 301 入力装置 310 方向入力部 311 アナログパッド 312 十字キー 320 ボタン入力部 321 ボタン321 322 ボタン322 323 ボタン323 324 ボタン324 325 ボタン325 326 ボタン326 327 ボタン327 401 十字キー312を上に入力し、ボタン321を
onにする入力 402 十字キー312を上に入力し、ボタン322を
onにする入力 403 十字キー312を上に入力し、ボタン323を
onにする入力 411 十字キー312を上に入力する入力グループ 412 十字キー312を右上に入力する入力グループ 421 十字キー312を使用する入力グループ 431 十字キー312を右上に入力し、ボタン321
をonにする入力 441 ボタン321をonにする入力グループ 442 ボタン322をonにする入力グループ 451 ボタン321とボタン322をonにする入力 461 十字キーを用いない入力グループ 471 ボタン327をonにする入力 481 ボタン327をonにする入力グループ 501 仮名文字”か”を表す出力 502 仮名文字”き”を表す出力 503 仮名文字”く”を表す出力 511 ”か行”に属することという特徴を有する出力
グループ 512 ”さ行”に属することという特徴を有する出力
グループ 521 仮名文字であるという特徴を有する出力グルー
プ 531 仮名文字”さ”を表す出力 541 ”あ段”に属することという特徴を有する出力
グループ 542 ”い段”に属することという特徴を有する出力
グループ 551 仮名文字”ゐ”を表す出力 552 句点を表す出力 561 記号および旧かなであるという特徴を有する出
力グループ 571 文字入力終了を表す出力 581 文字入力終了を表す出力グループ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年1月5日(2000.1.5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による入力と出力の対応関係の概念
図である。
【図2】 この発明によるシステムのブロック図であ
る。
【図3】 この発明による入力装置である。
【図4】 この発明による入力の概念図である。
【図5】 この発明による出力の概念図である。
【図6】 この発明による入力−出力変換システムによ
って、出力手段である画面に表示される入力画面の初期
状態図の一例である。
【図7】 この発明による入力−出力変換システムにお
いて、あ行を選択しながらマウスを左クリックした場合
の入力画面の一例である。
【符号の説明】 201 方向入力部を有する入力装置 202 入力−出力変換システム 203 出力先システム 211 入力 212 出力 221 入出力対応記録部 222 入出力処理手段 301 入力装置 310 方向入力部 311 アナログパッド 312 十字キー 320 ボタン入力部 321 ボタン321 322 ボタン322 323 ボタン323 324 ボタン324 325 ボタン325 326 ボタン326 327 ボタン327 401 十字キー312を上に入力し、ボタン321を
onにする入力 402 十字キー312を上に入力し、ボタン322を
onにする入力 403 十字キー312を上に入力し、ボタン323を
onにする入力 411 十字キー312を上に入力する入力グループ 412 十字キー312を右上に入力する入力グループ 421 十字キー312を使用する入力グループ 431 十字キー312を右上に入力し、ボタン321
をonにする入力 441 ボタン321をonにする入力グループ 442 ボタン322をonにする入力グループ 451 ボタン321とボタン322をonにする入力 461 十字キーを用いない入力グループ 471 ボタン327をonにする入力 481 ボタン327をonにする入力グループ 501 仮名文字”か”を表す出力 502 仮名文字”き”を表す出力 503 仮名文字”く”を表す出力 511 ”か行”に属することという特徴を有する出力
グループ 512 ”さ行”に属することという特徴を有する出力
グループ 521 仮名文字であるという特徴を有する出力グルー
プ 531 仮名文字”さ”を表す出力 541 ”あ段”に属することという特徴を有する出力
グループ 542 ”い段”に属することという特徴を有する出力
グループ 551 仮名文字”ゐ”を表す出力 552 句点を表す出力 561 記号および旧かなであるという特徴を有する出
力グループ 571 文字入力終了を表す出力 581 文字入力終了を表す出力グループ

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力装置からの入力を出力に変換する文字
    出力可能な入力−出力変換システムにおいて、入力装置
    が有する入力部に方向入力部を含み、出力を確定するた
    めの入力の組み合わせが複数の入力グループを形成し、
    さらに入力グループは他の入力グループと結びついて階
    層的に入力グループを形成し、入力によって確定される
    出力が複数の出力グループを形成し、さらに出力グルー
    プは他の出力グループと結びついて階層的に出力グルー
    プを形成し、なおかつ出力を確定するための入力が属す
    る入力グループと入力によって確定された出力が属する
    出力グループの間に対応関係が存在することを特徴とす
    る入力−出力変換システム。
  2. 【請求項2】前記請求項1記載の入力−出力変換システ
    ムにおいて、方向入力部が、ジョイスティック、ジョイ
    パッド、十字キー、トラックボール、マウス、アナログ
    スティック、であることを特徴とする入力−出力変換シ
    ステム。
  3. 【請求項3】前記請求項1または2記載の入力−出力変
    換システムにおいて、入力が入力グループに属するには
    それぞれの入力グループに設けられた条件を満たす必要
    があることを特徴とする入力−出力変換システム。
  4. 【請求項4】前記請求項3記載の入力−出力変換システ
    ムにおいて、入力グループに設けられた条件が下記のい
    ずれかであることを特徴とする入力−出力変換システ
    ム。 ・入力を行うときに最初に操作される入力部が同じであ
    ること ・入力を行うときに操作される入力部の組み合わせが同
    じであること ・入力を行うときに操作される方向入力部が同一であ
    る、あるいは方向入力部が操作されないこと ・入力の一部、あるいは入力を行うときに用いられる入
    力部の操作方法のうち一部が一致すること
  5. 【請求項5】前記請求項1、3、4記載のいずれか1つ
    の入力−出力変換システムにおいて、出力が出力グルー
    プに属するには、それぞれの出力グループに設けられた
    条件を満たす必要があることを特徴とする入力−出力変
    換システム。
  6. 【請求項6】前記請求項5記載の入力−出力変換システ
    ムにおいて、出力グループに設けられた条件が下記のい
    ずれかあるいは複数の組み合わせであることを特徴とす
    る入力−出力変換システム。アルファベット、数字、仮
    名、常用仮名、片仮名、平仮名、母音文字、子音文字、
    あ行文字、か行文字、さ行文字、た行文字、な行文字、
    は行文字、ま行文字、や行文字、ら行文字、わ行文字、
    あ段文字、い段文字、う段文字、え段文字、お段文字、
    清音、濁音、半濁音、拗音、促音、記号、句読点
  7. 【請求項7】前記請求項5、6記載のいずれか1つの入
    力−出力変換システムにおいて、出力される出力が定め
    られていない入力については、入力によって確定される
    出力の代わりに、入力が属する入力グループと対応関係
    にある出力グループが有する条件、あるいは前記条件を
    特徴づける出力を行うことを特徴とする入力−出力変換
    システム。
  8. 【請求項8】文字出力可能な入力−出力変換システムに
    おいて、入力装置に何も入力されていない状態になると
    出力が確定されることを特徴とする入力−出力変換シス
    テム。
  9. 【請求項9】文字出力可能な入力−出力変換システムに
    おいて、一部の入力については、入力があったときに出
    力される出力が存在しても、確定される出力が存在しな
    い、あるいは入力によって出力された出力が確定した際
    にその出力が無視あるいは削除されることを特徴とする
    入力−出力変換システム。
  10. 【請求項10】文字入力可能な入力−出力変換システム
    において、方向入力部からの入力が連続した場合、連続
    した方向入力部からの入力のうち、前の入力を無視、あ
    るいは削除することを特徴とする入力−出力変換システ
  11. 【請求項11】文字出力可能な入力−出力変換システム
    において、入力装置は複数の方向入力部を有し、入力の
    際に用いる方向入力部ごとに出力可能な文字の一部ある
    いは全てが異なることを特徴とする入力−出力変換シス
    テム。
  12. 【請求項12】 前記請求項11記載の入力−出力変換
    システムにおいて、方向入力部を用いて入力を行った際
    に出力される文字が、下記の分類のいずれか1つである
    と定められていることを特徴とする入力−出力変換シス
    テム。・仮名、句読点、アルファベット、数字、記号、
    仮名と句読点、仮名とアルファベット、仮名と数字、仮
    名と記号、句読点とアルファベット、句読点と数字、句
    読点と記号、アルファベットと数字、アルファベットと
    記号、数字と記号、仮名と句読点とアルファベット、仮
    名と句読点と数字、仮名と句読点と記号、仮名とアルフ
    ァベットと数字、仮名とアルファベットと記号、仮名と
    数字と記号、句読点とアルファベットと数字、句読点と
    アルファベットと記号、句読点と数字と記号、アルファ
    ベットと数字と記号仮名と句読点とアルファベットと数
    字、仮名と句読点とアルファベットと記号、仮名と句読
    点と数字と記号、仮名とアルファベットと数字と記号、
    句読点とアルファベットと数字と記号。
  13. 【請求項13】文字出力可能な入力−出力変換システム
    において、入力装置と、入力−出力変換システムと、出
    力先システムを有し、前記入力装置は方向入力部を含む
    複数の入力部を有し、前記入力−出力変換システムは、
    入出力対応記録部と、入出力処理手段を有し、前記入出
    力対応記録部は、入力装置からの入力と出力先システム
    への出力を対応づけて記録する記録部を有し、前記入出
    力処理手段は、入出力記録部にある記録を用いて、入力
    装置からの一連の入力に対応する出力を出力することを
    特徴とする入力−出力変換システム。
  14. 【請求項14】前記請求項13記載の入力−出力変換シ
    ステムにおいて、もし、入力装置からの新しい入力によ
    って出力が確定した場合、まず出力を確定させ、次に、
    その新しい入力を次の一連の入力の始めとすることを特
    徴とする入力−出力変換システム。
  15. 【請求項15】前記請求項1〜14記載のいずれか1つ
    の入力−出力変換システムにおいて、入力あるいは出力
    あるいは入力グループあるいは出力グループが変更可能
    であることを特徴とする入力−出力変換システム。
  16. 【請求項16】前記請求項1〜15のいずれか1つに記
    載の文字出力可能な入力−出力変換システムを搭載した
    コンピュータシステム
  17. 【請求項17】前記請求項1〜16のいずれか1つに記
    載の文字出力可能な入力−出力変換システムをコンピュ
    ータシステムで動作させるプログラムを記録したコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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