JP2003169553A - 水耕栽培装置 - Google Patents
水耕栽培装置Info
- Publication number
- JP2003169553A JP2003169553A JP2001402408A JP2001402408A JP2003169553A JP 2003169553 A JP2003169553 A JP 2003169553A JP 2001402408 A JP2001402408 A JP 2001402408A JP 2001402408 A JP2001402408 A JP 2001402408A JP 2003169553 A JP2003169553 A JP 2003169553A
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- JP
- Japan
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- nutrient solution
- plant
- liquid
- tank
- nutritient
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- Pending
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-
- Y02P60/216—
Landscapes
- Hydroponics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】従来の方法では、各種センサーからの情報、映
像情報等をコンピュータ処理をする等装置が複雑で大規
模になるものが多く、結果的に高価になり、中小規模の
生産者には向かなかった。本考案は、植物栽培用の養液
を植物の成長に合わせた所要量を植物担体に直接滴下給
液するとともに、植物の根に適度に空気に触れるように
し、余剰の養液をポンプで循環し、栽培容器に植物担体
と養液の他、消耗品や機材等の使用を削減することによ
って、作業効率をあげるとともに上記の問題を解決する
ことを目的とする。 【構成】栽培容器の中の底面に網目状の浅い凹凸を設
け、底周囲に溝及び溝に排液孔を設け、養液槽からの養
液を管及びホースで給液用の小孔を設けた給液パイプに
連接して栽培容器の中の植物担体に滴下給液し、植物の
根に養液を与えるとともに、栽培容器の底面の網目状の
浅い凹凸に留まる養液は成長した栽培植物の根に養液を
与え、空気に触れさせる。余剰の養液は養液回収槽へ回
収して養液を汲み上げるポンプ及び管で養液槽に連接、
循環することを特徴とする水耕栽培装置。
像情報等をコンピュータ処理をする等装置が複雑で大規
模になるものが多く、結果的に高価になり、中小規模の
生産者には向かなかった。本考案は、植物栽培用の養液
を植物の成長に合わせた所要量を植物担体に直接滴下給
液するとともに、植物の根に適度に空気に触れるように
し、余剰の養液をポンプで循環し、栽培容器に植物担体
と養液の他、消耗品や機材等の使用を削減することによ
って、作業効率をあげるとともに上記の問題を解決する
ことを目的とする。 【構成】栽培容器の中の底面に網目状の浅い凹凸を設
け、底周囲に溝及び溝に排液孔を設け、養液槽からの養
液を管及びホースで給液用の小孔を設けた給液パイプに
連接して栽培容器の中の植物担体に滴下給液し、植物の
根に養液を与えるとともに、栽培容器の底面の網目状の
浅い凹凸に留まる養液は成長した栽培植物の根に養液を
与え、空気に触れさせる。余剰の養液は養液回収槽へ回
収して養液を汲み上げるポンプ及び管で養液槽に連接、
循環することを特徴とする水耕栽培装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、複数個の水耕植物等
に対して、電力の使用を最小限にして常に適量の水耕栽
培養液を効率的に給液する水耕栽培装置に関するもので
ある。
に対して、電力の使用を最小限にして常に適量の水耕栽
培養液を効率的に給液する水耕栽培装置に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来、水耕栽培装置に関する技術は数多
くあるが、装置が複雑、かつ、大規模で高価なものが多
かった。
くあるが、装置が複雑、かつ、大規模で高価なものが多
かった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法では、各種
センサーからの情報、映像情報等をコンピュータ処理を
する等装置が複雑で大規模になるものが多く、結果的に
高価になり、中小規模の生産者には向かなかった。
センサーからの情報、映像情報等をコンピュータ処理を
する等装置が複雑で大規模になるものが多く、結果的に
高価になり、中小規模の生産者には向かなかった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本案は、栽培容器をユニ
ット化することにより栽培装置の規模を自由に決定する
ことを可能とし、かつ、電力の使用を最小限にして常に
適量の養液を効率的にかつ安価に給液することにより前
記問題点を解決するものである。
ット化することにより栽培装置の規模を自由に決定する
ことを可能とし、かつ、電力の使用を最小限にして常に
適量の養液を効率的にかつ安価に給液することにより前
記問題点を解決するものである。
【０００５】
【作用】（１）水耕栽培用の養液は、生育初期から成長
に応じ移動可能な給液パイプから植物を植えつけた植物
担体の最適な箇所に適量を滴下給液する。 （２）養液は、透水性の植物担体に所要量だけ保持さ
れ、植物の根に養分を与えるとともに多孔質材の植物担
体は栽培植物の根を空気に接触させる。 （３）栽培容器底面の網目状の凹凸は養液を留め、成長
し植物担体から伸びてでた栽培植物の根に養分を与える
とともに根を空気に接触させる。 （４）養液槽の温度が上昇しても滴下給液することによ
り植物担体で冷却され、また、網目状の凹凸に留まった
養液も自然冷却され栽培植物への悪影響はない。
に応じ移動可能な給液パイプから植物を植えつけた植物
担体の最適な箇所に適量を滴下給液する。 （２）養液は、透水性の植物担体に所要量だけ保持さ
れ、植物の根に養分を与えるとともに多孔質材の植物担
体は栽培植物の根を空気に接触させる。 （３）栽培容器底面の網目状の凹凸は養液を留め、成長
し植物担体から伸びてでた栽培植物の根に養分を与える
とともに根を空気に接触させる。 （４）養液槽の温度が上昇しても滴下給液することによ
り植物担体で冷却され、また、網目状の凹凸に留まった
養液も自然冷却され栽培植物への悪影響はない。
【０００６】
【実施例】以下、本案の実施例について説明する。
（１）養液槽１から養液２を管３及びホース４で複数の
給液パイプ５に連接し、流量を水栓６で調節しつつ栽培
容器７の中の植物担体８に滴下給液する。 （２）給液パイプ５の上辺に植物の平均的植付け間隔に
合わせて小孔９を設ける。 （３）栽培容器７の中の底面１０に浅い網目状の凹凸１
１を設けるとともに、周囲に底面１０より低い溝１２を
設け、溝１２に排液孔１３を設けて作業台２７の下に栽
培容器７と分離して設置した樋１４を経由して養液回収
槽１５へ連接する。 （４）栽培容器７の上縁１６、下縁１７の支柱孔１８に
植物を保持する支柱１９を立てる。 （５）養液回収槽１５からは、養液槽１の水位センサー
２０で制御された養液２を汲み上げるポンプ２１及び管
３で養液槽１へ連接する。 （６）養液回収槽１５に水道管２２からボールタップ２
３で制御された給水口２４を設ける。 （７）植物担体８に伸びてでた根の乾燥等を防止するシ
ート２５又は蓋２６を被せる。 以上から構成される水耕栽培装置２８。
給液パイプ５に連接し、流量を水栓６で調節しつつ栽培
容器７の中の植物担体８に滴下給液する。 （２）給液パイプ５の上辺に植物の平均的植付け間隔に
合わせて小孔９を設ける。 （３）栽培容器７の中の底面１０に浅い網目状の凹凸１
１を設けるとともに、周囲に底面１０より低い溝１２を
設け、溝１２に排液孔１３を設けて作業台２７の下に栽
培容器７と分離して設置した樋１４を経由して養液回収
槽１５へ連接する。 （４）栽培容器７の上縁１６、下縁１７の支柱孔１８に
植物を保持する支柱１９を立てる。 （５）養液回収槽１５からは、養液槽１の水位センサー
２０で制御された養液２を汲み上げるポンプ２１及び管
３で養液槽１へ連接する。 （６）養液回収槽１５に水道管２２からボールタップ２
３で制御された給水口２４を設ける。 （７）植物担体８に伸びてでた根の乾燥等を防止するシ
ート２５又は蓋２６を被せる。 以上から構成される水耕栽培装置２８。
【０００７】本案は、以上のような構造でこれを使用す
るときは、 （１）栽培植物に適合する濃度の養液を養液槽に満た
し、給液パイプの位置及び水栓を調節して適量を植物の
成長に合わせて植物担体に滴下給液する。 （２）栽培容器を栽培規模の所要数を設置するともに、
根を保護し、蒸発を防ぐシート又は蓋を被せ、支柱孔に
は植物を保持する支柱をたてて植物を保護する。 （３）植物担体及び網目状の凹凸から流れ出た余剰の養
液は養液回収槽に回収してポンプで養液槽に循環させ
る。 （４）養液の消耗分は給水口から自動的に補充するが、
養液濃度及び給液量の調整は手作業によって行う。
るときは、 （１）栽培植物に適合する濃度の養液を養液槽に満た
し、給液パイプの位置及び水栓を調節して適量を植物の
成長に合わせて植物担体に滴下給液する。 （２）栽培容器を栽培規模の所要数を設置するともに、
根を保護し、蒸発を防ぐシート又は蓋を被せ、支柱孔に
は植物を保持する支柱をたてて植物を保護する。 （３）植物担体及び網目状の凹凸から流れ出た余剰の養
液は養液回収槽に回収してポンプで養液槽に循環させ
る。 （４）養液の消耗分は給水口から自動的に補充するが、
養液濃度及び給液量の調整は手作業によって行う。
【発明の効果】（１）植物の成長に合わせて所要量の養
液と空気を効率的に与えることが可能。 （２）栽培容器を生産規模に合わせて増減することが可
能で装置が安価である。 （３）養液は滴下給液によって自然冷却され、養液槽の
冷却等は不要である。 （４）植物担体、養液及び水以外の消耗品は不要で運用
効率が高い。 （５）栽培容器と養液循環系は分離されており、生産、
清掃時の作業効率が高い。
液と空気を効率的に与えることが可能。 （２）栽培容器を生産規模に合わせて増減することが可
能で装置が安価である。 （３）養液は滴下給液によって自然冷却され、養液槽の
冷却等は不要である。 （４）植物担体、養液及び水以外の消耗品は不要で運用
効率が高い。 （５）栽培容器と養液循環系は分離されており、生産、
清掃時の作業効率が高い。
【図１】実施例の側面図
【図２】栽培容器の平面図
１ 養液槽
２ 養液
３ 管
４ ホース
５ 給液パイプ
６ 水栓
７ 栽培容器
８ 植物担体
９ 小孔
１０ 底面
１１ 網目状の凹凸
１２ 溝
１３ 排液孔
１４ 樋
１５ 養液回収槽
１６ 上縁
１７ 下縁
１８ 支柱孔
１９ 支柱
２０ 水位センサー
２１ ポンプ
２２ 水道管
２３ ボールタップ
２４ 給水口
２５ シート
２６ 蓋
２７ 作業台
２８ 水耕栽培装置
Claims (2)
- 【請求項１】養液槽から管及び水栓を経てホースで、移
動可能で、かつ、上辺に小孔を設けた給液パイプに連接
する。栽培容器の中の底面に網目状の浅い凹凸を設け、 底周囲に底面より低い溝及び溝に排液孔を設け、縁に支
柱孔を設ける。給液パイプを栽培容器の上縁に乗せ、養
液槽からの養液を植物担体に滴下給液し、余剰の養液は
養液回収槽へ回収し、養液槽の水位で制御されたポンプ
及び管で養液槽へ連接して養液を循環することを特徴と
する水耕栽培装置。 - 【請求項２】養液槽からの管外側周囲及び栽培容器の底
面外側に複数の永久磁石の磁極Ｎを内側に向けて取付け
るとともに、給液パイプを止水栓付分水器及び点滴給液
器に替えて成る請求項１に記載の水耕栽培装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001402408A JP2003169553A (ja) | 2001-12-04 | 2001-12-04 | 水耕栽培装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001402408A JP2003169553A (ja) | 2001-12-04 | 2001-12-04 | 水耕栽培装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003169553A true JP2003169553A (ja) | 2003-06-17 |
Family
ID=19190193
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001402408A Pending JP2003169553A (ja) | 2001-12-04 | 2001-12-04 | 水耕栽培装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003169553A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012080856A (ja) * | 2010-10-08 | 2012-04-26 | Kimiaki Tanimura | 植物栽培装置 |
| CN106226308A (zh) * | 2016-07-19 | 2016-12-14 | 李毅宏 | 一种生长测试*** |
| CN106226309A (zh) * | 2016-07-19 | 2016-12-14 | 李毅宏 | 一种植物培养测试*** |
| CN107873504A (zh) * | 2016-09-30 | 2018-04-06 | 华星环球（深圳）农业有限公司 | 无土水栽培式灌溉装置 |
| CN109392691A (zh) * | 2018-10-24 | 2019-03-01 | 廖思楠 | 一种无土栽培装置及无土栽培方法 |
-
2001
- 2001-12-04 JP JP2001402408A patent/JP2003169553A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012080856A (ja) * | 2010-10-08 | 2012-04-26 | Kimiaki Tanimura | 植物栽培装置 |
| CN106226308A (zh) * | 2016-07-19 | 2016-12-14 | 李毅宏 | 一种生长测试*** |
| CN106226309A (zh) * | 2016-07-19 | 2016-12-14 | 李毅宏 | 一种植物培养测试*** |
| CN107873504A (zh) * | 2016-09-30 | 2018-04-06 | 华星环球（深圳）农业有限公司 | 无土水栽培式灌溉装置 |
| CN109392691A (zh) * | 2018-10-24 | 2019-03-01 | 廖思楠 | 一种无土栽培装置及无土栽培方法 |
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