JP2003169454A - 回転電機製造方法 - Google Patents

回転電機製造方法

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JP2003169454A
JP2003169454A JP2001364581A JP2001364581A JP2003169454A JP 2003169454 A JP2003169454 A JP 2003169454A JP 2001364581 A JP2001364581 A JP 2001364581A JP 2001364581 A JP2001364581 A JP 2001364581A JP 2003169454 A JP2003169454 A JP 2003169454A
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Japan
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tension
winding
wire
electric machine
manufacturing
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JP2001364581A
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English (en)
Inventor
Masato Ema
誠人 江間
Kenji Kitahaba
研二 喜多幅
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Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 適切な張力でコアに巻線を施すことができる
回転電機製造方法を得る。 【解決手段】 巻線開始時から電磁ブレーキ26を作動
させて細線が掛け回されているプーリの回転を制動す
る。さらに、この制動力を漸次増加させることで細線に
付与する張力を線形的に増加させる。これにより、巻線
開始時における張力を低く設定でき、巻線開始時及びそ
の直後における断線を防止できる。しかも、巻線開始後
には漸次張力が増加するため、細線に緩み等を生じさせ
ることなく、確実に巻線が行なえる。しかも、上記のよ
うに予めテンションの設定値の増加率は決定されている
ため、フライヤ駆動モータ48の回転速度とは無関係に
確実に巻線が行なえる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流モータ等の回
転電機を製造するための回転電機製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、一般的な直流モータでは、磁性
体によって形成されたコアと給電用のブラシが外周部に
摺接する整流子が、回転軸に同軸的且つ一体的に固定さ
れている。また、整流子を構成する複数のセグメントの
各々には、保持爪が形成されており、これらの保持爪に
銅線等の導電性の線材の一端が係止されている。線材
は、その長手方向中間部でコアに形成された複数のスロ
ットのうちの何れか2つを跨ぐように幾重にも巻き掛け
られており、ブラシ及び整流子のセグメントを介して線
材が通電されることでコアの周囲に形成される磁界と、
コアの周囲に設けられた永久磁石が形成する磁界との相
互作用で、コアに回転力が生じ、これによって回転軸が
回転する。
【0003】ところで、コアのスロットに線材を巻き掛
ける、すなわち、所謂巻線を施す際には、フライヤやノ
ズルと称させる巻線手段が用いられる。この種の巻線手
段は、コアの外周部近傍で所定の軸周り(例えば、コア
の半径方向)に回転しながらボビン等の巻き取られた線
材を引き出しつつ連続的に巻線を施す構成となってい
る。
【0004】また、この種の巻線手段では、予め一定の
張力を線材に付与した状態で巻線を施すことが一般的に
行なわれており、これにより、例えば、不用意に緩く巻
線を施すことを防止していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一方、例えば、巻線開
始時に巻線手段を作動させてボビン等から線材を引き出
すわけであるが、ボビンや線材は慣性によってその状態
を維持しようとするため、巻線開始時及びその直後等に
は巻線手段の作動速度にボビンや線材が追従しない。こ
のため、上記のように予め線材に付与した張力と、巻線
手段の作動速度にボビンや線材が追従しないが故に巻線
手段から線材に付与される張力との合力が過剰になる
と、極めて細い線材(例えば、小型モータに用いられる
線材)が断線する可能性がある。
【0006】このような不具合を解消する一手段として
は、例えば、巻線手段が作動してコアに巻線を施してい
る状態で、スロット間に線材を1周巻き掛ける度、すな
わち、1ターン毎に巻線に作用している張力を検出し、
この検出結果に基づいて(すなわち、検出結果をフィー
ドバックして)線材に付与する張力を増減する構成が考
えられる(一例としては、特開平7−37745号公報
参照)。
【0007】しかしながら、モータの生産性を考える
と、巻線速度(巻線手段の動作速度)は早い方が好まし
く、このように、高速で巻線を施す場合には、上記のよ
うな検出結果のフィードバックが巻線速度に追従でき
ず、その結果、適切な張力で巻線を施すことができない
という欠点がある。
【0008】本発明は、上記事実を考慮して、適切な張
力でコアに巻線を施すことができる回転電機製造方法を
得ることが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、磁性材料により形成されると共に、外周部で開口し
た複数のスロットが自らの軸線周りに所定角度毎に形成
されたコアと、長尺の紐状に形成され、前記複数のスロ
ットに巻き掛けられる導電性の線材と、を含めて回転子
及び固定子の何れか一方が構成され、前記線材が通電さ
れることで前記コアの周囲に形成される磁界と、回転子
及び固定子の何れか他方が有する磁界形成手段が形成す
る磁界との相互作用で前記回転子を回転させる回転電機
を製造するための回転電機製造方法であって、駆動手段
の駆動力を受けて作動する巻線手段によって前記スロッ
トへ前記線材を巻き掛ける巻線の開始時において所定の
大きさの張力を前記線材に付与すと共に、当該巻線開始
時から所定時間経過時までの間に前記線材に付与する前
記張力を漸次増加する、ことを特徴としている。
【0010】上記構成の回転電機製造方法では、回転電
機の回転子及び固定子の何れか一方を構成するコアのス
ロットに、駆動手段の駆動力によって作動する巻線手段
により線材が巻き掛けられる(すなわち、巻線が施され
る)。
【0011】ここで、本回転電機製造方法では、巻線の
開始時において線材に所定の大きさの張力が付与され
る。また、巻線開始時から所定時間経過後までの間、線
材には張力が付与されるが、巻線開始時から所定時間経
過後までの間に付与される張力は漸次増加し、その結
果、所定時間経過した状態において線材に付与される張
力は、巻線開始時において線材に付与された張力よりも
大きくなる。
【0012】すなわち、本回転電機製造方法では、基本
的に巻線開始時において線材に付与する張力が、それ以
降に線材に付与する張力よりも小さくなる。このため、
巻線開始時において巻線手段が不用意に線材に張力が付
与されても、巻線手段の作動前における張力と巻線手段
から付与される張力との合力が過剰になることがない。
【0013】これにより、巻線開始時に過剰な張力(す
なわち、上記の合力)が線材に付与されることに起因す
る線材の断線を防止できる。
【0014】また、本回転電機製造方法では、巻線が開
始されると、線材に付与する張力が漸次増加する(すな
わち、線材に対して漸次張力が付与される)。このた
め、上記のような巻線開始直後における張力過剰に起因
する線材の断線が回避された後には、線材に緩み等を生
じさせることなく、確実に巻線が行なえる。
【0015】しかも、本回転電機製造方法では、線材に
付与する張力を漸次増加する構成であり、巻線中に実際
に線材に作用している張力を検出し、その検出結果に基
づいて張力を調整する構成ではない。したがって、巻線
の速度(巻線手段の動作速度)とは無関係に良好に巻線
を施すことができる。
【0016】なお、本発明では、巻線直後において線材
に付与する張力は漸次増加すればよく、増加の態様に限
定されるものではない。したがって、直線的(線形的)
に張力を増加させてもよいし、曲線的に張力を増加させ
てもよい。また、連続して張力を増加させてもよいし、
断続的に張力を増加させてもよい。さらに、直線的に張
力を増加させる構成の場合でも、巻線開始から巻線終了
までの間の所定のタイミングで単位時間当たりの張力の
変化率を変化させる構成としてもよい。
【0017】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
回転電機製造方法において、前記開始時から前記所定時
間経過時まで前記張力を線形的に増加させることを特徴
としている。
【0018】上記構成の回転電機製造方法では、巻線の
開始時から所定時間経過するまでの間で、線材に付与す
る張力が線形的に増加する(すなわち、基本的に単位時
間辺りの張力の変化率が一定)。したがって、線材へ張
力を付与するための張力付与手段等の制御が容易になる
と共に、このような張力付与手段や、これを制御するた
めの張力制御手段等の構造を簡素化できる。その結果、
回転電機の製造コストを安価にできる。
【0019】請求項3記載の本発明は、請求項1又は請
求項2記載の回転電機製造方法において、前記張力が前
記巻線開始時における前記所定の大きさよりも大きな特
定の大きさに達した状態、及び、前記巻線の終了時より
も所定時間前の状態の少なくとも何れか一方の状態で、
前記線材に付与する前記張力の増加を停止させ、或い
は、前記線材に付与する前記張力を漸次減少させること
を特徴としている。
【0020】上記構成の回転電機製造方法では、線材に
付与する張力が所定の大きな特定の大きさに達した状
態、及び、巻線の終了時よりも所定時間前の状態の少な
くとも何れか一方の状態になると、線材に付与する張力
の増加が停止され、或いは、線材に付与する張力が漸次
減少される。
【0021】ところで、上記のように、巻線開始時から
線材に付与する張力を漸次増加させた結果、仮に、この
ようにして増加した張力と、例えば、上述した巻線手段
等から別に線材に付与される張力との合力が過剰になる
と、線材が断線する可能性がある。
【0022】また、一方で、巻線開始時から線材に付与
する張力を漸次増加させると、巻線終了時には巻線開始
時よりも充分に線材に付与する張力が大きくなる。この
た結果、仮に、巻線終了時若しくは巻線終了直前におい
て線材に付与された張力と、例えば、上述した巻線手段
等から別に線材に付与される張力との合力が過剰になる
と、線材が断線する可能性がある。
【0023】ここで、本回転電機製造方法では、上記の
少なくとも何れか一方の場合には、線材に付与する張力
の増加が停止され、或いは、線材に付与する張力漸次減
少されるため、例えば、上記のような線材の断線を防止
できる。
【0024】請求項4記載の本発明は、請求項1乃至請
求項3の何れか1項に記載の回転電機製造方法におい
て、前記巻線手段へ前記線材が至る経路の所定位置に対
応して設けられた張力検出手段によって前記所定位置で
の前記線材の張力を直接或いは間接的に検出すると共
に、前記巻線手段が作動開始してから停止するまで間の
所定のタイミングで前記張力検出手段が検出した検出結
果に基づいて巻線の良否を判定する、ことを特徴として
いる。
【0025】上記構成の回転電機製造方法では、線材が
巻線手段に至る線材の経路の所定位置に設けられた張力
検出手段によって、線材の張力が直接或いは間接的に検
出される。
【0026】さらに、本回転電機製造方法では、巻線手
段が作動開始してから停止するまで間の所定のタイミン
グで張力検出手段が検出した検出結果に基づいて巻線の
良否が判定される。
【0027】これにより、断線しないまでも過剰な張力
が線材に作用した状態で巻線が施された回転子或いは固
定子や、不必要に緩く線材がコアのスロットに巻き掛け
られた回転子或いは固定子を、回転電機の製造工程にお
ける次工程に送ることを防止できる。このため、適切な
張力で巻線を施すことによる安定した性能の回転電機を
製造できる。
【0028】請求項5記載の本発明は、請求項4記載の
回転電機製造方法において、前記所定のタイミングを、
前記巻線手段を作動させる前記駆動手段の駆動速度の単
位時間当たりの変化率が変化するタイミングに設定し
た、ことを特徴している。
【0029】上記構成の回転電機製造方法では、巻線手
段を作動させる駆動手段の駆動速度の単位時間当たりの
変化率が変化するタイミングで張力検出手段によって検
出された線材に作用する張力が良否判定に用いられる。
【0030】ところで、巻線手段を作動させる駆動手段
の駆動速度の単位時間当たりの変化率が変化した際に
は、巻線手段の動作速度が変化する。しかしながら、巻
線手段によって、線材を収容する収容手段(その一例と
しては、外周部に線材を巻き取っているボビン等)から
線材が引き出される場合には、線材や収容手段が慣性に
よりその状態を維持しようとし、巻線手段の動作速度の
変化に追従しない可能性がある。このように、線材や収
容手段が巻線手段の動作速度の変化に追従しない場合に
は、不用意に大きな、或いは、不用意に小さな張力が別
に線材に作用する可能性がある。
【0031】本回転電機製造方法では、このような不用
意に大きな、或いは、不用意に小さな張力が別に線材に
作用する可能性があるタイミングで検出した線材の張力
に基づいて巻線の良否が判定されるため、巻線の良否判
定をより一層確実に行なえる。
【0032】
【発明の実施の形態】図1には本発明の一実施の形態に
係る回転電機製造方法としての巻線工程に用いる巻線装
置10の構成の概略が示されている。
【0033】この図に示されるように、巻線装置10は
ボビン12を備えている。ボビン12は巻線材料として
用いられる線材としての細線14を外周部に巻き取った
状態で収納していると共に、自らの軸心周りに回転自在
に設けられている。
【0034】ボビン12に巻き取られた細線14の先端
側にはテンション調整装置16が設けられている。テン
ション調整装置16は、プーリ18、20、22を備え
ている。プーリ18〜22は、それぞれの軸方向が平行
になるように設けられており、プーリ18、20、22
の順番でボビン12から引き出された細線14が掛け回
されている。また、これらのプーリ18〜22のうち、
プーリ20を支持するシャフト(図示省略)は、制動機
構24に支持されている。
【0035】図2に示されるように、制動機構24は、
電磁ブレーキ26を備えている。電磁ブレーキ26はコ
イル(図示省略)が通電されることによりコイルの周囲
に生じる磁界と、コイルの周囲に配置された永久磁石
(図示省略)が形成する磁界との相互作用で、コイルに
流れる電流値に応じた回転力を生じさせる。この回転力
はプーリ20を支持するシャフト(図示省略)の回転を
妨げる方向に作用し、これによってプーリ20の回転を
強制的に減速させる構成となっている。
【0036】また、電磁ブレーキ26は直流電源28へ
接続されていると共に、D/Aユニット30を介してC
PU32へ接続されており、CPU32からの電気的な
駆動制御信号がD/Aユニット30へ送られることで直
流電源28から電磁ブレーキ26へ流れる電流を制御す
る構成となっている。
【0037】なお、本実施の形態では、テンション調整
装置16に上記の制動機構24を適用した構成であった
が、テンション装置16の構成はこれに限定されるもの
ではない。例えば、モータ等の駆動手段の駆動力でプー
リ20をプーリ18及びプーリ22の少なくとも何れか
一方に対して接離移動させることで、細線14の張力
(テンション)を調節するスライド機構をテンション装
置に適用してもよいし、また、上記の制動機構24と、
スライド機構とを併用してもよい。
【0038】一方、プーリ22に掛け回された細線14
は、巻線手段としてのフライヤ34の回転部36へ引き
出されている。回転部36は、自らの軸心(図1の一点
鎖線)周りに回転可能とされていると共に、その軸方向
一端側には、回転電機としてのモータ38を構成する回
転子40が図示しないチャック等の保持手段によって、
その軸方向が回転部の軸線方向に対して直交した状態で
保持されている。
【0039】細線14は、その先端が回転子40を構成
する整流子42に形成された保持爪(図示省略)に係止
された状態で、回転部36が回転することで引っ張られ
て上述したボビン12から引き出されつつ、回転部36
の一端部に一体的に設けられたフライヤ本体44に案内
されて回転子40を構成するコア46に形成された複数
のスロット(図示省略)のうちの何れか2つを跨ぐよう
に巻き掛けられる。
【0040】また、上記の回転部36は、駆動手段とし
てのフライヤ駆動モータ48に接続されており、フライ
ヤ駆動モータ48の回転力によってフライヤ34の回転
部36が回転する構成となっている。なお、図1では、
回転部36とフライヤ駆動モータ48とが直結されてい
るが、図1はあくまでも巻線装置10の概略を示すもの
である。したがって、フライヤ駆動モータ48と回転部
36との間にギヤ等の回転力伝達手段や減速手段を介在
させてもよい。
【0041】一方、フライヤ駆動モータ48は制御装置
50に接続されている。図2に示されるように、制御装
置50はドライバ52を備えている。上記のフライヤ駆
動モータ48はドライバ52を介して図示しない電源へ
接続されており、ドライバ52によりフライヤ駆動モー
タ48に供給される電力が制御されている。
【0042】さらに、ドライバ52は、D/Aユニット
54を介してCPU56へ接続されており、CPU56
からの電気的な駆動制御信号がD/Aユニット54を介
してドライバ52へ送られることで、CPU56からの
駆動制御信号に基づく電力をドライバ52がフライヤ駆
動モータ48に供給する構成となっている。
【0043】一方、図1に示されるように、回転部36
とプーリ22との間には、張力検出手段としてのテンシ
ョンメータ58が設けられている。テンションメータ5
8は、略筒状の本体60と、本体60にその一部が挿入
されると共に本体60の軸方向に沿って変位可能なロッ
ド62と、ロッド62の本体60とは反対側に設けられ
ると共にロッド62とは反対側の端部がプーリ22と回
転部36との間で細線14に圧接した測定子64と、に
より構成されている。
【0044】テンションメータ58は、その内部に例え
ば圧電素子等の圧力に応じた電気信号を出力する電気素
子が設けられており、測定子64を介してロッド62に
作用した細線14の張力(テンション)に対応した圧力
を検出している。
【0045】また、図2に示されるように、テンション
メータ58は、検査装置66を構成する入力ボード68
を介してA/Dボード70へ接続されており、更に、A
/Dボード70を介してCPU72へ接続されている。
テンションメータ58が検出した細線14の張力(テン
ション)に対応する電気信号は、入力ボード68及びA
/Dボード70を介してCPU72へ入力される。
【0046】さらに、CPU72はI/Oボード74を
介してシーケンサ76へ接続されており、I/Oボード
74及びシーケンサ76を介して外部の入力手段(例え
ば、図1に示されるキーボード78やコントロールパネ
ルの操作部等)や出力手段(例えば、図1に示されるモ
ニタテレビ80やプリンタ、コントロールパネルの出力
部等)に接続されている。
【0047】また、図2に示されるように、検査装置6
6のCPU72は、テンション調整装置16のCPU3
2及び制御装置50のCPU56へ接続されており、キ
ーボード78等の入力手段からCPU72へ入力された
各種の信号のうち、テンション調整装置16や制御装置
50の各々に対応する信号がCPU72を介してCPU
32やCPU56へ送られる構成となっている。
【0048】次に、本巻線装置10における細線14を
コア46に巻き掛けるための巻線工程(以下、細線14
をコア46に巻き掛けることを単に「巻線」と称する)
を説明しつつ、本実施の形態の作用並びに効果について
説明する。
【0049】上記のように、回転子40を図示しないチ
ャック等の保持手段に保持させる保持工程及び細線14
の先端部を整流子42の保持爪に係止する結線工程に前
後して、回転子40の仕様に対応した初期設定が行なわ
れる。
【0050】この初期設定では、コア46への細線14
の巻き始め(巻線開始時)のテンションの設定値Fa、
コア46への細線14の巻き終わり(巻線終了時)のテ
ンションの設定値Fb(但し、FbはFaよりも大き
い)、テンションの上限値Fp(但し、FpはFaより
も大きく、且つ、Fb以下)、テンションのステップ値
Fcが上記のキーボード78等の入力手段を介してCP
U72に入力される。
【0051】CPU72では入力されたテンションF
a、Fbから、図3(B)に示されるような線形的に増
加するテンションの設定値Fの制御波形(換言すると、
テンションの設定値Fの経過単位時間当たりの変化率F
sであり、電磁ブレーキ26の基本制御パターン)が算
出される。さらに、この制御波形に基づいて図3(A)
に示されるフライヤ駆動モータ48の制御パターンが設
定される。
【0052】また、この初期設定若しくは初期設定に前
後して、当然、コア46への細線14の巻き数に対応し
たデータ(例えば、フライヤ駆動モータ48の回転時間
等)がCPU72若しくは制御装置50のCPU56に
入力される。
【0053】以上のような初期設定、保持工程、結線工
程が終了した後に巻線工程が開始される。
【0054】ここで、本実施の形態では、巻線の開始直
前に電磁ブレーキ26を作動させてプーリ20を回転さ
せる。これにより、細線14に作用する張力(テンショ
ン)が変化する。上記のように、プーリ22と回転部3
6との間では、細線14にテンションメータ58の測定
子64が細線14に圧接し、細線14に作用する張力の
変化によって測定子64が取り付けられたロッド62が
変位すると、本体60に設けられた電気素子がロッド6
2の変位を検出し、ロッド62の変位量、すなわち、測
定子64に作用した細線14からの圧力(すなわち、テ
ンション)に応じた電気信号がCPU72に入力され
る。
【0055】CPU72では、入力された電気信号に基
づく細線14からの圧力が、上記のテンションの設定値
Faに対応する値になるまで電磁ブレーキ26を制御す
るCPU32へ適宜にテンション制御信号を出力する。
【0056】このようにして、先ず、細線14の張力が
設定値Faに対応する値に設定される。この状態で、フ
ライヤ駆動モータ48が駆動させられると共に電磁ブレ
ーキ26が作動して巻線が開始される。
【0057】ここで、本実施の形態では、制御波形(電
磁ブレーキ26の基本制御パターン)に基づいてCPU
56が電磁ブレーキ26を作動させる。これにより、巻
線開始時からプーリ20は、コイルに流れる電流の大き
さに対応した回転力に基づく制動力を受ける。
【0058】しかも、コイルに流れる電流値は上記の制
御波形に基づくことで漸次変化(増加)するため制動力
は漸次増加する。本来であれば、フライヤ駆動モータ4
8により引っ張られる細線14にプーリ20は追従して
回転しようとするが、上記のように、制動力を受けるこ
とで細線14に対する追従が妨げられる。これにより、
プーリ20は反対に細線14に対して張力(テンショ
ン)を付与する。しかも、上記のように制動力が増加す
ることで細線14に付与される張力(テンション)が漸
次変化(増加)する。
【0059】換言すると、本実施の形態では、巻線開始
時におけるテンションFaがそれ以降のテンションの設
定値Fよりも低く設定される。このように、本実施の形
態では、巻線開始時におけるテンションFaが低いた
め、フライヤ駆動モータ48が駆動を開始することによ
るボビン12からの細線14の急激な引き出しによっ
て、細線14に作用する張力が過剰になることがない。
したがって、張力過剰に起因する細線14の断線を防止
できる。
【0060】また、本実施の形態では、巻線開始された
後には、細線14に作用する張力が直線的に増加するよ
うに設定されている。したがって、上記のような巻線開
始直後における張力過剰に起因する細線14の断線が回
避された後には、細線14に緩み等を生じさせることな
く、確実に巻線が行なえる。
【0061】しかも、上記のように予めテンションの設
定値Fの増加率は決定されているため、フライヤ駆動モ
ータ48の回転速度とは無関係に確実に巻線が行なえ
る。
【0062】一方、図4のフローチャートに示されるよ
うに、CPU72では、ステップ100でフライヤ駆動
モータ48が駆動開始すると共に電磁ブレーキ26が作
動開始すると、ステップ102でCPU72はタイマプ
ログラムを起動させて、フライヤ駆動モータ48が駆動
開始すると共に電磁ブレーキ26が作動開始してからの
経過時間Tを算出する。
【0063】次いで、ステップ104で経過時間Tが予
め設定された経過時間T1に等しいか否かを判定し、経
過時間Tが経過時間T1に等しければ、ステップ106
で定速指示信号を制御装置50のCPU56へ出力す
る。CPU72からの定速指示信号が入力されたCPU
56は、D/Aユニット54を介してドライバ52へ所
定の制御信号を出力する。
【0064】CPU56からの制御信号が入力されたド
ライバ52は、制御信号に従ってフライヤ駆動モータ4
8への供給電力を制御し、これにより、経過時間T1以
降はフライヤ駆動モータ48の回転数(回転速度)が一
定に保たれ、一定の速度で巻線が行なわれる。
【0065】また、この状態では、基本的にフライヤ駆
動モータ48の回転力に起因する細線14の張力増加が
ない。したがって、上記のプーリ20の回転が制動され
ること(すなわち、電磁ブレーキ26が作動すること)
によってのみ細線14に作用する張力が増加する。この
ため、比較的緩やかで安定して細線14に作用する張力
が増加させることができる。
【0066】一方、ステップ104にて、経過時間Tが
経過時間T1に等しくない、すなわち、経過時間Tが経
過時間T1に到達していないか若しくは既に経過時間T
が経過時間T1を超えていると判定された場合には、ス
テップ108に進む。
【0067】ステップ108では、経過時間Tが予め設
定された経過時間T2(但し、T1<T2)に等しいか
否かを判定し、経過時間Tが経過時間T2に等しけれ
ば、ステップ110で減速指示信号を制御装置50のC
PU56へ出力する。CPU72からの減速指示信号が
入力されたCPU56は、D/Aユニット54を介して
ドライバ52へ所定の制御信号を出力する。
【0068】CPU56からの制御信号が入力されたド
ライバ52は、制御信号に従ってフライヤ駆動モータ4
8への供給電力を制御し、これにより、経過時間T2以
降は、フライヤ駆動モータ48の回転数(回転速度)が
直線的に減速される。
【0069】一方、ステップ108にて、経過時間Tが
経過時間T2に等しくない、すなわち、経過時間Tが経
過時間T2に到達していないか若しくは既に経過時間T
が経過時間T2を超えていると判定された場合には、ス
テップ112に進む。
【0070】ステップ112では、漸次増加するテンシ
ョンの設定値Fが初期設定にて設定したテンションの上
限値Fpに到達したか否かが判定され、設定値Fが初期
設定にて設定したテンションの上限値Fpに到達してい
れば、ステップ114でステップ制御指示信号をテンシ
ョン調整装置16のCPU32へ出力する。CPU72
からのステップ制御指示信号が入力されたCPU32
は、D/Aユニット30に所定の制御信号を出力する。
【0071】CPU32からの制御信号が入力されたD
/Aユニット30は、制御信号に従って電磁ブレーキ2
6による制動力を段階的に弱めるように直流電源28か
ら電磁ブレーキ26へ電流を流す(すなわち、電磁ブレ
ーキ26へ流す電流量を段階的に減少させる)。これに
より、図3(B)に示されるように、テンションの設定
値Fが段階的に減少する。ここで、本実施の形態では、
上述したように、基本的には巻線開始時(細線14の巻
き始め)から漸次テンションの設定値Fを増加させるこ
とで、巻線開始時における細線14の断線を防止し、且
つ、緩み等を生じさせることなく確実に巻線を行なえる
ものである。
【0072】しかしながら、テンションの設定値Fを単
純に増加させると、巻き終わり付近(巻線終了直前)に
おいて細線14に付与される張力が過剰になる可能性が
ある。しかしながら、本実施の形態では、上記のよう
に、テンションの設定値Fが上限値Fpに到達した後に
は、テンションの設定値Fが段階的に減少するため、細
線14に付与される張力が過剰になることがない。これ
により、巻線終了直前における細線14の断線を防止で
きる。
【0073】一方、ステップ112にて、テンションの
設定値Fが上限値Fpに等しくないと判定された場合に
は、ステップ116へ進み経過時間Tが予め設定された
経過時間T3(但し、T2<T3)に等しいか否かが判
定される。
【0074】ステップ116で、経過時間Tが経過時間
T3に等しいと判定された場合にはステップ118に進
み、CPU72からCPU56へモータ停止指示信号が
出力されると共に、CPU32へ復元指示信号が出力さ
れる。
【0075】CPU72からのモータ停止指示信号が入
力されたCPU56はD/Aユニット54を介してドラ
イバ52へ所定の制御信号を出力する。CPU56から
の制御信号が入力されたドライバ52はフライヤ駆動モ
ータ48を停止させる。
【0076】一方、CPU72からの復元指示信号が入
力されたCPU32はD/Aユニット30へ所定の制御
信号を出力し、直流電源28が電磁ブレーキ26へ流す
電流を制御する。これにより、図3(B)に示されるよ
うに、巻線開始時におけるテンションの設定値Faと略
同じ張力が細線に付与されるようにテンションの設定値
Fが設定される。このステップ118を終えることで、
基本的な巻線が終了し、所謂からげ処理の待機状態にな
る。
【0077】さらに、本実施の形態では、経過時間Tが
予め設定された経過時間T1、T2、T3に達した際
に、テンションメータ58から入力ボード68、A/D
ボード70を介してCPU72に入力された検出信号、
すなわち、細線14から測定子64に付与された圧力
(更に言えば、実際に細線14に作用した張力)に対応
した電気信号が記憶され、上記の巻線中若しくは巻線終
了後にモニタテレビ80等の出力手段に表示される。
【0078】ここで、図3の(B)及び(C)を比べて
わかるように、フライヤ駆動モータ48が定速駆動に切
り替わる際、フライヤ駆動モータ48が定速駆動から減
速駆動に切り替わる際、及び、フライヤ駆動モータ48
が停止した際には、フライヤ駆動モータ48の回転数
(回転速度)が変化するものの、ボビン12が慣性によ
りそれ以前の状態を保とうとする。このため、テンショ
ンの設定値Fに対して実際に細線14に作用した張力
(テンション)に乖離が生じる。
【0079】ここで、上記のように、経過時間T1(す
なわち、フライヤ駆動モータ48が定速駆動に切り替わ
る際)、T2(すなわち、フライヤ駆動モータ48が減
速駆動に切り替わる際)、T3(すなわち、フライヤ駆
動モータ48が停止した際)の各々について、実際に細
線14に作用した張力(テンション)がモニタテレビ8
0等の出力手段に表示される。これにより、経過時間T
1、T2、T3の少なくとも何れか1つの状態で、正負
の少なくとも何れか一方のテンションの許容値を超えて
いる場合には、ここで巻線を施した回転子40を不良と
判定できる。このため、最適な張力(テンション)で巻
線が施された回転子40のみを次工程に送ることがで
き、ひいては、確実に不良品の流出を防止できる。
【0080】なお、本実施の形態では、上記のように、
制御波形が線形的に増加する構成(すなわち、テンショ
ンの設定値Fの単位時間当たりの変化率Fsが一定)で
あった。しかしながら、変化率Fsの態様がこれに限定
されるものではなく、巻線開始時からテンションの設定
値Fが漸次増加する構成であればよい。したがって、上
記の巻線中に変化率Fsを変化させてもよいし、全体と
してテンションの設定値Fを曲線的に増加させてもよ
い。さらには、全体としてテンションの設定値Fを段階
的に増加してもよい。
【0081】また、本実施の形態では、図1及び図2に
巻線装置10の構成を示したが、これはあくまでも概略
であり、本実施の形態をわかりやすく説明するために簡
略化したものである。したがって、当然のことながら、
実際の巻線装置や検査装置等は複雑な構成になることは
充分にありうるが、本発明が巻線装置の細部に関する構
成に限定されるものでない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る回転電機製造方法
で用いる巻線装置の概略図である。
【図2】巻線装置を構成する検査装置、制御装置、及び
テンション調整装置の構成の概略を示すブロック図であ
る。
【図3】(A)がフライヤ駆動モータの駆動パターン、
(B)がテンションの設定パターン(制御波形)、及び
(C)が線材としての細線に作用する実際の張力の状態
を示すグラフである。
【図4】検査装置のCPUにおける処理を示す概略的な
フローチャートである。
【符号の説明】
14 細線(線材) 34 フライヤ(巻線手段) 38 モータ(回転電機) 40 回転子 46 コア 58 テンションメータ(張力検出手段) F テンション(張力)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E002 AB02 AB06 AB09 5H615 AA01 BB01 BB04 BB14 PP13 PP14 QQ02 QQ19 QQ25 SS10 SS11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性材料により形成されると共に、外周
    部で開口した複数のスロットが自らの軸線周りに所定角
    度毎に形成されたコアと、 長尺の紐状に形成され、前記複数のスロットに巻き掛け
    られる導電性の線材と、 を含めて回転子及び固定子の何れか一方が構成され、前
    記線材が通電されることで前記コアの周囲に形成される
    磁界と、回転子及び固定子の何れか他方が有する磁界形
    成手段が形成する磁界との相互作用で前記回転子を回転
    させる回転電機を製造するための回転電機製造方法であ
    って、 駆動手段の駆動力を受けて作動する巻線手段によって前
    記スロットへ前記線材を巻き掛ける巻線の開始時におい
    て所定の大きさの張力を前記線材に付与すと共に、当該
    巻線開始時から所定時間経過時までの間に前記線材に付
    与する前記張力を漸次増加する、 ことを特徴とする回転電機製造方法。
  2. 【請求項2】 前記開始時から前記所定時間経過時まで
    前記張力を線形的に増加させることを特徴とする請求項
    1記載の回転電機製造方法。
  3. 【請求項3】 前記張力が前記巻線開始時における前記
    所定の大きさよりも大きな特定の大きさに達した状態、
    及び、前記巻線の終了時よりも所定時間前の状態の少な
    くとも何れか一方の状態で、前記線材に付与する前記張
    力の増加を停止させ、或いは、前記線材に付与する前記
    張力を漸次減少させることを特徴とする請求項1又は請
    求項2記載の回転電機製造方法。
  4. 【請求項4】 前記巻線手段へ前記線材が至る経路の所
    定位置に対応して設けられた張力検出手段によって前記
    所定位置での前記線材の張力を直接或いは間接的に検出
    すると共に、 前記巻線手段が作動開始してから停止するまで間の所定
    のタイミングで前記張力検出手段が検出した検出結果に
    基づいて巻線の良否を判定する、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に
    記載の回転電機製造方法。
  5. 【請求項5】 前記所定のタイミングを、前記巻線手段
    を作動させる前記駆動手段の駆動速度の単位時間当たり
    の変化率が変化するタイミングに設定した、 ことを特徴する請求項4記載の回転電機製造方法。
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