JP2003168160A - 印刷物自動販売システム - Google Patents

印刷物自動販売システム

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JP2003168160A
JP2003168160A JP2001365288A JP2001365288A JP2003168160A JP 2003168160 A JP2003168160 A JP 2003168160A JP 2001365288 A JP2001365288 A JP 2001365288A JP 2001365288 A JP2001365288 A JP 2001365288A JP 2003168160 A JP2003168160 A JP 2003168160A
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Toshihiro Osawa
俊弘 大沢
Hiroki Takahashi
宏毅 高橋
Koji Yamana
晃司 山名
Masahiko Kodama
雅彦 児玉
Sumihito Shinohara
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は印刷物自動販売システムに関し、特
にメモリーカードの有無に関わりなく、通信機能を有効
利用して印刷物自動販売機を利用する印刷物自動販売シ
ステム、及び当該システムを利用する管理サーバ、印刷
物自動販売機を提供するものである。 【解決手段】 本発明は、サーバ10にネットワークを
介して接続された印刷物自動販売機11により写真画像
等の印刷処理であり、サーバ10を介して予め登録され
た印刷物自動販売機11に対して画像データが供給され
る。この画像データは、印刷物自動販売機11に記憶さ
れると共に、ネットワークを介して印刷物自動販売機1
1に送られ記憶される。ユーザは、後に画像データが記
憶された印刷物自動販売機11に直接、又はネットワー
クを介してアクセスを行い、画像データの印刷処理を行
う。このように構成することにより、ユーザは希望する
印刷物自動販売機11から印刷物を取得でき、この際メ
モリーカード等のメディアを使用する必要がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印刷物自動販売シス
テム、及び当該システムを利用する管理サーバ、印刷物
自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】各種の印刷物を有料にて印刷し、販売す
る印刷物自動販売機が知られている。図26は従来の印
刷物自動販売機を説明する図であり、従来の印刷物自動
販売機を含むシステム構成図である。同図において、印
刷物自動販売機1には、例えばプリンタ部とメディアス
ロットが内蔵され、デジタルカメラ2や、携帯電話(例
えば、カメラ付き携帯電話)3で撮影した画像データ、
又はパーソナルコンピュータ4に取り込んだ画像データ
をメモリーカード5に保存し、このメモリーカード5を
メディアスロットに装着する。
【0003】そして、メモリーカード5から画像データ
を読み取り、内蔵するプリンタ部によって印刷処理を行
う。印刷物6は、印刷物自動販売機1の取出口から出力
される。尚、図27は印刷物自動販売機1に対するユー
ザの処理手順を示す図である。ユーザは、先ず印刷物自
動販売機1の確認を行い(図27に示す)、上記メモ
リーカード5を印刷物自動販売機1のメディアスロット
に挿入する(図27に示す)。次に、ユーザは操作を
選択し、印刷指令を印刷物自動販売機1に送る(図27
に示す、)。次に、印刷物自動販売機1に表示され
る料金支払い要求に従って料金の支払いを行い(図27
に示す、)、印刷物の供給を受ける(図27に示す
)。
【0004】また、上記のような機能を有する印刷物自
動販売機1を使用する場合、印刷速度を考慮して複数枚
を同時に印刷可能とし、複数のプリンタ部を内蔵する。
しかしながら、内蔵のプリンタ部の数が増加すると故障
も増し、メンテナンスに要する時間が増大する。この
為、メンテナンスを容易に行うべく、通信機能を使用し
てメンテナンス情報を収得し、メンテナンスの効率化を
図っている。
【0005】図28は、印刷物自動販売機1にサーバ機
器が接続された場合の処理を更に説明するフローチャー
トである。この場合、上記処理(〜)に加えて、サ
ーバ機器からの故障検査指示によって印刷物自動販売機
1は故障場所の表示を行い(図28に示す、’)、
必要に応じてメンテナンス要員の派遣を行う(図28に
示す)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記通信機能を有する
印刷物自動販売機の場合、メンテナンス情報を送信する
回数は、一日に数回程度であるため、通信機能の有効利
用が図られていない。また、通信機能の有無に関わらず
従来の場合、メディアスロットを用意する必要がある。
【0007】さらに、デジタルカメラは所持している
が、メモリーカードを所持していない場合、印刷物自動
販売機を利用することができない。かかる場合、例えば
写真印刷の販売機会が減る。本発明はこうした実情に鑑
みなされたものであり、メディアスロットの有無に関わ
りなく、通信機能を有効利用して印刷物自動販売機を利
用する印刷物自動販売システム、及び当該システムを利
用する管理サーバ、印刷物自動販売機を提供するもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題は請求項1記載
の発明によれば、管理センタと、ユーザの端末機器と、
印刷物自動販売機がネットワークを介して接続された印
刷物自動販売システムであって、前記管理センタは、前
記端末機器から送信される画像データを受信し、該画像
データを記憶すると共に該画像データを前記印刷物自動
販売機に送信し、前記印刷物自動販売機は前記管理セン
タから送信される画像データを、前記端末機器の指示に
よって印刷する印刷物自動販売システムを提供すること
によって達成できる。
【0009】ここで、上記端末機器は、例えばパーソナ
ルコンピュータ、携帯電話、デジタルカメラ、リストカ
メラ等であり、上記各種端末機器とネットワークを介し
て接続された印刷物自動販売システムにおいて、端末機
器から送信される画像データを管理サーバに記憶すると
共に印刷物自動販売機に送信し、後に上記端末機器の指
示に従って画像データの印刷処理を行う。この場合、端
末機器と印刷物自動販売機との通信は直接行ってもよ
く、又ネットワークを介して行ってもよい。
【0010】このように構成することにより、メモリー
カードの所持に関係なく、通信機能を有効利用して印刷
物の販売を行うことができる。請求項2の記載は、上記
請求項1記載の発明において、前記管理サーバは、予め
指定された印刷物自動販売機に対して前記画像データの
送信を行う構成である。
【0011】このように構成することにより、ユーザの
指定によって予め指定された印刷物自動販売機に画像デ
ータが送られ、後にユーザは指定した印刷物自動販売機
に出向き、印刷物を取得することができる。請求項3の
記載は、上記請求項1、又は2の記載において、前記管
理センタは、前記画像データを転送した印刷物自動販売
機に対する転送要求に従って、他の指定された印刷物自
動販売機に画像データを転送する構成である。
【0012】このように構成することにより、ユーザを
希望する印刷物自動販売機に画像データを転送し、画像
データが移動した先の印刷物自動販売機から印刷物を得
ることができる。上記課題は請求項4記載の発明によれ
ば、ユーザの端末機器と印刷物自動販売機にネットワー
クを介して接続された管理サーバであって、前記端末機
器から出力される画像データを受信する受信手段と、受
信した画像データを記憶する記憶手段と、該画像データ
を前記印刷物自動販売機に送信する送信手段とを有し、
前記画像データに従って前記印刷物自動販売機に対して
画像データの印刷処理を行わせる管理サーバを提供する
ことによって達成できる。
【0013】ここで、管理サーバは画像データを記憶す
る記憶手段を有し、該記憶手段に画像データを記憶して
おり、後に他の印刷物自動販売機へのデータ転送や、画
像データの利用において有利である。このように構成す
ることにより、本発明の管理サーバはユーザの指定によ
って予め指定された印刷物自動販売機に画像データを送
り、後にユーザが指定した印刷物自動販売機から印刷物
の取得を受けることができる。
【0014】請求項5の記載は、上記請求項4記載の発
明において、前記管理サーバは、予め指定された印刷物
自動販売機に対して前記画像データの送信を行う構成で
ある。このように構成することにより、効率よく画像デ
ータを希望する印刷物自動販売機に送ることができる。
【0015】請求項6の記載は、上記請求項4、又は5
の記載において、前記管理サーバは、前記画像データを
転送した印刷物自動販売機に対する転送要求に従って、
他の指定された印刷物自動販売機に画像データを転送す
る構成である。このように構成することにより、例えば
ユーザは主張先の印刷物自動販売機等の、他の場所に設
置された印刷物自動販売機からでも容易に印刷物を取得
することができる。
【0016】上記課題は請求項7記載の発明によれば、
管理サーバにネットワークを介して接続された印刷物自
動販売機であって、前記管理サーバと通信を行う第1の
通信手段と、前記印刷物自動販売機の利用者が使用する
端末機器と直接通信する第2の通信手段とを有し、前記
第1の通信手段を使用して前記管理サーバから画像デー
タの入力を行い、前記第2の通信手段を使用して前記端
末機器の指示に従った画像データの印刷処理を行う印刷
物自動販売機を提供することによって達成できる。
【0017】このように構成することにより、印刷物自
動販売機を利用した印刷処理を行い、例えば当該印刷物
自動販売機に直接上記第2の通信手段を使用してデータ
の授受を行い、印刷物を取得することができる。請求項
8の記載は、上記請求項7記載の発明において、前記端
末機器は、例えば携帯電話である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて詳細に説明する。 <第1の実施形態>図1は本実施形態を説明する印刷シ
ステムのシステム構成図である。
【0019】同図において、本システムはサーバ10
と、このサーバ10にネットワークを介して接続された
印刷物自動販売機11、及び端末機器12で構成されて
いる。ここで、端末機器12はデジタルカメラ12a、
携帯電話12b、パーソナルコンピュータ12cであ
る。
【0020】また、これらの端末機器12と上記サーバ
10もネットワークを介して接続されている。そして、
上記デジタルカメラ12aや、携帯電話12b、パーソ
ナルコンピュータ12cによって撮影、又は取り込んだ
画像は、インターネット等のネットワークを介してサー
バ10に送信される。この送信データ(画像データ)
は、更にサーバ10から印刷物自動販売機11に転送さ
れ、ユーザの指示に基づいて印刷処理される。
【0021】図2は上記印刷物自動販売機11の全体構
成を説明する図である。また、本例の印刷物自動販売機
11は、本体を上部と下部に分離可能に構成され、上部
機体11aと下部機体11bを分離して設置した状態を
示す図が図3である。尚、図3に示す図は上部機体11
aをテーブル18に載置した状態を示す図である。
【0022】両図において、上部機体11aには表示部
13と操作入力部14等が配設され、下部機体11bに
はプリンタ装置が2台内蔵された印刷部、及び印刷結果
を排出する排出部15、入金及び釣り銭などを扱う金銭
授受機構16等が配設されている。また、上部機体11
aには音声案内用のステレオスピーカ17a、17bが
配設され、表示部13の下側には複数の選択操作ボタン
が、そしてその下側には複数種類の記憶メディアの利用
を可能とする複数のメディア装填口が配設されている。
【0023】表示部13はタッチパネル方式で、操作入
力が可能である。また、内蔵する2台のプリンタ装置は
昇華型熱転写プリンタであり、使用に際しては印刷デー
タを2台のプリンタ装置に交互に振り分けて高速印刷を
行う。また、用紙はロール紙が1種類内蔵され、インク
リボンは印刷のサイズ指定(Lサイズと2Lサイズが指
定可能)に応じて、Lサイズ長又は2Lサイズ長のリボ
ンが使用される。ここで、Lサイズ(例えば、89×1
27mm)と2Lサイズ(例えば、127×178m
m)とは、幅は同じで長さが2倍の関係にあるので、同
じ紙幅のロール紙で、印刷に使用されるリボンの長さだ
けを2倍に変えることで、2種類のサイズの印刷が可能
である。
【0024】また、不図示の紙ロール紙のセット部は、
ロール紙が2段セット可能に構成され、補給用ロール
が、正規のロールの上部に待機状態でセット可能に構成
されている。また、上記印刷物自動販売機11は、図2
に示すようにデジタルカメラ12aや、携帯電話12
b、リストカメラ12dと直接通信可能であり、印刷物
自動販売機11との間でデータの授受を行う。この場合
の無線通信手段は、ブルートゥース(BLUETOOTH)や I
rDA準拠の赤外線通信、無線LAN(2.4GHz 帯の電波を
使い、最大伝送速度11Mbpsを実現するIEEE802.11b プロ
トコル、5.2GHz 帯の電波を使い、最大伝送速度54Mbps
を実現するIEEE802.11aプロトコル等)を応用したデー
タ受信方法など種々の通信方法が利用できる。
【0025】ここで、リストカメラの場合、腕時計式の
カメラから直接印刷物自動販売機11に画像データを送
信可能であり、印刷物自動販売機11は受信した画像デ
ータを印刷処理する。また、印刷画面の指定や枚数指定
はDPOF(Digital Print Order Format)データにより
行う。
【0026】したがって、本例の印刷物自動販売機11
は、上記携帯電話12bやリストカメラ12d等から、
画像データの授受が可能な無線インターフェースを装備
しており、メディアを介さずに、無線により印刷データ
の受付及び印刷コマ(画面)や印刷枚数さらに画像補正
などの指定情報を受け付けることができる。以下、本例
の処理動作を図4のフローチャートに従って説明する。
【0027】先ず、ユーザは所有する端末機器12(デ
ジタルカメラ12a、携帯電話12b、パーソナルコン
ピュータ12c)を使用してユーザ登録を行う(ステッ
プ(以下、STで示す)1)。この登録は、サーバ10
に画像データを保管するに当たりその認証を必要とする
為であり、例えば携帯電話12bで行う場合には携帯電
話12bに付与される固有の番号や暗証番号、又パーソ
ナルコンピュータ12cによる場合には登録番号等を入
力する。
【0028】サーバ10は、上記情報に基づいて印刷物
自動販売機11の登録処理を行う(ST2)。尚、サー
バ10に登録されたデータは後にユーザから容易に参照
可能である。また、印刷物自動販売機11から印刷物自
動販売機11の固有番号の情報がサーバ10に送られる
(ST3)。サーバ10は上記情報を判断し、サーバ1
0はユーザに対してデータ送付許可を発行する(ST
4)。
【0029】次に、ユーザは画像データをサーバ10に
送付し(ST5)、サーバ10はデータ保存の成否をユ
ーザに通知する(ST6)。また、サーバ10から印刷
物自動販売機11に対して上記画像データを送付し、印
刷物自動販売機11からデータ保存の成否の通知を受け
る(ST7、ST8)。
【0030】その後、例えば時間が経過し、ユーザ10
は指定された印刷物自動販売機11を確認し、サ−バ1
0に対して印刷準備指示を所有する携帯電話等の端末機
器12から行う(ST9、ST10)。サーバ10は上
記指示を受け取った後、印刷物自動販売機11に対して
サムネイル画像の表示を指示する(ST11)。
【0031】また、印刷物自動販売機11から画像選択
指示をユーザに送る(ST12)。この画像選択指示は
ユーザが所有する端末機器12に送られ、端末機器12
のディスプレイに画像の選択画面が表示される。ユーザ
は端末機器12のディスプレイに表示されるサムネイル
画像から印刷を希望する画像を選択し、印刷物自動販売
機11に通知する(ST13)。
【0032】印刷物自動販売機11は印刷可能可否の情
報と料金表示を行い(ST14)、サーバ10を介して
端末機器12のディスプレイに当該情報を表示する(S
T15)。この情報を確認し、ユーザは料金の支払いを
行い(ST16)、サーバ10はこの料金の支払いを確
認すると(ST17)、印刷物の排出を行う(ST1
8)。
【0033】以上のように処理することによって、ユー
ザは任意の時間に画像データを希望する印刷物自動販売
機11に保存し、メモリーカード等を使用することな
く、当該印刷物自動販売機11から携帯電話12b等を
利用して印刷物を取得することができる。
【0034】また、データ転送時において、自動的にサ
ーバ10と印刷物自動販売機11にデータが保存される
ため、例えばサーバ10にトラブルがあり、サーバ10
のデータが消失した場合でも印刷物自動販売機11に保
存された画像データを使用して印刷処理を行うことがで
きる。
【0035】尚、図5は本例の変形例を説明するシステ
ム図であり、図6にこの場合の処理を説明する。先ず、
ユーザは使用を希望する印刷物自動販売機11を指定
し、当該印刷物自動販売機11の機体番号又は電話番号
等の固有番号を収得する。この為、使用する印刷物自動
販売機11を確認し(ステップ(以下、STPで示す)
1)、先ず端末機器12からサーバ10に対してユーザ
登録を行う(STP2)。
【0036】サーバ10はデータ転送が可能であるか印
刷物自動販売機11に対して問い合わせを行う(STP
3)。ここで、印刷物自動販売機11からデータ送付の
許可があると、サーバ10がユーザに通知する(STP
4、STP5)。次に、ユーザは実際に印刷を希望する
画像データの送付を行い、このデータはサーバ10を介
して印刷物自動販売機11に送られる(STP6、ST
P7)。また、この画像データの保管情報は印刷物自動
販売機11からサーバ10を介してユーザに送られる
(STP8、STP9)。
【0037】次に、本例においては、ユーザが指定した
印刷物自動販売機11以外の場所にある印刷物自動販売
機を利用する場合、サーバ10からデータの移動指示を
行う(STP10)。データの移動指示を受けた印刷物
自動販売機11では指示された印刷物自動販売機11に
対してデータを送信し、当該印刷物自動販売機11から
のデータの受信の成否の通知を受ける(STP11、S
TP12)。
【0038】次に、ユーザはデータを転送した印刷物自
動販売機11に対して印刷可能の確認を行い(STP1
3)、印刷物自動販売機11に対し印刷指示を行う(S
TP14)。印刷物自動販売機11はデータ保管の成否
をサーバ10に通知し、料金徴収の可否を確認する(S
TP15、STP16)。次に、ユーザが料金後払いを
選択する場合、又は料金支払いを確認した場合、印刷物
自動販売機11は印刷処理を行い、印刷物の出力を行う
(STP17〜STP19)。
【0039】以上のように処理することによって、印刷
処理を行う印刷物自動販売機が代わった場合でも簡単に
データを移動し、希望する印刷物自動販売機11によっ
て印刷出力を行うことができる。尚、本発明は上記例に
限定されるものではなく、例えば携帯電話のインターネ
ットモードを使用して画像データを提供サイトからダウ
ンロードし、当該画像データを携帯電話から印刷物自動
販売機11に無線で転送し、これを受信した印刷物自動
販売機11が画像印刷を行う構成としてもよい。また、
カメラ付き携帯電話で撮影した画像データの印刷も可能
であり、当該撮影画像を印刷物自動販売機11に無線伝
送して印刷処理する。
【0040】また、前述のようにリストカメラを利用し
て、直接印刷物自動販売機11に画像データを送信し、
印刷物自動販売機11が画像データの印刷を行うことも
できる。また、本例の印刷物自動販売機11にブロマイ
ド印刷販売機能を備え付け、印刷物自動販売機11の操
作パネルを操作して、ネットワーク上のブロマイドコン
テンツ配信サイトをアクセスし、所望のブロマイドを選
択してダウンロードプリントできる構成としてもよい。
【0041】また、証明写真印刷機能を付加し、印刷物
自動販売機11にカメラを装備し、例えば顧客の写真を
撮影して、その画像を印刷する構成としてもよい。さら
に、画像データのバックアップを保存する印刷物自動販
売機11を指定し、当該バックアップデータを保存する
印刷物自動販売機11として、ユーザがよく使う印刷物
自動販売機11を指定できる構成としてもよい。
【0042】また、本例ではサーバ10に画像データを
保存する構成としたが、サーバ10に代えて、特定の印
刷物自動販売機11に画像データを保存する構成として
もよい。このように構成することにより、例えばサーバ
10がダウンした場合でも画像データを取り出すことが
できる。
【0043】また、印刷物自動販売機11において、メ
モリ容量の限界があり、例えばユーザが印刷物自動販売
機11の容量を考慮して分散記録させるように構成して
もよい。この場合、印刷物自動販売機11間で通信を行
い、極力全てのユーザに於いて負担が軽減する構成とす
る。
【0044】さらに、サーバを介してデータの授受を行
う場合、サーバ10の距離や容量、及び管理業務を考慮
し、印刷物自動販売機11を配設する。 <第2の実施形態>次に、本発明の第2の実施形態につ
いて説明する。
【0045】従来、例えば写真自動販売機に表示した画
像に文字を合成する場合、印刷物自動販売機11に備え
付けのキーボード等を使用して行っている。しかし、こ
の場合写真自動販売機にキーボード等を備え付けなけれ
ばならない。そこで、本実施形態では、例えば携帯電話
12bの操作によって、所望の文字を入力し、本例の印
刷物自動販売機によって印刷出力を得る構成である。ま
た、画像データにフレーム画像を合成し、携帯電話等の
操作によって、所望のフレーム画像を選択し、フレーム
画像が合成された印刷を行う構成である。
【0046】尚、本実施形態の説明においても、図1の
システム図を使用するが、サーバ10には後述する文字
情報が予め登録されているものとする。以下、具体的に
説明する。図7は本例の処理を説明するフローチャート
であり、先ずユーザは印刷物自動販売機11の「選択印
刷」機能によって文字合成を希望する画像を選択する。
この場合、例えば画像情報がサムネイル表示され、ユー
ザは画像を選択して当該選択情報を送信する。
【0047】次に、ユーザはインターネットに接続し、
モニタ上に表示されたURLにアクセスする(ステップ
(以下、Sで示す)1)。サーバ10は、このアクセス
に従ってホームページ(HP)の情報を携帯電話12b
に送信する。図8は携帯電話12bのディスプレイに表
示される画面を示す図である。同図に示すように、ディ
スプレイには機種番号の入力部20、合成文字の入力部
21、送信ボタン22a、取消ボタン22bが表示され
る。
【0048】ユーザは携帯電話12bのモニタに表示さ
れた機種番号を入力部20に入力し、合成を希望する文
字を入力部21に入力し、[送信]ボタン22aをクリ
ックする。この処理によって、携帯電話12bから入力
したデータはサーバ10に転送される(S3)。
【0049】サーバ10では、指定された文字情報を
「合成文字」を指定された機種番号の印刷物自動販売機
11に送信する(S4)。例えば、本例において指定さ
れた機種番号は、図8に示すように“1234”であ
り、合成文字は“富士山登頂成功”である。
【0050】印刷物自動販売機11では入力した上記情
報に従って、ユーザが選択した画像に合成文字を合成し
て表示し、合成画像を出力する(S5)。図9は上記処
理によって、例えば富士山の画像に“富士山登頂成功”
の文字を合成した印刷結果を示す。
【0051】以上のように処理することによって、画像
と文字とを合成する場合、携帯電話12bを利用するこ
とにより実行することができ、印刷物自動販売機11に
キーボード等の文字入力手段を設ける必要がない。ま
た、文字入力を携帯電話12bで行うため、印刷物自動
販売機11内に漢字変換用のソフトウェアを構築する必
要もない。さらに、携帯電話の所有者は、メール機能等
で操作に慣れている文字入力方法が使用でき、不慣れな
キーボード等を使わずに済み、文字入力にかかる時間が
短縮できる。
【0052】尚、上記例では文字入力の合成のみについ
て説明したが、画像フレームを合成する構成としてもよ
い。図10は前述の印刷物自動販売機11に接続された
記憶装置の構成を示し、記憶装置25には複数の画像フ
レームが記憶され、サーバ10からフレーム画像が読み
出し可能に構成されている。
【0053】図11は、画像フレームの合成を行う場合
の携帯電話12bのディスプレイの表示状態を示す。こ
の場合、ユーザは機種番号の情報を入力部20に入力
し、合成を希望する文字を入力部21に入力する。この
処理では、更に希望するフレーム画像をフレーム画像一
覧23から選択して入力する。尚、24はスクロールボ
タンであり、△24aを操作するとフレーム画像一覧2
3に含まれるフレーム画像が上方に操作され、▽24b
を操作するとフレーム画像一覧23に含まれるフレーム
画像が下方に操作される。
【0054】例えば、図11に表示される☆形のフレー
ム画像を選択すると、図12に示すように、☆形のフレ
ーム画像に富士山の画像、更に文字情報“富士山登頂成
功”が印刷出力される。尚、図13は上記処理を説明す
るフローチャートであり、前述の図7に対応する処理に
は同じステップ番号を付す。この場合、インターネット
に接続し、ホームページ(HP)の情報を携帯電話12
bに送信するまでの処理は前述の図7に示す処理と同じ
である(S1、S2)。次に、サーバ10はユーザから
の要求に従ってフレーム画像のサムネイル情報を携帯電
話12bに送信する(S6、S7)。
【0055】次に、ユーザは「機種番号」、「フレーム
画像」、「合成文字」の各情報をサーバ10に送信し
(S8)、サーバ10はユーザが選択したフレーム画像
を前述の記憶装置25から読み出し、サーバ10に送る
(S9、S10)。さらに、サーバ10は印刷物自動販
売機11に上記情報を送信し、前述の図12に示す合成
画像を印刷出力する(S11、S12)。
【0056】尚、携帯電話内にある「待ち受け画面」等
の画像を合成できる構成としてもよい。また、携帯電話
でアクセスできるホームページ上で、合成する文字の位
置やサイズを指定できるようにしてもよい。さらに、文
字に特殊効果の指定もできるようにしてもよい。 <第3の実施形態>次に、本発明の第3の実施形態につ
いて説明する。
【0057】従来、印刷物自動販売機では釣り銭が必要
な場合、釣り銭が発生しない金額を投入しなければ販売
を中止する。この為、釣り銭が生じない金銭の持ち合わ
せがない場合、商品の購入はできない。そこで、本例で
は寄付金選択機能を設けることにより、釣り銭がなくて
も商品を販売できる構成とするものである。以下、具体
的に説明する。
【0058】図14は本例を説明する印刷物自動販売機
11の構成図である。同図において、30は寄付ボタン
であり、この寄付ボタン30を押すことによって釣り銭
を寄付にすることができる。また、図15は本例の処理
を実施するための回路ブロック図である。同図におい
て、本例の回路は、CPU35、メモリ36、金銭授受
機構38、プリンタ装置39、メモリーカード40で構
成され、更に前述の表示部13、操作入力部14、寄付
ボタン30を有する。
【0059】同図において、CPU35はメモリ36に
記憶されたプログラムによって制御され、CPU35は
表示部13の表示制御、操作入力部14の入出力制御を
行う。CPU35はメモリーカード40内のデータを読
み出し、表示部13に画像を表示する。また、金銭授受
機構38より入金が確認されると、プリンタ装置39に
よる印刷処理が開始される。さらに、寄付ボタン30が
押された場合、当該金額を寄付としてメモリ36に記憶
する。
【0060】例えば、利用しようとする印刷物自動販売
機11に10円の釣り銭切れが生じている場合、従来では
50円玉しか持っていないユーザは40円の商品を購入する
ことができない。しかし、本例によれば、ユーザは寄付
ボタン30を押すことによって10円の釣り銭を寄付し、
商品を購入することができる。また、例えば90円の商品
を購入しようとして100円玉を入れた者が釣り銭を必要
としていない場合、寄付ボタン30を押すことによって
不要な釣り銭を受け取らなくて済む。
【0061】以上のように、本例によれば寄付ボタン3
0を設け、寄付金選択機構38を印刷物自動販売機11
に配設することによって、釣り銭がない場合でも、釣り
銭分を寄付し、商品を購入することができる。さらに、
釣り銭が不要であると思うユーザは釣り銭を寄付するこ
とができる。
【0062】一方、図16は表示部13の上部に寄付金
額の表示部40が設けられ、この寄付金額の表示部40
に現在までの寄付金額の合計が表示される。尚、寄付ボ
タン30については前述と同様に配設されている。ま
た、図17はこの場合の回路ブロック図であり、前述の
図15に対して寄付金額の表示部(寄付金額表示ディス
プレイ)40が追加された構成であり、他の構成は前述
の図15と同じである。
【0063】この場合、CPU35はメモリ36に記憶
されたプログラムに従って処理が行われ、金銭授受機構
38により入金が確認されるとプリンタ装置39が印刷
処理を行い、寄付ボタン30が押された場合、その金額
を寄付として記憶すると同時に寄付金額の表示部40の
内容を書き換える。
【0064】このように構成することにより、寄付金提
供者には不正をしていないとの安心感を与えることがで
きる。また、金額が明示されるため寄付金が集まり易く
なる。さらに、図18は寄付金額入力キーボード42を
設けた構成である。このように構成することにより、例
えば10円の釣り銭が切れており、1000円札しか持ってい
ないユーザが90円の商品を購入する場合、寄付ボタン3
0を押し、寄付金額入力キーボード42に10円の情報を
入力することによって商品を購入することができる。ま
た、ユーザが100円寄付したいと思っている場合、寄付
ボタン30を押し、寄付金額入力キーボード42に100
円を入力することで100円の寄付を行うことができる。
【0065】このように構成することにより、寄付金額
入力キーボード42の操作により、使用者は任意の金額
を寄付することができる。尚、図19はこの場合の回路
ブロック図である。 <第4の実施形態>次に、本発明の第4の実施形態につ
いて説明する。
【0066】従来、頻繁にデジタルカメラで写真を撮
り、例えば写真自動販売機によって印刷処理を行う場
合、前回の印刷履歴を忘れると印刷漏れや重複プリント
の原因となる。そこで、本例は印刷物自動販売機11に
よって本人認証にて過去の印刷履歴を参照することによ
り、印刷漏れや重複印刷を防止する発明である。
【0067】図20は本例の処理を説明するフローチャ
ートであり、先ず指紋等の情報を確認して撮影履歴を確
認する構成であり、以下具体的に説明する。先ず、前述
のように印刷物自動販売機11に記録メディアを挿入し
(ステップ(以下、Uで示す)1)、次に撮影日付デー
タが存在するか判断し(U2)、撮影日付データが存在
しない場合(U2がNO)、全印刷か選択印刷かを選択
し(U3)、選択結果に従って印刷処理を行う。一方、
撮影日付データが存在する場合(U2がYES)、印刷
モードメニューに「ニュー(NEW)」の機能を連動させ
る(V4)。
【0068】次に、印刷モードの選択を行い(U5)、
ここで全印刷又は選択印刷であれば前述と同様、選択結
果に従って印刷処理を行う(U3)。図21(a)に示
す表示は前述の図21(a)に示す印刷モードの選択画
面である。次に、例えば「指紋センサに指を当てて下さ
い」との表示が行われ(U6、図21(b9に示す表
示)、この表示に従ってユーザが指紋センサに指を当て
ると、ユーザの指紋が検出され(U7)、既に登録され
た指紋データであるか判断される(U8)。ここで、既
に登録された指紋データであれば(U8がYES)、過
去の印刷履歴から新規に印刷する画像データを抽出す
る。一方、既に登録された指紋データでなければ(U8
がNO)、オール印刷の手続きを行い、新規の指紋登
録、及び印刷履歴の登録を行う(U10)。
【0069】次に、図21(c)に示す表示を行い、印
刷枚数と金額の表示を行う(U11、図21(d))。
その後、金銭投入による支払いを行い(U12)、印刷
出力(U13)、及びニュー印刷の場合の印刷履歴の更
新を行う(U14)。以上のように処理することによっ
て、過去の印刷履歴を確実に参照でき、印刷漏れや重複
印刷を防止することができる。
【0070】尚、本実施形態では本人認証に指紋認証を
採用したが、アイパターン認証や、ID、パスワード等
の他の本人認証方式を使用する構成としてもよい。 <第5の実施形態>次に、本発明の第5の実施形態につ
いて説明する。
【0071】本例は、個人認証を利用することにより、
印刷物自動販売機に於いて印刷が終了するまでその機械
の前で待つ必要がなく、ユーザの時間ロスをなくすもの
である。以下、具体的に処理を説明する。図22は本例
の処理を説明するフローチャートであり、先ず記録メデ
ィアを挿入し(ステップ(以下、Zで示す)1)、画像
の選択、枚数の選択を行う(Z2)。印刷物自動販売機
11は金額の表示を行い(Z3)、ユーザが金銭の投入
を行うと(Z4)、印刷終了予定時間を表示する(Z
5)。
【0072】次に、ユーザは印刷物の受け取りタイプを
選択する(Z6)。例えば、その場で受け取りを行う場
合には、その場で終了まで待つを選択する(Z7)。こ
の場合、印刷処理が開始され、印刷処理が完了すると、
印刷物受け取り口から印刷物を取り出す(Z8〜Z1
0)。一方、後で取りにくる場合には、後で取りにくる
を選択する(Z11)。この場合、先ず指紋の登録が行
われる(Z12)。そして、印刷処理が開始され、印刷
処理が完了すると、印刷物の整理と仕分けが行われる
(Z13〜Z15)。次に、指紋確認が行われ、印刷物
受け取り口から印刷物を取り出す(Z16、Z17)。
【0073】このように、例えば個人認証機能を使用
し、印刷物一時保管機能をそれに持たせることが可能と
なり、印刷終了までその場で待たなくてはならないとい
う時間のロスがなくなる。尚、上記例では個人認証手段
を「指紋」としたが、音声や目の網膜等を認証に利用す
る構成としてもよい。 <第6の実施形態>次に、本発明の第6の実施形態につ
いて説明する。
【0074】今日、店舗では専用の会員カードを発行
し、顧客管理を行っている場合がある。この場合、購入
金額に応じて特典を与え、ダイレクトメールを発送し来
店を促している。ところが、ベンディングマシン(例え
ば、写真自動販売機)の場合、お客が誰であるか確認す
る手段がなく、例えば利用頻度の高いユーザに特典を与
えることができなかった。そこで、ユーザが使用してい
るメモリーカードにあるID番号を利用し、そのID番
号を元に利用実績を記録し、管理するものである。
【0075】図23は本例の処理を説明するフローチャ
ートである。同図において、先ずメモリーカードの挿入
を確認する(ステップ(以下、Xで示す)1)。次に、
メモリーカードはID番号付きであるか判断する(X
2)。ここで、メモリーカードがID番号付きである場
合(X2がYES)、ID番号を読み出し各種情報をI
D番号別に管理する(X3)。尚、メモリーカードがI
D番号付きではない場合(X2がNO)、ID番号無し
として一括管理する(X4)。
【0076】以上のように、メモリーカードがID番号
付きである場合、ID番号別に管理でき、例えばID番
号別に販売データを作成し、どのユーザーが1ヶ月に何
回利用し、何枚プリントしたか判る。また、ユーザ名を
入手したい場合、次回プリント利用時にアンケート用紙
を出力し、回答があれば粗品を出すようにすれば可能で
ある。
【0077】このように、メモリーカードのID番号を
管理することによって、リピータの数や比率もわかり、
拡張販売への情報となる。 <第7の実施形態>次に、本発明の第7の実施形態につ
いて説明する。
【0078】本例は行楽や学校行事、ショー見学などに
おいて撮影した画像のみを印刷したい場合があり、かか
る場合カレンダー上で印刷したい画像の撮影日を指定で
き、画像データの撮影日付情報から指定の撮影日の画像
データを印刷できる印刷物自動販売機である。
【0079】図24は本例の処理を説明するフローチャ
ートである。先ず、印刷物自動販売機11に記録メディ
アを挿入する(ステップ(以下、Vで示す)1)。次
に、撮影日付データが存在するか判断する(V2)。こ
こで、撮影日付データが存在しない場合(V2がN
O)、全印刷か選択印刷かを選択し(V3)、選択結果
に従って印刷処理を行う。一方、撮影日付データが存在
する場合(V2がYES)、印刷モードメニューにカレ
ンダ機能を連動させる(V4)。
【0080】次に、印刷モードの選択を行い(V5)、
ここで全印刷又は選択印刷であれば上記と同様、選択結
果に従って印刷処理を行う(V3)。図25(a)は、
上記印刷モードの選択画面であり、例えば同図に示すよ
うに「印刷モードを選んで下さい」との表示を行う。ま
た、この画面の下には、「オール」、「セレクト」、
「カレンダ」のボタンが表示され、例えば「オール」を
選択した場合全印刷の指定であり、「セレクト」を選択
した場合選択印刷の指定であり、「カレンダ」を選択し
た場合カレンダ印刷モードの指定である。
【0081】一方、カレンダの印刷モードを選択すると
(V5がカレンダ)、カレンダを表示し画像データに存
在する撮影日付の色を変える(V6)。例えば、図25
(b)に示す表示は、カレンダに表示される日付をスク
ロールしながら希望する日付を指定する例である。
【0082】このようにして、印刷を希望する印刷デー
タの日付を指定する(V7)。また、例えば前に印刷し
た画像データの中で一番遅い撮影日時が200×年××
月××日16時50分であった場合、その日時以降に撮
影された画像データを印刷候補とする。また、図25
(c)に示す表示は、2001年10月10日、及び2
001年10月14日に日付が指定された例である。
【0083】次に、日付けが指定されたか判断し(V
8)、日付けが指定されれば(V8がYES)、当該日
付の撮影画像の枚数と金額を入力する(V9)。尚、全
印刷又は選択印刷である場合も対応する撮影画像の枚数
と金額を入力する(V9)。また、ユーザの金銭投入に
よる支払いを待ち(V10)、ユーザの金銭投入を確認
すると(V10がYES)、印刷処理を行う(V1
1)。
【0084】以上のように処理することによって、行楽
や学校行事、ショー見学などにおいて撮影した画像のみ
を、例えばカレンダー上で撮影日を指定し、印刷物自動
販売機11によって印刷出力することができる。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればメ
モリーカード等の記録媒体を介在することなく、携帯電
話等の端末機器を使用して印刷物自動販売機に印刷処理
を行わせることができる。
【0086】また、印刷物自動販売機の指定を行い、希
望する印刷物自動販売機から印刷物の出力を受けること
ができる。さらに、管理サーバと印刷物自動販売機の両
方に画像データを記憶するので、例えば管理サーバがダ
ウンした場合でも印刷物自動販売機に記憶した画像デー
タによって印刷処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態を説明する印刷物自動販売システム
のシステム構成図である。
【図2】印刷物自動販売機の全体構成を説明する図であ
る。
【図3】印刷物自動販売機を上下に分割して設置した状
態を示す図である。
【図4】第1の実施形態の処理を説明するフローチャー
トである。
【図5】第1の実施形態の変形例を説明するシステム図
である。
【図6】第1の実施形態の変形例を説明するフローチャ
ートである。
【図7】第2の実施形態を説明するフローチャートであ
る。
【図8】携帯電話の画面表示を説明する図である。
【図9】印刷物自動販売機からの印刷結果を説明する図
である。
【図10】フレーム画像が記憶された記憶装置の接続構
成を説明する図である。
【図11】携帯電話の画面表示を説明する図である。
【図12】印刷物自動販売機からの印刷結果を説明する
図である。
【図13】第2の実施形態の変形例を説明するフローチ
ャートである。
【図14】第3の実施形態を説明する印刷物自動販売機
の外観図である。
【図15】第3の実施形態を説明する印刷物自動販売機
の回路ブロック図である。
【図16】第3の実施形態を説明する他の印刷物自動販
売機の外観図である。
【図17】第3の実施形態を説明する他の印刷物自動販
売機の回路ブロック図である。
【図18】第3の実施形態を説明する更に他の印刷物自
動販売機の外観図である。
【図19】第3の実施形態を説明する更に他の印刷物自
動販売機の回路ブロック図である。
【図20】第4の実施形態を説明するフローチャートで
ある。
【図21】第4の実施形態を説明する図である。
【図22】第5の実施形態を説明するフローチャートで
ある。
【図23】第6の実施形態を説明するフローチャートで
ある。
【図24】第7の実施形態を説明するフローチャートで
ある。
【図25】第7の実施形態を説明する図である。
【図26】従来のシステムを説明するシステム図であ
る。
【図27】従来の処理を説明するフローチャートであ
る。
【図28】従来の処理を説明するフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10 サーバ 11 印刷物自動販売機 12 端末機器 12a デジタルカメラ 12b 携帯電話 12c パーソナルコンピュータ 13 表示部 14 操作入力部 15 排出部 16 金銭授受機構 17a、17b ステレオスピーカ 20 入力部 21 入力部 22a 送信ボタン 22b 取消ボタン 25 記憶装置 30 寄付ボタン 35 CPU 36 メモリ 38 金銭授受機構 39 プリンタ装置 40 寄付金額表示ディスプレイ 41 メモリーカード 42 寄付金額入力キーボード
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 506 G06F 17/60 506 ZEC ZEC (72)発明者 高橋 宏毅 東京都羽村市栄町3丁目2番1号 カシオ 計算機株式会社羽村技術センター内 (72)発明者 山名 晃司 東京都羽村市栄町3丁目2番1号 カシオ 計算機株式会社羽村技術センター内 (72)発明者 児玉 雅彦 東京都羽村市栄町3丁目2番1号 カシオ 計算機株式会社羽村技術センター内 (72)発明者 篠原 純人 東京都羽村市栄町3丁目2番1号 カシオ 計算機株式会社羽村技術センター内 Fターム(参考) 2C061 CG02 CG15 CQ34 HK19 HN04 HN16 2C087 AA11 AB01 AB05 BA03 BA14 BD09 CA02 CB20

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管理センタと、ユーザの端末機器と、印
    刷物自動販売機がネットワークを介して接続された印刷
    物自動販売システムであって、 前記管理センタは、前記端末機器から送信される画像デ
    ータを受信し、該画像データを記憶すると共に前記印刷
    物自動販売機に送信し、 前記印刷物自動販売機は前記管理センタから送信される
    画像データを、前記端末機器の指示によって印刷するこ
    とを特徴とする印刷物自動販売システム。
  2. 【請求項2】 前記管理サーバは、予め指定された印刷
    物自動販売機に対して前記画像データの送信を行うこと
    を特徴とする請求項1記載の印刷物自動販売システム。
  3. 【請求項3】 前記管理センタは、前記画像データを転
    送した印刷物自動販売機に対する転送要求に従って、他
    の指定された印刷物自動販売機に画像データを転送する
    ことを特徴とする請求項1、又は2記載の印刷物自動販
    売システム。
  4. 【請求項4】 ユーザの端末機器と印刷物自動販売機に
    ネットワークを介して接続された管理サーバであって、 前記端末機器から出力される画像データを受信する受信
    手段と、受信した画像データを記憶する記憶手段と、該
    画像データを前記印刷物自動販売機に送信する送信手段
    とを有し、 前記画像データに従って前記印刷物自動販売機に対して
    画像データの印刷処理を行わせることを特徴とする管理
    サーバ。
  5. 【請求項5】 前記管理サーバは、予め指定された印刷
    物自動販売機に対して前記画像データの送信を行うこと
    を特徴とする請求項4記載の管理サーバ。
  6. 【請求項6】 前記管理サーバは、前記画像データを転
    送した印刷物自動販売機に対する転送要求に従って、他
    の指定された印刷物自動販売機に画像データを転送する
    ことを特徴とする請求項4、又は5記載の管理サーバ。
  7. 【請求項7】 管理サーバにネットワークを介して接続
    された印刷物自動販売機であって、 前記管理サーバと通信を行う第1の通信手段と、前記印
    刷物自動販売機の利用者が使用する端末機器と直接通信
    する第2の通信手段とを有し、 前記第1の通信手段を使用して前記管理サーバから画像
    データの入力を行い、前記第2の通信手段を使用して前
    記端末機器の指示に従った画像データの印刷処理を行う
    ことを特徴とする印刷物自動販売機。
  8. 【請求項8】 前記端末機器は、携帯電話であることを
    特徴とする請求項7記載の印刷物自動販売機。
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