JP2003166826A - 折り畳み式携帯端末の開閉検知スイッチ - Google Patents

折り畳み式携帯端末の開閉検知スイッチ

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JP2003166826A JP2001367639A JP2001367639A JP2003166826A JP 2003166826 A JP2003166826 A JP 2003166826A JP 2001367639 A JP2001367639 A JP 2001367639A JP 2001367639 A JP2001367639 A JP 2001367639A JP 2003166826 A JP2003166826 A JP 2003166826A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新たに電子部品を要することなく既存の電子
部品のみで安価に実現することができ、しかも耐久性に
優れた折り畳み式携帯端末の開閉検知スイッチを提供す
ること。 【解決手段】 本体部と蓋体部とが互いに開閉可能に取
り付けられた折り畳み式携帯端末において、蓋体部にス
ピーカ22(磁石)を設け、本体部に、地磁気センサ1
4を設ける。地磁気センサ14は、スピーカ22の磁石
が形成する磁界を検知する。判断処理部3は、蓋体部の
開閉状態とスピーカ22が形成する磁界との対応関係が
規定されたテーブルDTを参照し、地磁気センサ14で
検知された磁界に基づき蓋体部の開閉状態を判断する。
これにより、本体部に対する蓋体部の開閉状態を検知す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話などのい
わゆる折り畳み式携帯端末の開閉状態を検知するための
開閉検知スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】携帯端末の一種である携帯電話において
は、従来からの通話機能に加えて、情報処理機能が大幅
に強化されてきている。ところで、情報処理端末として
の機能に着目すれば、情報の表示部として大型のものが
好ましいが、そのまま表示部を大型化したのでは携帯性
が著しく損なわれる。そこで、入力キーが配置された本
体部に対して表示部が配置された蓋体部を開閉可能に取
り付けることにより携帯性と携帯端末としての利便性を
兼ね備えた折り畳み式の携帯端末が主流となっている。
また、近年に至っては、南北東西の方位を提示するコン
パス機能を備えた携帯端末も提案され、さらなる多機能
化が推し進められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、折り畳み式
携帯端末の場合、使用する際には蓋体部を開いた状態と
して通話や情報の入力操作などを行うものとなっている
が、利用者が蓋体部を開くことにより電源のオン/オフ
を自動的に制御するための電源制御機能を備えたものも
ある。この電源制御機能を実現するためには、蓋体部の
開閉状態を検知するためのスイッチ(以下、「開閉検知
スイッチ」と称す)を必要とする。
【0004】図5に、従来の携帯電話が備える開閉検知
スイッチの一例を示す。同図(a)に示す例は、メカニ
カルスイッチを用いたもので、電気的な可動接点と連結
する突出部MSを備える。蓋体部が閉じられると突出部
MSが押し込まれる。これにより電気的な可動接点の接
続状態が切り替わり、蓋体部の開閉状態が検知される。
また、同図(b)に示す例は、小型のホール素子HDと
磁石MGとを組み合わせて開閉検知スイッチを構成した
もので、これらを本体部側と蓋体部側の対応する位置に
それぞれ配置する。この例によれば、磁石MGがホール
素子HDに近づくと、ホール素子HDにホール効果に基
づく電圧が現れ、これにより蓋体部の開閉状態が検知さ
れる。
【0005】しかしながら、上述の従来の開閉検知スイ
ッチによれば、スイッチ自体が独立した電子部品として
装置内に存在するため、部品コストと実装スペースを必
要とするという問題がある。また、メカニカルスイッチ
は比較的安価ではあるが耐久性に劣るという問題があ
る。さらに、小型ホール素子と磁石を用いたスイッチ
は、非接触型の接点として機能するので耐久性に優れる
が、比較的高価であり、部品コストが上昇するという問
題がある。しかも、ホール素子は感度が低く、磁気を検
知するためには別途磁石を必要とするという問題もあ
る。
【0006】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、耐久性に優れ、しかも新たに電子部品を要するこ
となく既存の電子部品のみで安価に実現することができ
る折り畳み式携帯端末の開閉検知スイッチを提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明は以下の構成を有する。即ち、この発明に
係る折り畳み式携帯端末の開閉検知スイッチは、第1の
胴体部(例えば後述する本体部10に相当する構成要
素)と第2の胴体部(例えば後述する蓋体部20に相当
する構成要素)とが互いに開閉可能に取り付けられた折
り畳み式携帯端末の開閉検知スイッチであって、前記第
2の胴体部に設けられた磁石(例えば後述する通話用の
スピーカ22に相当する構成要素)と、前記第1の胴体
部に設けられ、前記磁石が形成する磁界を検知する磁気
センサ(例えば後述する地磁気センサ14に相当する構
成要素)と、前記第1および第2の胴体部の開閉状態と
前記磁石が形成する磁界との対応関係が規定されたテー
ブル(例えば後述するデコーダテーブルDTに相当する
構成要素)と、前記磁気センサで検知された磁界に基づ
き前記テーブルを参照して前記第1および第2の胴体部
の開閉状態を判断する判断処理部(例えば後述するデコ
ーダ5、コントローラ6、メモリ7からなる回路系に相
当する構成要素)と、を備えたことを特徴とする。
【0008】この構成によれば、第1および第2の胴体
部が閉状態にある場合と開状態にある場合とで、磁気セ
ンサで検知される磁石の磁界が変化する。判断処理部
は、磁界と開閉状態との対応関係が予め規定されたテー
ブルを参照することにより、磁気センサで検知された磁
界に対応する第1の胴体部と第2の胴体部と間の相対的
な開閉状態を把握する。これにより、第1および第2の
胴体部の開閉状態を検知するスイッチとして機能する。
このようにテーブルを参照して開閉状態を判断すること
により、開状態と閉状態の2値的な判断のみならず、3
値以上の多値的な判断が可能となる。しかもテーブルを
書き換えることにより、開閉状態の判断基準を適応的に
変更することも可能になる。
【0009】また、前記磁気センサとしてコンパス用の
地磁気センサ(例えば後述する地磁気センサ14に相当
する構成要素)を兼用すると共に、前記磁石として通話
用のスピーカ(例えば後述するスピーカ22に相当する
構成要素)を兼用したことを特徴とする。この構成によ
れば、新たに電子部品を必要とすることなく、開閉状態
に応じた磁界の変化を検知することが可能になる。さら
に、前記判断処理部は、前記第1および第2の胴体部が
開状態にある場合の地磁気以外の所定の磁界成分を、前
記磁気センサで検知された磁界から減算するように構成
されたことを特徴とする。この構成によれば、地磁気の
検知精度を犠牲にすることなく、開閉状態を正確に検知
することが可能になる。
【0010】さらにまた、前記磁気センサは、前記第1
および第2の胴体部が閉状態にある場合に前記磁石の近
傍に位置するように前記第1の胴体部に取り付けられた
ことを特徴とする。この構成によれば、閉状態で磁気セ
ンサで検知される磁界が強くなるので、閉状態を安定的
に検知することが可能になる。さらにまた、前記判断処
理部は、着信があったことを条件に前記第1および第2
の胴体部の開閉状態を判断するように構成されたことを
特徴とする。この構成によれば、着信以後に判断処理を
実行するので、全体として判断処理に伴う消費電流を抑
制することが可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態を説明する。 (構成の説明)図1に、この実施の形態に係る携帯端末
の外観上の構成を示す。この携帯端末は、折り畳み式の
携帯電話であって、同図(a)に示すように、概略的に
は本体部10(第1の胴体部)と蓋体部20(第2の胴
体部)とから構成され、本体部10と蓋体部20とが互
いに開閉可能に取り付けられている。一方の本体部10
には、数字キーなどの各種の入力キー11と、通話用の
マイク12が設けられている。また、本体部10の内部
には、携帯端末としての各種の処理を実行するための回
路が形成された基板13が組み込まれている。また、こ
の携帯端末は、いわゆる電子コンパス機能を備え、その
ための地磁気センサ14を内蔵している。
【0012】他方の蓋体部20には、基板13上の回路
で処理された各種の情報を表示するための表示部21
と、通話用のスピーカ22と、アンテナ23が設けられ
ている。ここで、同図(b)に示すように、本体部10
に対して蓋体部20を閉じた状態では、地磁気センサ1
4が、蓋体部20側に設けられたスピーカ22の近傍に
位置するように本体部10側に取り付けられている。こ
れら地磁気センサ14およびスピーカ22は、本体部1
0と蓋体部20との間の相対的な開閉状態を検知するた
めの開閉検知スイッチの構成要素として兼用される。
【0013】図2に、この実施の形態に係る携帯端末の
機能上の構成を示す。携帯電話ブロック1は、携帯電話
としての機能を実現するものであり、携帯電話通信モジ
ュール1A、キーボード1B、液晶ディスプレイ(LC
D:Liquid Crystal Display)1Cとから構成される。
携帯電話通信モジュール1Aは、上述の基板13上に実
装され、キーボード1Bは上述の入力キー11として本
体部10に取り付けられ、液晶ディスプレイ1Cは上述
の表示部21として蓋体部20に取り付けられている。
GPSモジュール2(GPS:Global Positioning Sys
tem)は、人工衛星から送信された電波を利用して位置
情報を取得するためのもので、地磁気センサ14と共に
電子コンパス機能を実現する。
【0014】地磁気センサ14は、例えば磁気インピー
ダンス効果等を利用して微弱な磁気を検知可能なように
構成されたもので、図3に示すように、X軸方向の磁気
成分を検知するX軸磁気センサ14Aと、Y軸方向の磁
気成分を検知するY軸磁気センサ14Bと、これらの磁
気センサに作動用の電流を供給する定電流バイアス制御
回路14Cとから構成される。X軸およびY軸磁気セン
サ14A,14Bからは、各軸方向の磁界強度に応じた
検知電圧信号VX,VYが取り出される。定電流バイア
ス制御回路14Cには、この定電流バイアス制御回路の
オン・オフ状態を制御するための制御信号SCが与えら
れる。この地磁気センサ14は、基本的には電子コンパ
ス機能を実現するためのものであるが、開閉検知スイッ
チとして兼用される場合は、通話用のスピーカ22の磁
石が形成する磁界を検知するためのものとして利用され
る。
【0015】判断処理部3は、地磁気センサ14の検知
結果に基づいて本体部10と蓋体部20との間の開閉状
態を判断するものであって、デコーダ3A、コントロー
ラ3B、メモリ3Cから構成され、バス8を介して上述
の携帯電話ブロック1とGPSモジュール2とに接続さ
れる。デコーダ3Aは、地磁気センサ14により得られ
た検知電圧信号VX,VYをデコードして方位情報を生
成するものであり、そのデコード動作において参照され
るテーブル(以下、「デコーダテーブル」と称す)DT
を内蔵する。ただし、このテーブルDTは、後述するメ
モリ3Cに格納するものとしてもよい。このデコーダテ
ーブルDTについては後述する。
【0016】コントローラ3Bは、所定の制御プログラ
ムに従って各部の制御を行うと共に、デコーダ3Aのデ
コード結果を受けて開閉状態を判断するものであり、ま
た電子コンパス機能を実現するために必要とされる処理
をも実行する。メモリ3Cは、ROM(Read Only Memo
ry)などの不揮発性メモリからなり、上述のコントロー
ラ3Bで実行される制御プログラムを格納する。上述し
た判断処理部3、磁気センサ14、およびスピーカ22
は、本体部10と蓋体部20との間の開閉状態を検知す
るための開閉検知スイッチ100を構成する。
【0017】図4に、上述のデコーダ3Aが備えるデコ
ーダテーブルDTの構成例を示す。このデコーダテーブ
ルDTは、日本国内における地磁気ベクトルに合わせて
地磁気センサ14の検知電圧信号VX,VYが表すX軸
方向およびY軸方向の磁界強度(Oe)と方位角・傾き
角(deg)との対応関係がテーブル化されている。傾
き角は、水平面に対する携帯端末本体部の傾きを表す。
なお、図4では、説明の便宜上、磁界強度(Oe)と方
位角(deg)等との対応関係を示しているが、磁気強
度に代えて検知電圧信号VX,VYをそのまま用いても
よい。
【0018】ここで、日本国内の地磁気の水平成分は、
概ね、−0.3〜+0.3(Oe)の範囲にあるが、携
帯端末が水平面から傾くと、地磁気センサが地磁気のベ
クトル成分に反応し、検知値が0.3(Oe)を上回る
場合がある。このため、図4に示す例では、地磁気のレ
ベルを−0.35(Oe)〜+0.35(Oe)の範囲
で規定することにより、携帯端末が傾いた場合に対応し
ている。この例に示すデコーダテーブルDTの場合、方
位角および傾きとも最小1度の精度で検知可能となる。
【0019】また、このデコーダテーブルDTには、上
述のスピーカ22と地磁気センサ14とが開閉検知スイ
ッチとして機能する場合のテーブル値についても規定さ
れている。即ち、このデコーダテーブルDTには、本体
部10および蓋体部20の開閉状態とスピーカ22の磁
石が形成する磁界と間の対応関係を規定するテーブル値
が記述されている。ここで、上述の図1(b)に示すよ
うに、本体部10に対して蓋体部20が閉状態にある場
合、地磁気センサ14とスピーカ22とが極めて接近す
るため、地磁気センサ14の検知電圧信号VX,VYが
異常に高くなる。そこで、この例では、1(Oe)を閾
値として高い磁界を検知することとし、1(Oe)以上
の磁界強度に対応づけて「閉状態」を表すテーブル値が
規定され、1(Oe)未満の磁界強度に対応づけて「開
状態」を表すテーブル値が規定されている。
【0020】次に、この実施の形態の動作を開閉検知ス
イッチ100に着目して説明する。なお、説明の便宜
上、初期状態では蓋体部20が開状態にあり、電源が投
入された状態にあるものとする。蓋体部20が、初期状
態(開状態)から、図1(b)に示すように閉状態にな
ると、通話用のスピーカ22が地磁気センサ14の近傍
に位置するようになる。このため、地磁気センサ14の
検知電圧信号VX,VYのレベルが1(Oe)を越え
る。デコーダ3Aは、この検知電圧信号に基づき図4に
示すデコーダテーブルDTを参照し、閉状態に対応する
テーブル値を取得し、これをデコード結果として出力す
る。
【0021】コントローラ3Bは、デコーダ3Aから出
力されたテーブル値に基づき蓋体部20が閉状態にある
と判断し、その旨の通知信号を携帯電話ブロック1に出
力する。携帯電話ブロック1では、外部からの着信を判
断するための機能を残して各部の電源を立ち下げ、着信
があるまで携帯電話ブロック1およびGPSモジュール
2を待機状態とする。この後、コントローラ3Bは、地
磁気センサ14の定電流バイアス回路14Cをオフ状態
とし、X軸磁気センサ14AおよびY軸磁気センサ14
Bに対する電流の供給を停止させることにより、地磁気
センサ14での消費電流を抑える。
【0022】続いて、上述の待機状態において着信があ
ると、携帯電話ブロック1から着信信号がバス8を介し
てコントローラ3Bに出力される。コントローラ3B
は、着信があったことを条件として地磁気センサ14の
定電流バイアス回路14Cをオン状態に制御し、X軸磁
気センサ14AおよびY軸磁気センサ14Bに対し電流
を供給させる。これにより地磁気の検知が可能な状態と
なる。これと並行して、携帯電話ブロック1は、着信音
を発生させ、利用者に着信がある旨を通知する。
【0023】そして、利用者が通話のために蓋体部20
を開状態とすると、スピーカ22が地磁気センサ14か
ら遠くに離間し、地磁気センサ14の検知電圧信号V
X,VYのレベルが1(Oe)よりも小さくなる。この
結果、検知電圧信号VX,VYは、地磁気の強度に応じ
たレベルに落ち着く。デコーダ3Aは、この検知電圧信
号VX,VYを受け、デコーダテーブルDTを参照して
開状態に対応するテーブル値を出力する。コントローラ
3Bは、このテーブル値に基づき開状態と判断し、その
旨の通知信号を携帯電話ブロック1に出力する。
【0024】携帯電話ブロック1は、コントローラ3B
からの通知信号を受けて各部の電源を立ち上げる。これ
により通話可能な状態となる。この後、コントローラ3
Bは、地磁気センサ14の定電流バイアス制御回路14
Cをオフ状態に制御し、この定電流バイアス制御回路で
発生する消費電流を抑制する。また、このように電源が
投入された状態において、利用者が電子コンパス機能を
指定すると、地磁気センサ14は方位角および傾き角の
変化に応じた地磁気を検知し、検知電圧信号VX,VY
を発生させる。
【0025】この場合、本体部10と蓋体部20とは開
状態にあり、地磁気センサ14とスピーカ22とは離間
した状態にあるので、地磁気センサ14はスピーカ22
の磁気の影響をほとんど受けず、従って検知電圧信号V
X,VYは地磁気の強度に応じたレベルを示す。デコー
ダ3Aは、この検知電圧信号VX,VYに基づきデコー
ダテーブルDTを参照し、該当する方位角のテーブル値
を取得する。コントローラ3Bは、このテーブル値を受
けて表示部21に方位情報を表示させる(電子コンパス
機能)。
【0026】ここで、スピーカ22の磁石による磁界が
強い程、地磁気センサ14により得られる検知電圧信号
VX,VYのレベルが高くなり、閉状態を安定的かつ精
度よく検知することが可能となる。しかしながら、スピ
ーカ22側の磁界を強くすると、開状態において電子コ
ンパス機能として機能する際にスピーカ22の磁界が磁
気センサ14に影響を与え、電子コンパスの精度が低下
する場合が起こり得る。この対策としては、地磁気以外
の磁界成分(所定の磁界成分)を予め測定により把握し
ておき、地磁気センサ14により検知された磁界から、
この地磁気以外の磁界成分を減算するようにすればよ
い。このような地磁気以外の磁界成分は、電子コンパス
を機能させる際の磁界に対するバイアス値として、例え
ばコントローラ3B内のRAM領域にセットされる。
【0027】上述の地磁気以外の磁界成分は、開閉検知
スイッチ100を内蔵する携帯端末内部の回路や液晶デ
ィスプレイなどが発生する磁界成分であって、略一定量
である。ただし、動作モードに応じて内部で発生する磁
界成分が変化する場合には、例えばこの磁界成分を動作
モード毎に予め測定してテーブル化しておき、このテー
ブルを参照することにより、地磁気センサ14で検知さ
れた磁界から減算すべき量(所定の磁界成分)を補正す
るようにしてもよい。
【0028】次に、利用者が通話(携帯電話の使用)を
終えて蓋体部20を閉じると、地磁気センサ14で検知
される磁気強度が1(Oe)以上となり、デコーダ3A
は閉状態に対応するテーブル値を出力する。コントロー
ラ3Bは、このテーブル値に基づき蓋体部20が閉状態
にあると判断する。そして、上述したように、その旨を
示す通知信号を携帯電話ブロック1に出力すると共に、
定電流バイアス制御回路14Cをオフ状態に制御する。
これにより再び携帯端末の電源がオフとなり、待機状態
となる。以上説明したように、開閉検知スイッチ100
により、本体部10に対する蓋体部20の開閉状態が検
知され、電源のオン/オフが的確に制御される。
【0029】この実施の形態によれば、地磁気センサ1
4およびスピーカ22は既存の構成要素であり、また判
断処理部3のデコーダ3Aおよびコントローラ3Bはソ
フトウェア上で実現することができ、さらにメモリ3C
は既存のROM領域の一部を利用することができる。従
って、新たに電子部品を準備することなく開閉検知スイ
ッチ100を実現することができる。また、開閉状態を
検知した後、定電流バイアス制御回路14Cをオフ状態
に制御するようにしたので、消費電流を抑えることがで
きる。
【0030】以上、この発明の一実施形態を説明した
が、この発明は、この実施の形態に限られるものではな
く、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があ
っても本発明に含まれる。例えば、上述の実施の形態で
は、地磁気センサ14を本体部10に設け、スピーカ2
2が発生する磁界を検知するものとしたが、マイク12
が磁石を備えるタイプのものであれば、逆に地磁気セン
サ14を蓋体部20側に設け、マイク12が発生する磁
界を検知するものとしてもよい。
【0031】また、上述の実施の形態では、本体部10
と蓋体部20とから携帯端末を構成したが、このように
主従関係にある場合に限らず、2つの対等な胴体部が2
つ折り可能なように結合されたものも本発明の概念に含
まれ、各胴体部の主従関係は本発明の本質的な事項では
ない。さらに、判断処理部3をソフトウェア上で実現す
るものとしたが、回路として実現してもよい。言うまで
もなく、その一部の機能(例えばデコーダ3A)のみを
回路上で実現してもよい。
【0032】さらにまた、上述の実施の形態では、携帯
電話を例に説明したが、ノート型パソコンなどの他の携
帯端末に適用することも可能である。さらにまた、上述
の実施の形態では、既存のスピーカ22および地磁気セ
ンサ14を兼用して開閉検知スイッチ100を構成する
ものとしたが、これらを兼用せずに、専用の電子部品に
より構成してもよい。これにより、ソフトウェア上の処
理の負荷を軽減することが可能になる。さらにまた、動
作モードに応じて複数種類のデコーダテーブルを準備す
るものとしてもよい。これにより、各動作モードにおい
て地磁気を精度よく検知することが可能になる
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、第1の胴体部に設けられた磁気センサで第2の胴体
部に設けられた磁石が形成する磁界を検知し、前記磁気
センサで検知された磁界の変化から、前記第1の胴体部
に対する前記第2の胴体部の開閉状態を判断するように
したので、新たに電子部品を要することなく既存の電子
部品のみで安価に実現することができ、しかも耐久性に
優れた折り畳み式携帯端末の開閉検知スイッチを提供す
ることができる。しかも、テーブルを用いて開閉状態を
判断するようにしたので、動作状態に応じて適応的に判
断基準を修正することが可能になり、開閉状態の判断を
的確に行うことが可能になる。
【0034】また、前記磁気センサとして、コンパス機
能を実現するための地磁気センサを兼用すると共に、前
記磁石として、通話用のマイクまたはスピーカを兼用し
たので、新たに電子部品を準備することなくスイッチ機
能を実現することができる。さらに、着信があったこと
を条件に前記開閉状態を判断するようにしたので、消費
電流を抑制することができる。さらにまた、閉状態にお
いて前記磁石の近傍に位置するように前記磁気センサを
前記第1の胴体部に取り付けたので、閉状態を安定的か
つ精度良く検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態に係る携帯端末(携帯
電話)の外観上の構成例を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態に係る携帯端末(携帯
電話)の機能上の構成例を示すブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態に係る地磁気センサの
構成例を示すブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態に係るデコーダデーブ
ルの一例を示す図である。
【図5】 従来技術に係る携帯電話の外観上の構成例を
示す図である。
【符号の説明】
1:携帯電話ブロック、1A:携帯電話通信モジュー
ル、1B:キーボード、1C:液晶ディスプレイ(LC
D)、2:GPSモジュール、3:判断処理部、3A:
デコーダ、3B:コントローラ、3C:メモリ、8:バ
ス、10:本体部、11:入力キー、12:マイク、1
3:基板、14:地磁気センサ、14A:X軸磁気セン
サ、14B:Y軸磁気センサ、14C:定電流バイアス
制御回路、20:蓋体部、21:表示部、22:スピー
カ、23:アンテナ、100:開閉検知スイッチ、D
T:デコーダテーブル。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の胴体部と第2の胴体部とが互いに
    開閉可能に取り付けられた折り畳み式携帯端末の開閉検
    知スイッチであって、 前記第2の胴体部に設けられた磁石と、 前記第1の胴体部に設けられ、前記磁石が形成する磁界
    を検知する磁気センサと、 前記第1および第2の胴体部の開閉状態と前記磁石が形
    成する磁界との対応関係が規定されたテーブルと、 前記磁気センサで検知された磁界に基づき前記テーブル
    を参照して前記第1および第2の胴体部の開閉状態を判
    断する判断処理部と、 を備えたことを特徴とする折り畳み式携帯端末の開閉検
    知スイッチ。
  2. 【請求項2】 前記磁気センサとしてコンパス用の地磁
    気センサを兼用すると共に、前記磁石として通話用のス
    ピーカを兼用したことを特徴とする請求項1に記載され
    た折り畳み式携帯端末の開閉検知スイッチ。
  3. 【請求項3】 前記判断処理部は、前記第1および第2
    の胴体部が開状態にある場合の地磁気以外の所定の磁界
    成分を、前記磁気センサで検知された磁界から減算する
    ように構成されたことを特徴とする請求項2に記載され
    た折り畳み式携帯端末の開閉検知スイッチ。
  4. 【請求項4】 前記磁気センサは、前記第1および第2
    の胴体部が閉状態にある場合に前記磁石の近傍に位置す
    るように前記第1の胴体部に取り付けられたことを特徴
    とする請求項1ないし3の何れかに記載された折り畳み
    式携帯端末の開閉検知スイッチ。
  5. 【請求項5】 前記判断処理部は、着信があったことを
    条件に前記第1および第2の胴体部の開閉状態を判断す
    るように構成されたことを特徴とする請求項1ないし4
    の何れかに記載された折り畳み式携帯端末の開閉検知ス
    イッチ。
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