JP2003166455A - 電子制御燃料噴射装置 - Google Patents

電子制御燃料噴射装置

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JP2003166455A
JP2003166455A JP2001365421A JP2001365421A JP2003166455A JP 2003166455 A JP2003166455 A JP 2003166455A JP 2001365421 A JP2001365421 A JP 2001365421A JP 2001365421 A JP2001365421 A JP 2001365421A JP 2003166455 A JP2003166455 A JP 2003166455A
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plunger
expansion
chamber
fuel
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JP2001365421A
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Shogo Hashimoto
本 省 吾 橋
Ryoji Ebara
原 亮 二 江
Hiroshi Mizui
井 宏 水
Tadashi Nichogi
梃 木 正 二
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Mikuni Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電磁駆動型のプランジャポンプを備えた電子制
御燃料噴射装置にて、ベーパの排出効率を高める。 【解決手段】ヨーク24,25の外側に供給通路30a
と戻し通路29aとを連通する還流通路36を形成し、
往復動するプランジャ21の内部に戻し通路29aに連
通するプランジャ通路21cを形成し、プランジャ21
及び筒体22,23との間にプランジャ21の移動によ
り膨張及び収縮する膨縮室Pを形成し、プランジャ通路
21c及び膨縮室Pを連通させる内側連通路21d、膨
縮室P及び還流通路36を連通させる外側連通路25a
を設ける。これにより、膨縮室Pによるポンプ作用が生
じ、通路内において燃料の強制流れを生じさせ、ベーパ
を強制的に排出できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関(以下、
単にエンジンと称す)の吸気通路に燃料を噴射する電磁
駆動型の電子制御燃料噴射装置に関し、特に、二輪車等
に搭載されるエンジンに適用される電子制御燃料噴射装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】二輪車等に搭載されるエンジンに適用さ
れる電子制御燃料噴射装置としては、例えば特開平20
01−221137号公報に示されるように、燃料タン
クからフィードパイプにより導かれた燃料を、電磁駆動
型のプランジャポンプにより圧送しつつ、余剰の燃料及
び発生したベーパをリターンパイプにより燃料タンクに
還流するもの、あるいは、圧送行程の初期領域の燃料を
リターンパイプにより燃料タンクに還流すると共に、圧
送行程の後期領域の燃料を噴射ノズルから吸気通路に向
けて噴射するものが知られている。これらの装置におい
ては、プランジャポンプにより圧送された燃料が噴射ノ
ズルにて噴射される前に、ベーパ(気泡)混じりの燃料
を、予めリターンパイプにより燃料タンクに向けて還流
させるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記装置に
おいては、通路抵抗によるフィードパイプ内の低圧化、
あるいは、プランジャポンプの作動による発熱等に起因
して、燃料内にベーパが発生するため、これら発生した
ベーパを効率良く除去する必要がある。また、ベーパを
燃料タンクに向けて排出させるにあたり、例えばベーパ
の上昇流れによる自然対流(気泡ポンプ作用)等を利用
して排出させる場合に、リターンパイプの配管経路等に
依存することなく、又、エンジンの運転状態に依存する
ことなく、少量のベーパであっても、安定してベーパの
排出を行なわせる必要がある。
【0004】本発明は、上記の点に鑑みて成されたもの
であり、その目的とするところは、ベーパを排出するた
めの特別なポンプ等を設けることなく、簡略な構造に
て、プランジャポンプの冷却作用を確保でき、又、ベー
パの発生量が少量であっても、発生したベーパを確実に
排出でき、安定した燃料の噴射が行なえる電子制御燃料
噴射装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の電子制御燃料噴
射装置は、往復動により燃料の吸引及び圧送を行なうべ
く電磁力により駆動されるプランジャと、プランジャを
摺動自在に収容して燃料の圧送室を画定する筒体と、燃
料を供給するべく圧送室に連通し得る供給通路と、供給
された燃料の一部を元に戻す戻し通路と、圧送室の下流
側に配置され圧送された燃料を噴射する噴射ノズルとを
備えた電子制御燃料噴射装置であって、上記プランジャ
の内部に形成され戻し通路に連通するプランジャ通路
と、上記プランジャ及び筒体との間において画定されプ
ランジャの移動により膨張及び収縮する膨縮室と、プラ
ンジャ通路及び膨縮室を連通させる内側連通路と、膨縮
室及び供給通路を連通させる外側連通路と、を有するこ
とを特徴としている。
【0006】この構成によれば、プランジャの往復動作
により、膨縮室が膨張する際に燃料が膨縮室内に吸引さ
れ、膨縮室が収縮する際に燃料が膨縮室外に押し出され
る。したがって、膨縮室から内側連通路を通り押し出さ
れた燃料はプランジャ通路を経て戻し通路に強制的に流
され、特に、プランジャ通路内の燃料はプランジャの戻
り動作により戻し通路に向けて強制的に流される。すな
わち、プランジャの往復動作(膨縮室のポンプ作用)に
より燃料に強制流れを発生させることで、戻し通路内の
燃料を強制的に排出させることができる。これにより、
少量のベーパであっても、又、戻し通路の経路に拘わら
ず発生したベーパを滞留させることなく、確実に排出さ
せることができる。
【0007】上記構成において、筒体の外側には、燃料
を還流するべく供給通路及び戻し通路を連通させる還流
通路を有する、構成を採用できる。この構成によれば、
供給通路内において発生したベーパは、圧送室に吸引さ
れる前に還流通路を経て戻し通路に流れ出る。また、還
流通路を流れる燃料あるいはベーパ混じりの燃料が、電
磁力を発生する際に生じる熱を持ち去ることで冷却作用
も得られ、この冷却作用によりベーパの発生も抑制され
る。さらに、プランジャの往復動作により、膨縮室が膨
張する際に燃料が膨縮室内に吸引され、膨縮室が収縮す
る際に燃料が膨縮室外に押し出される。したがって、膨
縮室から内側連通路を通り押し出された燃料はプランジ
ャ通路を経て戻し通路に強制的に流されるのに加えて、
膨縮室から外側連通路を通り押し出された燃料は供給通
路すなわち還流通路から戻し通路に強制的に流される。
これにより、ベーパの排出効率がさらに向上する。
【0008】上記構成において、内側連通路及び外側連
通路は、膨縮室が膨張するとき内側連通路からよりも外
側連通路から膨縮室内へ流入する燃料の流入量が多く、
かつ、膨縮室が収縮するとき外側連通路からよりも内側
連通路から膨縮室外へ流出する燃料の流出量が多くなる
ように、形成されている、構成を採用できる。この構成
によれば、上記膨縮室のポンプ作用により、外側連通路
から供給通路側(あるいは還流通路側)に押し出される
強制流れよりも、内側連通路からプランジャ通路を経て
戻し通路に押し出される強制流れが多くなる。これによ
り、プランジャ通路からのベーパ排出効率が高まり、
又、還流通路を設けた場合はその内部のベーパ等がこの
プランジャ通路からの強制流れに吸い込まれて排出さ
れ、少量のベーパであっても、又、戻し通路の経路に拘
わらず発生したベーパを滞留させることなく、確実に排
出させることができる。
【0009】上記構成において、外側連通路は、膨縮室
の外部へ向かう流れよりも膨縮室の内部へ向かう流れの
通路抵抗が小さくなるように形成されている、構成を採
用できる。この構成によれば、膨縮室が膨張する際に、
供給通路(あるいは還流通路)から膨縮室に向けて燃料
が流れ易くなる。
【0010】上記構成において、外側連通路は、膨縮室
に向かって通路面積が徐々に小さくなるテーパ状通路で
ある、構成を採用できる。この構成によれば、外側連通
路がテーパ状通路であるため、その加工が容易に行なえ
る。
【0011】上記構成において、内側連通路は、プラン
ジャ通路から膨縮室に向かう流れよりも膨縮室からプラ
ンジャ通路へ向かう流れの通路抵抗が小さくなるように
形成されている、構成を採用できる。この構成によれ
ば、膨縮室が収縮する際に、膨縮室からプランジャ通路
に向けて燃料が流れ易くなる。
【0012】上記構成において、内側連通路は、膨縮室
からプランジャ通路に向かって通路面積が徐々に小さく
なるテーパ状通路である、構成を採用できる。この構成
によれば、内側連通路がテーパ状通路であるため、その
加工が容易に行なえる。
【0013】上記構成において、プランジャは、所定の
径をなす拡径部と拡径部よりも小さい径をなす縮径部と
を有し、筒体は、縮径部を摺動自在に収容すると共に圧
送室を画定する縮径筒部と拡径部を摺動自在に収容する
拡径筒部とを有し、膨縮室は、縮径部及び拡径筒部によ
り画定されている、構成を採用できる。この構成によれ
ば、別個の部品を追加することなく、プランジャ及び筒
体の相互の形状を調整するだけで、ポンプ作用をなす膨
縮室を容易にかつ簡単な構造にて形成することができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付図面を参照しつつ説明する。図1ないし図3
は、本発明に係る電子制御燃料噴射装置の一実施形態を
示すものであり、図1はこの装置を適用した燃料供給シ
ステム図、図2及び図3はこの装置の断面図である。
【0015】この装置を適用する燃料供給システムは、
図1に示すように、二輪車の燃料タンク1、エンジン2
の吸気通路2aに配置された電子制御燃料噴射装置1
0、燃料の供給通路を形成するフィードパイプ3、フィ
ードパイプ3の途中に配置された低圧フィルタ4、供給
された燃料の一部を燃料タンク1に戻す戻し通路を形成
するリターンパイプ5、装置10の駆動を制御する駆動
ドライバ6及びコントロールユニット7等を備えてい
る。
【0016】電子制御燃料噴射装置10は、図2及び図
3に示すように、電磁力により駆動されて燃料の圧送を
行なうプランジャポンプ20、所定の圧力以上に加圧さ
れた燃料を噴射する噴射ノズル50等により構成されて
いる。プランジャポンプ20は、図2に示すように、略
鉛直方向に往復動するプランジャ21、プランジャ21
を摺動自在に収容する筒体としての拡径シリンダ22及
び縮径シリンダ23、拡径シリンダ22及び縮径シリン
ダ23の外側に配置されて筒体の一部を形成すると共に
磁気回路を形成する上側ヨーク24及び下側ヨーク2
5、上側ヨーク24と下側ヨーク25との間に配置され
るスペーサ26、上側ヨーク24及び下側ヨーク25の
外周面と所定の間隔を空けて配置される円筒状のボビン
27、ボビン27に巻回された励磁用のコイル28、上
側ヨーク24及びボビン27に連結されて戻し通路29
aを形成する戻しパイプ29、下側ヨーク25及びボビ
ン27に連結されて供給通路30aを形成する供給パイ
プ30、上側ヨーク24に固定されて貫通孔31aを有
するストッパ31、全体を覆うカバー32等を備えてい
る。
【0017】ここで、筒体を形成する拡径シリンダ2
2、縮径シリンダ23、上側ヨーク24及び下側ヨーク
25において、拡径シリンダ22及び下側ヨーク25に
より拡径筒部が形成され、縮径シリンダ23により縮径
筒部が形成されている。上側ヨーク24及び下側ヨーク
25の外周面とボビン27の内周面との間には、環状通
路34が画定されている。上側ヨーク24には、図2及
び図3に示すように、環状通路34と戻し通路29aと
を連通させるための複数のスリット状通路24aが形成
されている。環状通路34の下方領域には、供給通路3
0aと連通する貯留室35が形成されている。
【0018】貯留室35、環状通路34及び複数のスリ
ット状通路24aにより、供給通路30aと戻し通路2
9aとを連通させて筒体の外側において燃料を還流する
還流通路36が形成されている。ここで、還流通路36
を流れる燃料は、コイル28への通電による発熱を抑制
する冷却作用をなす。また、この冷却作用により、ベー
パの発生も抑制される。
【0019】プランジャ21は、図2に示すように、所
定の径をなし拡径シリンダ22に摺動自在に案内される
拡径部21a、拡径部21aよりも小さい径をなし縮径
シリンダ23に摺動自在に案内される縮径部21b、縮
径部21b及び拡径部21aの内部に形成され上方にて
開口するプランジャ通路21c、縮径部21bの側壁に
形成された内側連通路21d等により形成されている。
【0020】拡径部21a及び縮径部21bと拡径シリ
ンダ22及び下側ヨーク25並びに縮径シリンダ23に
より、プランジャ21の移動(往復動)により膨張及び
収縮する膨縮室Pが画定されている。膨縮室Pには、プ
ランジャ21を上向きに付勢するリターンスプリング3
3が収容されている。リターンスプリング33は、コイ
ル28への非通電の状態で、プランジャ21を上方に付
勢してストッパ31に押し付けている。また、縮径シリ
ンダ23(筒体)内において、縮径部21bの下端21
eより下方領域には、吸引された燃料を圧送する圧送室
Dが画定されている。
【0021】下側ヨーク25には、図2に示すように、
リターンスプリング33の下端が着座する近傍に形成さ
れた外側連通路25aが形成されている。また、下側ヨ
ーク25及び縮径シリンダ23には、圧送室Dと貯留室
35とを連通する吸入連通路25b,23a、供給通路
30aから離れた位置において圧送室Dと貯留室35と
を連通する還流連通路23b,25cが形成されてい
る。
【0022】そして、吸入連通路25bには、圧送室D
への燃料の流入のみを許容するチェックバルブ37及び
スプリング37aが配置され、還流連通路25cには、
圧送室Dからのベーパを含んだ燃料等の流出のみを許容
する与圧バルブ38及びスプリング38aが配置されて
いる。
【0023】還流連通路23b,25c及び還流通路3
6により、プランジャ21による圧送行程のうち所定の
初期領域において、圧送室D内の燃料を戻し通路29a
に向けて還流する第2還流通路が形成され、与圧バルブ
38及びスプリング38aにより、所定の圧力以上に加
圧された燃料を還流するようになっている。
【0024】上記構成において、内側連通路21dは、
プランジャ通路21cと膨縮室Pとを連通するもので
り、ここでは全域において同一径をなす円筒状通路、す
なわち、いずれの方向に向かう流れにおいても通路抵抗
が同一になるように形成されている。
【0025】尚、内側連通路21dは、プランジャ通路
21cから膨縮室Pへ向かう流れよりも膨縮室Pからプ
ランジャ通路21aへ向かう流れの通路抵抗が小さくな
るように形成されていてもよい。例えば、膨縮室Pから
プランジャ通路21cに向けて徐々に通路面積が小さく
なるテーパ状通路に形成されてもよい。この場合、膨縮
室Pが収縮するときに、膨縮室Pからプランジャ通路2
1cへ向けて燃料が流出し易くなる。
【0026】また、上記構成において、外側連通路25
aは、膨縮室Pと還流通路36(環状通路34)とを連
通する、すなわち、実質的に供給通路30aとも連通す
るものであり、ここでは還流通路36から膨縮室Pに向
かうにつれて通路面積が徐々に小さくなるテーパ状通路
に形成されている。これにより、膨縮室Pから還流通路
36(あるいは供給通路30a側)へ向かう流れよりも
還流通路36(あるいは供給通路30a側)から膨縮室
Pへ向かう流れの通路抵抗が小さくなっており、特に、
膨縮室Pが膨張するときに、還流通路36から膨縮室P
内へ向けて燃料が流れ易くなっている。尚、外側連通路
25aは、全域において同一径をなす円筒状通路に形成
されてもよい。
【0027】そして、外側連通路25aと内側連通路2
1dとは、膨縮室Pが膨張するとき、内側連通路21d
からよりも外側連通路25aから膨縮室P内へ流入する
燃料の流入量が多く、かつ、膨縮室Pが収縮するとき、
外側連通路25aからよりも内側連通路21dから膨縮
室P外へ(プランジャ通路21cに向けて)流出する燃
料の流出量が多くなるように形成されている。
【0028】これにより、プランジャ21の往復動によ
り膨縮室Pがポンプ作用を生じ、還流通路36(環状通
路34)から膨縮室P及びプランジャ通路21cを経由
して戻し通路29aに向かう燃料流れを、積極的に発生
させることができる。したがって、戻し通路29aから
下流側には強制的な流れが生じ、還流通路36等に滞留
したベーパ等がこの流れに引き込まれ、又、戻し通路2
9a内に滞留しているベーパ等も積極的に排出されるこ
とになる。
【0029】噴射ノズル50は、図2に示すように、燃
料通路51aを形成する筒部材51、圧送室Dの下端に
形成された吐出通路25dからの流出のみを許容するチ
ェックバルブ52及びスプリング52a、所定の口径に
絞られたオリフィス部53aをもつオリフィスノズル5
3、オリフィスノズル53を通過した燃料が所定圧力以
上のとき開弁するポペットバルブ54及びスプリング5
4a、アシストエアパイプ55、アシストエア通路56
等を備えている。
【0030】次に、この装置の動作について説明する。
先ず、コイル28が通電されると電磁力が発生して、図
2に示す待機状態にあるプランジャ21は、リターンス
プリング33の付勢力に抗して下向きに移動し始めて、
圧送室D内の燃料を加圧しつつ圧送行程を開始する。そ
して、この圧送行程の初期領域においては、圧送される
燃料が所定の圧力(与圧)以上になると与圧バルブ38
が開弁して還流連通路25c(第2還流通路)を開放
し、ベーパ混じりの燃料が還流通路36(第2還流通
路)を経て、戻し通路29aに向け排出される。
【0031】続いて、プランジャ21がさらに移動する
ことにより圧送行程の後期領域に入ると、プランジャ2
1の側面が縮径シリンダ23の還流連通路23bを閉塞
すると同時に、圧送室D内の燃料をさらに昇圧させる。
すなわち、プランジャ21が、圧送行程の後期領域にお
いて第2還流通路(還流連通路23b)を閉塞する弁体
として機能する。
【0032】そして、圧送室D内の燃料が所定の圧力に
上昇した時点で、チェックバルブ52が開弁し、オリフ
ィスノズル53を通って計量された所定圧力以上の燃料
がポペットバルブ54を開弁させると同時に、ベーパを
取り除いた燃料が吸気通路2a内に噴射される。このと
き、アシストエアパイプ55から供給されたアシストエ
アがエア通路56を通って噴射される燃料に混入するた
め、燃料は霧化された状態で噴射されることになる。
【0033】一方、プランジャ21の下方への移動に際
して、膨縮室Pは収縮するため、内部の燃料が外部に押
し出されることになる。このとき、外側連通路25aか
らよりも内側連通路21dから燃料が流出し易くなって
いるため、内部の燃料はプランジャ通路21cに向けて
積極的に押し出される。また、リターンスプリング33
は、圧縮されて下方の領域に密集するため下側空間の通
路抵抗を増加させ、外側連通路25aから還流通路36
に向けて燃料が流出するのを抑制するように作用する。
【0034】そして、プランジャ通路21cに押し出さ
れた燃料は、戻し通路29aに向かう強制流れを生じ
る。この強制流れにより、例え少量のベーパであって
も、又、戻し通路を形成するリターンパイプ5の経路が
如何様であっても、還流通路36、戻し通路29a、リ
ターンパイプ5内(戻し通路)においては、ベーパの滞
留が防止され、確実に燃料タンク1に向けて排出され
る。
【0035】燃料噴射後においてコイル28への通電が
断たれると、リターンスプリング33の付勢力により、
プランジャ21は上方に向けて移動し始める。このと
き、チェックバルブ37が開弁し、供給通路30a及び
貯留室35内の燃料が圧送室D内に吸引される。プラン
ジャ21の上方への移動に際して、膨縮室Pは膨張する
ため、内部に向けて燃料が吸い込まれることになる。こ
のとき、内側連通路21dからよりも外側連通路25a
から燃料が流入し易くなっているため、還流通路36
(環状通路34)の燃料が膨縮室Pに向けて積極的に流
れ込む。リターンスプリング33は、圧縮された状態か
ら上方に向けて伸長するため下側空間の通路抵抗を減ら
すと共に、巻き線相互の間隔の拡大により吸引作用を生
じ、外側連通路25aから燃料が流入するのを促進させ
るように作用する。
【0036】プランジャ通路21c内の燃料は、プラン
ジャ21の上方への移動に伴なって上方に押し出され
て、戻し通路29aに向かう強制流れを生じる。この強
制流れにより、例え少量のベーパであっても、又、戻し
通路を形成するリターンパイプ5の経路が如何様であっ
ても、前述同様に、還流通路36、戻し通路29a、リ
ターンパイプ5内(戻し通路)でのベーパの滞留が防止
され、確実に燃料タンク1に向けて排出される。燃料の
噴射においては、上記一連の動作が連続的に繰り返され
ることになる。
【0037】図4は、本発明に係る電子制御燃料噴射装
置の他の実施形態を示す断面図である。この装置は、前
述の実施形態に係る装置に対して第2還流通路及びそれ
に伴なう与圧バルブ等を変更した以外は同一であるた
め、同一の構成については同一の符号を付してその説明
を省略する。
【0038】すなわち、この装置においては、図4に示
すように、プランジャ21´の縮径部21b´には、内
側連通路21d´、プランジャ通路21cと圧送室Dと
を連通させる先端通路21e´が形成されている。内側
連通路21d´は、膨縮室Pからプランジャ通路21c
に向かって徐々に通路面積が小さくなるテーパ状通路に
形成されており、膨縮室Pからプランジャ通路21cに
向けて燃料が流れ易くなっている。
【0039】図4に示すように、先端通路21e´より
も内側には、圧送室Dからプランジャ通路21cに向か
う流れのみを許容する与圧バルブ40及びスプリング4
1が配置されている。すなわち、先端通路21e´及び
プランジャ通路21cにより、プランジャ21c´によ
る圧送行程のうち所定の初期領域において燃料を戻し通
路29aに向けて還流する第2還流通路が形成されてい
る。
【0040】また、圧送室D内には、弁体としてのスピ
ルバルブ42及びスプリング43が配置されている。ス
ピルバルブ42は、先端通路21e´を閉塞し得る当接
部42a、燃料の流れを許容する溝通路42b等を有す
る。スプリング43は、スピルバルブ42を縮径シリン
ダ23´の段差部23c´に当接させるように上方に向
けて付勢している。
【0041】次に、この装置の動作について説明する。
先ず、コイル28が通電されると電磁力が発生して、図
4に示す待機状態にあるプランジャ21´は、リターン
スプリング33の付勢力に抗して下向きに移動し始め
て、圧送室D内の燃料を加圧しつつ圧送行程を開始す
る。そして、この圧送行程の初期領域においては、圧送
される燃料が所定の圧力(与圧)以上になると与圧バル
ブ40が開弁して先端通路21e´(第2還流通路)を
開放し、ベーパ混じりの燃料がプランジャ通路21c
(第2還流通路)を経て、戻し通路29aに向け排出さ
れる。
【0042】続いて、プランジャ21´がさらに移動す
ることにより圧送行程の後期領域に入ると、プランジャ
21´の先端にスピルバルブ42の当接部42aが当接
して先端通路21e´を閉塞すると同時に、スピルバル
ブ42を押し下げつつ圧送室D内の燃料をさらに昇圧さ
せる。すなわち、スピルバルブ42は、圧送行程の後期
領域において第2還流通路(先端通路21e´)を閉塞
する。
【0043】そして、圧送室D内の燃料が所定の圧力に
上昇した時点で、チェックバルブ52が開弁し、オリフ
ィスノズル53を通って計量された所定圧力以上の燃料
がポペットバルブ54を開弁させると同時に、ベーパを
取り除いた燃料が吸気通路2a内に噴射される。このと
き、アシストエアパイプ55から供給されたアシストエ
アがエア通路56を通って噴射される燃料に混入するた
め、燃料は霧化された状態で噴射されることになる。
【0044】一方、プランジャ21´の下方への移動に
際して、膨縮室Pは収縮するため、内部の燃料が外部に
押し出されることになる。このとき、外側連通路25a
からよりも内側連通路(テーパ状通路)21d´から燃
料がさらに流出し易くなっているため、内部の燃料はプ
ランジャ通路21cに向けてより一層積極的に押し出さ
れる。
【0045】そして、プランジャ通路21cに押し出さ
れた燃料は、戻し通路29aに向かうより強力な強制流
れを生じる。この強制流れにより、例え少量のベーパで
あっても、又、戻し通路を形成するリターンパイプ5の
経路が如何様であっても、還流通路36、戻し通路29
a、リターンパイプ5内(戻し通路)でのベーパの滞留
が防止され、確実に燃料タンク1に向けて排出される。
【0046】燃料噴射後においてコイル28への通電が
断たれると、リターンスプリング33の付勢力により、
プランジャ21´は上方に向けて移動し始める。このと
き、チェックバルブ37が開弁し、供給通路30a及び
貯留室35内の燃料が圧送室D内に吸引される。プラン
ジャ21´の上方への移動に際して、膨縮室Pは膨張す
るため、内部に向けて燃料が吸い込まれることになる。
このとき、内側連通路21d´からよりも外側連通路2
5aから燃料が流入し易くなっているため、還流通路3
6(環状通路34)の燃料が膨縮室Pに向けて積極的に
流れ込む。
【0047】プランジャ通路21c内の燃料は、プラン
ジャ21´の上方への移動に伴なって上方に押し出され
て、戻し通路29aに向かう強制流れを生じる。この強
制流れにより、例え少量のベーパであっても、又、戻し
通路を形成するリターンパイプ5の経路が如何様であっ
ても、前述同様に、還流通路36、戻し通路29a、リ
ターンパイプ5内(戻し通路)でのベーパの滞留が防止
され、確実に燃料タンク1に向けて排出される。燃料の
噴射においては、上記一連の動作が連続的に繰り返され
ることになる。
【0048】上記実施形態においては、筒体の外側に還
流通路36を設ける場合のみを示したが、これに限定さ
れることなく、例えば、図2及び図4に示す還流通路3
6(環状通路34及びスリット状通路24a)を廃止し
た構成において、膨縮室P、供給通路30aあるいは貯
留室35と膨縮室Pを連通させる外側連通路25a、膨
縮室Pとプランジャ通路21cとを連通させる内側連通
路21cを採用してもよい。この場合も、プランジャ2
1の往復動で生じる膨縮室Pのポンプ作用により、ベー
パを積極的に排出させることができる。
【0049】図2に示す実施形態においては、外側連通
路25aをテーパ状通路としたが、全域において同一径
の円筒状通路としてもよく、又、内側連通路21dを円
筒状通路としたが、膨縮室Pからプランジャ通路21c
に向かうに連れて通路面積が小さくなるテーパ状通路と
してもよい。図4に示す実施形態においては、外側連通
路25a及び内側連通路21d´を共にテーパ状通路と
したが、いずれか一方を円筒状通路としてもよく、又、
両方を円筒状通路としてもよい。
【0050】すなわち、プランジャ通路21cと膨縮室
Pとを連通させる内側連通路21d,21d´、膨縮室
Pと還流通路36とを連通させる外側連通路25aが設
けられている限り、膨縮室Pによるポンプ作用により燃
料に強制流れを生じさせることができるため、ベーパの
滞留を防止でき、通路内に発生したベーパを燃料と共に
戻し通路29aから燃料タンク1に向けて確実に排出さ
せることができる。
【0051】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の電子制御燃
料噴射装置によれば、プランジャそのものにベーパを排
出させるためのポンプ機能を持たせることで、ベーパを
排出するための特別なポンプ等を設けることなく又リタ
ーンパイプの配管経路に関係なく、例えベーパの発生量
が少量であっても、簡略な構造にて、冷却作用を確保し
つつ、発生したベーパを確実に排出でき、安定した燃料
の噴射が行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子制御燃料噴射装置を適用する
燃料供給システムを示す構成図である。
【図2】本発明に係る電子制御燃料噴射装置の一実施形
態を示す断面図である。
【図3】図2に示す装置のA−A部における断面図であ
る。
【図4】本発明に係る電子制御燃料噴射装置の他の実施
形態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 燃料タンク 2a 吸気通路 3 フィードパイプ(供給通路) 4 低圧フィルタ 5 リターンパイプ(戻し通路) 10,10´ 電子制御燃料噴射装置 21 プランジャ(弁体) 21´ プランジャ 21a 拡径部 21b,21b´ 縮径部 21c プランジャ通路 21d,21d´ 内側連通路 21e´ 先端通路 22 拡径シリンダ(筒体) 23,23´ 縮径シリンダ(筒体) 23b 還流連通路(第2還流通路) 24 上側ヨーク 24a スリット状通路(還流通路) 25 下側ヨーク(筒体) 25a 外側連通路 25c 還流連通路(第2還流通路) 27 ボビン 28 コイル 29 戻しパイプ 29a 戻し通路 30 供給パイプ 30a 供給通路 33 リターンスプリング 34 環状通路(還流通路) 35 貯留室(還流通路) 36 還流通路 37 チェックバルブ 37a,38a,41,43 スプリング 38,40 与圧バルブ 42 スピルバルブ(弁体) 50 噴射ノズル P 膨縮室 D 圧送室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水 井 宏 神奈川県小田原市久野2480番地 株式会社 ミクニ小田原事業所内 (72)発明者 二 梃 木 正 神奈川県小田原市久野2480番地 株式会社 ミクニ小田原事業所内 Fターム(参考) 3G066 AA01 AB02 AC07 AD02 AD07 BA37 CA03 CA09 CA18 CA21 CA34 CA35 CC06T CC40 CC64S CC67 CE13 CE22

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 往復動により燃料の吸引及び圧送を行な
    うべく電磁力により駆動されるプランジャと、前記プラ
    ンジャを摺動自在に収容して燃料の圧送室を画定する筒
    体と、燃料を供給するべく前記圧送室に連通し得る供給
    通路と、供給された燃料の一部を元に戻す戻し通路と、
    前記圧送室の下流側に配置され圧送された燃料を噴射す
    る噴射ノズルと、を備えた電子制御燃料噴射装置であっ
    て、 前記プランジャの内部に形成され前記戻し通路に連通す
    るプランジャ通路と、前記プランジャ及び前記筒体との
    間において画定され前記プランジャの移動により膨張及
    び収縮する膨縮室と、前記プランジャ通路及び前記膨縮
    室を連通させる内側連通路と、前記膨縮室及び前記供給
    通路を連通させる外側連通路と、を有する、ことを特徴
    とする電子制御燃料噴射装置。
  2. 【請求項2】 前記筒体の外側には、燃料を還流するべ
    く前記供給通路及び前記戻し通路を連通させる還流通
    路、を有する、ことを特徴とする請求項1記載の電子制
    御燃料噴射装置。
  3. 【請求項3】 前記内側連通路及び前記外側連通路は、
    前記膨縮室が膨張するとき、前記内側連通路からよりも
    前記外側連通路から前記膨縮室内へ流入する燃料の流入
    量が多く、かつ、前記膨縮室が収縮するとき、前記外側
    連通路からよりも前記内側連通路から前記膨縮室外へ流
    出する燃料の流出量が多くなるように、形成されてい
    る、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子制御
    燃料噴射装置。
  4. 【請求項4】 前記外側連通路は、前記膨縮室の外部へ
    向かう流れよりも前記膨縮室の内部へ向かう流れの通路
    抵抗が小さくなるように形成されている、ことを特徴と
    する請求項1ないし3いずれかに記載の電子制御燃料噴
    射装置。
  5. 【請求項5】 前記外側連通路は、前記膨縮室に向かっ
    て通路面積が徐々に小さくなるテーパ状通路である、こ
    とを特徴とする請求項4記載の電子制御燃料噴射装置。
  6. 【請求項6】 前記内側連通路は、前記プランジャ通路
    から前記膨縮室へ向かう流れよりも前記膨縮室から前記
    プランジャ通路へ向かう流れの通路抵抗が小さくなるよ
    うに形成されている、ことを特徴とする請求項1ないし
    5いずれかに記載の電子制御燃料噴射装置。
  7. 【請求項7】 前記内側連通路は、前記膨縮室から前記
    プランジャ通路に向かって通路面積が徐々に小さくなる
    テーパ状通路である、ことを特徴とする請求項6記載の
    電子制御燃料噴射装置。
  8. 【請求項8】 前記プランジャは、所定の径をなす拡径
    部と、前記拡径部よりも小さい径をなす縮径部と、を有
    し、 前記筒体は、前記縮径部を摺動自在に収容すると共に前
    記圧送室を画定する縮径筒部と、前記拡径部を摺動自在
    に収容する拡径筒部と、を有し、 前記膨縮室は、前記縮径部及び拡径筒部により画定され
    ている、ことを特徴とする請求項1ないし7いずれかに
    記載の電子制御燃料噴射装置。
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