JP2003165364A - チャイルドシート取付装置 - Google Patents

チャイルドシート取付装置

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JP2003165364A
JP2003165364A JP2001363676A JP2001363676A JP2003165364A JP 2003165364 A JP2003165364 A JP 2003165364A JP 2001363676 A JP2001363676 A JP 2001363676A JP 2001363676 A JP2001363676 A JP 2001363676A JP 2003165364 A JP2003165364 A JP 2003165364A
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喜旨 伊達
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Suzuki Motor Corp
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/24Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles
    • B60N2/26Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles for children
    • B60N2/28Seats readily mountable on, and dismountable from, existing seats or other parts of the vehicle
    • B60N2/283Seats readily mountable on, and dismountable from, existing seats or other parts of the vehicle suspended
    • B60N2/2833Seats readily mountable on, and dismountable from, existing seats or other parts of the vehicle suspended back-rest suspended

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  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートベルトを用いる場合に比べチャイルド
シートを簡単かつ確実に取付け、チャイルドシートの固
定位置がずれたりせず、専用部品を設ける場合に比べ部
品点数削減、取付工数、重量およびコストの低減が図れ
る。 【解決手段】 シートバック7を前方側へ折り畳み可能
に設け、背面7aを略水平上向きに配置し、シートバッ
ク7内のバックフレーム9にバックボード固定用のスト
ライカ14を配設し、バックボード15にストライカ1
4と係着するツメ16とフック17を配設し、シートバ
ック7にバックボード15を着脱自在に設け、チャイル
ドシート3にストライカ14と係着するロック18とフ
ック19を配設し、シートバック7を折り畳み、バック
ボード15をシートバック7から取外した状態で、ロッ
ク18とフック19をストライカ14に係着させて、チ
ャイルドシート3をシートバック7に固定している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両の
車室内に設けられるチャイルドシート取付装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車のフロントシートの助手
席に幼児を乗せる場合には、チャイルドシートが用いら
れている。このようなチャイルドシートをフロントシー
トの助手席に取付ける方法としては、例えば、図6およ
び図7に示すようにシートベルト51を用いてチャイル
ドシート52をフロントシート53のシートクッション
54上に固定する方法がある。このシートベルト51を
用いる固定方法では、図6および図7に示す如く、チャ
イルドシート52をシートクッション54の上部に載置
し、この状態で、チャイルドシート52の後方側下部に
設けたベルト挿通孔55に一方側から他方側へ向かって
シートベルト51を通し、タング56をバックル57に
挿着してロックすることにより、チャイルドシート52
はシートクッション54上に固定されるようになってい
る。
【0003】また、リヤシートのシートバックがレフト
バックとライトバックとで左右に分割され、ライトバッ
クの背面側に着座状態で装着されたチャイルドシートが
提案されている(実開平2−21052号公報)。この
チャイルドシートは、不使用時においてシートバックサ
ポート壁の開口を介してトランクルーム側に収納されて
車室内から見えず、使用時においてライトバックを前方
側へ倒すことにより起こされ、使用可能な状態となるよ
うに構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たシートベルト51を用いる従来のチャイルドシート5
2の固定方法では、図6および図7に示す如く、助手席
のシートクッション54上にチャイルドシート52を設
置した場合、チャイルドシート52の取付位置が車両前
方側になるので、インストルメントパネル58に近く、
乗員に圧迫感をいだかせるおそれがあった。また、チャ
イルドシート52の組付けには比較的強い力が必要とな
るので、組付作業が面倒であった。さらに、シートベル
ト51のみでチャイルドシート52を保持しているの
で、大きな衝撃力が作用した時などに、シートクッショ
ン54のたわみ等によってチャイルドシート52がぐら
つく可能性があった。一方、ライトバックの背面側に着
座状態で装着した従来のチャイルドシートでは、これを
フロントシートの助手席に適用した場合、チャイルドシ
ートを取付けない時のシートバックの背面側の見栄えを
考慮した処理や、リヤシートに着座する乗員へのストラ
イカの接触等を考慮した処理が必要となり、それに伴っ
てカバーの取付けを行ったり、チャイルドシートの取付
構造が複雑になり、コスト高や重量増大等を招くという
不具合を有していた。
【0005】本発明はこのような実状に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、シートベルトを用いる場合
に比べチャイルドシートを簡単かつ確実に取付けること
が可能で、チャイルドシートの固定位置がずれたりする
ということはなくなり、チャイルドシート固定専用部品
を設ける場合に比べ部品点数削減、取付工数、重量およ
びコストの低減を図ることが可能なチャイルドシート取
付装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の有する課
題を解決するために、本発明においては、シート本体の
シートバックを前方側へ折り畳み可能に設け、該シート
バックの背面が略水平上向きに配置し得るように構成す
ると共に、前記シートバックの内部にバックフレームを
設け、該バックフレームに前記シートバックの背面を覆
うバックボード固定用の係着部を配設する一方、前記バ
ックボードに前記バックフレームの係着部と係着する被
係着部を配設し、前記シートバックに前記バックボード
を着脱自在に設け、かつ、前記シート本体に取付けられ
るチャイルドシートに前記バックフレームの係着部と係
着する被係着部を配設し、前記シートバックを折り畳
み、前記バックボードを前記シートバックから取外した
状態で、前記チャイルドシートの被係着部を前記バック
フレームの係着部に係着させることによって、前記チャ
イルドシートを前記シートバックに固定するように構成
している。
【0007】また、本発明において、前記バックフレー
ムを前記シートバックの外形に沿った矩形状に形成する
ことによって、前記バックフレームにアッパフレーム部
とロアフレーム部を設け、これらアッパフレーム部およ
びロアフレーム部にストライカを配設し、前記バックボ
ードの裏面にツメおよびフックを配設すると共に、前記
チャイルドシートの下面にロックおよびフックを配設
し、前記バックフレームのストライカに前記ツメおよび
前記フック、または前記ロックおよび前記フックを係着
させることによって、前記バックボードおよび前記チャ
イルドシートのうち、どちらか一方を前記シートバック
に固定するように構成している。さらに、本発明におい
て、前記バックフレームを前記シートバックの外形に沿
った矩形状に形成することによって、前記バックフレー
ムにアッパフレーム部とロアフレーム部を設け、これら
アッパフレーム部およびロアフレーム部のどちらか一方
にロックを配設すると共に、他方にフックを配設し、前
記バックボードの裏面および前記チャイルドシートの下
面にストライカを配設し、前記バックフレームのロック
およびフックに前記バックボードまたは前記チャイルド
シートのストライカを係着させることによって、前記バ
ックボードおよび前記チャイルドシートのうち、どちら
か一方を前記シートバックに固定するように構成してい
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
【0009】図1〜図4は、本発明に係るチャイルドシ
ート取付装置の実施の形態を示している。図において、
1は自動車2などの車室内に配設されるフロントシート
のうち、助手席を構成するフロントシート、3は当該フ
ロントシート1に幼児を乗せる場合に用いられるチャイ
ルドシートであり、フロントシート1は、図1に示す如
く、衝撃時に膨張展開する助手席エアバッグ4を内蔵し
たインストルメントパネル5の車両後方位置に所定の間
隔を開けて設置されている。このようなフロントシート
1は、乗員が着座するシートクッション6と、該シート
クッション6の後端部に配設されて乗員の背部を受ける
シートバック7とを有するシート本体8を備えている。
しかも、シート本体8のシートバック7は、図1および
図2に示す如く、前方側へ折り畳み可能に設けられてお
り、シートクッション6に重ねられた状態では、その背
面7aが略水平上向きに配置し得るように構成されてい
る。
【0010】また、上記シートバック7の内部には、シ
ート強度部材であるバックフレーム9が設けられてい
る。このバックフレーム9は、シートバック7の外形に
沿った矩形状に形成されており、その前後部にはパイプ
状のアッパフレーム部10とロアフレーム部11が設け
られ、その左右両側部にはパネル状のサイドフレーム部
12,13が設けられている。そして、アッパフレーム
部10およびロアフレーム部11には、図1〜図4に示
す如く、シートバック7の背面7aを覆うバックボード
固定用の係着部であるストライカ14が配設されてい
る。これらストライカ14は、棒状部材を横配置の略コ
字状に折り曲げて形成され、基端部が溶接などでバック
フレーム9のアッパフレーム部10およびロアフレーム
部11にそれぞれ接合されており、アッパ側ストライカ
14aはロアフレーム部11へ向かって延び、車両幅方
向の中間部分に間隔を置いて2つ設けられ、ロア側スト
ライカ14bはアッパフレーム部10へ向かって延び、
車両幅方向の中央部分に1つ設けられている。
【0011】さらに、上記バックボード15は、図2〜
図4に示す如く、シートバック7の背面7aと対応して
四角形状に形成されている。しかも、バックボード15
の裏面には、バックフレーム9のストライカ14と係着
する被係着部のツメ16およびフック17が当該ストラ
イカ14と対応した位置にそれぞれ配設されている。す
なわち、ツメ16は、バックフレーム9側へ向かって突
出し、かつアッパ側ストライカ14aと交差する長さに
形成された板片であり、バックボード15の裏面上方側
で左右に間隔を置いて2つ設けられている。しかも、ツ
メ16の中間部分には、アッパ側ストライカ14aと係
合する屈曲部16aが形成されている。また、フック1
7は、先端部がロアフレーム部11へ向かいながら斜め
に立ち上がって延びる略L字状に折り曲げられており、
バックボード15の裏面下方側で車両幅方向の中央位置
に1つ設けられている。
【0012】一方、上記チャイルドシート3の下面に
も、図1および図4に示す如く、バックフレーム9のス
トライカ14と係着する被係着部のロック18およびフ
ック19が当該ストライカ14と対応した位置にそれぞ
れ配設されている。すなわち、ロック18は、下方へ向
かって突出し、かつアッパ側ストライカ14aと交差し
て車両前後方向に沿って配置される板状体であり、チャ
イルドシート3の下面前方側で左右に間隔を置いて2つ
設けられている。しかも、ロック18の中央部分には、
アッパ側ストライカ14aと係合すべく、上端に丸みを
付けた略逆V字状の切欠き部18aが形成されている。
切欠き部18a内には、移動可能な図示しないロック片
が配置されており、ストライカ14aが切欠き部18a
内に挿入されるとロック片が突出してストライカ14a
を固定する。また、ストライカ14aを外すときは、図
示しないロック解除装置の操作により、ロック片を切欠
き部18aから退去させれば、ストライカ14aが外ず
れる。また、フック19は、バックボード15のフック
17と同一形状および同一配置で配設されている。した
がって、チャイルドシート3は、バックボード15をシ
ート本体8のシートバック7から取外した状態で、シー
トバック7に固定するように構成されている。このた
め、チャイルドシート3およびバックボード15は、シ
ート強度部材であるバックフレーム9のストライカ14
を共用する構造となっており、それぞれの固定専用部品
を設けることなく、組付手段の共通化が図られている。
【0013】次に、本発明の実施形態に係るチャイルド
シート取付装置によって、助手席のフロントシート1に
チャイルドシート3を取付ける場合の手順を説明する。
まず、シート本体8のシートバック7を前方側へ折り畳
み、シートクッション6上に重ねて配置する(図2参
照)。次いで、バックボード15のツメ16とバックフ
レーム9のアッパ側ストライカ14aとの係合を解除す
ると共に、フック17をバックフレーム9のロア側スト
ライカ14bから抜脱してバックボード15をシートバ
ック7から取外す。この状態で、チャイルドシート3を
持ち、下面後方側のフック19をバックフレーム9のロ
ア側ストライカ14bに引っ掛けてから、下面前方側の
ロック18をバックフレーム9のアッパ側ストライカ1
4aに押し込んで係着させることによりバックフレーム
9に固定すれば、チャイルドシート3はシートバック7
に取付けられることになる(図1参照)。また、シート
本体8のシートバック7にバックボード15を取付ける
場合は、上記と同様の手順で、チャイルドシート3のロ
ック18とバックフレーム9のアッパ側ストライカ14
aとの係合を解除すると共に、フック19をバックフレ
ーム9のロア側ストライカ14bから抜脱してチャイル
ドシート3をシートバック7から取外す。この状態で、
バックボード15を持ち、裏面下方側のフック17をバ
ックフレーム9のロア側ストライカ14bに引っ掛けて
から、裏面上方側のツメ16をバックフレーム9のアッ
パ側ストライカ14aに押し込んで係着させることによ
りバックフレーム9に固定すれば、バックボード15は
シートバック7に取付けられることになる(図2参
照)。しかる後、シートバック7を後方側へ回動させて
起立させれば、フロントシート1としての基本設定状態
となる。
【0014】本発明の実施形態に係るチャイルドシート
取付装置では、シートベルトでチャイルドシート3を助
手席のフロントシート1のシートクッション6上に取付
けておらず、シートバック7を折り畳み、バックボード
15をシートバック7から取外した状態で、チャイルド
シート3を略水平上向きに配置されたシートバック7の
背面7a側に固定しているため、シートクッション6上
に取付ける際に車両後方配置の邪魔となるシートバック
7が存在せず、チャイルドシート3を従来に比べてより
一層車両後方に設置することが可能となり、乗員にイン
ストルメントパネルの圧迫感をいだかせることを軽減で
きる。しかも、本実施形態では、チャイルドシート3を
シートバック7のシート強度部材であるバックフレーム
9に取付けているため、大きな衝撃力が作用した時等で
も、チャイルドシート3に大きな変位が発生することは
ない。
【0015】また、本実施形態のチャイルドシート取付
装置では、ロック18およびフック19、またはツメ1
6およびフック17をバックフレーム9のストライカ1
4と係着させることによってチャイルドシート3および
バックボード15のいずれか一方を取付けているため、
簡単な構造でチャイルドシート3およびバックボード1
5の着脱を行うことができ、しかも、シートベルトを用
いて固定するよりも、簡単な操作で確実に固定できると
共に、取付ける人の強い力を必要としない。それに加え
て、チャイルドシート3を取付けない時には、シートバ
ック7の背面7a側にバックボード15を取付けている
ため、見栄えが良い上に、リヤシートに着座する乗員へ
のストライカ14の接触等を避けることができる。さら
に、本実施形態によれば、バックボード15を固定する
バックフレーム9のストライカ14をチャイルドシート
固定用にも共用しており、チャイルドシート3を固定す
るだけの専用部品を必要としないため、部品点数の削減
が可能となり、重量およびコストを低く抑えることがで
きる。
【0016】以上、本発明の実施の形態につき述べた
が、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形および変
更が可能である。
【0017】例えば、既述の実施の形態では、チャイル
ドシート3を取付ける際に、シートバック7を前方側へ
折り畳んでシートクッション6に重ねて配置したが、図
5に示す如く、シートクッション6の前端部をアーム2
0にてシート本体8に跳ね上げ可能に連結し、チャイル
ドシート3の取付時において、当該チャイルドシート3
と干渉しないようにシートクッション6を車両前方に跳
ね上げ、シートバック7をシートクッション6のない下
方位置の配置構成にすることも可能である。また、係着
部と被係着部との位置関係を既述の実施の形態とは逆に
しても良い。すなわち、シートバック7のバックフレー
ム9にロック18およびフック17,19を配設し、バ
ックボード15およびチャイルドシート3にストライカ
14を配設することも可能である。さらに、既述の実施
の形態と異なり、フック17,19の数を2つにし、ロ
ック18の数を1つとすることも可能であり、要はバッ
クボード15およびチャイルドシート3とバックフレー
ム9とを確実に固定できれば、設置数は任意に選択する
ことが可能である。しかも、本発明のチャイルドシート
取付装置はリヤシートにも適用できる。
【0018】
【発明の効果】上述の如く、本発明に係るチャイルドシ
ート取付装置は、シート本体のシートバックを前方側へ
折り畳み可能に設け、該シートバックの背面が略水平上
向きに配置し得るように構成すると共に、前記シートバ
ックの内部にバックフレームを設け、該バックフレーム
に前記シートバックの背面を覆うバックボード固定用の
係着部を配設する一方、前記バックボードに前記バック
フレームの係着部と係着する被係着部を配設し、前記シ
ートバックに前記バックボードを着脱自在に設け、か
つ、前記シート本体に取付けられるチャイルドシートに
前記バックフレームの係着部と係着する被係着部を配設
し、前記シートバックを折り畳み、前記バックボードを
前記シートバックから取外した状態で、前記チャイルド
シートの被係着部を前記バックフレームの係着部に係着
させることによって、前記チャイルドシートを前記シー
トバックに固定するように構成しているので、助手席に
チャイルドシートを固定する場合でも、チャイルドシー
トとインストルメントパネルとの距離を確保できる。し
かも、本発明のチャイルドシート取付装置によれば、シ
ートベルトを用いる場合に比べてチャイルドシートを簡
単かつ確実に取付けることが可能となり、大きな衝撃力
が作用した場合などでも、チャイルドシートの固定位置
がずれたりするということはなくなる上、チャイルドシ
ート固定専用部品を設ける場合に比べて部品点数削減、
取付工数、重量およびコストの低減を図ることができ
る。また、本発明のチャイルドシート取付装置は、フロ
ントシート、リヤシート等のすべてのシートに適用可能
であり、フロントシートに適用した場合でも、シートバ
ックの背面側の見栄えを考慮する手段やリヤシートの乗
員に対する係着部の接触防止対策が不要となるので、従
来よりも構造が簡単であり、コストを低減させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るチャイルドシート取付
装置によりチャイルドシートをシートバックに取付けた
状態を示す側面図である。
【図2】本発明の実施形態に係るシートバックの背面を
覆うバックボードをシートバックに取付けた状態を示す
側面図である。
【図3】図2のX部を拡大して示す断面図である。
【図4】本発明の実施形態に係るチャイルドシートおよ
びシートバックの背面を覆うバックボードと、シートバ
ック内のバックフレームとの組付位置関係を示す分解斜
視図である。
【図5】 本発明の実施形態の変形例に係り、シートクッションを
車両前方に跳ね上げてチャイルドシートをシートバック
に取付けた状態を示す側面図である。
【図6】従来の固定方法によりチャイルドシートをシー
トクッションに取付けた状態を示す側面図である。
【図7】図6のY部を拡大して示す斜視図である。
【符号の説明】
1 フロントシート 2 自動車 3 チャイルドシート 4 助手席エアバッグ 5 インストルメントパネル 6 シートクッション 7 シートバック 7a 背面 8 シート本体 9 バックフレーム 10 アッパフレーム部 11 ロアフレーム部 12,13 サイドフレーム部 14 ストライカ 15 バックボード 16 ツメ 17,19 フック 18 ロック

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート本体のシートバックを前方側へ折
    り畳み可能に設け、該シートバックの背面が略水平上向
    きに配置し得るように構成すると共に、前記シートバッ
    クの内部にバックフレームを設け、該バックフレームに
    前記シートバックの背面を覆うバックボード固定用の係
    着部を配設する一方、前記バックボードに前記バックフ
    レームの係着部と係着する被係着部を配設し、前記シー
    トバックに前記バックボードを着脱自在に設け、かつ、
    前記シート本体に取付けられるチャイルドシートに前記
    バックフレームの係着部と係着する被係着部を配設し、
    前記シートバックを折り畳み、前記バックボードを前記
    シートバックから取外した状態で、前記チャイルドシー
    トの被係着部を前記バックフレームの係着部に係着させ
    ることによって、前記チャイルドシートを前記シートバ
    ックに固定するように構成したことを特徴とするチャイ
    ルドシート取付装置。
  2. 【請求項2】 前記バックフレームを前記シートバック
    の外形に沿った矩形状に形成することによって、前記バ
    ックフレームにアッパフレーム部とロアフレーム部を設
    け、これらアッパフレーム部およびロアフレーム部にス
    トライカを配設し、前記バックボードの裏面にツメおよ
    びフックを配設すると共に、前記チャイルドシートの下
    面にロックおよびフックを配設し、前記バックフレーム
    のストライカに前記ツメおよび前記フック、または前記
    ロックおよび前記フックを係着させることによって、前
    記バックボードおよび前記チャイルドシートのうち、ど
    ちらか一方を前記シートバックに固定するように構成し
    たことを特徴とする請求項1に記載のチャイルドシート
    取付装置。
  3. 【請求項3】 前記バックフレームを前記シートバック
    の外形に沿った矩形状に形成することによって、前記バ
    ックフレームにアッパフレーム部とロアフレーム部を設
    け、これらアッパフレーム部およびロアフレーム部のど
    ちらか一方にロックを配設すると共に、他方にフックを
    配設し、前記バックボードの裏面および前記チャイルド
    シートの下面にストライカを配設し、前記バックフレー
    ムのロックおよびフックに前記バックボードまたは前記
    チャイルドシートのストライカを係着させることによっ
    て、前記バックボードおよび前記チャイルドシートのう
    ち、どちらか一方を前記シートバックに固定するように
    構成したことを特徴とする請求項1に記載のチャイルド
    シート取付装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007153218A (ja) * 2005-12-07 2007-06-21 Mazda Motor Corp 車両のシート配設構造
CN110920486A (zh) * 2019-12-05 2020-03-27 中山市江成汽贸有限公司 一种车载隐藏式儿童座椅

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