JP2003163939A - 適応モザイク減少法を実装するディジタル画像処理方法 - Google Patents

適応モザイク減少法を実装するディジタル画像処理方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】ジッパー効果の可視性を低減し、ハードウェア
の複雑さなしで実装することができる画像のモザイク減
少方法を提供する。 【解決手段】本発明は、少なくとも2つの色平面におい
て水平方向と垂直方向の両方における変化の度合(例え
ば、勾配、ラプラシアン、または変化の度合の他の尺
度)を別々に考慮することによって、各画素位置を補間
する適応モザイク減少方法を提供する。適応モザイク減
少アルゴリズムは、各画素位置で補間方向を決定するた
めに投票方式を使用する。各色平面は、その色平面にお
ける変化の度合の垂直成分と水平成分との間の比較に基
づいて水平か垂直に投票する。一実施形態では、投票は
画素位置それ自体で得られる測定からカウントされる
他、近傍の画素からもカウントされる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、一般にディジタル
画像処理に関し、特に各画素位置で色の補間を行うモザ
イク減少(demosaicing)方法に関する。 【0002】 【従来の技術】ディジタルカラー画像センサは、2つの
タイプが主流である。つまり、CCD(電荷結合素子)
とCMOS−APS(相補型金属酸化物半導体−アクテ
ィブ方式画素センサ)である。これらのタイプのセンサ
は両方とも、一般に、行と列に配置されて画像内の色を
サンプリングする光検出器(画素)のアレイを含む。各
画素は、1つまたは複数の色に対応して1つまたは複数
の波長の範囲内の光の強度を測定する。 【0003】加えて、両方のタイプのセンサには、Ba
yerに付与された米国特許第3,971,065号に
記載されたカラーフィルタアレイ(以下、ベイヤーと呼
ぶ)等のカラーフィルタアレイ(CFA)が含まれる。
これは参照により本明細書に援用される。ベイヤーCF
Aでは、各画素は赤、緑または青の1色のみを捕らえ
る。このサンプリングパターンを以下に示す。 【0004】 【数1】 【0005】ベイヤーCFAを備えるセンサは、色空間
と空間領域の両方でサンプリングされたモザイク状の画
像を生成する。このサンプリング方法は、色空間と空間
領域の両方で折り返しアーチファクト(aliasing artif
act)を生ずる。例えば、フルカラーのスペクトルが
(CFAの色に応じて)特定の画素位置だけでサンプリ
ングされるので、画像の真の色を正確に再構成すること
は不可能であり、これによって色空間の折り返しアーチ
ファクトが発生する。加えて、原画像における高い空間
周波数が非常に低い周波数でサンプリングされるので、
画像の元の高い周波数を画像処理によって後から再現す
ることはできず、これによって空間領域の折り返しアー
チファクトが発生する。 【0006】色空間と空間領域の折り返しアーチファク
ト問題に対する一つの解決策は、モザイク減少法(demo
saicing)である。モザイク減少法は、画像センサから
得られるディジタル画像の色を補間して、一つの画素位
置で三原色の全てを得る方法である。これにより得られ
るモザイク減少画像は、画像を見たときに、モザイク状
の画像よりも優れた品質が得られ、より視覚的に満足で
きる画像を与える。 【0007】従来のモザイク減少法は、例えば画素複製
(pixel replication)、双一次補間(bi-linear inter
polation)及び中央値補間(median interpolation)等
が挙げられる。画素複製では、左、上、左斜め上の最近
傍の画素からそれぞれの欠損値(missing value)が取
り込まれる。双一次補間は、画素複製よりも改善される
が複雑さは少し増加する。双一次補間法では、水平、垂
直及び/または対角方向の近傍(neighboring)の画素
値の平均に基づいて、各欠損値が算出される。中央値補
間は非線形補間法であり、特に欠陥画素があるときにこ
れらの3つのアルゴリズム(画素複製、双一次補間、中
央値補間)のうちで最高の結果が得られるが、最も複雑
である。中央値補間は、2つのステップからなる。第1
に、4つの対角近傍を有する欠損値がそれら4つの値の
中央値を用いて補間される。第2に、残りの欠損画素が
東西南北の近傍の中央値によって補間される。 【0008】しかしながら、上述のモザイク減少法では
すべて、見て分かる折り返しアーチファクトが画像内の
エッジに現れ、モザイク減少画像に「ジッパー(zippe
r)」効果を生じさせる。ジッパー効果とは、画像中の
直線のエッジをジッパーのように見せてしまうことであ
る。ジッパー効果の解決策は、Adams,Jrらに付
与された米国特許第5,652,621号(以下、アダ
ムズ−ハミルトンアルゴリズムと呼ぶ)と、1999年
10月発行のJournal of Electronic Imaging, Vol. 8,
No. 4, pp. 457-466に記載されたKunoらによる「A
liasing reduction method for color digital still c
ameras with a single-chip charge-coupled device
(以下、Kunoアルゴリズムと呼ぶ)」に提案されて
おり、これらは両方とも参照により本明細書に援用され
る。 【0009】アダムズ−ハミルトン補間アルゴリズム
は、水平エッジ及び垂直エッジを持つ画像をサンプリン
グする画像システムの性能の最適化を目指すものであ
る。アダムズ−ハミルトン補間アルゴリズムでは、欠損
する色値を補間する補間法が選択される。補間方向は、
補間対象である色平面と画素位置の色平面から得られる
値に基づいて、水平分類子と垂直分類子(または、正対
角分類子と負対角分類子)の値を算出することによって
選択される。 【0010】2つの分類子の値は、補間法を選択するた
めに、予め定義された閾値と及びお互いに比較される。
例えば、分類子の値のうち1つまたは複数が予め定義さ
れた閾値より大きい場合、欠損している色値は、その色
値と同じ色の近傍値及びその画素位置の色の近傍値の両
方から補間される。欠損している色値は、どの分類子の
値が予め定められた閾値を上回ったかに応じて、水平方
向の近傍値、垂直方向の近傍値、または水平方向及び垂
直方向の両方の近傍値から補間される。アダムズ−ハミ
ルトンアルゴリズムは、細部を保存して、ジッパー効果
の出現を低減する。しかし、アダムズ−ハミルトンアル
ゴリズムを用いても、依然として若干の「ジッパリン
グ」が見られる。 【0011】Kunoの補間アルゴリズムは、IIEE
J年会報(1988年版)第16巻(2)86乃至88
頁に掲載された「Method to display full-color image
byusing the correlation of color」にKodera
等が発表した細部の相関の仮定(correlation of detail
s assumption)に基づくものであり、参照により本明細
書に援用される。細部の相関の仮定は、画像の局所領域
において色の間に高い相関が存在することを仮定するも
のである。例えば、ベイヤーCFAを備える画像センサ
を用いたときに、細部の相関の仮定は画像の局所領域内
では赤、青、緑の色値が比較的似ていると仮定する(例
えば、赤画素位置の赤値が10である場合に、細部の相
関の仮定は、近傍の緑と青の画素位置がそれぞれ10に
近い緑及び青の色値を生成すると仮定する)。 【0012】Kunoアルゴリズムはさらに、色の変化
が急である領域においてさえ、色相関が一方向(すなわ
ち、水平方向または垂直方向)に存在することを仮定す
る。従って、Kunoアルゴリズムは、水平方向には色
値の低い相関しか存在しない垂直の補間方向と、垂直方
向には色値の低い相関しか存在しない水平の補間方向を
使用する。具体的には、Kunoアルゴリズムは、欠損
色値と関連する色平面の水平勾配(グラジエント)と垂
直勾配を計算し、水平勾配と垂直勾配を予め定義された
閾値と比較して補間方向を決定する。例えば、水平勾配
と垂直勾配の両方が予め定義された閾値未満の場合、補
間は水平方向と垂直方向の両方に実行される。しかし、
どちらの勾配も予め定義された閾値よりも大きい場合、
補間方向は2つの勾配のうちのより小さな方になる。 【0013】補間方向が決定すると、Kunoアルゴリ
ズムは分割処理を用いて欠損色値を補間する。アダムズ
−ハミルトンアルゴリズムと同様に、Kunoアルゴリ
ズムはジッパー効果を低減し、画素複製、双一次補間及
び中央値補間といった従来のモザイク減少法と比べると
色解像度を改善する。しかし、Kunoアルゴリズムを
用いても、依然として若干のジッパー効果が見られる。
加えて、Kunoアルゴリズムでは分割処理をあらゆる
画素位置で実行することが必要とされ、その実装には費
用がかかる。 【0014】 【発明が解決しようとする課題】従って、アダムズ−ハ
ミルトンアルゴリズムやKunoアルゴリズムと比べて
ジッパー効果の可視性をさらに低減し、Kunoアルゴ
リズムが必要とするハードウェアの複雑さなしで実装す
ることができる、モザイク減少方法が必要とされてい
る。 【0015】 【課題を解決するための手段】本発明の過程では、アダ
ムズ−ハミルトンアルゴリズムとKunoアルゴリズム
を用いてモザイクを減少した画像にジッパー効果が出現
する理由について分析を行なった。分析の結果、どちら
のアルゴリズムも少なくとも2つの色平面における勾配
を別々に考慮しておらず、またどちらのアルゴリズムも
所与の画素を補間するときに近傍画素における意思決定
(decision)を適用していないために、アダムズ−ハミ
ルトンアルゴリズムとKunoアルゴリズムを用いてモ
ザイクを減少した画像においても依然としてジッパー効
果が見られるという結論が得られた。 【0016】本発明は、少なくとも2つの色平面におい
て水平方向と垂直方向の両方における変化の度合(例え
ば、勾配(グラジエント)、ラプラシアン、または変化
の度合の他の尺度)を別々に考慮することによって、各
画素位置を補間する適応モザイク減少方法を提供する。
適応モザイク減少アルゴリズムは、各画素位置で補間方
向を決定するために投票方式を使用する。各色平面は、
その色平面における変化の度合の垂直成分と水平成分と
の間の比較に基づいて水平か垂直に投票する。ある実施
形態では、投票は画素位置それ自体で得られる測定から
カウントされる他、近傍の画素からもカウントされる。 【0017】一実施形態では、補間方向は輝度(lumina
nce)色平面にのみ適用される。輝度平面が十分に補間
されると、クロミナンス(chrominance)平面は差分ク
ロミナンス値の単純な双一次補間または中央値補間によ
り埋められる。適応モザイク減少アルゴリズムの拡張に
より、適応平滑化と鮮明化(sharpening)が可能にな
る。例えば、適応モザイク減少アルゴリズムは、低い光
レベル(すなわちノイズの多い)画像に適応させて、輝
度画素間の不均衡を低減することができる。 【0018】適応モザイク減少アルゴリズムは、加算、
減算、桁送り及び比較のみを必要とし、これらはいずれ
もハードウェアによる実装が簡単であるので、適応モザ
イク減少アルゴリズムは、従来のモザイク減少法に存在
したハードウェアの複雑さを低減する。加えて、適応モ
ザイク減少アルゴリズムは従来のモザイク減少方法と比
較して、モザイクを減少した画像に現われるジッパー効
果を低減する。さらに、本発明は上述した実施形態の他
にまたはこれらに代えて、他の特徴と長所を備えた実施
形態を与える。これらの特徴と長所の多くは以下の説明
から明らかになろう。 【0019】 【発明の実施の形態】図1は、本発明による適応モザイ
ク減少アルゴリズム40を実装したディジタル画像シス
テム10を示す。ディジタル画像システム10は、ディ
ジタルカメラ、ビデオカメラ、医用撮像装置等の任意の
ディジタル画像装置である。ディジタル画像システム1
0は、画像データを記憶するメモリを有するパーソナル
コンピュータやサーバ等のコンピュータシステムであっ
ても良い。適応モザイク減少アルゴリズム40は、ディ
ジタル画像装置の内部に存在したり、またはパーソナル
コンピュータやサーバ上で動作する画像処理ソフトウェ
アの一部であっても良い。 【0020】ディジタル画像システム10は、CMOS
センサチップやCCDセンサチップ等のディジタル画像
センサ20であって、列と行で構成された二次元アレイ
の画素を含む。ディジタル画像センサは、各画素が1色
だけを検出するカラーフィルタアレイ(CFA)によっ
て覆われる。例えば、CFAは前述のCFAであっても
良い。このアレイでは、輝度(luminance)色(緑)の
市松模様の間にクロミナンス(chrominance:色光度)
色(赤と青)が配置されている。ベイヤーCFAの代わ
りに他のCFAも使用できることは理解されよう。 【0021】ディジタル画像センサ20は、ディジタル
信号プロセッサ40に元の赤、青、緑の画素値を含む生
データ25を供給する。ディジタル信号プロセッサは、
生データ25に対して本発明の適応モザイク減少アルゴ
リズム適用し、画素値を補間して各画素位置において
赤、緑、青の値を得る。生データ25は、ディジタル信
号処理プロセッサ40に一度に供給される。従って、処
理開始に必要な生データ25の必要量が得られるまで、
生データ25はバッファ30に記憶される。 【0022】処理開始に必要な生データ25の数は、処
理の種類に依存する。例えば、生データ25に対応する
画素値は、通常、センサ20の1行から一度に読み出さ
れる。所与の画素の近傍補間を開始するために、少なく
とも1つの水平方向の画素近傍と、好ましくは1つの垂
直画素近傍がバッファ30に格納される。加えて、大半
のディジタルカメラは、画像を選択して永久に記憶させ
る前に複数の画像を撮影して露出が適正かどうかを確認
するので、バッファ30内には一度に1つまたは複数の
画像が格納される。 【0023】モザイク減少の結果は、3つの補間された
色平面35(すなわち、R、G、B)であり、それぞれ
が元の値と補間された値を含む。本明細書で説明する
赤、青、緑の色空間の代わりに、黄、シアン、マゼンタ
等の他の色空間を用いることもできることは理解されよ
う。補間された赤、緑、青の色平面35は、表示または
処理されるまでメモリ50内に記憶される。メモリ50
に記憶する前に、JPEG規格等の圧縮法(図示せず)
を用いて色平面35を圧縮できることに注意されたい。
出力装置60(例えば、ビデオスクリーン、コンピュー
タスクリーンまたはプリンタ)上に圧縮画像を表示また
は処理するため、圧縮画像はまず復元され、復元された
画像が出力装置60へ出力される。 【0024】ディジタル信号プロセッサ40は、図2に
示す適応モザイク減少アルゴリズムに従って、バッファ
30に記憶された各画像を補間する。図2に示した適応
モザイク減少アルゴリズムは、ここでは主ベクトル法
(PVM)と呼ぶことにする。PVMは、色エッジの検
出と近傍投票(neighborhood voting)に基づくもので
ある。画像内には、光の強度が急激に変わる多くのエッ
ジが存在する。鮮明な出力画像を生成するには、色補間
はエッジを横切るよりも、エッジに沿って行うべきであ
る。従って、PVMアルゴリズムは各画素位置で画素が
エッジ上にあるかどうかを検出し、エッジ上にある場合
には、そのエッジの方向を推定する。本明細書において
用語「エッジ」とは、オブジェクトの境界や強度が急激
に変化する他の境界上にある画素のことを指すことは理
解されよう。用語「エッジ」は、画像の4つの自然な境
界のうちの1つの境界上にある画素(すなわち、センサ
自身のエッジ上にある画素)を指すわけではない。 【0025】一実施形態では、エッジ検出とエッジ方向
の推定は、例えば緑の単色平面を用いることによって試
行される。しかし、単一の色平面に依存すると、依存し
た色が存在しない画像領域や、依存した色が固定されて
いる色付きのエッジにおいて、エラーを生じることがあ
る。他の実施形態では、エッジ検出とエッジ方向の推定
は、2つまたは3つの色平面から出し合う(pool)こと
ができる。3つの色平面すべてからの結果を出し合う
と、一般により優れた結果が得られる。従って、図2の
PVMアルゴリズムは、3つの色平面からのエッジに関
連する情報(例えば、エッジの検出とエッジ方向の推
定)の出し合いを示している。 【0026】生データ25がディジタル信号プロセッサ
40に着くと、生データ25はそれぞれが欠損要素を有
する3つの生データ色平面25a、25b、25cに分
離される。ディジタル信号プロセッサ40は、各位置で
欠損する輝度値を決定するために、輝度生データ色平面
25b(すなわち、緑)に適応補間ロジック42を適用
する。例えば、適応補間ロジック42は、投票メカニズ
ムに基づいて、水平方向の補間、垂直方向の補間、また
は水平方向の補間と垂直方向の補間の組み合わせを用い
て、赤画素と青画素のそれぞれで緑値を補間する。この
投票メカニズムについては図4及び5を参照してより詳
細に説明する。これによって得られる補間された緑色平
面35bは、元の緑値(大文字のGで表す)と、補間さ
れた緑値(小文字のgで表す)の両方を含む。 【0027】欠損緑値が決定すると、欠損する赤と青の
値が補間される。最初に、減算ロジック44a及び44
bが、赤または青のそれぞれの画素位置における欠損緑
値と、対応する元の赤または青の画素値との間の差を計
算する。例えば、青の生データ色平面25cの左下隅の
青値Bを取り込み、減算ロジック44bは、補間された
緑色平面35bの左下隅の補間された緑値gを、青の生
データ色平面25cの左下隅の青値Bから減算する。 【0028】得られた差分色平面28a及び28bは、
差分補間ロジック46a及び46bにより、それぞれ中
央値補間、双一次補間、画素複製等の既知の方法によっ
て補間される。図2は双一次補間法を示している。赤と
青の差分色平面28a及び28bが双一次補間ロジック
46a及び46bに入力され、それぞれ赤及び青の差分
補間色平面(図示せず)を出力する。最終的な赤及び青
の補間色平面35a及び35cは、赤及び青の差分補間
色平面をそれぞれ加算ロジック48a及び48bへ入力
することによって得られる。この加算ロジックは、赤及
び青の差分補間色平面を、対応する画素位置について、
補間された緑色平面35bの緑値g及びGに加算する。
DSP40からメモリ50(図1)に出力されるのは、
これらの補間された赤、青、緑の色平面35a、35b
及び35cである。 【0029】図3は、PVMモザイク減少アルゴリズム
を実行するステップを示す。最初に、DSPは生データ
を受け取り(ステップ300)、生データを3つの生デ
ータ色平面に分離する(ステップ310)。DSPは、
適応補間技術(図4,5で後述)を輝度色平面(すなわ
ち、緑)に適用する(ステップ320)。補間された輝
度色平面を用いて、DSPは、補間された輝度値を対応
する画素クロミナンス色値から減算することによって、
差分クロミナンス色平面(赤と青)を求める(ステップ
330)。例えば、補間された緑平面をチルダーGで表
わすと、欠損する赤値及び青値は、次式に示すように赤
画素位置または青画素位置における差を形成することに
よって補間することができる。 【0030】 【数2】 【0031】これによって2つの差分画像DRGとD
BGが得られ、これらの値は赤画素位置と青画素位置に
おいてのみそれぞれ知られている。 【0032】その後、DSPは差分クロミナンス値(di
fference chrominance value)を用いて差分クロミナン
ス色平面(difference chrominance color plane)を補
間する(ステップ340)。上述のように、差分クロミ
ナンス色平面は、中央値補間、双一次補間、画素複製等
の任意の既知の方法を用いて補間することができる。 【0033】最も単純な形態のクロミナンス補間は、画
素複製である。例えば、画素複製では、各欠損値が左、
上、左斜め上の最近傍の画素から取り込まれる。人間の
視覚系では、クロミナンス色に対する鋭さは輝度色に対
するよりも低いので、画素複製は大半の状況で優れた結
果をもたらす。 【0034】双一次補間は、複雑さが僅かに増すが画素
複製よりも改善される点がいくつかある。双一次補間法
では、以下の3×3フィルタを用いて差分赤値または差
分青値が畳み込まれる。 【0035】 【数3】 【0036】上述のフィルタでは、乗算と除算が2のべ
き乗によるものであり、従って桁送り(シフト)で実現
できることに注意されたい。 【0037】非線形補間法である中央値補間は、特に欠
陥画素があるときに最高の結果を与えるが、複雑さは最
大である。中央値補間は2つのステップからなる。第1
は、4つの対角近傍を有する欠損値をこれら4つの値の
中央値を用いて補間するステップである。第2は、残る
欠損値を東西南北の近傍の中央値によって補間するステ
ップである。 【0038】一例として、画素値の近傍において差分画
像DRGが以下の値を有すると仮定する。 【0039】 【数4】 【0040】第1のステップの後、4つの対角近傍を有
する欠損値は、それらの近傍の中央値によって補間され
る。第1のステップの結果は以下の通りである。 【0041】 【数5】 【0042】*と記した位置も補間されているが、それ
らの値が示されていないのは、図示の5×5の領域の外
側にある近傍値に依存するからである。第2のステップ
は、以下のように、東西南北の4つの近傍の中央値を用
いて残りの欠損値を埋める。 【0043】 【数6】 【0044】チルダーDRG及びチルダーDBGで表される
補間された差分画像が得られると、最終的な補間された
赤値と青値は、次式のように元の緑値と補間された緑値
の加算(ステップ350)によって求めることができ
る。 【0045】 【数7】 【0046】これらの補間された輝度(緑)色平面とク
ロミナンス(赤と青)色平面は、メモリへ出力される
(ステップ360)。 【0047】ここで、図4を参照して適応補間ロジック
42をさらに詳細に説明する。適応補間ロジック42が
生データ色平面25a、25b、25cを受け取ると、
それぞれの勾配ロジックl00a、l00b、l00c
が、各色平面25a、25b、25cの勾配l05a、
105b、105cを求め、ヤコビアンロジック110
が色平面25a、25b、25cのヤコビアン115を
求める。続いて、色平面25a、25b、25cの勾配
l05a、105b、105cとヤコビアン115を説
明する。 【0048】カラー画像は、二次元(2D)領域から三
次元(3D)空間すなわち色空間への写像であるから、
カラー画像の各成分は、(x,y)領域上で定義される
関数、すなわちR(x,y)、G(x,y)、B(x,y)と見
なすことができる。B.Jahne及びH.Hauss
eckerの編集による「Computer vision and applic
ations: a guide for students and practitioners, Sa
n Diego: Academic Press, 2000, pp. 334-335」は、参
照により本明細書に援用されるが、これに記載されてい
るように、カラー画像における局所方向の計測法は、二
次元平面から三次元色平面への写像のヤコビアン(J)
を作成することから始まる。 【0049】 【数8】 ここで、∇は勾配(すなわち、最も増加が急な方向)を
表わす。ヤコビアンは、水平(x)及び垂直(y)方向
のカラー画像の局所的な一次変化率をとらえる。 【0050】例えば、以下の生データが適応補間ロジッ
ク42へ供給されると仮定する。 【0051】 【数9】 【0052】画素位置Rの緑の勾配を決定するために
は、画素Rの水平方向の緑導関数と垂直方向の緑導関
数を計算しなければならない。水平方向の緑導関数は
(G −Gx2)であり、垂直方向の緑導関数は(G
y1−Gy2)である。画素位置Rにおける赤の勾配
と青の勾配も、同様の方法で算出される。例えば、水平
方向の青導関数は((B+B)/2−(B
)/2)であり、垂直方向の青導関数は((B
)/2−(B+B)/2)である。赤導関数
は、上述していないが水平方向及び垂直方向の赤値を用
いて算出される。 【0053】ヤコビアンの特異値分解(SVD)は、次
式のように書くことができる。 【0054】 【数10】 J=USV=s +s (式7) ここで、s≧s≧0は特異値であり、u、v
それぞれ左、右のk番目の特異ベクトルである。(二乗
誤差の合計を最小化するという意味での)Jに対する最
高位の近似の1つが以下のようになることは、当分野に
おいて周知である。 【0055】 【数11】 【0056】ベクトルuはカラー画像の最大の変化方
向を与えるので、ベクトルuはヤコビアンの主ベクト
ル、または簡単に主ベクトルという。 【0057】ヤコビアンのSVDは、カラー画像のエッ
ジ構造に関して有益な情報を与える。式6に示すよう
に、Jの3つの列はそれぞれR、G、Bの色平面の一つ
における勾配である。勾配が互いに平行であるときは、
エッジは3つの平面において整合している(consisten
t)と言うことができる。この場合、主ベクトルは勾配
と同じ方向を指し、小さい方の特異値sは0に等し
い。R、G、B勾配が平行でないときは、主ベクトルは
3つの勾配に対し最も「適合(fit)」する。主ベクト
ルが勾配に適合する度合は、特異値から決定することが
できる。例えば、適合の程度は次式のように求めること
ができる。 【0058】 【数12】 λ=s/(s+s) (式9) 【0059】s≧sであり、0≦λ≦1/2である
ので、λ=0のとき(勾配は全て平行であるから)主ベ
クトルは完全に適合し、一方、λ=1/2のとき適合は
最低である。λ=1/2が起こる状況の例は、3つの勾
配のうちの2つが直角の方向を指し、第3の勾配が0で
あるときである。 【0060】上述のように、主ベクトルuは、変化が
最大の方向を指し示す。しかし、PVMアルゴリズムを
用いた適応モザイク減少法は、実際には変化が最小の方
向の近傍から補間を行い、エッジがぼやける危険を最小
化する。従って、uに直交し変化が最小の方向を指す
ベクトルuが補間方向として用いられる。例えば、I
がuに沿って補間を行った結果であり、Iがu
に沿って補間を行った結果であると仮定する。すると、
Iで表わされる全補間はIとIの重み付き結合とな
り、重み付けは次式のように適合度λに基づく。 【0061】 【数13】 J=λI+(1−λ)I (式10) 【0062】この重み付けによって、全補間が、I
(λ=0、従って主ベクトルが勾配に完全に適合する
とき)とI=(I+I)/2(λ=1/2、適合が
最小のとき)との間で連続して変化することが保証され
る。 【0063】矩形状にサンプリングされる生データ25
a、25b、25cからI、Iを計算するため、I
とIがそれぞれ水平方向と垂直方向の補間を表わす
ものとする。IとIは、(Iについては)行に沿
って画素値を単純に線形結合することによって、または
(Iについては)列に沿って画素値を単純に線形結合
することによって計算することができる。次に、u
[u(1),u(2)] 、u=[u(1),u(2)]
とし、u、uが単位長ベクトルであるとすると、次
式が成り立つ。 【0064】 【数14】 I=u(1)+u(2) (式11) I=u(1)+u(2) (式12) 式10に式11と式12を組み合わせることで、Iは次
式のようになる。 【0065】 【数15】 I=αI+(1−α)I (式13) (但し、α=λu(1)+(1−λ)u(1)) 【0066】これから分るように、式13の値Iの計算
には、I、I、αの3つが必要である。最初の2つ
、Iは直接的に計算されるが、これは画素値の単
純な線形結合にのみ含むからである。しかし、3つ目の
αはJのSVDから導出される項に基づいている。これ
は、各画素でJのSVD計算を要求することになる可能
性があり、コストが非常に高い。 【0067】しかし、一実施形態では、計算を簡単にす
るために、αの近似値を推定することができる。例え
ば、αの計算を簡単にするため、適応補間ロジック42
は、αの値を3つのレベルすなわち0、1、1/2に量
子化できると仮定することができる。これは、式13の
全補間Iが純粋に水平、純粋に垂直、または2つの平均
のいずれかであることを意味する。適応補間ロジック4
2は、主ベクトルuの方向をただ2つの可能性すなわ
ち水平または垂直のうちの1つに量子化できると仮定す
ることもできる。例えば、水平軸からのuの傾きが±
45未満のときu は水平となり、それ以外のときu
は垂直となる。同様に、|u(1)|≧|u (2)|である
ときはuは水平となり、そうでない場合は垂直とな
る。 【0068】適応補間ロジック42は、多数決ルールを
適用することによって主ベクトルが水平であるか垂直で
あるかの判定を行なうと仮定することもできる。多数決
ルールとは以下の通りである。すなわち、ヤコビアン1
15の最下行の成分の大部分(垂直方向の導関数)が絶
対値でヤコビアン115の最上行の対応する成分(水平
方向の導関数)を越える場合、主ベクトルは垂直とな
る。それ以外の場合、主ベクトルは水平となる。例え
ば、ヤコビアン115が次式で表されるとすると、最上
行の成分のうちの2つが絶対値で最下行の対応する成分
を越えていることになる。 【0069】 【数16】 従って、このヤコビアン115の主ベクトルは水平と仮
定される。 【0070】多数決ルールによって主ベクトルの方向を
得ることはできるが、多数決ルール単独では{0,1/
2,1}の中からαを決定できない。上述したように、
主ベクトル自体が補間方向として用いられることはな
い。むしろ、補間方向は、主ベクトルの方向に対して直
角である。従って、重み付け係数αの選択時に、適応補
間ロジック42は垂直方向の導関数を上回る水平方向の
導関数の実際の数を考慮する(またはその逆を考慮す
る)。 【0071】例えば、全ての水平方向の導関数がそれら
の対応する垂直方向の導関数を上回る場合、αは0に設
定され、(主ベクトルに直交する方向である)垂直方向
の補間を強制する。画像内の垂直エッジ上にある画素に
ついては、垂直方向の補間が好ましい。水平方向に隣接
する(adjacent)画素では急な輝度の変化が存在するた
め、垂直エッジ上にある画素に対して水平方向の補間を
行うと適切な補間値が得られない。上述の重み付け係数
αの選択法は、画素が垂直エッジ上にあることを検出す
るが、これは垂直エッジ画素の一次導関数が垂直方向よ
りも水平方向で大きいからである。重み付け係数αが垂
直エッジ上にある画素に対応する場合、垂直方向の補間
が適用される。 【0072】しかし、水平方向の導関数のいずれも対応
する垂直方向の導関数を上回らない場合、αは水平方向
の補間を強制するよう1に設定される。垂直エッジ上の
画素と関連して上述したのと同じ理由から、画像内の水
平エッジ上にある画素については水平方向の補間が好ま
しい。しかし、水平方向の導関数のうちの1つまたは2
つのみが対応する垂直方向の導関数を上回る場合は、α
は水平方向及び垂直方向の補間の両方を含むように1/
2に設定される。これは勾配が平行でない箇所では主ベ
クトルの適合が最低であるからである。画素がエッジ上
にないときは、適合は通常最低であり、従って、水平方
向の補間と垂直方向の補間の両方を行うことが好まし
い。 【0073】図4に示すように、上述のαの選択メカニ
ズムは、適応補間ロジック42内の列投票ロジック12
0に実装される。列投票ロジック120は、ある特定の
画素についてヤコビアン115の各列を取り込み、各列
に1つの票を割り当てる。最下値が最上値を上回る場
合、列は水平方向に投票し、最上値が最下値を上回る場
合は、列は垂直方向に投票する。こうして、3つの列投
票125が各画素で集められる。 【0074】この投票方式は、各画素での投票だけでな
く近傍画素の投票も含めるようさらに拡張することがで
きる。このように、重み付け係数αを決定する前に、適
応補間ロジック42は、列投票125に加えて近傍投票
のデータ140を考慮することができる。例えば、2つ
の近傍の画素において、各近傍画素のヤコビアン115
の2つ以上の列が水平方向へ投票した場合、近傍投票デ
ータ140は2つの水平方向の投票を含むことになる。
この拡張された投票方式は、近傍画素での個々のヤコビ
アン115の列投票を用いず、多数決ルールの結果を考
慮するだけであるが、他の実施形態においては、拡張さ
れた投票方式は近傍画素における各列の投票を含むこと
ができる点に注意されたい。 【0075】近傍投票データ140は、画像のラスター
スキャン内の現在の画素に先行する画素の任意のサブセ
ットからのデータと定義することができる。例えば、近
傍投票データ140は、現在の画素の左及び上に隣接す
る画素からのデータを含むことができる。この近傍は、
距離1の近傍と呼ばれる。しかし、異なる距離の他の近
傍画素も選ぶことができることを理解されたい。 【0076】列投票ロジック110が特定の画素の各列
についての投票を求めると、列投票ロジック110は最
多投票135を決定(すなわち、垂直方向または水平方
向)して、メモリ130(図1に示したのと同じメモリ
50でよい)に最多投票135を記憶する。例えば、最
多投票135が水平方向(すなわち、2以上の列が水平
方向に投票)の場合、列投票ロジック110はその画素
についてメモリ130に「1」を記憶する。最多投票1
35が垂直方向である場合、列投票ロジック110はそ
の画素についてメモリ130に「0」を記憶する。従っ
て、適応補間ロジック42が生データ25a、25b、
25cを補間するときに、近傍距離Nに対応する多くの
先行するライン上の多数決ルールの結果がメモリ130
に記憶される。有利であることに、必要なメモリは記憶
する各ラインについて1画素につき1ビットだけであ
る。 【0077】列投票ロジック110と、1以上の多数決
投票135を含む近傍投票データ140からの列投票1
25が全て集められると、加算ロジック150は、列投
票ロジック110によって供給された現在の画素につい
ての列投票125を、近傍投票データ140によって供
給された近傍投票に加算する。投票の加算結果155
は、重み付け決定ロジック160へ送られて重み付け係
数αを割り当てる。一例として、投票は3つの範囲に分
割される。第1に、水平方向への投票の数が第1の閾値
未満の場合は、α=0となる。第2に、水平方向へ
の投票の数が第1の閾値Tと第2の閾値Tの間であ
る場合は、α=0.5となる。第3に、水平方向への投
票の数が第2の閾値Tよりも大きい場合は、α=1と
なる。 【0078】TとTの選択は、近傍Nの大きさに依
存する。例えば、Nが1の距離である場合、一実施形態
ではT=1、T=4となる。従って、1の距離を有
する近傍については、最大投票数は5となる(すなわ
ち、現在の画素に3票、隣接する画素にそれぞれ1
票)。TとTをこのように選択することで、水平方
向補間への投票が1以下の場合、α=0によって垂直方
向補間が選択される。水平方向補間への投票が4または
5の場合、α=1によって水平方向補間が選択される。
2または3の投票が得られる中間の場合は、α=0.5
によって水平方向補間と垂直方向補間の平均が適用され
る。異なる近傍Nが選択されれば他の閾値が使用できる
ことを理解されたい。重み付け係数αが決定すると、補
間ロジック170はαを用いて欠損する緑値を補間し、
補間された緑色平面35bを出力する。 【0079】図5を参照すると、輝度色平面を補間する
ステップ(すなわち、クロミナンス画素位置での欠損緑
値の決定)が示されている。第1のステップとして、各
生データクロミナンス色平面(すなわち、赤と青)の勾
配が、水平方向と垂直方向の一次導関数をとることによ
って推定される(ステップ500)。一次導関数の代わ
りに、二次導関数等の変化の度合を測る他の尺度も使用
できることを理解されたい。 【0080】各画素位置での勾配が推定されると、式6
に示すように、各画素位置のヤコビアンが既知となる
(ステップ510)。ヤコビアンの各列(すなわち、各
勾配)は水平方向か垂直方向のいずれかに投票する(ス
テップ520)。各勾配(列)からそれぞれ票が得ら
れ、最多投票(すなわち、どちらが最も多く票を得たか
による垂直または水平の結果)がメモリに記憶される
(ステップ530)。 【0081】一般に、DSPは行ごとに生データを処理
する。従って、現在処理中の画素位置の右及び下に隣接
する画素についての生データが既知であっても、これら
の隣接画素に対する最多投票は未知である。従って、一
般に近傍投票を考慮すると(ステップ540)、投票を
完了してメモリ内に最多投票を記憶させた隣接画素だけ
が、現在処理中の画素位置の左及び上に隣接する画素と
なる。例えば、以下に示すベイヤーパターンの画素位置
を考えると、近傍投票データはGx1とG y1から
の最多投票を含むことになる。近傍投票の数を増やし
て、現在処理された画素から2画素またはそれ以上離れ
た近傍を考慮することもできることを理解されたい。 【0082】 【数17】 【0083】距離1の近傍については、現在処理中の画
素位置の左と上の隣接画素それぞれからの最多投票が、
現在処理中の画素位置の列投票に加算され、結果として
計5票が得られる(ステップ550)。重み付け係数α
は、上述のように水平方向への投票の総数対垂直方向へ
の投票の総数に基づいて決定される(ステップ56
0)。例えば、上述の画素位置Rを考えると、赤勾配
(列)が水平方向に投票し、青勾配(列)が垂直方向に
投票し、緑勾配(列)が水平方向に投票した場合、画素
位置Gx1の最多投票は水平方向となる。加えて、画素
位置Gx1からの最多投票が水平方向であり、画素位置
y1についての最多投票が垂直方向であった場合、水
平方向への投票の総数は3であり、垂直方向への投票の
総数は2となる。 【0084】上述のように、水平方向への投票の総数ま
たは垂直方向への投票の総数のいずれかに基づいた1つ
または複数の閾値は、重み付け係数αを決定するために
設定することができる。図4に関連して上述した例で
は、2つの閾値T、Tが水平方向への投票の総数に
基づいて設定された。図4の例では、T=1、T
4である。従って、上述の画素位置Rからの全投票数
を用いると、3票の水平方向の票があったため、重み付
け係数αは0.5となる。従って、画素位置Rにおけ
る欠損緑値の補間は、水平方向と垂直方向の画素値の両
方に基づくことになる。 【0085】補間結果は、通常、線形予測を適用して改
善される。滑らかな関数f(x)については、線形予測は
次式のようになる。 【0086】 【数18】 【0087】例えば、上述のベイヤーパターン内のR
を含むラインを延長すると、水平方向の近傍には以下の
画素が存在する。 Rx1x2x1からRにおける緑値の線形予測は、差分近似
f’(x)=(R−R)/2を用い、x−x=1と
置くと、次式のようになる。 【0088】 【数19】 Gx+{(R−R)/2} (式15) この色の混合は、色平面間の強固な局所相関の仮定に基
づくものであり、従って同じ方向の差分は同等となるは
ずである。 【0089】同様にGx2からRにおける線形予測
は、x−x=−1とすると、次式のようになる。 【0090】 【数20】 Gx−{(R−R)/2} (式16) 従って、式13においてIで表わされる、Rにおけ
る水平方向に補間された緑値は、式15と式16の結果
の平均となる。 【0091】 【数21】 I={(Gx1+Gx2)/2}+{(−R+2R−R)/4} (式17) 【0092】低光(low-light)レベルの画像処理状況
では、ノイズによって線形予測の有効性が阻害される。
画像が低光の画像であるか否かは、画素値を見ることに
よって一般に判断される。画素値は、通常0〜255の
範囲にある。例えば、大半の画素値が低光の閾値(オペ
レータによる判定またはディジタル撮像システム内にプ
ログラムされた値)に満たない場合、画像は低光の画像
であるとみなされる。従って、0≦γ≦1である係数γ
(入力画素に対して適用されるゲインに従って設定され
る)によって線形補間の大きさを変えることは有利であ
る。具体的には、式17は次式のように書き換えること
ができる。 【0093】 【数22】 I={(Gx1+Gx2)/2}+γ{(−R+2R−R)/4} (式18) 【0094】低光レベルに対しては、ゲインは高く、そ
の結果ノイズも多く、γは0または小さな正の値に等し
くなる。通常の照明では、γは1に等しい。 【0095】式18に示したのと同様の補間が、青と緑
をもつラインの水平方向補間に使用され、また垂直方向
補間にも使用される。画素位置Rにおける補間された
輝度値を計算するには、上述のように水平方向補間と垂
直方向補間の平均が使用される。 【0096】欠損輝度値が補間される(ステップ57
0)と、補間された輝度色平面は、図2に関連して上述
したように、任意の既知のモザイク減少技法を用いて、
クロミナンス色平面の補間に使用される図2の適応補間
ロジックによって出力される(ステップ580)。適応
モザイク減少PVMアルゴリズムを用いることで、画像
は孤立した補間誤差が減少する。従って、近傍を用いる
ことによって、従来のモザイク減少法よりも滑らかな画
像が再生される。 【0097】PVMの性能は、追加の処理ステップによ
りさらに改良することができる。PVMモザイク減少ア
ルゴリズムの拡張方法の一種を図6Aに示す。図6A
は、G1:G2の不一致を補償するための例示的なステ
ップである。図2に示した生データ25内の緑画素は、
2つのカテゴリに分類される。すなわち、(1)水平方
向の近傍として赤画素を、垂直方向の近傍として青画素
を持つ、「G1」画素と、(2)水平方向の近傍として
青画素を、垂直方向の近傍として赤画素を持つ、「G
2」画素である。G1画素は、センサの構造とCFAの
不良を含む要因によって、同じ照明に対してG2画素と
かなり異なる値を呈することが多い。緑が一様である画
像領域では緑値の変化が最も目立ち、詳細に検査すると
市松模様状に見える。 【0098】G1画素とG2画素の間の不一致は、PV
Mモザイク減少アルゴリズムの前に適用される2つの事
前処理ステップを用いて補正することができる。図6A
に示され「平均バランス化(mean balancing)ステッ
プ」と呼ばれる第1のステップは、全体的な補正を行
う。この平均バランス化ステップは、画像全体のG1画
素の平均値を計測し(ステップ600)、別に画像全体
のG2画素の平均値を計測する(ステップ610)こと
によって進められる。2つの平均値が等しい場合(ステ
ップ620)、不一致は存在せず、処理は終了する(ス
テップ630)。しかし、2つの平均値が等しくない場
合(ステップ620)には、2つの平均値の間の差の百
分率が求められる(ステップ640)。その後、2つの
平均(G1平均またはG2平均)のうちの小さな方の緑
画素値が、差の百分率を用いて拡大される(ステップ6
50)。 【0099】この平均バランス化ステップは、PVMア
ルゴリズムを用いたモザイク減少前に適用することがで
きる。上述のように、ディジタルカメラでは画像を選択
して永久に記憶させる前に複数の画像を撮影して露出が
適正かどうかを確認することが多い。従って、この平均
バランス化ステップは、画像を記憶させる前に、撮影し
た画像のうちの1つに対して実行される。 【0100】第2のステップが図6Bに示されており、
これを「適応平滑化」と呼ぶ。この第2のステップも、
緑の色平面の補間前に実行することができ、平均バラン
ス化ステップの後に実行するのが好ましい。適応平滑化
ステップは、エッジ上にない画素における生の緑値に平
滑フィルタを適用し、平滑化された緑値を補間に用い
る。画素がエッジ上にあるか否かは、式6に示したヤコ
ビ行列からエントリの絶対値の合計を計算することによ
って決定することができる。ヤコビアンのエントリの絶
対値の合計が所定の閾値(実験においては、閾値として
64を用いた)未満である場合(ステップ670)、画
素はエッジ上には無く、従って生の緑値に対し平滑化が
適用される。合計が所定の閾値未満でない場合(ステッ
プ670)、画素はエッジ上にあり、処理はこの画素に
関して終了する(ステップ680)。適応平滑化ステッ
プにとって、緑の画素値のヤコビアンの緑の列は、同等
の緑画素、すなわちG1値とG1値またはG2値とG2
値の差を取ることによって計算され、G1値とG2値の
差を取ることによって計算されるのではないことに注意
されたい。 【0101】緑画素がエッジ上に無いと決定されると
(ステップ670)、平滑化は以下のような3×3のフ
ィルタを用いて緑値を畳み込むことによって実現される
(ステップ690)。 【0102】 【数23】 式19のフィルタは、以下に示すのと同様のベイヤーパ
ターンを仮定する。 【0103】 【数24】 ここで、G2値は、4つのG1値により囲まれている。
G2値を平滑化するために、G2値は4倍されて周囲に
あるG1値にそれぞれ加算される。加算後の合計は8で
除算され、得られた値がG2値として用いられる。 【0104】PVMモザイク減少技法に対するさらなる
拡張を図7に示す。図7は、画像鮮明化(シャープ化)
ステップを示す。画像は画素位置でのみサンプリングさ
れるので、本質的に画像のアンダーサンプリングが存在
し、画像内の一部の高周波成分が除かれてしまうことが
ある。従って、画像を鮮明化するため、二次導関数を元
の画像へ付け加える。例えば、以下のベイヤーパターン
を考える。 【0105】 【数25】 【0106】G33の水平方向の二次導関数は、(2G
33−G31−G35)によって推定することができ
る。同様に、G33の垂直方向の二次導関数は、(2G
33−G53−G13)によって推定することができ
る。 【0107】鮮明化の量はユーザーの好みに応じて調整
可能であるのが好ましい。例えば、ラプラシアンを∇
で表わし、κを0≦κ≦1の間で調整可能なパラメータ
とすると、次式により元の画像I(x,y)から鮮明化画
像I(x,y)ハットが求められる。 【0108】 【数26】 ここで、Iはモザイク減少後に得られる十分に密にされ
た(fully-populated)赤、緑、青の色平面のいずれか
である。 【0109】第1のステップとして、ユーザは調整可能
なパラメータκを設定する(ステップ700)。調整可
能なパラメータκは、鮮明化を望まないときは0に、最
大量の鮮明化を望むときは1に設定される。しかし、κ
に0と1の間の任意の値を使用できることを理解された
い。調整可能なパラメータκが0に設定されると(ステ
ップ710)、鮮明化は実行されない(ステップ72
0)。調整可能なパラメータκが0に設定されない場合
(ステップ710)、ラプラシアンが求められ(ステッ
プ730)、調整可能なパラメータκを乗じられ(ステ
ップ740)、元の画素値に加算される(ステップ75
0)。 【0110】一実施形態では、鮮明化は、差分画像補間
の前に、補間された緑画像に適用することができる。例
えば、チルダーG(x,y)が補間された緑平面であると
すると、鮮明化された緑平面G(x,y)ハットは以下の
ようになる。 【0111】 【数27】 【0112】式1及び式2内のチルダーG(x,y)をG
(x,y)ハットで置き換えることにより、最小の処理で
鮮明化が実現される。 【0113】PVMモザイク減少アルゴリズムについて
の別の拡張を図8に示す。図8は、画像のノイズを低減
するステップである。G1:G2補償について提案され
た適応平滑化は、ノイズを低減するために、赤画素と青
画素に簡単に拡張することができる。ノイズ低減用の適
応平滑化は、エッジ上にない画素での生の赤値と青値へ
平滑化フィルタを適用し、平滑化された赤値と青値を補
間に用いる。図6に関連して上述したように、画素がエ
ッジ上にあるか否かは、式6に示したヤコビ行列式から
エントリの絶対値の合計を計算することによって決定す
ることができる(ステップ800)。ヤコビアンのエン
トリの絶対値の合計が所定の閾値未満の場合(ステップ
810)、画素はエッジ上にはなく、従って生の赤値ま
たは青値に平滑化が適用される。合計が所定の閾値(ス
テップ810)未満でない場合、画素はエッジ上にあ
り、処理が終了する(ステップ820)。5×5のノイ
ズ低減用平滑化フィルタは、以下のようになる(ステッ
プ830)。 【0114】 【数28】 赤画素値と青画素値用の上記フィルタを用いた適応平滑
化は、エッジをぼかすことなくノイズを低減するという
長所を有する。 【0115】本発明には例として以下の実施形態が含ま
れる。 【0116】(1)画素がディジタル画像のエッジ上に
あるか否かを判定する方法であって、前記画素につい
て、第1の色の第1のエッジ方向と第2の色の第2エッ
ジ方向を決定するステップと、前記第1のエッジ方向と
前記第2のエッジ方向に関連する個別の補間の投票を提
供し、選択された補間方向を決定するステップであっ
て、前記個別の補間の投票が第1の補間方向または第2
の補間方向のいずれかであり、前記選択された補間方向
が前記第1の補間方向と前記第2の補間方向への前記投
票の数に基づいている、ステップと、を含む方法。 【0117】(2)前記第1のエッジ方向及び第2のエ
ッジ方向はそれぞれ第1の勾配及び第2の勾配であり、
該第1の勾配及び第2の勾配は前記画素のヤコビアンを
形成する、上記(1)に記載の方法。 【0118】(3)前記第1の補間方向は水平方向補間
であり、前記第2の補間方向は垂直方向補間であり、前
記提供するステップは、前記第1の勾配に関連する補間
の投票の第1の票を設定するステップであって、前記第
1の勾配の行成分の絶対値が該第1の勾配の列成分の絶
対値よりも小さいとき、前記第1の補間投票は前記水平
方向補間に設定され、前記第1の勾配の列成分の絶対値
が該第1の勾配の行成分の絶対値よりも小さいとき、前
記第1の補間投票は前記垂直方向補間に設定される、ス
テップと、前記第2の勾配に関連する補間の投票の第2
の票を設定するステップであって、前記第2の勾配の行
成分の絶対値が該第2の勾配の列成分の絶対値よりも小
さいとき、前記第2の補間投票は前記水平方向補間に設
定され、前記第2の勾配の列成分の絶対値が該第2の勾
配の行成分の絶対値よりも小さいとき、前記第2の補間
投票は前記垂直方向補間に設定される、ステップと、前
記設定ステップに基づいて、選択された前記補間方向に
ついて、前記水平方向補間、前記垂直方向補間、または
水平方向補間と垂直方向補間の組み合わせのいずれかを
選択するステップと、をさらに含む、上記(2)に記載の
方法。 【0119】(4)前記選択ステップは、隣接投票デー
タを提供するステップであって、該隣接投票データは少
なくとも一つの隣接画素からの多数決投票を含み、該多
数決投票は、前記隣接画素からの最多の補間投票が水平
方向補間であるときは水平方向補間であり、前記隣接画
素からの最多の補間投票が垂直方向補間であるときは垂
直方向補間である、ステップと、前記近傍投票データを
前記補間投票に加算して前記選択された補間方向を決定
するステップと、をさらに含む、上記(3)に記載の方
法。 【0120】(5)前記選択ステップは、前記水平方向
補間と前記垂直方向補間のいずれかについて、前記補間
投票の数に関連する第1の閾値及び第2の閾値を少なく
とも設定するステップと、前記水平方向補間と垂直方向
補間のいずれかについて、前記補間投票の数が前記第1
の閾値と第2の閾値の間にあるときに、前記水平方向補
間と垂直方向補間の組み合わせを前記選択された補間方
向として選択するステップと、をさらに含む、上記(4)
に記載の方法。 【0121】(6)画素位置における値として表わされ
るディジタル画像をモザイク減少する方法であって、一
組の第1の色値と一組の第2の色値を受け取るステップ
と、前記画素位置の所与の位置に関連する前記第1の色
値のうちの所与の色値について、前記一組の第1の色値
を使用して第1の変化の度合を決定するとともに、前記
一組の第2の色値を使用して第2の変化の度合を決定す
るステップであって、前記第1の変化の度合及び第2の
変化の度合はそれぞれ行成分と列成分を有する、ステッ
プと、前記第1の変化の度合及び第2の変化の度合の両
方について、前記行成分を前記列成分と比較して、選択
された補間方向を決定するステップと、を含む方法。 【0122】(7)前記選択された補間方向を使用し
て、前記所与の画素位置に関連する欠損する第2の色値
を補間するステップをさらに含む、上記(6)に記載の方
法。 【0123】(8)前記補間ステップは、前記第1の色
値と前記第2の色値を用いる線形予測関数を適用するこ
とによって、前記欠損する第2の色値を補間するステッ
プをさらに含む、上記(7)に記載の方法。 【0124】(9)前記補間ステップは、低光(low-li
ght)の閾値未満の前記第1の色値及び第2の色値の数
を決定するステップと、前記数が他の閾値を越えたと
き、前記線形予測関数を無効とする(turn off)ステッ
プと、をさらに含む、上記(8)に記載の方法。 【0125】(10)前記所与の第1の色値から前記補
間した欠損する第2の色値を減算することによって差分
値を決定するステップと、少なくとも前記差分値を用い
て、欠損する第1の色値を補間するステップであって、
該欠損する第1の色値は前記第1の色値を生成しなかっ
た前記画素位置のうちの一つに関連する、ステップと、
をさらに含む、上記(7)に記載の方法。 【0126】(11)前記第1の変化の度合及び第2の
変化の度合はそれぞれ前記第1の勾配及び第2の勾配で
あり、該第1の勾配及び第2の勾配は前記所与の第1の
色値のヤコビアンを形成しており、前記比較ステップ
は、前記第1の勾配及び第2の勾配のそれぞれによって
個々の補間投票を供給するステップであって、該補間投
票は第1の補間方向または第2の補間方向のいずれかで
あり、前記選択された補間方向は前記第1の補間方向と
前記第2の補間方向についての前記補間投票の数に基づ
く、ステップをさらに含む、上記(6)に記載の方法。 【0127】(12)前記第1の補間方向は水平方向補
間であり、前記第2の補間方向は垂直方向補間であり、
前記供給ステップは、前記第1の勾配及び第2の勾配の
それぞれの前記行成分の絶対値が該勾配の前記列成分の
絶対値よりも小さいとき、前記第1の勾配及び第2の勾
配のそれぞれによって前記補間投票を前記水平方向補間
として設定するステップと、前記第1の勾配及び第2の
勾配のそれぞれの前記列成分の絶対値が該勾配の前記列
成分の絶対値よりも小さいとき、前記第1の勾配及び第
2の勾配のそれぞれによって前記補間投票を前記垂直方
向補間として設定するステップと、前記設定ステップに
基づいて、前記選択された補間方向について、前記水平
方向補間、前記垂直方向補間、または水平方向補間と垂
直方向補間の組み合わせのいずれかを選択するステップ
と、をさらに含む、上記(11)に記載の方法。 【0128】(13)前記選択ステップは、近傍投票デ
ータを提供するステップであって、該近傍投票データは
前記画素位置に隣接する少なくとも1つの画素からの前
記所与の画素位置に対する多数決投票を含み、該多数決
投票は、前記画素位置の前記隣接画素からの最多の前記
補間投票が水平方向補間であるときは水平方向補間であ
り、前記画素位置の前記隣接画素からの最多の前記補間
投票が垂直方向補間であるときは垂直方向補間である、
ステップと、前記近傍投票データを前記補間投票に加算
して、前記選択された補間方向を決定するステップと、
をさらに含む、上記(12)に記載の方法。 【0129】(14)前記選択ステップは、前記水平方
向補間または前記垂直方向補間のいずれかついて、前記
補間投票の数に関連する少なくとも第1の閾値と第2の
閾値を設定するステップと、前記水平方向補間か垂直方
向補間のいずれかについて、前記補間投票の数が前記第
1の閾値と第2の閾値の間にあるときに、前記水平方向
補間と垂直方向補間の組み合わせを前記選択された補間
方向として選択するステップと、をさらに含む、上記
(13)に記載の方法。 【0130】(15)前記第1の色値はクロミナンス色
値であり、前記第2の色値は輝度色値である、上記(6)
に記載の方法。 【0131】(16)前記輝度色値の第1グループの第
1の平均輝度値と前記輝度色値の第2グループの第2の
平均輝度値を決定するステップと、前記第1の平均輝度
値と前記第2の平均輝度値との間の差の百分率を求める
ステップと、前記第1の平均輝度値が前記第2の平均輝
度値未満であるときに、前記差の百分率により前記輝度
色値の第1グループを増大させるステップと、をさらに
含む、上記(15)のに記載の方法。 【0132】(17)前記一組の輝度色値から前記輝度
色値のうちの所与の一つのヤコビアンを求めるステップ
と、前記ヤコビアン内の値の絶対値の第1の合計を求め
るステップと、前記第1の合計が所定の閾値に満たない
場合に、前記所与の輝度色値に4を乗ずるステップと、
4個の対角に隣接する画素位置の前記輝度色値を加算し
て第2の合計を得るステップと、前記第2の合計を8で
除算するステップと、をさらに含む、上記(15)に記載
の方法。 【0133】(18)前記所与の第1の色値のヤコビア
ンを求めるステップと、前記ヤコビアン内の値の絶対値
の第1の合計を求めるステップと、前記第1の合計が所
定の閾値未満である場合に、前記所与の第1の色値に8
を乗ずるステップと、8個の最も近い画素位置の前記第
1の色値を加算し、第2の合計を得るステップと、前記
第2の合計を16で除算するステップと、をさらに含
む、上記(6)に記載の方法。 【0134】(19)画素位置における値として表わさ
れるディジタル画像をモザイク減少するディジタル画像
処理システムであって、一組の第1の色値と一組の第2
の色値を受け取るようにされたプロセッサであって、前
記画素位置の所与の位置に関連する前記第1の色値のう
ちの所与の色値について、前記一組の第1の色値を使用
して第1の変化の度合を決定するとともに、前記一組の
第2の色値を使用して第2の変化の度合を決定し、前記
第1の変化の度合及び第2の変化の度合はそれぞれ行成
分と列成分を有しており、前記第1の変化の度合及び第
2の変化の度合の両方について前記行成分を前記列成分
と比較して選択された補間方向を決定するプロセッサを
備えるシステム。 【0135】(20)前記プロセッサは、前記選択され
た補間方向を使用して、前記所与の画素位置に関連する
前記画素位置の欠損する第2の色値を補間するようにさ
らに適応されている、上記(20)に記載のシステム。 【0136】(21)前記プロセッサは、前記第1の色
値と前記第2の色値を用いる線形予測関数を適用するこ
とによって、前記欠損する第2の色値を補間するように
さらに適応されている、上記(20)に記載のシステム。 【0137】(22)前記プロセッサは、低輝度の閾値
未満の前記第1の色値及び第2の色値の数を決定し、前
記数が他の閾値を越えたときに前記線形予測関数を無効
とするようにさらに適応されている、上記(21)に記載
のシステム。 【0138】(23)前記プロセッサは一組の第3の色
値を受け取るように適応されており、前記一組の第1、
第2及び第3の色値はそれぞれ異なる色に関連してお
り、前記プロセッサは前記第3の色値に関連する第3の
変化の度合を決定することができる、上記(20)に記載
のシステム。 【0139】(24)前記プロセッサは、前記所与の第
1の色値から前記補間された欠損する第2の色値を減算
することによって差分値を決定し、少なくとも該差分値
を用いて、前記第2の色値及び第3の色値に関連する前
記画素位置について欠損する第1の色値を補間するよう
にさらに適応されている、上記(23)に記載のシステ
ム。 【0140】(25)前記第1、第2及び第3の変化の
度合はそれぞれ第1、第2及び第3の勾配であり、該第
1、第2及び第3の勾配は前記所与の第1の色値のヤコ
ビアンを形成しており、該第1、第2及び第3の勾配の
それぞれが個々の補間投票を供給し、前記補間投票は第
1の補間方向または第2の補間方向のいずれかであり、
前記選択された補間方向は前記第1の補間方向と前記第
2の補間方向についての前記補間投票数に基づく、上記
(23)に記載のシステム。 【0141】(26)前記第1の補間方向は、前記画素
位置と同一の行内の前記画素位置からの少なくとも1つ
以上の前記第2の色値を、前記所与の画素位置として用
いた水平方向補間であり、前記第2の補間方向は、前記
画素位置と同一の列内の前記画素位置からの少なくとも
1つ以上の前記第2の色値を、前記所与の画素位置とし
て用いた垂直方向補間であり、前記第1、第2及び第3
の勾配のそれぞれの前記補間投票は、前記それぞれの勾
配の前記行成分の絶対値が該勾配の前記列成分の絶対値
よりも小さいとき、前記水平方向補間であり、前記それ
ぞれの勾配の前記列成分の絶対値が該勾配の前記行成分
の絶対値よりも小さいとき、前記垂直方向補間であり、
前記選択された補間方向は、前記水平方向補間、前記垂
直方向補間、または垂直方向補間と水平方向補間の組み
合わせからなるグループから選択される、上記(25)に
記載のシステム。 【0142】(27)近傍投票データを記憶することの
できるメモリをさらに備え、該近傍投票データは前記所
与の画素位置に対し前記画素位置に隣接する少なくとも
一つの画素からの多数決投票を含み、該多数決投票は前
記画素位置の前記隣接画素からの最多の前記補間投票が
水平方向補間であるときは水平方向補間であり、前記隣
接画素からの最多の前記補間投票が垂直方向補間である
ときは垂直方向補間であり、前記近傍投票データを前記
補間投票に加算して、前記選択された補間方向を決定す
る、上記(26)に記載のシステム。 【0143】(28)前記水平方向補間または前記垂直
方向補間のいずれかについて前記補間投票数に関連する
少なくとも第1の閾値及び第2の閾値をさらに備え、前
記選択された補間方向は、前記水平方向補間または前記
垂直方向補間のいずれかについて前記補間投票数が前記
第1の閾値と第2の閾値の間にあるときに、前記水平方
向補間と垂直方向補間の組み合わせとなる、上記(27)
に記載のシステム。 【0144】(29)前記第1の色値はクロミナンス色
値であり、前記第2の色値は輝度色値である、上記(1
9)に記載の前記システム。 【0145】(30)前記プロセッサは、前記輝度色値
の第1グループの第1の平均輝度値と前記輝度色値の第
2グループの第2の平均輝度値を決定し、前記第1の平
均輝度値と前記第2の平均輝度値との間の差の百分率を
求め、前記第1の平均輝度値が前記第2の平均輝度値未
満であるときに、前記差の百分率により前記輝度色値の
第1グループを増大させるようにさらに適応されてい
る、上記(29)に記載のシステム。 【0146】(31)前記プロセッサは、前記一組の輝
度色値から前記輝度色値のうちの所与の一つのヤコビア
ンを求め、前記ヤコビアン内の値の絶対値の第1の合計
を求め、前記第1の合計が所定の閾値に満たないとき
に、前記所与の輝度色値に4を乗じ、4個の対角に隣接
する画素位置の前記輝度色値を加算して第2の合計を求
め、該第2の合計を8で除算するようさらに適応されて
いる、上記(29)に記載のシステム。 【0147】(32)前記プロセッサは、前記第1の色
値の組と前記第2の色値の組のいずれかの内の選択され
た色値のラプラシアンを求め、調整可能なパラメータを
乗じた前記ラプラシアンを前記選択された色値に加算す
るようさらに適応されている、上記(19)に記載のシス
テム。 【0148】(33)前記プロセッサは、前記所与の第
1の色値のヤコビアンを求め、前記ヤコビアン内の値の
絶対値の第1の合計を求め、前記第1の合計が所定の閾
値未満であるときに、前記所定の第1の色値に8を乗
じ、8個の最も近い画素位置の前記第1の色値を加算し
て第2の合計を求め、該第2の合計を16で除算するよ
うさらに適応されている、上記(19)に記載のシステ
ム。 【0149】当業者はならば認めるように、本明細書に
記載された発明の概念は、広範囲の用途に合せて修正、
変更することができる。従って、本発明の範囲は、説明
した特定の教示のいずれにも限定されるべきではない。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の例示的な実施形態に従った適応モザイ
ク減少アルゴリズムを用いたディジタル画像システムを
示すブロック図である。 【図2】本発明の例示的な実施形態に従ったモザイク減
少アルゴリズムを実装するロジックを示すブロック図で
ある。 【図3】図2に示したモザイク減少アルゴリズムを実行
する例示的なステップを示すフローチャートである。 【図4】本発明のモザイク減少アルゴリズムに従って輝
度色平面の例示的な適応補間を実行するロジックを示す
ブロック図である。 【図5】図4に示した適応補間処理を実行する例示的な
ステップを示すフローチャートである。 【図6】画像の色の不一致を補償する本発明のモザイク
減少アルゴリズムへの拡張の例示的なステップを示すフ
ローチャートである。 【図7】画像をシャープにする本発明のモザイク減少ア
ルゴリズムへの拡張の例示的なステップを示すフローチ
ャートである。 【図8】画像のノイズを減らす本発明のモザイク減少ア
ルゴリズムへの拡張の例示的なステップを示すフローチ
ャートである。 【符合の説明】 20 ディジタル画像センサ 25 生データ 25a,25b,25c 生データ赤色平面 28a,28b 差分クロミナンス色平面 30 バッファ 35a,35b,35c 補間色平面 40 ディジタル信号プロセッサ 42 適応補間ロジック 44a,44b 減算ロジック 46a,46b 差分補間ロジック 48a,48b 加算ロジック 50 メモリ 60 出力装置 100a,100b,100c 勾配ロジック 105a,105b,105c 勾配 110 ヤコビアンロジック 115 ヤコビアン 120 列投票ロジック 125 列投票 130 メモリ 135 最多投票 140 近傍投票データ 150 加算ロジック 155 加算結果 160 重み付け係数判定ロジック 170 補間ロジック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラマクリシュナ・カカララ アメリカ合衆国94086カリフォルニア州サ ニーヴェイル、イースト・イヴリン 1055、ナンバー ビー−9 (72)発明者 イザーク・バハラヴ アメリカ合衆国95124カリフォルニア州サ ン・ノゼ、セイント・ローレンス・ドライ ヴ 2548 Fターム(参考) 5B057 BA02 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC01 CD06 CH07 5C065 BB48 DD01 EE03 GG13 GG30 5C076 AA22 BA06 BB04 BB05 5C077 LL02 MP08 PP20 PP32 PP37 PP46 PP47 PQ12 PQ17 RR19 TT09 5C079 HB01 JA14 JA23 LA28 LA37 MA11 NA09

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】画素がディジタル画像のエッジ上にあるか
    否かを判定する方法であって、 前記画素について、第1の色の第1のエッジ方向と第2
    の色の第2エッジ方向を決定するステップと、 前記第1のエッジ方向と前記第2のエッジ方向に関連す
    る個別の補間の投票を提供し、選択された補間方向を決
    定するステップであって、前記個別の補間の投票が第1
    の補間方向または第2の補間方向のいずれかであり、前
    記選択された補間方向が前記第1の補間方向と前記第2
    の補間方向への前記投票の数に基づいている、ステップ
    と、を含む方法。
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