JP2003161907A - レーザビーム径可変装置 - Google Patents

レーザビーム径可変装置

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JP2003161907A
JP2003161907A JP2001363346A JP2001363346A JP2003161907A JP 2003161907 A JP2003161907 A JP 2003161907A JP 2001363346 A JP2001363346 A JP 2001363346A JP 2001363346 A JP2001363346 A JP 2001363346A JP 2003161907 A JP2003161907 A JP 2003161907A
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reflecting
laser
laser light
mirror
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JP2001363346A
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Hiroaki Uragishi
博明 浦岸
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Sunx Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の大型化を回避しつつ、レーザ光のビー
ム径を変更することが可能なレーザビーム径可変装置を
提供する。 【解決手段】 線幅がX2 に設定変更されると、各ミラ
ー15〜18は図中で破線で示した角度に回動され、第
1及び第2の反射ミラー15,16の回動角度に応じて
放射レーザ光L2 が一方の平行ミラー12に入射する入
射角度が変わり、両平行ミラー12,12間で2回反射
を繰り返して光軸調整反射手段14側へ出射される。即
ち線幅X1 に設定したときに比べて反射回数が減少した
分だけ一対の平行ミラー12,12間に入射して出射さ
れるまでの光路長が短くなり、これに応じて光軸調整反
射手段14側に出射される放射レーザ光L2 の光束の径
が小さくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ発生装置か
らのレーザ光のビーム径を可変するレーザビーム径可変
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザ光を利用するものとして、例えば
レーザマーキング装置がある。これは、レーザ光を出射
するレーザ発生手段と、そのレーザ光の方向を変えて被
印字対象物上にレーザ光の照射点を走査するガルバノス
キャナとを備えて、印字すべき文字等の印字情報に基づ
いてガルバノスキャナを駆動制御することで、被印字対
象物上に前記文字等を印字するものである。
【0003】ところで、上記レーザマーキング装置は、
例えば材質が異なるなど様々な種類の被印字対象物に対
して印字を行うことがある。また、同じ種類の被印字対
象物であっても、例えば太字や細字など線分幅の異なる
文字等を印字することもある。従って、これらの被印字
対象物の種類又は線分幅等に応じてレーザ光のビーム径
を変更する必要がある。
【0004】そこで、従来では、例えばレーザ発生手段
からガルバノスキャナ側に向うレーザ光の光路途中に凹
レンズ及び凸レンズからなるコリメータ装置を配して、
両レンズ間距離を変更することで、被印字対象物へのレ
ーザ光のビーム径を変更可能にするものが特開2000-710
88等に開示されている。より詳しくは、レーザ発生手段
からのレーザ光は、凹レンズを通過して所定の広がり角
を持った放射光として凸レンズ側に向う。ここで、凸レ
ンズを凹レンズから遠ざければ凸レンズを通過して平行
光とされるレーザ光のビーム径は大きくなる。逆に、凸
レンズを凹レンズ側に近づければ、凸レンズを通過して
平行光とされるレーザ光のビーム径は小さくなるのであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の構成においては、レーザ光のビーム径の可変範囲に
応じた凹レンズ及び凸レンズのレンズ間距離が必要にな
る。このことは、ビーム径の可変範囲を広げれば広げる
ほどコリメータ装置が凸レンズの移動方向に大型化し、
ひいてはレーザマーキング装置全体が大型化することを
意味する。特に近年、マーキング装置においては、ビー
ム径の可変範囲を広げるなど多様化の傾向にある一方
で、他の装置同様に小型化の要請も強く、両要請を満足
させることができないという問題があった。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、装置の大型化を回避しつつ、レーザ光
のビーム径を変更することが可能なレーザビーム径可変
装置を提供するところにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明に係るレーザビーム径可変装置は、
レーザ発生装置から出射されるレーザ光のビーム径を変
更するレーザビーム径可変装置であって、非平行レーザ
光を出射するレーザ発生手段と、互いに対向して配され
る一対の反射ミラーを備えてなり、それらの一対の反射
ミラーのうちいずれか一方の反射面に対して、レーザ発
生手段からのレーザ光が非垂直方向から入射するよう配
置され、当該レーザ光を両反射ミラー間で反射させて出
射するレーザ光反射手段と、レーザ発生手段からのレー
ザ光が反射ミラーに入射する入射角度を変更する入射角
度変更手段と、レーザ光反射手段から出射されたレーザ
光を、所定の光軸上を通るように反射させる光軸調整反
射手段とを備えたところに特徴を有する。
【0008】請求項2の発明に係るレーザビーム径可変
装置は、レーザ発生装置から出射されるレーザ光のビー
ム径を変更するレーザビーム径可変装置であって、非平
行レーザ光を出射するレーザ発生手段と、互いに対向し
て配される一対の反射ミラーを備えてなり、それらの一
対の反射ミラーのうちいずれか一方の反射面に対して、
レーザ発生手段からのレーザ光が非垂直方向から入射す
るよう配置され、当該レーザ光を両反射ミラー間で反射
させて出射するレーザ光反射手段と、一対の反射ミラー
の両反射面の相対的な角度を変える相対角度変更手段
と、レーザ光反射手段から出射されたレーザ光を、所定
の光軸上を通るように反射させる光軸調整反射手段とを
備えたところに特徴を有する。
【0009】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載のレーザビーム径可変装置において、光軸調整反
射手段は、所定の光軸上を平行移動可能で、かつ、回動
可能な光軸調整ミラーで構成され、レーザ光反射手段か
ら出射されたレーザ光が光軸調整ミラーの略回動中心に
入射するよう光軸調整ミラーを平行移動させつつ回動さ
せて、レーザ光の光軸調整を行うところに特徴を有す
る。
【0010】請求項4の発明は、請求項1又は請求項2
に記載のレーザビーム径可変装置において、光軸調整反
射手段は、回動可能に設けられ当該レーザ光を反射させ
る第1光軸調整ミラーと、回動可能に設けられ第1光軸
反射ミラーで反射したレーザ光を反射させる第2光軸調
整ミラーとを備えて、レーザ光反射手段からのレーザ光
を、第2光軸調整ミラーの回動中心に入射させるよう第
1光軸調整ミラーを回動させると共に、第1光軸調整ミ
ラーからのレーザ光を所定の光軸上に反射させるよう第
2光軸調整ミラーを回動させるところに特徴を有する。
なお、下記のように、レーザ発生手段を含まない構成も
考えられる。レーザ発生手段から出射された非平行なレ
ーザ光のビーム径を変更するレーザビーム径可変装置で
あって、互いに対向して配される一対の反射ミラーを備
えてなり、それらの一対の反射ミラーのうちいずれか一
方の反射面に対して、前記レーザ発生手段からのレーザ
光が非垂直方向から入射するよう配置され、当該レーザ
光を前記両反射ミラー間で反射させて出射するレーザ光
反射手段と、前記レーザ発生手段からのレーザ光が前記
反射ミラーに入射する入射角度を変更する入射角度変更
手段と、前記レーザ光反射手段から出射されたレーザ光
を、所定の光軸上を通るように反射させる光軸調整反射
手段とを備えたことを特徴とするレーザビーム径可変装
置。また、レーザ発生手段から出射された非平行なレー
ザ光のビーム径を変更するレーザビーム径可変装置であ
って、互いに対向して配される一対の反射ミラーを備え
てなり、それらの一対の反射ミラーのうちいずれか一方
の反射面に対して、前記レーザ発生手段からのレーザ光
が非垂直方向から入射するよう配置され、当該レーザ光
を前記両反射ミラー間で反射させて出射するレーザ光反
射手段と、前記一対の反射ミラーの両反射面の相対的な
角度を変える相対角度変更手段と、前記レーザ光反射手
段から出射されたレーザ光を、所定の光軸上を通るよう
に反射させる光軸調整反射手段とを備えたことを特徴と
するレーザビーム径可変装置。
【0011】
【発明の作用】<請求項1及び請求項2の発明>レーザ
発生手段からの非平行なレーザ光は、レーザ光反射手段
の一方の反射ミラーの反射面に対して非垂直方向から入
射する。すると、そのレーザ光は、一対の反射ミラー間
で反射して出射されて、光軸調整反射手段により所定の
光軸上を通るように反射される。ここで、レーザビーム
径を変えたいときには、請求項1の構成によれば、入射
角度変更手段によりレーザ発生手段からのレーザ光が反
射ミラーに入射する入射角度を変えればよい。また、請
求項2の構成によれば、相対角度変更手段により一対の
反射ミラーの両反射面の相対的な角度を変えればよい。
これによりレーザ光反射手段内で反射して出射されるレ
ーザ光の光路長を変えることができ、もって本装置から
出射されるレーザ光のビーム径を変えることが可能にな
る。
【0012】<請求項3の発明>請求項3の構成によれ
ば、レーザ光反射手段から出射されたレーザ光は、光軸
調整ミラーの略回動中心で反射して所定の光軸を通る。
ここで、前記入射角度変更手段又は相対角度変更手段の
動作によってレーザ光反射手段からのレーザ光の出射方
向が変わった場合でも、光軸調整ミラーを平行移動させ
つつ回動させることで常に所定の光軸上を通るよう反射
させることができる。
【0013】<請求項4の発明>請求項4の構成によれ
ば、レーザ光反射手段から出射されたレーザ光は、第1
光軸調整ミラーで反射されて、第2光軸調整ミラーにて
その回動中心に入射して所定の光軸上を通るよう反射さ
せられる。ここで、前記入射角度変更手段又は相対角度
変更手段の動作によってレーザ光反射手段からのレーザ
光の出射方向が変わった場合でも、それに応じて第1及
び第2の光軸調整ミラーを回動させることで常に所定の
光軸上を通るよう反射させることができる。
【0014】
【発明の効果】このような構成であれば、コリメータ装
置を備えた従来の構成のようにビーム径の可変範囲に応
じてレンズ間距離を確保する必要がなく、装置の小型化
を図りつつレーザビーム径を変更することが可能にな
る。
【0015】
【発明の実施の形態】<第1実施形態>本発明の第1実
施形態を図1及び図2によって説明する。図1は、請求
項1に記載のレーザビーム径可変装置10をレーザマー
キング装置(請求項1及び請求項2に記載の「レーザ発
生装置」に相当する)に適用した場合の全体概略図であ
る。このレーザマーキング装置は、レーザ光を出射する
レーザ光源20と、そのレーザ光の方向を変えて収束レ
ンズ21(例えばfθレンズ)を介して被印字対象物W
上に形成されるレーザ光の照射点を走査するガルバノス
キャナ22と、ガルバノスキャナ22を制御する制御手
段としてのCPU23とを備えている。そして、印字す
べき文字、図形、記号等(以下、「文字等」という)の
印字情報に基づいてレーザ光源20及びガルバノスキャ
ナ22を駆動制御することで、被印字対象物W上に前記
文字等を印字するものである。
【0016】さて、図1に示すように、レーザ光源20
から出射されガルバノスキャナ22に至るレーザ光の光
路途中には、レーザ光源20からのレーザ光L1 を所定
の広がり角の放射光(以下、「放射レーザ光L2 」とい
う)にするビームエキスパンダ24、レーザビーム径可
変装置10、及び、そのレーザビーム径可変装置10か
らの放射レーザ光L2 を平行光(以下、「平行レーザ光
L3 」という)にするコリメータレンズ25が設けられ
ている。レーザビーム径可変装置10は、互いに略平行
に対向して配置される一対の平行ミラー12,12(本
発明の「レーザ光反射手段」に相当する)と、それら一
対の平行ミラー12,12の一方(同図では紙面右側の
平行ミラー12)への放射レーザ光L2 の入射角を変更
させる入射角変更手段13と、光軸調整反射手段14と
を備えてなる。
【0017】このうち入射角変更手段13は、ビームエ
キスパンダ24を通過した放射レーザ光L2 の進行方向
に対向して配置される第1反射ミラー15と、その第1
反射ミラー15に対向して配置され第1反射ミラー15
からの反射光を反射させて前記一方の平行ミラー12の
反射面に対して非垂直方向から入射させる第2反射ミラ
ー16とを備えてなる。これら第1及び第2の反射ミラ
ー15,16は、いずれも放射レーザ光L2 の前記進行
方向に垂直な方向(同図で紙面奥行き方向)に沿った軸
心を回動中心として例えば図示しないガルバノモータに
より回動可能に設けられている。そしてCPU23から
の制御信号に基づいて両反射ミラー15,16が駆動制
御され、前記一方の平行ミラー12の反射面への放射レ
ーザ光L2 の入射角を変更できるよう構成されている。
【0018】次いで、光軸調整反射手段14は、一対の
平行ミラー12,12間からの放射レーザ光L2 の出射
方向にかかわらず、その放射レーザ光L2 をコリメータ
レンズ25を通過しガルバノスキャナ22側に向う光軸
(本発明の「所定の光軸」に相当する。以下、「正規の
光軸」という。)を通るように反射させて光軸方向調整
するためのものである。そのために、本実施形態では、
請求項4の発明に係る構成が適用されている。より詳し
くは、光軸調整反射手段14は、一対の平行ミラー1
2,12間からの放射レーザ光L2 の出射方向に対向配
置された第1光軸調整ミラー17と、その第1光軸調整
ミラー17に対向して配置され第1光軸調整ミラー17
にて反射した放射レーザ光L2 を前記正規の光軸を通る
よう反射させる第2光軸調整ミラー18とを備えてな
る。これら第1及び第2の光軸調整ミラーは、いずれも
一対の平行ミラー12,12間からの放射レーザ光L2
の出射方向に対して垂直な方向(同図で紙面奥行き方
向)に沿った軸心を回動中心として例えば図示しないガ
ルバノモータにより回動可能に設けられている。
【0019】そして、CPU23からの制御信号に基づ
いて両光軸調整ミラー17,18が駆動制御され、もっ
て前記一対の平行ミラー12,12からの放射レーザ光
L2を、その出射方向にかかわらず常に正規の光軸を通
るよう反射させることができる。そして、正規の光軸を
進行する放射レーザ光L2 は、コリメータレンズ25を
介して平行レーザ光L3 にされてガルバノスキャナ22
に至る。
【0020】次に、本実施形態の作用について、図2に
示した簡略図を用いて説明する。なお、同図ではガルバ
ノスキャナ22は省略してある。また、実線部分は線幅
X1に設定された場合の各ミラー15〜18の回動位置
及び放射レーザ光L2 の光路を示しており、破線部分は
線幅X2 (<X1 )に設定された場合の各ミラー15〜
18の回動位置及び放射レーザ光L2 の光路を示してい
る。まず、図示しない設定部(例えばコンソール等)に
て印字すべき文字等を設定する。この際、印字速度、線
幅(被印字対象物W上における平行レーザ光L3 のスポ
ット径サイズ)等のマーキングパラメータ等の設定も行
う。すると、CPU23によって上記文字等に基づいて
被印字対象物W上の位置に対応する複数の座標データ及
びレーザ光源20のON/OFF制御データ等と共に、
設定された線幅に対応するスポット径設定データが生成
される。
【0021】なお、スポット径設定データとは、前記入
射角変更手段13を構成する第1及び第2の反射ミラー
15,16、及び光軸調整反射手段14を構成する第1
及び第2の光軸調整ミラー17,18を回動駆動させる
ガルバノモータにそれぞれ与えられる制御データのこと
をいう。本実施形態では、それらの制御データは、例え
ば設定部にて変更され得る種々の線幅(スポット径サイ
ズ)毎に実験的に求めておいて予め図示しないメモリ等
に格納されている。そして、設定部にて設定された線幅
に対応する制御データ群がCPU23にて読み出されて
上記各ガルバノモータに与えられ、それらの制御データ
に応じた角度に各ミラー15〜18が回動されるのであ
る。
【0022】そして、例えば線幅がX1 に設定されてい
るとすると、各ミラー15〜18は図2において実線で
示した角度に回動される。すると、ビームエキスパンダ
24を通過した放射レーザ光L2 は、第1及び第2の反
射ミラー15,16間で反射して一方の平行ミラー12
に入射し例えば4回反射を繰り返して光軸調整反射手段
14側へ出射される。その出射された放射レーザ光L2
は、第1光軸調整ミラー17にて反射されて第2光軸調
整ミラー18の回動中心にて反射され、もってその放射
レーザ光L2 が正規の光軸上を通ってレーザビーム径可
変装置10から出力されることになる。そして、コリメ
ータレンズ25にて平行レーザ光L3 にされて収束レン
ズ21を介して線幅X1 に対応するスポット径の照射点
が被印字対象物W上に形成されることになる。
【0023】ここで、設定部にて線幅がX2 に設定変更
されると、今度は各ミラー15〜18は図2において破
線で示した角度に回動される。そうすると、第1及び第
2の反射ミラー15,16の回動角度に応じて放射レー
ザ光L2 が一方の平行ミラー12に入射する入射角度が
変わり、両平行ミラー12,12間で2回反射を繰り返
して光軸調整反射手段14側へ出射される。即ち、上述
の線幅X1 に設定された場合に比べて反射回数が減少し
た分だけ一対の平行ミラー12,12間に入射して出射
されるまでの光路長が短くなり、これに応じて光軸調整
反射手段14側に出射される放射レーザ光L2 の光束の
径が小さくなる。そして、その出射された放射レーザ光
L2 は、やはり第1光軸調整ミラー17にて反射されて
第2光軸調整ミラー18の回動中心にて反射され、もっ
て線幅X1 設定時と同じ光軸上を通過する放射レーザ光
L2 がレーザビーム径可変装置10から出射されること
になる。これにて、コリメータレンズ25にて平行レー
ザ光L3 にされて収束レンズ21を介して線幅X2 に対
応する径の照射点が被印字対象物W上に形成されること
になる。
【0024】このような構成であれば、コリメータ装置
を備えた従来の構成のようにビーム径の可変範囲に応じ
てレンズ間距離を確保する必要がなく、装置の小型化を
図りつつレーザビーム径を可変にすることが可能にな
る。
【0025】<第2実施形態>図3及び図4は(請求項
2の発明に対応する)第2実施形態を示す。前記実施形
態との相違は、請求項1の「入射角変更手段13」に相
当する構成の代わりに、請求項2の「相対角度変更手
段」に相当する構成にしたところ、及び、光軸調整反射
手段の構成にあり、その他の点は前記第1実施形態と同
様である。従って、第1実施形態と同一符号を付して重
複する説明を省略し、異なるところのみを次に説明す
る。
【0026】図3に示すように、一対の平行ミラー3
0,30のうち一方の平行ミラー30(同図では紙面右
側の平行ミラー)が一端側を中心に例えば図示しないガ
ルバノモータにより傾動可能に設けられて上記「相対的
角度変更手段」が構成されている。そして、ビームエキ
スパンダ24からの放射レーザ光L2 は、その進行方向
に対向配置された固定反射ミラー31で反射され、他方
の平行ミラー30(同図では紙面左側の平行ミラー)の
反射面に対して非垂直方向から入射する。
【0027】また、光軸調整反射手段は、前記正規の光
軸上に沿って図示しないスライド機構により平行移動可
能であり、かつ一対の平行ミラー30,30からの放射
レーザ光L2 の出射方向に垂直な軸心を中心として例え
ばガルバノモータにより回動可能に設けられた光軸調整
ミラー32を備えて構成されている(請求項3に記載の
構成に相当する)。この光軸調整ミラー32は、CPU
23からの制御信号に基づいて、平行ミラー30,30
間からの放射レーザ光L2 の種々の出射方向に対向する
位置に平行移動しつつ回動し、その放射レーザ光L2 を
回動中心にて正規の光軸上に反射させるよう制御され
る。
【0028】次に、本実施形態の作用について、図4に
示した簡略図を用いて説明する。なお、同図ではガルバ
ノスキャナ22は省略してある。また、実線部分は線幅
X1に設定された場合の各ミラー30,32の回動位置
及び放射レーザ光L2 の光路を示しており、破線部分は
線幅X2 (<X1 )に設定された場合の各ミラー30,
32の回動位置及び放射レーザ光L2 の光路を示してい
る。
【0029】例えば線幅の設定がX1 のときは、各ミラ
ー30,32は図4において実線で示した角度に回動さ
れ、固定反射ミラー31にて反射した放射レーザ光L2
は、一方の平行ミラー30に入射し例えば4回反射を繰
り返して光軸調整ミラー32の回動中心にて反射され、
もってその放射レーザ光L2 が正規の光軸上を通ってレ
ーザビーム径可変装置10から出力されることになる。
そして、コリメータレンズ25にて平行レーザ光L3 に
されて収束レンズ21を介して線幅X1 に対応するスポ
ット径の照射点が被印字対象物W上に形成されることに
なる。
【0030】ここで、線幅の設定がX2 に変更される
と、図2中で破線で示したように一方の平行ミラー30
が他方の平行ミラー30から遠ざかる方向に傾動し、両
平行ミラー30,30の相対的な角度が広くなる。そう
すると、固定反射ミラー31にて反射した放射レーザ光
L2 は両平行ミラー30,30間で1回反射を繰り返し
て出射される。即ち、上述の線幅X1 に設定された場合
に比べて反射回数が減少した分だけ一対の平行ミラー3
0,30内に入射して出射されるまでの光路長が短くな
り、これに応じて光軸調整反射手段側に出射される放射
レーザ光L2 の光束の径が小さくなる。
【0031】そして、光軸調整ミラー32はCPU23
からの制御信号に基づいて当該放射レーザ光L2 の出射
方向に対向する位置に平行移動されつつ回動される。こ
れにより、その出射された放射レーザ光L2 は、やはり
光軸調整ミラー32の回動中心にて反射され、もって線
幅X1 設定時と同じ正規の光軸上を通過する放射レーザ
光L2 がレーザビーム径可変装置10から出力されるこ
とになる。これにて、コリメータレンズ25にて平行レ
ーザ光L3 にされて収束レンズ21を介して線幅がX2
に対応する径の照射点が被印字対象物W上に形成される
ことになる。
【0032】<第3実施形態>上記第1実施形態では、
第1及び第2の反射ミラー15,16を回動させて一方
の平行ミラー12への放射レーザ光L2 の入射角を変更
するよう構成したが、本実施形態では、図5に示すよう
にレーザ光源20及びビームエキスパンダ24を回動さ
せることで当該入射角の変更を実現させたものである。
【0033】<第4実施形態>上記第1実施形態におい
て、レーザビーム径可変装置10はレーザ光源20の出
射方向と同方向に放射レーザ光L2 を出力するよう構成
したが、これに限らず、例えば図6に示すように上記第
1実施形態の構成に対して、第1及び第2の光軸調整ミ
ラー17,18の配置関係を変更するなどして、レーザ
光源20の出射方向と対向する方向に放射レーザ光L2
をレーザビーム径可変装置10から出力させる構成であ
ってもよい。
【0034】また、上記第1実施形態において、入射角
変更手段13は第1及び第2の反射ミラー15,16を
設けた構成としたが、これに限らず、同図に示すように
1つの反射ミラー40を回動駆動させて平行ミラー1
2,12の一方の反射面に対する放射レーザ光L2 の入
射角を変更させる構成であっても良い。
【0035】<第5実施形態>上記第2実施形態におい
て、レーザビーム径可変装置10はレーザ光源20の出
射方向と同方向に放射レーザ光L2 を出力するよう構成
したが、これに限らず、例えば図7に示すように上記第
2実施形態の構成に対して、光軸調整ミラー32の配置
関係を変更するなどして、レーザ光源20の出射方向と
対向する方向に放射レーザ光L2 をレーザビーム径可変
装置10から出力させる構成であってもよい。
【0036】<他の実施形態>本発明は、前記実施形態
に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するよ
うな実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、
下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実
施することができる。 (1)上記各実施形態では、レーザ光源20からのレー
ザ光L1 を所定の広がり角の放射光にするためにビーム
エキスパンダ24を設けたが、必ずしも必須の構成では
ない。レーザ光源20からのレーザ光は完全に平行光で
はなくある程度広がった放射光であるからである。従っ
て、ビームエキスパンダ24を設けなくてもレーザ光源
20からのレーザ光を上記レーザビーム径可変装置10
を介してその光束の径サイズを可変にすることが可能で
ある。ただし、上記各実施形態のようにビームエキスパ
ンダ24を設けた方がより確実にレーザ光を放射光にす
ることができ、本発明の効果をより確実に得ることがで
きる。
【0037】(2)また、上記各実施形態では、ビーム
エキスパンダ24なる凹レンズを用いてレーザ光源20
からのレーザ光を放射光にする構成としたが、レーザビ
ーム可変装置に入光するレーザ光が非平行光であれば良
く、例えば凸レンズを用いて収束させたレーザ光を入光
させる構成であってもよい。
【0038】(3)上記各実施形態はレーザマーキング
装置に適用した場合を例に挙げて説明したが、これに限
らず、例えばレーザ変位計のような測定装置や光電セン
サのような検出装置などでもよい。対象物のサイズ、材
質等によってレーザ光のビーム径を異ならせることがあ
るからである。
【0039】(4)上記各実施形態では、各ミラー(1
5〜18,30,32,40等)は制御手段としてのC
PU23の制御信号に基づいて自動的に駆動される構成
としたが、これに限らず、全て或いは一部のミラーにつ
いて作業者が手動で回動及び移動等して設定する構成で
あっても良い。
【0040】(5)上記第1実施形態では、一対の平行
ミラー12,12は平行に配置したが、これに限らず非
平行に対向配置した構成であっても良い。
【0041】(6)上記第2実施形態では、一方の平行
ミラー30を傾動させる構成を説明したが、これに限ら
ず、例えば他方の平行ミラー30、或いは両平行ミラー
30,30を傾動させる構成であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るレーザマーキング
装置の全体概略図
【図2】各ミラー駆動に伴うレーザ光の各光路を示した
簡略図
【図3】第2実施形態に係るレーザマーキング装置の全
体概略図
【図4】各ミラー駆動等に伴うレーザ光の各光路を示し
た簡略図
【図5】第3実施形態に係るレーザビーム径可変装置の
模式図
【図6】第4実施形態に係るレーザビーム径可変装置の
模式図
【図7】第5実施形態に係るレーザビーム径可変装置の
模式図
【符号の説明】
10…レーザビーム径可変装置 12,30…平行ミラー 13…入射角変更手段 14…光軸調整反射手段 15…第1反射ミラー 16…第2反射ミラー 17…第1光軸調整ミラー 18…第2光軸調整ミラー 20…レーザ光源 23…CPU 31…固定反射ミラー 32…光軸調整ミラー L2… 放射レーザ光 W… 被印字対象物

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ発生装置から出射されるレーザ光
    のビーム径を変更するレーザビーム径可変装置であっ
    て、 非平行レーザ光を出射するレーザ発生手段と、 互いに対向して配される一対の反射ミラーを備えてな
    り、それらの一対の反射ミラーのうちいずれか一方の反
    射面に対して、前記レーザ発生手段からのレーザ光が非
    垂直方向から入射するよう配置され、当該レーザ光を前
    記両反射ミラー間で反射させて出射するレーザ光反射手
    段と、 前記レーザ発生手段からのレーザ光が前記反射ミラーに
    入射する入射角度を変更する入射角度変更手段と、 前記レーザ光反射手段から出射されたレーザ光を、所定
    の光軸上を通るように反射させる光軸調整反射手段とを
    備えたことを特徴とするレーザビーム径可変装置。
  2. 【請求項2】 レーザ発生装置から出射されるレーザ光
    のビーム径を変更するレーザビーム径可変装置であっ
    て、 非平行レーザ光を出射するレーザ発生手段と、 互いに対向して配される一対の反射ミラーを備えてな
    り、それらの一対の反射ミラーのうちいずれか一方の反
    射面に対して、前記レーザ発生手段からのレーザ光が非
    垂直方向から入射するよう配置され、当該レーザ光を前
    記両反射ミラー間で反射させて出射するレーザ光反射手
    段と、 前記一対の反射ミラーの両反射面の相対的な角度を変え
    る相対角度変更手段と、 前記レーザ光反射手段から出射されたレーザ光を、所定
    の光軸上を通るように反射させる光軸調整反射手段とを
    備えたことを特徴とするレーザビーム径可変装置。
  3. 【請求項3】 前記光軸調整反射手段は、前記所定の光
    軸上を平行移動可能で、かつ、回動可能な光軸調整ミラ
    ーで構成され、 前記レーザ光反射手段から出射されたレーザ光が前記光
    軸調整ミラーの略回動中心に入射するよう前記光軸調整
    ミラーを平行移動させつつ回動させて、前記レーザ光の
    光軸調整を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2
    に記載のレーザビーム径可変装置。
  4. 【請求項4】 前記光軸調整反射手段は、回動可能に設
    けられ当該レーザ光を反射させる第1光軸調整ミラー
    と、回動可能に設けられ前記第1光軸反射ミラーで反射
    したレーザ光を反射させる第2光軸調整ミラーとを備え
    て、 前記レーザ光反射手段からのレーザ光を、前記第2光軸
    調整ミラーの回動中心に入射させるよう前記第1光軸調
    整ミラーを回動させると共に、前記第1光軸調整ミラー
    からのレーザ光を前記所定の光軸上に反射させるよう前
    記第2光軸調整ミラーを回動させることを特徴とする請
    求項1又は請求項2に記載のレーザビーム径可変装置。
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