JP2003161186A - 内燃機関及びその運転方法 - Google Patents

内燃機関及びその運転方法

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JP2003161186A
JP2003161186A JP2001363246A JP2001363246A JP2003161186A JP 2003161186 A JP2003161186 A JP 2003161186A JP 2001363246 A JP2001363246 A JP 2001363246A JP 2001363246 A JP2001363246 A JP 2001363246A JP 2003161186 A JP2003161186 A JP 2003161186A
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JP
Japan
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rich operation
internal combustion
cylinders
cylinder group
combustion engine
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Application number
JP2001363246A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Endo
浩之 遠藤
Yuji Oda
裕司 小田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リッチ運転しても、エンジン出力が低下する
のを軽減すること。 【解決手段】 第1,第2気筒と、第3,第4気筒とは
互いに異なるタイミングでリッチ運転が行われ、第1,
第2気筒のリッチ運転のタイミングと、第3,第4気筒
のリッチ運転のタイミングとは重複しない。例えば第1
気筒,第2気筒からなる第一組気筒群と、第3気筒,第
4気筒からなる第二組気筒群とがリーン運転を行ってい
るとき、第一組がリッチ運転を所定の短時間で行って再
びリーン運転に戻った後、今度は第二組がリッチ運転を
行って再びリーン運転に戻り、以下、これを所定の周期
で同様に繰り返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レシプロ型内燃
機関の排気系にNOx吸蔵触媒を備えた内燃機関及びそ
の運転方法に係り、特にNOx吸蔵触媒からNOxを放
出・還元させるリッチ運転時におけるエンジン出力を改
善するのに好適な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】陸舶用ディーゼルエンジン等のようなレ
シプロ型内燃機関は、燃料を燃焼させることで発生する
高温,高圧のガスエネルギにより、気筒群を構成するシ
リンダ内でピストンを往復動させて動力を得る機関であ
る。このような内燃機関においては、近年の環境問題対
策として、排気系に窒素酸化物(NOx)の排出量を低
減する目的で、NOx吸蔵触媒を備えたものが開発され
ている。
【0003】図6は、従来のNOx吸蔵触媒を備えたレ
シプロ型内燃機関(以下、単に内燃機関と呼ぶ)とし
て、4気筒直接噴射式ディーゼルエンジンの構成例を示
したものである。図6において、符号1は四気筒からな
るディーゼルエンジン、2a〜2dはシリンダとピスト
ンからなる第1〜第4気筒、3は第1〜第4気筒2a〜
2dの各々に設けられて排気ガスを排出するための排気
弁、4は排気弁3と排気マニホールド5を介して接続さ
れる排気管、6は排気管4の途中位置に設けられたNO
x吸蔵触媒である。
【0004】上記構成のNOx吸蔵触媒6を備えたディ
ーゼルエンジン1では、通常の運転であるリーン運転
時、第1〜第4気筒2a〜2dの各々から排気ガスが排
出されると、その排気ガス中のNOxが、排気管4のN
Ox吸蔵触媒6によって吸蔵される。このため、排気ガ
ス中に含まれるNOxの濃度は、NOx吸蔵触媒6の入
口(シリンダ)側と出口側とを比較すると、NOx吸蔵
触媒6における吸蔵分だけ出口側が低濃度となる。
【0005】ところが、NOx吸蔵触媒6のNOx吸蔵
量には限度があるので、NOx吸蔵量が飽和する頃には
短時間(例えば0.5〜5秒程度)でNOxの放出・還
元運転を実施する必要がある。このようなNOxの放出
・還元時には一酸化炭素を必要とするため、空気過剰率
を1より低くしたリッチ運転が行われている。リッチ運
転は、一般的に、イ)排気再循環管路31のEGR弁3
2を開とし、ロ)吸気管のスロットル弁7又は図示しな
い排気管の絞り弁を絞り,ハ)燃料噴射量の増量、ニ)
燃料噴射時期の進角、といった制御の全て若しくは一部
を適宜組み合わせることにより実施される。
【0006】このリッチ運転による排気ガスが、排気管
4に導かれることによってNOx吸蔵触媒6がNOxの
放出・還元を行う。このような空気過剰率(λ)は、各
気筒を構成するシリンダ内の空気重量(W)と、燃料を
完全燃焼させるために化学的に必要な空気重量(Wt)
と以下の関係となっている。 λ=W/Wt
【0007】従って、NOx吸蔵触媒6を備えたディー
ゼルエンジン1は、図7に示すように、比較的時間の長
いリーン運転と、比較的時間の短いリッチ運転とが交互
に行われており、それらの運転は図示しない制御部から
リーン運転信号b及びリッチ運転信号aが入力されるこ
とにより、行われている。なお、図6において、符号3
3はEGR弁32を開閉させるEGR弁駆動回路、34
は取り込まれた排気ガスを冷却するEGRクーラーであ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したN
Ox吸蔵触媒6を備えたディーゼルエンジン1におい
て、NOx吸蔵触媒6が飽和した頃、リッチ運転を行う
ことによってNOxを排出・還元させてNOx吸蔵触媒
6の機能を復元させている。
【0009】しかしながら、全ての気筒2a〜2dを同
時にリッチ運転すると、各気筒内の燃焼性能が悪化する
結果、エンジンの出力が低下する。特に、ディーゼルエ
ンジン1にあっては、空気中に燃料を噴射して、燃料と
空気とが混合しながら燃焼する拡散燃焼の形態となって
いるため、空気過剰率が1より低いリッチ運転を全ての
気筒2a〜2dで同時に行うと、燃焼性能が極端に悪化
してしまう。そのため、自動車用エンジンとして使用し
た場合、車速の低下やトルクショックが発生し、また発
電用エンジンとして使用した場合、発電電力が低下する
という問題があった。
【0010】この発明は、このような事情を考慮してな
されたもので、その目的は、リッチ運転を行っても、エ
ンジン出力が低下するのを軽減することができる内燃機
関の制御方法を提供することにあり、他の目的は、上記
方法を的確に実施し得る内燃機関を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は以下の手段を提案している。請求項1に
係る発明は、複数の気筒を備え、リーン運転時、気筒か
ら排出される排気ガス中のNOxを、排気管のNOx吸
蔵触媒に吸蔵させ、リッチ運転時、排気管のNOx吸蔵
触媒に吸蔵されているNOxを放出・還元する内燃機関
の運転方法において、複数の気筒のうち、少なくともい
ずれか一方の気筒のリッチ運転のタイミングを、いずれ
か他方の気筒のリッチ運転のタイミングと異ならせるこ
とを特徴とする。
【0012】この発明に係る内燃機関の運転方法によれ
ば、いずれか一方の気筒のリッチ運転のタイミングと、
いずれか他方の気筒のリッチ運転のタイミングを異なら
せるので、リッチ運転している気筒の出力が変動するも
のの、リッチ運転していない気筒から所期の出力が得ら
れるので、エンジン全体としての出力が変動するのを確
実に軽減することができる。
【0013】請求項2記載に係る発明は、複数の気筒を
備え、リーン運転時、気筒から排出される排気ガス中の
NOxを、排気管のNOx吸蔵触媒に吸蔵させ、リッチ
運転時、排気管のNOx吸蔵触媒に吸蔵されているNO
xを放出・還元する内燃機関の運転方法において、いず
れか一方の気筒がリッチ運転したとき、いずれか他方の
気筒に供給すべき燃料噴射量を増量させ、増量した燃料
噴射量で燃焼させることを特徴とする。
【0014】この発明に係る内燃機関の運転方法によれ
ば、リッチ運転時、リーン運転している気筒に対する燃
料噴射量を増量させて燃焼させるので、リッチ運転して
いる気筒の出力が低下しても、リーン運転している気筒
からは燃料噴射量の増量に相当するだけ高い出力が得ら
れるので、エンジン全体としては出力低下をおさえるこ
とができる。
【0015】請求項3記載に係る発明は、少なくとも第
1,第2気筒群からなるエンジンと、各気筒群から排出
される排気ガスをそれぞれ独立的に導く第1,第2排気
管と、第1,第2排気管にそれぞれ設けられ、かつリッ
チ運転によりNOxが放出・還元されるNOx吸蔵触媒
とを備えた内燃機関であって、エンジンの出力変動を抑
制する抑制手段を備えることを特徴とする。
【0016】この発明に係る内燃機関によれば、エンジ
ンの出力変動を抑制するので、リッチ運転時に変動の少
ないエンジン出力が得られる。
【0017】請求項4記載に係る発明は、請求項3記載
の内燃機関において、前記抑制手段は、第1気筒群のリ
ッチ運転のタイミングと第2気筒群のリッチ運転のタイ
ミングとを異ならせることを特徴とする。この発明に係
る内燃機関によれば、第1,第2気筒群の稼働時、第1
気筒群のリーン運転時に第2気筒群のリッチ運転が行わ
れたり、その逆の運転が行われたりするので、請求項1
の運転方法を的確に実施することができる。
【0018】請求項5に係る発明は、請求項3記載の内
燃機関において、前記抑制手段は、第1気筒群と第2気
筒群とのいずれか一方がリッチ運転したとき、その他方
の気筒群に供給する燃料噴射量を増量させ、増量した燃
料噴射量で燃焼させることを特徴とする。
【0019】この発明に係る内燃機関によれば、第1気
筒群と第2気筒群との何れかのリッチ運転時、リーン運
転している他方の気筒群の燃焼エネルギが大きくなるの
で、請求項2の運転方法を的確に実施することができ
る。
【0020】請求項6に係る発明は、リッチ運転時、リ
ッチ運転用排ガスを排出する第1気筒群と、第1気筒群
に接続され、NOx吸蔵触媒を有する第1排気管と、リ
ーン運転を常時行う第2気筒群と、第2気筒群に接続さ
れ、NOx吸蔵触媒を有する第2排気管とを備えた内燃
機関であって、エンジンの出力変動を抑制する抑制手段
を備えたことを特徴とする。
【0021】この発明に係る内燃機関によれば、エンジ
ンの出力変動を抑制するので、請求項3と同様、リッチ
運転時に変動の少ないエンジン出力が得られる。
【0022】請求項7に係る発明は、請求項6記載の内
燃機関において、前記抑制手段は、第1気筒群のリッチ
運転時、第1気筒群からのリッチ運転用排ガスを第1排
気管と第2排気管とに交互に供給する切換機構を有する
ことを特徴とする。この発明に係る内燃機関によれば、
第2気筒群がリーン運転を常時行うので、全ての気筒が
同時にリッチ運転するのと異なり、エンジン出力が低下
するのを軽減することができる。また、第1気筒群のみ
にリッチ運転をするための機能をもたせることにより、
リッチ運転する気筒に対し、リーン運転を常時行う気筒
はメンテナンスのサイクルを長くすることができ、全気
筒を対象にする場合よりコスト低減を図ることが可能と
なる。
【0023】請求項8に係る発明は、請求項7記載の内
燃機関において、前記切換機構は、第1気筒群のリッチ
運転時、第1気筒群からのリッチ運転用排ガスを第1排
気管に導いたときに、第2気筒群からの排ガスを第2排
気管に導く一方、第1気筒群からのリッチ運転用排ガス
を第2排気管に導いたときに、第2気筒群からの排ガス
を第1排気管に導くように構成することを特徴とする。
【0024】この発明に係る内燃機関によれば、第2気
筒群がリーン運転を常時行うので、請求項7と同様、エ
ンジン出力が低下するのを軽減することができる。しか
も、切換機構によってリッチ運転用排ガスを第1排気管
と第2排気管との選択的に導くので、第1,第2排気管
のNOx吸蔵触媒に吸蔵されているNOxを確実に放出
・還元することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、この発明の
実施の形態について説明する。図1及び図2は、この発
明の一実施の形態に係る内燃機関及びその特性を示す図
であって、図1は内燃機関を適用したディーゼルエンジ
ンの構成例を示す図、図2は図1のディーゼルエンジン
における一方の組の気筒群のリッチ運転と他方の組の気
筒群のリッチ運転とを示すタイムチャートで、これらの
図において、図6と同一符号のものは同じもの若しくは
相当するものを表している。図1において、10は四気
筒からなるディーゼルエンジン、11〜14はシリンダ
とその内部で往復動するピストンによって構成された第
1〜第4気筒、15は燃料噴射弁、16は吸気弁、17
a〜17dは排気弁、18はスロットル弁を有する吸気
管である。
【0026】ディーゼルエンジン10は、吸気管18内
のスロットル弁によって吸気(空気)量が調整され、そ
の調整された吸気が吸気弁16によって第1〜第4気筒
11〜14内に供給されると共に、燃料噴射弁15によ
って燃料が噴射されることにより燃焼し、これによって
所定のエンジン出力が得られる。燃料噴射弁15が、図
示しない制御部によって開閉動作することにより、第1
〜第4気筒11〜14内に噴射する燃料噴射量や燃料噴
射時期が制御されるようになっており、また、スロット
ル弁も前記制御部によって吸気管18内における開度が
調整されることにより、第1〜第4気筒11〜14に供
給すべき吸気量が調整される。
【0027】そして、第1〜第4気筒11〜14内で燃
焼すると、燃焼ガスが発生するが、その燃焼ガスが排気
ガスとなって排気弁17a〜17dから排気管に導か
れ、かつ排気管の途中位置に設けられているNOx吸蔵
触媒を通過して大気へ放出される。
【0028】この実施形態では、第1,第2気筒11,
12の排気弁17a,17b(排気ポート)に排気マニ
ホールド26を介して第1排気管21が接続されると共
に、第3,第4気筒13,14の排気弁17c,17d
(排気ポート)に排気マニホールド27を介して第2排
気管22が接続されている。即ち、第1,第2気筒1
1,12からの排気ガスを第1排気管21によって排出
させ、第3,第4気筒13,14からの排気ガスを第2
排気管22によって排出させるようになっている。
【0029】第1排気管21の途中位置にNOx吸蔵触
媒25Aが設けられると共に、第2排気管22の途中位
置にもNOx吸蔵触媒25Bが設けられ、NOx吸蔵触
媒25Aが第1,第2気筒11,12からの排気ガス中
のNOxを吸蔵し、NOx吸蔵触媒25Bが第3,第4
気筒13,14からの排気ガス中のNOxを吸蔵するよ
うになっている。従って、気筒群に応じ、NOx吸蔵触
媒25A,25Bをそれぞれ有する第1排気管21と第
2排気管22とが独立的に設けられている。
【0030】これらNOx吸蔵触媒25A,25Bは、
上述したように排気ガス中に含まれるNOxを吸蔵する
機能を有しているが、その吸蔵量には限界がある。そこ
で、NOx吸蔵触媒25A,25Bが吸蔵したNOxが
飽和すると(若しくは飽和する前に)、空気過剰率が1
より大きいリーン状態で運転する通常運転の合間に、空
気過剰率が1より小さいリッチ運転を短時間(例えば
0.5〜5秒程度)だけ実施し、一酸化炭素(CO)の
排出量を増加させて吸蔵したNOxを放出・還元するこ
とにより、NOx吸蔵触媒25A,25Bの機能を復元
させる必要がある。
【0031】そして、リッチ運転時には、一般的に、
イ)排気再循環管路31のEGR弁32を開とし、ロ)
吸気管18のスロットル弁又は図示省略の排気絞り弁を
絞り,ハ)燃料噴射量の増量、ニ)燃料噴射時期の進
角、といった制御の全て若しくは一部を適宜組み合わせ
ることにより実施され、これによって、CO排出量を増
加させたNOx放出・還元用の排ガスが得られる。
【0032】この実施形態では、第1,第2気筒11,
12と、第3,第4気筒13,14とは互いに異なるタ
イミングでリッチ運転が行われ、第1,第2気筒11,
12のリッチ運転のタイミングと、第3,第4気筒1
3,14のリッチ運転のタイミングとは重複することの
ないようにしている。
【0033】例えば、第1気筒11及び第2気筒12か
らなる第一組気筒群と、第3気筒13及び第4気筒14
からなる第二組気筒群とが通常運転であるリーン運転を
行っているとき、図2(a)に示すように、まず第1,
第2気筒11,12からなる第一組気筒群がリッチ運転
を所定の短時間で行って再びリーン運転に戻った後、今
度は同図(b)に示すように、第3,第4気筒13,1
4からなる第二組気筒群がリッチ運転を行って再びリー
ン運転に戻り、以下、これを所定の周期で同様に繰り返
すようにしている。
【0034】つまり、このディーゼルエンジン10にお
いては、第一組と第二組の気筒群とのいずれか一方の組
がリーン運転を行っている間、他の組がリッチ運転を行
い、他の組がリーン運転を行っている間、一方の組がリ
ッチ運転を行うことによるエンジンの出力変動を抑制す
る抑制手段を備え、これによってエンジン出力が低下す
るのを軽減できるようになっている。
【0035】そのため、図示例では、第2排気管22の
みに排気再循環管路31が接続されている例を示してい
るが、第1排気管21にもEGR弁32を有する排気再
循環管路31が同様に接続されており、リッチ運転時に
作動するようになっている。
【0036】そして、このディーゼルエンジン10は、
第1,第2気筒11,12からなる第一組気筒群のリッ
チ運転の時期と、第3,第4気筒13,14からなる第
二組気筒群のリッチ運転との時期とが、互いに重複する
ことのないよう予め設定されると共に、その設定された
リッチ運転時、対応する気筒11〜14に対し上記イ)
〜ニ)といった制御の全て若しくは一部を適宜組み合わ
せて実施するようになっている。
【0037】このように、NOx吸蔵触媒25A,25
Bを備えたディーゼルエンジン10において、第1,第
2気筒11,12からなる第一組気筒群と、第3,第4
気筒13,14からなる第二組気筒群とがリーン運転し
ているとき、第一組のリッチ運転のタイミングと、第二
組のリッチ運転のタイミングを異ならせると、リッチ運
転している組の気筒群の出力が変動するものの、リッチ
運転していない組の気筒群から所期の出力が得られるの
で、ディーゼルエンジン10全体としての出力が変動す
るのを確実に軽減することができる。
【0038】その結果、内燃機関が自動車用エンジンに
使用されている場合には、車速が低下するのを抑えるこ
とができ、搭乗者がトルクショックを感じるという不快
感がなくなり、また発電用エンジンに使用されている場
合には、発電電力が低下するのを抑えることができる。
【0039】図3はこの発明の第2の実施形態を示して
いる。前述した実施形態では、四気筒のうち、それらが
二気筒ずつとして第1,第2の二組に分けて互に異なる
タイミングでリッチ運転を行うようにした例を示した
が、この実施形態においては、四気筒の全てが、異なる
タイミングでリッチ運転するように構成したものであ
る。
【0040】例えば、図3に示すように、第1〜第4気
筒11〜14に排気管21〜24がそれぞれ独立的に接
続されると共に、第1〜第4排気管21〜24の途中位
置にNOx触媒25A〜25Dがそれぞれ設けられる。
【0041】なお、図3では、第4気筒に設けられたE
GR弁32D、排気再循環路31D、EGRクーラー3
4Dのみが図示されているが、第1〜第4気筒の全てに
EGR弁32A〜32D、排気再循環路31A〜31
D、EGRクーラー34A〜34Dが設けられている。
取り込み分岐管301〜304は、各排気管21〜24
におけるNOx触媒25A〜25Dより上流部にそれぞ
れ接続されている。
【0042】そして、図示しない制御部からの指令に基
づいてEGR弁駆動回路33が所望の気筒11〜14に
対応するEGR弁32A〜32Dを開作動させることに
より、第1〜第4気筒11〜14が互いに異なるタイミ
ングでリッチ運転を行うようになっている。この実施形
態によれば、第1〜第4気筒11〜14の各々がそれぞ
れ異なるタイミングでリッチ運転を行うので、エンジン
出力が変動するのをより抑制することができ、前述した
実施形態と比較すると、いっそう有益となる。
【0043】なお、これまで述べた実施形態において
は、リッチ運転時、リーン運転の気筒に対する燃料噴射
量を変えることなく、同量のままで噴射するようにした
例を示したが、リーン運転している気筒に対する燃料噴
射量を増量させ、その増量した状態で燃焼させること
で、エンジン出力の低下を抑制することもできる。
【0044】従って、いずれかの一方の気筒がリッチ運
転したとき、いずれか他方の気筒に供給すべき燃料噴射
量を増量させ、増量した燃料噴射量で燃焼させ、これに
よってエンジン出力が低下するのを抑制するようにして
もよい。
【0045】図4及び図5はこの発明の第3の実施形態
を示している。この場合は、第1〜第4気筒11〜14
と、NOx吸蔵触媒25A,25Bが設けられた第1,
第2排気管21A,22Aとを有してディーゼルエンジ
ン10が構成されている。そして、第1〜第4気筒11
〜14のうち、第1気筒11がリッチ運転を行うことに
より、その排気ガスが選択的に第1排気管21Aと第2
排気管22Aとのいずれかに選択的に導かれ、かつ導か
れたNOx吸蔵触媒25A,25Bに吸蔵されているN
Oxを放出・還元するようにしたものである。
【0046】即ち、第1気筒11は、リーン運転とリッ
チ運転の双方を行うようにしたものであって、第1排気
管21Aの下流部にNOx触媒25Aが設けられてい
る。第2〜第4気筒12〜14は、排気マニホールド2
8を介して第2排気管22Aに接続され、第2排気管2
2Aの下流部にNOx触媒25Bが設けられている。
【0047】第1排気管21AにおいてNOx触媒25
Aより上流側には第1,第2分岐管201,202が設
けられ、第1分岐管201の下流部がNOx触媒25A
側に接続され、第2分岐管202がNOx触媒25B側
に接続されている。第2排気管22AにおいてもNOx
触媒25Bより上流側には第3,第4分岐管203,2
04が設けられ、第3分岐管203の下流部が第1分岐
管201の下流部と接続される一方、第4分岐管204
の下流部がNOx触媒25B側に接続されている。
【0048】第1排気管21A側の第1,第2分岐管2
01,202には第1,第2開閉弁111,112がそ
れぞれ設けられ、また第2排気管22A側の第3,第4
分岐管203,204には第3,第4開閉弁113,1
14がそれぞれ設けられている。
【0049】そして、ディーゼルエンジン10が図5
(a)に示すようにリーン運転とリッチ運転とを行うと
きには、同図(b),(e)のように第1開閉弁111
と第4開閉弁114とを閉じると共に、同図(c),
(d)のように第2開閉弁112と第3開閉弁113と
を開き、第2〜第4気筒12〜14からの排気ガスが第
3分岐管203を介してNOx吸蔵触媒25Aに導かれ
ると共に、第1気筒11からの排気ガスが第2分岐管2
02を経てNOx吸蔵触媒25Bに導かれることによ
り、NOx吸蔵触媒25Bに吸蔵されているNOxを放
出・還元する。その場合、第1気筒11はリッチ運転が
所定時間行われると、通常のリッチ運転を行うこととな
る。
【0050】その後、図5(b),(e)のように第1
開閉弁111と第4開閉弁114とを開くと共に、第2
開閉弁112と第3開閉弁113とを閉じ、第2〜第4
気筒12〜14からの排気ガスが、放出・還元されたば
かりのNOx吸蔵触媒25Bに導かれると共に、第1気
筒11からの排気ガスが第1分岐管201を介してNO
x吸蔵触媒25Aに導かれることにより、NOx吸蔵触
媒25Aに吸蔵されているNOxを放出・還元するよう
になっている。
【0051】つまり、第1〜第4開閉弁111〜114
が選択的に開閉制御され、第1気筒11からの排気ガス
をいずれかのNOx吸蔵触媒25A,25Bに導くこと
により、NOx吸蔵触媒25A,25B内のNOxを交
互に放出・還元させて吸蔵機能が得られるようになって
いる。
【0052】そのため、第1気筒11は、通常の運転
(リーン運転)と共に、リッチ運転時には、NOx吸蔵
触媒25A,25Bに吸蔵されているNOxを放出・還
元し得るようCO排出量を増加させたリッチ運転用排ガ
スが生成されて排出するようになっている。
【0053】即ち、このディーゼルエンジン10は、リ
ッチ運転時、CO排出量を増加させたNOx放出・還元
用排ガスを排出する第1気筒11と、リーン運転を常時
行う第2〜第4気筒12〜14と、第1気筒11に接続
され、かつNOx吸蔵触媒25Aを有する第1排気管2
1Aと、第2〜第4気筒12〜14に接続された第2排
気管22Aとを備える他、第1〜第4開閉弁111〜1
14の開閉によって第1気筒11からの排気ガスを第1
排気管21A(NOx吸蔵触媒25A),第2排気管2
2A(NOx吸蔵触媒25B)のいずれかに選択的に導
く切換機構(符示せず)を有する抑制手段を備えてい
る。なお、この実施例では、第1気筒のみにリッチ運転
用の排気循環通路を設けた例を示しているが、第2〜第
4気筒にも排気再循環通路を設け、リーン運転の状態で
EGRを実施することもある。
【0054】従って、この実施形態によれば、リッチ運
転時、リッチ運転を行う第1気筒11からの排気ガス
が、第1排気弁21Aと第2排気弁22Aとに選択的に
導かれ、導かれた排気管21A,22AのNOx吸蔵触
媒25A,25BがNOxを放出・還元するので、リッ
チ運転時にエンジン出力が変動するのを軽減することが
でき、基本的には前述した効果が得られる。
【0055】また、この実施形態では、第1〜第4気筒
11〜14の全てに同種類の燃料が噴射するように構成
された場合を示したが、リッチ運転を行う第1気筒11
の構成を変更することもできる。例えば、第1気筒11
のみをリッチ運転するのに有利な燃料、例えばガソリ
ン,圧縮天然ガス(CNG),液化天然ガス(LNG)
等を燃料として燃焼可能に構成すれば、リッチ運転を容
易に実現することができる。但し、この場合、第1気筒
11には燃料を着火させるための点火プラグを用いると
共に、吸気管18Aが、吸気管18と個別に設ける必要
があることはいうまでもない。
【0056】なお、これまで説明した全ての実施形態に
おいては、便宜上、第1〜第4気筒11〜14に一個の
吸気弁16及び排気弁17a〜17dを設けた例を示し
たが、それぞれ二個またはそれ以上の数を用いてもよ
く、これに限定されるものではない。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、いずれか一方の気筒のリッチ運転のタイミ
ングと、いずれか他方の気筒のリッチ運転のタイミング
を異ならせ、リッチ運転していない気筒から所期の出力
が得られるように構成したので、エンジン全体としての
出力が変動するのを確実に軽減することができ、エンジ
ン出力の安定化を高める効果が得られる。
【0058】請求項2記載に係る発明によれば、リッチ
運転時、リーン運転している気筒に対する燃料噴射量を
増量させて燃焼させるので、リッチ運転している気筒の
出力が低下しても、リーン運転している気筒からは燃料
噴射量の増量に相当するだけ高い出力が得られるので、
エンジン全体としては出力低下をおさえることができ
る。
【0059】請求項3記載に係る発明によれば、エンジ
ンの出力変動を抑制するので、リッチ運転時に変動の少
ないエンジン出力が得られる。
【0060】請求項4記載に係る発明によれば、第1,
第2気筒群の稼働時、第1気筒群のリーン運転時に第2
気筒群のリッチ運転が行われたり、その逆の運転が行わ
れたりするので、請求項1の運転方法を的確に実施する
ことができる。
【0061】請求項5に係る発明によれば、第1気筒群
と第2気筒群との何れかのリッチ運転時、リーン運転し
ている他方の気筒群の燃焼エネルギが大きくなるので、
請求項2の運転方法を的確に実施することができる。
【0062】請求項6に係る発明によれば、エンジンの
出力変動を抑制するので、請求項3と同様、リッチ運転
時に変動の少ないエンジン出力が得られる。
【0063】請求項7に係る発明によれば、エンジン出
力が低下するのを軽減することができる。
【0064】請求項8に係る発明によれば、請求項7と
同様、エンジン出力が低下するのを軽減することがで
き、しかも第1,第2排気管のNOx吸蔵触媒に吸蔵さ
れているNOxを確実に放出・還元することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態に係る内燃機関を適
用した四気筒ディーゼルエンジンを示す図である。
【図2】 図1の四気筒ディーゼルエンジンにおけるリ
ーン運転とリッチ運転とを示すタイムチャートである。
【図3】 この発明の第2実施の形態に係る内燃機関を
適用した四気筒ディーゼルエンジンを示す図である。
【図4】 この発明の第3実施の形態に係る内燃機関を
適用した四気筒ディーゼルエンジンを示す図である。
【図5】 図4の四気筒ディーゼルエンジンにおけるリ
ーン運転とリッチ運転とを示す切換機構の各開閉弁の開
閉状態を示すタイムチャートである。
【図6】 従来のディーゼルエンジンを示す図である。
【図7】 従来のディーゼルエンジンにおけるリーン運
転とリッチ運転とを示すタイムチャートである。
【符号の説明】
10 ディーゼルエンジン 11〜14 第1〜第4気筒 17a〜17d 第1〜第4排気弁 18,18A 吸気管 19,19A スロット弁 21 第1排気管 22 第2排気管 23 第3排気管 24 第4排気管 26〜28 排気マニホールド 25A NOx吸蔵触媒 25B NOx吸蔵触媒 31 排気再循環管路 32 EGR弁 33 EGR弁駆動回路 34 EGRクーラー 111〜114 第1〜第4開閉弁 201〜204 第1〜第4分岐管
フロントページの続き Fターム(参考) 3G091 AA01 AA02 AA11 AA12 AA13 AA17 AA18 AA19 AA28 AB06 BA00 BA14 CB02 CB03 FB10 FB12 HA08 HA11 HA12 HB02 HB03 HB05 3G301 HA01 HA02 HA06 HA07 HA13 HA15 HA18 HA22 HA27 JA04 MA11 MA18 NE11 NE12 NE13 NE15

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の気筒を備え、リーン運転時、前記
    気筒から排出される排気ガス中のNOxを、排気管のN
    Ox吸蔵触媒に吸蔵させ、リッチ運転時、排気管のNO
    x吸蔵触媒に吸蔵されているNOxを放出・還元する内
    燃機関の運転方法において、 複数の気筒のうち、いずれか一方の気筒のリッチ運転の
    タイミングを、いずれか他方の気筒のリッチ運転のタイ
    ミングと異ならせることを特徴とする内燃機関の運転方
    法。
  2. 【請求項2】 複数の気筒を備え、リーン運転時、前記
    気筒から排出される排気ガス中のNOxを、排気管のN
    Ox吸蔵触媒に吸蔵させ、リッチ運転時、排気管のNO
    x吸蔵触媒に吸蔵されているNOxを放出・還元する内
    燃機関の運転方法において、 いずれか一方の気筒がリッチ運転したとき、いずれか他
    方の気筒に供給すべき燃料噴射量を増量させ、増量した
    燃料噴射量で燃焼させることを特徴とする内燃機関の運
    転方法。
  3. 【請求項3】 少なくとも第1,第2気筒群からなるエ
    ンジンと、各気筒群から排出される排気ガスをそれぞれ
    独立的に導く第1,第2排気管と、第1,第2排気管に
    それぞれ設けられ、かつリッチ運転によりNOxが放出
    ・還元されるNOx吸蔵触媒とを備えた内燃機関であっ
    て、 エンジンの出力変動を抑制する抑制手段を備えることを
    特徴とするNOx吸蔵触媒を備えたことを特徴とする内
    燃機関。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の内燃機関において、 前記抑制手段は、第1気筒群のリッチ運転のタイミング
    と第2気筒群のリッチ運転のタイミングとを異ならせる
    ことを特徴とする内燃機関。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の内燃機関において、 前記抑制手段は、第1気筒群と第2気筒群とのいずれか
    一方がリッチ運転したとき、その他方の気筒群に供給す
    る燃料噴射量を増量させ、増量した燃料噴射量で燃焼さ
    せることを特徴とする内燃機関。
  6. 【請求項6】 リッチ運転時、リッチ運転用排ガスを排
    出する第1気筒群と、第1気筒群に接続され、NOx吸
    蔵触媒を有する第1排気管と、リーン運転を常時行う第
    2気筒群と、第2気筒群に接続され、NOx吸蔵触媒を
    有する第2排気管とを備えた内燃機関であって、 エンジンの出力変動を抑制する抑制手段を備えたことを
    特徴とする内燃機関。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の内燃機関において、 前記抑制手段は、第1気筒群のリッチ運転時、第1気筒
    群からのリッチ運転用排ガスを、第1排気管と第2排気
    管とに交互に供給する切換機構を有することを特徴とす
    る内燃機関。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の内燃機関において、 前記切換機構は、第1気筒群のリッチ運転時、第1気筒
    群からのリッチ運転用排ガスを第1排気管に導いたとき
    に、第2気筒群からの排ガスを第2排気管に導く一方、 第1気筒群からのリッチ運転用排ガスを第2排気管に導
    いたときに、第2気筒群からの排ガスを第1排気管に導
    くように構成することを特徴とする内燃機関。
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