JP2003160017A - エアバッグ装置 - Google Patents

エアバッグ装置

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JP2003160017A
JP2003160017A JP2001358057A JP2001358057A JP2003160017A JP 2003160017 A JP2003160017 A JP 2003160017A JP 2001358057 A JP2001358057 A JP 2001358057A JP 2001358057 A JP2001358057 A JP 2001358057A JP 2003160017 A JP2003160017 A JP 2003160017A
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diffuser
airbag
gas
wall portion
axial direction
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JP2001358057A
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Inventor
Michio Inoue
道夫 井上
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インフレーターから吐出される膨張用ガスを、
エアバッグに与えるダメージを極力抑えた状態で、エア
バッグ内に広い範囲で流入させることが可能なエアバッ
グ装置の提供。 【解決手段】インフレーター34に、先端側を閉塞され
て、エアバッグ11に沿って配置される筒状のディフュ
ーザー41が配設される構成のエアバッグ装置。ディフ
ューザー41の先端付近に、ディフューザー41の軸方
向に沿って並設される傾斜壁部46・47を備えた凸部
45が配置される。凸部45近傍には、各傾斜壁部46
・47とディフューザー41の軸方向に沿って対向する
対向壁部51・52が、配設される。各対向壁部51・
52は、各傾斜壁部46・47に形成されるガス噴出孔
46a・47aから噴出する膨張用ガスを、ディフュー
ザー41の軸方向に沿った先端側と元部側とに案内可能
とされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、折り畳まれて収納
され、膨張用ガスを流入させて展開膨張するエアバッグ
と、エアバッグ内に膨張用ガスを吐出可能なガス吐出口
を有するシリンダタイプのインフレーターと、を備えて
構成されるエアバッグ装置に関するものであり、本発明
は、特に、頭部保護エアバッグ装置に好適な発明であ
る。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来、頭部保護エアバッグ装
置としては、特開平11−301394号公報及び特開
平11−314555号公報等に示す構成のものがあっ
た。
【0003】上記各公報に開示されている頭部保護エア
バッグ装置は、車両における窓の上縁側周縁に折り畳ま
れて収納される板状のエアバッグと、膨張用ガスを吐出
するインフレーターと、エアバッグの長手方向(車両前
後方向)に沿って配置され、インフレーターから吐出さ
れた膨張用ガスをエアバッグ内に案内する筒状のディフ
ューザーと、を備えて構成されていた。そして、ディフ
ューザーの周壁部には、エアバッグ内に膨張用ガスを噴
出させる噴出孔が、複数個形成されていた。
【0004】しかし、従来の頭部保護エアバッグ装置で
は、噴出孔が、ディフューザーの軸方向と略直交するよ
うに、エアバッグ内に膨張用ガスを噴出させる構成であ
ることから、膨張用ガスが、エアバッグの板厚方向に沿
うように、エアバッグ内に流入することとなり、エアバ
ッグに局部的なダメージを与える虞れがあった。
【0005】本発明は、上述の課題を解決するものであ
り、インフレーターから吐出される膨張用ガスを、エア
バッグに与えるダメージを極力抑えた状態で、エアバッ
グ内に広い範囲で流入させることが可能なエアバッグ装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るエアバッグ
装置は、折り畳まれて収納されて、膨張用ガスを流入さ
せて展開膨張する板状のエアバッグと、エアバッグ内に
膨張用ガスを吐出可能なガス吐出口を有するシリンダタ
イプのインフレーターと、を備えて構成されるエアバッ
グ装置であって、インフレーターにおける前記ガス吐出
口付近には、ガス吐出口付近を覆いつつ先端側を閉塞さ
れて、エアバッグに沿ってエアバッグ内に配置される筒
状のディフューザーが配設され、ディフューザーの先端
付近における周壁部には、ディフューザーの軸方向に沿
って並設される2つの傾斜壁部を備えた凸部が形成さ
れ、各傾斜壁部には、傾斜壁部と略直交するように貫通
して、膨張用ガスを噴出させるガス噴出孔が、それぞ
れ、形成されており、凸部におけるディフューザーの軸
方向に沿った先端側と元部側とには、各傾斜壁部と、デ
ィフューザーの軸方向に沿って対向することとなる対向
壁部が、それぞれ、配設され、各対向壁部が、ガス噴出
孔から噴出する膨張用ガスを、それぞれ、ディフューザ
ーの軸方向に沿って、かつ、ディフューザーの軸方向に
交差するように、ディフューザーの先端側と元部側とに
案内可能な構成とされていることを特徴とする。
【0007】また、傾斜壁部と、傾斜壁部に対向して配
置される対向壁部と、が、断面略V字形状となるよう
に、隣接して配置されている構成とすることが好まし
い。
【0008】さらに、傾斜壁部及び対向壁部が、ディフ
ューザーにおける周壁部を、凹ませて形成されて、凸部
の最も突出した部位が、ディフューザーの外周面より内
部側となる位置に形成されている構成とすることが好ま
しい。
【0009】
【発明の効果】本発明に係るエアバッグ装置では、イン
フレーターから吐出される膨張用ガスをエアバッグ内に
噴出するガス噴出孔が、ディフューザーの周壁部の凸部
においてディフューザーの軸方向に沿って並設される2
つの傾斜壁部に、それぞれ、形成されている。そして、
凸部におけるディフューザーの軸方向に沿った先端側と
元部側とに配設される対向壁部により、ガス噴出孔から
噴出する膨張用ガスを、ディフューザーの軸方向に沿っ
て、かつ、ディフューザーの軸方向に交差するように、
ディフューザーの先端側と元部側とに案内する構成とさ
れている。
【0010】そのため、ガス噴出孔から噴出される膨張
用ガスは、対向壁部の外周面に案内されて、ディフュー
ザーの軸方向に沿って、かつ、ディフューザーの軸方向
に交差するように、ディフューザーの先端側と元部側と
に拡散させた状態で、エアバッグ内に噴出されることと
なり、膨張用ガスが、従来のごとく、エアバッグの板厚
方向に沿うように、エアバッグ内に流入するのを防ぐこ
とができて、エアバッグに与えるダメージを極力抑える
ことができる。
【0011】従って、本発明のエアバッグ装置では、イ
ンフレーターから吐出される膨張用ガスを、エアバッグ
に与えるダメージを極力抑えた状態で、エアバッグ内に
広い範囲で流入させることができる。
【0012】また、請求項2に記載したような構成とす
れば、傾斜壁部と、傾斜壁部に対向して配置される対向
壁部と、が、断面略V字形状となるように、隣接して配
置されることから、ガス噴出孔から噴出される膨張用ガ
スを、傾斜壁部に接近している対向壁部の外周面によっ
て、ディフューザーの先端側と元部側とに向かうよう
に、一層、的確に案内させることができる。
【0013】さらに、請求項3に記載したような構成と
すれば、ディフューザーにおける凸部の最も突出した部
位が、ディフューザーの外周面より内部側となる位置に
形成されていることから、ディフューザーをエアバッグ
内へ挿入する等の組み付け作業が容易となる。また、傾
斜壁部及び対向壁部は、ディフューザーの周壁部を凹ま
せて形成されることから、インフレーターから吐出され
てディフューザーの周壁部における凸部形成側の部位付
近を流れる膨張用ガスは、凸部の元部側に配置されるこ
ととなる対向壁部の内周面側の部位により、凸部形成側
の周壁部の部位と対向する周壁部の部位側に流れること
となる。そのため、膨張用ガスがディフューザーの先端
側に、直接、向かう状態で、先端側に形成されたガス噴
出孔から噴出されることを、防止することができて、元
部側のガス噴出孔から十分な量の膨張用ガスを噴出させ
ることができる。その結果、2つの噴出孔から、先端側
と元部側との二方向にわたって、略均等に膨張用ガスを
噴出させることが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0015】実施形態のエアバッグ装置Mは、頭部保護
エアバッグ装置であり、図1に示すように、エアバッグ
11を、車両Vにおける車内側のドアや窓W(W1・W
2)の上縁側周縁におけるフロントピラー部FPの下縁
側、ルーフサイドレール部RRの下縁側、及び、リヤピ
ラー部RPの上方側にわたって、折り畳んで収納させて
いる。
【0016】エアバッグ装置Mは、エアバッグ11、イ
ンフレーター34、ディフューザー41、取付ブラケッ
ト31・38、及び、エアバッグカバー8を、備えて構
成されている。
【0017】エアバッグカバー8は、図1に示すよう
に、フロントピラー部FPに配置されるフロントピラー
ガーニッシュ4と、ルーフサイドレール部RRに配置さ
れるルーフヘッドライニング5と、のそれぞれの下縁側
から構成されている。そして、エアバッグカバー8は、
折り畳まれて収納されたエアバッグ11の車内側を覆う
ように配設されるとともに、展開膨張時のエアバッグ1
1を車内側へ突出可能とするために、エアバッグ11に
押されて車内側へ開き可能な構成とされている。
【0018】エアバッグ11は、ポリアミド糸等を使用
した袋織りにより製造されて、図1・5に示すように、
インフレーター34からの膨張用ガスGを流入させて、
折り畳み状態から展開して、窓W(W1・W2)やリヤ
ピラー部RP・センターピラー部CPにおけるピラーガ
ーニッシュ6・7の車内側を覆うように、板状に展開膨
張する構成である。また、エアバッグ11は、車内側壁
部13aと車外側壁部13bとを離すようにして、膨張
用ガスGを内部に流入可能なガス流入部13と、膨張用
ガスGを流入させない非流入部22と、から構成されて
いる。
【0019】ガス流入部13は、実施形態の場合、ガス
供給路部14、前席用流入部15、後席用流入部16、
及び、連通流入部20、から構成されている。ガス供給
路部14は、エアバッグ11の上縁11a側で、車両V
の前後方向に沿って直線状に配設されている。また、ガ
ス供給路部14の車両前後方向における中央付近で、後
述する区画結合部26Aの上方となる位置には、エアバ
ッグ11から上方側に突出して形成されるディフューザ
ー挿入部14aが、ガス供給路部14と連通して形成さ
れている。このディフューザー挿入部14aは、インフ
レーター34から吐出される膨張用ガスGをエアバッグ
11内に噴出させるディフューザー41に外装されるも
ので、後端側に開口部14bを設けた略円筒状に形成さ
れており、後述するクランプ55を利用して、ディフュ
ーザー41に連結されている。
【0020】前席用流入部15は、展開時に、窓W1の
車内側を覆う構成であり、後席用流入部16は、窓W2
の車内側を覆う構成である。各前席用・後席用流入部1
5・16は、後述する区画結合部26で区画されて、そ
れぞれ、膨張用ガスGを流入させて上下方向に棒状に膨
らむ縦膨張部18を複数配設させて、構成されている。
これらの各縦膨張部18は、上端側をガス供給路部14
と連通されて、膨張用ガスGを上部側から下部側に向か
って流入させる構成である。また、前席用流入部15の
後端側に配置される膨張部18A及び後席用流入部16
の前端側に配置される膨張部18Bは、それぞれ、下端
を連通流入部20の前端及び後端と連通されている。他
の膨張部18は、全て、下端側が、非流入部22の後述
する周縁結合部24の下縁側部24bによって閉塞され
ている。
【0021】非流入部22は、車内側壁部13aと車外
側壁部13bとを結合させたように構成されており、取
付部23、周縁結合部24、区画結合部26、及び、板
状部27、から構成されている。
【0022】周縁結合部24は、ガス流入部13の周囲
で、後述する長方形板状部27bの周囲を含めて、ガス
流入部13と接する部位に配設されて、ガス漏れが生じ
ないように密に織成されている。
【0023】取付部23は、エアバッグ11の上縁側1
1aにおける周縁結合部24の上縁側部24aや後述す
る三角板状部27aの先端から上方へ突出するように、
複数(実施形態では5個)配置されている。各取付部2
3には、インナパネル2に取り付けるための取付ブラケ
ット31が固着されることとなり、取付ボルト32を挿
通させるための取付孔23aが形成されている。そし
て、各取付部23は、取付ボルト32を使用して、取付
ブラケット31ごと、ボディ1側の板金製のインナパネ
ル2に固定されている。
【0024】板状部27は、エアバッグ11の全体形状
を確保するとともに、ガス流入部13の容積を小さくし
て、膨張完了までの時間を短くするために配設されてい
る。そして、板状部27は、エアバッグ11の前端側に
配置される三角板状部27aと、前席用流入部15と後
席用流入部16との間におけるガス供給路部14と連通
流入部20との間に配置される長方形板状部27bと、
から構成されている。三角板状部27aは、周縁結合部
24の前縁側から前方に突出するように配設されてい
る。また、長方形板状部27bの周囲におけるガス流入
部13(前席用・後席用流入部15・16・連通流入部
20・ガス供給路部14)との間には、周縁結合部24
が配設されている。
【0025】区画結合部26は、各前席用・後席用流入
部15・16の領域内で、周縁結合部24の下縁側部か
らガス供給路部14まで上方に延びるようにして、前席
用・後席用流入部15・16を複数の縦膨張部18に区
画して、厚さを略均等にするために、複数配設されてい
る。ディフューザー挿入部14aの下方に配置される区
画結合部26Aは、上端側に車両前後方向に沿って突出
し、ディフューザー挿入部14aに対向して配置される
横棒部26aを備えて構成されている。
【0026】インフレーター34は、図1・2に示すよ
うに、折り畳まれたエアバッグ11に膨張用ガスGを供
給するシリンダタイプとされている。インフレーター3
4は、略円柱状の本体部35と、本体部35の先端側に
配置される頭部36と、を備える構成である。頭部36
には、膨張用ガスGを吐出させる複数のガス吐出口36
aが配設されている。また、頭部36は、本体部35よ
り小径とされて、本体部35は、頭部36にかけて縮径
されるように形成されている。そして、本体部35にお
ける頭部36側には、本体部35から外方に突出するフ
ランジ部35a・35bが本体部35の軸方向と略直交
して、配置されている。このフランジ部35a・35b
は、ディフューザー41をインフレーター34に取付固
定するためのものであり、フランジ部35a・35b間
に、ディフューザー41の後述する固定部42aをかし
めて配置させることにより、ディフューザー41をイン
フレーター34に取付固定するものである。
【0027】取付ブラケット38は、図1・2に示すよ
うに、2箇所に配設されている。各取付ブラケット38
は、板金製として、インフレーター34の本体部35を
外周側から挟持する円筒状の保持部38aと、取付ボル
ト39を利用してルーフサイドレール部RRの車内側に
おけるボディ1側のインナパネル2に取り付ける取付部
38bと、を備えて構成されている。取付部38bに
は、取付ボルト39を挿通させる取付孔38cが形成さ
れている。
【0028】ディフューザー41は、図2〜4に示すよ
うに、板金製として、軸方向がエアバッグ11の前後方
向に沿うように配置されて、インフレーター34のガス
吐出口36aを覆う円筒状の周壁部42と、周壁部42
の先端側を閉塞する先端部43と、を備えて構成されて
いる。周壁部42は、インフレーター34の頭部36に
外装可能なように、インフレーター34側を大径とし、
先端部43側を小径として形成されている。また、周壁
部42における元部側の端部付近には、ディフューザー
41をインフレーター34に取付固定するための固定部
42aが形成されている。固定部42aは、断面略U字
形状に湾曲して構成され、インフレーター34における
フランジ部35a・35bの間に嵌合されるように配置
されている。固定部42aは、かしめ加工による塑性変
形により形成されている。
【0029】また、ディフューザー41の先端付近にお
ける周壁部42の下部側には、エアバッグ11における
ガス流入部13側となる下方へ突出する凸部45が形成
されている。凸部45は、ディフューザー41の軸方向
に沿って並設される2つの第1・第2傾斜壁部46・4
7を備える構成として、エアバッグ11におけるガス流
入部13側に突出するように形成されている。また、第
1傾斜壁部46と第2傾斜壁部47との間には、凸部4
5の頂部49が配設されている。そして、第1・第2傾
斜壁部46・47には、第1・第2傾斜壁部46・47
と略直交するように貫通して、膨張用ガスGを噴出させ
る略円形に開口した第1・第2ガス噴出孔46a・47
aが、それぞれ、形成されている。実施形態では、第1
・第2ガス噴出孔46a・47aは、開口面積を略等し
くして、形成されている。
【0030】そして、凸部45におけるディフューザー
41の軸方向に沿った先端側(前方側)と元部側(後方
側)とには、第1・第2傾斜壁部46・47と、ディフ
ューザー41の軸方向に沿って対向する対向壁部51・
52が、それぞれ、配設されている。この対向壁部51
・52は、それぞれ、第1・第2ガス噴出孔46a・4
7aから噴出される膨張用ガスGを、ディフューザー4
1の軸方向に沿って、かつ、ディフューザー41の軸方
向に交差するように、ディフューザー41の先端側と元
部側とに、案内可能な構成とされている。すなわち、第
1・第2ガス噴出孔46a・47aから噴出される膨張
用ガスGは、対向壁部51・52によって、ディフュー
ザー41の軸直交方向から先端側若しくは元部側に傾斜
した斜め前下方向と斜め後下方向とに向かって、流出す
るように、案内される構成である。第1傾斜壁部46の
先端側には、対向壁部51が、交差角度を略90゜とし
て、第1傾斜壁部46に対向して配設されている。そし
て、第1傾斜壁部46と対向壁部51とは、図4に示す
ごとく、断面略V字形状となるように、隣接して配置さ
れている。また、第2傾斜壁部47の元部側には、対向
壁部52が、交差角度を略90゜として、第2傾斜壁部
47に対向して配設されている。第2傾斜壁部47と対
向壁部52とは、図4に示すごとく、断面略V字形状と
なるように、隣接して配置されている。
【0031】そして、実施形態では、第1傾斜壁部46
・対向壁部51、及び、第2傾斜壁部47・対向壁部5
2は、ディフューザー41の周壁部42を凹ませて形成
されている。すなわち、ディフューザー41の周壁部4
2に、断面略V字形状の2つの凹部53・54を、ディ
フューザー41の軸方向に沿って並設して、第1・第2
傾斜壁部46・47及び対向壁部51・52を形成して
いる構成である。そして、実施形態では、図4に示すよ
うに、凸部45における頂部49が、周壁部42の外周
面と一致して、周壁部42の外周面より内部側となる位
置に形成されている。また、実施形態では、凹部53・
54(第1・第2傾斜壁部46・47及び対向壁部51
・52)の形状が、頂部49を通るディフューザー41
の軸直交線を中心軸として、略対称となるように形成さ
れている。
【0032】ディフューザー41は、エアバッグ11の
ディフューザー挿入部14aを外装させており、ディフ
ューザー挿入部14aの後端に形成される開口部14b
付近に外装されるクランプ55を利用して、エアバッグ
11に対して連結されている。
【0033】次に、このエアバッグ装置Mの車両Vへの
搭載について説明をする。まず、エアバッグ11を、平
らに展開した状態から、図5の二点鎖線に示すように、
順次、山折りと谷折りとの折り目Cを入れて、エアバッ
グ11の下縁11b側を上縁11a側に接近させるよう
に、蛇腹折りする。そして、折り畳んだ後には、折り崩
れ防止用の図示しない破断可能なテープにより、エアバ
ッグ11の所定箇所をくるむとともに、各取付部23に
取付ブラケット31を取り付けておく。また、ディフュ
ーザー挿入部14aに、予め、クランプ55を外装させ
ておく。
【0034】次いで、インフレーター34にディフュー
ザー41を組み付ける。まず、ディフューザー41の元
部側からインフレーター34の頭部36を挿入し、ディ
フューザー41の所定の部分をかしめて、フランジ部3
5a・35bの間に、固定部42aを形成して、インフ
レーター34とディフューザー41とを組み付ける。な
お、インフレーター本体35には、予め、取付ブラケッ
ト38・38を取り付けておいてもよいし、ディフュー
ザー41を組み付けた後に、取付ブラケット38・38
をインフレーター本体35に取り付けてもよい。
【0035】そして、クランプ55を外装させておいた
エアバッグ11のディフューザー挿入部14aを、ディ
フューザー41に外装させて、ディフューザー41とエ
アバッグ11とを連結し、エアバッグ組付体を形成す
る。
【0036】その後、各取付ブラケット31・38をイ
ンナパネル2の所定位置に配置させてボルト32・39
止めし、エアバッグ組付体をボディ1に取り付ける。次
いで、インフレーター34に、所定のインフレーター作
動用の制御装置から延びる図示しないリード線を結線
し、フロントピラーガーニッシュ4やルーフヘッドライ
ニング5をボディ1に取り付け、さらに、リヤピラーガ
ーニッシュ6・センターピラーガーニッシュ7をボディ
1に取り付ければ、エアバッグ装置Mを車両Vに搭載さ
せることができる。
【0037】エアバッグ装置Mの車両Vへの搭載後、イ
ンフレーター34が作動されれば、インフレーター34
からの膨張用ガスGが、図5の二点鎖線に示すように、
ディフューザー挿入部14aからガス供給路部14内を
前方側及び後方側に流れる。さらに、膨張用ガスGは、
ガス供給路部14から下方に流れて、前席用・後席用流
入部15・16が、折りを解消させつつ、膨張し始め
る。そして、エアバッグ11は、図示しないテープを破
断させ、さらに、フロントピラーガーニッシュ4やルー
フヘッドライニング5の下縁側のエアバッグカバー8を
押し開いて下方へ突出しつつ、図1の二点鎖線で示すよ
うに、窓W1・W2・センターピラー部CP・リヤピラ
ー部RPの車内側を覆うように、大きく展開膨張するこ
ととなる。
【0038】このとき、実施形態のエアバッグ装置Mで
は、インフレーター34から吐出される膨張用ガスGを
エアバッグ11内に噴出する第1・第2ガス噴出孔46
a・47aが、ディフューザー41の周壁部42の凸部
45においてディフューザー41の軸方向に沿って並設
される2つの第1・第2傾斜壁部46・47に、それぞ
れ、形成されている。そして、凸部45におけるディフ
ューザー41の軸方向に沿った先端側と元部側とに配設
される対向壁部51・52により、第1・第2ガス噴出
孔46a・47aから噴出する膨張用ガスGを、ディフ
ューザー41の軸方向に沿って、かつ、ディフューザー
41の軸方向に交差するように、ディフューザー41の
先端側と元部側とに、すなわち、斜め前下方向と斜め後
下方向とに、案内する構成とされている。
【0039】そのため、第1・第2ガス噴出孔46a・
47aから噴出される膨張用ガスGは、対向壁部51・
52の外周面51a・52aに案内されて、図6に示す
ように、ディフューザー41の軸方向に沿って、かつ、
ディフューザー41の軸方向に交差するように、ディフ
ューザー41の先端側と元部側とに拡散させた状態で、
エアバッグ11内の斜め前下方向と斜め後下方向とに噴
出されることとなり、膨張用ガスGが、従来のごとく、
エアバッグの板厚方向に沿うように、エアバッグ内に流
入するのを防ぐことができて、エアバッグに与えるダメ
ージを極力抑えることができる。
【0040】従って、実施形態のエアバッグ装置Mで
は、インフレーター34から吐出される膨張用ガスG
を、エアバッグ11に与えるダメージを極力抑えた状態
で、エアバッグ11内に広い範囲で流入させることがで
きる。
【0041】また、実施形態のエアバッグ装置Mでは、
エアバッグ11におけるディフューザー挿入部14aの
下方に配設される区画結合部26Aの上端側に、ディフ
ューザー挿入部14aに対向して、車両前後方向に沿っ
て突出する横棒部26aが形成されていることから、第
1・第2ガス噴出孔から噴出される膨張用ガスGを、区
画結合部26Aにおける横棒部26aの上縁に沿って、
車両前後方向に向かうように案内させることができる。
そのため、膨張用ガスGを、車両前後方向に沿うよう
に、エアバッグ11内に流入させることができて、エア
バッグ11を、車両前後方向における全長にわたって、
一層、迅速に展開膨張させることが可能となる。
【0042】さらに、実施形態のエアバッグ装置Mで
は、第1・第2傾斜壁部46・47と、第1・第2傾斜
壁部46・47に対向して配置される対向壁部51・5
2と、が、断面略V字形状となるように、隣接して配置
されることから、第1・第2ガス噴出孔46a・47a
から噴出される膨張用ガスGを、第1・第2傾斜壁部4
6・47に接近している対向壁部51・52の外周面5
1a・52aによって、ディフューザー41の先端側と
元部側とに向かうように、一層、的確に案内させること
ができる。勿論、この点を考慮しなければ、傾斜壁部と
対向壁部とを隣接して配置させなくともよい。
【0043】さらにまた、実施形態のエアバッグ装置M
では、第1傾斜壁部46・対向壁部51、及び、第2傾
斜壁部47・対向壁部52は、ディフューザー41の周
壁部42を凹ませて形成されており、ディフューザー4
1における凸部45の最も突出した部位となる頂部49
が、ディフューザー41の外周面より内部側となる位置
に形成されている。そのため、ディフューザー41をエ
アバッグ11内へ挿入する等の組み付け作業が容易とな
る。また、第1・第2傾斜壁部46・47及び対向壁部
51・52は、ディフューザー41の周壁部42を凹ま
せて形成されることから、インフレーター34から吐出
されてディフューザー41の周壁部42における凸部4
5形成側の部位42b付近を流れる膨張用ガスGは、図
7に示すように、凸部45の元部側に配置されることと
なる対向壁部52の内周面側の部位により、凸部45形
成側の周壁部の部位42bと対向する周壁部の部位42
c側に流れることとなる。そのため、膨張用ガスGがデ
ィフューザー41の先端側に、直接、向かう状態で、先
端側に形成された第1ガス噴出孔46aから噴出される
ことを、防止することができて、元部側の第2ガス噴出
孔47aから十分な量の膨張用ガスGを噴出させること
ができる。その結果、2つの第1・第2ガス噴出孔46
a・47aから、先端側と元部側との二方向にわたっ
て、略均等に膨張用ガスGを噴出させることが可能とな
る。勿論、このような点を考慮しなければ、第1・第2
傾斜壁部46・47、及び、対向壁部51・52を、デ
ィフューザー41の周壁部42を凹ませて形成しなくと
もよい。
【0044】なお、実施形態のエアバッグ装置Mでは、
エアバッグ11の車両前後方向における略中央付近に、
1つのディフューザー挿入部14aを配置させて、イン
フレーター34(ディフューザー41)をこのディフュ
ーザー挿入部14aに接続させる構成であり、インフレ
ーター34から吐出された膨張用ガスは、ディフューザ
ー41の第1・第2ガス噴出孔46a・47aから、エ
アバッグ11内の斜め前下方向と斜め後下方向とに噴出
される構成である。そのため、インフレーター34を接
続させるディフューザー挿入部14aを1つとして、そ
の1つのディフューザー挿入部14aに対してインフレ
ーター34を接続させれば、エアバッグ11内に、斜め
前下方向と斜め後下方向との二方向に、膨張用ガスGを
噴出させることができることから、エアバッグに、イン
フレーターを接続させるための接続口部を2つ配置させ
る場合に比して、エアバッグとインフレーターの接続作
業が容易となって、エアバッグ装置の製造工数及びコス
トを低減させることができる。
【0045】また、実施形態のエアバッグ装置Mでは、
第1ガス噴出孔46aと第2ガス噴出孔47aとは、開
口面積を略等しく形成されているが、例えば、エアバッ
グにおける前方側部位若しくは後方側部位への膨張用ガ
スの噴出量を大きく異ならせたい場合には、一方のガス
噴出孔の開口面積を他方のガス噴出孔の開口面積より大
きくして、各ガス噴出孔から噴出される膨張用ガスの噴
出量に差を設ける構成としてもよい。
【0046】なお、実施形態では、頭部保護エアバッグ
装置を例に採り説明したが、本発明を適用可能なエアバ
ッグ装置は、板状のエアバッグを備える構成のものであ
れば、頭部保護エアバッグ装置に限られるものではな
く、例えば、側突用エアバッグ装置にも適用可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である頭部保護エアバッグ
装置の使用状態を示す車内側から見た概略正面図であ
る。
【図2】同実施形態のエアバッグ装置におけるインフレ
ーター配設部位の部分拡大断面図である。
【図3】同実施形態で使用するディフューザーの底面図
である。
【図4】図3におけるIV−IV部位の断面図である。
【図5】同実施形態で使用するエアバッグを平らに展開
した状態を示す正面図である。
【図6】同実施形態のエアバッグ装置において、ディフ
ューザーから噴出された膨張用ガスの流れ状態を示す概
略図である。
【図7】同実施形態のエアバッグ装置において、インフ
レーターから吐出された膨張用ガスの流れ状態を示す概
略断面図である。
【符号の説明】
11…エアバッグ、 34…インフレーター、 36a…(インフレーターの)ガス吐出口、 41…ディフューザー、 42…(ディフューザーの)周壁部、 43…(ディフューザーの)先端部、 45…凸部、 46…第1傾斜壁部、 46a…第1ガス噴出孔、 47…第2傾斜壁部、 47a…第2ガス噴出孔、 51・52…対向壁部、 W(W1・W2)…窓、 M…頭部保護エアバッグ装置。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折り畳まれて収納されて、膨張用ガスを
    流入させて展開膨張する板状のエアバッグと、該エアバ
    ッグ内に膨張用ガスを吐出可能なガス吐出口を有するシ
    リンダタイプのインフレーターと、を備えて構成される
    エアバッグ装置であって、 前記インフレーターにおける前記ガス吐出口付近には、
    前記ガス吐出口付近を覆いつつ先端側を閉塞されて、前
    記エアバッグに沿って前記エアバッグ内に配置される筒
    状のディフューザーが配設され、 該ディフューザーの先端付近における周壁部には、前記
    ディフューザーの軸方向に沿って並設される2つの傾斜
    壁部を備えた凸部が形成され、 前記各傾斜壁部には、前記傾斜壁部と略直交するように
    貫通して、膨張用ガスを噴出させるガス噴出孔が、それ
    ぞれ、形成されており、 前記凸部における前記ディフューザーの軸方向に沿った
    先端側と元部側とには、前記各傾斜壁部と、前記ディフ
    ューザーの軸方向に沿って対向することとなる対向壁部
    が、それぞれ、配設され、 該各対向壁部が、前記ガス噴出孔から噴出する膨張用ガ
    スを、それぞれ、前記ディフューザーの軸方向に沿っ
    て、かつ、前記ディフューザーの軸方向に交差するよう
    に、前記ディフューザーの先端側と元部側とに案内可能
    な構成とされていることを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 【請求項2】 前記傾斜壁部と、前記傾斜壁部に対向し
    て配置される前記対向壁部と、が、断面略V字形状とな
    るように、隣接して配置されていることを特徴とする請
    求項1記載のエアバッグ装置。
  3. 【請求項3】 前記傾斜壁部及び前記対向壁部が、前記
    ディフューザーにおける前記周壁部を、凹ませて形成さ
    れて、 前記凸部の最も突出した部位が、前記ディフューザーの
    外周面より内部側となる位置に形成されていることを特
    徴とする請求項1又は2記載のエアバッグ装置。
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